JPS6092266A - 1,4−ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボン酸ジエステル誘導体,その製造法及びそれを有効成分とする薬剤 - Google Patents
1,4−ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボン酸ジエステル誘導体,その製造法及びそれを有効成分とする薬剤Info
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- JPS6092266A JPS6092266A JP19992283A JP19992283A JPS6092266A JP S6092266 A JPS6092266 A JP S6092266A JP 19992283 A JP19992283 A JP 19992283A JP 19992283 A JP19992283 A JP 19992283A JP S6092266 A JPS6092266 A JP S6092266A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は1,4−ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボ
ン酸ジエステル誘導体又はその酸付加塩、その製造法及
びそれを有効成分とする薬剤に関する。更に詳細には本
発明は、血圧降下作用、血管拡張作用等の優れた薬理作
用を有しかつそれらの作用持続時間が長い新規な1.4
−ジヒドロピリ、ンンー 3.5−ジカルボン酸ジエス
テル誘導体又はその酸付加塩、その製造法及びそれを有
効成分とする薬剤に関する。
ン酸ジエステル誘導体又はその酸付加塩、その製造法及
びそれを有効成分とする薬剤に関する。更に詳細には本
発明は、血圧降下作用、血管拡張作用等の優れた薬理作
用を有しかつそれらの作用持続時間が長い新規な1.4
−ジヒドロピリ、ンンー 3.5−ジカルボン酸ジエス
テル誘導体又はその酸付加塩、その製造法及びそれを有
効成分とする薬剤に関する。
従来技術
従来、血圧降下作用、血管拡張作用等の薬理作用を有す
る化合物として、式 −C−表ワ8れる4 (0−ニトロフェニル)−2,6
−シメチルー1.4−ジヒドロピリジン−3,5−ジカ
ルボン酸ジメチルエステル(以下ニフェジピンと略す)
が知られている。ニフェジピンは血圧降下作用等の優れ
た薬理作用を有する化合物であるが、その持続時間が短
時間であると(・う賭点を有1.ている。
る化合物として、式 −C−表ワ8れる4 (0−ニトロフェニル)−2,6
−シメチルー1.4−ジヒドロピリジン−3,5−ジカ
ルボン酸ジメチルエステル(以下ニフェジピンと略す)
が知られている。ニフェジピンは血圧降下作用等の優れ
た薬理作用を有する化合物であるが、その持続時間が短
時間であると(・う賭点を有1.ている。
持続時間の長い血圧降下作用等の薬理作用を有する化合
物を得ることを目的として、多 5− くのニフェジピン誘導体が研究されている。
物を得ることを目的として、多 5− くのニフェジピン誘導体が研究されている。
例えば特公昭56−6417号公報には、ニフェジピン
の3位又は5位がアミ/アルキルエステルに変換された
4−(m−ニトロフェニル) −2,6−シメチルー1
,4−ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボン酸−3−
メチルエステル−5−β−(N−ベンジル−N−メチル
アミン)エチルエステル塩酸塩(以下ニカルジピンと略
す)が報告されている。また特開昭55−9083号公
報には、ニフエジピ7 (7’) 4 位17) 2’
−二トロフェニル基を、21.31−ジハロゲン置換フ
ェニル基に変換したニフェジピン誘導体が報告されてい
る。更にこのニフェジピン誘導体の中で優れたものとし
てフェロジビン(4−(2’、3’−ジクロロフェニル
)−2,6−シメチルー1,4−ジヒドロピリジン−3
,5−ジカルボン酸−3−メチルエステル−5−エチル
エステル)が知られている(参考文献+ Stig−L
ennart Boatromら、 Nature29
2巻、777頁、1981年)。
の3位又は5位がアミ/アルキルエステルに変換された
4−(m−ニトロフェニル) −2,6−シメチルー1
,4−ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボン酸−3−
メチルエステル−5−β−(N−ベンジル−N−メチル
アミン)エチルエステル塩酸塩(以下ニカルジピンと略
す)が報告されている。また特開昭55−9083号公
報には、ニフエジピ7 (7’) 4 位17) 2’
−二トロフェニル基を、21.31−ジハロゲン置換フ
ェニル基に変換したニフェジピン誘導体が報告されてい
る。更にこのニフェジピン誘導体の中で優れたものとし
てフェロジビン(4−(2’、3’−ジクロロフェニル
)−2,6−シメチルー1,4−ジヒドロピリジン−3
,5−ジカルボン酸−3−メチルエステル−5−エチル
エステル)が知られている(参考文献+ Stig−L
ennart Boatromら、 Nature29
2巻、777頁、1981年)。
6−
しかしながらこねらの化合物は、優れた薬理作用を有す
る化合物ではあるが、その持続作用において十分に満足
し得るものではな〜・0更に、文献Arzneim、
Forach、 29 、226 。
る化合物ではあるが、その持続作用において十分に満足
し得るものではな〜・0更に、文献Arzneim、
Forach、 29 、226 。
(+979)には、ニフェジピンの4位の2′−二トロ
フェニル基カ、2’−二)・[コ5’−メトキシフェニ
ル基、3’−二トロー6r yロルフェニル基等のジ置
換フェニル基に変換されたニフェジピン誘導体が記載さ
れており、これらのニフェジピン誘導体は、ニフェジピ
ンに比べて、冠血管拡張作用が同等もしくは減弱したも
のであることが報告されている。
フェニル基カ、2’−二)・[コ5’−メトキシフェニ
ル基、3’−二トロー6r yロルフェニル基等のジ置
換フェニル基に変換されたニフェジピン誘導体が記載さ
れており、これらのニフェジピン誘導体は、ニフェジピ
