JPS608212A - 固体農薬組成物 - Google Patents

固体農薬組成物

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JPS608212A
JPS608212A JP11507583A JP11507583A JPS608212A JP S608212 A JPS608212 A JP S608212A JP 11507583 A JP11507583 A JP 11507583A JP 11507583 A JP11507583 A JP 11507583A JP S608212 A JPS608212 A JP S608212A
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mitc
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nematodes
nematode
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守 吉田
Hidejiro Yokoo
秀次郎 横尾
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Showa Denko KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は土壌中に棲息して植物の地下部にある根や塊茎
に寄生してその正常な発育を阻害する種種の植物寄生性
線虫や細菌、糸状菌等の有害な土壌微生物類の駆除に卓
効を有し、しかも施用が容易な作業性の優れた土壌施用
殺線虫、殺微生物剤を提供せんとするものであシ、特に
、メチルインチオシアネート(以下MI TCと称する
)を有効成分として含有する粉粒状の殺線虫、殺微生物
剤に関する。
MITCは化学式CH3NC8、融点35℃、沸点11
9℃の極めて揮発性の高い低融点の固体でアシ、溶剤に
溶解して油剤又は乳剤の殺線虫剤及び土壌殺菌剤として
市販されているが、施用の際に特殊な器具を用いて一定
の間隔をおいて土壌中に点注しなければならないため、
使用法が面倒であシ、また、点注した個処を中心に濃度
分布を生じ、そのため均−且充分な効果が得難いと共に
栽培作業に薬害を生じ易い難点があった。一方、従来よ
り土壌施用農薬の製剤形態の一種として活性成分を固体
担体に担持した粉、粒剤があり、これは上記の如き液剤
の点注と較べて施用が簡単で、薬剤を容易に土壌中に混
和することができるため、均一な効果が期待され、土壌
中の部分的な高濃度による薬害が出難いという利点があ
ることが知られている。しかし、MITCの粉、粒剤化
に於いては次のような問題点があシ、その実用化は困難
であると言われていた。即ち、MITCは前述の如く極
めて揮発性が高いため、固体担体に安定に保持すること
が難しく仮え成る程度相持できても容器を開放し土壌に
散布すると土壌中に混和する前に直ちに揮散してしまう
ため、散布と混和を素早く行わないと所定の有効量を施
用し難いこと、しかも、MITCの蒸気は催涙性、皮膚
刺激性を有するため、施用時のMITCの揮散は施用者
に対して甚しく有害であること・・・・・・等々。尚、
粉、粒剤化の技術の上からは手段を選ばず強引に粉、粒
剤化すれば、MITCを担体と共に固化することは必ず
しも不可能ではないが、余り緊密に固化したのでは、薬
剤が土壌中に長期間残留し薬害を生じたり、或いは薬剤
の放出量が少な過ぎて効果が生じなかったシ、また、余
シ高価な材料を用いたり、製造工程が複雑では経済性が
悪く農薬としての実用性を損うこととなる。
本発明者らはかくの如き現状に鑑み、MITCの粉、粒
状化に関し、先ずMITCの吸着性、保持性が良く、比
較的多量のMI TCを吸蔵し、安定に保持し得ること
、吸蔵されたMI TOは保管中や散布時には揮散しな
いが、混和後の土壌中では放散され易いこと、好ましく
は、−昼夜位でほぼ全量が土壌中に拡散する程度のもの
、更には、適当な流動性を有すること、経済性、実用性
が高いこと等の観点から種種の担体について試験・研究
を重ねた結果、農薬製剤上一般に慣用されている担体物
質の殆んどは一長一短sb上記の目的には適当ではなか
ったが、例外的に有効細孔径が約3.5〜6Xの天然又
は合成フォージャサイトが所期の目的に適うものである
ことが認められ先に特許出願をした。その後火に検討を
重ねた結果、新たに有効細孔径が約7Xの合成モルデナ
イトにも同様の機能があることが認められ本発明を完成
するに至った。
即ち、本発明はMITCを有効細孔径が約7Xの合成モ
ルデナイトに担持してなる粉、粒状の固体農薬組成物を
提供せんとするものである。
以下、本発明について更に詳細に説明する。
モルデナイトは化学的には立体網状構造を有する結晶性
のアルミノ・シリケートの含水アルカリ金属塩又はアル
カリ土類金属塩であシ、天然品及び合成品があシ非常に
多種のものが知られているが、本発明者らは、これらの
中で有効細孔径が約7Xの合成モルデナイトが特異的に
有効であることを見い出した。
合成モルデナイトを担体として用いる場合、製品の粒度
は必ずしも制限はなく、300メツシー以下の粉剤から
10〜50メツシユの細粒剤、その他数叫程度の成型品
等積々の形状にて用いられるが、通常は押出造粒法や転
動造粒法、圧縮造粒法その他の慣用の方法にて適当表大
きさに造粒して用いることが好ましい。その際に粒子の
機械的強度や流動性の改善、或いは製造コストの低減等
の観点から、バインダーや滑剤、増量剤等として、ベン
トナイト、クレー、クルジ、カオリン、炭酸カルシウム
、ケイソウ上等の物質を添加したシ併用しても良い。尚
、合成モルデナイトは一般に水を含んでおシ、そのまま
ではMI TCの安定した吸蔵力が得られないため、担
持する前に予め熱処理をして充分に脱水乾燥しておかな
ければならない。
この場合熱処理の温度及び時間としては100〜700
℃、好ましくは200〜500℃、1〜i。
時間程度で充分である。
MITCの担持量については、必ずしも、厳密な制限は
無いが、少な過るときは粉、粒剤としての散布量が多く
なり、一方、多量るときはMITCの吸蔵量に安定性が
乏しくなるため、通常は合成モルデナイト1部に対しM
ITCQ、 05〜0.5重量部、好ましくは0.1〜
0.4重量部程度が適当である。尚、担体にMI TC
を担持させる方法としては、浸漬法等一般に慣用されて
いる方法のいずれでも良いが、通常は担体にMI TC
を液状にて接触せしめ吸着させる方法が好適である。こ
の場合、MITCは融点35℃であり、常温では固体で
ちるため、通常は加熱融解するか或いは適当な有機溶媒
に溶解して用いると良い。この際使用すべき溶媒として
