JPS6083927A - 写真プリント方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、１枚の印画紙に複数のシーンを焼き付ける
と共に、その際に各シーンのプリント位置及びプリント
サイズ等のレイアウトと写真の説明文等の印字とを注文
者の自由な指定により行なう写真プリント（以下、レイ
アウトフリープリントと称する）を写真焼付装置によっ
て行なうに際し、レイアウトと写真の説明文等の指定を
受けるのに用いられる受付手段に関する。

こ〜でレイアウトフリープリントの概念を明らかにして
おく。

Ａｌ：　１枚の印画紙に複数のシーンをプリントするも
のである。

Ａ２：印画紙のサイズは定形サイズのものが複数用意さ
れているのが望ましい。

Ａ３ニブリントするシーンの数はフィルム１木分より多
く、ユーザーの所有するフィルムの内から自由に選定し
得るのが望ましい。

Ａ４ニブリントサイズは各シーン毎に自由に指定できる
のが望ましい。

Ａ５ニブリント枠の形状は従来の長方形のほか、正方形
、円形、ハート形等の如く自由に指定できるものである
ことが望ましい。

へ６：写真の説明文等の印字に関しては、文字数はでき
るだけ多く、また印字サイズも自由に指定できるのが望
ましい。この場合、漢字、平仮名、片仮名、ローマ字、
その他の文字・記号等の種別、及び３抹等について可能
な限り広い選択が可能であるのが望ましい。更に、注文
者の手書の説明文かそのまま印字可能であることも望ま
しい。

Ａ７：可能な限り安価に提供できること。

へ８：注文を受けてから商品渡しまで即日、遅くても翌
日渡しまでとし、スピーディ−なサービ゛スが可能であ
ることが望ましい。

以上はレイアウトフリープリントに要求される概念であ
るが、同時に一般の写真プリントの場合に要求されてい
る諸条件、例えば、適正な露光条件、カラー調整、ミス
プリントの防止、プリント作業のスピード化等を満足さ
せる必要がある。

レイアウトフリープリントは、例えばアルバム写真やポ
ストカードプリントの如く同一のネガからプリント枚数
が大量である場合等に特別に行なわれるものであり、プ
リント枚数が少数である通常の再注文プリントの際にこ
れを行なうことは費用のかかることを度外視した全く個
人的な趣味の範囲に属する。また、このような注文があ
ったとしても、現在−膜化している取継店０ラボから成
る写真プリントまたはミニラボシステム等の短時間処理
による写真プリントの流通システムでは受け手ｊけるこ
とが困難である。

しかし、レイアウトフリープリントを写真焼付装置で行
なうことができれば安価に提供可能となり、再注文プリ
ントの需要拡大ひいては写真文化の底辺拡大に寄与する
ことが大である。

この発明は、レイアウトフリープリントの新規なプリン
ト方法の一環として成されたものであって、この発明の
主目的はレイアウトフリープリントの自動化を可能にす
る諸条件の内、各シーンのプリント位置及びプリントサ
イズ等のレイアウトと写真の説明文等のフォーマット情
報を処理するのに用いる受付手段を明らかにする点にあ
り、この発明の他の目的ないし附随する目的は後述する
実施例の説明並びに添伺の図面に従って明白になるもの
である。

上記したレイアウトフリープリントを得ることができる
写真焼付装置には、一般の再注文プリントを行なう機構
に加えて、第１図に示す如く、レイアウトフリープリン
トを行なうのに特有な機構が必要であり、これらの機構
は、 Ｂ１：ネガ搬送手段 Ｂ２ニブリント倍率、方向変更、プリント枠指定手段 Ｂ３ニブリント系の二次元移動手段 Ｂ４：露光手段 Ｂ５：文字焼付または印字手段 Ｂ６：印画紙搬送手段 から成っており、更に、これらの手段を制御するため、 Ｂ７：制御部 で構成されている。

上記した写真焼付装置によりレイアウトフリープリント
を行なうためには、 ＣＩ＝注文者の指定によるフォーマット情報（プリント
位置、プリントサイズ、プリント方向等、また焼枠とし
て普通の四辺形の外、円形、ハート形等の選択ができる
場合には、プリント枠の指定を含む） Ｃ２：写真の説明等の印字情報 Ｃ３：ネガ情報 の読取・処理を行なう利用技術（ソフトウェア）が必要
である。

