JPS6092124A - 自動車の付属装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、内燃機関を有する自動車に装備される、内燃
機関に回転連結された交流発電機、容積式圧縮機及び（
又は）空気調和装置用圧縮機のような付属装置に関する
。

〔従来の技術〕

周知のように交流発電機は、蓄電機の再充電に特に使用
され、容積式圧縮機は機関に燃焼用空気を過給する。空
気調和装置用圧縮機は車内を恒温恒温に維持する。

一般には、これらの機器を収納するスペースの余裕が少
ないため、これらを最適状態で駆動するうえの困難が感
じられている。この困難は、付属機器が、国ごと又は地
域ごとと異なった種々の要件を満たすように、益々複雑
化し、その数も増大していることによって、一層増大す
る。

これらの付属機器は、多くの場合、複雑で高価な伝動装
置が必要になったとしても、たとえ機関の異なる端側で
あっても、相互から隔たった場所に分散して取付けられ
る。これはできるだけ狭い場所に付属機器を収納するた
めである。そのため交流発電機及び容積式圧縮機は一般
に、相互がら隔だたった場所に配置される。

（発明が解決しようとする問題点〕 本発明の目的は、交流発電機と前記２種のうち一方の圧
ｍ機とを、１つのユニットを形成するよに、互に他のも
のの延長上にあるように配置し、このユニットが内燃機
関から共通の駆動手段によって同じ速度で回転駆動され
るようにすることにある。

本発明は、コストが高くなく、取付け（整列及び６立て
）が容易にでき、軸方向にも径方向にも場所を取らない
ようにした交流発電機−圧縮機ユニットを提供すること
にある。

〔問題点を解決するための手段〕

これらの目的のため、本発明は、所定の内燃機関ハウジ
ング側面を備えた内燃機関を有する自動車において、交
流発電機と、該交流発電機との整列状態に配置された圧
縮機と、該交流発電機と圧縮機とを互に対して固定し６
立てすると共に前記内燃機関ハウジング側面に固定する
ための中間ピースと、前記交流発電機と圧縮機とを内燃
機関から同じ速度で回転駆動するための共通の駆動手段
とを存する付属装置を提供する。

このように交流発電機と圧縮機とを結合したことにより
、径方向の大きさが最小になると共に、ユニットを構成
する機器の整列及び６立てが一層容易になる。

本発明の有利な特徴によれば、中間ピースが圧縮機の前
部ハウジングとして用いられることにより、軸方向寸法
が更に縮小される。

実際に、交流発電機は、常時作動する機器であるとして
も、容積式圧縮機又は空気調和装置用圧縮機はそうでは
ないため、交流発電機と圧縮機との間にクラッチ装置を
予め組込んでおくことが必要になる。しかし本発明にお
いては、交流発電機と圧縮機との・間の回転連結を好ま
しくは恒久的な連結とすることにより、軸間の連結骨の
長さを短縮する。

軸方向の長さを更に短縮するためのいろいろの軸案内−
支持装置が提案される。

更に、交流発電機軸と圧縮機軸とが整列及び６立てにつ
いてわずかな不備を示す場合に、これらの軸の間の回転
連結を、この連結が恒久的である場合にも恒久的出ない
場合にも確実にするための、種々の対策が提案される。

本発明の目的、特徴及び利点は、本発明の好ましい実施
例を示す添付図面を参照とした以下の説明によって、一
層明らかとなろう。

第１〜７図に例示した交流発電機−圧縮機ユニットのい
ろいろの実施例は、すべて中間ピースを有するものであ
り、この中間ピースによって、交流発電機−圧縮機ユニ
ットの相互の固定及び６立てがなされると共に該ユニッ
トが機械の一側に固定される。また、どんな場合にも、
中間ピースは、本発明の有利な特徴に従って、圧縮機の
前部ハウジングを形成する。これらの実施例による交流
発電機−圧ｍｓユニットは、基本的に、交流発電機と圧
縮機とのそれぞれの軸が恒久的にか又は非恒久的に回転
連結される具体的な形式についてのみ相違している。

