JP2010002143A - データセンタでの排熱方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、ラック2から排出された熱を効率よく排熱させるデータセンタ1での排熱方法を提供することを目的としている。
【解決手段】本発明に係るデータセンタでの排熱方法は、ラック2の列間は、交互に吸入帯4と排出帯5とを構成し、排出帯5の上部にはダクト7を設けると共に、排出帯5の端部に設置されているラック2には壁面体9を取り付けることにより、排出帯5をダクト7と壁面体9とで被覆し、排出帯5に排出された暖気をダクト7を介してエアコンディショナ3に吸気させることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、前面から冷気を吸入し背面から暖気を排出するように機器を収納したラックを吸入面と排出面とを向かい合わせて配列したデータセンタでの排熱方法に関するものである。
データセンタや電算室では、サーバー等の機器をラックに収納している。近年の情報化に伴い、その機器の数も増えラックへと密集させている。そのため、機器から排出される熱の処理が大きな課題となっており、従来さまざまな方策が採られてきている。
空気は温められると上昇するので、その性質を有効に利用できるように、エアコンディショナから排出された冷気は、ラックが配置されている床下から取り込むようにする。ラックやラックに収納されているサーバー等の機器類に吸気され暖められた空気をエアコンディショナへと送りデータセンタ内を循環させていた。
特開平11−148710号公報
しかしながら、上記方法での空気の循環方法では、あまり効率的には排熱できていなかった。ラックは配列され、ラック列間は、冷気を吸気する列、暖気を排出する列と分離できるように、ラックの吸気面と排気面とをそれぞれ向かい合わせて設置していたが、それでも排気された暖気が吸気の列へ流れ込んでしまうこともあり、機器がまた暖かい空気を吸ってしまうことがあった。暖かい空気が吸気され続けると、機器にダメージを与える虞があった。
そこで本発明は、ラックから排出された熱を効率よく排熱させるデータセンタでの排熱方法を提供することを目的とし、その構造は、ラックの列間は、交互に吸入帯と排出帯とを構成し、排出帯の上部にはダクトを設けると共に、排出帯の端部に設置されているラックには壁面体を取り付けることにより、排出帯をダクトと壁面体とで被覆し、排出帯に排出された暖気をダクトを介してデータセンタ内に取り付けられたエアコンディショナに吸気させることを特徴とする。
また、ダクトには排出帯からの暖気の流量調整が可能である可変ダンパを設けることを特徴とする。
また、ダクトをエアコンディショナに向かって高くなるよう傾斜をつけて設け、暖気が上昇しやすくしたことを特徴とする。
本発明は、ラックの列間は、交互に吸入帯と排出帯とを構成し、排出帯の上部にはダクトを設けると共に、排出帯の端部に設置されているラックには壁面体を取り付けることにより、排出帯をダクトと壁面体とで被覆し、排出帯に排出された暖気をダクトを介してエアコンディショナに吸気させるため、一旦ラックから排出された空気が、吸入帯に侵入することなく、直接エアコンディショナに吸気されるので、効率よく空気の温度を下げながら、データセンタ内で循環させることができ、ラックに収納されたサーバー等の機器に対するダメージも最小限に抑えられる。
また、ダクトには排出帯からの暖気の流量調整が可能である可変ダンパを設けるため、ラックに収納されている機器の種類や数に合わせて、暖気の流量調整ができ、効率よく排熱が行え、機器に対するダメージも最小限に抑えられる。また、エアコンディショナに近い位置に配置されたラックと遠い位置に配置されたラックとでは、エアコンディショナの吸気量に差が出てしまうため、その差を調整するためにも流量調整が有効である。
また、ダクトをエアコンディショナに向かって高くなるよう傾斜をつけて設け、暖気が上昇しやすくしたため、空気は暖められると上昇するという性質を有効に利用し、さらに排気が効率よく行えるようになる。
本発明に係るデータセンタでの排熱方法の実施例を図1〜図5の添付図面に基いて説明する。
データセンタや電算室1には、通信機器や電子機器等を収納したラック2を設置している。ラック2に収納された機器からは熱が発生するため、データセンタや電算室1はエアコンディショナ3によって空調がなされている。空気は暖められると上昇する性質を有効に利用するため、エアコンディショナ3で冷やされた空気は床下から排出される。
機器類は、前面2a吸気、背面2b排気の方向でラック2に取り付けられる。ラック2を並列したとき、すべてのラック2の前面2a側から冷気を吸気し、機器によって暖められた空気を背面2b側に排気するように配置する。さらに、ラック2が複数列配置される場合には、ラック列の間の空間は一列おきに、冷気をラック2に取り込むための吸入帯4と、ラック2から暖気を排出するための排出帯5とする。
吸入帯4の床面はスリット等の通気孔6を設け、そこからエアコンディショナ3からの冷気を排出している。冷気はラック2の前面2aから吸入され、機器の動作により暖められた空気は、ラック2の背面2bから排出帯5へと排出される。