上記したＡレイアウトフリープリントの概念、Ｂハード
ウェア、Ｃソフトウェアは相互に有機的な関連を持つも
のであり、当然のことながら１つの部門における満足さ
せるべき課題条件が決定されれば、他の２部門では、そ
れに対応する課題を満足させるだけの機能を有しておれ
ばよく、各部門が考えられ得る最高の課題を満足させる
必要はない。例えば、レイアウトフリープリントの概念
として、 Ａ２０：印画紙のサイズは定形のもの１種とする、Ａ３
０：１枚の印画紙にプリントするフィルムのサイズは１
種類として、異種サイズのネガを含ませない、 Ａ４０：１枚の印画紙にプリントできる枚数は６枚以内
とし、その内の特定枚数だけ大きなサイズとする、 Ａ５０ニブ１）ント枠の形状は長方形または正方形とす
る、 へ６０：印字または焼付は２０字以内とし、全て和文と
する、 等の如く規定すれば、前記したＢハードウェア及びＣソ
フトウェアはかなり簡易なものとすることができる。従
って、上記した課題条件は例示的列挙に過ぎず、示され
た課題条件をはるかに超えたものも目的とするレイアウ
トフリープリントに属するものである。

レイアウトフリープリントは注文者→取継店→ラボー取
継店→注文者の経路に従って行なわれるが、取継店での
注文の受付に際しては、Ａ、再注文フィルムを受け取り
プリントすべきコマの指定、 Ｂ、指定されたコマ（シーン）を如何に配列し、またサ
イズをどのようにするかレイアウトの指定、Ｃ１写真の
説明文等の印字の指定、を受ける。

上記したフォーマット情報を受ける際には、第２図、に
示す如き°レイアウトカードを利用するものに付いては
既に出願済である（実願昭５８−１４１４５２号）。即
ち、第２図（Ｂ）〜（Ｆ）はレイアウトカードの一例を
示すもので、（Ｂ）は、レイアウトカードの台紙１にネ
ガ（コマ）番号記入欄２、表題記入欄３、説明文記入欄
４等を印刷したもので、この例では１枚の印画紙に均等
サイズでネガ（コマ）番号記入欄２に指定された通りの
１２シーンのプリントが行なわれることを示している。

第２図（Ｃ）は、（Ｂ）のものと比較してプリント枚数
、配列が異なる外、プリントサイズの異なるもの、及び
縦長プリントを混在させたものを示しており、第２図（
Ｉｌ）は、印画紙を横長に使用してプリントするものを
示している。第２図（Ｂ）〜（Ｄ）に示すものは、レイ
アウトカードを多種類用意しておき、注文者に選択させ
るものであるが、第２図（Ｅ）、（Ｆ）に示すものは、
ネガ（コマ）番号記入欄２と説明文記入欄４とを有する
プリントカード５を多種類用意しておき、レイアウトカ
ードの台紙ｌに貼り付けて注文者に自由なレイアウトを
まかせようとするものである。

上記゛した如きフォーマットカードに依ると、取継店あ
るいはラボでフォーマット情報等の入力作業が必要であ
る。従って、この発明では、ワードプロセッサ等の如き
文字争画像処理装置あるいはＣＲＴディスプレイによる
画像表示装置又はデジタイザ等を用いて、プリント位置
拳プリントサイズ等のレイアウト、及び説明文の指定を
受け付けようとするものである。この場合、プリント位
置、プリントサイズ等については特定の条件のもとに多
数の種類を予め用意しデーターインプットしておき、簡
単なキー操作で選択できるようにし、説明文等のみ入力
してもらっても良い。入力方式は様々のものがあるが、
誰にでもできる簡単なものであることが望ましい。

