JPS609346A - 直流回転機の運転中における絶縁診断方法 - Google Patents

直流回転機の運転中における絶縁診断方法

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JPS609346A
JPS609346A JP58114739A JP11473983A JPS609346A JP S609346 A JPS609346 A JP S609346A JP 58114739 A JP58114739 A JP 58114739A JP 11473983 A JP11473983 A JP 11473983A JP S609346 A JPS609346 A JP S609346A
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JP
Japan
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voltage
segments
commutator
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signal
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JP58114739A
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English (en)
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Katsuhide Sasabe
笹部 克秀
Masanori Tanaka
正規 田中
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、直流電動機や直流発電機等の直流回転機に関
し、さらに詳細には、直流回転機の電機子巻線を、断線
又は眉間絶縁低下の有無という観点から回転機の運転中
能率よく診断する絶縁診断法に関する。
従来、直流回転機たとえば直流電動機のIf!!縁診断
は、停機状態で、別電源(直流定電圧装置、又は直流定
電流装置又はサージ電圧発生装置と分析装置等)を用意
し、多数の整流子セグメント間の均一性をチェックする
方法によって行われており、事実上多頻度での診断は不
可能であった。−力、制御法の進歩により直流電動機に
多少の異品があっても、その作動が十分コントロールさ
れているので、直流電動機をコンガリと焼いていくとい
うようなケースもでてきている。このように、jJL来
は直流電動機を手軽に品持診断監視する決め手がなかっ
 ノこ。
したがって、本発明の目的は、オンジ・イン(活線)状
態におい′ζ直流回転機の整流子セグメントの電圧を瞬
時に検出することにより、電機子巻線の異品やライザの
断線を随時手軽に診断する絶縁診断法を提供することで
ある。
本発明によれば、多数の整流子セグメントを有する直流
回転機のオンライン状態において、その隣接する2つの
整流子セグメントのそれぞれに対して接触子の2つの接
触端子を慴動自在に接触させる。これらの再接触端子を
通して整流子セグメント間の電圧を信号として取り出し
て増幅する。
増幅した電圧信号を演算処理して、処理信号の電圧波形
解析を行い、セグメント間電圧が0あれば、ライザの断
線又はセグメント間完全短絡があると診断する。また、
有意差の電圧降下が周期的に発生していれば、電機子の
巻線そのものに界雷があると診断する。さらに、本発明
によれば、電圧降下の発生した表示を整流子セグメント
の角度位置と対応づけることによって、ライザの断線箇
所と電機子巻線の界雷箇所を特定する。
添付の図面を参照して、本発明の診断法を直流電動機に
適用した場合について詳細に説明する。
始めに、重ね巻巻線を持つ電機子回路を環状巻線の形で
示す第1図を参照する。直流電動機1oは、続しである
整流子セグメント12とを備えている。
図示の場合、整流子セグメントエ2ば36個あるものと
し、後の説明に便利なように■ないしOの番号を付けで
ある。また、電機子コイル11と整流子1?グノント1
2はそれぞれライザ13を用いて接続しである。このよ
うな電機子回路の均一性をチェックするために、以下に
述べる2つの端子を有する17ξ触子を用いる。
巻線給断を行うには、始めに、直流電動機の整流子側の
カバーを外して整流子セグメントとヨークの端面を露出
させる。簡便には、第2図に示J接触子20を用いて、
診断時に作業者が手で握り、回転運転中の直流電動機の
隣接する2つの整流子セグメントのそれぞれに対して接
