JPS6084124A - 浄水用濾材 - Google Patents

浄水用濾材

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JPS6084124A
JPS6084124A JP19242483A JP19242483A JPS6084124A JP S6084124 A JPS6084124 A JP S6084124A JP 19242483 A JP19242483 A JP 19242483A JP 19242483 A JP19242483 A JP 19242483A JP S6084124 A JPS6084124 A JP S6084124A
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今田 宣之
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は湖水、河川水などに含まれるマンガン分、鉄分
および着色成分などの好ましくなし・成分を除去する浄
水用炉材に関する。
近年、湖水、河川等が著しく汚染されており、上水用の
給水源として適サナいものが増加して(・る。これに伴
い浄化処理装置も複雑化し、処理コストも増大している
従来、原水中からマンカン分、鉄分9着色成分を除去す
るために一般的に行なわれている方法としては、(1)
オゾンや酸化剤を用いた酸化法、叩活性炭による吸着法
、< m )マンガン添着ゼオライトなどによる接触濾
過法、(1v)凝集剤による凝集沈澱法、あるいはこれ
らを組合せた処理方法がある。
ところが上記従来の除去方法にはそJlぞれ次の問題が
ある。キずオゾンや酸化剤を用いる酸化法ではコストが
高くなり、特にオゾンを使用する処理方法では大気汚染
Q)問題も生ずるのでこjt ’6−防止するための設
備も必要となる。又活性炭は他の成分を吸着する点では
良好であるがマンカン分、鉄分ケ吸着する能力が殆んど
なく更に着色成分の吸着能力も低し・。
次IC接触濾過法では従来、表面に二酸化マンガンイオ
ンさ一ヒだマンカンゼメライトが主に使用さシしている
。これは通常、2価のマンガンイオンに訝む液にゼオラ
イトラ浸漬した後、酸化剤例えば過マンガン酸カリウム
τ加えてゼオライトのす(面に二酸化マンガンを添着さ
)することによって製造される。し2かし7この方法は
過マンガン酸カリウムのような高唾な薬品を相当多量に
使用する為IID]J二費が商く、l−かも原水中にマ
ンガン含有量が多いと良好7に除去効果を期待できない
。又、ゼオライト表面の二酸化マンカンの付着力がそれ
根太さくすいため二酸化マンガンの脱離、流出による損
失劣化が著しい。
一方凝集沈澱法では着色成分が多くなる程汚泥の発生量
が多くなり、汚泥の処理コストも高くなる。
本発明はこれらの問題を解決すべくなされたもので湖水
、河川水、および地下水等の原水中のマンガン分、鉄分
、あるいは着色成分を効率的かつ経済的に除去する浄水
用戸材を提供することを目的とする、 上町1目的宏達成う°べく、本発明は、β型二酸化マン
カン単独もし、くはβ型二酸化マンガンとγ型二酸化マ
ンガンとが混在り、たマクロ的にポーラスでかつ表面が
活性な二酸化マンガンよりなることを・特徴とする。
以Fに本発明定実施例および実験例と共W詳#lvこ説
明する8二酸化マンガン自体が水中のマンカン分、鉄分
A6よび着色成分等の除去に効果があることは従来知ら
ハている。本発明けがかる二酸化マン刀ン奮独自の手段
により好適に利用したものである。
先づ二酸化マンガン金炉材と(−〇使用するためC「は
必要な11r!水速度をもl、−せるt−め適当なj位
度眞づ−ることが必要である、 二酸化マンガンを適当な粒度に揃えるためDi″は、従
来匝解二酸化マンガンブロックを粗砕し整粒するかある
t・は二酸化マンガン粉末を結合剤である無機質バイン
ダー例えばアルミナセメント等を用いて成形することが
考えられる、とこ))が1往解二酸化マン刀ンフロツク
を粗砕したものは有効な反応表面積が小さいと(・う欠
