JPS609269Y2 - 無杼織機に於ける測長ロ−ラ− - Google Patents
無杼織機に於ける測長ロ−ラ−Info
- Publication number
- JPS609269Y2 JPS609269Y2 JP5554381U JP5554381U JPS609269Y2 JP S609269 Y2 JPS609269 Y2 JP S609269Y2 JP 5554381 U JP5554381 U JP 5554381U JP 5554381 U JP5554381 U JP 5554381U JP S609269 Y2 JPS609269 Y2 JP S609269Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- length measuring
- loom
- measuring roller
- length
- weft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Looms (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は流体噴射緯入無杼織機に於ける測長ローラーに
関し、更に詳しくは織機外の供給パッケージから引出し
た緯糸を、織機と関連して回転する測長ドラムに被動回
転可能に接圧し、織巾に応じ最適した緯糸長を貯留する
測長ローラーに関するものである。
関し、更に詳しくは織機外の供給パッケージから引出し
た緯糸を、織機と関連して回転する測長ドラムに被動回
転可能に接圧し、織巾に応じ最適した緯糸長を貯留する
測長ローラーに関するものである。
従来製織に際し１ピツク毎の緯糸を測長し、貯溜する測
長ローラーは織機のおき巾によって多少異るが、おさ巾
１５０ｃｍの織機では直径の異なる約２０＠以上を予め
用意し、織巾に応じ最適のものを選択する必要がある。
長ローラーは織機のおき巾によって多少異るが、おさ巾
１５０ｃｍの織機では直径の異なる約２０＠以上を予め
用意し、織巾に応じ最適のものを選択する必要がある。
測長ローラーに貯溜する緯糸の測長量は織製に重要であ
ることはいうまでもなく、必要以上に貯溜緯糸が長すぎ
ると織物に対する緯糸の消費量が多く、不経済であるこ
とから織巾に応じ其の都度最適した測長ローラーと交換
を要する。
ることはいうまでもなく、必要以上に貯溜緯糸が長すぎ
ると織物に対する緯糸の消費量が多く、不経済であるこ
とから織巾に応じ其の都度最適した測長ローラーと交換
を要する。
しかし、一般に普及している織機では測長ローラーはク
ランク軸の一回転中に３回転し、１ピンク毎に必要な緯
糸をパッケージから引出し測長ローラーの円周に囲撓す
るようになっている。
ランク軸の一回転中に３回転し、１ピンク毎に必要な緯
糸をパッケージから引出し測長ローラーの円周に囲撓す
るようになっている。
ところが、測長ローラーの長径が０．５〜１簡の差を以
て予め用意されていたとしても、長さは一周で長径の３
倍以上の差があるところから最少限必要とする緯糸長に
対する測長ローラーの選択は困難性が伴い満足できなく
、更に多数個に亘る測長ローラーの保管、取替は容易で
ない。
て予め用意されていたとしても、長さは一周で長径の３
倍以上の差があるところから最少限必要とする緯糸長に
対する測長ローラーの選択は困難性が伴い満足できなく
、更に多数個に亘る測長ローラーの保管、取替は容易で
ない。
例えば、三機種の織機の稼動工場では約１００種数に亘
る機台数に対応した数の保管々理を要している現状であ
る。
る機台数に対応した数の保管々理を要している現状であ
る。
本考案は上述した点に鑑み一台の織機のおさ巾に対し１
個の測長ローラーで、１ビツク毎に最少限必要とする緯
糸貯溜量の微調整を行い得ると共に、管理及び取替に要
する手間の解消を目的とした無杼織機に於ける測長ロー
ラーを提供せんとするものである。
個の測長ローラーで、１ビツク毎に最少限必要とする緯
糸貯溜量の微調整を行い得ると共に、管理及び取替に要
する手間の解消を目的とした無杼織機に於ける測長ロー
ラーを提供せんとするものである。
本考案測長ローラーは、織機と関連して回転する測長ド
