JPS608475Y2 - 空気ダクト - Google Patents

空気ダクト

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Publication number
JPS608475Y2
JPS608475Y2 JP388780U JP388780U JPS608475Y2 JP S608475 Y2 JPS608475 Y2 JP S608475Y2 JP 388780 U JP388780 U JP 388780U JP 388780 U JP388780 U JP 388780U JP S608475 Y2 JPS608475 Y2 JP S608475Y2
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JP
Japan
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air
unit
air duct
cooling
duct
Prior art date
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JP388780U
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English (en)
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JPS56106497U (ja
Inventor
明彦 安養寺
邦明 市川
Original Assignee
横河電機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はキャビネットに多段実装された各ユニットを側
面部からの冷却風を送風するに際して用いられる空気ダ
クトに関するものである。
一般に、大形の電子装置には発熱する部品を強制的に冷
却するための空冷装置が設けられている。
この種の冷却構造を第1図に示して説明すると、これは
、第1図に示すように、上下面が多孔又は空になってい
る複数のユニット2−□〜2−5をキャビネット1に多
段実装し、キャビネット1の下部位置に配設されたファ
ン4aよりキャビネット1の吸気口1aから新鮮な空気
を取り入れ、各ユニット2−1〜2−6にそれぞれ組込
まれたプリント基板3に送風する。
そして、送風された空気は各ユニット2−1〜2−5内
のプリント基板3を冷却しながら一点鎖線で示す矢印方
向に上昇させることにより、キャビネット1の上部位置
に配設されたファン4bによってその排気口1bを通し
て外部へ排出するように構成されている。
なお、第1図において、4cはキャビネット1の中間部
に配設されたファンである。
しかしながら、このような冷却構造においては、多段の
ユニット2−1〜2−6を直列に冷却するので、冷却空
気は各ユニットを通過するたびに温度が上昇し、上段に
行くに従って冷却効率が低下する欠点があった。
また、最大発熱ユニットの位置によってシステム全体の
冷却効率が変化するため、各ユニットの挿入位置に制限
を受ける。
さらニハ、各ユニットのプリント基板は一定の間隔を保
たねばならず、各ユニットレベルでの実装効率を最大に
することが困難になるとともに、キャビネットの全段に
ユニットを実装した時の条件で送風容量等を決定しなけ
ればならず、全段実装しない場合のコストパーフオマン
スが悪くなる。
また、各ユニットを独立して設計する場合の条件が増え
、結果としてパーフオマンスの悪い製品を生み易くなっ
たり、多段のうち1段に密閉構造のユニットを実装する
と、他段の冷却効果に大きな影響を与えてしまうという
欠点があった。
このような欠点を解消するために、同一出願人は第2図
に示すように構成された電子装置の冷却構造を提案して
いる。
同図において、10はキャビネットであり、その左側の
下部位置には吸気口10aが、右側の上部位置には排気
口10bがそれぞれ設けられている。
そして、各吸気口10a1排気口iobの近傍にはファ
ンlla、11bが配設されている。
12−1〜12−3は各種の電子部品14が組込まれた
プリント基板15を所定の間隔を有して横方向に並置し
て収納してなるユニットであり、各ユニット12−0〜
12−3の左右両側面には通風孔13a、13bがそれ
ぞれ設けられている。
そして、各ユニット12−0〜12−3は図示しない支
持部材によって互いに等間隔を有してキャビネット10
の中央部分に多段実装されている。
16a、16bは多段実装されたユニット12−1〜1
2−3に対しその左右両側面に対向するように配設され
た空気ダクトであり、各空気ダクト16a、16bは第
3図に示すように、内部が中空を有して方形状に形成さ
れ、一方の端は開口部17が、その−側面は多数の通風
