JP3174181B2 - フィルタおよびフィルタユニット - Google Patents
フィルタおよびフィルタユニットInfo
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- JP3174181B2 JP3174181B2 JP641493A JP641493A JP3174181B2 JP 3174181 B2 JP3174181 B2 JP 3174181B2 JP 641493 A JP641493 A JP 641493A JP 641493 A JP641493 A JP 641493A JP 3174181 B2 JP3174181 B2 JP 3174181B2
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Description
去および殺菌し、空気浄化を行うフィルタ、およびフィ
ルタユニットに関するものである。
は低圧力損失で、空気中の塵挨を効率良く除去、集塵す
るとともに殺菌し、フィルタ内での細菌類の繁殖を押
え、再生可能なことが求められている。
レットフィルタがー般的であった。以下、その構成につ
いて図14を参照しながら説明する。
101を構成する不織布102の繊維103a、103
b、103c、103d、・・・・・の一本、一本が電
気的に+と−に永久分極している。
と−、どちらかに帯電している場合が多く、空気中の塵
挨がエレクトレットフィルタ101に流入すると、不織
布102の繊維103a、103b、103c、103
d、・・・・・の一本一本が電気的に+と−に永久分極
していることにより、繊維103a、103b、103
c、103d、・・・・・間に電界が生まれ、そのクー
ロン力で、帯電塵挨が繊維103a、103b、103
c、103d、・・・・・に引き付けられ、除去、集
塵、浄化される。クーロン力を使っていることにより、
低圧力損失で、空気中の塵挨を効率良く除去することに
なる。
ルタでは、タバコ煙のような導電性の塵挨が流入してく
ると、繊維103a、103b、103c、103d、
・・・・・の電気的に+と−に永久分極している部分に
付着し、電気的に中和され、集塵効率が低下するという
課題があった。
性の塵挨に対しても、集塵効率が低下しないフィルタを
提供することを第1の目的とする。
ィルタユニットを提供することにある。
持し、電気的短絡を検知するフィルタ、およびフィルタ
ユニットを提供することにある。
繁殖防止をするフィルタ、およびフィルタユニットを提
供することにある。
びフィルタユニットを提供することにある。
成するための第1の手段は、不織布を構成する繊維表面
に、導電性被膜を形成し、導電不織布とし、前記導電不
織布の一端をアース端子とし、前記導電不織布の繊維表
面の導電性被膜の上に、一端を除いて絶縁被膜を形成
し、絶縁不織布とし、前記絶縁不織布の前記絶縁被膜を
形成していない一端を高圧端子とし、前記導電不織布と
前記絶縁不織布とを、前記アース端子を前記絶縁不織布
の外にずらし、前記高圧端子を前記アース端子の正反対
方向の前記導電不織布の外にずらした状態で、交互に1
個以上積層し、積層方向に圧縮し、前記アース端子にア
ース電極を設け、前記高圧端子に、高圧電極を設け、前
記アース電極と前記高圧電極とに、直流電圧を印加する
直流電源との構成としたものである。
手段は、枠体と、前記枠体内にプリーツ状に加工した構
成としたものである。
手段は、直流電源の出力側に抵抗と電流検知手段を備え
た構成としたものである。
手段は、導電不織布の導電性被膜を金属皮膜とし、絶縁
不織布の絶縁被膜上に、防カビ剤、抗菌剤をコーティン
グしてなる構成としたものである。
手段は、絶縁不織布の絶縁被膜上に、フッ素樹脂コーテ
ィングしてなる構成としたものである。
電不織布と絶縁不織布とを交互に積層し、積層方向に圧
縮し、直流電圧を印加することで、直流電圧が印加され
た絶縁不織布の高圧側繊維と、導電不織布のアース側繊
維とが交絡し、その交絡した繊維間の空間に電界が生ま
れ、導電性塵挨により電気的に中和されることなくクー
ロン力が維持され、空気中の塵挨を効率良く集塵するこ
とができるものである。
面通過風速を遅くすることができ、圧力損失の低下と寿
命を延ばすことができるものである。
布の絶縁被膜が絶縁破壊され、電気的な短絡時に、短絡
電流値を安全値以下に押え、絶縁破壊を知ることができ
るものである。
カビおよび細菌を殺菌することで、フィルタ表面でのカ
ビ、細菌類の繁殖を抑えることができるものである。
布の絶縁被膜上に溌水処理を施すことで、集塵した塵挨
をフィルタ繊維から剥がれ易くし、再生時に容易に再生
することができるものである。
図7を参照しながら説明する。
・、1mは、繊維2a、・・・表面に導電被膜3a、・
・・がなされ、一端にアース端子4a、4b、4c、4
d・・・が設けられている。5a、5b、5c、5d、
5e・・・は導電繊維である。絶縁不織布6a、6b・
・・の繊維2a、・・・表面に導電被膜3a、・・・が
なされ、更に導電被膜3a、・・・の表面に絶縁被膜7
a、7b、・・・が設けられ、絶縁不織布6a、6b・
・・の絶縁被膜されていない一端に高圧端子8a、8
b、8c・・・が設けられている。9a、9b、9c、
