JPS608794A - 一体型の高速中性子型原子炉の内面及び内部構造体を予加熱する装置 - Google Patents

一体型の高速中性子型原子炉の内面及び内部構造体を予加熱する装置

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JPS608794A
JPS608794A JP59116335A JP11633584A JPS608794A JP S608794 A JPS608794 A JP S608794A JP 59116335 A JP59116335 A JP 59116335A JP 11633584 A JP11633584 A JP 11633584A JP S608794 A JPS608794 A JP S608794A
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  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
  • Furnace Details (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 不発明は、液体金属を冷却材とする高速中性子型原子炉
の炉容器及びその内部装置の再加熱方法、並びにそのた
めの装置に関する。
高速中性子型の原子炉は、一般に、垂直軸線を中心とし
て回転対称の、主容器と呼ばれる大形の炉拝器を有し、
この主容器の内部には液体金属が満たされ、その液、体
金属中に、燃料琳合体によって形成された原子炉の炉心
が浸漬されている、主容器の内部には、原子炉の中間熱
交換器からの冷めたい液体す) IJウムを封入した領
域を炉心からの熱い液体す) IJウムがら隔だてるた
めの内部容器を形成する構造体のユニットも収納されて
いる。
プール型の原子炉においては、主容器に満たされた液体
ナトリウム中に浸漬している種々の装置(コンポーネン
ト)、ポンプ及び中間熱交換器を通すための案内装置も
、主容器内に収納されている。
原子炉の炉容器内に液体ナトリウムを最初に満たす場合
、ナ) IJウムの融点が約り♂0Cであることと、主
容器及びその内部に収納された内部装置又はコンポーネ
ントが岐初に周囲温度にあることとによって、解決の困
難な技術上の問題が発生する。
実ci +=<L、周囲温度にあるl反体金属が大量に
存在することによって、液体す) リウムが局所的に同
化される危険性を生ずる。即ち、その融点よりも相当に
高い温度にあるす) l/ソLを炉容器内に満たず場合
、高温のす) l)ラムを主容器内に導入したr r;
’aに、いろいろの装置が熱彷撃を受ける。
従来は、液体ナトリウムの搬送配管の温度を維持するた
めに、コード状の電気発熱体が用いられたが、これは、
大形の炉容器、例えは直径が一般に、20mのオーダー
となる高速中性子型原子炉の炉各句の場合には、効果的
ではない。これらの炉容器の鳩舎1内部装置のいろいろ
の快素の間には、非常に大きな空いたスペースが残され
ている。また特に溶接ビードのような臨界の領域の点検
が行なえるように、炉容器の外面にできるだけ近付ける
ようにしておくことも甑ましい。
また、炉容器内に液体ナトリウムを満たした俵は、主茶
器の外面は、非常に高温になり、近付けないため、コー
ド状の電気発熱体の除失が困難になり、そのために、多
くの時間が必要になる。更 1に、主容器は、多くの場
合、安全容器により囲ま 1れているため、主容器の外
面に近付くための空間 !的な余裕は、非常に限られて
いる。
従って、本発明の目的Gl液体金属を冷却材と くする
高速中性子型原子炉に液体金属を満たすため 二にその
炉容器及び内部装置を予加熱する方法にお しいて、液
体金属を炉容器に満たす際の液体金属の 1固イヒと炉
容器の壁部及び内部装置に起こる熱衝撃とを防止するこ
とにある。 L この目的を達成するために、液体金属の融点よ −りも
高温にある中性ガスを、一方では主容器の外 1面と接
触するように、また他方ではその内面及び ブ1内部装
置と接触するように、絶えず循環させ、炉容器と接触し
て循環させた中性ガスを回収し、こ (の中性ガスを再
