JPS6088226A - スクロ−ル圧縮機に於けるオルダム継手の製造方法 - Google Patents

スクロ−ル圧縮機に於けるオルダム継手の製造方法

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JPS6088226A
JPS6088226A JP19777183A JP19777183A JPS6088226A JP S6088226 A JPS6088226 A JP S6088226A JP 19777183 A JP19777183 A JP 19777183A JP 19777183 A JP19777183 A JP 19777183A JP S6088226 A JPS6088226 A JP S6088226A
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oldham
oscillating
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JP19777183A
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Masato Naka
中 正登
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01CROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
    • F01C17/00Arrangements for drive of co-operating members, e.g. for rotary piston and casing
    • F01C17/06Arrangements for drive of co-operating members, e.g. for rotary piston and casing using cranks, universal joints or similar elements
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01CROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
    • F01C17/00Arrangements for drive of co-operating members, e.g. for rotary piston and casing
    • F01C17/06Arrangements for drive of co-operating members, e.g. for rotary piston and casing using cranks, universal joints or similar elements
    • F01C17/066Arrangements for drive of co-operating members, e.g. for rotary piston and casing using cranks, universal joints or similar elements with an intermediate piece sliding along perpendicular axes, e.g. Oldham coupling
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D3/00Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
    • F16D3/02Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive adapted to specific functions
    • F16D3/04Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive adapted to specific functions specially adapted to allow radial displacement, e.g. Oldham couplings

