JPS608502B2 - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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JPS608502B2
JPS608502B2 JP15177078A JP15177078A JPS608502B2 JP S608502 B2 JPS608502 B2 JP S608502B2 JP 15177078 A JP15177078 A JP 15177078A JP 15177078 A JP15177078 A JP 15177078A JP S608502 B2 JPS608502 B2 JP S608502B2
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roller
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JP15177078A
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友洋 青木
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、複写機等の記録装置におけるローフ一定着装
層に関する。
複写機等の記録装置において、表面にトナー像を形成し
た複写紙等のトナ−像支持材(以下、複写紙と称する)
を定着ローラー対の間を通過させ、それによって定着を
行なうローラー定着装置は周知である。
(例えば実関昭50一10248号公報参照)ローラー
定着装置としては、互いに圧接された定着ローラー間に
トナー画像が形成された複写紙を通過させる形式の圧力
ローラー定着装置、及び加熱ローラー対の間に複写紙を
通過させ熱の作用によって定着をなす加熱ローラー定着
装置が一般に知られている。この場合いずれの形式のロ
ーラー定着装置においても、ローラー対間に送り込まれ
た複写紙が定着。
ーラーに付着してこれに巻付く危険があるため、定着ロ
ーラー対における複写紙搬出側に複写紙分離爪を設け、
ローラーに付着した複写紙を分離するようにしている。
この場合、各分離爪は一定の圧力で定着ローラーに接触
するように固定支持されている。しかしながら通常定着
ローラー表面にはシリコンオイルのようなオフセット防
止液を塗布して、その雛型性を補助し向上させることが
行なわれている。
また、近年の複写機等の記録装置は単一の装置で、2種
以上の互いに異なるサイズの複写紙に選択的にコピ−を
得ることができ、このため例えばA4サイズ(210×
297側)とB4サイズ(257×364柳)の複写紙
にコピー可能な複写機のローラー定着装置において、定
着ローラーにシリコンオイルを塗布する場合の塗布幅は
大きいサイズの複写紙、即ちB4サイズの複写紙の横幅
に等しく、複写紙のサイズにかかわらず常にこの横幅の
塗布を行っている。なお複写紙の長手方向と複写紙の進
行方向が平行になるように複写紙を送るものとし、以下
複写紙の進行方向に直交する方向の複写紙の長さを横幅
と呼ぶ。従って、上記従来の定着装置によると、A4サ
イズの複写紙の定着を行なうとき、A4サイズとB4サ
イズの複写紙の横幅の差に相当する分だけ、ローラ−に
は余分のシリコンオイルが塗布されることになり、この
部分に分離爪が当接したままだと、その爪上にシリコン
オイルがたまってこれが落下して機内の汚染の原因にな
り、更にはB4サイズの複写紙の定着を行なうとき、こ
の余分のシリコンオイルを塗布したローラー部分には、
更にオイルが塗布されるためそのオイル量が過度になっ
て、前記分離爪に更に過剰に付着、蓄積して、点滴とな
って落下し、複写機内を汚染したり、B4サイズの複写
紙に転移付着して汚れを生ずる欠点を有する。
そこで本件出願人は先に特豚昭52一105321号明
細書(特開昭54−38132号公報参照)において、
前記欠点を改良した発明を開示した。
第1図及び第2図を用いて、その発明の一実施例を説明
する。図において、定着ローラー1は、金属パイプla
表面にテフロンの薄いコーティングlbがなされており
、内部にハロケンモータ2が配談されている。定着ロー
ラー3は金属ローラー3a表面にシリコンゴム層3bを
被覆したものより成り、定着ローラーーに圧接しながら
、協働して矢印方向に回転する。ローラー長手方向に配
列して、3ケの分離爪4,5,6が配設されており、分
離爪4は各サイズの複写紙の分離基準端の部分であるA
部(第2図)に位置し、軸7上で揺動可能となっており
、ばねにより一定圧で定着ローラー1に庄接されている
。分離爪5は、A4サイズの複写紙の一端(分離基準端
の対向端)の部分であるB部に位置し、同じく分離爪6
は、B4サイズの複写紙の一端c部に配置されている。
分離爪5,6はローラー1,3の長手方向に平行に支持
された軸を共有し、分離爪5は前記B部の位置で固定さ
れている。分離爪6は、摺動性の良好な素材より成る軸
受上に保持され、軸上を定着ローラーーの長手方向に平
行に移動可能な支持部材に支持されている。ロータリー
ソレノイド8は、リンク9をへて、前記支持部材上の1
0‘こ連結しており、B4サイズの複写紙にコピーを行
なう時には、前記A,B,C部(第2図)に各分離爪4
,5,6が位置しているが、B4サイズ複写紙よりも横