はMITCと反応した多分解したシしない安定なもので
、MITCと相溶性の良いものであれば特に制限はない
また、担持すべき活性成分としてMI TC以外に他の
殺線虫剤や土壌殺菌剤等土壌中の有害な微生物に対して
生物学的に活性な化合物を併用しても良く、特に、該化
合物として揮発性が有シ、常温で液状II MITCと
相溶性の有るものを用いれば、上記溶媒をも兼ね極めて
好都合である。
本発明の粒剤は有効成分としてMI TCを含み、更に
必要に応じて他の土壌病害虫に活性な成分を含むもので
ちシ、従って、その施用法(対象、用量)は本質的には
MITC(及び他の活性成分)のそれと異なるところは
ない。例えば、MITCを有効成分として含有する。
本発明の粉粒剤は土壌中に棲息し、植物の根や塊茎等の
地下部に寄生する各種線虫類、例えばサンマイモネコブ
センチュウ、キタネコブセンチュウ、アレナリアネコブ
センチュウ、リンコゝネコプセンチュウ等のネコブセン
チュウ、グイズシストセンチュウ、ムギシストセンチュ
ウ、オカボシストセンチュウ、バレイショシストセンチ
ュウ、ビートンストセンチュウ等のシストセンチュウ、
ミナミネグサレセンチュウ、キタネグサレセンチュウ、
ムギネグ・ν−レセンチュウ、クルミネグサレセンチュ
ウ、チャネグサレセンチュウ等のネグサレセンチュウそ
の(lj2ワセンチュウ、サヤヮセンチュウ、ビンセン
チュウ、ラセンセンチュウ、ミカンネセンチュウ、イシ
ュクセンチュウ、ユミハリセンチュウ等の外部寄生線虫
や土壌中よシ植物体に侵入し葉、花、茎等の地上部に寄
生して被害を及ホスイチゴセンチュウ、ハガレセンチュ
ウ等の)hセンチュウやクキセンチュウ等広範な線虫の
駆動に用いられる。施用量としては通常、有効成分風と
して1〜30kg/′10a1好ましくは5〜15kg
/10a程度が適当である。しかし、これは一応の目安
であり具体的忙は例えば、対象となる作物の種類、線虫
の種類、被害の程度、土壌条件、季節、天候等によシ適
宜加減して用いられる。
以下、本発明について代表的な例を示し更に詳しく説明
するが、これらは本発明についての理解を容易にするた
めの単なる例示でアシ、従って、本発明はこれらによっ
て何ら制限されないことは言うまでもない。
実施例I MITC2部(重量部、以下同じ)をキシレン1部に溶
解し、これに担体12部を加えて一昼夜密栓放置して担
持せしめた後、その1部を採シ各試料について2部宛を
ガラスシャーレ(95調φ)にそれぞれ入れ、温度24
℃、湿度70q6の室内に放置した。一定時間後に、こ
の粒剤を10係の水を含むアセトン20m1にて振とり
抽出し、シクロヘキザノンを内部標準物質として用いて
ガスクロマトグラフィーにて分析した。尚、試料の抽出
は1時間振とう後1夜放置し、再び1時間振とうを繰返
した。
試験に用いた多数の担体の中から代表的なものを選べば
以下の通シである。
A:ホワイトカーボン(ベントナイト30重量係を加え
、1.6諭φに押出し造粒後、100℃、1時間乾燥) B:ケイソウ±(Aと同様に造粒、乾燥)C:焼成ケイ
ソウ±(Aと同様に造粒、乾燥)D:活性炭(市販0.
5 m+nφ粒状品)E:バーミキュライト(市販1〜
2叫φ粒剤)F:焼成カオリン(市販0.4〜1mφ粒
剤)G:合成フォージャサイト(市販品モレキュラーソ
ープ3A、有効細孔径約2.5X1−.6叫φ粒剤) H: ( 4A、 約3.5X a 粒剤) ■二合成フォージャブイト(市販品モレキージ−シーブ
5A、有効細孔径約4.2X1..6諭φ粒剤) J: ( 10X1 約9X 〃) K: ( 13X、 rr 約10.0X 〃) L:合成モルデナイト(市販品ゼオロン90ONA有効
細孔径約7X1.6諭φ粒剤) M : (900H 〃 約8〜9X 〃 ) N: (AW−300 〃 約4X 〃 ) 結果を表−■に示す。
この表からも明らかな如く、担体として(6)、(■)
〔特願昭57−125872 〕及び帆)以外は担持さ
れたMI TCは開放状態では短時間のうちに揮散して
残存置が急激に減少する。また、同じ合成モルデナイト
でも有効細孔径によって顕著な差があることが認められ
る。
実施例2 1 / 5000 aのワグネルポットにサツマイモネ
コプセンチュウで汚染された畑地土壌を20Cmの深さ
まで入れ、その表面に実施例1の各種粒剤の中から代表
的なものを選びMITC4に9710 aに相当する量
散布した。散布後一定時間放置してからボッI・の土壌
と充分に混和し、ポットの表面をビニールシートにて覆
い、1週間放置した。1週間後ポットの土壌を充分に混
和して1日放置してから、キラリの稚苗2本を定植し生
育させた。3週間後に根を取出し、形成された根コブ数
によって階級値をO〜4の5段階に分け、次式によって
算出した根コブ指数をめ、更に根コブ線虫防除率をめた
。尚、試験は1供試粒剤につき3連にて行い、その平均
値を用いた。
結果を表■に示す。
この表からも明らかな如く、(6)、(1)及び(I、
)以外のものは散布後直ちに混和すれば所期の効果が得
られるが、散布と混和の時間差があると殆んど所望の防
除効果は得られない。これに対し、(6)、(I)。
(L)では散布後直ちに混和する必要はなく、比較的長
時装置いても良く、また、土壌中では活性成分が充分拡
散して所期の防除効果が発揮されることが認められる。
表1一定時間経過した粒剤のMI TC残存量 wt%
表■ ネコプ線虫防除率 (係) 手続補正書(方幻 昭和58年tO月77日 特許庁長官若杉和夫殿 1、事件の表示 昭和58年特許願t5115075号 2、発明の名称 固体農薬組成物 3、補正をする者 ”バ件との関係 特許出願人 住所 東京都港区芝大門−丁目13番9号名称 (20
0) II/J和電丁株式会社代表者 岸 本 泰 延 昭和電]二株式会社内 5、補正命令の日付 昭和58年 9月 7日 (発送日E’B1058年9
月27B)6、補正の対象 明細書の発明の名称の欄 7、補正の内容 明細書 第1頁 3行目 発明の名称の欄に“粉粒状の
固体農薬組成物′°とあるを“固体農薬組成物°′と訂
正する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. メチルインチオシアネ−1・を有効細孔径が約7久の合
    成モルデナイトに担持してなる粉、粒状の固体農薬組成
    物。
JP11507583A 1983-06-28 1983-06-28 固体農薬組成物 Granted JPS608212A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11507583A JPS608212A (ja) 1983-06-28 1983-06-28 固体農薬組成物

