JPS6083220A - 磁気記録媒体 - Google Patents
磁気記録媒体Info
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- JPS6083220A JPS6083220A JP19006783A JP19006783A JPS6083220A JP S6083220 A JPS6083220 A JP S6083220A JP 19006783 A JP19006783 A JP 19006783A JP 19006783 A JP19006783 A JP 19006783A JP S6083220 A JPS6083220 A JP S6083220A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- coat layer
- primer coat
- carbon black
- layer
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明は磁気テープ、磁気フロラぎ一ディスク等として
用いられる磁気記録媒体に関する。
用いられる磁気記録媒体に関する。
従来技術
磁気記録媒体としてプラスチックフィルムのような非磁
性支持体上に磁性粒子及び電子線硬化性樹脂バインダー
を主成分とする磁性層を設けたものが知られている。こ
の種の磁気記録媒体は支持体上に前記成分を含む磁性塗
料を塗布した後、電子線を照射して塗膜を硬化させるこ
とによシ作られる。このように磁性層の形成に電子線硬
化性樹脂を用いた磁気記録媒体の製造法は磁性塗料のポ
ットライフの向上、品質の安定、製造工程の簡略化、省
エネルギー等の点で一般に有利であるとされている。し
かし電子線硬化性樹脂を用いた磁性層は特にプラスチッ
クフィルムのような支持体との接着性に劣るため、磁気
記録媒体としての耐久性の面から見れば十分とは云えな
い。その対重として磁性層と支持体との間に樹脂ゾライ
マーコート層を設ける試みもなされている。このゾライ
マーコート層用の樹脂にはプラスチックフィルム支持体
に対しても磁性層に対しても接着性が優れているとされ
る熱硬化性樹脂が主として使用されているが、このよう
な樹脂でも十分な接着効果が得られない上、キユアリン
グの除にブロッキングを起こし易いという欠点があった
。
性支持体上に磁性粒子及び電子線硬化性樹脂バインダー
を主成分とする磁性層を設けたものが知られている。こ
の種の磁気記録媒体は支持体上に前記成分を含む磁性塗
料を塗布した後、電子線を照射して塗膜を硬化させるこ
とによシ作られる。このように磁性層の形成に電子線硬
化性樹脂を用いた磁気記録媒体の製造法は磁性塗料のポ
ットライフの向上、品質の安定、製造工程の簡略化、省
エネルギー等の点で一般に有利であるとされている。し
かし電子線硬化性樹脂を用いた磁性層は特にプラスチッ
クフィルムのような支持体との接着性に劣るため、磁気
記録媒体としての耐久性の面から見れば十分とは云えな
い。その対重として磁性層と支持体との間に樹脂ゾライ
マーコート層を設ける試みもなされている。このゾライ
マーコート層用の樹脂にはプラスチックフィルム支持体
に対しても磁性層に対しても接着性が優れているとされ
る熱硬化性樹脂が主として使用されているが、このよう
な樹脂でも十分な接着効果が得られない上、キユアリン
グの除にブロッキングを起こし易いという欠点があった
。
目 的
本発明の目的は十分な接着効果を発揮すると共に、ブロ
ッキングを防止し得るプライマーコート層を有する電子
線硬化型磁気記録媒体を提供するととである。
ッキングを防止し得るプライマーコート層を有する電子
線硬化型磁気記録媒体を提供するととである。
構成
本発明の磁気記録媒体は非磁性支持体上に熱硬化性樹脂
プライマーコート層と磁性粒子及び電子線硬化性樹脂バ
インダーを主成分とする磁性J@とを設けた磁気記録媒
体において、前記プライマーコート層中に更にカーぽン
ブラックを含有させたことを特徴とするものである。
プライマーコート層と磁性粒子及び電子線硬化性樹脂バ
インダーを主成分とする磁性J@とを設けた磁気記録媒
体において、前記プライマーコート層中に更にカーぽン
ブラックを含有させたことを特徴とするものである。
本発明のプライマーコート層はこのようにカーボンブラ
ック含有熱硬化性樹脂を主成分とするもので、熱硬化性
樹脂としては熱硬化性ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂
、フェノール樹脂、尿素樹脂等が例示できるが、中でも
好ましいものはポリエステル樹脂である。これらの熱硬
化性樹脂には各樹脂用の通常の硬化剤及び必要あれば硬
化促進剤が併用される。
ック含有熱硬化性樹脂を主成分とするもので、熱硬化性
樹脂としては熱硬化性ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂
、フェノール樹脂、尿素樹脂等が例示できるが、中でも
好ましいものはポリエステル樹脂である。これらの熱硬
化性樹脂には各樹脂用の通常の硬化剤及び必要あれば硬
化促進剤が併用される。
カーボンブラックとしては平均粒径が15〜100mμ
、好ましくは30〜50mμのものが使用される。15
rILμ以下では分散が困難となる上、ブロッキング防
止効果が低下するし、また100μm以上ではプライマ
ーコート層、ひいては磁性層の表面性が低下する。−!
