JPS6081199A - 新規サポニン物質とその単離法 - Google Patents

新規サポニン物質とその単離法

Info

Publication number
JPS6081199A
JPS6081199A JP19014983A JP19014983A JPS6081199A JP S6081199 A JPS6081199 A JP S6081199A JP 19014983 A JP19014983 A JP 19014983A JP 19014983 A JP19014983 A JP 19014983A JP S6081199 A JPS6081199 A JP S6081199A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
glucopyranosyl
beta
group
ginseng
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19014983A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Kitagawa
北川 勲
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osaka Chemical Laboratory Co Ltd
Original Assignee
Osaka Chemical Laboratory Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Osaka Chemical Laboratory Co Ltd filed Critical Osaka Chemical Laboratory Co Ltd
Priority to JP19014983A priority Critical patent/JPS6081199A/ja
Publication of JPS6081199A publication Critical patent/JPS6081199A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Steroid Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明ti薬用ニンジンより単離された新規なサポニ
ン成分及びその単離法に関する。
薬用ニンジン中特にウコギ科に属するオタネニンジン(
パナックス ギンゼング シーニー メイヤー、 Pa
nax ginsengC,A、 Meyer )は−
名テヨウセンニンジンと呼ばれ、古米より強壮、強精、
消炎、利尿、抗糖尿用の薬剤として用いられてきたこと
は広く知られているところでらるO近時薬用ニンジンの
含有成分の研究が進められ、トリデμベンのダンプ2ン
系配糖体に属するサポニンとしてギンゼノサイドR’b
1、Rb、 、Rb3. Re 。
Rd 、 Re %Rf 、 Rgs 、 Re:z 
、Rhl及び抽2並びにギンイノサイド20−グμコー
Rfなどが知られている( Chem Pharm、 
Bu工1.22(2)、 421〜42B(19)4)
および薬学雑誌94(2)、 252〜260(1)9
り参照)。 ′ 従来上記のような公知のギンモノサイド類は、原料を水
、低級ア〃コー/l/類又は含水低級ア〜コー/l/類
で抽出した後、その抽出物を水−n−ブタノ−μで分配
抽出しそのn−ゲタノー7/層から単離精製して得られ
ている。一方水朋の方は何らかえりみられることなく緋
秦されていた。この発明の発明者らはこの従米排秦され
ていた水層に着目し、これに文献未記載の特に水に易溶
性の新規なサポニン物質が含有されていることを見出し
、これを単離しその溝造を確認してこの発明をなすに至
った。
この発明による新規サポニン類は、下記式(+)で表す
ことができる。
すなわち式(■): H 〔式中R1はβ−D−ゲルコピ2ノシ/I/(1→6)
−β−D−グμコピラノシμ基、α−L−ア2ビノピ2
ノシ/I/(1→6)−β−D−グμコビラノシlv基
、a−L−アラビノ7ラノシy(1−6)−β−D−グ
〜コピ2ノシ/I/基又はβ−D−グpコピ2ノシμ基
〕 で表される化合物である。
上式においてR1がβ−D−グIコビラノシ1v(1−
6)−β−D−グ〃コピラノシμ基の化合物の名称は、
3−o−(a−o−マロ二μmβ−D−グpコピラノシ
/L’(1−瞥2)−β−D−グμコピラノシμ) −
20−0−(β−D−グルコピラノシ/L’(1→6)
