JPS6092334A - 樹脂状高分子物質表面の処理方法 - Google Patents

樹脂状高分子物質表面の処理方法

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Publication number
JPS6092334A
JPS6092334A JP19922583A JP19922583A JPS6092334A JP S6092334 A JPS6092334 A JP S6092334A JP 19922583 A JP19922583 A JP 19922583A JP 19922583 A JP19922583 A JP 19922583A JP S6092334 A JPS6092334 A JP S6092334A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
resinous polymer
bactericidal
mold
treatment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19922583A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Nakamura
中村 晨一
Tetsuma Maeda
前田 哲馬
Iwao Kamiya
上谷 巖
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiwa Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Daiwa Chemical Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daiwa Chemical Industries Ltd filed Critical Daiwa Chemical Industries Ltd
Priority to JP19922583A priority Critical patent/JPS6092334A/ja
Publication of JPS6092334A publication Critical patent/JPS6092334A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
  • Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、一般に使用されている殺菌性化合物および/
または防カビ性化合物をアルキルエチレン尿素(アルキ
ル基は08〜20)と併用して合成樹脂、ゴム製品等樹
脂状高分子物質表面に処理することにより殺菌、防カビ
性化合物を耐水性または耐洗濯性を付与させる方法に関
する。
樹脂状高分子物質は、合成化学の発達と共に各種のもの
が開発されている。 その用途は、従来の皮革製品、布
製品、紙製品等非常に多くのものが合成樹脂によって代
替させられている。 その中でフィルム状として使用さ
れるものが多い。
合成樹脂フィルムの特徴としては、種類によって異なる
が透明性に優れている、水に対して強い、耐候性があっ
て腐敗しにくいこと、その上安価に大量生産が可能であ
ること等の利点が多く、その種類は、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリ塩化ヒニール、ポリエチレン、ポリ
エチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ナイ四ン
、ポリイミド、ポリ塩化ビニリデン、ポリビニルアルコ
ール、合成ゴム等多数で、その応用面は、それぞれの樹
脂の特徴を有効に生かし、ジャンパー、雨具等の衣類、
靴、カバン、ランドセル、その他食品の包装用、建材用
、運動靴、スキー用具等運動用具、家具、室内装飾用、
敷き物など多い。 又消費の大きいものとしてはビニー
ルハウス用ニ用いられる農業用がかなりの量が考えられ
る。 その他写真用フィルム、粘着テープベース、磁気
テープペース、ソーセージケーシング等数えあげればき
りのない程多くのものに利用されている。
これら合成樹脂製品は、たしかに微生物に対する抵抗性
は天然のものに比較して強いが、使用条件、保管条件等
によって細菌、カビ等の微生物の発生することがあり、
それ自体の損傷は少いが、他に与える影響の大きいこと
がある。 例えば、塩化ビニール製の靴、雨靴、運動靴
、子供用履物等では、着用時の通気性不良からくる、む
れによって、かえって微生物の増殖に好都合となり、こ
の結果、異臭の発生、水虫その他皮膚疾患の発生が多く
見られる。 特に春から秋にかけて多発する。 この防
止の一案として靴下等に抗微生物化合物を処理すること
が考えられ、かなりの効果をあげているが履物の直接処
理も必要となる。 又農業用として使用される速成栽培
用ビニールノ1ウスのポリ塩化ビニール、ポリエチレン
フィルム等では下部を土壌中に埋設させる結果、この部
分にかなり微生物に汚染せられ、これが原因で種々の植
物病害菌が発生する。
このように微生物の媒体となることを防止するため殺菌
剤、防カビ剤の処理が考えられるが、樹脂表面は吸水性
が非常に悪い。 そのため表面に薬液を撒布、塗布ある
いは浸漬しても付着量に限度があるため雨水による脱落
も早(、その効果も期待することができない。 又運動
靴等は常に清潔に保つと云うことから石鹸液↑洗浄され
る機会が多いが、−回の洗浄で薬剤の大部分が脱落し、
全く無効の状態になる。 この解決方法として糧々の薬
剤を樹脂に練り込む方法が考えられる。
たしかに練り込み法にすれば長期間薬効が保証されるが
樹脂類の融点が/!θ℃以上になると薬剤の耐熱性が問
題となり、その冥現性が乏しくなる。
本発明は、樹脂状高分子物質表面に殺菌性化合物、防カ
ビ性化合物をアルキルエチレン尿素と共に処理すること
によって耐水性は勿論、石鹸液による洗浄においてもJ
−0〜100回位耐えるようになり、又使用上殆んど問