だカーボンブラックの含有量は熱硬化性樹脂に対して2
.5〜10%、好ましくは2.5〜5%が適当である。
、好ましくは30〜50mμのものが使用される。15
rILμ以下では分散が困難となる上、ブロッキング防
止効果が低下するし、また100μm以上ではプライマ
ーコート層、ひいては磁性層の表面性が低下する。−!
だカーボンブラックの含有量は熱硬化性樹脂に対して2
.5〜10%、好ましくは2.5〜5%が適当である。
2.5%以下ではブロッキング防止効果が低下する上、
支持体及び磁性層に対する接着効果が低下し、また10
%以上では同様に接着効果が低下する上、プライマーコ
ート層(及び磁性層)の表面性が低下する。なおり−ゼ
ンブラックの粒径及び添加銀によってプライマーコート
層の表面粗さが決定されるが、この表面粗さは0.05
〜0.2μ(JIS BO601による中心線平均粗さ
Ra)と々る。0.05μ以下ではブロッキング防止効
果が低下し、且つ磁性層の接着性が劣る。また0、2μ
以上ではプライマ一層の表面性が低下するため、ひいて
は磁性層の表面性が低下する。
支持体及び磁性層に対する接着効果が低下し、また10
%以上では同様に接着効果が低下する上、プライマーコ
ート層(及び磁性層)の表面性が低下する。なおり−ゼ
ンブラックの粒径及び添加銀によってプライマーコート
層の表面粗さが決定されるが、この表面粗さは0.05
〜0.2μ(JIS BO601による中心線平均粗さ
Ra)と々る。0.05μ以下ではブロッキング防止効
果が低下し、且つ磁性層の接着性が劣る。また0、2μ
以上ではプライマ一層の表面性が低下するため、ひいて
は磁性層の表面性が低下する。
プライマーコート層にはその他、カーボンブラックを分
散するだめの分散剤としてカプリル酸、カプリン酸、ラ
ウリン酸等の高級脂肪酸、これら高級脂肪酸のアルカリ
金属又はアルカリ土類金属からなる金属石ケン、及びこ
れら高級脂肪酸のエステル等が使用できる。
散するだめの分散剤としてカプリル酸、カプリン酸、ラ
ウリン酸等の高級脂肪酸、これら高級脂肪酸のアルカリ
金属又はアルカリ土類金属からなる金属石ケン、及びこ
れら高級脂肪酸のエステル等が使用できる。
一方、磁性層に用いられる磁性粒子としてはr −Fe
20g 、 Fe、04 、 r −Fe2O3とFe
3O3との中間の酸化状態におる酸化鉄、CO含有r
−Fe2O31CrO2やFe 、 Co 、 Ni等
の金属又はこれら金属を含む合金などが例示できる。
20g 、 Fe、04 、 r −Fe2O3とFe
3O3との中間の酸化状態におる酸化鉄、CO含有r
−Fe2O31CrO2やFe 、 Co 、 Ni等
の金属又はこれら金属を含む合金などが例示できる。
電子線硬化性樹脂の代表例としては、末端インシアネー
トウレタンプレポリマーとヒドロキシル基を有するアク
リレート又はメタアクリレートとの反応生成物があげら
れ、具体的にはエステルウレタン化アクリレート、エー
テルウレタン化アクリレート、エステル・エーテル混合
ウレタン化アクリレート、エポキシアクリレート、シリ
コーンアクリレートなどが例示できる。
トウレタンプレポリマーとヒドロキシル基を有するアク
リレート又はメタアクリレートとの反応生成物があげら
れ、具体的にはエステルウレタン化アクリレート、エー
テルウレタン化アクリレート、エステル・エーテル混合
ウレタン化アクリレート、エポキシアクリレート、シリ
コーンアクリレートなどが例示できる。
なお末端イソシアネートウレタンプレポリマーは、例え
ば、ポリオール(エステル型、エーテル型のいずれでも
よい)とジイソシアネートとの反応によシ得られるもの
である。ポリオールとしては、アジピン酸、マレイン酸
、セパチン酸ナトのジヵルゼン酸にエチレンクリコール
、プロピレングリコール、i、4−ブタンジオール、ヘ
キサメチレングリコールなどを縮合して得られるもの、