−β−D−ダルコピラノシμ〕20 (S)−プロトバ
ナキザジオーμ、(以下マロ二μmギンゼノサイドRb
1と魯す):R”i)iα−L−アラピノピラノシμ(
l→6)−β−D−グμコピ2ノシル基の化合物の名称
は、3−O−(6−〇−マロニルーβ−D−グμコピラ
ノシ/L’(1→2〕−β−D−グμコピラノシル) 
−20−0−〔α−L−アラビノピ2ノシA/(1→6
)−β−D−グμコピラノシμ) 20(S)−プロト
バナキサジオーμ、(以下マロ二μmギンゼノサイドR
b2と称す);R1がα−L−72ピノフラッジ/I/
(1−6)−β−D−グμコビラノー71v基の化合物
の名称は、3−O−((3−0−マロ二μ−β−D−グ
〃コピ2ノシ/L/(1→2)−β−D−グμコピラノ
シμ) −20−0−(α−L−72ビノフツノシ/I
/(1→6)−β−D−グμコビラノシμ〕20(S)
−プロトパナキサジオー/I/(以下マロ二μ−ギンゼ
ノサイドRcと称す);及びBlがβ−D−グμコピラ
ノシμ基の化合物の名称は3−O−(e−0−マロニμ
mβ−D−fルコヒラノシμ(1−2)−β−D−グ〜
コピラノシμ〕−20−〇−β−D−グμコピラノシ/
I/20(S)−プロトパナキサジオー/L/(以下マ
ロ二μmギンゼノサイドR(iと称する)である。
この発明の新規サポニン類を含有するニンジンとしては
、オタネニンジンが最も好ましいものである。原料とし
て用いられる他の植物としては、オタネニンジンと類縁
植物であるトチバニンジン(パナックス・ヤポニカス、
シー・ニー・メイヤー、Panax japonicu
s C,A、 MRiY’rifl )、アメリカニン
ジン(パナックス嚇キンキュホリウム、リンネ、Pan
ax quinquefolum LINNE )、三
七ニンジン(パナックス・プソイド・ギンゼング。
17− リフ ヒPanax pseudo−g;in
seng WALICa−またはパナックス・ノトギン
ゼング拳パーキμ、Panax noto6i、nse
ng BURKILL )が挙げられる。
この発明の新規サポニン物質は、上記のごときニンジン
の根部、地上部もしくはその乾燥物から抽出分離、&製
するか又は上記のごときニンジンの根部切片をm織培養
し、次いで抽出分離、普製することによって得ることが
できる。また具体的な原料としてはオタネニンジンの生
詰の白参、紅参などが挙げられるがこのうち特に白参が
好ましい。
この発明の新規サポニン物質は上記のような原料を用い
て次のようにして得ることができる。すなわち原料とな
るニンジンを脱脂せずにあるいは通常の脂溶性有機溶媒
を用いて脱脂後、水、メタノ−〜やエタノ−μやプロピ
ルアルコ−μのような低級7μコール、又はこれら低級
アルコ−μを含有する含水アμコールで抽出される。こ
の抽出は加温または加熱下に行うのが好ましい。得られ
た抽出液を蒸発濃縮して抽出エキスとする。
次いでこの抽出エキスを水と脂肪旌エーテp及び/又は
脂肪族中級7μコーpによって分配抽出される。脂肪族
エーテルとしてはエチμエーテ〃など用いられ脂肪族中
級アルコ−μとしては、n−グタノーμ、n−ペンテ〃
アμコー〃などが用いられる。 。
上記分配抽出で得られた水層を下記のようにシリカゲル
カラムクロマドグ、7フイに付し分離精製してこの発明
のサポニンが得られる。すなわち上記水層を、例えばポ
ンダバックC1Bのようなシリカゲμを用いメタノ−t
v/水混合溶媒で溶離する逆相シリカゲμカラムクロマ
トグラフィに付される。この処理は複数回行ってもよい
。そして薄層クロマトグラフィ(TLO)を指標として
1〜3に分画する。そして分画2を、例えばシリカゲル
60(メμり社製、70〜230メツシユ)を用いクロ
ロホルム−メタノール−水(65: 35 : 10 
)の下層で溶離する順相のシリカゲμカラムクロマドグ
2フイに付してマロニp−ギンゼノサイドRb1及ヒマ
ロ二μmギンゼノサイドRbz%並びにマロ・二μmギ
ンゼノサイド”2 % RCの混合物を得る。
次イ”t’マロ二μmギンゼノザイドRb2、Reの混
合物線さらに例えはシリカゲ/l/60(メμり社製7
0〜230メツシユ)を用い、n−ブタノール−酢酸エ
チμmメタノーμ−水(4:2:l:l)で溶離するル
1相力2ムクロマトグラフイに付してマロニルギンゼノ
サイドRb2と同Rcが分離サレる。
なお分画工からは同様の順相シリカブμ力2ムクpマド
グラフィ(りμロホμムーメタノーμ−水及びn−ブタ
ノ−μ−飾酸エチルーメタノールー水で溶離)に付して
公知のギンゼノサイドRO5Re%Ef及びEgtが得
られる。