ンに比べて、冠血管拡張作用が同等もしくは減弱したも
のであることが報告されている。
特開昭57−171968号公報には、ニカルジピンの
類縁化合物とl−て、3位又は5位がN−ベンジル−3
−ピペリジルエステル等テ置換され、4位がニトロ−フ
ェニル基で置換されたニフェジピン誘導体が報告されて
いる。
類縁化合物とl−て、3位又は5位がN−ベンジル−3
−ピペリジルエステル等テ置換され、4位がニトロ−フ
ェニル基で置換されたニフェジピン誘導体が報告されて
いる。
発明の目的
本発明者らは、ニフェジピン誘導体である1、4−ジヒ
ドロピリジ:/−3,5−ジカルボン酸ジエステル誘導
体の構造と活性について詳細に検討した結果、ニフェジ
ピンの4位のフェニル基を2′、3′−ジ置換フェニル
基に変換し、更に3位又は5位のメチルエステル基をN
−ベンジル−3−ピペリジルエステル基に変換した1
、4−ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボン酸ジエス
テル誘導体が強力な血圧降下作用等の薬理作用を有し、
かつその薬理作用の持続時間が著しく長いことな見出し
1本発明に到達したものである。
ドロピリジ:/−3,5−ジカルボン酸ジエステル誘導
体の構造と活性について詳細に検討した結果、ニフェジ
ピンの4位のフェニル基を2′、3′−ジ置換フェニル
基に変換し、更に3位又は5位のメチルエステル基をN
−ベンジル−3−ピペリジルエステル基に変換した1
、4−ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボン酸ジエス
テル誘導体が強力な血圧降下作用等の薬理作用を有し、
かつその薬理作用の持続時間が著しく長いことな見出し
1本発明に到達したものである。
しかして本発明の目的は、血圧降下作用等の優れた薬理
作用を有し、かつその持続時間が長い新規な1.4−ジ
ヒドロピリジン−3,5−ジカルボン酸ジエステル誘導
体又はその酸付加塩を提供することにある。
作用を有し、かつその持続時間が長い新規な1.4−ジ
ヒドロピリジン−3,5−ジカルボン酸ジエステル誘導
体又はその酸付加塩を提供することにある。
更に本発明の目的は、新規な1,4−ジヒドロピリジン
−3,5−ジカルボン酸ジエステル誘導体又はその酸付
加塩の製造法を提供することにある。
−3,5−ジカルボン酸ジエステル誘導体又はその酸付
加塩の製造法を提供することにある。
更に本発明の目的は、新規な1,4−ジヒドロピリジン
−3,5−ジカルボン酸ジエステル誘導体又はその酸付
加塩を有効成分とする薬剤を提供することにある。
−3,5−ジカルボン酸ジエステル誘導体又はその酸付
加塩を有効成分とする薬剤を提供することにある。
発明の構成及び効果
本発明で提供される新規な1.4−ジヒドロピリジン−
3,5−ジカルボン酸ジエステル誘導体は下記式(I) で表わされる1、4−ジヒド1フビリジンー3,5−ジ
カルボン酸ジエステル誘導体又はその酸付加塩で表わさ
れる。該1.4−ジヒドロビリ 9− ジン−3,5−ジカルボン酸ジエステル誘導体は、その
4位に21.31−ジ置換フェニル基を有し、かつその
5位にN−ベンジル−3−ピペリジルエステル基等を有
するものであり、従来、文献に開示されていない新規化
合物であって、持続時間の長い血圧降下作用等の薬理作
用を有するものである。
3,5−ジカルボン酸ジエステル誘導体は下記式(I) で表わされる1、4−ジヒド1フビリジンー3,5−ジ
カルボン酸ジエステル誘導体又はその酸付加塩で表わさ
れる。該1.4−ジヒドロビリ 9− ジン−3,5−ジカルボン酸ジエステル誘導体は、その
4位に21.31−ジ置換フェニル基を有し、かつその
5位にN−ベンジル−3−ピペリジルエステル基等を有
するものであり、従来、文献に開示されていない新規化
合物であって、持続時間の長い血圧降下作用等の薬理作
用を有するものである。
上記式CI’lにおいて、
R,は低級アルキル基、アラルキル基又はアシル基であ
る。低級アルキル基としては、炭素数1〜6の直鎖状又
は分岐状のアルキル基テアって、例えばメチル、エチル
、プロピル。
る。低級アルキル基としては、炭素数1〜6の直鎖状又
は分岐状のアルキル基テアって、例えばメチル、エチル
、プロピル。
1so−プロピル、ブチル基が挙げられ、メチル、エチ
ル、1so−プロピル等が好f: 1.、 イ。
ル、1so−プロピル等が好f: 1.、 イ。
アラルキル基とは非置換も[、(は置換のベンジル基又
は1all’換もしくは非置換の7エネチル基が挙げら
れる。
は1all’換もしくは非置換の7エネチル基が挙げら
れる。
ベンジル基又はフェネチル基の置換基と12ては、例え
ばフッ素原子、塩素原子などの・〜ロゲン原子;メトキ
シ、エトキシ、プロポキー l〇 − シ基などの低級アルコキシ基;メチル、エチル、プロピ
ルtLどの低級アルキル基;トリフルオロメチル、トリ
クロロメチルなどのハロゲン化低級アルキル基等が挙げ
られる。
ばフッ素原子、塩素原子などの・〜ロゲン原子;メトキ
シ、エトキシ、プロポキー l〇 − シ基などの低級アルコキシ基;メチル、エチル、プロピ
ルtLどの低級アルキル基;トリフルオロメチル、トリ
クロロメチルなどのハロゲン化低級アルキル基等が挙げ
られる。
アシル基と17ては、低級脂肪酸例えば酢酸。
プロピオン酸、酪酸等の低級アシル残基又は、置換もし
くは非置換の安息香酸又は置換もしくは非置換のフェニ
ル酢酸等のアシル残基であり、置換基としては上に定義
lまた置換基と同じものが挙げられる。
くは非置換の安息香酸又は置換もしくは非置換のフェニ
ル酢酸等のアシル残基であり、置換基としては上に定義
lまた置換基と同じものが挙げられる。
R2は低級アルキル基であり、例えばメチル。
エチル、プロピル、l5o−プロピル、ブチル基等が挙
げられる。なかでもR,はメチル基が好ましい。
げられる。なかでもR,はメチル基が好ましい。
Aは結合(bond ) 、又は直鎖もしくは分岐状ア
ルキレン基であり、例えばメチレン、エチレン、プロピ
レン、ブチレン、ペンタレンなどの直鎖状アルキレン基
;2,2−ジメチルプロピレンなどの分岐状アルキレン
基が挙げられろ。Aは結合(bond )又はメチレン
、エチレンが好ましい。
ルキレン基であり、例えばメチレン、エチレン、プロピ
