JPS6081321A - ゴム補強用ポリエステル繊維の製造方法 - Google Patents

ゴム補強用ポリエステル繊維の製造方法

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JPS6081321A
JPS6081321A JP18923383A JP18923383A JPS6081321A JP S6081321 A JPS6081321 A JP S6081321A JP 18923383 A JP18923383 A JP 18923383A JP 18923383 A JP18923383 A JP 18923383A JP S6081321 A JPS6081321 A JP S6081321A
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acid
residue
adhesive
alkylene
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JP18923383A
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English (en)
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Hideo Nagahara
長原 秀夫
Isao Yoshida
吉田 五月生
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はゴムシこ対する接着性がすぐれたゴム補強用ポ
リエステル繊維をlq造する方法に関−づ−るものであ
る。
ポリエチレンテレフタレートlこ代表されるポリエステ
ル紘フ11は、他の親離と比較して抗張力。
1111伸性、寸法安定性および耐熱性なとの諸171
−質がすぐれて才6す、衣料用おJ、び産業用の種々の
用途に使用されているが、なかでもタイヤ、コンベアベ
ルト、■ベルト」6よびホースなどのゴム補強拐剥とし
ての適用が注目されている。しかるやここのようなゴム
補強用途においては、ポリエステル繊維のゴムに対する
接着性が劣るため両者の接着性を高めることが大ぎな課
題となっている。
ポリエステル臘維のゴムに刻する接着性を改良する方法
としては、たとえばエポキシ化合物またはエポキシ化合
物とアミン系硬化剤を繊維に付着せしめる方法(特開昭
48−2’70j7号公報、特開昭413−41032
号公報、特開昭54−j + 2295号公報および特
開昭58−18473号公報など〕が知られているが、
これらの方法もオ■尚効果はあるものの、なお接着性シ
こ改良の余地があり、しかも接着剤の耐熱性の悪さに起
因して組成物が使用中にタール化して装置を汚し、糸切
れを頻発するとか、発煙して作業環境を感化させるとか
の問題がある。
そこて本発明者らはゴムeこ対する接着性が極めて改良
されたポリエステル繊維を、作業中の光切れや発煙を生
起することなく効率的に製造することを目的として鋭意
検討した結果、接着剤化合物として特定のエポキシ化合
物と特定のアミン系イ吹化剤をイロ合せて用い、かつ特
定の油剤組成物を01川してポリニスチル晶III: 
Itこ付与セしめることにより、上記目的が達成できる
ことを見出し、本発明tこ到達した。
ずなわら本発明はポリエステル繊維にその紡糸下(呈お
よび/または延伸」−稈で接着剤組成物および油剤組成
物をイ」与するに際し、接着剤Jt1成物としてポリグ
リセリンのポリグリシジルエーテルおよO・脂肪族アミ
ンのアルキレンオキシド付加物を主体とする組成物を、
また油剤XH成物として下記一般式+1)および(ll
)で示される化合物を主体とする組成物を使用すること
を特徴とするゴム捕り」1月ポリエステル繊A’llの
製造方法を提供するものである。
HIGO(OXOJm(OGYCOJlloXOOCl
ll −−−(I]R20(OCfしO)n、(OXO
JnoeYOOORJ ・ ・ f’ll〔ただし人中
