JPS6086353A - 吸収冷凍機の結晶防止装置 - Google Patents

吸収冷凍機の結晶防止装置

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JPS6086353A
JPS6086353A JP19311483A JP19311483A JPS6086353A JP S6086353 A JPS6086353 A JP S6086353A JP 19311483 A JP19311483 A JP 19311483A JP 19311483 A JP19311483 A JP 19311483A JP S6086353 A JPS6086353 A JP S6086353A
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JP
Japan
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solution
generator
absorption
liquid
absorber
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JP19311483A
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English (en)
Inventor
新保 良則
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Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Denki Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Denki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Sanyo Electric Co Ltd, Sanyo Electric Co Ltd, Sanyo Denki Co Ltd filed Critical Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分針 本発明は、水−臭化リチウムやアルコール−塩化リチウ
ムなど塩類溶液を吸収液に用いるようにした吸収冷凍機
の運転停止時における吸収液の結晶化な防止する装置に
関する。
(ロ)従来技術 吸収冷凍機においては、効率の良い冷凍運転を行うため
に、例えば臭化リチウム水溶液の濃度を60%ないし6
2%程度に高めている。そのため、運転の停止時、外気
温が低いと発生器や溶液熱交換器内に残留している臭化
リチウム濃度の高い吸収液(以下、濃液という)が結晶
して次の運転の再開に支障を来す。
それ故、従来、塩類溶液を用いる吸収冷凍機(以下、こ
の種の吸収冷凍機という)においては、運転を停止する
前に吸収液用のポンプ、冷却水用のポンプ、冷水用のポ
ンプ等を作動させたままで先ず発生器の加熱を停止して
機内を循環する吸収液の濃度を徐々に低くする稀釈運転
を行い、この稀釈運転を完了した後これらポンプを停止
して運転を止めるようにしている。
このような従来の運転停止方法は、稀釈運転の初期に冷
凍能力が発揮されて暫(は低温の冷水が得られる利点を
有するものの、稀釈運転の完了まで時間がかかり過ぎ、
ポンプの動力費がかさむ欠点を有している。
(ハ)発明の目的 本発明は、この種の吸収冷凍機において、稀釈運転を行
わなくても、運転停止時の濃液の結晶を防止でき、ポン
プの動力費も節約することのできる装置の提供を目的と
したものである。
に)発明の構成 本発明は、この種の吸収冷凍機において、運転を停止す
る際に発生器の加熱および吸収液用、冷却水用、冷水用
の各ポンプを同時に停止して運転の停止時における冷媒
および吸収液の余熱で生じる発生器、溶液熱交換器、吸
収器間の圧力差とこれら機器間の落差とにより発生器お
よび溶液熱交換器内の濃液を吸収器内の吸収剤濃度の低
い溶液(以下、稀液という)中に流下させる構成とした
ものである。
本発明によれば、運転の停止後、発生器および溶液熱交
換器内に残留している濃液のほぼ全部が短時間で吸収器
内の稀液に混入して稀釈されるので、稀釈運転を行わず
に濃液の結晶化を防止でき、また、当然に稀釈運転のた