触子20の両:4AI(21a 、 21bを慴動自在
に接触させて診19i作業を11う。両端子21a 、
21bの先端は針状になっていCメクリックカーボンで
作っであることが好ましい。
両接触端子間の信号として取り出した電圧信号は導線2
2a 、22bをそれぞれ通って信号処理装置23に送
られ、ここで信号の判別が行われて電機子巻線の異常を
診断する。
また、直流電動機の運転中随時診断を行うためには、第
3図に示したような接触子3oを用いることが好ましい
。この場合も、隣り合う異極整流ブラシ14.14(第
4図参照)のほぼ中間位置において、この接触子30は
、クランプ機構のような連結具31を用いて直流電動機
の整流子の外側、例えば、ヨークの端部に固定される。
接触子3oのフレーム32には、ロッド33、ロッド3
3のエアーシリンダによる駆動機構(図示せず)、及び
クランプ機構(図示せず)が設けられている。ロッド3
3の下α11)には、接触部36が取り付けられている
。この接触部36は、一対の接触端子37a 、’31
bを備えている。
上述のようにして、接触子3oの取り付けが終わると、
ロッド33の伸び量を調整して接触端子37a、37b
を整流子セグメン目2に外側より当接させるとともに横
方向に移動さモることにより、接触端子37a 、37
bが、第4図に示しであるように、隣接する2つの整流
子セグメント12a 、 12bにそれぞれ別個に接触
するように位置決めする。
接触端子37a 、37bは、アルミニウノ\などの良
導性金属で作っ°ζあることが好ましい。なお、接触子
30の構成の詳細については、昭和57年9月2()口
に本出願人が出願した「直流回転機のS線絵1IJi装
置」と題する実用新案願第57−143267冒−を参
照されたい。接触端子37a 、 37bは導線38a
 、38bをそれぞれ介し一ζ信号処理装置39に接続
しである。
この信号処理装置39は送られζきた電圧信号の判別を
行って電機子の巻線を診断する。
以下、この診断方法につい一ζ詳細に述べる。上述した
位置決めが完了すると、エアーシリンダでの当接、非当
接が随時操作可能であることをGIN Mlし、非当接
状態におく。直流電動機10は、メインスイッチ15を
投入することにより、し1示していない交流電源からの
交流をコンバータ(交流−直流変換器) 16によっ゛
ζ変換された直流電圧を印加されて運転される。この無
負荷運転において、接触端子当接操作すると、整流子セ
グメンI・I2がl lj1転する間に隣接するセグメ
ント12a 、 12b間の重圧が順番にかつ自動的に
信号処理装置39(23)に人力される。すなわち、こ
の電圧(fi号は、増幅器41によって増幅されて信号
処理器42、記憶演算分析装置44に入力される。この
信号処理器42において、入力信号は診断のため演算処
理されて表示装置43に送られその電圧波形が表示され
る。整流子セグメント12の回転を数回繰り返すことに
よって、第5図の(a)ないしtd)に例示するような
波形が表示装置43に得られる。また、記1.a演算分
析装置44においては、電圧波形を演算解析し積分値で
の平均値との偏差や爪!11値との偏差を診断して異音
時警報装置45にて警報する。また、ロギングデータは
随時プリンタ46にて出力できる。検出表示された電圧
波形及び波形分析データの規則性の有無や変化状況から
ライザの断線の有無や電機子セグメントの短絡の有無と
個数が診断できる。また、検出電圧と電機子の回転角度
ずなわら角度位置を対応づけることによって巻線抵抗の
界雷箇所を特定することもできる。
こうした診断方法の一例を第5図を参照して詳細に説明
する。第5図は、表示装置43に表示された検出電圧の
波形を、横軸に時間(角度位tiりを縦軸に電圧をとっ
て、模式的に図示したもので、(A)は圧密の場合(左
側に示す如く均一な電圧波形となるが、モータの設計特
性により多少の変形波形もある。−例を右側に示す。)
、(13)はライザ1tli線の場合(同じく状態を分
けて)、(C)は電機子2セグメント短絡の場合、(I
〕)は電機子3セグメント短絡の場合の診断事例を示し
ている。第5 (Δ)図かられかるように、直流電動機
が正當運転の場合は、検出電圧の波形は均一であっ゛ζ
規則性に変化は見られない。ff15 (B)図から、
あるライザ13(第1図参照)が断線すると、それに接
続されている例えばセグメントQとこれに隣接するセグ
メント0−◎及びo−Gの角度位置で検出電圧はOvと
なることが観察される。したがって、ライザのIlil
車線とどのライザが11ノ1わi!しているかというこ
とがわかる。−力、波H線方式の電機子の2セグメント