点がある。又、無機質バインダーによって成形し2だも
のは活性な二酸化マンガン表面がバインターによって覆
わり、るため浄水効果が劣るという問題かある。
そこで本発明はr型二酸化マンガンを用い、これ全所定
の酸性溶液r加えて造粒し7、加熱処111! 1.、
てβ型二酸化マンガンの造粒体に成形する。
即ち、γ型二酸化マンカン粉末またはβ型など4一部含
有するγ型主体の二酸化マンカン粉末と2価のマンカン
イオンおよび、/’ifこはマグネシウムイオンを共存
させた酸性溶液とを混練し。
浄水用p月として必要な粒度、例えば20〜42メツシ
ユに造粒を行なう。
この造粒物を加湿状態で加熱することによりマクロ的に
ポーラスで、しかも強度の大穴い粒状二酸化マンガンが
得られる。尚ここでマクロ的r(ポーラスとは水が自由
に通水し、うる程度の孔径を有することを云う。
また、二酸化マンガンはα型、β型、γ型。
δ型の結晶形全有しており、γ型主体とはγ型取外の結
晶形を数%から10数%含有したものである。電解二酸
化マンガンの結晶形はγ型単独か、中たけβ型を数%含
有したγ型主体のもQ)であり、上記粒状二酸化マンガ
ンの製造原料とし−て好適に用(・ることかで六る。
上記γ型単独ないしはγ型主体の二酸化マンガン粉末を
加熱処理■、て粒状二酸化マンガンを製造する。ここで
該二酸化マンカン粉末が加熱処理により固まるのはγ型
からβ型への転移に伴う現象に基づくものであり、β型
を用(・て同様の加熱処理ケ行っても固化し/疋い一9
甑って原料と(−(β型も1. <はβ型主体の二酸化
−7ンガンJ、(二使用lた場合には本発明と同様の処
理工程を経ても水中で崩壊し1tい造粒体は得られない
次に二酸化マンガンをγ71;117)・らβ型へ転移
さ亡るためには2価のマンガンイオン、 酸、 温iが
重要な要因で、!′)す、水元nAにおいては加熱処i
ノ1jに先立ち、)、記粒状二酸化マンガン((2価の
一7ンガンイオン1−5よび/またはマグネシウムイオ
ン1r:共存さぜた酸性溶液を加えて混練する。
尚、マンガンイオンの代りに7グネシウムイオン r(
を独で用いるとマンガンイオンを用いた場合に比べ転移
速度が非常に遅い。fた、マンカンイオンにマグネシウ
ムイオンを共存さ礎る理由は、得られた造粒体の見掛比
重が同じ粒度であってもマンガンイオン単独の場合に比
べ小さく 7.cり多孔度が増すためである11次VC
マンガンイオン等乞含む酸性溶液で混練するのけ水中で
も崩壊し7な(・高強度の造粒体ケ得るためである。
こJtは、γ型二酸化マンガンを90 ”C以上加熱ま
た2価(ノ)マンガンイオン等を含む硫酸酸性溶液ケこ
浸漬させた場合、粉末どうしが固まる現象を利用し7た
ものである。尚、上記マンガンイオン等ケ含有■77【
い単なる硫酸酸性溶液や水で造粒し、加熱処理し2ても
水中で崩壊しない程度の強度を得ることはで穴ない。造
粒に際l1、添加ず4、上記酸性溶液の靴は通常造粒す
る場合に用(・もれる液量でよ(・。また上記酸性溶液
のマンノjノイオン、マグネシウムイオンおよび酸の濃
度は、その−例としてマンガンイオン0〜809/l 
、マグネシウムイオンO〜50 g/′l、硫酸5〜I
 00 ’g/lのものを用し・るとよい。尚、各イオ
ン濃度の高い方が早く固まる傾向にある。
次に上記造粒体を加湿雰囲気で加熱処理する。
この加熱処理により造粒体の粉末どうしが結合し、強度
が高!Fる。この場合造粒物を密閉容器中に入れ加熱を
行なっても強度のある粒状二酸化マンカンが得らJする
が、単に大気中で加熱したものは水分が直ぐに蒸発l、
てしまい、β型化が進まず水中に入れると大部分のもの
が崩壊する。他方、加湿状p―で加熱すれば造粒体に水
分を含まぜ造粒体中の粉末どうしの結合が促進びれ、水
中でも崩壊1な(・程度Q)強度を何するも0が得られ
る。因に、本発明の造粒体は後述する実験例で示すよう
に大きな強度を有し、ている以上のように造粒の際に1
史用する−に記酸性溶液のマンガンイオン、マグネシウ
ムイオンおよび酸の組成や加熱処理時間が重要な要因C
