JPS608746B2 - 電磁オツシロ用ガルバノメ−タの磁気回路 - Google Patents

電磁オツシロ用ガルバノメ−タの磁気回路

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Publication number
JPS608746B2
JPS608746B2 JP17013179A JP17013179A JPS608746B2 JP S608746 B2 JPS608746 B2 JP S608746B2 JP 17013179 A JP17013179 A JP 17013179A JP 17013179 A JP17013179 A JP 17013179A JP S608746 B2 JPS608746 B2 JP S608746B2
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JP
Japan
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galvanometer
magnetic circuit
magnet
galvanometers
yoke
Prior art date
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Expired
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JP17013179A
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JPS5692463A (en
Inventor
輝夫 清水
進 野中
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NIPPON DENKI SANEI KK
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NIPPON DENKI SANEI KK
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Application filed by NIPPON DENKI SANEI KK filed Critical NIPPON DENKI SANEI KK
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電磁オッシロ用ガルバノメータの磁気回路の
改良に関する。
従来の電磁オッシロ用ガルバノメータの磁気回路は、第
1図に示すような構造をもつものが一般である。
図において、1は全体としてガルバノメータを示し、ガ
ルバノメータの内部にある鏡に光を送受するためのレン
ズ2及び電極部3を有する。4は、電極部3の電極(端
子)を受けるバネ接点部でリード線が接続されている。
5は、磁気回路の上部継鉄でガルバノメーターの下筒部
分を差し込む空隙部8が設けられている。
6は磁石、7は下部継鉄である。
すなわち、従来においては磁束を集中させた空隙部8に
ガルバノメータ1を挿入し、その電極部3を磁石6と下
部継鉄7で形成される中央空間部に位置させているため
、ガルバノメータ1の電極部3に対するバネ薮点部4も
その中央空間部に置かれ、これをどんなに単純な構造に
しても、中央空間部に突き出たガルバノメータの長さ以
下には空間の高さを縮めることができなかった。
したがって、電磁オツシロ装置の小型軽量化は困難とさ
れていた。このような構造とした理由の1つは、従来は
磁石6としてアルニコ系磁石を使用したことである。ィ
ルニコ系磁石では、後述のように、所要の磁束密度を得
るのにかなりの高さが必要があったから、磁石6自体の
高さもある長さ以下には縮められないものと考えられて
いた。また、バネ接点部4が磁気回路のループ内にある
と、空間の大きさに制限があるため自由度が少なく、と
りわけ多チャンネル電磁オッシロ用ガルバノメータの磁
気回路では、バネ接点部4から外部へ引き出すリード線
の数が増し、リード線の占める容積が大きくなるので、
設計が制約される欠点がある。第2図は、従来用いられ
ているアルニコ系磁石の代わりに希±頚磁石6として用
いた場合の磁気回路の例を示す側面図である。後述のよ
うな理由により、磁石6に希士類磁石を用いると磁石6
の高さを1/現聖度まで減らしても、従来のアルニコ系
磁石とほぼ同等の残留磁束密度を得ることができる。し
かし、ガルバノメータ1の電極部3を磁気回路で形成さ
れる磁力線のループの内部に配置する限り、継鉄部の容
積、重量を減らすことは極めて困難である。本発明は、