び循環させる前に主容器の外部に lおいて該中性ガス
を再加熱する。 カ 本発明は、この再加熱方法を実施するだめの再加熱装置
を提供する。
次に、本発明が一層よく理解されるようにするために1
プール型の高速中性子型原子炉の炉容器に適用された、
本発明による再加熱方法について、図面を参照して説明
する。
第1図に示したゾール型の高速中性子型原子炉り主容器
1は、原子炉のふた2の下部に固定され、鉦容器1と同
じ形状の安全容器3により囲まれて・・る。ふた2は、
原子炉の立て孔(ピット)を形成するコンクリート構造
4上に載置されている。
原子炉の主容器1は、原子炉の稼動中の状態で預示され
ている。主茶器1には、液位7まで液体對トリウムが満
たされ、炉心8は液体ナトリウム1に完全に浸漬されて
いる。主容器1は、複雑な弧状の内部容器6を収納し、
内部容器6は主容器」の内部に、熱いコレクターと呼ば
れる、炉心8ヒ閉じ込める領域1oを形成し、炉心8を
通過しヒ熱い液体ナトリウムが下方から上方に、この領
*ioを通って流れる。
内部容器6の外側にある主容器1の領域11は、冷たい
コレクターと呼ばれ、中間熱交換器12からの冷却され
たナトリウムを受ける。中間熱交換器12は、ふた2の
通し孔によって主容器1に入り、加圧ガスにより封止が
保証された通し装置14によって、内部容器6の壁に通
されている。
案内装@16によって冷たいす) IJウム中に浸漬し
ているポンプ15は、主容器1内にナトリウムを循環さ
せると共に、冷たいナトリウムと熱いナトリウムとの間
に成る圧力差を設定する。ポンプ15により吸引された
冷たいナトリウムは、通路18を介して、1以8を支持
する格子17に供給される。
内部容器6は一般に−,2つの壁部によって形成され、
これらの壁部の間には、高圧の冷たいナトリウムで満た
された空間が存在する。
ポンプ15から吐出された冷たいす) IJウムの一部
分は、主容器1を冷却するために、主容器1の内側壁と
接触して循環される。
第2図には、第1図に示した主容器lと同様の原子炉の
主容器が、液体す) IJウムを満たす前の予加熱の過
程において図示されている。
第1、−図において、対応する要素は、同一の符号によ
り図示されている。
予加熱操作を開始した時には、主容器1内にナトリウム
はなく、ポンプ15を除いた全部の内部装置は主容器1
内に収納されている。ポンプ15の代りとして、第6.
7図を参照して以下に詳述する熱ガス吹込み装置20が
取付けられている。
この吹込み装置は、おおまかに見て、2個の直立した同
心管状の外囲いにより形成され、これらの外囲いは中心
部の吹込み通路と、環状の周辺通路とを形成している。
環状の周辺通路は下部が閉ざされ、中心部の吹込み通路
は、吹込み装置20が代りとして取付けられたボンf1
5のノくルプ15aに開口している。
只1つのポンプ15が、吹込み装置20によって代えら
れ、(弘個のポンプとg個の熱交換器とを有する原子炉
の場合〕他の3個のポンプは、予加熱開始前に、主容器
1内の所定位置に取付けられている。
g個の熱交換器12は、内部容器6に連結された流体密
の通し装置14内の所定位置に取付けられている。
高温の窒素は、ふた2に通されて主芥器内のス波−スの
上部に開口したオリフィス23によって、このスペース
に導かれる0 主容器1と安全容器3との間のスペースを通って循環さ
れた窒素は、主容器1と安全容器3との間のスペースに
開口、するようにふた2に形成した6個の通し孔25に
よって該スペースに導いた柔軟な窒素取出し管21によ
って回収される。通し孔23.25は、ふた2の外周に
交互に形成されている。
取出し管21に沿って形成した複数の開口によって容器
1,3間の前記スペースに窒素を吹込むこともできる。
この場合の吸引は、通し孔23により挿入した管を介し
上端部において行なわれる。
この場合には循環方向は前述した場合と逆になる。
取出し!21(又は通し孔23)により回収された窒素
は、再加熱装置に給送される。
高温の窒素は、原子炉の炉心8を支持する格子17及び
原子炉の冷たいコレクターにも、吹込み装置20を介し
て吹込まれる。原子炉の内部装置と接触するように循環
された後の窒素は、回収管27によって回収される。回