のHIGOは炭素数6〜3oの一画脂肪酸残基を、)1
20は炭素数6〜3oの一画アルコール残基を、−0X
O−は多価アルコール残基、多価アルコールのアルキレ
ンオキ/トイ−4加物残基および多1曲フェノールのア
ルキレンオキシド1″1加物残基から選ばれた二価の基
を、−oeyco−は−0CA+ 5A2LIO−+−
0CA30A+ 00− 、I6よび−oeA5co−
(ここでAl、 A2 、 AsおよびA1は炭素数1
〜6のアルキレン基を、Sは硫黄原子を、A5は1大素
数1〜8のアルキレフ基を示す)から選ばれたジカルボ
ン酸残基を、mおよび1〕はOまたは1〜6の整数を示
す。〕 上記本発明の方法eこまればゴムとの接着性改良のため
のエポキシ化合物として、たとえは特開昭413−27
017号公報に示されるようなモノグリセリンのジグリ
ンジルエーテルよりも分子量の大ぎなポリグリセリンの
ポリグリ/シールエーテルを、さらに油剤として」1記
特定のエステル化合物の使用を特徴とするものであり、
上記ポリグリセリンのポリグリ/ジルエーテルの使用に
起因して従来よりもゴムに対する接着性が改良されるば
かりか、組成物自体の11141V性がすぐれるため、
延伸および熱固定時の糸切れや発煙が低減てざ、さらに
は上記油剤のイノ1用により、延伸および熱固定時のク
ール化、発煙および糸切れが防止できるという効果が得
られる。
本発明に用いられるポリエステル繊維は、たとえば、エ
チレングリコール、プロピレングリコールおよびテトラ
メチレングリコールなどのグリコール成分の1種又はそ
れ以上と、たとえばプレフタル11ρ、イノフタル酸、
ナフタレンジカルボン酸およびこれらの14導体などの
芳香族ジカルボン酸成分の1種又はそれ以上とをエステ
ル化またはエステル交換反応層重hf1’f合して得ら
れる面分子爪ポリエステルを紡糸してなる繊維を抵味す
る。
これらのうち最も代表的lLものはエチレングリコール
とテレフタルMとの反応に」:って得られる高分子最の
ポリエチレンテレフタレートをH−紡糸して7よるポリ
エステル晶、Tl+である。
本グ6明に16いては上記ポリエステルi& #14.
を浴1触紡糸するに際し、その紡糸工程および/よたは
延伸工程の任意の段階で上記接着剤組成物および油剤組
成物を+i与する。
接着剤と油剤は両者を混合した組成物の形でポリエステ
ル繊維tこイ1与することもてぎ、この場合は延伸前の
繊χILに付与することが好ましい。
また接着剤組成物および油剤組成物を別々にポリエステ
ル繊維に付与する場合には、その例年順序は任意に選択
できるが、まず延伸11Jの繊維に接着剤組成物をイー
J与し、次いで油剤組成物をイ」与するのが好ましい。
本発明で用いる接着剤組成物におけるポリグリセリンの
ポリグリ/ジルエーテルとはグリセリンノ二’14 体
、三量体等のオリゴマー7よいシバ低分子ポリマー1モ
ルtこ2モル以上の’f;Ij合のエピクロルヒドリン
を例加させた単一化合物、または混合物をいう。
また不発明の接着剤組成物の他の一成分である13トイ
肪欣アミンのアルキレンイで]加物とは、ポリグリセリ
ンのポリグリ/ジルエーテルの硬化剤として作用する化
合物であり、炭素数が4〜ろ0の脂肪族第1級アミン、
第2級アミン及びアルカノールアミンに対しエチレンオ
キシドおよびプロピレンオキシドtこ代表されるポリア
ルキレンオキシドをランダムおよび/またはブロック的
に付加せしめた化合物をば味する。
ここで脂肪族第1級アミンとしてはブチルアミン、アミ
ルアミン、ヘプチルアミン、ヘプチルアミン、オクチル
アミ/、ステアリルアミン、ラウリルアミン、ノニルア
ミン、デフルアミノ、ウンデノルアミン、ドデンルアミ
ン、トリデ/ルアミン、テ1ラデフルアミン、ベンタテ
ノルアミノ、ヘキザデ/ルアミン、ヘプタデンルアミン
およびオフタデフルアミンであり、脂肪h>、第2級ア
ミンとしてはジエチルアミン、ジプロピルアミン、ジブ
チルアミン、シアミルアミノ、ジヘキ/ルアミ/、ジヘ
プチルアミン、ジオクチルアミン、ジノニルアミン、ジ
エチルアミン、ンウノデ/ルアミン、ジウンデ/ルアミ