磁気回路の空隙部に差し込まれたガルバノメータの下端
にある電極部が下部継鉄から突き出るように、下部継鉄
にガルバノメータを通す孔を設けると共に磁石の高さを
小さくして、磁気回路構造全体の高さを短縮することに
より、電磁オッシロ装置に占める磁気回路部の容積を減
少させ装置全体の小型軽量化を計ろうとするものである
以下、図面により本発明を具体的に説明する。第3図A
は本発明の第1実施例を示す側面図、第3図Bはその下
部継鉄の底面図であり、第4図は同第1実施例の斜視図
である。
図において、第1及び第2図と対応する部分には同一の
符号を付してある。上部継鉄5と下部継鉄7とは、磁石
6を挟み、その端面が空隙部8を成すように対向して置
かれる。空隙部8は、ガルバノメーターの中の図示しな
いコイルを通る磁束を集中させる箇所であり、これを形
成する上下各継鉄5,7の両端面をガルバノメーターを
ガ夕なく挿入するための案内面としている。ゆえに、空
隙部8の幅は、その両端部におけるディスタンス・ピー
ス12によりガルバノメータ1の下筒部と適合する寸法
とする。9は、空隙部8上に置かれ、チャンネル数に等
しいガルバノメーターを挿入するために一定のピッチ間
隔で一直線上に明けられた複数個の孔10′を有する上
面案内板で、ディスタンス・ピース12を介して上部継
鉄5と下部継鉄7とを結合する。
下部継鉄7には、孔10が孔10′と同心的に設けられ
る。ガルバノメータ1を差し込んだとき隙間となる磁気
回路内の空間には、予めゴム系樹脂11が充填され、下
部継鉄7の孔10とガルバノメータ下筒部との隙間にも
ゴム系樹脂11′が充填される。つまり、下部継鉄7の
孔10の径は、ガルバノメータ下筒部の径より幾分大き
目であり、下部継鉄7とガルバノメータ下筒部とは直接
金属接触しないので金属の損耗は起こらない。10″は
、空隙部8‘こ形成される孔を示す。
また、ゴム系樹脂11が充填された空隙部8の下方部分
に形成される孔10川の径をガルバノメ−タ下筒部の径
より幾分小さくしておけば、ガルバ/メータ1を挿入し
たとき円周方向の縦付け力が働きガタが出ない。下部継
鉄7の孔10から突出したガルバノメータ下筒部先端の
電極部3は、図示しない適当な接点構造により外部ヘリ
ード線で引き出される。第5図は、パーミアンス係数と
減磁曲線の関係を説明するための曲線図である。
図において、aはアルニコ系磁石、bは希士類磁石の各
減磁曲線を示す。所要の磁束密度醜を生じる磁気回路を
設計する場合、パーミアンス係数はァルニコ系磁石では
Bd/Hが、希土類磁石では斑/Hdとなり、Bd/H
d′>醜/Hdであることが分かる。−方、パーミアン
ス係数は、磁石形状の寸法比で決まり、極万向の長さが
長くなるほど大きい。ゆえに、希土類磁石の方がアルニ
コ系磁石に比べ同一断面形状か又はそれに近い状態であ
れば極方向の長さを短縮できることになり、その分だけ
磁石の容積を減らすことができる。したがって、第2図
に示すように磁石6の高さを小さくできるが、第3図の
ようにガルバノメータ電極部3を突出させた場合、磁力
線の通るループが短縮され、漏洩磁束を低減させる上で
好ましいから、下部継鉄7に孔10を明けても、ガルバ
ノメータ1を差し込む空隙部8の磁束密度を第2図の場
合と同等にすることができる。
よって、本発明においては、余分な継鉄を省いた分だけ
軽量化される。のみならず、電極部3が下部継鉄7から
突出した構造の方が接点構造に大きな自由度があり、設
計が楽である。第6図は、本発明の第2実施例を示す側
面図である。
第3図のように下部継鉄7に孔10が明けられると、そ
の材質が一般的な電磁鰍鉄のような場合には、孔10近
傍で漏洩磁束が生じる。本例は、これを少なくするため
、飽和磁束密度の高い材料に孔を明けたブロック13を
下部継鉄7の溝に滑り込ませて孔位置を合わせたもので
ある。こうすると、磁気回路の重量を変えることなく孔
部分に生じる漏洩磁束を低減し、空隙部8の磁束密度を
高めることができる。第7図は、本発明の第3実施例を
示す側面図である。
本例は、空隙部8の磁束密度を更に高くするため、漏洩
磁束防止用の磁石6′を、例えば上部継鉄5の上面にこ
れと接する側に磁石6の極性と同じ極を向けて配置した
ものである。こうすると、上部総鉄5を通って外部へ出
ようとする磁力線を空隙部8に向けることができる。漏
洩磁束防止用の磁石6′は、上部継鉄5の側に限らず下
部継鉄7の側に置いてもよく、その他漏洩磁束のある箇
所ならばどこに置いても同様の効果を上げることができ
る。第8図は、本発明の第4実施例を示す側面図である
本例は、2個の磁石を用いて左右対称に構成し、ガルバ
ノメータを上部継鉄5の中央部の孔に差し込むようにし