収管27は、燃料排出部所に近付くための開口によって
、ふた2に挿入され、はぼ炉心の集合体の頂部のレベル
まで下向きに延長している。
第5図には、この再加熱装置が図示され、この装置は、
7組の互に並列に配置された再加熱器60を備えている
。電熱式の各々の再加熱器60は、1組の弁により窒素
の循環を制御する加熱回路の7つの分岐部分に配置され
ている。
これらの分岐部分は、ガス循環用の吹込要素61を有し
、その上流側は、容器1,3間のスペースから再加熱ガ
スを回収するだめのダクト62と、主容器1の内部スペ
ースから再加熱ガスを回収するだめのダクト63とに、
並列に接続されており、下流側は、容器1,3間のスペ
ースに再加熱されたガスを搬送−するダクト64と、主
客器1内のスペースに再加熱されたガスを搬送するダク
ト65とに接続されている。
弁66.67G1、G々の分岐部分のダクト62゜63
への人口に配されており、弁68,69は同様に、各々
の分岐部分のダク) 64.65−\の出口に配されて
いる。
ダクト62.64は、通し孔23.25紫介しふた2に
通された6本の管によって、容器1゜3間のスペースに
各々連通されている。
ダクト63.65は、熱いコレクター内のガスを回収す
る回収管27と吹込み装置2oとにそれぞれ連結されて
いる。
ダク)62.63はそれぞれ弁70.71によって、ガ
スの循環について遮断することができる。
再加熱された窒素を大気に排出するための2本の弁つき
ダクト73.74も、ダクト62.63からそれぞれ分
岐されている。
窒素リザーバー7・5は、窒素を最初に回路に供給し、
原子炉の稼動中に生じた漏れ分を必要に応じ補充するた
めに、ダクト62の分路上に配設されている。
第5図に示した再加熱装置により、稼動中に1各々の再
加熱相において、再加熱回路の全部又は一部の分岐部分
を使用することができる。ダクトの人口側及び出口側の
弁によって、容器1,3間のスペース又は主容器1内の
スペースに加熱窒素を優先的に送給することができる。
次に第6.7図を参照して、原子炉の冷たいコレクター
及び格子17に予加熱窒素を吹込むだめの吹込み装置2
0について説明する。
第4図において、吹込み装置20の下部は、吹込み装置
20によって代えられたポンプ15のパルプ15a内に
係合している。第6.7図に示すように、吹込み装置2
0は、ポンプの直径にほぼ等しい直径の外管31を有し
、この外管の上端は、72ンゾ32と一体になっており
、7ランソ32は、吹込み装置20を主客器1内の所定
位置に取付けた際に、ポンプ支持体34(ふた2上にそ
れ自体固定される)上に載置される。吹込み装置20を
主客Hit 1内の所定位置に取付けると、ポンプ15
を通すためのふた2の通し孔は、フランジ32によって
流体密に閉ざされる。吹込み装置20の外管31の上部
は、窒素再加熱装置からの高温窒素の送給管に連結され
ている。この送給管と外管31との間には、外管31内
の流量を調節すると共に外管31の上部を閉ざすための
ちょう形弁35が介設されている。
外管31の内部には、スペーサー38により外管31内
に保持された、これよりも小径の内管37が配設されて
いる。
内管37の上部には、熱い不活性ガスの内管37内の流
量を調節すると共に内管37の上部を閉ざすためのちょ
う形弁39が配設されている。
窓部40.41は、外管31と内管37との間の環状周
辺空所内に循環される熱ガスを主容器1の内部空所に送
入するために、外管31の壁部に形成されている。窓部
40.41はそれぞれフラッグ40 a a 4 i 
aによって閉ざすことができ、フラッグ40 a a 
41aは、第6図に示すように、外管31と内管37と
の間の環状空所内において回動させることができる。
第6図に示すように、主容器1内に液体ナトリウムを満
たした時の液体ナトリウムの上方液位よりも少し下方の
レベルにおいて、吹込み装置20の上部に、1つの窓部
40が、またポンプ15のバルブ15aに係合する吹込
み装置部分よりも少し上方において、吹込み装置20の
下部に、2つの窓部41がそれぞれ形成されている。
窓部40は、フラッグ40aによって閉ざすことができ
、フラッグ40aは、開閉操作とその開閉位置において