ン、ジェタノールアミン26よびジベンタデ/ルアミ7
などが、アルカノールアミンとしてはジェタノールアミ
ンおよびトリエタノールアミンなどが挙げられる。なお
脂肪族アミンのアルキレンクリコール(=1加物はジェ
タノールアミン、トリエタノールアミンと脂肪酸とのモ
ノ及び、′又はジエステルで残存しているエタノール性
水(酸基に同様にエチレンオキシドやプロピレンオキシ
ドをイ」加したものであってもよい。
上記脂肪族アミンに苅するアルキレンオキシドの111
加モル数は2〜40モル、特に4〜20モルが好ましく
、また脂肪族アミンとしては炭素数が4〜20の脂肪族
アミンが特に望ましい。
脂肪族アミンの炭素数が4以下であるとポリエステルの
繊維強力劣化が起こり、特に処理コード・強力が低下す
る傾向があるばかりか、1耐熱1生も穆化しピータ汚れ
が多くなって延伸時の糸切れが多発するため好ましくな
い。
また脂肪族アミンの炭素数が30以」二になると処理し
た繊ル1[の摩擦が大[IJに高くなり延伸時の糸切れ
が多発するばかりか脂肪族アミンの溶解1生も著しく悪
化する。
これらのポリグリセリンのポリグリ/ジルエーテルおよ
び脂肪族アミンは、水やアルコールのような有機溶媒ま
たは後]ホの油剤組成物eこ浴1す「または分散をぜし
めて用いる。ようするにポリグリセリンのポリグリ/ジ
ルエーテルおJ、ひ脂肪族アミンは後述の油剤組成物と
混合し用いることができ、また油剤組成物と別浴で両者
を独立して用い2)こともできる。
接着剤組成物のイ」与位置は未延伸糸、半延伸糸および
延伸糸のいずれであっても良い。場合(・こよっては、
未延伸糸に付与した後、更Fこ延伸糸に11与するなど
原糸製造下1で?甲で数回+t ダすることも出来る。
ポリエステル11.IK、1rの紡糸 延伸]−程は、
−L!未延伸糸を巻取ってから、延伸を別工僅でL7つ
でも良く、父、紡糸と延伸を迎11ノコしたいわゆる直
接紡糸延伸法てあってもr+い。
なお接着剤組成物のエポキシ化a物のla Al11に
対する付着量は01〜5重量′θηfましくは03〜1
重量%が適当であり、イゴノ、イ爪が少ないと十分な接
iti力が14られす、逆に何着量が多過ぎると熱板J
6よび熱ローラに脱落し、その熱分1iIT物によって
繊維と金属の厚擦が高くなり、走光する単糸が切断して
製糸性や繊維の品位が低下するため好ましくない。
また、脂肪族アミンの繊iI tこ対するイ」着量は0
005〜15車量%、好ましくは0005〜05重雇%
であり、付着量が少ないとエボギ/化合物の反応が不十
分となって、十分な接着力が得られず、逆tこ付着量が
多過ぎると原糸及びコードの強力が低下し、かつ処理コ
ードが極端に硬(なる傾向があるため好ましくない。
したがって接着剤組成物がポリグリセリンのポリグリン
ジルエーテルと脂肪族アミンとの混合物である場合は、
上記イ」着量となる様に両者の混合割合を選択すればよ
い。
ポリエステル)戒維を上記イ」着条件で接着剤組成物で
処理した後、150”C以上好ましくは150〜260
 ’Cで熱処理することが必要であり、150℃未満で
熱処理した場合、充分な接Jd力が得られず、又、26
o’C7こえると峠処坤ンした場合には、繊維が切市1
したり、物I!lI!Ifi生がJAなわれるため好ま
しくない。
加熱手段は熱板、熱ローラ、ζノサヒ/、水蒸気加熱お
よび乾熱風加熱など任はの方法を用いる事が出来る。
なお通常の製糸工程では、紡糸 延伸後又は延伸中9こ
熱処理することが行なわれているから、接着剤組成物を
この熱処理工程以1iJて付与する場合、熱処理を延伸
蔽のφノ!処理と販ねることが出来る。熱処理時間は+
SO〜260 ’Cの;匝囲て、α05〜20秒が好ま
しく、さらに引続いて原糸および未処理コードを30°
C以上70゛C以下で熟成してもよい。
このようにポリエステル−X11に上記接)a剤K、+
1成物を付与せしめることによってゴムに対する接着性
をかなり改善できるが、I要W剤組放物弔独では接着性
改良に限界があり、しかも接ti’、f剤イ、H放物の
I11熱性の悪さくこ起因して、繊維を延伸、熱処]!