第１図において、交流発電機Ａと圧縮機Ｃとは、互に他
のものの延長上にあるように配置され、その軸２．４は
互にほぼ整列されている。交流発電機Ａと圧縮機Ｃとは
、１つのユニットを形成し、機関から共通の駆動手段Ｉ
Ｏを介し同一の速度で回転駆動される。第１図の例では
、駆動手段１０は、有利には変速機によって形成され、
この変速機は、圧縮機Ｃと向い合いに交流発電＠Ａの軸
２上に取付けた被動プーリー１１と、機関Ｍのクランク
シャフト上に取付けた図示しない駆動プーリーと、これ
ら２つのプーリーと共働する伝動ベルト１４とから成っ
ている。プーリー１１は、前述した他方のプーリーと同
様に、可変間隔の側板１２．１３を有することにより、
任意のパラメーター例えば原動軸の状態に従って両プー
リーの速度比を調節す・ることができる。この変速機は
、本発明に直接関係していないうえに、特願昭５６−１
６１９１０号（出願日、昭和５６年１０月９日）に説明
されているため、ここでは詳述しない。しかし簡単に説
明すると、側板１２は、固定側板であり、側板１３は、
軸方向に可動な１枚の側板によって形成され、弾性環状
ダイアフラム１５の作用を受けており、ダイアフラム１
５は、例えば遠心力の影響を受ける錘の作用下に、場合
に応じて、側板１３に近付いたり離れたりする傾向を示
す。

交流発電機Ａの構造は周知であり、ここでは詳述しない
。簡単に説明すると、交流発電４１Ａは、前部ハウジン
グ２０Ｃ及び後部ハウジング２０ｄを備えたハウジング
２０内に収納され、後部ハウジング２０ｄは、圧縮４ａ
Ｃに向かって、平坦に研削された端面２１と、例えば合
成樹脂製のキャップ２０ａとを有し、キャンプ２０ａに
は、励磁用電気端子２２が軸方向に通されている。軸２
は、前部ハウジング２０Ｃによって担持された前部軸受
２３と、後部ハウジング２０ｄによって担持された後部
軸受２４によって支持され、これらの軸受番よ、既知の
ように、固定スリーブ２５．２６内に配置した球軸受に
より形成されている。

圧縮＠Ｃの構造も、既知のものでよく、ここでは詳述し
ない。簡単に説明すると、図示した例による圧縮機は、
容積型圧縮機であり、主要軸４のほかに、この軸と平行
な副軸６を、ハウジング２９の内部に備えており、これ
らの軸４．６は、ナツト３２．３３を介し軸４．６の先
端に取付けたピニオン３０．３１によって回転連結され
、ピニオン３０．３１は、歯部３５により互に噛合って
いる。ピニオンを保護するためにハウジング２９に通常
設けられる前部ハウジングは、本発明の有利な特徴に従
って、割愛されている。

本発明によれば、交流発電機Ａと圧縮機Ｃとは、１つの
一体的なユニットを形成するように、はぼ環状の中間ピ
ースＰによって、互に固定され、この中間ピースは、交
流発電機Ａと圧縮機Ｃとの間に軸方向に介在され、ハウ
ジング２０．２９に連結されている。

中間ピースＰは、第１図に示すように、はぼ円筒状の壁
体５０を有し、壁体５０は、軸２．４の軸心に対し整列
され、交流発電機Ａのキャップ２０ａの外径にほぼ等し
い内径を備えている。壁体５０は交流発電機側に端面５
１を有し、端面５１は、ピースＰを交流発電ｍＡのハウ
ジング２０と共に端面削りする目的のために、ハウジン
グ２０の端面２１と共働するようになっ°（いる。

壁体５０は、交流発電機Ａのハウジング２０の後部キャ
ンプ２０ａの端面２０ｂの周辺部の止め肩部を形成する
突出リブ５２を内部に備えている。

従ってキャップ２０ａは中間ピースＰによって、密に嵌
合されるため、交流発電機Ａのハウジングによって（変
形例によれば、中間ピースＰによって）６立て２１ａさ
れたキャップ２０ａの軸向き支持が達せられる。