たものである。図において、上述の実施例と対応する部
分には同じ符号が付してある。4′は、バネ接点部で、
上記のバネ接点部4の変形を示す。
第9図は、本発明の第5実施例を示す側面図である。
本例は、上記の実施例とは着磁方向の異なる2個の磁石
を用いて構成したもので、着磁がやさしい利点がある。
図において、6″はポールピースである。焼結磁石の表
面にはスがあったり、カケがあったりするので、部分的
に磁束密度のバラッキが生じやすい。ポールピース6″
は、かかるバラッキを少なくするために設けるもので、
なるべく高飽和磁束密度高透磁率特性をもった材料を用
いる。14は、非磁性体スベーサーである。
以下のほか、特許請求の範囲に記載した本発明の要旨を
逸脱しない限り、種々の変形、変更が可能である。
【図面の簡単な説明】 第1図は従来例を示す側面図、第2図は第1図の変形例
を示す側面図、第3図は本発明の第1実施例を示す側面
図、第4図は第3図のものの斜視図、第5図はパーミア
ンス係数と減磁曲線との関係を説明するための曲線図、
第6図は本発明の第2実施例を示す側面図、第7図は本
発明の第3実施例を示す側面図、第8図は本発明の第4
実施例を示す側面図、第9図は本発明の第5実施例を示
す側面図である。 1・・・・・・ガルバノメータ、3・・・・・・電極部
、5・・・・・・上部継鉄、6・・…・希土類磁石、6
″・・・・・・磁極片、7・・・…下部継鉄、8・・・
・・・空隙部、10・・・・・・孔。 第1図第2図 第3図 第4図 節5図 数6図 第7図 幻8図 第9図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 少なくとも1つの高さが小さい希土類磁石を用いて
    磁極片や継鉄などと共に磁束方向が上下各部で互いに反
    対方向となる扁平な閉磁気回路を形成し、この磁気回路
    の上部に複数のガルバノメータを上部の磁束方向と直角
    な方向に差し込む共通の空隙部を設けると共に、上記磁
    気回路の下部の継鉄に上記空隙部と対向し上記複数のガ
    ルバノメータを通す複数の貫通孔を設け、上記複数のガ
    ルバノメータを上記空隙部より差し込んだとき、上記複
    数のガルバノメータ先端の電極部が上記複数の貫通孔よ
    り外に突出するようにして、上記磁気回路部の容積及び
    重量を減少すると共に上記電極部の接点構造の設計を容
    易にした電磁オツシロ用ガルバノメータの磁気回路。
JP17013179A 1979-12-26 1979-12-26 電磁オツシロ用ガルバノメ−タの磁気回路 Expired JPS608746B2 (ja)

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JP17013179A JPS608746B2 (ja) 1979-12-26 1979-12-26 電磁オツシロ用ガルバノメ−タの磁気回路

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JP17013179A JPS608746B2 (ja) 1979-12-26 1979-12-26 電磁オツシロ用ガルバノメ−タの磁気回路

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JPS5692463A JPS5692463A (en) 1981-07-27
JPS608746B2 true JPS608746B2 (ja) 1985-03-05

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JP (1) JPS608746B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6371257U (ja) * 1986-10-29 1988-05-13
JPH0649490U (ja) * 1992-12-17 1994-07-08 東洋運搬機株式会社 カウンタウエイト

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6371257U (ja) * 1986-10-29 1988-05-13
JPH0649490U (ja) * 1992-12-17 1994-07-08 東洋運搬機株式会社 カウンタウエイト

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JPS5692463A (en) 1981-07-27

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