あるいは、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド
々どにグリセリン、トリメチロールプロパン、ソルビッ
トなどを付加して得られるもの等が例示できる。また、
ジインシアネートとしては、2,4−トルエンジインシ
アネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、4.4′
−ジフェニルメタンジイソシアネートなどが例示できる
。更に、ヒドロキシル基を有するアクリレート又はメタ
アクリレートとしては、2−ヒドロキシエチル(メタ)
アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリ
レート、3−ヒドロキシゾロビル(メタ)アクリレート
などが例示できる。
ば、ポリオール(エステル型、エーテル型のいずれでも
よい)とジイソシアネートとの反応によシ得られるもの
である。ポリオールとしては、アジピン酸、マレイン酸
、セパチン酸ナトのジヵルゼン酸にエチレンクリコール
、プロピレングリコール、i、4−ブタンジオール、ヘ
キサメチレングリコールなどを縮合して得られるもの、
あるいは、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド
々どにグリセリン、トリメチロールプロパン、ソルビッ
トなどを付加して得られるもの等が例示できる。また、
ジインシアネートとしては、2,4−トルエンジインシ
アネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、4.4′
−ジフェニルメタンジイソシアネートなどが例示できる
。更に、ヒドロキシル基を有するアクリレート又はメタ
アクリレートとしては、2−ヒドロキシエチル(メタ)
アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリ
レート、3−ヒドロキシゾロビル(メタ)アクリレート
などが例示できる。
なお以上のような電子線硬化性樹脂にはとの樹脂の伸び
、強度等の物性をコントロールするために架橋剤を併用
することができる。架橋剤としては重合性官能基を1つ
以上持った化合物、例えばビニルピロリドン、2−エチ
ルへキシルアクリレート、ラウリルアクリレート等の単
官能化合物;ジエチレングライコールジアクリレート、
テトラエチレングライコールジアクリレート等の2官能
化合物;トリメチロールプロパントリアクリレート、テ
トラメチロールメタンテトラアクリレート等の3官能化
合物が挙けられる。
、強度等の物性をコントロールするために架橋剤を併用
することができる。架橋剤としては重合性官能基を1つ
以上持った化合物、例えばビニルピロリドン、2−エチ
ルへキシルアクリレート、ラウリルアクリレート等の単
官能化合物;ジエチレングライコールジアクリレート、
テトラエチレングライコールジアクリレート等の2官能
化合物;トリメチロールプロパントリアクリレート、テ
トラメチロールメタンテトラアクリレート等の3官能化
合物が挙けられる。
いずれにしても磁性層中の磁性粒子とバインダーとの割
合は磁性粒子100重量部に対し10〜100重量部程
度が適当である。
合は磁性粒子100重量部に対し10〜100重量部程
度が適当である。
その他、磁性層にはこの分野で公知の分散剤、帯電防止
剤、潤滑剤、研摩剤等の添加物を加えてもよい。
剤、潤滑剤、研摩剤等の添加物を加えてもよい。
分散剤としてはカプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、
ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン
酸、エラ、イジン酸、リノール酸、リルン酸、ステアロ
ール酸等の炭素数12〜18個の脂肪酸(R,C0OH
