JPS6086173A - 放射冷却機能を有する太陽熱反射被覆組成物 - Google Patents

放射冷却機能を有する太陽熱反射被覆組成物

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JPS6086173A
JPS6086173A JP58194734A JP19473483A JPS6086173A JP S6086173 A JPS6086173 A JP S6086173A JP 58194734 A JP58194734 A JP 58194734A JP 19473483 A JP19473483 A JP 19473483A JP S6086173 A JPS6086173 A JP S6086173A
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solar
radiation
solar radiation
titanium oxide
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Akira Omori
明 大森
Masao Toyama
遠山 昌夫
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Kikusui Kagaku Kogyo KK
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Kikusui Kagaku Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、太陽熱反射被覆組成物のうち高効率の放射冷
却機能を有し、日射の有無に関係なく建築物の外壁や屋
上、屋根、船舶の暴露甲板等の直接日射にさらされる外
表面を有す構造物(以後、建築物等の外表面とする)を
、放射冷却機能によシ冷却することができる被覆組成物
に関するものである。
従来から、太陽の日射による建築物等の外表面の温度上
外を軽減し、空調費の軽減、建築物等の射体保護、船舶
等における食料品の腐敗防止や冷凍効果の向上等を目的
とした、日射反射率の大きな被覆組成物で被覆すること
が行われている。
その皮膜組成としては、熱可塑性又は、熱硬化性樹脂を
バインダーとし、熱反射材としてアルミニウム粉に用い
たアルミニウムペイントヤ、熱可塑性又は熱硬化性樹脂
をバインダーとし、熱反則拐として屈折率の大きなルチ
ル型酸化チタンを使用し、着色料として二酸化マンガン
等を使用したものがある。
このうち前者のアルミニウム粉を熱反剤利として使用し
た被覆組成物は、皮膜中におけるアルミニウム粉の向き
によシ、日射反射率が異なるため、日射方位が変化する
大陽光に対する日射反則率の変化が大きく、全体をして
充分な日射反射率を有するのは困難であシ、太陽熱反射
塗料としての効果は少ない。
後者の、熱反射材として屈折率の大きなルチル型酸化チ
タンを使用し、バインダーとして熱可塑性又は熱硬化性
樹脂を使用した被覆組成物は、高い日射反則率が得られ
、日身1反剤塗料としての効果は犬であるが、後述する
ように放射冷却効果による建築物等外表面の冷却効果は
得られない。
建築物等の外表面へ入射する外光としては第1図のよう
に、太陽からの日射l、大気からの熱放射2があシ、他
方建築物等の外表面から外部へ放出される放射光には、
建築物等の外表面温度に応じて放射される熱放射3があ
る。従って太陽からの日射を効率よく反射すると同時に
、大気からの熱放射に比して建築物等の外表面より温度
に応じて放射される熱放射を大きくすることにより、放
射冷却効果が生じ建築物等の外表面を日射の有無に関係
なく冷却することができる。
鋲2図には建築物等の外表面で授受される各放射光の放
射スペクトルが示されている。ここにおいて、建築物等
の外表面から外部に放出される熱放射3の光エネルギー
は、建築物等の外表面の温度によシ変化するが通常の気
温範囲内での変化では、常に約10μm付近の波長でピ
ークをもつ灰色体の熱放射とみなされる。他方、大気か
ら建築物等外表面に入射する熱放射2の光エネルギーの
波長は、大気が透明体であるために第3図の示すように
波長lOμ7n付近の8〜13μmの範囲の特定波長域
で大きく落ち込んでいる。。
従って、上記特定波長域において放射率(吸収率)が高
く他の波長域において透過率又は反射率の高い皮膜にお
いては、大気から建築物等の外表面へ入射する熱放射に
比して、建築物等の外表面から外部へ放出される熱放射
が大きくなシ、その結果として建築物等の外表面が放射
冷却されることになる。
また、第2図に示す放射スペクトルがら明らがな如く、
日射lのみを反則するだけであれば、被覆組成物の選択
性を4μ〃z以下の波長範囲に限定すれば充分であるが
、被覆組成物の選択性を8μ771−18μyjz以外
の範囲で高い反坏1率を有し、8μytz−18μmの
範囲で高い放4.1率(吸収率)を有するようにすれば
、日射のみの反則に比べて、建築物等の外表面の温度を
いちじるしく低下させることができる。
すなわち、人気から建築物等の外表面に入射される熱放
射2の熱量と建築物等の外表面から外部に放出される熱
放射3の熱量を比較すると、一般にその全総量では、建