円筒状の壁体５０は、圧縮機側において、はぼ横方向に
延長する隔壁５３に移行しており、隔壁５３は、交流発
電機−圧縮機ユニットの軸線に向って、軸方向の段差５
４を有し、この段差は円形支え面５６を内面に備えた環
状ディスク５５に移行している。支え面５６は、軸方向
の段差５７と、それから更に前記軸線に近い位置に、円
筒状支え面５８とを有し、この支え面は、スリーブ２６
の内部に、わずかな遊隙でもって挿入される。スリーブ
２６の内部には、交流発電機Ａの軸２を安定する球軸受
２４が保持されている。そのため中間ピースＰは、その
横向き隔壁５３が内部に有するクラウン状の支え面５８
によって、交流発電ＩＩＡＯ軸を６立てする機能を有利
に遂行する。

壁体５０ば、好ましくは、曝気用の窓部（図示しない）
を備えている。

隔壁５３の圧縮ａＣ側は、第２の壁体６０に移行し、壁
体６０は、ハウジング２９に対して支持される横向きカ
ラー６１によって終端し、圧縮機Ｃのピニオン３０．３
１を囲んでいる。従って、中間ピースＰは、隔壁５３の
壁体６０によって、圧縮機Ｃの前部ハウジングないしは
キャンプを形成する。この有利な特徴のため、ピニオン
の保護を損なうことなく、圧縮機が通常有する前部キャ
ンプを割愛し得たことにより、交流発電機−圧縮機ユニ
ットの軸方向の寸法を小さくできる。

ところで、中間ピースＰは、隔壁５３の両側に、２つの
室を有し、これらの室は、圧縮１１Ｇの前方と交流発電
機への後方に配置されている。

中間ピースＰを交流発電機Ａに固定することは、第１図
の例の場合、軸方向に配向された２つの形式のねじ一ナ
ンド装置によって確実にされる。第１形式のねじ一ナン
ド装置は、ねじ頭部３６ａを備えたねじないし軸３６に
よって形成され、ハウジング２０の大径の周辺部分を通
り、ナツト３７と共働する。第２形式のねじ一ナツト装
置は、ハウジング２０の下部に図示され、ねじないし軸
３８を有し、この軸は、端面２１から軸方向に延長し、
そのねじ端部にナツト３９が取付けられる。

これらのねしないし軸は、円筒状の壁体５ｏの厚み部分
において、中間ピースＰを通り抜けており、ナツト３７
．３９は、隅壁５３と軸方向に向い合うように中間ピー
スＰ上に支持されている。

なお、中間ピースＰの壁体６ｏの偏心に留意して、ナツ
ト３７．３９は、中間ピースＰのそれぞれ内側及び外側
にあるようにする。これは、本発明による交流発電機−
圧縮機ユニットを得るために行うべき種々の操作の構成
において勘案すべきである。

圧縮機Ｃを中間ピースＰに連結することについては、固
定部材を収納するための中くり孔６２．６３のみが図示
されている。中ぐり孔６２が中間ピースＰのカラー６１
を通り穿設されたことと、カラー６１の厚さが大きいこ
とから、心立てピンまたはねじの軸部をこれらの中ぐり
孔６２．６３に挿通ずることによって、中間ピースＰに
対する圧縮機Ｃの心立て及び整列が確実に行われる。こ
れによって、交流発電ａＡと圧縮ｉｃとは固定され、互
に他の延長上において心立てされる。

中間ピースＰはその軸方向の先端に、耳状部分を有し、
これらの耳状部分は、機関Ｍのハウジングの一例と一体
のアーム７０と共働して、交流発電機−圧縮機ユニット
を、該ハウジングの一側に固定する。第１図に示した例
では、耳状部分は３個あり、そのうち耳状部分６５．６
６は、軸２．４の軸線の下方に配置され、耳状部分６７
はその上方に配置される。下方の耳状部分６５．６６は
、交流発電機Ａ−中間ピースＰ−圧縮機Ｃのユニットの
ほぼ全重量を支持するので、上方の耳状部分６７よりも
寸法を大きくし、また剛性とする。図示した例の場合、
これらの耳状部分と共働するアーム７０についても同様
である。耳状部分とアーム７０との固定は、適宜の既知
の手段、図示した例では、ねじ７２とナツト７３とによ
って確実にされる。これらのねじ及びナツトは、耳状部
分及びアームに形成した適宜の軸向きの中ぐり孔に取付
けられている。