あり加熱処理時間1〜3日、溶液の組成マンガンイオン
O〜80 、!//l、マグネシウムイオン0〜50/
Lるほど加熱処理後の粒状二酸化マンカンの強度は強く
なり、また加熱処理時間も長くなるほど強くなることが
確認さ第1た。
加熱処理後の粒状二酸化マンガンは前述の酸性溶液((
浸漬することにより、粒状体中の粒子どうしの結合が進
、I、 %らに強度の強(・浄水用P材が(Ht)fL
る− 浸漬時間は長し・方が強度的には強(1ぶるが既に浸漬
する前の粒状物がある程度強度を有しているため1〜3
日程度で良(・、 酸性溶液の温度は高い方が良く、90℃以上が好ましい
次に造粒体で浄化した水が水道水の水質基準の一つであ
る水素イオン濃度の基準内となるよう該造粒体を水洗し
、た後、更に苛性ソーダ等の中和剤で中和する。こ」1
.らの処理によりマンガン分、鉄分の除去のみならず着
色除去用としても高性能を示す浄水用F材が得られる。
尚、上記中和剤の処理により、油水初期における浄化し
た水の一4値が5.8〜8,68度となり、水道水の水
質基準内にすることができる。
酸性溶液に浸漬することによる強度の向上は水道用3砂
試験方法(JW$VA A 103)中ノーツの試験項
目である摩滅率試験で測定した結果、加湿状態で加熱し
ただけのものは5〜10%であるのに対し、酸性溶液に
浸漬し、たものは1〜3%となり、強度的に向上して〜
・ることは明らかである。
尚、摩滅率は小さな値はど3砂と[2での強度は強℃・
γ型である電解I酸化マンガンはミクrJ的には非常6
・こポーラスlfものでネ)るが浄水用炉材と12では
ミクロ的に十−ラス1.cものであるよりマクロ的にホ
ーラスである方が好まし2(・。
本発明による浄水用炉材はマクロ的にポーラスに1.[
つており、しかも−酸化マンガンの活性度を害するよう
なバインダーケ使用することなく二酸化マンガンの性質
を利用して強固な粒状物を形成し、1〜かも、表面には
針状あるいは柱状の二酸化マンガン結晶が形成されてい
ることから、表面での反応1ni積が増大し2、マクロ
的にポーラスであることと合わせて大きな浄水能力を達
成[、てし・る。尚、本発明の浄水用炉材として併用し
2て原水に塩素または過マンガン酸カリウムILどの酸
化剤を加えれQよ、特に着色除去能力なさらに一層向上
させることができる。
以下実施例、比較例および実験例を示す。
実施例1 γ型二酸化マンガン粉末に2価のマンガンイオン60 
g/l 、マグネシウムイオン20 g/、 。
硫酸50 Vlを含む硫酸酸性溶液を加えて混線しまた
後造粒を行ない、20〜42メツシユの粒状二酸化マン
カンとした。この造粒物を密閉容器に入れ、i o o
 ’cで2日間加熱することにより、水中に入れても崩
壊しない粒状二酸化マンガンを一層た。さらに脱酸のた
め、まず水洗を行ない、その後苛性ソーダにて中和を行
ないマクロ的にポーラスで表面1(針状の二酸化マンガ
ンが成長を始めた浄水用洲材を得た。
実施例2 γ型二酸化マンカン粉末に実施例1で用(・たものと同
一組成の酸性溶液を加えて混練した後造粒を行な(・、
20〜42メツシユの粒状二酸化マンガンとした。この
造粒物を密閉容器に入れ100℃で4日間加熱すること
により、水中に入れても崩壊しない粒状二酸化マンガン
を得た。さらに実施例1と同様に水洗、中和を行ないマ
クロ的にポーラスで表面に針状の二酸化マンガンが実施
例1よりさらに成長した浄水用炉材を得た。
実施例3 実施例1で得られた粒状二酸化マンカン牙2価ノマンガ
ンイオン101//g 、マグネシウムイオン5p/i
 、硫酸1011/1を含む酸性溶液に浸漬させ、溶液
の温度を90′(3に維持さ七l工が「、2日間静置さ
せた後、脱酸のため実施例1に同様に水洗、中和留付な
った。このようvt−シて得らi’L k浄水用炉材の
電子顕微鏡写真を第1図(at(b)に示す。第1図(
aHblに示されるように本発明の浄水用炉材はマクロ
的にポーラスなものとなっておりしかも表面には柱状の
二酸化マンガンが成長し反応表面積ケさらに増大さげて
いる。
