JPS608144Y2 - 燃料配管系の異音防止装置 - Google Patents
燃料配管系の異音防止装置Info
- Publication number
- JPS608144Y2 JPS608144Y2 JP848280U JP848280U JPS608144Y2 JP S608144 Y2 JPS608144 Y2 JP S608144Y2 JP 848280 U JP848280 U JP 848280U JP 848280 U JP848280 U JP 848280U JP S608144 Y2 JPS608144 Y2 JP S608144Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- suction side
- fuel
- piping system
- abnormal noise
- prevention device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は内燃機関における燃料配管系の異音防止装置に
関するものである。
関するものである。
ディーゼルエンジンにおける燃料配管は第１図に示すよ
うに燃料タンク１と燃料噴射ポンプ２との間にフィード
パイプ３とリターンパイプ４とで接続され、フィードパ
イプ３にはエンジンの回転によって作動するフィードポ
ンプ５とフィルタ６とが設けられている。
うに燃料タンク１と燃料噴射ポンプ２との間にフィード
パイプ３とリターンパイプ４とで接続され、フィードパ
イプ３にはエンジンの回転によって作動するフィードポ
ンプ５とフィルタ６とが設けられている。
この場合、フィードパイプ３において、フィードポンプ
５が燃料を吸揚げるときの往復運動の間にチェックバル
ブの閉止による圧力変動でフィードパイプ３を流動する
燃料に脈動を生じ、これが原因による所謂ウォータハン
マー現象と称する異音が発生する場合があった。
５が燃料を吸揚げるときの往復運動の間にチェックバル
ブの閉止による圧力変動でフィードパイプ３を流動する
燃料に脈動を生じ、これが原因による所謂ウォータハン
マー現象と称する異音が発生する場合があった。
この不具合を解消するために、配管系の適当な場所に空
気溜を設け、変動圧力を空気溜で吸収する手段がとられ
ているが、必しも効果的ではなく完全な解決策になって
いない。
気溜を設け、変動圧力を空気溜で吸収する手段がとられ
ているが、必しも効果的ではなく完全な解決策になって
いない。
本考案はこれを完全に解決したもので、その特長はフィ
ードポンプの吸込側に発生した変動圧力を速かに吐出側
に逃がしてやることにより異音発生の要因である高圧の
発生を抑止したことである。
ードポンプの吸込側に発生した変動圧力を速かに吐出側
に逃がしてやることにより異音発生の要因である高圧の
発生を抑止したことである。
以下本考案の実施例を第２図によって説明する。
５はフィードポンプを示し、７は吸込側、８は吐出側で
ある。
ある。
この図例のフィードポンプ５の吸込側７並びに吐出側８
に設けられているチェックバルブはダブルアクション方
式のものである。
に設けられているチェックバルブはダブルアクション方
式のものである。
すなわち、９ａ、９ｂは吸込側７の弁板でありスプリン
グ１０によって押圧されている。
グ１０によって押圧されている。
また１１ａ、１１ｂは吐出側８の弁板であり、これもス
プリング１２で押圧されている。
プリング１２で押圧されている。
そして、後述するプランジャ１３の往復作動によって吸
込側の弁板９ａｙ９ｂと吐出側８の弁板１１ａ、ｆｌｂ
は交互にしかも相対的に開閉される。
込側の弁板９ａｙ９ｂと吐出側８の弁板１１ａ、ｆｌｂ
は交互にしかも相対的に開閉される。
この弁板９ａ、９ｂとｌｌａ、ｌｌｂとによるチェック
バルブ間に往復運動するプランジャ１３が設けられてい
る。
バルブ間に往復運動するプランジャ１３が設けられてい
る。
１４はプランジャ１３の押し上げスプリングであり、１
６はエンジンの回転に連動して駆動するプランジャ１３
の押し下げ用のカムである。
６はエンジンの回転に連動して駆動するプランジャ１３
の押し下げ用のカムである。
１５はローラを示す。尚フィードポンプ５は上記のよう
なダブルアクション方式であることには何等限定される
ものではない。
なダブルアクション方式であることには何等限定される
ものではない。
本考案は上記フィードポンプ５における吸込側７と吐出
側８とをチェックバルブを迂回して直接連通ずるバイパ
ス路１７で継ぎ、このバイパス路１７の吸込側に弁板１
Ｂとスプリング１９とによるリリーフバルブを設けたも
のである。
側８とをチェックバルブを迂回して直接連通ずるバイパ
ス路１７で継ぎ、このバイパス路１７の吸込側に弁板１
Ｂとスプリング１９とによるリリーフバルブを設けたも
のである。
このリリーフバルブはスプリング１９によって吸込側７
の圧力が一定値以上になったときに弁板１８が開口する
よう適宜セットされている。