(R,は炭素数11〜17個のアルキルまたはアルケニ
ル基)〕;前記の脂肪酸のアルカリ金属(Li 、 N
a 、 K等)またはアルカリ土類金属(Mg 、 C
a 、 Ba )からなる金属石鹸;前記の脂肪酸エス
テルの弗素を含有した化合物;前記の脂肪酸のアミド;
ポリアルキレンオキサイドアルキルリン酸エステル;レ
シチン等が挙げられる。
ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン
酸、エラ、イジン酸、リノール酸、リルン酸、ステアロ
ール酸等の炭素数12〜18個の脂肪酸(R,C0OH
(R,は炭素数11〜17個のアルキルまたはアルケニ
ル基)〕;前記の脂肪酸のアルカリ金属(Li 、 N
a 、 K等)またはアルカリ土類金属(Mg 、 C
a 、 Ba )からなる金属石鹸;前記の脂肪酸エス
テルの弗素を含有した化合物;前記の脂肪酸のアミド;
ポリアルキレンオキサイドアルキルリン酸エステル;レ
シチン等が挙げられる。
研摩剤としては一般に使用される材料で溶融アルミナ、
炭化ケイ素、酸化クロム、コランダム、人造コランダム
等が挙げられる。
炭化ケイ素、酸化クロム、コランダム、人造コランダム
等が挙げられる。
帯電防止剤としてはカーフ]zンブラック、グラファイ
ト、カーゼンブラックグラフトポリマーなどの導電性微
粉末;サポニンのような天然界面活性剤;アルキレンオ
キサイド系、グリセリン系、グリシドール系などのノニ
オン界面活性剤;高級アルキルアミン類、第4級アンモ
ニウム塩類、□ピリジンその他の複素環類、ホスホニウ
ム又はスルホニウム類などのカチオン界面活性剤:カル
デン醒、スルホン酸、リン酸、硫酸エステル基、リン酸
エステル基等の酸性基を含むアニオン界面活性剤;アミ
ノ酸類、アミノスルホン酸類、アミノアルコールの硫酸
またはり/酸エステル類等の両性活性剤などが使用され
る。
ト、カーゼンブラックグラフトポリマーなどの導電性微
粉末;サポニンのような天然界面活性剤;アルキレンオ
キサイド系、グリセリン系、グリシドール系などのノニ
オン界面活性剤;高級アルキルアミン類、第4級アンモ
ニウム塩類、□ピリジンその他の複素環類、ホスホニウ
ム又はスルホニウム類などのカチオン界面活性剤:カル
デン醒、スルホン酸、リン酸、硫酸エステル基、リン酸
エステル基等の酸性基を含むアニオン界面活性剤;アミ
ノ酸類、アミノスルホン酸類、アミノアルコールの硫酸
またはり/酸エステル類等の両性活性剤などが使用され
る。
また潤滑剤としてはシリコーンオイル、グラファイト、
二硫化モリブデン、炭素数12〜16個の塩基性脂肪酸
と炭素数3〜12個のm個アルコールからなる脂肪酸エ
ステル類等が使用される。
二硫化モリブデン、炭素数12〜16個の塩基性脂肪酸
と炭素数3〜12個のm個アルコールからなる脂肪酸エ
ステル類等が使用される。
非磁性支持体としてはポリエステル、ポリアミド、セル
ロースアセテート、ポリカーゼネート等のプラスチック
フィルム、紙、合成紙、金属フィルム等が使用される。
ロースアセテート、ポリカーゼネート等のプラスチック
フィルム、紙、合成紙、金属フィルム等が使用される。
本発明の磁気記録媒体を作るには非磁性支持体上に、カ
ーボンブラック及び熱硬化性樹脂を主成分とし、とれに
更に分散剤、硬化剤及び必要あれば硬化促進剤を加えた
有機溶剤性プライマー塗料を塗布乾燥後、キユアリング
処理を行なって厚さ0.1〜1.θμ程度のゾライマー
コート層を形成し、ついでその上に、仏性粒子及び電子
線硬化性樹脂を主成分とし、更にこれに分散剤、潤滑剤
、研摩剤、架橋剤等を加えた有機溶剤性磁性塗料を塗布
乾燥後、電子線照射を行なって厚さ5〜15μ程度の磁
性層を形成すればよい。ここで塗布手段としてはグラビ
アロール、リノ々−スロール、ヒースロール、メータリ