11する隙にタール化を生じて糸切れを生じたり、また
発煙を生じて作業環境が 害されるなどの問題がある。
しかるに本発明は上記接着剤組成物を共(・こ特定の油
剤AJ1+1成物用することを特徴とするものであり、
これにより繊維のゴムに対する接5a性がさらに向上し
、しかも製造工程における接着剤および油剤組成物のタ
ール化発煙がほとんど防止され、糸切れ回数も極めて減
少するという顕著な相乗効果が得られる。
本発明で用いる油剤組成物とは次の一般式fl+または
岨で示される化合物を主体とするものである。
RIGO(OXOJmcoeYcOJnOXOocRl
 −・II)RzO(OOYCO)+1(OXO)+1
0eYCOO,Hz ・・f[Ilここて上記一般式の
化合物は例えば式 Hoot;7〜+ SA+ C0OHで示されるチオジ
カルボン酸、式HOOCA+ 0A4COOHで示され
る脂肪族ジカルボンしt12の少なくとも1種を弐〇〇
YOHて示される多価7””−ル、多(+ltiアルコ
ールのアルキレンオキ/トイ」加物および多価フェノー
ルのアルキレノオキシド11加物またはそれらの部分エ
ステルの少なくとも1種と反応させて、両末端がカル十
′キ/ル基または水酸基を有する低分子量ポリエステル
を得て、次いでそのカルボキシル基または水酸基を弐〇
IGOOHで示される脂肪酸または弐FtzOHで示さ
れるアルコールでエステル化することにより得られる化
合物である。
上記一般式f1+で表わされる化合物に16いて式R,
Coて示される一価脂肪酸残基を形成する炭素数6〜3
0の一価脂肪酸としてはカプロ7酸、エナノト酸、カプ
リル酸、ペラルゴン酸、カプリン酸、つ/デカン酸、ラ
ウリン1俊、トリデノノン酸、ミリスチン酸、ペンタデ
カン酸、バルミチノ酸、マーガリン1ゾ、ステアリン酸
、ノナデカン酸、アラオン1職、ベヘ7M、リグノセリ
ノ1′c1.、セロチン1−タ、モンタン1貸、メリ/
ン酸、2747M、エルカ酸、リノールIX受およO・
リルン1波などが挙げられ、゛なかでも側レイン酸、リ
ノールm 76よびリルン酸がとくに41才しい。
また上記一般式(II)で表わされる化合物において、
弐RI OHで示される1価アルコール残基を形成する
灰素数6〜30の1価アルコールとし”CI4.1− 
/’チルアルコール+2−エチルヘキ/ルアルコール、
ラウリルアルコール、セチルアルコール、ステアリルア
ルコール、イノステアリルアルコールおよび合成アルコ
ール類などの直舶または側鎖を有する脂肪族飽和アルコ
ール、アリルアルコール、クロチルアルコールおヨヒオ
レイルアルコールなどの脂肪族不飽和アルコール、抹香
フルコ−/l/、 牛脂3!元アル=+−ルおよびヤシ
油環元アルコールなどの脂肪族飽和および不飽和アルコ
ール76よびシクロペンタノールや/クロヘキサノール
などの脂環式アルコールおよびベンジルアルコールや7
ンナミルアルコールなどの芳香族アルコールが挙げられ
るが、なかでも脂肪族1価アルコール頬が好ましい。
また、上記一般式(I)8よび(ll)にjd イ’1
: 0CXCO−は0(A4 S/12 Co−1−0
0A30At GO−16よび一0CA5CO−(ここ
でA1、A2.A3およびA4は炭素数1〜6のアルキ
レノ基を、Sは硫黄原子を、A5は広素11!1〜8の
アルキレン基を示す。〕から選ばれたジカルボン酸残基
てあり、これらの残基を形成するジカルボン酸とし℃は
チオジ酢酸やチオジプロピオン酸などのチオジカルボン
酸、オキシン酢酸やオキ/ジプロピオン酸などのオキ/
ジカルボン酸およびコハク酸、アンビン酸、アゼライン
酸およびセパノン酸などの脂肪族ジカルボン酸があげ1
っれるが、なかでもチオジカルボン酸が好ましい。
さらに上記一般式[11および+lllにおいて一〇Y
