JPH0676291B2 - 農園芸用殺虫殺菌剤 - Google Patents
農園芸用殺虫殺菌剤Info
- Publication number
- JPH0676291B2 JPH0676291B2 JP2165719A JP16571990A JPH0676291B2 JP H0676291 B2 JPH0676291 B2 JP H0676291B2 JP 2165719 A JP2165719 A JP 2165719A JP 16571990 A JP16571990 A JP 16571990A JP H0676291 B2 JPH0676291 B2 JP H0676291B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- agricultural
- horticultural
- present
- horticultural insecticides
- posidonia
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01N—PRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
- A01N65/00—Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing material from algae, lichens, bryophyta, multi-cellular fungi or plants, or extracts thereof
- A01N65/03—Algae
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Biotechnology (AREA)
- Natural Medicines & Medicinal Plants (AREA)
- Agronomy & Crop Science (AREA)
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- Mycology (AREA)
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- Wood Science & Technology (AREA)
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- Environmental Sciences (AREA)
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は農園芸用殺虫殺菌剤に関する。さらに詳しく述
べるならば、本発明は、天然に産するポシドニアオース
トラリスおよび/またはその灰を主成分とする農園芸用
殺虫殺菌剤に関する。
べるならば、本発明は、天然に産するポシドニアオース
トラリスおよび/またはその灰を主成分とする農園芸用
殺虫殺菌剤に関する。
従来、多くの農薬が農業用あるいは園芸用の殺菌剤や殺
虫剤として用いられてきた。しかし、天然に産するポシ
ドニアオーストラリスを農業用あるいは園芸用農薬とし
て用いることは、これまで行われていなかった。
虫剤として用いられてきた。しかし、天然に産するポシ
ドニアオーストラリスを農業用あるいは園芸用農薬とし
て用いることは、これまで行われていなかった。
〔発明が解決しようとする課題〕 本発明は、植物に寄生し、もしくは植物に被害を与える
菌類および虫類の発生を抑制するために、ポシドニアオ
ーストラリスを利用しようとするものである。
菌類および虫類の発生を抑制するために、ポシドニアオ
ーストラリスを利用しようとするものである。
本発明によれば、上記課題を解決するため、ポシドニア
オーストラリスおよび/またはその灰を主成分とする農
園芸用殺虫殺菌剤が提供される。
オーストラリスおよび/またはその灰を主成分とする農
園芸用殺虫殺菌剤が提供される。
本発明の農園芸用殺虫殺菌剤は、主成分としてポシドニ
アオーストラリスを用いて得られる。ポシドニアオース
トラリスは、主として豪州大陸周辺海域に成育する海草
の1種であり、本発明者らの検討によれば植物に寄生
し、もしくは植物に被害を与える菌類や虫類の発生を抑
制する成分を含むことが見出されたのである。即ち、ポ
シドニアオーストラリスは、例えば灰化率30%におい
て、ホウ素約1重量%、カルシウム約20重量%などのよ
うに、多くのミネラルを適正に含むことが認められ、菌
類、虫類の発生を抑制する成分に富むのである。
アオーストラリスを用いて得られる。ポシドニアオース
トラリスは、主として豪州大陸周辺海域に成育する海草
の1種であり、本発明者らの検討によれば植物に寄生
し、もしくは植物に被害を与える菌類や虫類の発生を抑
制する成分を含むことが見出されたのである。即ち、ポ
シドニアオーストラリスは、例えば灰化率30%におい
て、ホウ素約1重量%、カルシウム約20重量%などのよ
うに、多くのミネラルを適正に含むことが認められ、菌
類、虫類の発生を抑制する成分に富むのである。
しかして、本発明においては、ポシドニアオーストラリ
スを採取し、これを堆肥状で、または乾燥し、粉砕した
状態で、または乾燥後燃やして部分的にもしくは完全に