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、スクロール圧縮機用オルダム継手の製造方
法(二関するものである。
〔従来技術〕
この発明の説明に入る前)二、スクロール圧縮機の原理
について述べる。
スクロール圧縮機の基本要素は、第1図(=示されてあ
り、第1図において、(1)は固定スクロール、(21
は揺動スクロール、(3)は吐出口、(4)は圧縮室、
Oは固定スクロール上の定点、0′は揺動スクロール上
の定点である。固定スクロール(1)および揺動スクロ
ール(21は同一形状の渦−巻で構成されておりその形
状は、従来から知られている如く、インボリュートある
いは、円弧等を組合せたものである。
次(二動作(二ついて説明する。第1図)二おいて、固
定スクロール(1)は空間に対して静止しており、揺動
スクロール(21は、固定スクロール111と図の如く
組合わされて、その姿勢を空間に対して変化させないで
、回転運動、即ち揺動を行ない、第1図0°、釘、18
0”、270゛のように運動する。揺動スクロール(2
)の揺動1;伴なって、固定スクロール111及び揺動
スクロール+21の間に形成される三日月状の圧縮室(
4)は順次その容積を減じて、圧縮室(4)に取り込ま
れた気体は圧縮されて吐出口(3)から吐出される。こ
の間第1図0〜0′の距離は一定(二保持されており、
渦巻の間隔なa1厚みをtで表わせば00’ = −−
t、となっている。aは渦巻のピッチに相当している。
スクロール圧縮機の名前で知られる装置の概略は以上の
ようである。
次は本考案も含めて、スクロール圧縮機の具体的な実施
例の構成作動(二ついて詳しく説明しよう。
第2図はスクロール圧縮機を、例えば冷凍あるいは空調
に応用しようとする場合の具体的な実施例であって、フ
ロン等のガス本の圧縮機として構成したものであり、所
謂半密閉形の形体を有しているものである。
図(=おいて、(1)は固定スクロール、(21は揺動
スクロール、(3)は吐出口、(4)は圧縮室、(55
)は揺動スクロール軸、(6)はクランク軸、(7)は
軸受、(8)は電動機ロータ、(9)は電動機ステータ
、+Iflは第一バランス、(11)は第二バランス、
(121はキー、(13)はスペーサ、Iはキー、(1
5)はワッシャ、鱈は回り止めワッシャ、(L?)はロ
ータ止めナツト、(1樟はスターテ、Q値はボルト、(
至)は吐出チャンバ、Jはボルト、@はOリング、@は
シェル、c!41はステータ止めボルト、(ハ)はワッ
シャ、(261は支持リング、(2ηは底板、(2槌は
吸入用ネジ穴、シ(2)〜(32)はメクラネジ穴、(
ハ)は油水、(34)はオルダム継手、(35)はスラ
スト軸受、(36)は軸受メタル、(37)は軸受メタ
ル、(38)はスラスト受、(39)は軸受メタル、(
40)はハーメティック端子、(41)はハーメティッ
ク端子、(42)はクランク軸偏心穴である。
以上が主な構成要素であり、第3図は第2図の1−1断
面より見たもので、図において、(61はクランク軸、
(7)は軸受、(34)はオルダム継手、(35)はス
ラスト軸受、(36)は軸受メタル、(37)は軸受メ
タル、(42)はクランク軸偏心穴、(43)はオルダ
ムガイド溝、(44)は吸入口、(45)は0リング溝
、(46)はボルト用貫通穴、(47)はメネジである
さら(=、第2図のIV−■断面より見た場合が、第4
図であって、図においては、(11は固定スクロール、
(2)は揺動スクロール、(3)は吐出口、(4)は圧
縮室、(46)はボルト用貫通穴、(47)はメネジ、
+48)は連通部である。
このように構成されたスクロール圧縮機の各部品の構成
について詳述してみよう。
第5図は固定スクロールであって、図においては、fi
+は固定スクロール、(3)は吐出口、(49)は固定
スクロール歯、(50)は固定スクロール台、(51)
はボルト用貫通穴、(52)は固定スクロール止めボル
ト座ぐりである。固定スクロールは一様な厚みの円板(
二渦巻状の溝を設けた形状になっており、溝を設けた結
果として固定スクロール歯(49)が形成されている。
溝がけずりとられなかった部分は(5〔 固定スクロール台板となる。
固定スクロール台板(50)の中央部分には、吐出口(
3)が設けられており、吐出口(31の内面には必要(
=応じて接続が可能なようにネジが切られている。