のロックとを行なわせるための軸42に一体化されてい
る。
下方の2つの窓部41は、フラッグ41aによって閉ざ
すことができ、これらのフラッグ41aは、開閉操作と
その開閉位置においてのロックとを行なわせるだめの軸
43に一体化されている。
軸42.43の上部及び下部は、外管31の内面に枢着
され、軸42.43の上端部は、フラッグ40a、41
aの開閉操作装置に一体的に連結されている。
次に第6.7図を参照して前述した再加熱装置を使用す
る本発明による予加熱方法を、第3、≠図を参照して説
明する。
主容器1の再加熱を行なう場合の熱ガス吹込装置の配列
は、第2図に示す通りである。
原子炉のt台のポンプ15のうち1つは、第6.7図を
参照して説明したがス吹込み装置20により代えられて
いる。吹込み袋ff!t 20によって代えられたポン
プ15を除いた全部の内部装置は、主容器1内の所定の
取付は位置にある。予加熱は、主容器1に液体ナトリウ
ムを満たす前に行なわれる0 第3図には、7台の熱交換器12と、原子炉の4?ング
15の1つに代る吹込み装置20とが図示されている。
原子炉の内部容器1及びその内部装置内に吹込み装置2
0によって吹込まれた熱ガスの経路は、矢印50により
示されている。
また主容器1と安全容器3との間の熱ガスの経路は、矢
印51により示さねている。
第3図には、内部容器6の冷めたいコレクター内に熱ガ
スの大部分が吹込まれる予加熱の第1相において主容器
1の内部及び容器1.3間のスペースを通る/≠θ℃よ
りも少し高い温度にある熱ガス(この場合は窒素)の経
路が図示されている。
このためには、吹込み装置20の下方の2つの窓部41
は開放され、上方の窓部40は閉ざされ、吹込み装置2
0の内管37の弁39は部分的に閉ざされる。また吹込
み装置20によって代えられなかった3合のポンプ15
の、冷めたいコレクター内に開口する吸込口は、閉ざさ
れている。
答弁の開度は、熱いガスの主要部が窓部41ににより冷
めたいコレクター内に入るように調節されている。熱い
ガスの残りは、醪ン7”150通路18によって格子1
7内に送入される。
冷めたいコレクター内に吹込まれた耐ガスは、このコレ
クターを出て、熱いコレクターに流入する。この流入は
、ポンプのり数の案内装置、熱交換器12又は熱交換器
12の通し装置14を介してSまた残りの少量の部分に
ついては、主容器1の冷却用液体ナトリウムの流通スペ
ースを介して行なわれる。
炉心を支持する格子17内に吹込まれた熱ガスのほぼ全
量は、炉心を貫流し、熱いコレクターに入る。このガス
の少量の部分は、板張内に吹込まれ、そこから更に、主
容器1の冷却用ナトリウムの流通スペースに入る。
全部の熱ガスは、熱いコレクター内に入り、そこから回
収管27によって引出され、再加熱装置に戻される。
通し孔23を経て送給された熱ガスは、主容器lの外面
を再加熱した後、容器1,3間のス被−ス内にある取出
し管21によって集められる。
このようにして、内部装置全体と主容器1とが両加熱さ
れるが、吹込まれた熱ガスのうちの成る小部分が貫流す
るのみの炉心は、それほど強くは再加熱されない。
第を図には、格子17と原子炉の冷めたいコレクターと
にはぼ等量ずっのガスが吹込まれる予加熱の第!相にお
いての、熱ガス流の分布が図示されている。
図においてポンプ15はその設置個所において、実線で
、またj台のうちlっのンビング15に代る吹込み装置
20はその設置個所において破線でそれぞれ図示されて
いる。
この相において1主容器1の内部装置を通る熱ガスの循
環は、矢印53.54によって、また容器1,3の間の
ス4−スを通る熱ガスの循環は矢印55によって、それ
ぞれ図示されている。
この子加熱4uの向に、吹込み装置2oの窓部40.4
1は全部閉ざされるので、熱がスは、吹込み装置20に
より代えられたン」?ン7”15のパル/” 15 a
に送入される。吹込み装置の上部のちょう形弁35,3
9は全開し−Cいる。そのため熱ガス流は蔦ポン、7°
15のバルブ15aの中央通路と周辺通路との両方を同
時に通るので、破線の矢印53は、100%全ガス流を
表わしたものとなる。
熱ガスは次に原子炉の格子17に送入され、その一部は