幅の狭いA4サイズ複写紙にコピーを行なう際には、複
写紙のサイズ切換えの信号に応じてロータリーソレノィ
ド8が自動的にオンの状態となり回転を開始し、その回
転をリンク9により分離爪6の直線運動に変換し、分離
爪6が前記C部からA4サイズの横幅内であり且つその
一端に近い〇部に移動する。A4サイズ複写紙の通紙中
は、その位置C′で保持されるので余剰塗布部での従来
の如き分離爪6へのオイル付着の欠点は解消される。な
お、11は塗布ローフー、12はスポンジ、フェルト等
のクリーニング部材である。しかしながらこの先願発明
においては、前記実施例で示した如く、ローラーの長手
方向に分離爪を移動しなければならず、しかも複写紙の
横幅に応じてその移動を制御する構成を必要とする。そ
のため、機構が複雑となり装置が大型化することは免れ
ない。そこで本発明は、前記欠点を除去するとともに先
願発明を改良し機構が簡単であり装置を小型化すること
が可能な定着装置を提供することを目的とするものであ
る。
本発明はローラ対と、このローラ対の少なくとも一方の
ローラ表面にオフセット防止液を塗布する手段とを有し
、ローラ対間にトナー像を有するトナー像支持材を通過
させてトナー像の定着を行う定着装置において、ローラ
表面からトナー像支持材を分離するため、定着処理すべ
き小サイズトナー像支持材の通過域内のローラ表面に接
触し、前記ローラの同一母線上に設けられた複数個の分
離爪と、定着処理すべき大サイズトナー像支持材の通過
域内で前記小サイズトナー像支持材の通過城を外れた差
分域内に上記分離爪よりも前記ローラ回転方向に関して
後方にずれた位置で前記ローラ表面と非接触の先端を備
える少なくとも一つのガイド部材と、を有することを特
徴とする。
以下本発明を図面に示した一実施例により説明する。第
3図〜第5図は、本発明の一実施例を示すもので、第3
図は斜視図、第4図は側面図及び第5図は平面図である
なお図において、第1図と同一の部材は同一の番号を付
してある。定着ローラ1長手方向の同一母線上に、3個
の分離爪13,14,15が設けられている。
分離爪13は各サイズの複写紙の分離基準端となる位置
近傍に設けられ、軸16上で揺動可能となっており、ば
ね17により一定圧で定着ローラ1周面に圧接している
。また、分離爪15は、A4サイズの複写紙の一端近傍
(分離基準端の対向端)に設けられ、さらに分離爪13
,15の中間部に配置されている。両分離爪14,15
とも藤16上で揺動可能となっており、それぞればね1
8,19により一定圧で定着ローラ1局面に圧接してい
る。各分離爪13,14,15とも、軸16上に同一の
角度をもってローラ1周面に圧接しており、すなわち爪
先端はローラ1の同一母線上でローラ1周面に圧接して
いる。さらに分離爪20が、本定着装置の最大所要定着
幅であるB4サイズの複写紙の端部に、すなわち定着処
理すべき複写紙の最大サイズ幅(B4サイズ)と最小サ
イズ幅(A4サイズ)の差分内に設けられている。この
分離爪20は、軸16上に前記分離爪13,14,15
の取り付け角度より、より鋭角的に取り付けられている
。すなわち、分離爪20は前記分離爪13,14,15
の爪先端に対して、ローフ1の回転方向に後方へずれた
位置にその爪先端が位置する。しかも、分離爪20の爪
先端は、ばね21によりローラ1周面と間隙を有して非
接触状態となる角度で軸16に取り付けられている。従
って、分離爪20の爪先は、ローラ1周面と非接触であ
るためA4サイズ複写紙の定着時に分離爪20の爪先に
オオィルが溜まることはない。そこでその後B4サイズ
複写紙を定着しても、後写紙にオイルが付着し、しみと
なる恐れがない。またB4サイズ複写紙をローラ周面か
ら剥離する場合には、分離爪13,14,15によりB
4サイズ複写紙は幅方向に約4′5塁度剥離され、oー
ラ周面から浮き上った状態で分離爪20の爪先に突き当
たる。そこで本実施例の如く、分離爪20の爪先がロー
ラ周面より離隔していても、紙詰まり等の恐れがなく分
離することができる。なお、本件出願人の上記実施例を
用いた実験によれば、A4サイズとB4サイズの複写紙
を剥離する場合には、分離爪20の他の分離爪とのロ−
フ回転方向後方へのずれはローラ周長で約10〜3仇岬
位(第4図において、bで示した幅)分離爪20の爪先
とローラ閥面との間隙は0.5〜3.仇岬位(第4図に
おいて、aで示した幅)が良好であることが確認されて
いる。以下さらに、分離爪20をローラ1周面に非接触
状態に保つ方法を説明する。
通常定着ローラは加熱されシリコンオイルを塗布されて
いるので、熱膨咳張あるいはオイル膨張によってローラ
1の径は変化することがある。
そこで本実施例においては、こうしたローラの径の変化
に対対し常に一定の距離を保って分離爪先端を取り付け
るために、分離爪20の一部をローラ1表面に接触させ
ている。すなわち第6図に示す如く、分離爪20の爪先
中央部に直径1.0〜6.仇舵の半球状の突起25を設
け、この突起25をローフ表面に接触させている。こう
することにより、ローラの径の変化に対応して、爪20
は髄16上を揺動し、常に一定の間隙を有することにな
る。しかも、ローラ表面と接触しているのは半球状であ
るため、点接触となりたとえ接触していると言えどもこ
の部分にシーJコンオィルが溜まることはない。また半