固定スクロール市めボルト座ぐり(52)は第2図の吐
出チャンバ■を取りつけた時に、当該座ぐり(=ボルト
の頭が沈んで、あたらないよう(二するためのものであ
る。
88図は揺動スクロールであって、図においては、(2
;は揺動スクロール、(53)は揺動スクロール歯、(
54)は揺動スクロール台板、(55)は揺動スクロー
ル軸、(56)はオルダム用ガイド溝である。
揺動スクロール歯(53)は揺動スクロール台板(54
)と一体で成形されており、さらに、オルダム用ガイド
溝(56)および揺動スクロール軸(55)も一体で成
形されている。
第7図は揺動スクロールを背面より見たものであって、
図においては、(2)は揺動スクロール、(53)は揺
動スクロール歯、 (54)は揺動スクロール台板、(
55)は揺動スクロール軸、(56)はオルダム用ガイ
ド溝、(57)は揺動スクロールバランサ、(58)は
バランサ止めボルトである。揺動スクロール軸(55)
の中心と、揺動スクロール台板の中心とは一致して形成
されているうオルダム用ガイド溝(56)は第2図およ
び第3図に示されたオルダム継手(34)に嵌合するも
のであり、揺動スクロール(2)と固定スクロール(3
1の位置関係を規制するもので、揺動スクロール(21
の揺動運動を実現するために必要な部分である、オルダ
ム用ガイド溝(56)は中心を通る直線上(二配列され
ている。揺動スクロール軸(55)は、第2図1=示さ
れたクランク軸(6)のクランク軸偏心穴(42) l
二嵌合して、電動機ロータ(81からクランク軸(6)
に伝達される回転力を受けて、揺動スクロール(2)の
偏心揺動運動を実現するための部分である。揺動スクロ
ールバランナ(57)は、揺動スクロール(2)の揺動
スクロール歯(53)の重心が、揺動スクロール台板(
54)および揺動スクロール軸(55)の中心と一致し
ないことから生ずる静的なアンバランスを補正するため
(二設けられたもので、これによって、揺動スクロール
(2)全体の重心が、揺動スクロール軸(56)の中心
と一致するようになっている。バランサ止めボルト(5
8)は揺動スクロールバランサを揺動スクロール台板(
54)に固定するものである。
第8図は軸受てあって、図においては、(7)は軸受、
(31)はメクラネジ穴、(33)は油水、(35)は
スラスト軸受、(37)は軸受メタル、(38)tit
スラスト受、(43)はオルダムガイド溝、(44)は
吸入1」、(45)はOリング溝、(46)はボルト用
貫通穴、(47)はメネジである。
軸受(7)の軸受メタル(37)の部分には、第2図に
示されたクランク軸(6)が嵌合して、クランク軸(6
)の段付部分がスラスト受(38)に乗っかるようにな
る。スラスト軸受(35)の部分は、揺動スクロール台
板(54)の背面を支える機能を有しており、揺動スク
ロール(2)から加わるスラストを受けもつ。また場合
によっては、スラスト軸受(35)の面(二油圧等を導
入して揺動スクロール(2)から加わるスラストに見合
う支持力あるいはそれ以上の力を与え得る機能を果す。
オルダムガイド溝(0)は第2図に示されたオルダム継
手(34)が嵌合する部分で、オルダム継手(34)が
直線往復運動を行なう部分である。吸入口(44)は本
実施例においては4ヶ設けられており、軸受(7)を貫
通している。軸受(7)の端面には、密封のためのOリ
ング溝(45)が設けられ、軸受(7)と固定スクロー
ル(1)を固定するためのメネジ(47)および全体を
固定するためのボルト用貫通穴が設けられている。給油
のための油水(33)とそれに連通するメクラネジ穴(
31)も設置されている。
メクラネジ穴(31)は例えば給油圧を測定するような
場合(−使用される。ボルト用貫通穴(46)、メネジ
(47)が設けられている端面とスラスト軸受(35)
の面は、スラスト軸受(35)の面の方が、揺動スクロ
ール台板(54)の厚み分に10μm〜50μm程度加
えた分だけ沈んでいて、当該端面に固定スクロール(1
)が固定された場合に、揺動スクロール(2)が揺動で
きるようになっている。この状態は第2図において良く
理解される。
第9図はオルダム継手であって、図において、(34)
はオルダム継手、(59)は軸受嵌合つめ、(60)は
揺動スクロール嵌合つめ、(61)は円環である。