ワードプロセッサによるレイアウトフリープリントの受
信の一例を説明すると、第３図に示す如く、ワードプロ
セッサ本体ｌＯには、予め基本フロッピディスク１１に
より、あるいは別個のフロッピディスク１２により゛多
数のレイアウト見本（第２図（Ｂ＞〜（Ｄ）＃照）が入
力されており、キーボードの操作によりレイアウトの見
本がグラフィックディスプレイ１４の画面上で特定でき
る。次いで、ライトペン等１５を用いて位置の指定を行
ってネガのコマ番号、説明文を入力する。この場合、位
置指定情報等の入力順序を決めておけば、ライトペン等
による位置の指定は不要となる。更に、この操作に平行
して、基本フロッピディスク１１あるいは別個のフロッ
ピディスク１２に用意されているイラスト見本を呼び出
せば、写真プリントの周囲に適宜に配置させることがで
きる。

上記操作が完了すると最終チェックが行われ、この情報
はミニフロッピディスク等の一時記憶媒体１６にファイ
ルされる。

上記の実施例にあっては、第２図に示す如き予め決めら
れたレイアウトに従って指定を受けることになるが、レ
イアウトの種類を限定することなく、対話式プログラム
により、依頼者の選択の巾を大きくすることも可能であ
る。

第４図は、デジタイザを利用して、ネガ情報及びレイア
ウト情報の入力を行う例を示すものであり、符号ｌＯ〜
１４および１６は第３図で説明したのと同一の部材を指
示しており、１７はデジタイザである。デジタイザ１７
によるネガ番号、コマ番号の入力においては、まず、キ
ーボード１３を操作してネガ番号を入カレ、デジタイザ
１７上の指定位置にネガを置き、ネガ上のポイントを指
示することにより、位置が読み取られる。レイアウト情
報の入力は、第２図ＣＢ）〜（１１）に示したレイアウ
トカードが用いられている場合、予め記憶されているフ
ォーマントパターンをレイアウトカード上の番号により
キーボードから指定して呼び出した後、デジタイザ上の
レイアウトカードの図形の一点を指示することにより行
い、第２図（Ｅ）、（Ｆ）に示したカードが用いられる
場合、デジタイザ上に置いたプリントカード５の上辺あ
るいは下辺、左辺あるいは右辺の２点を指示することに
より、ＣＰＵ演算により、レイアウトの指定が行われる
。説明文はキーボードの操作により入力される。

上記の如き受付を行うことにより、写真の周囲にイラス
トを表したり、あるいは写真（シーイ）をハートその他
の図柄で囲んだりする表現が簡単に可能となり、レイア
ウトフリープリントの楽しみを倍加する。また、上記の
如き文字処理装置、画像表示装置を用いれば、入力情報
はミニフロッピーディスク等の記録手段を用いてラボに
送ることができ、ラボにおける処理作業を簡素化及びス
ピード化することが可能である。

この発明は上記の如く構成されているので、フォーマッ
ト情報の処理を極めて簡単に行うことができ、頭記した
写真焼付機によるレアウトフリープリントを可能にする
ものである。

【図面の簡単な説明】

第１図はレイアウトフリープリントの処理系統を示すブ
ロック図、第２図はレイアウトカードの一例を示す平面
図、第３図および第４図はこの発明を適用した受付装置
のブロック図である。 図中において、ｌはレイアウトカードの台紙、２はネガ
（コマ）番号記入欄、３は表題記入欄、４は説明文記入
欄、５はプリントカード、１０はワードプロセッサ本体
、１１は基本フロッピディスク、１２．１６はフロッピ
ディスク、１３はキーボード、１４はグラフィックディ
スプレイ、１５はライトペン、Ｉ７はデジタイザを特徴
とする 特許出願人　小西六写真工業株式会社 代理人　ゴｒ理士坂ロ信昭 （ほか１名） ｓ２　因 （Ａ） （Ｅ）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 再注文プリントの注文者の指定による、プリントすべき
   ネガ（コマ）情報、プリント位置及びプリントサイズ等
   のレイアウトに関するフォーマット情報、写真の説明等
   に関する印字情報に従い、１枚の印画紙に複数のシーン
   及び説明文の焼付ないし印字を写真焼付装置により行な
   う写真プリントにおいて、ネガ（コマ）情報、フォーマ
   ット情報、印字情報等の受付がワードプロセッサ等の如
   き文字９画像処理装置あるいは［ＥＲＴディスプレイに
   よる画像表示装置又はデジタイザ等により行われること
   を特徴とする写真プリント方法。