めの吸収液用のポンプや冷却水用のポンプなどの動力費
を節約できる。
(ホ)実施例 第1図は、本発明装置の一実施例を示した概略構成説明
図である。第1図において、(1)は発生器(2)およ
び凝縮器(3)から成る上胴、(4)は蒸発器(5)お
よび吸収器(6)から成る下胴、(7)は溶液熱交換器
、(8)は冷媒用のポンプ、(9)は吸収液用のポンプ
で、これら機器は冷媒液の流下する管(10)、冷媒液
の還液の流下する管(+3)、(13)で接続されて冷
媒と吸収液の循環路を構成している。
(14Jは発生器(2)用の加熱器、+151は蒸発器
(5)用の冷水器、(16)、(+71はそれぞれ吸収
器(6)用、凝縮器(3)用の冷却器、(国、0町ま加
熱器側と接続された熱源蒸気の流れる管、叫、0旧言冷
水器(19と接続された冷に接続された冷却水の流れろ
管、Cυは管(l■に備えた弁、(221は管(191
に備えた冷水用のポンプ、(23)は管(20に備えた
冷却水用のポンプである。
(ロ)、C51はそれぞれ発生器(2)、吸収器(6)
の溶液溜め、(ハ)、(5)はそれぞれ凝縮器(3)、
蒸発器(5)の冷媒液溜め、(ハ)は冷水器住9に冷媒
液を散布する冷媒散布器、翰は冷却器aOに濃液を散布
する溶液散布器である。そして、(至)、(311はエ
リミネータである。
また、前記溶液熱交換器(7)は溶液散布器翰よりも上
方に配備され、かつ、管0Jは発生器(2)の最下部に
接続されている。
このように構成された吸収冷凍機(以下、本機という)
においては、冷凍運転時には従来の吸収冷凍機と同様に
弁Cυを開いて発生器(2)を加熱すると共にポンプ(
8)、(9)、(2汎(ハ)を作動させて冷媒と吸収液
の循環による吸収冷凍サイクルを形成させ、蒸発器(5
)で蒸発する冷媒の潜熱により冷水器(151内を流れ
る冷水を降温させ、降温した冷水を冷房負荷側に供給す
るようにしている。
次に、本機の運転停止時における動作例を説明する。本
機において、冷凍運転の停止時、弁(2υを全閉して発
生器(2)の加熱を停止すると同時にポンプ(8)、(
9)、(2L (23)の作動も停止する。発生器(2
)の加熱が停止されると、この発生器の冷媒を分離する
機能が停止する。冷却水用のポンプQ(6)が停止され
て冷却器θ載面に冷却水が通水されなくなると、冷却器
(16)に散布された濃液が降温しなくなって吸収器(
6)の冷媒を吸収する機能が停止し、かつ、凝縮器(3
)の冷媒を凝縮する機能も停止する。また、冷媒用のポ
ンプ(8)および冷水用のポンプ(2のが停止すると、
蒸発器(5)の冷媒を蒸発させる機能も停止する。その
結果、冷媒と吸収液の循環による吸収冷凍サイクルが短
時間で形成されなくなる一方、残留している冷媒と吸収
液の余熱によって上胴(1)側の圧力が下胴(4)側の
圧力よりも暫くの時間(およそ30分)高く保たれるた
め、その間に発生器(2)の溶液溜め(24)に残留し
ている濃液が圧力差と落差とにより管(2)、溶液熱交
換器(7)、管03)、溶液散布器翰を経て溶液熱交換
器(7)内に残留していた濃液と共に吸収器(6)の溶
液溜めC251へ流下し、かつ、凝縮器(3)の冷媒液
溜め(ハ)に残留している冷媒液も管αl、蒸発器(5
)の冷媒液溜(27)を経て吸収器(6)の溶液溜め(
251へ流下する。
このようにして、冷凍運転の停止後、発生器(2)およ
び溶液熱交換器0句内の濃液のほぼ全部が吸収器(6)
の溶液溜め(25)の溶液中に短時間(およそ15分)
で流下して稀釈されるので、外気温によって濃液が冷却
されて結晶し、管(13、(131や溶液熱交換器(7
)の濃液の流路などが目詰まりを起こすようなことは殆
んどなく、次の運転の再開に支障を来すようなことはな
い。また、本機においては、従来の吸収冷凍機のように
稀釈運転を行う必要もないので、その分、ポンプ(8)
、(9)、(22,123)の動力費も節約できる。
なお、実施例においては、弁(211を全閉すると同時
に冷媒用のポンプ(8)および冷水用のポンプ(22を
停止しているが、これらポンプ(8)、 (22)を作
動させていても濃液のほぼ全部が溶液溜め(ハ)へ流下
する時間はこれらポンプを停止した場合と大差ない。
その理由は、冷却水用のポンプ(ハ)の停止によって吸
収器(6)の機能が停止する結果、蒸発器(5)におい
て冷媒が蒸発できなくなり、すぐに吸収冷凍サイクルが