オルダム継手(34)は第1図(二示されたように、固
定スクロールfi+と揺動スクロール+21の相対位置
関係を維持するためのもので、揺動スクロール(21の
揺動軌道をクランク軸(6)と共(二規定′4−る。
軸受嵌合つめ(59)は、軸受(7)のオルダノ・ガイ
ド溝(43)に嵌合し、揺動スクロール嵌合っめ(60
)は、揺動スクロール(2)のオルダム用ガイド溝(5
6)と嵌合する。円環(61)は軸受嵌合つめ(5!l
)と揺動スクロール嵌合つめ(60)をその中心に関し
て直交せしめるよう構成されている。
クランク軸(6)の回転(二より、揺動スクロール(2
)が偏心運動を行なう時、オルダム継手(34)の軸受
嵌合つめ(59)は、軸受(7)のオルダムガイド溝(
43)に嵌合して、オルダム継手(34)全体は、オル
ダムガイド溝の方向に往復直線運動を行なう。その状態
でさらに、オルダム継手(34) l二、揺動スクロー
ル嵌合つめ(60)を介して嵌合せる揺動スクロール(
21が、オルダム継手(34)に対して相対的には往復
直線運動を行なう。その結果として揺動スクロール(2
:は直交する2つの往復直線運動の合成として偏心揺動
運動を実現する。以上がオルダム継手(34)の構成と
作動である。
第10図はクランク軸であって、図においては(6)は
クランク軸、(33)は油水、(36)は軸受メタル、
(42)はクランク軸偏心穴、(62) 、 (63)
は油溝、(64) 、 (65)はキー溝、(66)は
軸嵌合部、(67)はロータ取付部分、(68)は軸嵌
合部、(69)はステータ止めナツト用ネジ、(7のは
回り止めワッシャ用溝である。
クランク軸(6)は、ロータ取付部分(6’/) l二
取付けられる電動機ロータ(8:の駆動力を受けて、ク
ランク軸偏心穴(42) i二嵌合する揺動スクロール
(2)に回転力を与えるものであって揺動スクロール軸
(55)が嵌合する、クランク軸偏心穴(42)には軸
受メタル(36)が設けられている。軸受メタル(36
)は、通常の軸受台金でもよいし、また、針状ころ軸受
、所Rニ〜ドルベアリングでもよい。軸パソメタル(3
6)には給油のための油溝(63)が設けられていて、
これは通常、反負荷側に切られてい乙。軸嵌合部(66
)は軸受(7)の軸受メタル(37)の部分に嵌合し、
クランク軸(6)の段付部分は軸受(7)のスラスト受
(38)で支承される。軸嵌合部(66)には、やはり
油溝(62)か設けられており、給油経路を構成してい
る。さらに、油溝(62) 、 (63)に接続し′C
C大穴33)が図においては2ケ所設けられており、う
ち1本はクランク軸(6)の中心軸を貫通して軸嵌合部
(田)の部分に給油できるようになっている。キー溝(
64)は、第2図に示された第一バランスを固定するた
めのものであり、キー溝(65)は電動機ロータ(8)
を取付ける部分である。軸嵌合部(68)は、第2図に
示された底板(27)の軸受メタル(37)に嵌合する
部分であって、クランク軸(6)の半径方向移動を拘束
支承する。ステータ止めナツト用ネジ(69)には、第
2図(二示されたロータ止めナツト(17)が取付けら
れ、回り止めワッシャ用溝(70) l二は、ロータ止
めナツト卸の回り止めワッシャ(161のツメの部分か
入る。
第11図は第1バランスであって、図(=おいては、凹
は第1バランス、(71)はバランスウェイト、(72
)は円筒部、(73)は固定部、(74)はキー溝であ
る。
第1バランス凹は第2図より理解されるように第2バラ
ンスqυト共(=、揺動スクロール(21の偏心揺動運
動から派生する遠心力(二対抗してバランシングを行な
うもので、回転系全体の静粛な運転を保障するものであ
る。第1バランスaαは固定部(73)に設けられたキ
ー溝(74) l二そう入されるキー(1り(二よって
クランク軸(6)のキー溝(64)に固定される。バラ
ンスウェイト(71)は、圧縮機全体のtjz形化のた
めに、軸受(7)と電動機ステータ(田の間(二形成さ
れる空間に位置するようシニ、円筒部(72)を介して
設置されている。また、/<ランスウェイト(71)の
部分を極力揺動スクロール(2)(二輪方向に接近せし
め、かつ、クランク軸(6)の中心ノ))らできるだけ
半径方向に離すことによって、ノ(ランスウェイト(7
1)の部分の質量を小さくしている。揺動スクロール(
2)を通常使用される鋳鉄あるいは球状黒鉛鋳鉄等で製
