JPS6084204A - 農園芸用殺菌剤 - Google Patents

農園芸用殺菌剤

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JPS6084204A
JPS6084204A JP17223583A JP17223583A JPS6084204A JP S6084204 A JPS6084204 A JP S6084204A JP 17223583 A JP17223583 A JP 17223583A JP 17223583 A JP17223583 A JP 17223583A JP S6084204 A JPS6084204 A JP S6084204A
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JP
Japan
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lower alkyl
formula
effect
kasugamycin
germicide
Prior art date
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Pending
Application number
JP17223583A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Sato
克己 佐藤
Takuo Wada
和田 拓雄
Yojiro Hirota
広田 洋二郎
Hisao Sugiura
杉浦 久雄
Nobuyuki Kuroda
信行 黒田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hokko Chemical Industry Co Ltd
Ube Corp
Original Assignee
Hokko Chemical Industry Co Ltd
Ube Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6084204A publication Critical patent/JPS6084204A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、カスガマイシンまたはその塩類(以下場合に
より「化合物A」と称する)一般式 ル基、シクロアルキル基、フェニル基または低級アルキ
ル置換フェニル基を示(7そしてR5Vi水素原子また
は低級アルキル基を示す)またはそしてnはotたは1
を示す)を示し、AFi−6H−v= < R4は水素
原子まfcはアルキル基を示す)それ独立して水素原子
またはアルキル基を示す〕を示し、又はハロゲン原子、
低級アルキル基または低級アルコキシ基を示し、そして
pは0.1または2を示す〕で表わされるイミダゾール
誘導体とを有効成分として含有することを特徴とする農
園芸用殺菌剤に関し、特にイネの最も重要な病害である
稲いもち病に顕著な相乗効果を発揮する新規な農園芸用
殺菌剤を提供するものである。
本発明の有効成分の一つである化合物Aは、人畜、魚介
類に対する安全性が極めて高く、現在広く稲いもち病防
除薬剤として普及している化合物である(特公昭46−
6818号公報径照)0しかしながら化合物Aの稲いも
ち窮防除における作用特性は顕著な治療効果のみに限ら
れ、予防散布での残効性及び耐雨性に欠ける。また、い
もち病多発地帯での多数回連続散布では薬剤耐性菌の出
現が問題視されているのが実情である。
本発明者らは、化合物Aの持つ優れた治療効果を生かし
、しかも上記欠点を補ったよシ良い薬剤の創製を目的に
鋭意研究した。その結果、一般式(1)で示されるイミ
ダゾール誘導体を配合することにより、稲いもち病に対
して極めて高い防除効果を示し、その効果は各有効成分
の単独施用からは全く推定し難い相乗性をもって発揮さ
れることを見出した。従って、従来の化合物Aの使用量
を2〜4分の1に低減することが可能となった。さらに
、その効果は治療効果だけでなく、予防散布による残効
性、耐雨性をも兼ね備えるとともに、カスガマイシン耐
性菌に対しても高い防除効果を示すものである。
本発明に係る一般式(1)の化合物は次式の方法によシ
製造することができる。
この反応は相当するカルバモイルクロライドとイミダゾ
ールとを反・応成分としてアセトン、ジメチルホルムア
ミド、ジメチルスルホキ7ドなどの反応に不活性な溶媒
中で炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、水酸化カリウム、
水酸化ナトリウム、ピリジン、トリエチルアミンなどの
塩基の存在下で行うことができる。
次に本発明に係る化合物の製造につき製造例を示す。
製造例1(化合物tll[18つ N−2−(3−メチルブテン−1−イル)−N−α−n
−プロビルベンジルカルノ2モイルクロライド809(
0,287モル)をジメチルホルムアミド200−に溶
解し、イミダゾール801i′(1,17モル)および
炭酸カリウム100r(0,72モル)を加えて攪拌し
ながら70〜80℃で2時間加熱した。反応終了後、水
100−を加え、トルエンで抽出した後、有機層を無水
硫酸ナトリウムで乾燥し、トルエンを留去後、減圧蒸留
して淡黄色液体の目的物359 (nDl−5423、
b、p。
195−200℃/ 3 mmHg)を得た。
製造例2(化合物術63) N−1−シクロヘキセニル−N−α−n−ブチルベンジ
ルカルバモイルクロライドa4v(0,029モル)を
ジメチルホルムアミF5 (1m6に溶解し、イミダゾ
ール10t(0,147モル)および炭酸カリウム10
f(0,072モル)を加えて80℃で1時間加熱した
。反応後、水中に投じ、トルエンで抽出後濃縮し、トル
エンおよびn−へキサンの混合溶媒から再結晶して白色
結晶の目的物4.2 f (m、p、 94〜95℃)
を得た。
本発明で使用できるイミダゾール誘導体の代表的化合物
を例示すると以下のとおりである。
なお、化合物番号は以下の実施例および試験例でも参照
される。
第1表 34Ct8′n名21.5576 50 CH3G ’ nM”61.544654 ’ 
−CH2−O9名41.582055 on])31.