第１図に示した例では、交流発電機Ａと圧縮機Ｃとの軸
２．４の回転一体的な連結は、圧縮機Ｃの軸４に取付け
たビニオン３０を軸方向に通り抜けているピン８０と、
交流発電機へ〇軸２の先端に取付けた環状の取付は側板
８１とによって確実にされる。側板８１は、軸２の一端
を受けいれるスリーブ８２と、肩部８３を形成する径方
向面と、ナツト３２　（ピニオン３ｏはこのナツトによ
って圧縮ａＣの軸４上に取付けられる）を無接触で収容
するための、比較的大きな寸法のスリーブ８４とを備え
ている。側板８１はワッシャー８５によって、軸２の先
端に固定され、ワッシャー８５はねじ８６によって、肩
部８３に圧着されている。

ねじ８６は、軸２に形成したねじ孔８７と共働する。側
板８１は、ピン８０の数と同数の耳状部分８８を、スリ
ーブ８４の周辺部に備えている。ピン８０は耳状部分８
８に通され、弾性スリーブ９０により適切に支持されて
いる。弾性スリーブ９０の弾性によって、軸２．４のわ
ずかな整列不偏を補償するための弾性連結が確保される
。

隔壁５３の環状支え面５６と取（＝ｊけられたピースの
内側スリーブ８２との間に配設されたシール装置によっ
て、ピニオン潤滑油が圧着機から隔壁５３を経て交流発
電ｖＵＡに流れることが防止される。

前述したように、本発明による中間ピースは、ねじない
し軸３６と軸６、隔壁５３と電気端子２２並びに、ディ
スク５５と取付は側板８１のそれぞれの間の軸方向間隙
を最小にすることによって、軸方向寸法を最小にする。

このようにして、交流発電機−圧縮機ユニットの全体的
な寸法が低減されると共に、このユニットが中間ピース
のみにより担持されるため、ユニットの内部に存在する
片もち支持部分も減少する。

第２図には、本発明による交流発電機−圧縮機ユニット
の第２実施例が図示されている。交流発電＠Ａ”は、第
１図の例と同様に、端面２１によって画定されたハウジ
ング２０と、キャンプ２０ａとを有し、励磁用電気端子
２２と６立てスリーブ２６により囲まれた軸２とが、キ
ャンプ２０ａを通り抜けている。軸２の先端１０２には
軸方向にキー溝が形成されている。

圧縮機ＣＩは、第１図に示したものとほぼ同一であるが
、ピニオン３０１．３１’の形状、主要軸４及び副軸６
に対するその取付け、並びに、前部軸受５により６立て
された主要軸４が軸方向にキー溝を形成した端部１０４
により交流発電機Ａ′に向かって軸向きに延長している
点で、基本的に相違している。またハウジング２９は、
ピニオン３０“、３１°から先に軸方向延長している。

中間ピースＰ′は、第１図に示したもと同様に、はぼ円
筒状の壁体１０５を有し、壁体１０５は端面２・１上に
軸向きに支持され、交流発電機Ａ°のキャンプ２０ａを
収納している。壁体１０５は、第１図の例と同様に、耳
状部分を有し、図にはそのうち下方の耳状部分のみが図
示されている。壁体１０５の圧縮機側は、ギヤツブ２０
ａに軸方向に当接する肩部１０６によって画定され、肩
部１０６は、最も小径の縁部のところで、第２の環状壁
体１０７に移行している。環状壁体１０７は、はぼ径方
向の隔壁１０８に移行している。

隔壁１０８は、圧ＵＭａＣ’のハウジング２９１がピニ
オン３０′、３１’を囲んでいることに留意して、該ハ
ウジング２９′に直接連結されている。なお隔壁１０８
は、ハウジング２９を６立てするための軸方向の段差１
０８ａを備えている。