レン、ブチレン、ペンタレンなどの直鎖状アルキレン基
;2,2−ジメチルプロピレンなどの分岐状アルキレン
基が挙げられろ。Aは結合(bond )又はメチレン
、エチレンが好ましい。
X、Yは同一もしくは異なりハロゲン原子又はニトロ基
である。ハロゲン原子としてはフッ素原子、塩素原子が
好ましい。
である。ハロゲン原子としてはフッ素原子、塩素原子が
好ましい。
本発明の1,4−ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボ
ン酸ジエステル誘導体は酸付加塩であってもよく、かか
る酸としては、例えば塩酸、臭化水素酸、硫酸、リン酸
などの無機酸;酢酸、プロピオン酸、クエン酸、コー・
り酸。
ン酸ジエステル誘導体は酸付加塩であってもよく、かか
る酸としては、例えば塩酸、臭化水素酸、硫酸、リン酸
などの無機酸;酢酸、プロピオン酸、クエン酸、コー・
り酸。
酒石酸、マレイン酸などの有機カルボン酸;メタンスル
ホン酸、エタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、p−
)ルエンスルホン酸などの有機スルホン酸等が挙げられ
る。
ホン酸、エタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、p−
)ルエンスルホン酸などの有機スルホン酸等が挙げられ
る。
本発明のi、4−ジヒドロピリジン−3,5一ジカルポ
ン酸ジエステル誘導体の好ましい例を挙げれば次のとお
りである。
ン酸ジエステル誘導体の好ましい例を挙げれば次のとお
りである。
(1(IQ) 2.6−ジメー) /L、 −4−(2
’、3’−ジクロロフェニル) −1,4−ジヒドaピ
リジン−3,5−ジカルボン酸−3−メチルエステル−
5−(N−ベンジル− 3−ピペリジル)エステル。
’、3’−ジクロロフェニル) −1,4−ジヒドaピ
リジン−3,5−ジカルボン酸−3−メチルエステル−
5−(N−ベンジル− 3−ピペリジル)エステル。
(+02) 2.6−ジメ千ルー4− (2’−クロ「
J3 /−ニトロフェニル) 114−ジヒドロピリジ
ン−3,5−ジカルボン酸=3−メチルエステル−5−
(N−ベ ンジル−3−ピペリジル)エステル。
J3 /−ニトロフェニル) 114−ジヒドロピリジ
ン−3,5−ジカルボン酸=3−メチルエステル−5−
(N−ベ ンジル−3−ピペリジル)エステル。
(+04) 2.6−シメチルー4−(2’−フルオロ
−3′−ニトロフェニル) −1,4−ジヒドaピリジ
ン−3,5−ジカルボン酸−3−メチルエステル−5−
(N− ベンジル−3−ピペリジル)エステル。
−3′−ニトロフェニル) −1,4−ジヒドaピリジ
ン−3,5−ジカルボン酸−3−メチルエステル−5−
(N− ベンジル−3−ピペリジル)エステル。
(t o s ) 2.6−シメチルー4−(3’−ク
ロロ−2′−フルオロフェニル)−1,4−ジヒドロピ
リジン−3,5−ジカルボン酸−3−メチルエステル−
5−(N −ベンジル−3−ピペリジル)エステル。
ロロ−2′−フルオロフェニル)−1,4−ジヒドロピ
リジン−3,5−ジカルボン酸−3−メチルエステル−
5−(N −ベンジル−3−ピペリジル)エステル。
(10g) 2.6−シメチルー4− (3’〜クロロ
−2′−二トロフェニル) 114−ジヒドロピリジン
−3,5−ジカルボン酸−3−メチルエステル−5−(
N−ペ 13− フシルー3−ピペリジル)エステル。
−2′−二トロフェニル) 114−ジヒドロピリジン
−3,5−ジカルボン酸−3−メチルエステル−5−(
N−ペ 13− フシルー3−ピペリジル)エステル。
(110) 2.6−シメチルー4− (2’−クロロ
−3′−フルオロフェニル) −1,4−ジヒドロピリ
ジン−3,5−ジカルボン酸−3−メチルエステル−5
−(N− ベンジル−3−ピペリジル)エステル。
−3′−フルオロフェニル) −1,4−ジヒドロピリ
ジン−3,5−ジカルボン酸−3−メチルエステル−5
−(N− ベンジル−3−ピペリジル)エステル。
(112) 2.6−シメチルー4− (3’−クロロ
−2′−ニトロフェニル)−1,4−ジヒドロピ114
2ンー3,5−ジカルボン酸=3−メチルエステル−5
−(N−ベ ンジル−4−ピペリジル)エステル。
−2′−ニトロフェニル)−1,4−ジヒドロピ114
2ンー3,5−ジカルボン酸=3−メチルエステル−5
−(N−ベ ンジル−4−ピペリジル)エステル。
(114) 2.6−シメチルー4−(2’、3’−ジ
クロロフェニル) −1,4−ジヒドロピリジン−3,
5−ジカルボン酸−3−メチルエステル−5−(N−ベ
ンジル− 4−ピペリジル)エステル。
クロロフェニル) −1,4−ジヒドロピリジン−3,
5−ジカルボン酸−3−メチルエステル−5−(N−ベ
ンジル− 4−ピペリジル)エステル。
(116) 2.6−シメチルー4− (2’−クロロ
−3′−二トロフェニル) −114−ジヒドロピリジ
ン−3,5−ジカルボン酸−3−メチルエステル−5−
(N−ベ 14− フジルー4−ピペリジル)エステル。
−3′−二トロフェニル) −114−ジヒドロピリジ
ン−3,5−ジカルボン酸−3−メチルエステル−5−
(N−ベ 14− フジルー4−ピペリジル)エステル。
(11B) 2.6−シメチルー4−(2’−フルオロ
−3′−二トロフェニル) −1,4−ジヒドロピリジ
ン−3,5−ジカルボン酸−3−メチルエステル−6−
(N− ベンジル−4−ビペリミンル)エステル。
−3′−二トロフェニル) −1,4−ジヒドロピリジ
ン−3,5−ジカルボン酸−3−メチルエステル−6−
(N− ベンジル−4−ビペリミンル)エステル。
(12Q) 4 (3’−9クロー2’−フフ1.オロ
フエニル) −2,6−シメチルーl、4−ジヒドロピ
リジン−3,5−ジカルボン酸−3−メチルエステル−
5−(N −ベンジル−4−ピペリジル)エステル。
フエニル) −2,6−シメチルーl、4−ジヒドロピ
リジン−3,5−ジカルボン酸−3−メチルエステル−
5−(N −ベンジル−4−ピペリジル)エステル。
(122) 4−(2’−クロロ−3′−ニトロフェニ
ル) −2,6−シメチルー1.4−ジヒドロピリジン
−3,5−ジカルボン酸=3−エチルエステル−5−(
N−ベ ンジル−3−ピペリジル)エステル。