5732 56 ′ O CH3’ ”’″′ ′曳CH9(n) シ ロ3 ’ −CH−m、p、94−95℃73cH30
019i6,51.559587BrQ # 、 n8
”51.5679102 ’ −C1(2−C′H2−
Onp 1.5667しi′i3 118 CH3Q ” nDl、5499本発明の農園
芸用殺菌剤を製剤化するには有効成分と常法で使用する
各種担体および各種の補助剤を添加して粉剤(DL型粉
剤を含む)、水利剤、フロアブル剤、微粒剤など所望の
形態にして使用することができる。本発明における有効
成分の配合割合は化合物A1部に対してイミダゾール誘
導体1〜20部配合するのが適当であるが、施用時の気
象条件や病害発生状況に応じて適宜配合割合を変更して
使用することができる。
また、本発明の農園芸用殺菌剤に他の殺菌剤、殺虫剤、
除草剤などを配合して使用することができる。
次に実施例を挙げるが本発明は以下の実施例に限定され
るものではない。なお、例中部とあるのはすべて重量部
を表わす。
実施例1 水和剤 化合物A 1部 化合物8 1゜部 ホリオキシエチレンノニルフェノールエーテル 2部リ
グニンスルホン酸ソーダ 3部 クレー 74部 これらを充分に混合し、粉砕して水利剤を得る。
実施例2 粉 剤 化合物A 0.1部 化合物10 1.5部 ホワイトカーボン 2 部 PAP (物理性改良剤) 13部 クレー 9へ1部 これらを充分混合し、粉砕して粉剤を得る。
実施例370アプル剤 化合物A 1.2部 化合物119 15部 ポリオキシエチレンアルキルアリルエーテル 1.5部
ポリビニルアルコール 3部 水 79.3部 これらを充分混合して70アブル剤を得る。
次に本発明の農園芸用殺菌剤の病害防除効果を試験例に
よシ説明する。
試験例1 稲いもち病防除効果試験 供試イネは直径9謂の素焼針を用いて土耕栽培した品種
朝日の幼苗(第4葉期)を用い、予防効果および治療効
果試験を実施した。
薬剤散布は、実施例1に準じて調製した水利剤の所定濃
度液をターンテーブル上で6鉢当920−ずつスプレー
ガンで散布した。
病菌接種は、昭和47年山形県庄内地域の一般農家水田
圃場のイネいもち病罹病穂から単胞子分離し、5℃で培
養保存しであるカスガマイ7ン野外耐性菌3菌株の混合
胞子を用いて行った。すなわち、オートミル寒天培地上
で培養して得た3菌株のカスガマイシン耐性菌株胞子を
等量ずつ懸濁した胞子浮遊液(顕微鏡150倍1視野当
り約120個の胞子濃度)を噴霧接種した。
予防効果試験では上記方法により薬剤散布1日後に病菌
接種し、24℃の湿室内に24時間格納後発病温室(2
4℃±1℃)に移して発病させた。一方、治療効果試験
は病菌接種24時間後のイネいもち病菌が補体に侵入後
に薬剤散布し、予防効果も同様に発病温室で発病を促し
た。発病調査は予防、治療効果とも接種6日後に第4葉
の一葉当シの病斑数を調査して無処理区との対比から防
除価←)を算出した。
結果は第1表に示すとおりである。
第1表 注1)よりPは化学名S−ベンジル0.0−ジインプロ
ビルホスホロチオニートラ含有する市販の殺tillJ
である。
2)かっこ内の数値は、無散布区の第4葉邑シの平均イ
ネいもち病病斑数を示す。
試験例2 稲いもち病防除効果試駒(耐雨性試験〕直径
9cmの素焼鉢で土耕栽培したイネ(品種朝日)の3葉
期苗を用いて耐雨性試験を実施した。
薬剤散布は実施例1に準じて調製した水利剤の所定濃度
液をターンテーブル上で2鉢当シに15m7!ずつスプ
レーガンで散布した。風乾後直ちに人工降雨装置を用い
て、1時間当920節の降雨処理を行なった。病菌接種
は降雨処理1日後に、あらかじめオートミール寒天培地
上で培養して得たイネいもち病菌(Pyricular