球状の代りに、先端が鋭角の扇状の突起としてもオイル
溜りが生ずることのないことが、本件出願人の実験によ
り確認されている。
なお、A4サイズ複写紙よりさらに幅の狭まし、複写紙
をも定着する必要がある場合には、分離爪15をも後方
へずらすとともにローラ表面と非接触にし、分離爪14
をその複写紙の端部近傍へ配置しても良い。
こうすることにより本実施例において、たとえA4サイ
ズの複写紙よりも幅の狭まし・複写紙を定着する際にも
、十分に前記本発明の効果を得ることができる。また、
前記実施例では、定着処理すべき最大サイズ幅の端部に
分離爪20を設けた例を示したが、前記条件を満たして
いれば分離爪20の代りに単なる紙ガイドであっても良
い。
すなわち本実施例においては、分離爪ほど先端が鋭角で
なくても、単に複写紙をガイドする程度であっても十分
複写紙を分離することができる。なお第4図において、
22は定着ローラ1表面のクリーニング部材としての耐
熱不織布、耐熱紙等のウェブであり、ローラ23からロ
ーラ24へ微少ずつ移動送りされている。
また本実施例におし、は、分離爪を4箇所に取付けた例
を示したが、分離爪は複写紙の幅等を考慮して任意の数
取付ければ良いこと勿論である。本発明は以上述べたよ
うに、oーラ表面からトナー像支持材を分離するため、
定着処理すべき4・サイズトナー像支持材の通過域内の
ローラ表面に接触して設けられている複数個の分離爪等
と、分離処理すべき大サイズトナー像支持材の通過域内
で前記小サイズトナー像支持材の通過城を外れた差分域
内に上誌分離爪よりローラ回転方向に関して後方にずれ
た位置で前記ローラ表面と非接触の先端を備える少なく
とも一つのガイド部材と、を有するものである。
この様な構成とすることにより、複写紙のサイズ変更に
応じてわざわざ分離爪をローラの軸万向に移動させるこ
となく、オフセット防止液の余剰塗布部に分離爪が摺接
して該防止液を総溜させたり、またサイズを切換えて大
幅複写紙使用の際の防止液の付着等の汚染の原因を除去
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従従来の定着装置の側面図、第2図はその平面
図、第3図は本発明の一実施例を用いた定着装置の斜視
図、第4図はその側面図、及び第5図はその平面図、第
6図は分離爪の取り付け状態を示す側面図である。 図において、1,3…定着ローラ、13,14,16・
・・分離爪、16・・・軸、17,18,19,..ば
ね、20・・・分離爪、21・・・ばね。 弟/図策2図 第3図 第4図 第5図 豹6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ローラ対と、このローラ対の少なくとも一方のロー
    ラ表面にオフセツト防止液を塗布する手段とを有し、
    ローラ対間にトナー像を有するトナー像支持材を通過さ
    せてトナー像の定着を行う定着装置において、 ローラ
    表面からトナー像支持材を分離するため、定着処理すべ
    き小サイズトナー像支持材の通過域内のローラ表面に接
    触し、 前記ローラの同一母線上に設けられた複数個の
    分離爪と、 定着すべき大サイズトナー像支持材の通過
    域内で前記小サイズトナー像支持材の通過域を外れた差
    分域内に上記分離爪よりも前記ローラ回転方向に関して
    後方にずれた位置で前記ローラ表面と非接触の先端を備
    える少なくとも一つのガイド部材と、 を有することを
    特徴とする定着装置。 2 上記ガイド部材は分離爪であることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の定着装置。 3 上記分離爪と上記ガイド部材は共に共通の支持軸に
    支持されている特許請求の範囲第1項又は第2項記載の
    定着装置。 4 上記ガイド部材は上記ローラ周面に接する半球状又
    は扇状の突起を有しており、この突起によって上記ガイ
    ド部材の先端を前記ローラ表面に対して非接触に保つ特
    許請求の範囲第1項乃至第3項いずれかに記載の定着装
    置。 5 上記ガイド部材と上記分離爪との位置のずれはロー
    ラ周長で10〜30mmの範囲である特許請求の範囲第
    1項乃至第4項いずれかに記載の定着装置。 6 上記ガイド部材先端の上記ローラ表面に対する非接
    触は間隙0.5〜3.0mmの範囲内である特許請求の
    範囲第1項乃至第5項いずれかに記載の定着装置。
JP15177078A 1978-12-08 1978-12-08 定着装置 Expired JPS608502B2 (ja)

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JPS5577770A JPS5577770A (en) 1980-06-11
JPS608502B2 true JPS608502B2 (ja) 1985-03-04

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JPH03112767U (ja) * 1990-03-06 1991-11-18

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