が短絡しCいる場合は、第5(C)図かられかるように
、短絡部(例えばセグメント■〜O)で電圧がQVにな
るとともにその反対側(セグメン)6−4)及び0〜0
>で電圧が2箇所半分に低下する。この場合、模式図で
は図示を省”B シであるが、波形の全体的な変動も発
生ずる。さらに、電機子の3セグメントが短絡している
場合は、第5 (D)図かられかるように、短絡部(例
えばセグメント■〜■及び■〜■)の2箇所で電圧がO
Vになるとともにその反対側(セグメント0−0.■〜
0及び(D−4))で11i圧が1/2電圧−0V−1
/2電圧#よと低下する。この場合も、図示を省略しで
あるが、電圧波形は全体的に変動する。このように、電
機子セグメント短絡についても、その事実と関数および
どのセグメントが短絡しているかということもわかるの
である。
なお、信号処理器42には、増幅器41からの入力信号
の他、第4図に図示しであるように、診断ずべき直流電
動機IOのたとえば電機子電圧、電機電流、界磁電流、
回転数、トルク及び整流の状況などの各種状況量X、、
、Zを入力して記憶演算分析装置44により変動量解析
や基fP値との偏差解析を行い診断することもできる。
以上の説明から明らかなように、本発明のjlv H診
W1法は、直流回転機の運転中にその電源お31、ひ連
動を利用し−C自動的にしかも機械的にtft度よく絶
縁絵IJiを行うものであるから、診断に時間1.:j
j力を要しないのは勿論、データの記録、l−1キング
、数値分析などが容易となって高度の解析を可能ならし
め、これによって電機子S線断線や接続部ごあるライザ
の断線ばかりでなく、ブラシの接h1;状況や整流状況
などの過渡的現象までをも含めた電機子全体の診断を可
能ならしめるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、直流電動機の重ね巻巻線を持つ電殿子回1?
δを環状巻線の形で示す模式図である。 第2図は、本発明の診断法に用いる接触子の1例であっ
て、作業者が手で操作する簡便な接PIIl:子とそれ
に用いる信号処理装置とを示す説明図である。 第3図は、本発明の診111法に用いる接触子の他の例
を示す正面図である。 第4図は、本発明の診断法を例示する模式図1ある。 第5図は、本発明の診断法において、表示装置に表示さ
れた検出電圧の波形を時間に対して示す電圧波形図であ
る。 図面において、 1〇−直流電動機、 11−電機子コイル、 12−ffl流子セグメント (■ないし■)、13・
・−ライザ、 20.30−・接触子、 21a 、 21b 、37a 、 37b−接触端子
、23.39−・信号処理装置、 41−増幅器、 42−信号処理器、 43−・・表示器、 44−・記憶演算分析装置、 46−ジータプリンタ。 出願人 住友金171工業株式会社 代理人 弁理士 新居 1彦 第2図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)多数の整流子セグメントを有するオンライン状態
    の直流回転機の隣接する2つの整流子セグメントのそれ
    ぞれに対して接触子の2つの接触端子を慴動自在に接触
    させ、両接触端子を通して整流子セグメント間の電圧を
    信号として取り出し、この電圧信号を増幅した後処理し
    、処理信号を電圧波形解析することによって、セグメン
    ト間電圧が0であればライザの断線又はセグメント間完
    全短絡があると診断し、又、有意差の電圧降下が周期的
    に発生していれば電機子巻線そのものに異品があると診
    断することを特徴とする直流回転機の運転中における絶
    縁診断法。
JP58114739A 1983-06-25 1983-06-25 直流回転機の運転中における絶縁診断方法 Pending JPS609346A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6335970U (ja) * 1986-08-22 1988-03-08
JP2010286312A (ja) * 2009-06-10 2010-12-24 Denso Corp 回転子検査装置及び回転子検査方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS547504A (en) * 1977-06-20 1979-01-20 Toshiba Corp Insulation supervisory equipment

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