孔18が設けられている。
この場合、各空気ダクト16a。16bはその通風孔1
8が多段実装されたユニット12−□〜12.の通風孔
13a、13bとそれぞれ対向して支持されており、一
方の空気ダクト16aの開口部17がファンllaの出
口側に、他方の空気ダクト16bの開口部17がファン
11bの入口側にそれぞれ連通されている。
ここで、ファンllaによって吸い込まれた新鮮な空気
は空気ダクト16a内に送り込まれ、さらに空気ダクト
16aの通風孔18を通して各ユニット12−1〜12
−3内へ送り込まれ、プリント基板15を冷却する。
この冷却後の空気はファンllbによって排気されるた
めに生ずる空気ダクト16b内の圧力低下によって空気
ダクト16bの通風孔18を通して空気ダクト16b内
に進入し、その後ファン11bによってキャビネット1
0の排気口10bを経て外部へ排出される。
なお、第2図において2重線で示す矢印は空気の流れを
示している。
このような冷却構造によると、多段のユニット12−1
〜12−3をそれぞれ新鮮な空気で冷却できるので、冷
却効果が高くなるとともに、各ユニットが他のユニット
の発熱量に関係なく冷却されるのでユニットの発熱量に
よって実装段の位置の制限を受けない。
しかも、各ユニットを独立して熱設計できるので、設計
が容易になるなどの優れた利点を奏する。
しかし、このように、キャビネット10に多段実装され
たユニット12−1〜12−3に対しその送風方向を横
方向にして冷却する場合、キャビネット10内において
実装しない段があると、上記構造の空気ダク)16a、
16b(第3図参照)では、その空設に相当する部分の
通風孔18を塞ぐ必要があり、さもないと冷却効果を著
しく低下させてしまう。
したがって、キャビネット10のユニット実装率が決ま
り、かつ空設の位置が決まらないと、塞ぐべき通風孔1
8が決定せず、キャビネットの設計、製作上の工程を乱
すとともに、システム毎に空気ダクトを設計しなければ
ならないという不都合があった。
本考案はこのような点に鑑みてなされたもので、その目
的とするところは、多段実装されたユニットで側面部か
ら冷却風を送風するに際して、ユニットに空設がある場
合その空設に相当する通風用の孔を特別な手段を用いる
ことなく塞ぎ冷却風の分散を抑止することを可能とし、
又、吸気・排気方向を自由に選択し得るようにした空気
ダクトを提供することにある。
このような目的を遠戚するために、本考案は、ユニット
の側面部分に設置され、冷却風を通風し前記側面部分を
通じて前記ユニットを冷却するユニット冷却用の空気ダ
クトであって、 前記空気ダクトは、少くとも一端に開口部を有し内部が
中空となった伸縮自在な蛇腹構造から成り、この蛇腹構
造の前記ユニットに対面する前記側面部分に前記開口部
の近傍を除き前記冷却風の通風用孔を設けたことを特徴
とする空気ダクト、である。
以下、本考案を図面に基いて詳細に説明する。
第4図は本考案にかかる空気ダクトの一実施例を示す斜
視図である。
同図において、20は内部が中空を有して伸縮自在に形
成された蛇腹構造をなす長方形のダクト本体であり、そ
の上下両端20a、20b間において蛇腹部21が等し
いピッチで構成されている。
そして、ダクト本体20の一方の端20aは開口部22
が形成されているとともに、その一方の側面20cには
開口部22が形成された端20aの近傍を除いて多数の
通風孔23がそれぞれ形成されている。
この場合、各通風孔23はダクト本体20を構成する各
蛇腹部21において空気の流れが均等になるように略等
しく形成されている。
なお、24はダクト本体20の一側面20cに通風孔2
3が形成されない部分を示し、第4図は空気ダクトの中
間部分を折り曲げてつめたときの態様を示している。
次に上記実施例の空気ダクトの使用例を第5図乃至第7
図に示して説明する。
第5図は、第2図と同様に、キャビネット10に多段実
装された各ユニット12−1〜12−3に対しその左右
両側面に空気ダクト25a、25bの通風孔23をそれ
ぞれ対向させるように空気ダク)25a、25bを配設
した場合を示す。
なお、同図において第2図と同一符号は同−又は相当部
分を示している。
この使用例においては、各空気ダクト25a、25bが
蛇腹構造になっているので、そのダクトの材質が薄くで
き、安価にできるとともに、取り扱いが容易になる。
また、各空気ダクトの一端側において送風される空気の
洩れがないので、冷却効率を向上させることができる。
第6図は、空設があるときの使用例を示すもので、その
全段部分に対応する空気ダクト25 a。
25bの蛇腹部21−1を折り曲げてそれらのピッチを
つめることにより、各空気ダクト25a、25bの一側
面の通風孔23を塞いで空設における空気の分散を抑止
することができる。
この使用例によると、多段の一部が空設になっても各空