ングツ々−等の通常の手段が採用される。溶剤としては
トルエン、メチルエチルケトン、酢酸エチル、メチルイ
ソジチルケトン、シクロヘキザノン等が使用される。な
おプライマー塗料は通常、カーボンブラックを分散剤及
び有機溶剤と共にぎ−ルミル、ビーズミル等の分散手段
で混線分散して所望の粒径をMするカーボンブラック分
散液(固型分嫡度は5〜10q6が好ましい。つとし、
これを、熱硬化性樹脂及び有機溶剤と混合するか、或い
は予め調製した熱硬化性樹脂の有機溶剤溶液と混合し、
同様な分散手段で混線分散した後、これに硬化剤及び必
要あれば硬化促進剤を加え、十分攪拌混合し、必要あれ
ば流過して作られる。また磁性塗料は通常、磁性粒子を
分散剤;潤滑剤、研摩剤及び有機溶剤と共に同様な分散
手段で混線分散して所望の粒径を有する磁性粒子分散液
(固型分濃度は30〜40チが好ましい。)とし、これ
を、電子線硬化性4j1脂、帯電防止剤及び有機溶剤と
混合するか、或いは予め前述のようにして調製した電子
線硬化性樹脂の有機溶剤溶液及び帯電防止剤の有機溶剤
性溶液又は分散液と混合し、同様な分散手段で混線分散
し、必要あれば濾過して作られる。
ーボンブラック及び熱硬化性樹脂を主成分とし、とれに
更に分散剤、硬化剤及び必要あれば硬化促進剤を加えた
有機溶剤性プライマー塗料を塗布乾燥後、キユアリング
処理を行なって厚さ0.1〜1.θμ程度のゾライマー
コート層を形成し、ついでその上に、仏性粒子及び電子
線硬化性樹脂を主成分とし、更にこれに分散剤、潤滑剤
、研摩剤、架橋剤等を加えた有機溶剤性磁性塗料を塗布
乾燥後、電子線照射を行なって厚さ5〜15μ程度の磁
性層を形成すればよい。ここで塗布手段としてはグラビ
アロール、リノ々−スロール、ヒースロール、メータリ
ングツ々−等の通常の手段が採用される。溶剤としては
トルエン、メチルエチルケトン、酢酸エチル、メチルイ
ソジチルケトン、シクロヘキザノン等が使用される。な
おプライマー塗料は通常、カーボンブラックを分散剤及
び有機溶剤と共にぎ−ルミル、ビーズミル等の分散手段
で混線分散して所望の粒径をMするカーボンブラック分
散液(固型分嫡度は5〜10q6が好ましい。つとし、
これを、熱硬化性樹脂及び有機溶剤と混合するか、或い
は予め調製した熱硬化性樹脂の有機溶剤溶液と混合し、
同様な分散手段で混線分散した後、これに硬化剤及び必
要あれば硬化促進剤を加え、十分攪拌混合し、必要あれ
ば流過して作られる。また磁性塗料は通常、磁性粒子を
分散剤;潤滑剤、研摩剤及び有機溶剤と共に同様な分散
手段で混線分散して所望の粒径を有する磁性粒子分散液
(固型分濃度は30〜40チが好ましい。)とし、これ
を、電子線硬化性4j1脂、帯電防止剤及び有機溶剤と
混合するか、或いは予め前述のようにして調製した電子
線硬化性樹脂の有機溶剤溶液及び帯電防止剤の有機溶剤
性溶液又は分散液と混合し、同様な分散手段で混線分散
し、必要あれば濾過して作られる。
以下に本発明を実施例によって説明する。なお部は全て
重螢部である。
重螢部である。
実施例
カージンブラック(ケッチェンブラック) 100部オ
レイルアミン(花王アトラス社製アミンo) 5部トル
エン 1395部 よシなる組成物をゼ〜ルミル中で72時間混線分散して
固型分濃度7チのカージンブラック分散液を調製した。
レイルアミン(花王アトラス社製アミンo) 5部トル
エン 1395部 よシなる組成物をゼ〜ルミル中で72時間混線分散して
固型分濃度7チのカージンブラック分散液を調製した。
次に
熱硬化性ポリエステル樹脂
(東洋紡社製)々イロン308) 100部カージンブ
ラック分散液A 35.7ttメチルエチルケトン 1
900〃 よpなる組成物をボールミル中で4時間混線分散し、こ
の中に硬化剤としてインシアネート化合物(日本ポリウ
レタン社製コロネー) 3041)15部及び硬化促進
剤としてジゾチル錫ジラウレート2部を加え、十分混合
