JPS608190B2 - 数値制御工作機械における多段径加工方法 - Google Patents

数値制御工作機械における多段径加工方法

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JPS608190B2
JPS608190B2 JP2428980A JP2428980A JPS608190B2 JP S608190 B2 JPS608190 B2 JP S608190B2 JP 2428980 A JP2428980 A JP 2428980A JP 2428980 A JP2428980 A JP 2428980A JP S608190 B2 JPS608190 B2 JP S608190B2
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JP
Japan
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machining
diameter
stage
xmax
workpiece
Prior art date
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JP2428980A
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English (en)
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JPS56126575A (en
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武男 白倉
徹 永利
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Okuma Corp
Original Assignee
Okuma Machinery Works Ltd
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Publication date
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  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は数値制御(以下NCと称す)工作機械特にN
C研削盤、NC旋盤において多段工作物の加工を行うと
きの加工方法に関する。
NC研削盤における砥石台送り(X軸)は油圧送りによ
る早送り機構と、NC制御による切込送り機構とを備え
る構造が採用されている。
そして油圧送りで早送り前進させ、この位置からNCに
よって切り込みを開始する。初段研削後、次段の加工部
位にテーブルを移すには先づ次段の加工直径に切込量を
プラスばした位置に砥石台を位置決め後、テーブルをZ
軸方向に移動させて砥石と対向する位置に工作物を位置
決めして次の研削加工を行なわせるのが普通である。た
またま段差が早送り後退量よりも大きい場合、この段差
のことを考慮しないと砥石台は工作物と衝突して工作物
をはね飛ばし機械系に不側の力を働かせて精度の信頼性
を無くし、更には砥石を破損してとり返しのつかない事
態の発生をみるおそれがある。従って砥石と工作物の肩
部がテーブルの移動中に干渉しない様予め研削シーケン
スをプログラム時点で考慮されていた。
しかし工作物中央部に非加工部が存在する場合は、第2
図、第3図に示すようにX軸の後退位置のプログラムが
必要となり、またシーケンス順位を変更する場合は×鞄
プログラム値の変更を必要とした。従って又砥石経路を
順次NCテープに入力する方法では現場においてプログ
ラムすることはわずらわしく直接マニアルデータインプ
ットする場合にはプログラムの簡易化が必要であった。
この発明は上記に鑑みなされたものであって工作物のプ
ログラムとは別に研削最大直径の切り込み開始位置Xm
axに関する(X軸は直径値として表わされている)デ
ータを入力することにより、プログラム上でテーブルの
Z軸移動方向や研削加工順位を考慮しなくてもよい簡易
なプログラムによる加工方法を提供するものである。
又早送り装置による早送り前進・後退の移動量をテーブ
ル位置決めの安全手段とした加工方法を提供するもので
ある。即ち研削の有無にか)わらず研削加工最大直径又
は工作物最大直径に対する切り込み開始位置又は切り込
み開始相当位置Xmaxを別に入力し、現加工部位から
次段の加工部位へテーブルを移動させるとき必ずXma
xと現加工部位の切り込み開始位置Xiとの差と砥石台
の早送り量Rの2倍量とを比較させ差が2Rより小さい
ときは砥石台の早送り後退位置から又恋より大きいか、
等しいときは前記の最大直径部よりの早送り後退位置か
らテーブルを次段の加工位置に位置決めさせる方法であ
る。
以下図面に基づき実施態様を説明する。
周知のNC研削盤を用いるものであって、砥石台は油圧
により一定量R早送り前後進されうるとともにNCによ
ってモータが駆動され以下のようにして×軸位置決めが