築物等の外表面から放出される熱放射3の方が勝ってい
るが、811 m以下の波長範囲及び13μ711以上
の波長範囲では、大気からの熱量η、12の方が勝って
いる。従って建築物等の外表面に被覆された被覆組成物
で授受される放射光2.8のスペクト)vを8p、 t
n ” l B II mに限定することにより、熱収
支の差を大きくして放ル[冷却効果の能力を高めること
ができる。
ところで、熱可塑性又は熱硬化性樹脂をバインダーとし
屈折率の大きなルチル型酸化チタンを熱反射材として使
用した太陽熱反射塗料は4μm以下の波長に対する反射
率が大きく、日射の反射に対してはすぐれた機能を有し
ているが、4μm以上の長波長に対する放射率(吸収率
)は充分に大きいものではなく、8μ772〜13μm
の特定波長域に列する選択放電性も冶しないため、充分
な放射冷却効果はない。
本発明は、8μb いて高い放射率(吸収率)を有し、他の波長域において
高い反射率又は透過率を有する無機拐料、有機材料の単
−又は両者の複合物を主成分とし、日射反則率が高く外
光に含まれる光エネルギーの小さい特定波長域において
放射率(吸収率)が高く、他の波長域において反射率を
有する選択放身1反射被覆組成物を形成するものであり
、選択放射機能を有する材料として、C0Cr2O7、
K2SO4、Si3N4、K2SO4、K2SO3,5
i02、A上2Sj−05等の無機材料や、ビニールフ
ロライド−ビニリデンフロライドコポリマー、ポリオキ
シプロピレン、ポリプロピレン、二弗化コポリマ、二弗
化ビニリデン、ポリ塩化三弗化エチレン、ポリ四弗化エ
チレン等の有機相判を使用し、屈折率の大きなルチル型
酸化チタンを日射反射相開として使用することを特徴と
する放射冷却機能を有する太陽熱反射被覆組成物を形成
するものである。
次に、本発明に基づいて開発された皮膜組成物の実施例
及びアルミニウムベイン1−の比較例を示す。
実施例 放射冷却機能を有する太陽熱反則組成物配合量 二弗化ビニlJデン 500重量部 ルチル型酸化チタン 80重量部 硅酸アルミニウム 150 Mfik 部シリカパウダ
ー(300メソシユ)50重量部」ユ記実施例に基づい
て形成されたフィルム(100μyn ) ドアルミニ
ウムペイント及びルチル型酸化チタンを用いた太陽熱反
則塗料の建築物等外表面の温度上昇防止機能を比較する
ため、第4図のように、」−記3種の被覆組成物で片面
を被覆された厚さ1.2ミリツートルの鋼板4の被覆面
を」一方に向け、他の5面を厚さ100ミリノー1−/
しのボリヌチレン系断熱拐5で新製yされた実験箱を日
射遮蔽物のない屋上に設置し、実験箱内の温度と鋼板表
面温度を測定した。測定日は、雲量が30%以下の8月
中旬である。その結果を第1表に示すが、実施例による
皮膜は日射の有無に関係なく、高効率の放射冷却機能を
有しルチル型酸化チタンを用いた太陽熱反則m3料に比
べ5〜6°C、アルミニウムペイント みられ、建築物等の外表面の温度」−昇防止に有効であ
ることがわかる。
第 1 表
【図面の簡単な説明】
第1図は建築物等の外表面で授受される光エネルギーの
説明図である。 第2図は建築物等の外表面で授受される光エネルギーの
放射スベク) yv特性図である。 第3図は大気の代表温度が一30°C〜30°Cの場合
の大気放射の波長分布図である。 第4図は、本実施例と太陽熱反射塗料及びアルミニウム
ベイン1−との比較賓験に用いた箱の断面図である。 1・・・・・・太陽からの日射、2・・・・・・大気か
らの熱量44、3・・・・・・建築物等の外表面温度に
応じて放射される熱放射、 4・・・・・・鋼板、 5
・・・・・供試組成物、6・・・・・断熱拐(100χ
) a ・−=・3 0°C:310(kca工/771’
 lh )、b=−−・・15°C : 256(kc
a工/mf h )、c − 0°C : 209(k
ca工/772”fl)、(1 −− ・・= −15
 °C : 170(kca工/nf b ) 、e 
= ・−− −3 0 °C : 136(kca工/
n? h ) 。 特許出願人 菊水化学工業株式会社 代表者 遠 山 昌 夫 第1図 第2図 堕1ふ9ジー 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 収率)を有し、かつ、その他の波長域において、高い透
    過率又は、高い反射率を有するCoCr2O7、K2S
    O4、Si3N4、K2SO4、K2SO3、S:h0
    2、A12S:i05、等の無機材料や、ビニールフロ
    ライド−ビニリデンフロライドコポリマー、ポリオキシ
    プロピレン、ポリプロピレン、二弗化コポリマー、二弗
    化ビニリデン、ポリ塩化三弗化エチレン、ポリ四弗化エ
    チレン等の有機材料の単−又は両者の複合物を主成分と
    し、日射反射材として、ルチル型酸化チタンを使用した
    ために、高効率の放射冷却機能と高効率の日射反射機能
    を有する被覆組成物。
JP58194734A 1983-10-18 1983-10-18 放射冷却機能を有する太陽熱反射被覆組成物 Granted JPS6086173A (ja)

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