隔壁１０８は、圧縮機ｃｌの副軸６と向い合いに凹部１
０８を有し、また主要軸４のキー溝つきの端部１０４の
近傍に円筒状支え面１１０を備えている。隔壁１０８は
、支え面１１０の近傍に、スリーブ１１１を有し、スリ
ーブ１１１は、交流発電機Ａ°に向かって、円筒状支え
面１１２により終端している。支え面１１２は、交流発
電機Ａ′の軸２を６立てするために、軸２のスリーブ２
６の内部に、わずかなすき間により係合するようになっ
ている。

中間ピースＰ°は、第１図について説明した適宜の手段
によって、交流発電機Ａ“及び圧縮機Ｃ′のハウジング
２０．２９に連結されている。ねじないし軸３６．３８
は、ナツトなしに図示され、ハウジング２９に中間ピー
スＰ′を連結する手段は単に２点鎖線によって略示され
ている。

軸２．４間の回転連結は、内側にキー溝を備えたスリー
ブ１１５によって確実にされ、このスリーブは軸２．４
の外側にキー溝を備えた端部１０４の回りに係合してい
る。

中間ピースＰ′の支え面１１０とキー溝付きスリーブ１
１５との間に径方向に配置さたシール部材１１７は、第
１図の例と同様に、中間ピースＰ°の隔壁１０８を通り
交流発電機側に向かって生ずる油漏れを完全に防止する
。

なお、キー溝付きスリーブ１１５は、第１図の交流発電
機Ａ°が有する後部軸受２４のところを通って、交流発
電機Ａ゛のキャップ２０ａの内部まで、軸方向に延長し
ている。スリーブ１１５があるため、第１図の例のよう
に軸２を球軸受によって支持することは実際上できない
。

第２図の例では、交流発電ａＡ“は、後部軸受は備えて
なく、交流発電ｍＡ’の軸２は、前部軸受け（第１図参
照）とスリーブ１１５とにより案内され支持される。こ
れにより軸２．４がほぼ完全に６立てされ整列されるも
のと想定されている。

スリーブ１１５と軸２．４との間の径方向間隙はほぼ零
に等しい。

第３〜５図には、球軸受の代りに径方向の寸法がそれよ
りも小さいニードルブツシュを後部軸受に用いて整列及
び６立ての不備を補償するようにした実施例が図示され
ている。

この二一ドルブソシュは第３図に符号１２０により図示
されている。二一ドルブソシュ１２０は、径方向に、交
流発電機Ａ°の軸２のスリーブ２６と、キー溝つきスリ
ーブ１１５との中間に配置されている。従って軸２は、
圧縮機Ｃ１の軸４と回転連結するためのキー溝つきスリ
ーブ１１５によって、交流発電機Ａ°の後部に導かれる
。整列又は６立ての不備を補償するために、軸２．４の
キー溝つき端部１０２．１０４とスリーブ１１５との間
にわずかな径方向間隙が保たれている。

第４図に示した実施例は、第３図に示した実施例に類似
しているが、中間ピースＰ１の隔壁１０８′は、スリー
ブ１１５の近傍に、唇状のバンキング１１７を受けいれ
るための支え面１１０は備えていても、軸２のスリーブ
２６を６立てするために交流発電機Ａに向かう軸向き延
長部分は全く備えていない。従って中間ピースＰ′はこ
の例ではスリーブ２６の６立て作用には関与しない。こ
の場合、中間ピースＰ“に対する交流発電ｍ八′の６立
ては、−例として、中間と−スＰ’にそのために形成し
た円周方向支え面との、端面２１の縁部の共働によって
行われる。

実際に、第１．２図に示した円筒状支え面５８又はクラ
ウン状支え面１１２の存在は、有利であるとしても、交
流発電機の軸が前部及び後部の軸受を存する場合又は互
に連結するべき軸が特に正確に整列され６立てされる場
合には本発明の重要な特徴ではない。