作した場合(−は、その質量は無視し得ず、バランスウ
ェイト(71)の部分の“へ量も大きくなるので、上記
のような方策をとって圧縮機全体が軸方向(二大きくな
り過ぎないようにしている。
第1バランス(71)は、軸受(7)と電動機ステータ
(9;の間(二生ずる空間をたくみに利用して設置され
全系の小形化に寄与しているのである。
第12図は電動機ロータであって、図(二お0ては、(
8)は電動機ロータ、αυは第2ノくランス、(75)
はエンドリング、(76)はキー溝である。i!It動
機ロータ(8)はクランク軸(61のキー溝(65) 
l二、キー溝(76)(二嵌合するキーIで固定され、
クランク軸(6)に回転力を与えるものである。エンド
リング(75)の一端には、揺動スクロール+211m
対抗する第27くランス住υが設けられていて、第1バ
ランス凹と共に全体の揺動を小さくしている。
第13図は第12図の電動機ロータ(81を逆から見た
もので、図においては、(8)は電動機ロータ、aυは
第2バランス、(18はスターテ、(IIはボルト、(
75)はエンドリング、(76)はキー溝、(77)は
スターラ固定ネジ穴である。第2バランスaυはボルト
<1’Jl=よって、エンドリング(75) l二固定
されている。
またスターテHはエンドリング(75)および第2バラ
ンスαυに設けられた、スターラ固定ネジ穴(77)に
固定される。
以上のような各部分は、第14図に示されるように組立
てられる。
第14図(二おいて、まず、クランク軸(6)を軸受(
7)に嵌合せしめ、ついで、オルダム継手(34)を軸
受(7)にそう入する。オルダム継手(34)の上から
揺動スクロール(21を、クランク軸+61にはめ込み
、その上から固定スクロールfi+をボルト(78)に
よって、軸受(7)(二固定する。クランク軸(61の
「部から第1バランス凹を取りつけ、スペーサ(13を
そう入して電動機ロータ(81の軸方向の位置を決め、
電動機ロータ(81の下部からワッシャ(1つ、回り止
めワッシャa匂を入れて、ロータ止めナツト住ηで、第
1バランス凹、スペーサ(t3i、電動機ロータ(8)
を一体としてクランク軸(61に固定する。第2図から
れかるように第1バランス凹は、クランク軸(6)の段
付部分にあたってストッパの役目を果している。電動機
ロータ181には、第2バランスαυとスターラO槌が
取付けられている。
第15図(二は第14図で組上がった圧縮機の内部を全
体として組上げる手順が示されている。
組上げられた固定スクロール(1)の上面に、吐出チャ
ンバ■がポル) (79)によって固定される。吐出チ
ャンバ(至)には、密封のために第2図に示されるよう
に、0リング四が取付けである。ボルト(79)は固定
スクロール(11を貫通してシノール(23)の上面(
二設けられたメネジ(80) lニメジ込まれて固定す
る。シェル(ハ)(二は、第2図に示されたステータ止
めポル) (24)によって電動機ステータ(9)が固
定されている。シェル(23)の上端面にはQ IJソ
ング溝31)に0リング四が密封のために取付けられて
いる。第15図(二本された(82)は電動機ステータ
(9)のコイルエンドである。第2図かられかるように
、軸受(7)の背面にはいんろうが設けられてシェル(
ハ)にはまり込んでいる。これは、電動機ロータ(8)
と電動機ステータ(9)の間に同心状に形成されるエア
ギャプを正確に出すためのものである。
シェル(23)の外周にはハーメティック端子(40)
、 (41)が容接されており、例えば2本ピンのハー
メティック端子(40)は電動機ステータ+91の巻線
保護回路のためのものであり、3本ピンのハーメティッ
ク端子(41)は電動機ステータ(91に3相交流を給
電するためのもので、シェル(23)に対してハ絶縁、
外気に対しては密封の役割を行なうものである。
以上のように組上がったものに最後に底板(27)をシ
ェル(23)に固定する様子を示したものが、第16図
であって、底板(27)の軸受(88)の軸受メタル(
39)がクランク軸(6)の軸嵌合部(6B)に嵌合す
る。
この同心を実現するためにいんろう(87)が設けられ
ている。また密封のために0リング溝(9o)には0リ
ング(2つがはめ込まれている。この底板(27)は、
シェル(23)のジェルフランジ(84)のメネジ(8