原子炉の炉心を艮流し、これを74tθ℃に近い温度に
再加熱する。熱ガスのわずかな部分は、板張を通って流
れ、主容器1の冷却用ナトリウムの循環スペースを再加
熱する1゜ 再加熱ガスの残りの部分は、吹込み装置20により代え
られていない3台のポンプの通路18を通過する(矢印
54)。これらの3台のポンプの吸込口56は開放され
ているので、通路18を経てこれらのポンプに入った子
加熱ガスは、冷めたいコレクターに入り、そこで前記の
場合と同様に、ポンプの案内装置、熱交換器及び配管並
びに主容器lの冷却用ナトリウムの返送スペースの間に
分配される。
全部の再加熱ガスは、熱いコレクターに入り、そこから
回収管27により取出され、主容器lの外部に配された
前記の再加熱装置に給送される。
この第2相の終了時に、原子炉の主容器1と、ポンプ及
び熱交換器を含む内部装置とは、全体として、1tto
℃に近い温度になっている。
予加熱の第3相では、液体ナトリウムの到達液位よりも
上方にガスを吹込み続けるのと同時に、主容器1内に液
体す) IJウムを送入し始める。このガス送入によっ
て、ナトリウムを満たす間前記の各装置の温度を/≠θ
℃に保つことができる。
特に、2次回路を予め満たしている子加熱された液体ナ
トリウムが循環され、主容器1内に浸漬された中間熱交
換器によって主容器1に熱が供与される。
このようにナトリウムを満たす間、吹込み装置20の全
部の窓部は、ナ) Uラムを満たし始める時点で開放さ
れる。ちょう形弁35.39は最大限度まで開放される
ため、予加熱ガスは、原子炉の格子17と冷めたいコレ
クターとの両方に同時に送給される。
ナトリウムが格子17のレベルに到達すると、内管37
のちょう形弁39は閉弁位置となるため、ガスの吹込み
は、ナ) IJウムの上方において、吹込み装置20の
窓部40.41のみを介して行なわれる。
ナトリウムが窓部41のレベルよりも少し下方に到達す
ると、これらの窓部は閉ざされ、熱ガスの吹込みは、窓
部40のみによって行なわれる(ナトリウムが窓部40
に到達した時、この窓部は自動的に閉ざされる)。窓部
40は主容器1内のナトリウムの上部液位よりもごく少
し下方にあるにすぎないため、ナトリウムを満たず操作
は、この時に事実上終了する。
このようにして、ナトリウムを固化させたり、原子炉の
内部装置に過大な熱応力を発生さけたりするおそれなく
、主容器1内にナトリウムを満たすことができる。
また、この目的は、主容器又は内部装置と内部装置とに
接触するように再加熱装置を配置することなく達せられ
る。
また、内部容器の外側(図示しだ例では容器L3間のス
ペース)にガスを吹込むことは、容器内にナトリウムを
満たす間に、一定の仕方で行なわれ、2次回路による熱
の供給に適合した主容器l及びそれに満たされるす) 
IJウムの温度を保つように、成る期間吹込みを維持す
ることも可能にな内部容器の外側への吹込みは、内部装
置と接触する熱ガスの内部吹込みに対して調節すること
ができる。
このためには、第5図に示した7組の再加熱器及び熱ガ
ス吹込み要素を使用することができる0これにより、複
数の回路のうち一方又は池方の成る数の再加熱器及び吹
込み要素を優先的に用いることにより確保された流量を
利用できるっ本発明は、前述した特定の構成のみに限ら
れず、その全ての可能な変形を包含する。例えば原子炉
の複数のポンプの代りに配置された複数の熱ガス吹込み
装置を使用することができる。例えば主容器1の軸線に
関し対称に配された1個のポンプに代って2個の吹込み
装置20を使用することができる。この構成によれば、
再加熱ガスの循環の不均衡を減少させることにより、再
加熱がよりよくバランスされる。
また、前述したものと異なる順次の相をもった再加熱モ
ードを用いてもよい。このモードの選択は、明らかなよ
うに、内部装置のいろいろの部分においで予加熱ガスの
流量分布を条件付ける原子炉の内部装置の構造に依存す
る。
また本発明は、プール型のものだけに限定されず、ルー
グ型の高速中性子型原子炉にも適用される。
本発明による吹込み方法及び装置は、原子炉の主容器及