題にならないがドライクリーニングに使用されるトリク
ロールエチレン、テトラクロールエチレン、 //:/
−トリクロールエタン、ミネラルターペン等の溶剤で処
理しても殆んど薬剤が溶出しないことを発見した。
水に対し薬剤の溶出が見られないことは薬剤の安全性を
充分考慮して使用するならば食品包装用としても充分応
用が可能となる。 食品を完全滅菌しても包装から菌の
増殖することが考えられるが、この問題も解決する。
樹脂フィルムにあっては、単一樹脂によるフィルムまた
異種フィルムの貼合せ、あるいはフィルムに綿布、毛織
物、合成繊維布等を貼合せたもの、その他紙、アルミ箔
等のラミネート等も考えられる。 この他樹脂表面を顔
料、染料等で着色したものや印刷された物などすべてが
対照となる。
薬剤の処理量は、樹脂表面のみの場合は比較的濃度を高
(繊維製品等の貼合せ製品にあっては濃度を低くする等
考慮を必要とするが薬剤の処理量は?当りθoig〜よ
0g好ましくは−当りoig〜iogである。
薬剤は、水に溶解するか、あるいは適当な有機溶剤に溶
解し、界面活性剤を併用して水に可溶化するか、水中に
乳化分散させて使用する。 その細氷、有機溶剤に溶解
し難い化合物にあっても微粉にした後水中に分散剤と共
に分散させることによっても応用が可能となる。
アルキルエチレン尿素の使用量は、樹脂に対しm”肖り
θ/I〜/θ9好ましくはθ、tg−jgで使用よ際1
.−’(け界面活性剤、溶剤等電併用し、フルジョンと
して使用する。 使用に際し殺菌剤、防カビ剤を混合し
て使用する。
本発明に使用される殺菌性化合物、防カビ性化合物は従
来公知のものが広い範囲で使用が可能であるが、その例
として次の様な化合物をあげることができる。
0 .2.Xg’−トリクロロ−2′−ハイドロキシジ
フェニール。
エーテル 02−(4t−チアゾリル)−ベンズイミダゾールoN
−ジメチルアミノ−N’−フェニール−N’−(フロロ
ジクロ四メチルチオ)−スルファミド Od−ブロムシンナムアルデヒド o /、6−ジー(4tl−クロロフェニールジグアニ
ド)ヘキサン0 テトラクロロネソフタロニトリル Oショートメチル−P−トリルスルフォン0 テトラメ
チルチウラムジサルファイドOP−り四−ルーm−キシ
レノール 0 アルキル、ジメチルベンジルアンモニウムクロライ
ド0 233−6−チトラクロロークー(メチルスルフ
オニール)ピリジン oZn−2−ピリジンチオール−/−オキシドOP−オ
キシ安息香酸エチルエステル 0 デバイドロ酢酸 これら殺菌性化合物、防カビ性化合は単独でもよいが2
種類あるいけそれ以上配合して使用することもできる。
゛以下実施例をあげて詳細に説明する。
実施例 殺菌剤として100gの2 K Q’−トリクロロ−2
゛−ハイドロキシ、ジフェニールエーテル、防カビ剤と
してtopの2−(llt−チアゾリル)−ベンズイミ
ダゾールおよび/!077のオクタデシル、エチレン尿
素にコθOIIのエチレンクリコール七ノエチルグリコ
ールアセテートと4toogのキシレンおよびノニルフ
ェノール、エチレンオキサイド10モル付加物を100
g加えて製剤とした。
こ\に得たものは水に加えると乳化分散するので次の条
件で各種樹脂フィルムに処理したのちキユアリングを行
い水洗浄及び洗濯を行った後の抗菌力を試験した。 な
お対照としてオクタデシルエチレン尿素を添加せず殺菌
剤、防カビ剤のみを乳化して使用した。
試験条件 +11供試フイルム ポリエチレン 軟質ポリ塩化ビニール 6−ナイロン ポリ環化ビニリゾ/ ポリプロピレン (2)薬剤処理条件 濃 度 20重量%塗布量(−両
面2!y 予備乾燥 70℃×IO分間 キユアリング /30℃×2Q分間 (3)水洗試験 試験フィルムを各/θdに切り、これ
を/lビーカーに入れ、/ lA+の流水にて30分間
処理it1回の水洗 とした。
(4)洗濯試験 家庭用洗濯機 洗 剤 ニュービーズ / 11/it(花王石鹸株式
会社製合成洗剤) 洗濯時間 ダO℃×/θ分間 水 洗 水をオーバーフローしながら!分間水洗上記工
程を洗濯7回とした。
(5)効力試験方法 細菌用培地およびポテトデキスト
ロース培地を約20m1シヤーレ(径 りQ關)に流しこむ。 固化したも のを基層とし、次に下記テスト菌を 含む培地的!mlを重層する。 試 料をユ!dに切り培地上にはりっけ 培養する。
(6)テスト菌、培地 (ブドウ球菌ムレ臭発生原因菌) 普通寒天培地 32℃×29を時間 (白#菌、水虫原因菌) ポテトデキストロース培地2rC×7日間試験成績を表
1および表ユに示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 殺菌性化合物および/fたけ防カビ性化合物をアルキル
    エチレン尿素(アルキル基は08〜20)と併用処理し
    、耐水性または耐洗濯性を付与させることを特徴とする
    樹脂状高分子物質表面の処理方法。
JP19922583A 1983-10-26 1983-10-26 樹脂状高分子物質表面の処理方法 Pending JPS6092334A (ja)

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JPS6092334A true JPS6092334A (ja) 1985-05-23

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61275481A (ja) * 1985-05-29 1986-12-05 ユニチカ株式会社 鞄材用基布の製造方法
JPS61275480A (ja) * 1985-05-29 1986-12-05 ユニチカ株式会社 鞄材用基布の製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61275481A (ja) * 1985-05-29 1986-12-05 ユニチカ株式会社 鞄材用基布の製造方法
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