ル) −2,6−シメチルー1.4−ジヒドロピリジン
−3,5−ジカルボン酸=3−エチルエステル−5−(
N−ベ ンジル−3−ピペリジル)エステル。
(124) 2.6−シメチルー4− (2’−フルオ
ロ−3′−二トロフエ二ル) −1,4−ジヒドロピリ
ジン−3,5−ジカルボン酸−3−プロピルエステル−
5−(N −ベンジル−3−ピペリジル)エステ ル。
ロ−3′−二トロフエ二ル) −1,4−ジヒドロピリ
ジン−3,5−ジカルボン酸−3−プロピルエステル−
5−(N −ベンジル−3−ピペリジル)エステ ル。
(126) 4−(2’−クロロ−3′−一トロフェニ
ル) −2,6−シメチルー1.4−ジヒドロピリジン
−3,5−ジカルボン酸−3−メチルエステル−5−(
N−4 −メトキシフェニルメチル−3−ピペ リジル)エステル。
ル) −2,6−シメチルー1.4−ジヒドロピリジン
−3,5−ジカルボン酸−3−メチルエステル−5−(
N−4 −メトキシフェニルメチル−3−ピペ リジル)エステル。
(12B) 2.6−シメチルー4− (2’−フルオ
ロ−3′−二トロフェニル) −1,4−ジヒドロピリ
ジソー3,5−ジカルボン酸−3−メチルエステル−5
−(N− 4−フルオaフェニルメチル−3−ピ ベ1)ジル)エステル。
ロ−3′−二トロフェニル) −1,4−ジヒドロピリ
ジソー3,5−ジカルボン酸−3−メチルエステル−5
−(N− 4−フルオaフェニルメチル−3−ピ ベ1)ジル)エステル。
(130) 4−(3’−りo o −2’ −二)
+:+フェニル) 216−シメチルー1.4−ジヒド
ロピリジン−3,5−ジカルボン酸−3−メチルエステ
ル−5−(N − (4−)リフルオロメチルフェニル) メチル−3−ピペリジルコエステル。
+:+フェニル) 216−シメチルー1.4−ジヒド
ロピリジン−3,5−ジカルボン酸−3−メチルエステ
ル−5−(N − (4−)リフルオロメチルフェニル) メチル−3−ピペリジルコエステル。
(132) 2.6−ジメ♀ルー4− (2’−フルオ
ロ −3’−二トロフェニル)−1,4−ジヒドaピリ
ジン−3,5−ジカルボン酸−3−メチルエステル−5
−[N −(2′、6/−ジクロロフェニル)−3−ピ
ペリジルコエステル。
ロ −3’−二トロフェニル)−1,4−ジヒドaピリ
ジン−3,5−ジカルボン酸−3−メチルエステル−5
−[N −(2′、6/−ジクロロフェニル)−3−ピ
ペリジルコエステル。
(134) 2.6−シメチルー4− (2’−フルオ
ロ−3′−ニトロフェニル) −1,4−ジヒドロピリ
ジン−3・、5−ジカルボン酸−3−メチルエステル−
5−(z− (N−ベンジル−3−ピペリジル)エ チル〕エステル。
ロ−3′−ニトロフェニル) −1,4−ジヒドロピリ
ジン−3・、5−ジカルボン酸−3−メチルエステル−
5−(z− (N−ベンジル−3−ピペリジル)エ チル〕エステル。
(136) 4−(2’−クロロ−3′−ニトロフェニ
ル) −2,6−シメチルー1.4−ジヒドロピリジン
−3,5−ジカルボン酸−3−メチルエステル−5−(
N−フ ェネチル−3−ピペリジル)エステル。
ル) −2,6−シメチルー1.4−ジヒドロピリジン
−3,5−ジカルボン酸−3−メチルエステル−5−(
N−フ ェネチル−3−ピペリジル)エステル。
(138) 2.6−シメチルー4−(’2’−フルオ
ロー3′−二トaフェニル) −1,4−ジヒドaピリ
ジン−3,5−ジカルボン 17− 酸−3−メチルエステル−s −(N −ベンゾイル−
3−ピペリジル)エステ ル。
ロー3′−二トaフェニル) −1,4−ジヒドaピリ
ジン−3,5−ジカルボン 17− 酸−3−メチルエステル−s −(N −ベンゾイル−
3−ピペリジル)エステ ル。
(140) 4−(2’−クロー−3′−二トロフェニ
ル) −2,6−シメチルー1.4−ジヒドロピリジン
−3,5−ジカルボン酸−3−メチルエステル−5−(
N−ベ ンゾイル−3−ピペリジル)エステル。
ル) −2,6−シメチルー1.4−ジヒドロピリジン
−3,5−ジカルボン酸−3−メチルエステル−5−(
N−ベ ンゾイル−3−ピペリジル)エステル。
(142) 2.6−シメチルー4− (2’−フルオ
ー−3′−ニトロフェニル) −1,4−ジヒドロピリ
ジン−3,5−ジカルボン酸−3−メチルエステル−s
−(N −ベンジルカルボニル−3−ピペリジル)エ
ステル。
ー−3′−ニトロフェニル) −1,4−ジヒドロピリ
ジン−3,5−ジカルボン酸−3−メチルエステル−s
−(N −ベンジルカルボニル−3−ピペリジル)エ
ステル。
(144) 4−(2’−りa a −3’−二) t
z フェニル) −246−シメチルー1.4−ジヒド
ロピリジン−3,5−ジカルボン酸−3−メチルエステ
ル−5−((N−ベンジルカルボニル−3−ピペリジル
) メチルエステル。
z フェニル) −246−シメチルー1.4−ジヒド
ロピリジン−3,5−ジカルボン酸−3−メチルエステ
ル−5−((N−ベンジルカルボニル−3−ピペリジル
) メチルエステル。
18−
(146) 4−(2’−クロ0−3′−二トロフェニ
ル) −2,6−シメチルー1.4−ジヒドロピリジン
−3,5−ジカルボン酸−3−メチルエステル−5−(
N−ア セチル−3−ピペリジル)エステル。
ル) −2,6−シメチルー1.4−ジヒドロピリジン
−3,5−ジカルボン酸−3−メチルエステル−5−(
N−ア セチル−3−ピペリジル)エステル。
(148) 216−シメチルー4− (2’−フルオ
ロ−3′−二トロフェニル) −1,4−ジヒドロピリ
ジン−3,5−ジカルボン酸−3−メチルエステル−5
−(N− アセチル−3−ピペリジル)エステル。
ロ−3′−二トロフェニル) −1,4−ジヒドロピリ
ジン−3,5−ジカルボン酸−3−メチルエステル−5
−(N− アセチル−3−ピペリジル)エステル。
(+ 50 ) 2.6−シメチルー4−(2’−フル
オロ−3′−二トロフェニル) −1,4−ジヒドロピ
リジン−3,5−ジカルボン酸−3−メチルエステル−
5−(N −メチル−3−ピペリジル)エステル。
オロ−3′−二トロフェニル) −1,4−ジヒドロピ
リジン−3,5−ジカルボン酸−3−メチルエステル−
5−(N −メチル−3−ピペリジル)エステル。