なされる。又図示しないテーフルも前記NCによってZ
軸位置決めされる。工作物の最大加工直径又は最大径◇
Dmaxに対する切り込み開始位置又は切り込み開始相
当位置Xmax。各加工直径◇o,,ふo2,Joi,
…・・ゆonに対する×軸の切り込み開始位置X,,X
2,Xi,Xnこれに対する各加工位置のZ軸位置Z,
,Z,Zi,Znなどのデータをマニュアルデータイン
プット又はテープ等の入力部に入力する。このデータは
NC装置内で直ちに又は必要により読み出され記憶され
る。この記憶データに基づき加工完了前に(Xmax−
Xi)−波の判別が実行され×軸の次の指令値が決定さ
れる。
この判別結果に基づき砥石台、テーブルは以下の順序で
次研削段に動き研削加工に入る。即ち‘ィ} (Xma
x−Xj)−2R<0の場合第4図において加工完了に
よって砥石台は×軸を切り込みした量6i分NCで戻し
てXiに位置決めするとともに早送りシリンダにて早送
り量Rだけ戻す。
そしてテーブルを次研削段位槽Zに位置決めする。そこ
で加工段の直径と前加工段の直径差×i+,一Xj分を
砥石台を移動させる。この場合差が負であれば直径が前
加工段の直径より小さい段部であるから砥石台はNCで
前進位置決めし、正であれば直径が大きい段部であるか
ら砥石台は更にNCで後退位置決めされる。次に早送り
前進さNCで研削切り込みに入り研削完了前に次加工段
についての判別がなされる。何 (Xmax‐Xi)一
如と0の場合 第5図において加工完了によって砥石台は×軸を切り込
みした量6i分NCで戻してXmaxに位置決めすると
ともに早送に量Rだけ戻す。
そしてテーブルを次研削段位層決めする。そこで加工段
の直径と最大直径との差×M−Xmax分砥石台を移動
させる。次に早送り量R前進させ研削切り込みが行なわ
れ、完了前に次加工段に対する判別が実行される。実加
工においては判別式‘ィー・【o}が組合わされる。具
体的に多段加工における砥石台、テーブルの動作状態を
説明する。説明するにあたりXjとX′iは×軸のNC
では同位層を表示しているが砥石の位置は早送り量R分
離れた位置を示すものである。判別式が{ィ}である第
6図の場合においてテーフルがZiで位置決めされて加
工段1が砥石に対面される。
次に油圧で砥石台が早送り量Rだけ前進させられ切り込
み開始位置X,よりNCの周知の制御シーケンスにより
砥石台が切り込み送りを与えられ6,切り込み、加工段
1が加工直径?o,に達する前に判別式(Xmax−X
,)一服の判別が実行される。この場合最大直径との差
は小さく判別結果は‘ィ)であるから加工完了でX軸の
NCで切り込み量6,を、油圧で早送り量Rを戻してX
′,に位置決めする。次にテーブルをZに位置決めして
段部0を砥石に対面させ×2一×,の分砥石台を後退さ
せてX′2に位置決めする。
同機に早送り前進位置X2より62切り込み同様に判別
が実行される。判別結果は【ィ}であるから加工完了で
X軸のNCで切り込み量62を、油圧で早送り量Rを戻
してX′2に位置決めする。次にテーブルをZ移動し加
工段mを砥石に対面させ同様に加工開始位置の差×3−
×2分NC後退させX′3に位置決め最大直径部の加工
段mの加工が行なわれる。
切り込み量63、早送り量Rを戻してX′3に戻して加
工が完了する。次に判別式が{ローである第7図の場合
において初期状態として砥石は早送り後退量Rに加えて
工作物最大加工直径の切り込み開始位置X′max位置
にあり、テーブルがZ送られ加工段Wが砥石と対面して
位置決めされる。
砥石台は工作物最大加工直径の切込開始位置Xmaxと
初段Wの切り込み開始位置X4との差をNCで前進され
るとともに早送り前進で切り込み開始位置X4に位置決
めされる。X4位置よりNCにより64切り込まれ加工
径?o4に達する加工完了前に判別式(Xmax−X4
)−彼による判別が実行される。この場合判別結果は‘
口’であるから加工完了で砥石台はNCで切り込み量6
7 及び最大直径切り込み開始位置Xmaxを、油圧で
早送り量Rを戻しX′maxに位置決めされる。そこで
テーブルをZ移動し、加工毅Vを砥石に対面させる。次
に加工する段Vの切り込み開始位置X5と最大加工直径
の切り込み開始位置Xmaxとの差×5一Xmax分N
Cで移動させ(この場合差は負であるから前進)るとと
もに、早送り前進さて切り込み開始位置X5に位置決め
したあと、NCで65切り込み加工直怪ぐ。5に加工完
了前に判別式(Xmax−X5>一如の判別を実行する
この場合判別結果は{ィーであるから加工完了で砥石を
NCで切り込み量65を、油圧で早送り量Rを戻してX
′5に位置決めする。テーブルをZ移動させ次の加工段
のを砥石に対面させ加工段のとVのそれぞれの切り込み
開始位置の差分移動しX′6(X′max)に位置決め
する。そして早送り前進させて切り込み開始位置Xma
xから切り込み量66 をNCで切り込み加工直径中。
6とする。
加工終了で早戻しと切り込み量戻しとを行ないX′6に
戻して多段の加工を完了する。加工しない場所に工作物
最大径を有し判別式が{ローである第8図の場合におい
