JPS6081362A - 繊維製品の処理における温度勾配制御方法 - Google Patents

繊維製品の処理における温度勾配制御方法

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JPS6081362A
JPS6081362A JP18889983A JP18889983A JPS6081362A JP S6081362 A JPS6081362 A JP S6081362A JP 18889983 A JP18889983 A JP 18889983A JP 18889983 A JP18889983 A JP 18889983A JP S6081362 A JPS6081362 A JP S6081362A
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JP
Japan
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processing
temperature
conditions
temperature gradient
control
Prior art date
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Pending
Application number
JP18889983A
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English (en)
Inventor
一 池田
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Hisaka Works Ltd
Original Assignee
Hisaka Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はコンピュータプログラムにより制御される染色
機その他繊維製品の処理における温度勾配制御方法に関
する。
従来例の構成とその問題点 従来の繊維製品の処理の一例として、以下、液Jん染色
機について説明する。液流染色機における染色条件は、
例えばポリエステル繊維の布帛において分散染料を用い
る場合、130°Cの処理温度で20分保持させること
を必要とする。このように、被処理物の素材及び染料等
によりあらかしめ定められた処理温度は、経験則に従っ
て定められる。しかし、この処理温度に至る迄には染色
機への!11帛等の懸架1給木、昇温、染料や助剤等の
投入、その他種々の工程を必要とし、又、処理後は、処
理液の冷却、排跨等の工程を必要とする。
布帛の染色条件として、前記のポリエステル繊維の場合
の130°Cで20分に対し1例えば綿を建染染料を用
いて処理する場合は110°Cで30分処理し、又アク
リル繊aの時にカチオン染ネIで処理するときはl O
O’Cで20分等染色条件は過去の処理実績により、あ
らかしめ設定された処理温度と保持時間とによって行な
われる。液流染色機には第1図に示すように沸留槽lと
、この両端に接続されて、環状処理通路を形成する移送
部2と、処理液噴射部3と、引抜管4.5及びポンプ6
、熱交換器7等を備えた処理液循環路があり、!IJ帛
8を懸架して、給水し、に記処理条ヂ1に応して液流染
色機を運転する。この場合、各工程に合わせてバルブの
開閉、電流のオン、オフ笠を必要とし、従来はこれら全
工程をM(込み、It!jlifl ’::7に合わせ
て制御するカムシートを用いていた。しかるに、繊維及
び染料か同一で、処理温度及び保持時間等の基本的な染
色条件に変更はないものの、機械的条件差ひに量的条列
、例えは布長や布速、或いは処理液φとポンプ吐出ガy
等の条ヂ1が異なる場合には、カムシートをそれぞれの
設定条件に応して変更を要し、これに従ったカムシーI
・を個々に作成する必要が生しる。
シーケンシャル制御である以−1−1諸条件ブリにカム
シートを無数に必要とするばかりでなく、若干の条件に
適合しない場合にもその条件を包含したカドシート あって、不経済な運転を強いられる等の欠点がみられた
発明の目的 本発明は上記のような欠点を解消すると共に、コンピュ
ータによる処理装置の制御を実現し、特に処理条件とし
て、あらかじめ設定された処理温度と保持時間は不変の
まま、この処理条件に至る迄の間又は処エコ1条件を終
了後の工程を緒条性に応じて演算して温度プログラムを
構成し、この温度勾配に基づいて処理操作を制御し最良