(152) 2.6−シメチルー4− (2’−フルオ
ー−3′−二トロフェニル) −1,4−ジヒドロピリ
ジン−3,5−ジカルボン酸−3−メチルエステル−5
−(N −メチル−4−ピペリジル)エステル。
ー−3′−二トロフェニル) −1,4−ジヒドロピリ
ジン−3,5−ジカルボン酸−3−メチルエステル−5
−(N −メチル−4−ピペリジル)エステル。
(154) 2.6−シメチルー4− (2’−フルオ
ロ−3′−ニトロフェニル) −1,4−ジヒドロピリ
ジン−3,5−ジカルボン酸−3−メチルエステル−s
−(N −エチル−3−ピペリジル)エステル。
ロ−3′−ニトロフェニル) −1,4−ジヒドロピリ
ジン−3,5−ジカルボン酸−3−メチルエステル−s
−(N −エチル−3−ピペリジル)エステル。
本発明の1.4−ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボ
ン酸ジエステル誘導体は、下記式([) 〔式中、A、R,は上記定義に同じである。〕で表わさ
れるアセト酢酸エステル化合物と下記式(Ill〕 〔式中、x、yは上記定義に同じである。〕で表わされ
るアルデヒド化合物及び下記式1式中、鳥は上記定義に
同じである。〕で表わされる3−アミ/クロトン酸エス
テル化合物とを反応せI2め、必要に応じて塩生成反応
に付すことによって製造される。
ン酸ジエステル誘導体は、下記式([) 〔式中、A、R,は上記定義に同じである。〕で表わさ
れるアセト酢酸エステル化合物と下記式(Ill〕 〔式中、x、yは上記定義に同じである。〕で表わされ
るアルデヒド化合物及び下記式1式中、鳥は上記定義に
同じである。〕で表わされる3−アミ/クロトン酸エス
テル化合物とを反応せI2め、必要に応じて塩生成反応
に付すことによって製造される。
上記式〔I的のアルデヒド化合物を得るには、下記式(
V) を、公知の酸化剤の存在下に酸化して容易に製造するこ
とがで舞る。酸化剤と1−では、クロム、銀、セレン等
の元素を含む酸化剤が挙げられる。
V) を、公知の酸化剤の存在下に酸化して容易に製造するこ
とがで舞る。酸化剤と1−では、クロム、銀、セレン等
の元素を含む酸化剤が挙げられる。
上記式〔■〕のアセト酢酸エステル化合物。
上記式(IV)の3−7ミノクロトン酸エステル化合物
は、公知の方法で容易に製造することができる( M、
Twanamtら、 ehem、 pharm。
は、公知の方法で容易に製造することができる( M、
Twanamtら、 ehem、 pharm。
Bull、27巻1426(1979年)〕。
21−
上記のアルデヒド化合物、アセト酢酸エステル化合物+
a−アミノクロトン酸エステル化合物を反応せしめる
に際してレマ、これらを例えば、無溶媒で、あるいはエ
タノール、プロパツール、インプロパノール、n−ブタ
ノール、t−ブタノール等の低級アルコール類;クロロ
ホルム、ジクロロエタン、トル9o。
a−アミノクロトン酸エステル化合物を反応せしめる
に際してレマ、これらを例えば、無溶媒で、あるいはエ
タノール、プロパツール、インプロパノール、n−ブタ
ノール、t−ブタノール等の低級アルコール類;クロロ
ホルム、ジクロロエタン、トル9o。
エタン等の・〜ロゲン化炭化水素;ベンゼン。
ピリジン等の芳香族化合物等の有機溶媒中で、30〜1
80℃、好ましくは50〜tSO℃で、通常6〜13時
間加熱反応を行う。
80℃、好ましくは50〜tSO℃で、通常6〜13時
間加熱反応を行う。
アルデヒド化合物、アセト酢酸エステル化合物、3−ア
ミノクロトン酸エステル化合物の使用量は、アルデヒド
化合物1当量に対l〜て、それぞれ0.8〜1.5およ
び0.8〜1.5当量用いることができる。
ミノクロトン酸エステル化合物の使用量は、アルデヒド
化合物1当量に対l〜て、それぞれ0.8〜1.5およ
び0.8〜1.5当量用いることができる。
本発明の1.4−:)ヒドロピリジン−3,5−ジカル
ボン酸ジエステル誘導体は、それ自体公知の反応によっ
て、酸と処理することKより、対応する酸付加塩とする
こともできる。
ボン酸ジエステル誘導体は、それ自体公知の反応によっ
て、酸と処理することKより、対応する酸付加塩とする
こともできる。
22−
本発明により提供される化合物は2つ以上の不斉炭素原
子を含んで(・るが、全ての光学活性体およびそれらの
混合物は本発明の範囲に含まれる。
子を含んで(・るが、全ての光学活性体およびそれらの
混合物は本発明の範囲に含まれる。
例えば2つの不斉炭素を含有するとき理論的には4種の
光学異性体が可能で本、す、本発明はこれら可能な4種
の光学異性体およびそれらの混合物を発明の範囲に含む
ものである。
光学異性体が可能で本、す、本発明はこれら可能な4種
の光学異性体およびそれらの混合物を発明の範囲に含む
ものである。
これらの光学異性体は、光学選択的又は立体選択的合成
法により、又は光学的混合物より光学分割による方法に
より、光学的に純粋な単一の異性体を得ることができる
。これらの光学又は立体選択的合成法および光学分割法
は従来公知の方法により実施することがでなる。
法により、又は光学的混合物より光学分割による方法に
より、光学的に純粋な単一の異性体を得ることができる
。これらの光学又は立体選択的合成法および光学分割法
は従来公知の方法により実施することがでなる。
本発明の1.4−ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボ
ン酸ジエステル誘導体は、優れた血圧降下作用等の条理
作用を有し、かつその持続時間も長く、例えば、狭心症
、脳血流、循環障害改善、高血圧症、虚血性心疾患等の
循環器系疾患の治療剤として有効である。また本発明の
化合物は水に易溶性であるため注射剤として使用するこ
とができ、他方、経口投与した場合には吸収され易くパ
イオアベイラビリイテイーが高いものである。
ン酸ジエステル誘導体は、優れた血圧降下作用等の条理
作用を有し、かつその持続時間も長く、例えば、狭心症
、脳血流、循環障害改善、高血圧症、虚血性心疾患等の
循環器系疾患の治療剤として有効である。また本発明の
化合物は水に易溶性であるため注射剤として使用するこ
とができ、他方、経口投与した場合には吸収され易くパ
イオアベイラビリイテイーが高いものである。