第５図に示した第２図の変形実施例によれば、キー溝つ
きスリーブ１２５は、連結すべき２つの軸のうち一方の
軸（この場合は、圧縮機の主要軸）と一体になってあり
、この場合には、外面にキー溝を形成した端部を備えて
いない。この場合、キー溝つきスリーブ１２５は、キー
溝の全長の大部分に亘って、交流発電機Ａ′の軸２と共
働する。

第５図の例の図示しない変形例によれば、ニードルブツ
シュ１２０は割愛され、スリーブ１２５の６立ては、軸
４の６立てに基づいて行われる。

図示しない変形例によれば、連結スリーブは、軸２と一
体になっている。第１〜５図について前述した実施例に
よれば、交流発電機の軸２と圧縮機の軸４との回転連結
は、恒久的に行われる。そのため、周知のように、容積
式圧縮機であっても、空気調和装置用圧縮機であっても
、圧縮機の作動が常時必要とされない限りにおいて、圧
縮機の出力回路を随時開閉する手段がこの場合必要にな
る。

この構成によれば、高価なりラッチ装置は不要になるた
め、交流発電機−圧縮機ユニットの製造コストは低減さ
れる。

しかし本発明は、必要に応じて連結するようにクラッチ
装置を備えた交流発電機−圧縮機ユニットにも適用され
る。

第６．７図には、多板クラッチにより回転連結が必要に
応じて確保されるようにした交流発電機−圧縮機ユニッ
トが図示されいる。

第６図において、互に他のものの延長上にある交流発電
＠Ａ”と圧縮機Ｃ１１との連結は、中間ピースＰ　ＩＩ
を介して行われる。

交流発電機Ａ１１は、ハウジング２２０内に軸２を有し
、ハウジング２２０は、圧縮機ｃ″に連結されるように
なった軸２の先端のところまで、軸方向に延長している
。ハウジング２２０は、圧縮機Ｃ１１に指向した縁端に
よって、端面２２１を形成している。

圧縮機ＣＩｔは、前述した例と同様に、ハウジング２２
９を有し、このハウジングから軸方向に延長する主要軸
４及び副軸６は、それらを回転連結するためのピニオン
３０．３１をそれぞれ備えている。主要軸４は、片もち
端部２０４によって、軸２の前記先端の近傍まで、対応
のピニオン３０から先に延長している。

圧縮機ＣＩＴの軸４の端部２０４の回りには、図示した
例では固定されたコイル２５１を有する電磁クラッチ装
置２５０が配設されている。径方向ピン２５２は、コイ
ル２５１を回転不可能ととするように、中間ピースＰ　
ＩＩを通るように配設されている。

クラッチ装置２５０は、環状底体２５６及び円筒状壁２
５７を備えたケース２５５も有し、円筒状壁２５７は１
、軸方向に突出したリブ２５８を備えている。

ケース２５５は２組のディスク即ち第１組のディスク２
６０及び第２組のディスク２６２を有し、これらは、軸
方向には自由であるが、回転については、駆動軸２と被
動軸４とにそれぞれ一体化されている。

軸２とのディスク２６０の連結は、ケース２５５によっ
て、正確には、ディスク２６０の外周に軸方向に形成し
た切欠と共働する軸方向リブ２５８によって確実にされ
る。被動軸４及びその端部２０４に対して自由なケース
２５５は、連結ピース２６５によって軸２に取付けてあ
り、この連結ピースは適宜の固定部材２６７によりケー
ス２２５に固定するためのカラー２６６と、軸２の連結
端に嵌合されてそれに固定されるようになったスリーブ
２６８とを備えている。

軸２にディスク２６２を連結することは、その逆に、デ
ィスク２６２の内側縁部において、適当な既知の手段例
えばナツト２０５により軸４の端部２０４に固定した図
示しないキー溝つき部材を介して行われる。

ディスク２６２の外周縁は、ディスク２６０よりも小径
であるため、リブ２５８の手前にある。

ディスク２６０はケース２５５内に遊隙と共に取付けで
あるため、ディスクの規格は、交流発電機Ａ　ＩＩの軸
２に対するわずかな角度的な偏よりを許容する。そのた
め、交流発電ｍＡ”の軸と圧縮機Ｃ１１の軸との間のわ
ずかな整列又は６立ての不備が補償される。