形成されなくなるからである。尤も、これらポンプ(8
)、(lを停止する方が、これらポンプの動力費を節約
できるので、好ましい。また、本発明を、未蒸発の冷媒
液が蒸発器(5)に還流される型式のものに限らず、凝
縮器(3)からの冷媒液が蒸発器(5)内に直接散布さ
れて未蒸発の冷媒液が溶液溜め(2つへ流下する型式の
吸収冷凍機に適用できろことは勿論である。
第2図は、本発明装置を適用した他の実施例を示す一部
概略構成説明図で、第1図と同様の構成機器には同一の
図番な付している。第2図において、Gツは発生器(2
)の溶液溜め04)の最下部に設けた孔、03)は溶液
溜め(24)の堰(財)から溢流した濃液の貯室であり
、この実施例においては、運転時には濃液はその大部分
が堰(34)を溢流して管(13)へ流下し、運転の停
止時には残留している濃液が孔C33を通過して管03
)へ流下するようになっている。それ故、運転の停止後
、溶液溜めQ(イ)および貯室(331内に濃液が残留
したままになることはない。なお、孔02の大きさは吸
収冷凍機の容量に応じて適宜選定される。
なおまた、この種の吸収冷凍機をヒートポンプとして用
いる場合にも本発明装置を適用できることは勿論である
(へ)発明の効果 以上のように、本発明装置においては、運転停止時の余
熱による発生器、溶液熱交換器、吸収器間の圧力差とこ
れら機器間の落差とによって、濃液を槽液中に流下させ
るようにしたものであるから、運転停止後、外気温によ
って濃液が冷却され、つり結晶化して濃液の流路が閉塞
されるまでに濃液の流路内から濃液のほぼ全部が流出し
、流出した濃液は槽液で稀釈される。その結果、運転停
止後、次の運転の再開に支障を来すような濃液流路の閉
塞が防止され、吸収冷凍機(吸収ヒートポンプ)内の吸
収液の結晶化も防止される。
また、本発明装置においては、吸収冷凍機(吸収ヒート
ポンプ)の稀釈運転を行なう必要もないので、その分、
吸収液用のポンプや冷水(低温熱源水)用のポンプや冷
却水(温水)用のポンプの動力費を節約できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の一実施例を示す概略構成説明図、
第2図は本発明装置の他の実施例を示す一部概略構成説
明図である。 (1)・・・上胴、 (2)・・・発生器、 (3)・
・・凝縮器、 (4)・・・下胴、 (訃・・蒸発器、
 (6)・・・吸収器、 (7)・・・溶液熱交換器、
 (8)、(9)・・・ポンプ、 (13)、(131
・・・管、c+n・・*、 (22、CI!3)・# 
ンプ、 (241,c!51−・・溶液溜め、(2El
)・・・溶液散布器、 0邊・・・孔。 第2図 32

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)臭化リチウム水溶液その他の塩類溶液を吸収液に
    用いるようにした吸収冷凍機において、発生器を吸収器
    の上方に配備すると共に溶液熱交換器を吸収器の溶液入
    口の上方に配備し、かつ、発生器の溶液出口を発生器の
    最下部に設け、運転を停止する際に発生器の加熱を停止
    すると同時に冷水用のポンプ、冷却水用のポンプおよび
    吸収液用のポンプを停止し、落差と運転停止時の圧力差
    とにより発生器および溶液熱交換器内に残留している吸
    収剤濃度の高い溶液を吸収剤濃度の低い吸収器内の溶液
    中に流下させるようにしたことを特徴とする吸収冷凍機
    の結晶防止装置。
JP19311483A 1983-10-14 1983-10-14 吸収冷凍機の結晶防止装置 Pending JPS6086353A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04211220A (ja) * 1989-12-12 1992-08-03 American Teleph & Telegr Co <Att> 光フィルタ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH04211220A (ja) * 1989-12-12 1992-08-03 American Teleph & Telegr Co <Att> 光フィルタ

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