の圧力が一定値以上になったときに弁板１８が開口する
よう適宜セットされている。
本考案は上記の通りの構造であるから、燃料タンク１か
ら燃料噴射ポンプ２への燃料の圧送はエンジンの回転に
基くカム１６の回転によってプランジャ１３を往復運動
させることにより吸込側７の弁板９ａ、９ｂは交互に開
閉し、また吐出側８の弁板１１ａ、ｌｌｂは吸込側７の
弁板９ａ、９ｂとは相対的に交互に開閉して燃料タンク
１の燃料を吸揚げて燃料噴射ポンプ２へ圧送する。
ら燃料噴射ポンプ２への燃料の圧送はエンジンの回転に
基くカム１６の回転によってプランジャ１３を往復運動
させることにより吸込側７の弁板９ａ、９ｂは交互に開
閉し、また吐出側８の弁板１１ａ、ｌｌｂは吸込側７の
弁板９ａ、９ｂとは相対的に交互に開閉して燃料タンク
１の燃料を吸揚げて燃料噴射ポンプ２へ圧送する。
この燃料圧送中に異音の発生要因となる吸込側７の圧力
が高まり、セットされたスプリング１９の荷重以上とな
ったときにはバイパス路１７の弁板１８が開口し、吸込
側７に発生した高圧力を速かにバイパス路１７を介して
吐出側８に回避させるものである。
が高まり、セットされたスプリング１９の荷重以上とな
ったときにはバイパス路１７の弁板１８が開口し、吸込
側７に発生した高圧力を速かにバイパス路１７を介して
吐出側８に回避させるものである。
このように本考案はフィードポンプに吸込側に発生する
高圧を直ちに吐出側に流出させるバイパス路とリリーフ
バルブとを設けたことにより、燃料配管系で発生する脈
動圧を抑制−確実に異音発生を防止する利点がある。
高圧を直ちに吐出側に流出させるバイパス路とリリーフ
バルブとを設けたことにより、燃料配管系で発生する脈
動圧を抑制−確実に異音発生を防止する利点がある。
第１図は燃料配管系の回路構造図、第２図は本考案装置
の断面図である。 １・・・・・・燃料タンク、２・・・・・・燃料噴射ポ
ンプ、３・・・・・・フィードパイプ、５・・・・・・
フィードポンプ、７・・・・・・吸込側、訃・・・・・
吐出側、９ａｖ ９ｂ、 １１ａ、１１ｂ・・・・・
・弁板、１３・・・・・・プランジャ、１７・・・・・
・バイパス路、１８・・・・・・弁板、１９・・・・・
・スプリング、４・・・・・・リターンパイプ。
の断面図である。 １・・・・・・燃料タンク、２・・・・・・燃料噴射ポ
ンプ、３・・・・・・フィードパイプ、５・・・・・・
フィードポンプ、７・・・・・・吸込側、訃・・・・・
吐出側、９ａｖ ９ｂ、 １１ａ、１１ｂ・・・・・
・弁板、１３・・・・・・プランジャ、１７・・・・・
・バイパス路、１８・・・・・・弁板、１９・・・・・
・スプリング、４・・・・・・リターンパイプ。
Claims (1)
- 燃料タンクと燃料噴射ポンプとを継ぐフィードパイプに
往復動ピストンとチェックバルブとを内蔵したフィード
ポンプを設けたものにおいて、該フィートポンプの吸込
側と吐出側とにバイパス路で連通し、前記フィードポン
プの吸込側に発生する変動圧力で開口腰前記変動圧力を
吐出側に逃がすためのリリーフバルブを前記バイパス通
路の吸込み側に設けたことを特徴とする燃料配管系の異
音防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP848280U JPS608144Y2 (ja) | 1980-01-29 | 1980-01-29 | 燃料配管系の異音防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP848280U JPS608144Y2 (ja) | 1980-01-29 | 1980-01-29 | 燃料配管系の異音防止装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56111266U JPS56111266U (ja) | 1981-08-28 |
| JPS608144Y2 true JPS608144Y2 (ja) | 1985-03-20 |
Family
ID=29605160
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP848280U Expired JPS608144Y2 (ja) | 1980-01-29 | 1980-01-29 | 燃料配管系の異音防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS608144Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-01-29 JP JP848280U patent/JPS608144Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56111266U (ja) | 1981-08-28 |
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