JPS60933B2 - 電磁鉄心のインサ−ト成型方法 - Google Patents

電磁鉄心のインサ−ト成型方法

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JPS60933B2
JPS60933B2 JP189179A JP189179A JPS60933B2 JP S60933 B2 JPS60933 B2 JP S60933B2 JP 189179 A JP189179 A JP 189179A JP 189179 A JP189179 A JP 189179A JP S60933 B2 JPS60933 B2 JP S60933B2
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JP
Japan
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electromagnetic core
insert molding
core
electromagnetic
molding
Prior art date
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JP189179A
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English (en)
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JPS5593624A (en
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清治 辻川
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、露滋継電器などの電磁鉄心をインサート成
型する方法に関するものである。
従来、第8図に示すような電磁鉄心14の磁極面15の
みを露出させて、合成樹脂材にインサ−ト成型する場合
、第9図に示すように、下型16の凹所17に上記鉄心
14の磁極面15を鉄合して、下型16上に鉄心14を
保持した後、上型18を被せ、上下の金型16,18間
に形成される空隙19に合成樹脂を流し込んで、鉄心1
4の外周を樹脂モールドしてコイルスプール20を形成
する方法が知られている。
ところで「上記下型16の凹所17に鉄合されている部
分の長さ1が小さいので、成型時の合成樹脂流入圧力に
よって、鉄心14が変位するため、上記の鉄合だけで鉄
心14を金型16,18内で保持することが困難であり
、したがって「たとえば上型18に突設した押圧突子2
1をもって直接的に鉄心14を押圧固定して保持する手
段が探られている。
ところが、押圧突子21によって、鉄心14を押圧して
いるため、成型後において、第10図に示すように横脂
モ−ルド部つまりコイルスプール201こ突子孔22が
形成される結果となり、この突子孔22を塞ぐ後処理を
施さねばならず、作業性がよくない欠点がある。
この発明は、上記の欠点を解消して、作業のよい電磁鉄
心のインサート成型を可能にした成型方法を提供するこ
とを目的とする。
以下、この発明の実施例を図面にしたがって説明する。
第1図において、1‘まこの発明に係るィンサ−ト成型
方法によってインサートされる門形の電磁鉄心であり、
その両端を折り曲げて、磁極面2,2を形成している。
第2図は成型金型における下型3を示し、上記電磁鉄心
1の磁極面2,2と対応する位置に鉄合孔4,4が形成
され、この鞍合孔4,4に永久磁石もしくは電磁石から
なる磁石体5が、その極面6を露呈した状態で鉄合され
ている。上記の磁石体5の極面6に対して、第3図に示
すように、電磁鉄心1の磁極面2,2を当接させて、磁
石体5の極面6で磁極面2,2を吸着保持させ、−下型
3上に電磁鉄心1を位置決め固定する。
次に、第4図に示すように、樹脂流入孔8を有する上型
9を、上記の下型3に対して鉄合し、電磁鉄心1の外周
に形成される上下金型3,9の空隙101こ合成樹脂を
注入して、第5図に示すような電磁鉄心1の外周を樹脂
モールドしてコイルスプール11を形成した電磁鉄心1
のインサート成型品を得る。
以上のように、電磁鉄心1は、その磁極面2,2を、下
型3の競合孔4,4に鉄合されている磁石体5によって
吸着保持されているから、合成樹脂材を樹脂流入孔8か
ら上下金型3,9の空隙10内へ注入しても、その時の
流入圧力によって、電磁鉄心1が揺動したり、変位する
ことがなく、適正なインサート成型を行うことができる
また、電磁鉄心1は、その磁極面2,2が磁石体5の極
面6に当接しているだけで、それ以外の部分、つまり、
樹脂モールドされる部分の表面は、他の部村と当接して
いないから、成型後において、コイルスプール11に従
来のような突子孔などが形成されず、そのため、上記の
突子孔などを塞ぐ後処理が不要となる上、成型後の仕上
り状態を向上させることができる。上記下型3の鉄合孔
4,4に鼓合されている磁石体5を、永久磁石で構成す
れば、単に磁石体5を、下型3の蕨合孔4,4内に鉄合
するだけでよく、電気的配線等の手間を省くことができ
る。
一方、磁石体5を電磁石で構成すれば、電気的配線等の
手間が必要であるけれど、インサート成型された電磁鉄
心1を、ノックアウトする場合、磁石体5による吸着力
を断ずることができるから、ノックアウト操作が容易に
なる利点がある。第6図は、この発明の変形例を示す。
この場合、電磁鉄心1の一端部の磁極面2を磁石体5で
吸着保持し、他端部はたとえば上下金型3,9に突設し
た押圧突子12,13によって、押圧保持するようにな
っており、このような保持方法によっても「上記同様の
効果を奏することができる。さらに、第7図は他の変形
例を示す。この場合、電磁鉄心1の一端部の磁極面2を
磁石体5で吸着保持し、折曲されていない他端部はたと
えば上下金型3,9で直接押圧保持しており、このよう
な保持方法によっても、上記同様の効果を奏することが
できる。以上のようにこの発明は、電磁鉄心を適確に保
持して成型精度の向上を図ることができるとともに「イ
ンサート成型後において、樹脂モールド部分に突子孔な
どが形成されないため、これを塞ぐ作業が不要となり、
作業性がよくなるほどの利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係るインサート成型によってインサ
ートされる電磁鉄0の斜視図、第2図ないし第4図はこ
の発明に係るインサート成型の手順を示す説明図、第5
図はこの発明によって得た成型品の断面図、第6図は変
形例の断面図、第7図は他の変形例の断面図、第8図な
いし第10図は従来例の説明図である。 1…・・・電磁鉄心、2,2…・・・磁極面、3・・・
・・・下型、5……磁石体、9…・・・上型、11…・
・・コイルスプール。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図 第10図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下型に埋設された磁石体で電磁鉄心の磁極面を吸着
    保持して上記鉄心を位置決め固定させ、この状態で上型
    を嵌合した後、上記鉄心の外周を樹脂モールドすること
    を特徴とする電磁鉄心のインサート成型方法。 2 上記鉄心の一端部を磁石体で吸着保持し、他端部を
    金型で押圧保持する特許請求の範囲第1項記載の電磁鉄
    心のインサート成型方法。 3 磁石体は永久磁石である特許請求の範囲第1項また
    は第2項記載の電磁鉄心のインサート成型方法。 4 磁石体は電磁石である特許請求の範囲第1項または
    第2項記載の電磁鉄心のインサート成型方法。 5 樹脂モールド部でコイルスプールを形成してなる特
    許請求の範囲第1項ないし第4項記載の電磁鉄心のイン
    サート成型方法。
JP189179A 1979-01-10 1979-01-10 電磁鉄心のインサ−ト成型方法 Expired JPS60933B2 (ja)

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JP189179A JPS60933B2 (ja) 1979-01-10 1979-01-10 電磁鉄心のインサ−ト成型方法

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JPS5593624A JPS5593624A (en) 1980-07-16
JPS60933B2 true JPS60933B2 (ja) 1985-01-11

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EP0720194B1 (en) * 1993-09-17 2000-12-06 Omron Corporation Electromagnetic relay

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JPS5593624A (en) 1980-07-16

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