O−は多価アルコール残基、多価アルコールのアルキレ
ンオキシド(1加物残基およO・多価フェノールのアル
キレンオキシド付加物1jJJ、 %がら選ばれた二価
の基であり、ここでいう多価アルコールとしてはエチレ
ングリコール、プロピレングリコール、トリメチレング
リコール、j、4−7’タンジオール、1.6−ヘキサ
ノジオール、ジエチレングリコールおよびネオペンチル
グリコール、一般的EこビスフェノールA、ビスフェノ
ールF、ビスフェノールBおよびビスフェノールSなど
と云われるビスフェノール類のジオキシジエチルエーテ
ルおよびジオキノジプロピルエーテル、1.4−ブタン
ジオールなどのジオール類およびグリセリン、ジグリセ
リン、ポリグリセリン、トリメチロールプロパン、ペン
タエリスクトール、ノルビトールおよびトリメチロール
エタンなとのポリオールまたはその部分エステル(ただ
し、少な(とも2個のヒドロキシル八を有するもの)な
どがあげられ、多価アルコールのアルキレンオキ/トイ
−1加物としては上記多価アルコールにアルキレンオキ
7ド(エチレンオキシド、プロピレンオキシドおよびブ
チレンオキシドなど〕が付加した形の化合物またはその
部分エステル(ただし少なくとも2 jlljのヒドロ
キノン基を有するものうがあげられ、多価フェノールの
アルキレンオキ/トイ」加物としてはカテコール、レゾ
ル7ン、ヒドロキノン、ピロガロールおよびフロログリ
ノンなどの多価フェノールシこ上記と同様にアルキレン
オキ7ドが1」加した形の化合物またはその部分エステ
ル(ただし、少なくとも2個のヒドロキノン基を有する
もの〕があげられる。ビスフェノール類のアルキレ/オ
キシド仁1加物tこついてもビスフェノールl〜jOよ
びビスフェノールSに」二記と同4箸にアルキレ/オキ
シドが付加した形の化合物があげられる。これらのアル
キレンオキシドのイ4加モル数は仙常1〜30モルが過
当である。
上記の化合物のなかでもグリコール類、とくにイ・オペ
ノチルグリコールが好ましい。
上記一般式fl);r;よび(Illで示される化合物
の41、体IMIとしてはたとえば次の化合物が挙げら
れる。
1 GH3 ■ ■H32C+yCOC0ellz CCH2000(C
H2J25(C)+2 h Go) 20Clb−GH
GH3 ■ −C−CH200CC+7トh2 0H。
CFI、 CH。
11 ■)+3+c+7eoOc)+1CCH200CfCH
2ノ、C00CH2eGH200G−1 CH2OH3 −e17”32 、 ■H+2C+7COO(CH2)aOOC(CH2J2
S(CHz’%Coo(CR2)60QO−〜〇+IH
]2 。
(ll) C)+3 ■ ■H+sC+800C(CH2,)l 5(CHz )
2000CI−12C[EH200C(CHI )2−
CH3 S(Glh )2 f、’oOL;+g14.+5゜■
H35C+gOOC(CH2)2S(082)2Coo
’(CH2)zoOc(CH2)2−8CCH2)HC
00C+5Hs5 、■+h5L+5OOC(t;H2
)4Coo(CH2)200C(CH2JICOOC+
5Hh5本発明で用いる油剤組成物は上記一般式f1+
および(ll)で示される化合物(以]・平滑剤化合物
と呼ぶフをそのまま用いることもでき、またこれを水や
溶剤に分散または溶11了シた形で繊XILにイ1与す
ることもてきるが、平滑剤化合物単独では使用時、とく
tこ延伸、熱処理時のタール化や発煙を完全?こ防止す
ることが雌かしいため通常は乳化剤成分と併用して実用
に供するのが望ましい。
本発明で用いる乳化剤としては高級脂肪酸、多価アルコ
ールおよびポリエチレンオキノドおよび/またはポリプ
ロピレンオキ7ドの王者の反応生成物およびヒマ/油ま