び内部装置の構造に従って、各々の特別の場合に適合さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はプール型の高速中性子型原子炉の主容器及びそ
の内部装置を示す縦断面図、第一図はガスの循環により
再加熱を行なわせる手段を備えた高速中性子型原子炉の
炉容器を示す第1図と同様の縦断面図、第3図はL!/
(込み工程の第1相においての予加熱ガス流の分布を示
す第1.2図と同様の縦断面図、第≠図は予加熱が液体
す) IJウムを炉容器内に満たす操作と同時に行なわ
れる予加熱工程の第2相においての予加熱ガス流の分布
を示す第7〜3図と同様のM I’J’を面図、第5図
はガスの再加熱装置を示す略配列図、第6図は再加熱ガ
ス吹込み部分の上部を示す立面図、第7図は第6図のV
l −Vl線に沿った断面図である。 符号の説明 1・・・主容器。 6・・・内部容器(内部装Wt )。 8・・・炉心(内部装置)。 12・・・中間熱交換器(内部装置)。 15・・・ポンプ(内部装置)。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 液体金属を冷却材とする高速中性子型原子炉に
    液体金属を満たすためにその炉容器及び内部装置を予加
    熱する方法において、 液体金属の融点よりも高温にある中性ガスを、一方では
    主容器(、l)の外面と接触するように、また他方では
    その内面及び内部装置(6,8゜12.15)と接触す
    るように、絶えず循環させることと、炉容器と接触して
    循環させた中性ガスを回収することと、この中性ガスを
    再び循環させる前に主容器(1)の外部において該中性
    ガスを再加熱することとを特徴とする予加熱方法。
  2. (2)f−ル型の高速中性子型原子炉の場合の予加熱方
    法において、 子加熱の第1相において、炉容器が空いていて、少くと
    も7台のポンプを除いた全ての内部装置(6,8,12
    ,15)を収容している原子炉の、冷めたいコレクター
    (11)に、熱ガスの主要部を吹込み、熱ガスの残りは
    原子炉の炉心(8)を支持する格子(17)内に吹込む
    ことと、第2相において、ガスのほぼ半量ずつを、原子
    炉の冷めたいコレクター(11)と、原子炉の炉心(8
    )を支持する格子(17)とに吹込むことと、最後に、
    予加熱の第3相において、液体す) IJウムの液面の
    上方に熱ガスを吹込みつつ液体す) iJウムを炉容器
    (1)に満たし始めることを特徴とする予加熱方法。
  3. (3)液体金属としてす) IJつJ、を用いる特許請
    求の範囲第1i又は第2項記載の予加熱方法において、
    中性の予加熱用ガスを約/弘θ℃の温度とすることを特
    徴とする予加熱方法。
  4. (4) 中性の子加熱用ガスとして窒素を用いることを
    特徴とする特許請求の範囲第1〜3項のいずれか7項記
    載の予加熱方法。
  5. (5) 主容器(1)の外面と接触する中性の予加熱用
    ガスの循環を主容器(1)の内面及び内部装fi!(6
    ,8,12,15)と接触する高温ガスの循環よりも長
    時間維持することを特徴とする特許請求の範囲第1〜≠
    項のいずれか7項記載の子加熱方法。
  6. (6) 主容器(1)の内面及び内部構造(6,8゜1
    2.15)と接触して循環される高温の中性ガスの流量
    に対する、主容器(1)の外面と接触して循環される高
    温の中性ガスの流量を、予加熱の間に変更Tることを特
    徴とする特Ff請求の範囲第1〜j項のいずれか7項記
    載の予加熱方法。
  7. (7) 主容器(1)の外面を予加熱する中性ガスが、
    原子炉のふた(2)の通し孔(23)に通した管によっ
    て1主容器(1)の周囲に、ふた(2)を経て導入され
    、ふた(2)から主容器(1)と安全容器(3)との間
    のスに一スの最も下方の個所まで主容器(1)を囲むよ
    うに主容器(1)と安全容器(3)との間に配された管
    (21)によって回収され、管(21)を通すための通
    し孔(23)は通し孔(25)に対して互い違いの位置