の温度条件により、最も経済的な処理を実現しようとす
るものである。
発明の構成 本発明は上記目的達成のため、液流染色機、チーズ染色
機その他の繊維製品の処理装置型を用いてi(j帛その
他の繊維製品を処理する制御方法において、被処理物の
素材及び染料等によりあらかしめ定められた処理温度と
保持時間を不変にしたまま、この処理温度に至る迄の′
jI温ー1ー程及びこの処Jl+11詰度からの冷却工
程の11j,、間を、〕IJ速、処理液量その他処理装
置による機械的条件並びに布長、被処理物量等の量的条
件の人力にノ1(づきrii[ ’n. L、この演算
値による温度勾配に従い制御値t)を出し、処理装置の
ゴrの開閉及びタイマーの1設定時間等を制御するよう
にした繊維製品の処理における温度勾配制御方法である
従って、機械的条件の一例として、処理液(、¥や布速
又は量的条件の一例としてlij14や被処理物)9等
を人力することによりコンピュータによる演算回路で演
算され、表示回路によってデスプレイ上に表示されると
共にこの演算値により、各種の弁及びタイマーの制御回
路等が働き、各処理条件に従って制御される。
尚、デスプレイにに示されるクイj、シグナルは演算値
を外部へ表示すると共に制御イ1コリを発信するように
なっている。特に処理温度に至るまでのy11温間とこ
の温度からの冷却」−稈で温度勾配を確実に表示すると
共に効率よく制御できるようになった・ 天施例の説明 第2図はコンピュータを用u1て作成したプログラムで
あり、(イ)は過去の経験番と基づくシーケンス制御に
よる−5;1温、冷却を示すプログラムで、A点で眉温
し始め、B点で温度勾配を変更し、0点で130°Cの
処理温度となり、D点迄の20分保持時間として処理す
るのが、基本的処理条件となっている。D点からE点ま
で1よ、処J!4!後の冷囚1工程で、E点は冷却後、
排液tこ至る点である。このプログラム(イ)は布長2
00m、布速100m/m1nの設定で示したものであ
り、これに文4し、(口)プログラムで示したものは同
−繊M[製品を用い、′11j長Loom、布速loo
m/minで運転する場合である。(イ)と(口)とを
比較すると、!1j;″I’+か染色機の滞留槽と移送
部とを経て1循環するBj6間か(口)では(イ)の局
である。染色性”しくは均染性は処理液と布帛との相対
的接触回数番とよるとされるので、(口)で示す場合は
(イ)に文4して倍近い好条件となり、y温工程A→B
−C及ひ冷却工程04Eは(イ)で示ず11!1間の夫
々半分で良いと考えられる。
従来のカムシートを用いる場合には、処理条件か変れば
、これに応じたカムシー1・を新しく作製する必要があ
るか、コンピュータを利用したプログラムを用いた本発
明では、前記(イ)で設定した時の布長と布速に代えて
、新しい布長とI+速の設定にすると(ロ)か演算結果
として出現する。
従って、布g 100 m、布速100m/minとし
たI+!、、A−B′→C′で昇温し、D′→E′のグ
ラフに従って処理量jδか制御される。
尚、図中、T1はM先人1−1弁の開閉を指示するタイ
ムシグナルで、T2は冷却水出入1’l jpの開閉を
指示するタイムシグナルである。T1のタイムシグナル
中実線部分は蒸気入口弁が開となり空白部分は閉の状態
を示す。
今、(イ)のプログラム中に於いては、A+B−C−+
Dの間中は蒸気入11ゴrを開、冷却水出入口弁を閉の
状態で、ヒータ装置内にスチームが導入される。又、D
−+E間は反対に法気入目ブ1゛を閉、冷却本人ロゴf
が開の状態で、ヒータ内に冷却水が供給されている。
今、プログラム(イ)が布長、布速の条件変更ニヨリ、
プログラム(ロ)に変った場合本発明ではプログラムの
伸縮だけでなくタイムシグナルも同時に伸縮する点に特
徴がある。
即ち、T1→Tl’、T2→T2’に変化し、蒸気入I
コブ「及び冷却水出入口弁の開閉時間も同時に伸lit
される。
この結果(ロ)の場合、昇温]−程と冷却工程において
、時間が大幅に短縮され、しかも均染性には影響を及ぼ
さない。カムシートの作製に要する時間的、物理的困難
もなく、コンピュータに設定したプログラムによる演嘗
により簡単に作製され、グラフ下に示したようにタイム
シグナルも同11′1に表示される。尚、染色条件とし
てのC−+D 1iilの温度と時間は(イ)の場合と
(ロ)の場合とに不変性をもたしである。
又、前記した例は布長と布速をキーワードとじて温度及
び時間の設定をしたものであるが、処IM!装置におけ
る処理条件どしては、例えば処理液量とfAU Rrf