実施例4 実栴例1で得られた粒状二酸化マンカンを2価のマンガ
ンイオン60 g/l、マグネシウムイオン20 g/
l、硫酸50 g、/1を含む酸性溶液に浸漬させ、溶
液の温度を90’Cに維持させ1.cがも3日間静置さ
せた後、脱酸のため実施例1と同様に水洗、中和を行な
し・マクロ的にポーラスでしかも表面には柱状の二酸化
マンガンが実施例3よI)もさらに成長した浄水用炉材
を得た。
比較例1〜3 従来からのP材部ち、())r型二酸化マンガン粉末を
ポルトランドセメントで成形した炉材(比較例1)、(
11)γ型電解二酸化マンガンブロックを粗砕、密粒し
た炉材(比較例2)、< n+ )マンガン添着ゼオラ
イト(比較例3)をそれぞれ公知の方法により調整した
実験例1 実施例1により得られた浄水用F材、実施例2により得
られた浄水用F材、実施例3により得られた浄水用炉材
、実施例4により得られた浄水用炉材および前記従来か
らの浄材部ち、γ型二酸化マンガン粉末をポルトランド
セメントで成形した炉材(比較例1)、r型電解二酸化
マンガンブロックを粗砕、整粒した炉材(比較例2)、
マンガン添着ゼオライト(比較例3)を使用し色度除去
の性能比較を行った。
試験条件は各P羽100 ccをカラムに充填し色度4
0度に調整(−だ原水を1000 CC,’H,の速度
で3山水1.た。
その結果を第2図に示す。
第2図に示されるように浄水能力は本発明の浄水用炉材
を用いた実施例1〜4が最も高く、次し・でマンガン添
着ゼオライトを用いた比較例3、電解二酸化マンカンブ
ロックを粗砕、整粒し5だ炉材を用いた比較例2、電解
二酸化マンガン粉末rアルミナセメントで成形し7だ炉
材を用いた比較例IQ:)I喧となっており、水道水の
水質基準である色度5度を越えるまでの時間は比較例の
中で最も浄水能力が優れた比較例3が約3日であるのに
対し、実施例の中で浄水11ヒカが比較的劣る実施例1
でも約5.5日となり本発明の浄水用炉材が従来の炉材
と比較しく著17<浄水能力に優れていることが判る。
実相例1〜4の間には浄水能力に大ぎ1よ差はな(・が
実施例2z実施例3〉実施例1〉実施例4の順で浄水性
能は良<’y、cっている。
比表面積については窒素吸着によるBET法による1l
llJ定の結果、ミクロボアーの多℃・電′解二酸化マ
ンガンを用いた比較例2が約40 m1gであるのに対
し、本発明に、よる実施例1が20シ[有]。
実施例2が30 m”7g 、実施例3が27 m”7
g +実施例4が20 vt/gとなり、比較例2に比
較し実施例1〜4ともに半分以下であるにもかかわらず
浄水性能は著しく優れでおり、浄水性能にはマクロ的ボ
アー並びに実施例1〜4では表面積が大fr1裏方が性
能的に良好であることから、炉材表面での表面積の大き
さが重要である。
本発明による浄水用1は表面上に針状又は柱状の二酸化
マンガン結晶をもたせることにより表面狽を増大させて
いる。
なお、実施例1〜4共に処理液の重信は原水のPH値と
ほぼ同じであった。
実験例2 実施例1〜4により得られた浄水用炉材、比較例1.比
較例3會使用し2、強度臥験葡行った。
試験方法は、水道用3砂試験方法(JWWA A103
)中の摩滅率試験方法に準じて行!fつた。
浄水用炉材50,9を秤量し鉄#に装入する。
こAしに直径9關の鋼球5個を加え、密閉して1分間2
50回の割で5分間激しく振動びせる。
終了後これをふる(・分け、ふるL−トに残留[また炉
材の@量(W、)をめ、次式により摩滅率を算出した。
摩滅率(%) = (51)−W) X 2その結果を
表1VC示す。
表1から明らかなように加湿状態での加熱処理によって
得られた実施例1.実施例2は比較例1.比較例3に比
べて摩滅率はやや高(・が、実施例1の成形体をざらに
酸性溶液に浸漬することにより得られた実施例3.実施
例4は摩滅率が著し7く低下し7ており強度が向上して
いることが判る8 加熱処理2日の実施例1と、加熱処理4日の実施例2を
比較すれば加熱処理日数の長い方が強度的に強くなって
おり、また硫酸酸性溶液中で処理を行なった実施例3.