攪拌した後、孔径0.5μのカートリッジフィルターで
3回濾過してプライマー塗料を調製した。
ラック分散液A 35.7ttメチルエチルケトン 1
900〃 よpなる組成物をボールミル中で4時間混線分散し、こ
の中に硬化剤としてインシアネート化合物(日本ポリウ
レタン社製コロネー) 3041)15部及び硬化促進
剤としてジゾチル錫ジラウレート2部を加え、十分混合
攪拌した後、孔径0.5μのカートリッジフィルターで
3回濾過してプライマー塗料を調製した。
次にこのプライマー塗料を75μ厚のポリエチレンテレ
7クレートフイルム上71(、すA−スロールコーター
を用いて乾燥後の厚さが0.3μとなるよう塗布し、1
20℃の熱風ドライヤーで乾燥後70℃の恒温槽中で4
8時間キユアリングを行なってプライマーコート層を形
成した。
7クレートフイルム上71(、すA−スロールコーター
を用いて乾燥後の厚さが0.3μとなるよう塗布し、1
20℃の熱風ドライヤーで乾燥後70℃の恒温槽中で4
8時間キユアリングを行なってプライマーコート層を形
成した。
この時ブロッキングは全く起こらなかった。なおこのプ
ライマーコート層の表面粗さRaは0.1μであった。
ライマーコート層の表面粗さRaは0.1μであった。
次に
Co含含有−Fe20B 100部
トルエン〜メチルエチルケトン〜シクロヘキサノン混合
溶剤(容量比約 100〃1:1:1) ラウリル酸 4〃 シリコーンオイル 6〃 溶融アルミナ 3〃 よシなる組成物をボールミル中で15時間混線分散して
磁性分散液を調製した。
溶剤(容量比約 100〃1:1:1) ラウリル酸 4〃 シリコーンオイル 6〃 溶融アルミナ 3〃 よシなる組成物をボールミル中で15時間混線分散して
磁性分散液を調製した。
次に前記磁性分散液に
カー4ゼンブラツク分散液 7部
電子線硬化性樹脂〔ポリエステル部分の分子量が300
0であるポリエステルジオール(旭電化製アデカ二二一
エースY4−30)とポリエーテルトリオール(三洋化
成社製TP−400と2.6−)リレンジインシアネー
トとヒドロキシエチルアクリレートとの分岐状構造を有
する反応生成物、官能基数10個、全分子量30000
] 33 tt前記混合溶剤 50〃 を加え、ボールミル中で史に15時間浬線分散して磁性
塗料を調製した。次にこの塗料を前記プライマーコート
層上にグラビアロールコータ−を用いて乾燥後の厚さが
約5μとなるよう塗布し、100〜120℃で乾燥後、
更に加速+1i圧300 KV 、ビーム%流10〜1
5mAのESI(カーテンタイプ方式)の電子線加速器
を用いて吸収綜量が3〜10 Mradの範囲で電子線
照射を行ない塗膜を硬化させて磁性/?fを鉗成する′
ことによシ磁気記録媒体を作った。
0であるポリエステルジオール(旭電化製アデカ二二一
エースY4−30)とポリエーテルトリオール(三洋化
成社製TP−400と2.6−)リレンジインシアネー
トとヒドロキシエチルアクリレートとの分岐状構造を有
する反応生成物、官能基数10個、全分子量30000
] 33 tt前記混合溶剤 50〃 を加え、ボールミル中で史に15時間浬線分散して磁性
塗料を調製した。次にこの塗料を前記プライマーコート
層上にグラビアロールコータ−を用いて乾燥後の厚さが
約5μとなるよう塗布し、100〜120℃で乾燥後、
更に加速+1i圧300 KV 、ビーム%流10〜1
5mAのESI(カーテンタイプ方式)の電子線加速器
を用いて吸収綜量が3〜10 Mradの範囲で電子線
照射を行ない塗膜を硬化させて磁性/?fを鉗成する′
ことによシ磁気記録媒体を作った。
比較例1
プライマーコート層を設けない他は実施例1と同じ方法
で磁気記録媒体を作成した。
で磁気記録媒体を作成した。
比較例2
熱硬化性ポリエステル#I−g胎
(東洋紡社製)々イロン208) 100部メチルエチ