気ダクトの実装方法を変更するだけで対処できる。
また、各段のそれぞれの実装状況とダクト構造は直接間
りないので、実装率、状況が未定であってもキャビネッ
トの設計、部品調達を先行することができるとともに、
キャビネットの製作も進行させることができる。
第7図は、吸気口10aならびに排気口10bがキャビ
ネット10の両側面に配設されるときの使用例を示すも
ので、各吸気口10a1排気口10bに空気ダク)25
ay25bの一方の開口端を対向させて連通ずるように
、その蛇腹部21−2921−3のピッチをつめたり、
広くして折り曲げることにより、各空気ダクト25a、
25bを用いることもできる。
これによると、吸気、排気の方向を自由に設定すること
ができる。
なお、上記実施例では空気ダクトの一側面に円形又は方
形の通風孔を形成する場合について示したが、この通風
孔は網目状に形成しても同様の効果を得ることができる
また、ダクトの一方の端に形成される開口部の形状をフ
ァンの形成と整合をとっておくと、便利である。
以上のように、本考案の空気ダクトによれば、蛇腹構造
にすることにより、空設がある場合にその空設に当面す
る通風用の孔はダクト本体の蛇腹部のピッチをつめるこ
とにより塞ぐことが可能となるので、特別の手段を用い
ることなく冷却風の分散を抑止することが可能であり、
同時に吸気・排気の方向もピッチの間隔を変えることで
自由に得られるので、使用上の自由度が向上できると共
に、冷却効果を効率良く向上することが可能となる、と
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従前の電子装置の冷却構造を示す概略構成図、
第2図は同一出願人によって提案されている電子装置の
冷却構造を示す概略構成図、第3図は第2図において用
いられている空気ダクトの一例を示す斜視図、第4図は
本考案にかかる空気ダクトの一実施例を示す斜視図、第
5図乃至第7図はその使用例を示す概略構成図である。 20・・・・・・ダクト本体、21・・・・・・ダクト
本体20を構成する蛇腹部、22・・・・・・ダクト本
体20の一方の端に設けられた開口部、23・・・・・
・ダクト本体20の一側面に設けられた通風孔、24・
・・・・・ダクト本体20の一側面20cに通風孔23
が形成されない部分。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ユニットの側面部分に設置され、冷却風を通風し前記側
    面部分を通じて前記ユニットを冷却するユニット冷却用
    の空気ダクトであって、 前記空気ダクトは、少くとも一端に開口部を有し内部が
    中空となった伸縮自在な蛇腹構造から戊り、この蛇腹構
    造の前記ユニットに対面する前記側面部分に前記開口部
    の近傍を除き前記冷却風の通風用孔を設けたことを特徴
    とする空気ダクト。
JP388780U 1980-01-17 1980-01-17 空気ダクト Expired JPS608475Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP388780U JPS608475Y2 (ja) 1980-01-17 1980-01-17 空気ダクト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP388780U JPS608475Y2 (ja) 1980-01-17 1980-01-17 空気ダクト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56106497U JPS56106497U (ja) 1981-08-19
JPS608475Y2 true JPS608475Y2 (ja) 1985-03-25

Family

ID=29600605

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP388780U Expired JPS608475Y2 (ja) 1980-01-17 1980-01-17 空気ダクト

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JP2014041875A (ja) * 2012-08-21 2014-03-06 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Ict装置のキャビネット実装時における気流適正化手段

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JPS56106497U (ja) 1981-08-19

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