本発明の1,4−ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボ
ン酸ジエステル誘導体は経口的に、あるいは皮下、筋肉
内、静脈内、経皮、直腸内等の非経口的に投与される。
ン酸ジエステル誘導体は経口的に、あるいは皮下、筋肉
内、静脈内、経皮、直腸内等の非経口的に投与される。
経口投与の剤型としては、例えば錠剤、丸剤、顆粒剤、
散剤、液剤、懸濁剤、カプセル剤などが挙げられる。
散剤、液剤、懸濁剤、カプセル剤などが挙げられる。
錠剤の形態にするKは、例えば乳糖、デンプン、結晶セ
ルロースなどの賦形剤;カルボキシメチルセルロース、
メチルセルロース。
ルロースなどの賦形剤;カルボキシメチルセルロース、
メチルセルロース。
ポリビニルピロリドンなどの結合剤;アルギン酸ナトリ
ウム、炭酸水素ナトリウム、゛ラウリル硫酸す) IJ
ウムなどの崩壊剤等を用いて通常の方法により成形する
ことができる。
ウム、炭酸水素ナトリウム、゛ラウリル硫酸す) IJ
ウムなどの崩壊剤等を用いて通常の方法により成形する
ことができる。
丸剤、散剤、顆粒剤も同様に上記の賦形剤等を用いて通
常の方法によって成形することができる。
常の方法によって成形することができる。
液剤、懸濁剤は、測針ばトリカブリjlン。
トリアセチンなどのグリセリンエステル類、エタノール
等のアルコール類などを用いて通常の方法によって成形
される。カプセル剤は顆粒剤、散剤あるいは液剤などを
ゼラチンなどのカプセルに充填することによって成形さ
れる。
等のアルコール類などを用いて通常の方法によって成形
される。カプセル剤は顆粒剤、散剤あるいは液剤などを
ゼラチンなどのカプセルに充填することによって成形さ
れる。
皮下、筋肉内、静脈内投与の剤型と17ては、水性ある
いは非水性溶液剤、懸濁剤などの形態にある注射剤があ
る。非水溶性溶液剤、S濁剤は、例えばブaピレングリ
コール、ボリ二手レンゲ11コール、オリーブ油、オレ
イン酸二手ルt「どが用いられ、これらに必要に応じて
防腐剤、安定剤などが添加される。注射剤はバクテリア
保留フィルターをとおす濾過。
いは非水性溶液剤、懸濁剤などの形態にある注射剤があ
る。非水溶性溶液剤、S濁剤は、例えばブaピレングリ
コール、ボリ二手レンゲ11コール、オリーブ油、オレ
イン酸二手ルt「どが用いられ、これらに必要に応じて
防腐剤、安定剤などが添加される。注射剤はバクテリア
保留フィルターをとおす濾過。
殺菌剤の配合等の処理を適宜行うことによって無菌化さ
れる。
れる。
経皮投与の剤型と17ては、例えば軟膏剤。
25−
クリーム剤などが挙げられ、軟膏剤はヒマシ油、オリー
ブ油などの脂肪油;ワセ11ン等を用いて、クリーム剤
は脂肪油;ジエチレングリコール、ソルビタンモノ脂肪
酸エステルなどの乳化剤等を用いて通常の方法によって
成形される。
ブ油などの脂肪油;ワセ11ン等を用いて、クリーム剤
は脂肪油;ジエチレングリコール、ソルビタンモノ脂肪
酸エステルなどの乳化剤等を用いて通常の方法によって
成形される。
直腸投与のためには、ゼラチンソフトカプセルなどの通
常の坐剤が用いられる。
常の坐剤が用いられる。
本発明の1.4−ζンヒドロビリジンー3.5−ジカル
ボン酸ジエステル誘導体の投与量は、患者の年齢、性別
、疾患の程度、剤型などによって異なるが、通常0.0
1〜lO/η/kg/日、好ましくは0.05〜5/■
/kg/日である。
ボン酸ジエステル誘導体の投与量は、患者の年齢、性別
、疾患の程度、剤型などによって異なるが、通常0.0
1〜lO/η/kg/日、好ましくは0.05〜5/■
/kg/日である。
以下本発明を実施例により更に詳細に説明する。
実施例1
2.3−ジクロロペンズアルデヒF175iip(1m
mol ) * アセト酢酸3−N−ベンジルピペリジ
ルエステル27 s q (+ mmol )と3−ア
ミ26− ノy o ) ン陵iq−ルt 2 oq(1,04m
mol)をインプロパツール1ml中にて一夜加熱還流
した。
mol ) * アセト酢酸3−N−ベンジルピペリジ
ルエステル27 s q (+ mmol )と3−ア
ミ26− ノy o ) ン陵iq−ルt 2 oq(1,04m
mol)をインプロパツール1ml中にて一夜加熱還流
した。
反応溶媒を留去して得られる残留物をシリカゲルクロマ
トグラフィーに付し、目的とする4−(2/、 3r−
ジクロロフェニル) 216−ジメチル−1,4−ジヒ
ドaピリジン−3,5−ジカルボン酸−3−メチルエス
テル−6−(N−ベンジル−3−ピペリジル)エステル
のジアステレオ異性体の混合物が23 s vq (収
率44チ)得られた。蔓に薄層りaマドグラフィーによ
り、二つの異なるバンドと1.て分離された。Rfの大
きい異性体(α−ジアステレオ異性体)と少さい異性体
(β−ジアステレオ異性体)の物性はそれぞれ下記のと
おり(TLC展開条件;n−ヘキサン:酢酸エチル=7
:3)。
トグラフィーに付し、目的とする4−(2/、 3r−
ジクロロフェニル) 216−ジメチル−1,4−ジヒ
ドaピリジン−3,5−ジカルボン酸−3−メチルエス
テル−6−(N−ベンジル−3−ピペリジル)エステル
のジアステレオ異性体の混合物が23 s vq (収
率44チ)得られた。蔓に薄層りaマドグラフィーによ
り、二つの異なるバンドと1.て分離された。Rfの大
きい異性体(α−ジアステレオ異性体)と少さい異性体
(β−ジアステレオ異性体)の物性はそれぞれ下記のと
おり(TLC展開条件;n−ヘキサン:酢酸エチル=7
:3)。
α−ジアステレオ異性体
I R(CHCl、)ν : 1690,1614,1
466゜1098cyn−” NMR(CDCl@)δ: 7.4 fi −7,07
(m 、 8H)。
466゜1098cyn−” NMR(CDCl@)δ: 7.4 fi −7,07
(m 、 8H)。
5.83(brs 、IH)、 5.44(8,IH)
。
。
4.9 (m 、 I H)、3.6 a (s 、
aH)。
aH)。
3.4 a (s 、2H)、2.28(8,3H)。
2.26 (8、3H)。
2.8−1.3 (nz 8H)
塩酸塩IR(KBr)y:3430.2525.169
2゜1492、 1206. 1114゜ 109z儂−1 β−ジアステレオ異性体 I R(CHC7+、)ν : 1692.1616.