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JP11507583A JPS608212A (ja) 1983-06-28 1983-06-28 固体農薬組成物

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JPS608212A true JPS608212A (ja) 1985-01-17
JPH0432042B2 JPH0432042B2 (ja) 1992-05-28

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ID=14653553

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JP11507583A Granted JPS608212A (ja) 1983-06-28 1983-06-28 固体農薬組成物

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1990011686A1 (fr) * 1989-04-07 1990-10-18 Minato Company, Ltd. Generateur de vapeur d'ester isothiocyanique, procede de sterilisation a l'aide de vapeur d'ester isothiocyanique, et appareil prevu a cet effet

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1990011686A1 (fr) * 1989-04-07 1990-10-18 Minato Company, Ltd. Generateur de vapeur d'ester isothiocyanique, procede de sterilisation a l'aide de vapeur d'ester isothiocyanique, et appareil prevu a cet effet
EP0427862A1 (en) * 1989-04-07 1991-05-22 The Green Cross Corporation Generator of isothiocyanic ester vapor, method of sterilizing with isothiocyanic ester vapor, and apparatus therefor
EP0427862B1 (en) * 1989-04-07 1999-06-16 Yoshitomi Pharmaceutical Industries, Ltd. Generator of isothiocyanic ester vapor, method of sterilizing with isothiocyanic ester vapor, and apparatus therefor

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JPH0432042B2 (ja) 1992-05-28

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