等も重要なファクターとして用いられ、これらの条件を
キーワードとして処理条ヂ1を、没丸“した場合には、
これらの値を入力することにより、新たな温度プログラ
ムを有するグラフの、設定並びにタイムシグナルによる
制御と表示ができることは言うまでもない。
又、チーズ染色機等においては、処理液流星により処理
条件が変わるが、チーズの巻富度とポンプの流量等が要
件となり、チーズを貫通する処理液の内外差圧より流星
を調整するA・により最良条件の設定も可能となる。
以下、処理液量と1i量とをファクターとしてチーズ染
色機における制御例を示す。
被処理物 T/C(ポリエステル/綿の174紡糸)処
理量 iooKg 処理液量 1600 lit ポンプ流M 8000 lit/m1n(処理液交換回
数) この条件で、基本プログラムを設定する。
次に同一条件下でポンプ流量15を120001it/
winに変更した場合 (処理液交換回数) 従って、処理液交換回数が1.5倍上昇したことにより
、処理条件が良くなったので、プログラム中の温度勾配
時間を基本プログラムに対し、171゜5の時間でよい
。t、tpち、ポンプ流量80001it/minのl
prの基本時間30分に対て20分で昇温するよう温度
勾配を変更したプログラムを設定し、これにノNづ〈制
御を行なうようにすることかできる。
発明の効果 本発明はtJ/Um製品の処理に際して、あらかじめ定
められた処理温度と保持時間とを不変とし、この温度に
至る迄の昇温工程及びこの温度からの冷却工程において
、布長と布速、若しくは処理液驕と流量その他機械的条
件並びに量的条件の人力に基づき、最適時間をコンピュ
ータによって演算しており、この演算値による温度勾配
に従って+IjJ御信号全信号、処理装置の弁の開閉及
びタイマーの設定時間等を制御するようにした。従って
諸条件に応じた最適勾配が得られ、最短時間での処理が
実現できるようになった。コンピュータ演算によるので
、従来例のようにカムシー1・の作製が不要となり、迅
速且つ精確な制御を可能とした。尚、前記温度勾配の演
算と共にタイ1、シグナルを表示して、処理順序に従っ
た制御をシーケンシャルに、しかも広範囲に応用できる
ようにしたので、その産業上の効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は木発明力法が実施される一例としての液温染色
機の断面図、第2図はコンピュータによる制御順序を示
すグラフである。 代理人 弁理士 大 島 −公

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 液流染色機、チーズ染色機その他の繊維製品の処理装置
    を用いてI11帛その他の繊維製品を処理す、る制御方
    法において、被処理物の素材及び染料等によりあらかじ
    め定められた処理温度と保持時間を不変にしたまま、こ
    の処理温度に至る迄の昇温工程及びこの処理温度からの
    冷却工程の11を間を、4j速、処理液量その他処理装
    置による機械的条件並びに布長、被処理物量等のh1的
    条件の人力に2.(づき演算し、この演算値による温度
    勾配に従い制御信号を出し、処理装置の弁の開閉及びタ
    イマーの設定時間等を制御するようにしたことを4¥徴
    とする繊維製品の処理における温度勾配制御方法。
JP18889983A 1983-10-08 1983-10-08 繊維製品の処理における温度勾配制御方法 Pending JPS6081362A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4984317A (en) * 1988-05-31 1991-01-15 Then Maschinen- Und Apparatebau Gmbh Method or apparatus for treating textile fabric or goods

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US4984317A (en) * 1988-05-31 1991-01-15 Then Maschinen- Und Apparatebau Gmbh Method or apparatus for treating textile fabric or goods

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