ラムに接圧する駆動ローラーを取付けた回転軸に、スプ
リングを介在して一対の円板を対向させて設け、該両円
板の対向面には傾斜した多数の係合歯を放射状に突設し
、該係合歯の噛合い深さの調整変更で両係合歯円周に囲
撓する緯糸貯溜量の微調整を行うように構成したもので
ある。
ラムに接圧する駆動ローラーを取付けた回転軸に、スプ
リングを介在して一対の円板を対向させて設け、該両円
板の対向面には傾斜した多数の係合歯を放射状に突設し
、該係合歯の噛合い深さの調整変更で両係合歯円周に囲
撓する緯糸貯溜量の微調整を行うように構成したもので
ある。
次に本考案測長ローラーの実施例を図面に就で説明する
と下記の通りである。
と下記の通りである。
１は織機のクランク軸（図示せず）を動源として回転す
る測長ドラム、Ａは一対の円板２，３からなる測長ロー
ラーで、該両円板２，３の対向面には同一形状の傾斜し
た多数の係合歯４が放射状等間隔に突設され、スプリン
グ５を介在し、二平面を有し且つ螺条７を形成した軸８
に、一方の円板２と軸８と一体回転するが、該軸上の摺
動を許容しないように、又他方の円板３は軸８上の摺動
を許容し、該軸と一体回転するように緩着されている。
る測長ドラム、Ａは一対の円板２，３からなる測長ロー
ラーで、該両円板２，３の対向面には同一形状の傾斜し
た多数の係合歯４が放射状等間隔に突設され、スプリン
グ５を介在し、二平面を有し且つ螺条７を形成した軸８
に、一方の円板２と軸８と一体回転するが、該軸上の摺
動を許容しないように、又他方の円板３は軸８上の摺動
を許容し、該軸と一体回転するように緩着されている。
一方の円板２は軸８の一端に固定した前記測長ドラム１
に接圧する駆動ローラー９の端面に当接せしめである。
に接圧する駆動ローラー９の端面に当接せしめである。
１０は軸８に形成した螺条７に対する螺条１０を内周面
に設は軸８に螺合した調整環で、円板３の端面に当接し
た状態で、正逆回転せしめることによって円板３をスプ
リング５に抗し前進し、又スプリング５の反発力で後退
せしめ、両円板の対向面に突設した保合歯４の噛合い深
さを調整し、噛合直径りを変化するように構成したもの
である。
に設は軸８に螺合した調整環で、円板３の端面に当接し
た状態で、正逆回転せしめることによって円板３をスプ
リング５に抗し前進し、又スプリング５の反発力で後退
せしめ、両円板の対向面に突設した保合歯４の噛合い深
さを調整し、噛合直径りを変化するように構成したもの
である。
他の実施例として、円板２，３の回転方向の固定手段及
び円板３の摺動手段は軸８にキーを埋設した滑りキー機
構を利用してもよく、又両円板２．３の対向面に突設し
た傾斜状の係合歯は横断面が円形の鋼線を曲折したもの
を円板に取付けてもよく、更に係合歯は耐摩耗性が要求
されるところから、例えばアルミナ又はセラミック等の
素材で形成した係合歯を合成樹脂性の円板に取付けるよ
うにしてもよく、更に又係合歯と円板を合成樹脂で一体
成形し、係合歯の緯糸接触部分の表面に耐摩耗性の物質
をコーテング又はメッキ加工する構成とするもよい。
び円板３の摺動手段は軸８にキーを埋設した滑りキー機
構を利用してもよく、又両円板２．３の対向面に突設し
た傾斜状の係合歯は横断面が円形の鋼線を曲折したもの
を円板に取付けてもよく、更に係合歯は耐摩耗性が要求
されるところから、例えばアルミナ又はセラミック等の
素材で形成した係合歯を合成樹脂性の円板に取付けるよ
うにしてもよく、更に又係合歯と円板を合成樹脂で一体
成形し、係合歯の緯糸接触部分の表面に耐摩耗性の物質
をコーテング又はメッキ加工する構成とするもよい。
更に又円板３の外側面又は外側面に設けたボスに目盛を
設け、調整環１０の外周に基準線を刻設するようにすれ
ば、円板３の前進、後退による係合歯の噛合直径りの調
整を手加減に比し正確に容易に行い得ることが出来るの
で便利である。
設け、調整環１０の外周に基準線を刻設するようにすれ
ば、円板３の前進、後退による係合歯の噛合直径りの調
整を手加減に比し正確に容易に行い得ることが出来るの
で便利である。
然して本考案は、供給パッケージから引出した緯糸Ｙを
、測長ドラム１の回転により駆動ローラー９を経て被動
回転する測長ローラーＡの係合歯４の噛合い円周に、従