ia ory′7.ae)の胞子懸濁液(顕微鏡150
倍1視野当シ約100胞子)を噴霧接種した。接種後2
4℃の湿室内に24時間格納し、その後発病温室に移し
て発病させた。発病調査は接種6日後に第6葉の1葉当
シの病斑数を調査し、無散布区との対比から防除価@)
を算出した。
結果は、第2表に示すとおりである。
第2表 注1)よりPは化学名S−ベンジル0,0−ジイソプロ
ビルホスホロデオエートを含有する市販の殺菌剤である
2)かっこ内数値は無散布区の第3葉当りの平均イネい
もち病病斑数を示す。
試験例3 イネいもち病畑苗代防除効果試験ベンレー)
T水和剤20(市販種子消毒剤の商品名〕の200倍液
で24時間浸漬消毒した稲種子(品種:コシヒカリ〕を
既知の防除試験法〔「植物病理実験法」第301〜60
7頁(1962)参照〕に準じて畑苗代に条播した。
多発条件下での効果を検討するため、感染源として、あ
らかじめ、畑苗代の両側に播種したイネ(品種:コシヒ
カリ)にいもち病菌胞子を接鍾し発病させ、ここからイ
ネいもち病菌胞子が常時畑苗代の稲に自然感染する状態
とした。
各試験区は1区1fn2の6連制として行なった。
薬剤散布は実施例1に準じて調製した各供試薬剤の所定
濃度液を1区当り100ゴずつ小型自動噴霧器で2回散
布した。第1回散布は下位葉に初発化病斑がみえはじめ
た38葉期に、また、第2回散布は第1回散布6日後に
行ない、各薬剤の残効性を経時的に調べた。調査方法は
イネいもち病病斑枯死面積歩合@)を調査し、次式によ
り各薬剤の防除価チヲ算出した。
結果は第3表のとおりである。
注1) KDDPは化学名0−エチルs、s−ジフェニ
ルジチオホスフエートヲ含有する市販の殺菌剤である。
2)かっこ内の数値は、無散布区の平均イネいもち病病
斑枯死面積歩合@)を示す。
特許出願人 北興化学工業株式会社 同 宇部興産株式会社 手続補正書 昭和5!〕年11月26日 特許庁長官 志 賀 学 殿 1、事件の表示 昭和58年特許願第1″72235号 2、発明の名称 農園芸用殺菌剤 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都中央区日本橋本石1111’ 41’ 
12番地名称 北興化学工業株式会ネ1 (外1名) 4、復代理人 住所 東京都千代田区豹町3TIJ2番地(相互第一ヒ
ル)Z補正の内容 第9頁の表中、化合物ノに22に関する「R1」以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 カスガマイシンまたはその塩類と一般式キル基、シクロ
    アルキル基、フェニル基または低級アルキル置換フェニ
    ル基を示し、そしてR5は水素原子または低級アルキル
    基を示す)またしそしてnは0″!、たは1を示す)を
    示し、Aは4 それぞれ独立して水素原子またはアルキル基を示す)を
    示し、Xはハロゲン原子、低級アルキル基または低級ア
    ルコキシ基を示し、そしてpは0.1または2を示す〕
    で表わされるイミダゾール誘導体とを有効成分として含
    有すること’r特徴とする農園芸用殺菌剤。
JP17223583A 1983-09-20 1983-09-20 農園芸用殺菌剤 Pending JPS6084204A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9914702B2 (en) 2011-05-16 2018-03-13 Bionomics Limited Amine derivatives as potassium channel blockers

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