灰にした状態で、農園芸用殺虫殺菌剤として用いる。
スを採取し、これを堆肥状で、または乾燥し、粉砕した
状態で、または乾燥後燃やして部分的にもしくは完全に
灰にした状態で、農園芸用殺虫殺菌剤として用いる。
当然ながら、本発明の殺虫殺菌剤は、他の通常の農薬や
肥料と一緒に用いることができる。また、必要に応じ、
パーライト、木炭、バーミキュライトなどの土壌改良材
やケイ酸を含むモミガラ炭などと適宜に混合して用いる
こともできる。特に、モミガラ炭とともに用いる場合に
は、この殺虫殺菌剤の殺菌作用が増強されるので好まし
い。
肥料と一緒に用いることができる。また、必要に応じ、
パーライト、木炭、バーミキュライトなどの土壌改良材
やケイ酸を含むモミガラ炭などと適宜に混合して用いる
こともできる。特に、モミガラ炭とともに用いる場合に
は、この殺虫殺菌剤の殺菌作用が増強されるので好まし
い。
以下、実施例により本発明をさらに説明する。以下の例
においては、ポシドニアオーストラリスを乾燥後、燃や
して部分的に灰としたもの(灰化率約40%)30%とモミ
ガラ炭70%とを配合したものを殺虫殺菌剤として用い
た。
においては、ポシドニアオーストラリスを乾燥後、燃や
して部分的に灰としたもの(灰化率約40%)30%とモミ
ガラ炭70%とを配合したものを殺虫殺菌剤として用い
た。
例1 ホウレン草の栽培地に、上記殺虫殺菌剤を1平方米当た
り100グラムの量で撒布したところ、他の農薬を使用し
ないにもかかわらず、青虫などの虫害が全く発生せず、
しかもホウレン草の収量は通常の場合に比べて著しく増
加した。
り100グラムの量で撒布したところ、他の農薬を使用し
ないにもかかわらず、青虫などの虫害が全く発生せず、
しかもホウレン草の収量は通常の場合に比べて著しく増
加した。
例2 鉢植えのバラの培養土中に上記殺虫殺菌剤を春に施用し
た(1鉢あたり10グラム)ところ、他の殺虫剤を全く使
用しなかったにもかかわらず、夏までの間、アブラムシ
の被害が全く発生しなかった。
た(1鉢あたり10グラム)ところ、他の殺虫剤を全く使
用しなかったにもかかわらず、夏までの間、アブラムシ
の被害が全く発生しなかった。
例3 芝生1平方米当たりにつき上記殺虫殺菌剤を50〜100グ
ラム撒布したところ、他の殺菌剤を全く使用しなかった
にもかかわらず、ラージパッチ、フェアリーリング、ブ
ラウンパッチなどの病害が発生しなかった。
ラム撒布したところ、他の殺菌剤を全く使用しなかった
にもかかわらず、ラージパッチ、フェアリーリング、ブ
ラウンパッチなどの病害が発生しなかった。
Claims (1)
- 【請求項1】ポシドニアオーストラリスおよび/または
その灰を主成分とする農園芸用殺虫殺菌剤。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2165719A JPH0676291B2 (ja) | 1990-06-26 | 1990-06-26 | 農園芸用殺虫殺菌剤 |
EP19910303872 EP0455456A3 (en) | 1990-05-02 | 1991-04-29 | Cultivation material for farm and garden plants |
CA002041606A CA2041606A1 (en) | 1990-05-02 | 1991-05-01 | Cultivation material for farm and garden plants |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2165719A JPH0676291B2 (ja) | 1990-06-26 | 1990-06-26 | 農園芸用殺虫殺菌剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0459712A JPH0459712A (ja) | 1992-02-26 |
JPH0676291B2 true JPH0676291B2 (ja) | 1994-09-28 |
Family
ID=15817769
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2165719A Expired - Lifetime JPH0676291B2 (ja) | 1990-05-02 | 1990-06-26 | 農園芸用殺虫殺菌剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0676291B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3666671B2 (ja) * | 1994-12-20 | 2005-06-29 | 株式会社日立製作所 | 半導体装置 |
-
1990
- 1990-06-26 JP JP2165719A patent/JPH0676291B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0459712A (ja) | 1992-02-26 |
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