146B。
2゜1492、 1206. 1114゜ 109z儂−1 β−ジアステレオ異性体 I R(CHC7+、)ν : 1692.1616.
146B。
1102α−1
NMR(CD(J、)δ: 7.4−7.0 (m 、
8H)。
8H)。
5.86(bratlH)、 5.44(s、IH)。
4、s(m、IH)、 3.62(II、3H)。
3.48(8,2H)、 2.zs(a、sH)。
2.7−1.2(m、8H)
塩酸塩IR(KBr)v:3425.2525.169
0゜1490、 1206. 1112゜ 1092箔−1 実施例2 2−フルオcy −3−二トaベンズアルデヒド358
#(2,12mmol)、アセト酢酸3−N−ベンジル
ピペリジルエステル554■(2,0tmmol )お
よび3−アミノクロトン酸メチル240ダ(2,09m
mol )をインプロパツール2肩lに溶解1−1−晩
加熱還流した。溶媒を留去して得られる残渣をシリカゲ
ルのカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル
−7:3)にかけると、目的物を主成分として含む黄橙
色液体が309ダ得られた。こわを薄層クロマトグラフ
ィーでさらに精製すると、目的とする4−(2−フルオ
ロ−3−ニトロフェニル) −2,6−シメチルー1.
4−ジヒドaピリジン−3,5−ジカルボン酸−3−メ
チルエステル−5−(N−ベンジル−3−ピペリジル)
エステルがRf値の異なる二つのバンド(Rf値の大き
い方をα−ジアステレオ異性体、小さい方をβ−ジアス
テレオ異性体とする)として得られた。物性値は下記の
とおり。
0゜1490、 1206. 1112゜ 1092箔−1 実施例2 2−フルオcy −3−二トaベンズアルデヒド358
#(2,12mmol)、アセト酢酸3−N−ベンジル
ピペリジルエステル554■(2,0tmmol )お
よび3−アミノクロトン酸メチル240ダ(2,09m
mol )をインプロパツール2肩lに溶解1−1−晩
加熱還流した。溶媒を留去して得られる残渣をシリカゲ
ルのカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル
−7:3)にかけると、目的物を主成分として含む黄橙
色液体が309ダ得られた。こわを薄層クロマトグラフ
ィーでさらに精製すると、目的とする4−(2−フルオ
ロ−3−ニトロフェニル) −2,6−シメチルー1.
4−ジヒドaピリジン−3,5−ジカルボン酸−3−メ
チルエステル−5−(N−ベンジル−3−ピペリジル)
エステルがRf値の異なる二つのバンド(Rf値の大き
い方をα−ジアステレオ異性体、小さい方をβ−ジアス
テレオ異性体とする)として得られた。物性値は下記の
とおり。
29−
α−ジアステレオ異性体
I R(CHCIm )ν : 3450,2950,
1688゜1612.1466.1352゜ 1120.1100硼−1 NMR(CDCl、 )δ: 7.7 6.8 (m
+ 3 H)。
1688゜1612.1466.1352゜ 1120.1100硼−1 NMR(CDCl、 )δ: 7.7 6.8 (m
+ 3 H)。
7.13(8,5H)、 6.00(8,lu)。
5.16(s+IH)、 4.7(brs+、IH)。
3.52(8,3H)、 3.43(8,2H)。
2.8 1.2 (m + 8 H)。
2.24(llI6H)
塩酸塩m、p、: 150−152゜
IR(KBr)ν: 1688,1532,1490゜
1352.1212.111B。
1352.1212.111B。
10940r!L−’
β−ジアステレオ異性体
r R(CH(Jl )ν : 3460,2960.
169G。
169G。
1614.1466.1352゜
1120.1100z−”
NMR(CDCl、 )δ: 7.7−6.8(m、
3)I)。
3)I)。
y、o9(8,sH)、 s、5s(8,II■)。
30−
5.16 (s + IH)、4.7 (brs +
lH)。
lH)。
3.51(a、3H)、3.36(s、2H)。
2.8−1.2 (m 、 8H)。
2.24 (8、611)
塩酸塩 m、p、: ] 51−153゜IR(KBr
)ν: 1688,1532,1490゜+352.
1214. 1118゜ 11196cm’ 実施例3 2−フルオロ−3−クロロベンズアルデヒド62211
11+(3,91mmol)、アセト酢酸3−N−ベン
ジルピペリジルエステル1.07.9 (3,90mm
ol )および3−7ミノクロ1−ン酸メチル450t
tq (3,91mmol )を、イソプロパ/ −ル
3 rd K溶解し、−晩加熱還流した。溶媒留去後、
残渣をシリカゲルのカラムクロマトグラフィー(クロロ
ホルム:酢酸エチル=2 : 1 )テ分離・精製する
と、目的とする4−(3−クロo −2−フルオロフェ
ニル) −2,6−シメチルーl、4−ジヒドロピリジ
ン−3,5−ジカルボン酸−3−メチルエステル−5−
(N−ベンジル−3−ピペリジル)エステルのジアステ
レオ異性体ノ混合物が淡黄色粉末としてs o s w
ql (1,1s mmol。
)ν: 1688,1532,1490゜+352.