たは硬化ヒマ/油のエチレンオキシドおよび/またはプ
ロピレンスキッド1]加物が適当であり、これらの併用
により使用時の糸切れ、タール化および発煙を(9j止
することかてぎる。
ここで乳化剤成分における高級脂肪酸としては5例えば
ラウリ/l!β、パルミチン酸、ステアリンばゴdよび
セロチン酸なとの炭素原子数12〜26の飽和脂肪酸、
オレイン酸、エライジン酸、リノール酸およびリルン酸
なとの炭素原子数18〜22の不飽和脂肪酸およびドデ
カン酸やオクタデカン酸などの飽和脂肪族ジカルボン酸
が使用される。
多価アルコールとしては、好ましくほろ価以上のグリセ
リン、モノアルキルグリセリン、1.2.3−ブタント
リオール、1.2.5−ペンタ/トリオール、ジアルキ
ル置換グリセリン、トリアルキル置換グリセリン、エリ
ドリフト、ペンタエリドリフト、アトニット、キンリッ
ト、ノルビットおよびマンニットなどが用いられる。
ポリエチレンオキノドおよび/またはポリプロビレ/と
してはなかでもポリエチレンオギソドが好ましく用いら
れるが、ポリプロピレンオキ/ドIJt独てあっても、
またこれらの併用であそてもよく、これらは通常繰返し
単位が5〜60、好ましくは10〜45のものが用いら
れる。
これらの高級脂肪酸、多価アルコール、ポリエチレンオ
キノドおよO・ボリデロピレンオキシド(ポリアル4V
ンオキ/ド)からなる反応ノ1放物を得る方法としては
、まず多価アルコールとポリアル4ンオキ/ドとの縮合
物を作り、欠いてこの縮合物と高級脂肪酸とを反応させ
てエステルまたは部分エステルとする方法オ」;びまず
高級脂肪酸と多価アルコールとの部分エステルを作り、
これをアルキレンオギ/ドと1品合させるか、またはエ
ステル化反応させる方法なとが挙げられ、いずれの化合
物(0)も1姉級脂肪酸、多価アルコール の3者かに1−1合した化合物である。また乳化剤成分
に+6けるヒマ/油または硬化ヒマ/油としてはイjf
ー來公知のものが使用され、それ[こイ」加するエチレ
ンオキシドおよび/fたはプロピレノオキシドの付加モ
ル数は5〜60モル、!Ifましくは10〜45モルで
ある。
本発明シこ′j6いては乳化剤成分としてiJL化ヒマ
/油のエチレンオキ7ド例加物およびノルビクントリオ
レートのエチレンオキシド例加物を使川するのが好まし
い。
かかる平滑剤化合物と乳化剤からなる油剤組成物はさら
に帯電防止剤や粘度低下剤などの添加剤を含むことがで
き、非含水あるいは浴液ないし水分散液の形で繊維に例
年される。
また油剤組成物は接着剤411成物と混合して使用する
ことも可能である。なお混合して用いる場合のポリグリ
セリンのポリグリシジルエーテル−1l¥1肋族アミ7
のアルキレンオキ−/ド 平滑剤化合物の割合は重量比
で30〜501〜569〜45(合計100部〕が適当
てあり、油剤組成物の繊維に対する付与量は01〜5重
量%、とくに03〜1重景%の;頭囲が適当である。
ここで油剤組成物の例年量が少ないと繊ittの平滑性
が失なわれて延伸時の糸切れが多くなり、また多過ぎる
と延伸時の加熱装置の汚れが多くなるため好ましくない
なお本発明でいうポリエステル繊維に列する接着剤組成
物および油剤組成物の伺与とは繊維と組成物が接触する
操作であり、繊維の紡糸工程および/または延伸工程の
任意の段階において組成物に繊組、を浸漬、通過せしめ
るか、:1、たは繊維に組成物をローラなどにて塗布す
る操作を麗味する。
かくして本発明の方法しこよれば、ゴムとの接着性が極
めて改良されたポリエステル繊維を、作業中の糸りれや
発煙を生起することなく幼1;的に製造することができ
る。したがって本発明の方法を用いることにより加熱延
伸装置や作業環境の汚染が全くなく、j姉強力ポリエス
テル繊X11を安定に製造することが可能てあり+3!