また分画3からは同様にして公知のギンゼノナイドRb
1s nb、、Rc、Rdが得られる。
このようにして得られる新規のサポニン物質(りは細胞
賦活作用を有する。そしてこれらの物質は医薬として用
いる場合には、これらの混合物を用いてもよく、又は個
々のサポニン物質を有効成分として使用することができ
る。
次にこの発明を実施例によって説明する。
実施例1:人参(長野県庁白参、 1.25 Kfl 
、粉末)を8096含水メタノ−/L/ (a5) ト
25℃で5時間、攪拌する。濾過してメタノ−p抽出液
を得、残渣に新たに8096含水メit/−/L’(1
6)を加、t、同様の抽出操作を計5回行う。得られた
メタノ−μ抽出液を合し、減圧下溶媒留去後、エーテル
と水に分配抽出する。エーテ/I/移行部および水移行
部をそれぞれ減圧上溶媒留去して、エーテμ移行部エキ
ス(6,7f ) 、水移行部エキス(282f )を
得る。
水移行部エキス(282t )を逆相シリカゲルカラム
クロマトグラフィー〔担体:ボンダバックCl11(ウ
ォーターズ社製) 100 f ;溶出溶ff、:メタ
ノーμ−水(l:3〜3:1))で分離し、人参オリゴ
配糖体混合物(77,02)を得た。
人参オリゴ配糖体混合物(77,69)を逆相シリカゲ
ルカラムク日マドグラフィー〔ボンダバックC1s e
 250 f +メタノール−水(1:2〜2:1)〕
で分画し、分画1 (31:5f ) 、分画2 (2
3,5t)および分画3(18ユ2)を得た。
分画2(23B?)をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー〔担体:シリカゲ/l/60(メルク社製。
70〜230メツシユ)12Ky:i出溶詐:クロロホ
ルム−メタノール−水(65: 35 : 10 、下
層)〕で分子1シ、マロニlレーギンセノザイドRb1
(10,232)、マロ二μmギンセッサイドRd (
1,45F )オヨヒマロ二μmギンセッサイドR’b
2. Rc 混合物(95F )を得た。マロ二〜−ギ
ンセッサイドRb2. Re混合物(9,5f )をシ
リカゲルカラムクロマドグ2フイー〔シリカゲ/L/6
0(70〜230メツシユ) 500 t ; n−ブ
タノール−酢酸エチル−メタノール−水(4:2:1:
l))で分離し・、マロ二μmギンセッサイドRb2 
(5,10f )およびマロ二μmギンセノザイドRO
(3,817)を得た。
なお、分@ l (31,3り)からは、同様のシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム−メタノ
ール−水およびn−ゲタノール−酢酸エチμmメタノー
μm水)を行い、ギンセッサイドR。
(329t ) 、 Re (11,56t ) 、 
Rf (2,’74 ? ) オよびRg+ (1OJ
35 t )を得た。
分画3(18ユf)からは、同様にしてギンセッサイド
Rb1(7β5 f ) 、 Rb2(3J30 ? 
) 、 RC(2,67t ) 、 Hd (lユ6り
)′fc得た。
実施例2:fξ野県県庁参(1oKgl)末)をメタノ
−IV(’70.8)で3時間加ハ還流する。濾過して
メタノール抽出液を得、残渣に新たにメタノ−/I/(
7oJ)を加え、同様の抽出操作を計3回行う。メタノ
ール抽出液全台し、減圧上溶媒留去し、メタノール抽出
エキス(145Kg ) ’c得る。メタノ−μ抽出エ
キス(1,45幻)′f:水(4形)に懸濁し、エーテ
ル抽出ついでn−ブタノ−μ抽出する。エーテv 抽出
液、n−ブタノ−μ抽出液および水移行部について、そ
れぞれ減圧上溶媒留去しエーデlし抽出エキス(21O
f?)+n−ブタノーμ拙出エキヌ(43OS’ ) 
e水移行部エキス(810r )を得た。
水移行部エキス(103ft )を逆相シリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー〔ボンダバックC,8200り、
メタノール−水(1:3〜3:1))ついでシリカゲル
カラムクロマトグラフィー〔シリカゲ/L’60 (’
70〜230メツシュ) 500 r ;クロロホルム
−メタノール−水(65: 35 : 10 、下層〕
〕で分配し、ギンセッサイドRO(2,68f ) 、
マロ二μmギンセッサイドRb1(’?、82 Y )
 、マロ二μmギンセノ゛す・イド上?d、 (0,8
8f )およびマロニル−ギンセッサイドRb2. R
e混合物(71y)を得た。
マロニルーギンセノザーイド11b2 、 Re混合物
(°7ユ¥)′t−シリカゲμカラムクロマトグラフィ