実施例4を比較すれば2価のマンガンイオン、マグネシ
ウムイオン、硫酸等の濃度が高℃・酸性溶液に浸漬した
実施例4の方が強度的に強くなっている。
表 1 実験例3 本発明の浄水用炉材の原料である硫酸マンガン浴におけ
る電解圧より得られたr型二酸化マンガン、本発明の実
施例1.実施例2.実施例3、実施例4で得られた粒状
二酸化マンガンの鉄管法を用(・た場合のX線回折パタ
ーンを第3図(a) 、 (b) 、 tc) 、 (
d) 、 (e)にそれぞれ示1−だ。
γ型二酸化マンガンは2θ−28°の回折面(Cブロー
ドな回折パターンが表われβ型二酸化マンガンは2θ=
36の回折面九回折パターンが表われる特徴がある。
こQJことから第3図(8,1の原料である電解二酸化
マンガンはγ型二酸化マンガン、第3図(blの実施例
1で得られた二酸化マンガン、第3図(clの実姉例2
で得られた二酸化マンガン、および第31ZJ fd)
の実施例3で得られた二酸化マンガンはβ型とγ型の混
在した二酸化マンガン、第3図(e)の実姉例4で得ら
れた二酸化マンガンはβ型二酸化マンガンであることが
確認さJした。
実験例4 実施例3で使用(,5た浄水用炉材と比較例3で使用し
た炉材(マンガン添着ゼオライト)を用いてマンガン分
、鉄分除去の性能比較を行なった。原水として2価のマ
ンカン分を5 ppm 、 2価の麩イ]ンを51)p
lr+に調整したもの含!使用し、測定方法は実験例1
と同様7.c方法にて行/よった。
残留マンカンが水質基準の0.3ppm I・(達する
士での総処理水量で比較すれば、マンガン添着ゼオライ
i・を用し・たもの(比較例3)が約204であるのに
対し本発明による浄水用炉材を用いた4)の(実施例3
)は約3501となり色度ノミならずマンガン分の除去
能力についても本発明8でよる浄水用炉材の優秀性が明
らかに確認さitだ。なお鉄については残留マンガンが
0.3ppmK達するまでは検出されなかった。実施例
1、実施例2.実施例4共に実施例3とほぼ同等の性能
であった。
以上説明(7た如く、マクロ的にポーラスでかつ表面が
活性な粒状二酸化マンガンよりなる本発明の浄水用炉材
は浄水能力が著(2く高く、かつ経済的に安価であるこ
とから、湖水、河川水。
地下水等のマンガン分、鉄分および着色を除去するため
の炉材として最適である。
【図面の簡単な説明】
第1図(a) 、 (blは本発明による二酸化マンガ
ン炉材の組織表向状態を表わした電子顕微鏡写真、第2
図は実施例1〜4および比較例1〜3における処理水の
色度と釘過日数の関係を示すグラフ。 第3図(at 、 (bl 、 (cl 、 (dl 
、 (elげそれぞれ本発明で使用された二酸化マンカ
ン、実施例1で得ろ」lだ二酸化マンガン、実施例2で
得られた二酸化マンガン、実施例3で得られた二酸化マ
ンガン、実施例4で得られた二酸化マンガンのX線回折
パターンを示すグラフ。。 特II=出願 人 三井金属鉱業株式会社代理人 弁理
士 光石士部(他1名) 多 胛 (b)9 第2図 0i + 234567 経過日数 第3図 (a) 2θ 第3図 2θ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)β型二酸化マンガン単独もしくはβ型二酸化マン
    ガンとβ型二酸化マンガンとが混在した一=r り、o
     的にポーラスでかつ表面が活性な粒状二酸化マンガン
    よりなることを特徴とする浄水用炉材
  2. (2)前記粒状二酸化マンカンが、β型二酸化マンガン
    粉末またはr型主体の二酸化マンガン粉末を二価のマン
    ガンイオンおよび/またはマグネシウムイオンを含有し
    た酸性溶液で混線、造粒し、これを加湿雰囲気で加熱す
    ることによる得られたものであることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の浄水用炉材
  3. (3)前記粒状二酸化マンガンが、γ型二酸化マンカン
    粉末またはγ型主体の二酸化マンカン粉末r二価のマン
    ガンイオンおよび/またはマグネシウムイオンを含有し
    た酸性溶液で混線、造粒し、これを加湿雰囲気で加熱し
    た後、更に二価のマンガンイオンおよび/またはマグネ
    シウムイオンを含有した酸性溶液に浸漬することにより
    得られたものであることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の浄水用炉材
JP19242483A 1983-10-17 1983-10-17 浄水用濾材 Granted JPS6084124A (ja)

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