4’うれるポリエステル繊維はタイヤ、コンベアベル[
・。
■ベルトおよびホースなどのゴム補強用として極めて有
用である。
以下をこ実施例を挙げて本発明をさらに説明する。
実施例1 ポリエチレンテレフタレートを溶融紡糸し、フィラメン
トl11288.25℃オルソクロロフェノール中で測
定した極限粘度0.90の未延伸糸を得る際に、未延伸
糸を巻取ることになく、これに不記化合物At〜A4お
よび91〜117表−1に示した組合せで、それぞれ2
0重量%づつ含有する水分散液(接着剤組成物〕を、第
1オイリングローラを用いて接着剤の付HfAが10重
量%となるようをこ付与した。
AI ポリグリセリンポリグリ/ゾルエーテルA2:グ
リセリンジグリシジルエーテルA、 フェニルクリノジ
ルエーテル A4 アルキルグリ/ジルエーテル B1ニステ7リルアミンエチレンオキシドイ−j加物(
(4加モル数、15〕 B2 ラウリルアミンエチレンオキ/ド/プロピレノオ
キ/ド1−1加物(付加モル数10/2) B!、オクチルアミンエチレンオキシド/プロピレンオ
キ/トイ−]加物(伺加モル数10/1o) B4 ジェタノールアミンエチレンオキノド/プロピレ
ンオキ/トイ」加物(イ1加モル藪2 / 4 ) B、 ラウリルアミン B6.メチルアミン 引き続き、下記化合物C1〜C5L4!l場1斉II 
)10重址%および乳化剤としてヒマ/l11]σつエ
ブーレンオキ/ド伺加物(44加モiし’Q 2 D 
) 2 D tl’j+A%を含有する水分散液(油剤
Xllll成金才、ソ“、X([に対して油剤のHi’
#量が07小量%となる。、I−うに第2オイリングロ
ーラを用(\てイ」与しプこ後、直ちに繊X1Fを21
0℃に加熱して倍率56イメ?に延伸し、同温度て10
秒間熱処121i t、て力・ら巻11フつた・ H3 CI : lL+2e17(OeH2CCHr 000
(CI(+ 186 (GH2)2 CO:] 70L
HH−鳴 CI+i H3 −C−CH200COj+7F+31 0H。
CH3CI(:1 11 c2’、!(+2C+yCOOeH2CCH2000(
C1(2ノ(COOCH2CC:H2O0C+rH32
1 CH,U )+3 C3: I(x2C++GOO(CHz )600C(
CHz J2 5(CH2〕2 coo(CHz J6
−−0OC(47H32 Ci : )t3zcOO(C1(2J2 00G(0
’rh ]t 000(CHz )2 01)ecry
++3zCI(。
蟇 Ci:Hs5C+800CCCH2)2S(CH2J2
COOCHICCHHOf)C−CI(。
−(CH2〕r 5(CH2J2 C00C+5lhs
C6’、I(35CIBoOに(CH2]25(CH,
)2 C00(C丁h )200CCCH2)2〜−8
(CI+2 )2 C00C1sH3sCy:H3sC
+800C(CH2hCoo(Cl(l)rOOC(C
H2J100OCI8H3SC8,オレイルオレー1・ 延伸11!Jθ〕ホノ10−ラ、ポットプレートでの5
t:煙性、ポットローラ、ホットプレートの(’5れ状
「歩および延伸1と1:を次のJjk $により11・
r価し、結果を表−1にlL L/た。
発煙性゛ 延伸時のホットローラ、ポットプレー1・における発煙
状態を肉眼観県し、 ◎二発煙がない ○: 〃 はとんとない Δ 〃 やや多い X 〃 多い ホットローラ、ホットプレートの汚れ 汚れが多くなり糸切れが1記延伸1・]:でいうと同じ
基準て4回/トンと7χり糸切れが多発するまでの時間
(・こより示した。
延伸性 ポリマの重(74で1トン分のポリエチレンテレフタレ
ートフィラメントを延伸する間に光中した延伸時糸切れ
回数により表−1に示した。
一方このようtこして得た繊JXj、 5001)の延
伸糸を、40’C,65%RHに温調した部屋に所定の
II+」間装置し熟成した後、下撚り40回/10m(
Z撚り)を掛け、2本合糸し、上撚り40回/10α(
S撚り)をjトはコードとし、続いてRFL処理を行な
った。
PI F L液調製条件は次の通りである。
すなわら表−2に処方を示すA液を室温で2時間熟成し
た後、表−6の処方でB液となし、該Bγ佼を1夜熟成