ルケトン 1900 tt コロネート3041 15 tt ジプチル錫レジラウレート02// よpなる組成物を高速攪拌様で十分攪拌混合した後、孔
径0.5μのカートリッジフィルターで3回濾過してゾ
ライマー塗料を調製した。以下、このゾライマー塗料を
用いて実施例と同様な方法で磁気記録媒体を作成した。
ルケトン 1900 tt コロネート3041 15 tt ジプチル錫レジラウレート02// よpなる組成物を高速攪拌様で十分攪拌混合した後、孔
径0.5μのカートリッジフィルターで3回濾過してゾ
ライマー塗料を調製した。以下、このゾライマー塗料を
用いて実施例と同様な方法で磁気記録媒体を作成した。
なおゾライマーコートのキユアリング時、ブロッキング
が起こシ、作業性が低下した。またこのゾライマーコー
ト層の表面粗さRaは0.05μであった。
が起こシ、作業性が低下した。またこのゾライマーコー
ト層の表面粗さRaは0.05μであった。
次に以上のようにして得られた磁気記録媒体についてフ
ィルム支持体と磁性層との接着性、硬度、耐久性及び磁
性層の表面粗さを調べ、下表の結果を得た。
ィルム支持体と磁性層との接着性、硬度、耐久性及び磁
性層の表面粗さを調べ、下表の結果を得た。
(以下余白〕
効果
以上の結果からも明らかなように本発明の電子線硬化型
磁気記録媒体はゾライマーコート層にカージンブラック
を含有させ今ことにより、−ラ呵噌テく=+静伜・ガー
=閘向障ヅー4−−←参寺舎壱÷之d畦キ入プライマー
コート層のキユアリング時にブロッキングを起こすこと
なく、また勿論、磁性層の表面性を損うことなく、フィ
ルム支持体〜磁性層間の接着性、従って胴入性を飛躍的
に向上することができる。
磁気記録媒体はゾライマーコート層にカージンブラック
を含有させ今ことにより、−ラ呵噌テく=+静伜・ガー
=閘向障ヅー4−−←参寺舎壱÷之d畦キ入プライマー
コート層のキユアリング時にブロッキングを起こすこと
なく、また勿論、磁性層の表面性を損うことなく、フィ
ルム支持体〜磁性層間の接着性、従って胴入性を飛躍的
に向上することができる。
Claims (1)
- 1、非磁性支持体上に熱硬化性樹脂プライマーコート層
と磁性粒子及び電子線硬化性樹脂バインダーを主成分と
する磁性層とを設けた磁気記録媒体において、前記プラ
イマーコート層中に更にカーボンブラックを含有させた
ことを特徴とする磁気記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19006783A JPS6083220A (ja) | 1983-10-12 | 1983-10-12 | 磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19006783A JPS6083220A (ja) | 1983-10-12 | 1983-10-12 | 磁気記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6083220A true JPS6083220A (ja) | 1985-05-11 |
Family
ID=16251796
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19006783A Pending JPS6083220A (ja) | 1983-10-12 | 1983-10-12 | 磁気記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6083220A (ja) |
-
1983
- 1983-10-12 JP JP19006783A patent/JPS6083220A/ja active Pending
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