・・・は絶縁繊維である。導電不織布1a、・・・、1
mのアース端子4a、4b、4c、4d・・・を絶縁不
織布6a、6b・・・の外にずらし、高圧端子8a、8
b、8c・・・を、アース端子4a、4b、4c、4d
・・・の正反対方向の導電不織布1a、・・・、1mの
外にずらした状態で、交互に一個以上積層し、積層方向
に圧縮し、一個のフィルタ10としている。アース端子
4a、4b、4c、4d・・・にアース電極11が設け
られ、高圧端子8a、8b、8c・・・に高圧電極12
が設けられ、アース電極11と高圧電極12とは、直流
電圧を印加する直流電源13に接続されている。10は
フィルタである。導電不織布は導電繊維で構成され、図
5に示すように、導電繊維5aは不織布を構成する繊維
2a表面に導電被膜3aがなされている。絶縁不織布は
絶縁繊維で構成され、図6に示すように、絶縁繊維9a
は不織布を構成する繊維2a表面に導電被膜がなされ、
更にその上に一端を除いて絶縁被膜7aがなされてい
る。
・、1mを構成する導電繊維5a、5b,5c、・・・
と絶縁不織布6a、6b・・・を構成する絶縁繊維9
a、9b、9c、・・・とは、互いに交絡し、導電不織
布1a、・・・、1mと絶縁不織布6a、6b・・・
に、直流電源13により直流電圧を印加することにより
繊維間に電界が発生し、クーロン力により塵挨が効率的
に捕集される。直流電圧により、交絡する繊維間に電界
を発生させているため、導電性塵挨により電気的に中和
されることなく、クーロン力が常に発生し、効率良く捕
集される。交絡する各繊維間を100μm程度とする
と、10〜100V程度の直流電圧を印加すれば、0.
1〜1KV/mmと十分な電界が発生し、効率の良い捕
集が可能となる。
縁被膜を薄くする方が良く、絶縁被膜の厚みは1μm〜
数十μm程度が望ましい。絶縁被膜材料は、薄く、十分
な耐電圧があれば良く、ポリエステル樹脂あるいはポリ
アミドイミド系樹脂等がある。
によれば、10〜100V程度の外部直流電圧を印加す
ることにより、交絡する繊維間に電界を発生させ、クー
ロン力で塵挨を効率良く捕集し、低圧力損失で、長寿命
なフィルタを、提供することができる。
を用いても良く、その作用効果に差異を生じない。
表面に、導電性被膜を形成するとしたが、導電性繊維で
不織布を構成しても良い。
流電源を直流変換し用いることはさしつかえない。
め、被膜表面に硬度を持たせることは差し支えない。硬
度を持たせる手段としてセラミック系コーティングが考
えられる。なお、絶縁不織布を交互に1個以上積層する
ことだけでもよい。導電不織布と絶縁不織布間に直流電
圧を印加すると、導電不織布と絶縁不織布間に電界が発
生し、クーロン力により、流入塵埃が捕集されることと
なる。
〜図9を参照しながら説明する。図に示すように、プリ
ーツ状に加工されたフィルタ14は、アース電極11、
高圧電極12をそれぞれ、アース端子バネ15、高圧端
子バネ16に接触した状態で、枠体17におさめられて
いる。アース端子バネ15、高圧端子バネ16はそれぞ
れ、直流電圧を印加する端子である。
圧端子バネ16を介して、直流電圧が、プリーツ状に加
工されたフィルタ14に印加されると、クーロン力によ
り、塵挨が捕集される。フィルタ10がプリーツ状に加
工されているため、フィルタ10面の通過風速を遅くす
ることができる。
によれば、より長寿命で、低圧力損失で、高効率なフィ
ルタを提供することができる。
端子バネ15、高圧端子バネ16を用いたが、確実に電
気的に接続できればどのようなものでも良く、ハンダ付
けしたリード線あるいは端子台でもかまわない。
荒いメッシュ状のもので裏打ちすることは何等さしつか
えない。
0を参照しながら説明する。図に示すように、フィルタ
10のアース電極11および、高圧電極12に直流電源
13が接続され、直流電源13の出力側に抵抗18と直
流電流検知器19とが接続されている。
が破壊され、電気的短絡時に抵抗18の作用により、短
絡電流値が抑えられる。すなわち、直流電源13の直流
電圧を100V程度とすると、抵抗18を10↑7Ω〜
10↑8Ω程度にとると、短絡電流値は10μA〜1μ
A程度になり、十分に安全である。絶縁被膜の抵抗値を
10↑9Ω〜10↑10Ω以上とれば、抵抗18で電圧
降下もすることなく、十分な電圧がフィルタ10に印加
される。短絡し短絡電流が流れれば、直流電流検知器1
9が作動し、短絡状態を知ることとなる。直流電流検知
器19は、微小な直流電流が検知できればどのようなも
のでもよい。直流電流計でも差し支えない。図示はして
いないが、直流電流検知器19と連動して、警告ランプ
を点灯させ、故障表示および、直流電源をOFFにする
ことができる。
またはフィルタユニットによれば、絶縁破壊短絡時でも
安全状態を維持し、短絡表示をすることができる。
〜図12を参照しながら説明する。図に示すように、絶
縁不織布6aの絶縁繊維7aは、繊維2a表面に導電被
膜3aがなされ、更に、高圧端子8aを除いた導電被膜
3aの表面に、絶縁被膜7aが設けられ、更にその上に
防カビ剤、抗菌剤コーティング20aがなされている。
導電不織布1aの導電繊維5aは、金属被膜21aがな
されている。金属被膜としては、抗菌性があればどのよ
うなものでも良く、銅、亜鉛等で良い。