て、初期状態として砥石を工作物最大直径部位の切り込
み開始位置相当位置Xmxより早送り量R後退した位置
X′maxにおく。
そしてテーブルをZ移動して加工段皿を砥石に対面させ
工作物最大直径の切り込み開始相当位置Xmaxと加工
段皿の切り込み開始位置X7との差および早送り量Rを
前進させてX7に位置決めする。切り込み量67をNC
で切り込み加工部位血の直径?D7に加工完了前に判別
式(Xmax一X7)一如で判別する。この場合判別結
果は【o}であるから切り込み量67 及び最大径の切
り込み開始相当位置XmaxにNCで後退させるととも
に、早送り重Rを後退させて初期状態の位置X′max
に戻す。
そしてテーフルをZ移動し加工段肌を砥石に対面させる
。次に加工する段価の切り込み開始位置X3と最大直径
部の切り込み開始相当位置Xmaxとの差×8一Xma
x分NCで砥石台移動させるとともに早送り量Rを前進
さ×8に位置決めする。そしてNCによって直径◇。8
になるように68切り込み加工完了前に判別式(Xma
x−X9)一如の判別を実行する。
この場合判別結果は{ィ’であるから加効完了によって
NCで切り込み量68 を、油圧で早戻し量RをX′8
に戻し、テーブルをZ9移動させ次加工段Kを砥石に対
面させる。砥石を次加工段切り込み開始位置X9と前切
り込み段肌の切り込み開始位置X3との差×9一×8分
NCで移動させるとともに、卓送り量Rを前進してX9
に位置決めする。NCで69切り込み直径をぐo9に加
工する。加工完了で切り込み量69早送り量Rとを戻す
。このようにして多段工作物の加工は完了する。なお本
実施態様では切り込み開始位置をそれぞれ比較したが直
径値自体を比較してもよいことは勿論である。又早送り
量というものを特別設けずNCにより常に一定量前後進
させることも可能である。以上詳述したように工作物研
削段のプログラムとは別に研削最大直径又は工作物最大
直径に関するデータを入力しておき多段蓬工作物の加工
においてテーブルを次加工段へ移動するに際して工作物
最大直径切り込み開始位置Xmaxと加工段の切り込み
開始位置Xiと砥石の早送り量Rの倍量とによる判別式
(Xmax−Xi)−2Rを判別し≧0のときは早送り
戻し量に加えて最大直径の切り込み開始位置を戻したあ
と、次加工段への位置決めを行なわせたので、プログラ
ム上でテーブルの移動方向や研削順位の変更によるデー
タ変更が不要となるとともにプログラムが簡易化され、
砥石と工作物の干渉を完全に防止することができる。
従って加工作業において充分な安全性が確保できるとと
もに非研削時間を短縮できる特徴を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は周知の数値制御研削盤の説明図、第2図、第3
図は従釆の砥石台テーブルの動作説明図、第4図は判別
式が<0の場合の砥石台テーフルの動作説明図、第5図
は判別式が≧0の場合の砥石台テーブルの動作説明図、
第6図は判別式がく0の場合の多段工作物の加工動作順
序説明図、第7図、第8図は判別式が≧0の場合の多段
工作物の加工動作順序説明図である。 ×・・・…×融く砥石台)位置決め値、Z・…・・Z軸
(テーブル)位置決め値。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 多段径工作物の数値制御加工において、前記工作物
    の各段の加工直径に対するX軸上の砥石又は工具の切込
    開始位置X_1〜Xnこれに対するZ軸上の位置Z_1
    〜Znを含む工作物加工段の加工プログラムとは別に前
    記工作物の最大加工直径に対するX軸上の砥石又は工具
    の切込開始位置または最大直径に対する切込開始相当位
    置Xmaxを数値制御装置に入力しておき、現加工段i
    から次の加工段i+pに移るとき前記最大加工直径また
    は最大直径に対する前記位置Xmaxと現加工直径の切
    込開始位置Xiの差Xmax−Xiの砥石台または刃物
    台の早送り量Rの2倍との差(Xmax−Xi)−2R
    が零より小さいときは前記現加工段の切込開始位置Xi
    より早送り量R後退位置にまた零より大きいか等しいと
    きは前記最大加工直径たは最大直径に対する前記位置X
    maxより早送り量R後退位置に砥石台たは刃物台を位
    置決め後、次の加工段のZ軸上の位置Zi+pにテーブ
    ルまたは往復台を位置決するようにしたことを特徴とす
    る数値制御工作機械における多段径加工方法。
JP2428980A 1980-02-28 1980-02-28 数値制御工作機械における多段径加工方法 Expired JPS608190B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6226283U (ja) * 1985-07-31 1987-02-18
JPS62110082U (ja) * 1985-12-28 1987-07-14

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