来の円滑な測長ローラーと同様に３回囲撓貯溜せしめる
もので、予め調整環１０を織巾に応じ調整し、係合歯４
の噛合直径りを選定することによって最少限必要とする
緯糸を貯溜することができる。
、測長ドラム１の回転により駆動ローラー９を経て被動
回転する測長ローラーＡの係合歯４の噛合い円周に、従
来の円滑な測長ローラーと同様に３回囲撓貯溜せしめる
もので、予め調整環１０を織巾に応じ調整し、係合歯４
の噛合直径りを選定することによって最少限必要とする
緯糸を貯溜することができる。
本考案は上述したように織機１台に対し１個の測長ロー
ラーで、織巾に応じ最少限必要とする緯糸の貯溜長を、
■タッチによる微調整動作を以て緯糸貯溜部の直径を変
化せしめるものであるから、従来のように織巾に応じ多
数個用意した測長ローラーと取替を行う必要がなく、緯
糸貯溜部の直径の変化を微調整することができるので、
緯糸の消費量の節減を計り得ることができ、更に構成が
簡単であるので故障することもなく安価に提供し得る等
の効果を有するものである。
ラーで、織巾に応じ最少限必要とする緯糸の貯溜長を、
■タッチによる微調整動作を以て緯糸貯溜部の直径を変
化せしめるものであるから、従来のように織巾に応じ多
数個用意した測長ローラーと取替を行う必要がなく、緯
糸貯溜部の直径の変化を微調整することができるので、
緯糸の消費量の節減を計り得ることができ、更に構成が
簡単であるので故障することもなく安価に提供し得る等
の効果を有するものである。
添付図面は本考案測長ローラーの一部欠切き正面を示す
ものである。 Ａ・・・・・・測長ローラー、２，３・・・・・・円板
、４・・・・・・係合歯。
ものである。 Ａ・・・・・・測長ローラー、２，３・・・・・・円板
、４・・・・・・係合歯。
Claims (1)
- 織機と関連して回転する測長ドラムに接圧する駆動ロー
ラーを取付けた軸にスプリングを介在して一対の円板を
対向させて設け、該両円板の対向面には傾斜した多数の
係合歯を放射状に突設し、該係合歯の噛合い深さの調整
変更で両係合歯の円周に囲撓する緯糸貯留長の微調整を
行なうようにしたことを特徴とする無杼織機に於ける測
長ローフ−０
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5554381U JPS609269Y2 (ja) | 1981-03-16 | 1981-03-16 | 無杼織機に於ける測長ロ−ラ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5554381U JPS609269Y2 (ja) | 1981-03-16 | 1981-03-16 | 無杼織機に於ける測長ロ−ラ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57150576U JPS57150576U (ja) | 1982-09-21 |
| JPS609269Y2 true JPS609269Y2 (ja) | 1985-04-02 |
Family
ID=29852097
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5554381U Expired JPS609269Y2 (ja) | 1981-03-16 | 1981-03-16 | 無杼織機に於ける測長ロ−ラ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS609269Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH037422Y2 (ja) * | 1984-10-02 | 1991-02-25 |
-
1981
- 1981-03-16 JP JP5554381U patent/JPS609269Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57150576U (ja) | 1982-09-21 |
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