この補償が不充分なことが明らかになった場合は、第７
図の構成を用いることができる。この構成によれば、軸
２とケース２５５との一体化は、カラー２７６をを備え
た連結ピース２７５によって確実にされる。カラー２７
６の厚み部分には、弾性リング２８０が配設されており
、これらの弾性リング２８０の内部には、ケース２５５
に固定した６立てビン２８１が係合している。

電磁クラッチ装置２５０は、どんな特別の取付けがなさ
れているにしても、圧縮機ＣＩＩの運動分配要素の潤滑
油の内部において作動する。

この電磁クラッチ装置は、中間ピースＰ　ＩＩ内に配設
され、中間ピースＰ　ＩＴば、第６図に示した例では、
端面２２１に当接する油密の隔壁２３０と端縁２３６に
よりハウジング２２９に当接する側部壁２３５とから成
る、非常に簡単な形状である。

中間ピースＰ　ＩＩは６立てビン２４０によって圧縮機
Ｐ″′と交流発電機Ａ　＋１との相互の整列及び６立て
を確実にし、６立てビン２４０は、第６図には、圧縮＠
ｃ”のハウジング２２９と交流発電機Ａ　ＩＴのハウジ
ング２２０との両方と一体化されるように図示されてい
る。

交流発電機Ａ　ＩＩ、中間ピースｐ　ＩＴ及び圧ｈｉ’
ｄ機ＣＩＩの一体化は、特に第１図について前述した形
式の連結手段のような適宜の図示しない連結手段によっ
て確実にされる。機関Ｍの一側に交流発電機Ａ　＋１−
中間ピースＰ　ＴＴ−圧縮機０．　ＩＩを固定すること
については、１個のアーム７０のみが１点鎖線で示され
、連結手段は、１点鎖線の線分で略示されている。中間
ピースｐ　１１は、機関側の他の図示しない連結アーム
と共働するための図示しない他の固定耳状部分を備えて
いる。− 第１〜７図を参照して以上に説明した実施例は、本発明
を限定するものではなく、当業者にとって自明な他のい
ろいろの変形例も、本発明の範囲に含まれる。

例えば中間ピースの正確な形状は、使用された交流発電
機及び圧縮機の構造に適合さ−１ることができる。中間
ピースを交流発電機及び圧縮機に固定する手段並びに中
間ピースを機関自身に固定する手段の細部の構造につい
ても、種々の変更が可能である。