1214. 1118゜ 11196cm’ 実施例3 2−フルオロ−3−クロロベンズアルデヒド62211
11+(3,91mmol)、アセト酢酸3−N−ベン
ジルピペリジルエステル1.07.9 (3,90mm
ol )および3−7ミノクロ1−ン酸メチル450t
tq (3,91mmol )を、イソプロパ/ −ル
3 rd K溶解し、−晩加熱還流した。溶媒留去後、
残渣をシリカゲルのカラムクロマトグラフィー(クロロ
ホルム:酢酸エチル=2 : 1 )テ分離・精製する
と、目的とする4−(3−クロo −2−フルオロフェ
ニル) −2,6−シメチルーl、4−ジヒドロピリジ
ン−3,5−ジカルボン酸−3−メチルエステル−5−
(N−ベンジル−3−ピペリジル)エステルのジアステ
レオ異性体ノ混合物が淡黄色粉末としてs o s w
ql (1,1s mmol。
30チ)得られた。物性値は下記のとおり。
I R(CHCl5 )ν : 3460,2960,
1690゜1618.1458,1124゜ ]104cR−’ NMR(CD(J、)δ: 7.1−6.7 (m l
8H)。
1690゜1618.1458,1124゜ ]104cR−’ NMR(CD(J、)δ: 7.1−6.7 (m l
8H)。
s、ys(s+lH)、 5.09(s、IH)。
4.7(brs、IH)、 3.52(It、3H)。
3.4(s、2H)。
2.7−1.5 (m l 8H)。
2.23(!116H)
実施例4
経口投与時の血圧降下作用ニー
16時間以上絶食した雄性Wistar系ラット(体重
的250.9)をエーテル麻酔下に大腿動脈にカテーテ
ルを挿入した後、Bol1manケージに固定した。覚
酔し、1時間以上経過した後、被検化合物を経口ゾンデ
で強制投与した。
的250.9)をエーテル麻酔下に大腿動脈にカテーテ
ルを挿入した後、Bol1manケージに固定した。覚
酔し、1時間以上経過した後、被検化合物を経口ゾンデ
で強制投与した。
被検化合物は水に溶解l−調整した。
大腿動脈圧を経時的に測定し、下記式
平均血圧の変化(mmmm1l =投与後平均血圧(m
mg)−投与前平均血圧(mmmm1l でめられた値を第1表に表示した。
mg)−投与前平均血圧(mmmm1l でめられた値を第1表に表示した。
33−
実施例5
静脈内投与時の血圧降下作用
体重的250gの雄性Wistar系ラットを、ウレタ
ンとのα−クロラミ−スをi、p、 L、て麻酔し、頚
動脈圧を測定した。化合物(被検物質)を静脈内投与し
た時の降圧活性を経時的に測定した。
ンとのα−クロラミ−スをi、p、 L、て麻酔し、頚
動脈圧を測定した。化合物(被検物質)を静脈内投与し
た時の降圧活性を経時的に測定した。
降圧活性は、以下の式でめられた値を以下のように表示
t7た。
t7た。
活性表示
降圧活性:5チ未満 : ±
5〜lOチ未満: +
lO〜15チ :++
結果は第2表に示lまた通りである。
35−
第2表
本発明化合物の降圧活性と持続性
実施例6
錠剤を下記の処方で製造した。
実施例1の化合物(主薬) 20g
ポリビニルピロリドン
(分子量4万一5万) aoo、li+エタノール 1
.51 、。
.51 、。
カルボキシメチルセルロースカルシウム190、i7
36−
実施例7
カプセルを下記の処方により製造した。
実施例1の化合物(主薬) log
乳 糖 148 I
アビセル 100.9
特許出願人 帝人株式会社
代理人 弁理士 前 1) 純 博
37−
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、 下記式(I) で表わされる1、4−ジヒドaピリジン−3,5−ジカ
ルボン酸ジエステル誘導体又はその酸付加塩。 2 上記式(I) において、Aが結合(bond )
。 メチレン基、又はエチレン基である特許請求の範囲第1
項記載の1,4−ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボ
ン酸ジエステル誘導体又はその酸付加塩。 3 上記式(D において、R,が置換もしくは非置換
のベンジル基である特許請求の範囲第1項又は第2項記
載の1.4−ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボン酸
ジエステル誘導体又はその酸付加塩。 4 下記式(IT) で表わされるアセト酢酸エステルと下記式() で表わされるベンズアルデヒド化合物及び下記式〔1■
〕 NII。 〔式中、R,は低級アルキル基を表わす。〕に付すこと
を特徴とする下記式CI) で表わされる1、4−ジヒドロピリジン−3,5−ジカ
ルボン酸ジエステル誘導体又はその酸付加塩の製造法。 5 下記式〔■〕 で表わされる1、4−ジヒドロピリジン−3,5−ジカ
ルボン酸ジエステル誘導体又はその酸付加塩を有効成分
とする循環器系疾患治療剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19992283A JPS6092266A (ja) | 1983-10-27 | 1983-10-27 | 1,4−ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボン酸ジエステル誘導体,その製造法及びそれを有効成分とする薬剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19992283A JPS6092266A (ja) | 1983-10-27 | 1983-10-27 | 1,4−ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボン酸ジエステル誘導体,その製造法及びそれを有効成分とする薬剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6092266A true JPS6092266A (ja) | 1985-05-23 |
JPH0160464B2 JPH0160464B2 (ja) | 1989-12-22 |
Family
ID=16415827
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19992283A Granted JPS6092266A (ja) | 1983-10-27 | 1983-10-27 | 1,4−ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボン酸ジエステル誘導体,その製造法及びそれを有効成分とする薬剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6092266A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4914614A (ja) * | 1972-04-18 | 1974-02-08 | ||
JPS504082A (ja) * | 1973-05-17 | 1975-01-16 | ||
JPS58216158A (ja) * | 1982-06-08 | 1983-12-15 | Yoshitomi Pharmaceut Ind Ltd | 1,4−ジヒドロピリジン誘導体又はその塩類 |
-
1983
- 1983-10-27 JP JP19992283A patent/JPS6092266A/ja active Granted
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4914614A (ja) * | 1972-04-18 | 1974-02-08 | ||
JPS5024277A (ja) * | 1972-04-18 | 1975-03-15 | ||
JPS504082A (ja) * | 1973-05-17 | 1975-01-16 | ||
JPS58216158A (ja) * | 1982-06-08 | 1983-12-15 | Yoshitomi Pharmaceut Ind Ltd | 1,4−ジヒドロピリジン誘導体又はその塩類 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0160464B2 (ja) | 1989-12-22 |
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