したものをRF L液(濃度は20重量%)とした。
表−2 衣 −6 RF L y+1に含浸したコードは有効成分(1着量
が5%になるよう調整し、I 50 ’Cで2分間乾燥
後、240℃で1分間熱処即を行なった。
得られた処理コードを天然ゴムを主成分とした未加硫ゴ
ム中tこ5本埋め込み、35 kg 76m ’ l)
の加圧下、150℃で20分間加硫した。次にこの5木
の処理コードを300 mml’yjの速曳て剥離して
、その時の*り離カをkg/コードで表わし。
接着力を測定した。その結果を表−1に併せて示す。
表−1の結果から明らかなように、本発明の方法によれ
ば延伸時tこ発煙、装置の汚れおよび糸切れを生ずるこ
とが少なく、シかもゴムに対する接着性がすぐ2tたポ
リエステル繊維山維が得られる。
これに対し、接着剤組成物として本発明の規定を外れる
A2−A4やEs、Baを用いる場合および油剤組成物
としてC8を用いる場合は延伸時に発煙を生ずるばかり
か、汚れや糸切れを併発することが多く、シかも得られ
るポリエステル繊維のゴムに対する接着性も劣っている
実施例2 実施例1の51で用いた化合物A11Ofi量%、化合
物8110重量%、化合物C,5重量%およびヒマ油の
エチレンオキ/トイ」加物(イ」加モル数20〕を混合
した水性分散面を調製し、これを実施例1と同様の紡出
直後のポリエチレンテレフタレート未延伸糸に付着量が
07重量%となるよう第1オイリングローラを用いて飼
与した。
次いで実施例1と同様に延伸、熱処理を行なったところ
、発煙性;◎、ホットローラ、プレートのf9れH58
hr、延伸性、07回/トンの評価を得た。
次いで実施例1と同様に処理コードを得て接着性を「・
ト価した結果は2.53 kg/コードであった。
特許出願人 東 し 株 式 会 社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ポリエステル繊維にその紡糸工程および/または延伸工
    程で接着剤組成物および油剤組成物をイ1与するに際し
    、接着剤組成物としてポリグリセリンのポリグリ/ジル
    エーテルおよび脂肪族アミンのアルキレンオキシド付加
    物を主体とする組成物を、また油剤組成物として下記一
    般式fl)および(If)で示される化合物を主体とす
    る組成物を使用4−ることを特徴とするゴム補強用ポリ
    エステル繊維の製造方法。 R+LO(OXOJm(OOYCO)nOXOOcR+
     −−・−1llR10(OCYCO)m(OXO)n
    OCYC00R2・・ (Ill〔ただし式中の1’(
    Icoは炭素数6〜50の一価脂肪酸残基を、R20は
    炭素数6〜30の一価アルコール残基ケ、−0XO−は
    多価アルコール残基。 多価アルコールのアルキレンオキシド付加物残〕人およ
    び多仙1フェノールのアルキレノオキ/ト付加物残基か
    ら選ばれた二価の基を、−oeyco−は−0CA+ 
    8/12 GO−、−0CA30At Go−および−
    00A5じO−(ここでAl 、A2 、 A3および
    A4は炭素数1〜6のアルキレン基を、Sは硫黄原子を
    、A5は炭素数1〜8のアルキレン基を示す〕から選は
    れたジカルボン酸残基を、mおよびnは0または1〜6
    の整数を示す。〕
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6297974A (ja) * 1985-10-25 1987-05-07 花王株式会社 合成繊維処理用油剤
JPS6297973A (ja) * 1985-10-25 1987-05-07 花王株式会社 合成繊維処理用油剤

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JPS6297974A (ja) * 1985-10-25 1987-05-07 花王株式会社 合成繊維処理用油剤
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