また、間欠的であるにしても、ないにしても、交流発電
機と圧縮機とのそれぞれの軸を回転連結する他の全ての
手段も、本発明の範囲内で、いろいろと変更することが
できる。例えば連結スリーブは一方の軸及び他方の軸に
遊隙なく取付けてもよく、それによって、成る場合には
、交流発電機軸と圧縮機軸との整列及び６立て上のわず
かな欠陥を許容しながら、成る限られた数の６立て手段
との回転連結が保証される。特に向い合う軸端と連結ス
リーブとの共働は、軸方向のキー溝以外の種々の手段に
よっても保証される。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明第１実施例による交流発電機−圧縮機ユ
ニットを、一部は断面によって示した側面図、第２図は
本発明の第２実施例を示す部分的な縦断面図、第３図は
第２図の実施例の変形例を示ず詳図、第４図は第２図の
実施例の別の変形例を示す詳図、第５図は第２図の実施
例の更に別の変形例を示す詳図、第６図は本発明の第３
実施例を示す部分的な縦断面図、第７図は第６図の実施
例の変形例を示す詳図である。 符号の説明 ２．４・・・軸。１０・・・共通の駆動手段。Ａ、Ａ’
、Ａ　１１・・・交流発電機。Ｃ，Ｃ“、Ｃ”・・・圧
縮機。Ｐ、Ｐｏ、Ｐ　１１・・・中間ピース。Ｍ・・・
内燃機関。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １〉　所定の内燃機関ハウジング側面を備えた内燃機関
   を有する自動車において、交流発電機と、該交流発電機
   との整列状態に配置された圧縮機と、該交流発電機と圧
   縮機とを互に対して固定し心立てすると共に前記内燃機
   関ハウジング側面に固定するための中間ピースと、前記
   交流発電機と圧縮機とを内燃機関から同じ速度で回転駆
   動するための共通の駆動手段とを有する付属装置。 ２）　中間ピースが圧縮機の前部ハウジングを形成する
   特許請求の範囲第１項記載の付属装置。 ３）　中間ピースが、交流発電機及び圧縮機の共通の軸
   線に対し心立てされた開口を備えた隔壁を有する特許請
   求の範囲第１項記載の付属装置。 ４）圧縮機が容積式圧縮機であり、潤滑物質内に浸漬さ
   れたピニオンを有し、前記隔壁は該潤滑物質に対する封
   止手段を有する特許請求の範囲第３項記載の付属装置。 ５ン　隔壁が軸方向に解放された２つの室を固定し、こ
   れらの室が圧ＩＩａの前部と交流発電機の後部とに収容
   される特許請求の範囲第３項記載の付属装置。 ６）交流発電機の後部に収容される室が曝気口を有する
   特許請求の範囲第項記載の付属装置。 ７）　交流発電機が、圧縮機に指向した端面を備えたハ
   ウジングと、後部のキャンプとを有し、交流発電機の後
   部に収容される前記室が、端縁と径方向に突出した内側
   リブとを備えた円筒状壁を有し、該内側リブは交流発電
   機の後部キャップ及び端面に同時に軸方向に支持される
   特許請求の範囲第５項記載のイ」属装置。 ８）　交流発電機の軸がスリーブ内に心立てされ、前記
   隔壁は、交流発電機の軸の該スリーブを心立てするよう
   になった円筒状支え面を有する特許請求の範囲第３項記
   載の付属装置。 ９）　圧縮機がビニオンを取付けた軸を有し、交流発電
   機が環状側板を取（−１けた軸を有し、交流発電機と圧
   縮機との回転連結が軸方向ピンによって恒久的に確実に
   され、これらの軸方向ピンは、前記環状側板を通り配装
   された弾性スリーブを通っているピニオンに固着された
   特許請求の範囲第１項記載の付属装置。 １０）交流発電機と圧縮機との軸の向い合う先端を連結
   スリーブにより回転連結した特許請求の間第１項記載の
   付属装置。 １１）前記連結スリーブが軸方向キー溝を内面に有し、
   これらのキー溝が、交流発電機と圧縮機とのそれぞれの
   軸の向い合う先端の軸方向キー溝と共働する特許請求の
   範囲第１０項記載の付属装置。 １２）前記連結スリーブが、互に連結すべき２本の軸の
   うち一方の軸と一体化され、他方の軸と向い合う先端に
   形成された軸方向キー溝を内面側に有する特許請求の範
   囲第１０項記載の付属装置。 １３）前記連結スリーブを圧縮機の軸と一体化した特許
   請求の範囲第１２項記載の付属装置。 １４）前記連結スリーブが、交流発電機の軸の軸方向キ
   ー溝の回りに遊隙と共に取付けてあり、該軸のスリーブ
   の内部に入り、そこで二一ドルブソシュにより６立てさ
   れる特許請求の範囲第１１項記載の付属装置。 １５）交流発電機の軸がスリーブ内に６立てされ、互に
   連結すべき２本の軸と遊隙なく一体化され前記連結スリ
   ーブが、交流発電機の軸の６立てスリーブ内に入り、中
   間と−スにより６立てされるスリーブ内の該軸の後部の
   ６立てを確実する特許請求の範囲第１１項記載の付属装
   置。 １６）交流発電機と圧縮機との回転連結を間欠的に行い
   、この回転連結は電磁多板クラッチによって行い、互に
   連結ずべき軸のうら一方の軸と一体のケースの内面側の
   軸方向リブを軸方向に案内し且つこれらの軸方向リブに
   より回転連結されるように周辺部に切欠を備えた、該電
   磁多板クラッチのディスクが、互に連結すべき軸のうち
   他方の軸と中心部において回転連結された軸方向には自
   由なディスクと交互に配置されるようにした特許請求の
   範囲第１項記載の付属装置。