より捕集され、金属被膜21a上、または防カビ剤、抗
菌剤コーティング20a上に捕集される。金属被膜21
a上では、金属自体の持つ抗菌作用により、細菌類の繁
殖を押え、防カビ剤、抗菌剤コーティング20a上で
は、防カビ、抗菌作用により、カビ、細菌類の繁殖を抑
えることができる。
またはフィルタユニットによれば、フィルタ上でのカ
ビ、細菌類の繁殖を抑えることができる。
3を参照しながら説明する。図に示すように、絶縁不織
布6aの絶縁繊維9aは、繊維2a表面に導電被膜3a
がなされ、更に、高圧端子8aを除いた導電被膜3aの
表面に、絶縁被膜7aが設けられ、更にその上に溌水処
理としてフッ素樹脂コーティング22aがなされてい
る。
より、フッ素樹脂コーティング22a上に捕集される
が、溌水処理されているため付着塵挨が容易に剥がれ易
く、目づまり時には、衝撃を与える等により、容易に再
生可能となる。
またはフィルタユニットによれば、目づまり時に、容易
に再生することができる。
明によれば、不織布を構成する繊維に直流電圧を与える
ことにより、各交絡する繊維間に電界を発生させ、導電
性塵挨が集塵付着しても電気的に中和されることなく、
クーロン力を維持し、低圧力損失長寿命で、集塵効率を
高くすることができる、効果のあるフィルタが提供でき
る。
より、フィルタ面の通過風速を遅くし、大風量でも、長
寿命、低圧力損失とすることができる効果のあるフィル
タユニットが提供できる。
知手段を設けることにより、フィルタの絶縁破壊時に、
短絡電流を抑えることにより安全状態を維持し、短絡状
態を表示することができる効果のある、フィルタまたは
フィルタユニットが提供できる。
し、絶縁不織布の絶縁被膜上に防カビ剤、抗菌剤をコー
ティングすることにより、フィルタ面でのカビ、細菌の
繁殖を抑えることができる効果のあるフィルタまたはフ
ィルタユニットが提供できる。
理することにより、再生することができる効果のあるフ
ィルタまたはフィルタユニットが提供できる。
図
図
の拡大図
の拡大図
大図
Claims (5)
- 【請求項1】 不織布を構成する繊維表面に、導電性被
膜を形成し、導電不織布とし、前記導電不織布の一端を
アース端子とし、前記導電不織布の繊維表面の導電性被
膜の上に、一端を除いて絶縁被膜を形成し、絶縁不織布
とし、前記絶縁不織布の前記絶縁被膜を形成していない
一端を高圧端子とし、前記導電不織布と前記絶縁不織布
とを、前記アース端子を前記絶縁不織布の外にずらし、
前記高圧端子を前記アース端子の正反対方向の前記導電
不織布の外にずらした状態で、交互に1個以上積層し、
積層方向に圧縮し、前記アース端子にアース電極を設
け、前記高圧端子に、高圧電極を設け、前記アース電極
と前記高圧電極とに、直流電圧を印加する直流電源とを
設けてなるフィルタ。 - 【請求項2】 枠体と、前記枠体内にプリーツ状に加工
した請求項1記載のフィルタを設けてなるフィルタユニ
ット。 - 【請求項3】 直流電源の出力側に抵抗と電流検知手段
を設けてなる請求項1記載のフィルタまたは請求項2記
載のフィルタユニット。 - 【請求項4】 導電不織布の導電性被膜を金属皮膜と
し、絶縁不織布の絶縁被膜上に、防カビ剤、抗菌剤をコ
ーティングしてなる請求項1記載のフィルタまたは請求
項2記載のフィルタユニット。 - 【請求項5】 絶縁不織布の絶縁被膜上に、溌水処理し
てなる請求項1記載のフィルタまたは請求項2記載のフ
ィルタユニット。
Priority Applications (1)
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JP641493A JP3174181B2 (ja) | 1993-01-19 | 1993-01-19 | フィルタおよびフィルタユニット |
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JPH06210115A JPH06210115A (ja) | 1994-08-02 |
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ID=11637714
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP641493A Expired - Fee Related JP3174181B2 (ja) | 1993-01-19 | 1993-01-19 | フィルタおよびフィルタユニット |
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KR101231574B1 (ko) * | 2010-05-24 | 2013-02-08 | 한국에너지기술연구원 | 기공성 전극 적용 공기정화용 필터 |
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-
1993
- 1993-01-19 JP JP641493A patent/JP3174181B2/ja not_active Expired - Fee Related
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