5)とボルト(89)によってシェル(23)に固定さ
れる。
底板(27)には吸入用ネジ穴(28)が設けられてい
る。
以上のようにして第2図の状態に組にがるのである。
第2図に示されたスクロール圧縮機全体としての作用動
作の説明を簡単に述べよう。
ハーメティック端子(41)を通じて、電動機ステータ
(9)に例えば3相交流を給電すると、電動機ロータ(
8)はトルクを発生して、クランク軸(61ととも(二
回転する。クランク軸(6)が回転を始めると、クラン
ク軸偏心穴(42)に嵌合せる、揺動スクロール軸(5
5)に回転力が伝えられ、揺動スクロール(21は軸受
(7)に取付けられたオルダム継手(34)にガイドさ
れて、偏心揺動運動を実現する。そ・)すると第1図に
示されたような圧縮作用を行ない、圧縮された気体は吐
出口(3)から吐出される。吸入される例えばフロン等
の気体は底板(27)の吸入用ネジ穴(28)から流入
し、電動機ロータ18)と電動機ステータ(9)のエア
ギャップ、電動機ステータ+91とシェル(23)のす
き間を経て、軸受(7)に設けられた吸入口(44) 
(第3図参照)から、連通部(48)を経て揺動スクロ
ール(2)と固定スクロール(11の間の圧縮室(41
に取り込まれる。これが作動の火路であり、給油系は、
例えば吐出チャンバ翰に図示されないオイルセパレータ
が内蔵されているとすれば、吐出チャンバ■で分離され
た油は、固定スクロールに設けられた油入(33)、軸
受(7)に設けられた油入(33)を経て軸受メタル(
37)に到る。さらに第10図に示された油入(33)
、油溝(62)、(63)を経て、スラスト軸受(35
)、軸受メタル(39)、スラスト受(38)の各部に
も給油される。スラスト軸受(35)を経た油は、吸入
されるとガスと一体となって圧縮室に取込まれる。スラ
スト受(38)、軸受メタル(39)を経た油は、シェ
ル(ハ)内に流入し、吸入ガスの流速およびスターラ叫
の作用によって霧化されて、吸入ガスと一体となって圧
縮室にとり込まれる。吸入ガスと一体になって圧縮室(
41にとり込まれた油は固定スクロール歯(49) (
第5図参照)と揺動スクロール歯(53)の間の半径方
向および軸方向のすき間に充満して漏れを最小におさえ
る作用をする。
スラスト軸受(35)から流出した油はオルダム継手の
各摺動面も潤滑する。このようにしC再び吐出チャンバ
囚に流入した油は図示されないオイルセパレータで分離
されて給油ラインに、吐出気体の圧力によって圧送され
る。この間、オ・イルセパレータで分離されない油分は
、例えば冷凍機として使用した場合には、冷凍サイクル
を循環して吸入ガスといっしょに吸入用ネジ穴(28)
にもどってくることになる。またオイルセパレータは吐
出チャンバ翰内(二なくとも外部に別体としてあっても
よい。ハーメティック端子(4o)によって接続されて
いる電動機の保護装置は、電動機ステータ(9)の過負
荷あるいは異常運転時等の温度上昇等を検知し、電動機
ステータ(9)に給電されている。例えば三相交流電源
を遮断して保護を行なうものである。
前述のように、第13図に示されたスターラ□樽は、電
動機ロータ(8)の下端のエンドリング(75)に固定
され、電動機ロータ(8)の回転により遠心ファン的作
用によって、シェル(23)の底部に溜ろうとする潤滑
油を攪拌、飛散させてしまう。もしスターテ(1秒が無
ければ、潤滑油はシェル下部に残留する割合が増加して
、吸入系路に悪影響を及ぼすばがりでなく、潤滑油の循
環にとっても好ましくない状態となる。
従来、この種のスクロール圧縮機用オルダム継手の工作
法においては、オルダム継手の円環(61)を構成する
薄肉の環状板部材と軸受嵌合っめ(59)及び揺動スク
ロール嵌合っめ(6o)を構成するつめ部材を一体成形
したり、又は、薄肉の環状板部材とつめ部材を分割し、
その接合を止めネジ等を使用していたが、オルタム継手
が、薄肉の環状板の両側にその中心を通って直交する2
線分のそれぞれを軸とする直方体形状のつめ部材を有す
る形状である為、前者の一体成形法において、加工前の
素材形状は、厚さが薄肉の環状板の厚さとその両面のつ
め部材の厚さを合せた寸法の厚肉の環状板部材より機械
(フライス)加工によって、両面4カ所のつめ部材以外
の部分を割落していた。このような工作法では、非常に