    に配したことを特徴とする特許請求の範囲第1〜6項の
    いずれが7項記載の子加熱方法。
  8. (8)主容器(1)の外面を予加熱する中目ミガスが、
    主容器(1)とそれを囲む安全容器(3)との間のスペ
    ースに、管(21)によって導入され、これらの管(2
    1)は全長に亘り穿孔を有し、主容器(1)と安全容器
    (3)との間のスペース内C(おいて、ふた(2)と該
    スペースの最も下方の点との間に配置され、前記中性の
    子加熱用ガスは、主容器(1)の外周において、原子炉
    のふた(2)t−通る通し孔(23)によって、ふた(
    2)の下方の主容器(1)の上部のところで回収され、
    管(21)は通し孔(23)と交互に配置された通し孔
    (25)によってふた(2)に通されるようにすること
    を特徴とする特許請求の範囲第1〜6項のいずれか7項
    記載の子加熱方法。
  9. (9) l/L台のポンプとg台の熱交換器(12)と
    が主容器内に浸漬されているゾール型の高速中性子型原
    子炉の該主容器の内面及び内部装置を予加熱する装置で
    あって・ 一生容器(1)内の少くとも7台のポンプ(15)に代
    る2個/組の同心状の管(31゜37)を有し、壁部に
    窓状の開口(40,41)を有する外側の管(31)は
    、近似的に、ポンプの寸法を有し、再加熱装置からの高
    温中性ガスノ送給管に、弁(35)を介し連結され、内
    側の管(37)i:、弁(39)が配された上部におい
    て、外側の管(’31 )内に開口し、管(31,37
    )の下端部は、管(31,37)によって代えられたポ
    ンプ(15)のパルプ(15a)内に係合し、更に、 一生容器(1)を閉ざすふた(2)を貫通して主容器(
    1)の熱いコレクター内に入るガス回収管(27)を有
    する ことを特徴とする子加熱装置。 叫 外側の管(31)の壁部に形成した窓状の開口(4
    0,41)が、開閉操作用の軸(42゜43)と一体の
    フラッグ(40a−41a)t=有し、軸(42、43
    )は、管(31,37)の軸方向に配向され、上端にお
    いて操作手段に一体化されたことを特徴とする特許請求
    の範囲第7項記載の予加熱装置。 αρ 外側の管(31)が上部に窓状の開口(40)を
    、また下部に2個の冠状の開口(41)を有し、こ扛ら
    の開口(41)は、下端部が係合しているポンプ(15
    )のバルブ(15a)(7)i上に形成されたことを特
    徴とする特許請求の範囲第70項記載の子加熱装置。
JP59116335A 1983-06-13 1984-06-06 一体型の高速中性子型原子炉の内面及び内部構造体を予加熱する装置 Granted JPS608794A (ja)

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FR8309733A FR2547448B1 (fr) 1983-06-13 1983-06-13 Procede de prechauffage d'une cuve et des structures internes d'un reacteur nucleaire a neutrons rapides refroidi par du metal liquide et moyens de prechauffage correspondants

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FR2547448A1 (fr) 1984-12-14
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DE3465813D1 (en) 1987-10-08
FR2547448B1 (fr) 1985-08-30
JPH0429039B2 (ja) 1992-05-15

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