データセンタや電算室1には、エアコンディショナ3を設け、二列のラック2に渡すように排出帯5の上部にはダクト7を取り付ける。ダクト7は、ラック2の一つ分に対向する幅寸法とし、ラック2の連結状況に合わせて、ダクト7も取り付けられるようになっている。エアコンディショナ3に一番近い位置に配置されたラック2に取り付けられたダクト7から、エアコンディショナ3へは接続ダクト8が取り付けられ、接続ダクト8には、排出帯5からの暖気を強制的にエアコンディショナ3へと排気するように排気ファンを取り付けることもできる。また、ラック列の端に配置されたラック2には、壁面体9を取り付ける。壁面体9とダクト7により、排出帯5はすべて覆われ、ラック2から排出された空気が、他の吸入帯4に流れることなく、直接エアコンディショナ3へと送られる。そうすることで暖気が再びラック2に吸入されることを防止でき、暖気を機器が再吸入することなく、ラック2に収納されている機器へのダメージも最小限に抑えることができる。エアコンディショナ3を設置する位置を排出帯5の延長線上にすると、接続ダクト8の長さを最短にすることができる。
請求項2に係るデータセンタでの排熱方法は、請求項1に記載のダクト7に可変ダンパ10を設けることである。可変ダンパ10は、排出帯5からの排気の流量を調整するもので、可変ダンパ10を開閉可能とすることで、ダクト7への排気量を可変とする。
近年の情報化により、データセンタや電算室1で使用される機器の数も増え、データセンタや電算室1での機器もかなりの数がラック2に密集され配置されている。熱負荷設計は、その部屋で面積単位でなされており、全体での排熱効率には問題は生じない。しかしながら、ラック単位で見た場合には、熱負荷は均一ではなく、ラック列のなかのあるラックは大きな熱負荷があり、他のラックは小さな熱負荷であるというような場合がある。ラック2内の冷却に重要なことは、風量と吸入する空気の温度を確保することであり、大きな熱負荷のあるラックには吸気温度を確保すると共に、風量を大きく振り分けることが、効率の良い排熱となる。そこで、高負荷のラック2の可変ダンパ10を大きく開放する一方で、低負荷のラック2の可変ダンパ10は小さく開き、ラック2内へ送り込む風量の調節をすることで負荷容量に合わせた風量調整が可能となる。
また、一つのエアコンディショナ3が担うラック2の数が多いため、エアコンディショナ3から離れた位置に配置されたラックの排気をエアコンディショナ3へ送ることが困難である場合、エアコンディショナ3に近い位置に配置されたラック2のダクト7は可変ダンパ10を閉じ、エアコンディショナ3から離れるにしたがって、可変ダンパ10を開くようにして、それぞれのラック2からの排気量を調節し、エアコンディショナ3から離れた位置に配置されたラック2からの排気も確実に排出できるようにした。
請求項3に係るデータセンタでの排熱方法は、ラック11に取り付けられるダクト12の天井高さを、エアコンディショナ13から離れたところに位置するダクト12から、エアコンディショナ13に近づくにつれて高くなるように、ダクト12に傾斜をつける。空気は暖められると上昇するという性質を有効に使用し、排気帯14の空気がエアコンディショナ13に効率よく流れる構造とする。
データセンタでの排熱方法を示す説明図である。 データセンタでのラックの配列を示す説明図である。 図2における矢視A図である。 請求項2に示すデータセンタでのラックの排熱方法を示す説明図である。 請求項3に示すデータセンタでのラックの排熱方法を示す説明図である。
符号の説明
1 データセンタや電算室
2 ラック
2a 前面
2b 背面
3 エアコンディショナ
4 吸入帯
5 排出帯
6 通気孔
7 ダクト
8 接続ダクト
9 壁面体
10 可変ダンパ
11 ラック
12 ダクト
13 エアコンディショナ
14 排気帯

Claims (3)

  1. 前面から冷気を吸入し背面から暖気を排出するように機器を収納したラックを、吸入面と排出面とを向かい合わせて配列したデータセンタでの排熱方法であって、前記ラックの列間は、交互に吸入帯と排出帯とを構成し、該排出帯の上部にはダクトを設けると共に、該排出帯の端部に設置されているラックには壁面体を取り付けることにより、前記排出帯を前記ダクトと壁面体とで被覆し、前記排出帯に排出された暖気を前記ダクトを介してエアコンディショナに吸気させることを特徴とするデータセンタでの排熱方法。
  2. 前記データセンタでの排熱方法であって、前記ダクトには排出帯からの暖気の流量調整が可能である可変ダンパを設けることを特徴とする請求項1に記載のデータセンタでの排熱方法。
  3. 前記データセンタでの排熱方法であって、前記ダクトを前記エアコンディショナに向かって高くなるよう傾斜をつけて設け、暖気が上昇しやすくしたことを特徴とする請求項1または2に記載のデータセンタでの排熱方法。
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