フライス加1ニに時間がかかり不経済であるばかりか、
薄肉の環状板部材平面の研削加工において突起がある為
(二、非常に加工が困難であった。又後者の工作法(二
おいても、つめ部材を薄肉の環状板部材にネジ+lめC
る為には、つめ部材には貫通穴を又、環状板部材(二は
ネジ穴の加工か必要となるばかりか、止めネジが必要と
なり部品点数がふえて、構造が複雑となり、加工時間か
多くかかり、量産向き工作法ではなかった。
〔発明の概要〕
この発明はつめ部材を環状板部にカシメピンを用いてカ
シメ加工により固着してオルダム継手を構成し、以上の
ような欠点を除去すべくなされたものである。
〔発明の実施例〕
以下、この発明の一実施例を説明する。すなわち、第1
7.第18図に示す様に薄肉の環状部材(91)と軸受
嵌合用及び揺動スクロール嵌合用つめ部材(92)のそ
れぞれを別々に製作し、環状板部材(91)につめ部材
(92)をカシメビン(93)を用いて、カシメ加工(
=よって固着させるものである。環状板部材(91)は
プレス加工によって打抜き加工されたものであり、つめ
部材(92)はフライス盤によって加工されたのちドリ
ルによって穴明加工に施されている。
そしてカシメ加工により、環状板部材(91)及び、つ
め部材(92)をカシメピン(93)を用いてカシメ加
工を施す。
〔発明の効果〕
以上のようにこの発明では、つめ部材を環状板部材にカ
シメビンを用いてカシメ加工により固着し、オルダム継
手を構成するようにしたので、溶接加工等に比べ加工時
の加熱による、ひずみも皆無であり、カシメ加工后の仕
上加工も必要としない。従って、この発明によれば非常
に量産性にすぐれたオルダム継手を得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図はスクロール圧縮機の作動原叩図、第2図は従来
のスクロール圧縮機を示す断面図、第3図は第2図の1
−1線断面図、第4図は第2図のIV −IV線断面図
、第5図は固定スクロールを示す斜視図、第6図は揺動
スクロールを示4斜視図、第7図は揺動スクロールを示
す斜視図、第8図は軸受を示す斜視図、第9図はオルダ
ム継手t手を示す斜視図、第10図はクランク軸を示す
斜視図、第11図は第1バランスを示す斜視図、!1’
S 12図。 第13図は電動機ロータを示す斜視図、第14図は圧縮
機組立図、第15図、第16図はシェルを含めた圧縮機
全体の組立図、第17図はこの発明の一実施例を示す接
合前のオルダム継手の説明図、第18図は同じく接合後
のオルダム継手の斜視図である。 なお、図中同一符号は、同−又は相当部分を示す。 図中、(1)は固定スクロール、(21は揺動スクロー
ル、(34)はオルダム継手、(91)は環状板部材、
(92)はつめ部材、(93)はカシメ部。 代理人 大岩増雄 第2図 カ 第3図 第4図 第5図 f/ 第6区1 2 第7図 、ff 第8図 第91’W 第10図 第11図 7/ 第12図 第13図 、m t”′“ 1 卜 タJ 第t8図 7

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. インボリュート等の同一形状で巻き方向が反対の渦巻な
    有する固定スクロール及び揺動スクロールを組合せて構
    成されたスクロール圧縮機(二#いて、上記揺動スクロ
    ールの自動防止機構であるオルダム継手を構成する環状
    板部材とつめ部材をそれぞれ別々;:製作し、上記つめ
    部材を−り記環状板部材1ニカシメビンを用いてカシメ
    加工によって固着するようにした事を特徴とするスクロ
    ール圧縮機喘−おけるオルダム継手の製造方法。
JP19777183A 1983-10-20 1983-10-20 スクロ−ル圧縮機に於けるオルダム継手の製造方法 Pending JPS6088226A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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WO2018105281A1 (ja) * 2016-12-08 2018-06-14 アイシン精機株式会社 歯車伝動機構

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