ー〔シリカゲル(30(70〜230メツシユ) 50
0 fl 。
n−ブタノ−μ−酵酸エテμmメタノールー水(4:2
:1:l))で分離して、マロ二μmギンセッサイドR
b2 (3,78? )およびマロ二μmギンセッサイ
ドRC(2,64t )を得た。
ナオ、マロ二μmギンセッサイドE’b□v Rb2 
+Re 、 R(1は薄層クロマトグラフィーによる比
較から、長野県庁白参のほか、韓国産白参、長野県庁お
よび中国産生干し人参、および肋根県庁オタネ鮮根中に
も同様に存在することがあめらkjc。
なお、マロ二μmギンセノテイドRb1.上<b2、R
c及びRdの特性は次のとおりである。
マロ二μmギシ七ノサイドRbl υ mp 150〜152℃?6る。
2)〔α)’IJ + No−2°(c=213.メタ
ノ−μ)の旅先性を有する。
3) C57H94026・3H20の分子組成を有す
る。
4)赤外線吸収スペクトyV (KBr、 c、、、)
は5489 (ブロード) 、 2925. 1730
. 1071(ブロード)に特有の吸収極大を有す。
5)210nmより長波長には紫外線吸収を示さない。
6)二次イオン質量分析スベク) tv (SIMS、
キセノン陽イオン、グリセロール マトリックス)はm
/z 1217に分子イオンにナトリウムの付加したピ
ークが認められる。
7)臭いはなく、無色の*細結晶(エタノール′から結
晶化)である。
8)メタノ−μ、水、ピリジン、ジメチルスルホキサイ
ド、エタノールに可溶、クロロホルム、酢酸エチル。ア
セトン、エーテA/。
四塩化度素、ベンゼン、ヘキサンに不溶でめる。
9)立居クロマトグラフィー(TLC,担体:プレコー
ドシリカゲyv 60 F254プレート。
0.25 am (メlレク社9);P開溶媒:a)ク
ロロホルム−メタノ−μ−水(6:4:1)。
o) n−ブタノール−酢酸−水(4:1:5゜上層〕
〕においてRf 伯a) テは0.30. b)では0
20を示す。
TLC上196硫酸セリウム−1096硫酸水溶液を噴
口し、加熱すると赤ね色を呈する。
マ目ニルーギン七ノサイトRb2 1) mp 148〜150 ’Cである。
2) (−< +11−5”(Q =132 + l 
l’ / −/L/) ノ旋光性を有する。
3) C56H9202S・2H20の分子紙成を有す
る。
4〕 赤外線吸収スペクトiV (KBr、 cvr 
)は3381(ブロード) 、 2928.1730.
106’i’ (ブロード)に特有の吸収極大を有す。
5)210nlTl より長波長には紫外線吸収を示さ
ない。
6)二次イオン質爪分析スベク) yV (SIMS、
キセノン陽イオン、グリセロール マトリックス)はm
/z 1107に分子イオンにナトリウムの付加したピ
ークが認められる。
7)臭いはなく、無色の微細結晶(エタノールから結晶
化)である。
8)メタノール、水、ピリジン、ジメチルスルホキサイ
ド、エタノールに可溶、クロロホ&A、酢酸エテA/、
アセトン、エーテル。
四塩化脚素、ベンゼン、ヘキサンに不溶である。
9)薄層クロマトグラフィー〔″I’Le、担体:ブレ
コードシリヵゲ/I/ 60 F’s<プレート、o2
5門(メルク社製);R凹γ3媒:a)クロロホルム−
メタノール−水(6:4:1)。
b) n−ゲタノール−酢酸−水(4:1:5、上層〕
〕におイーCRf Q a) ”C’ ハ0.35 +
b)では0.20を示す。
TLC上196硫酸セリウム−109(5i酸水溶液を
噴霧し、加熱すると赤褐色を呈する。
マロ二μmギンセッサイドJマc 、1) mp 150〜152℃である。
2〕〔α)23+1.’7°((3−428+ メp〕
−/I/)(D旋光性を有する。
3) 0ssH92(Jzs・H2Oの分子M成を有す
る。
4)赤外線吸収スペクトル(KBr、 am )は33
81(7o −F ) 、 2934. 1733. 
10’71 (ブロード)に特有の吸収極大を有す。
5) 210 nmよシ長波長には紫外線吸収を示さな
い。
6)二次イオン質量分析スベク) yV (SIMS、
キセノン陽イオン、グリセロール マトリックス)はm
/z 11B7に分子イオンにナトリウムの付加したピ
ークがr3められる。
7)臭いはなく、無色の徴ζ+1結晶(エタノールから
結晶化)である。
8)メタノール、水、ピリジン、ジメチルスルホキサイ
ド、エタノールに可溶、クロロホ/I/ム、酢酸エチル
、アセトン、エーテμ。
四塩化要素、ベンゼン、ヘキサンに不溶である。
9)薄層クロマトグラフィー(TLC,担体:プレコー
ドシリカゲ/L/60F’斜プレート、0λ5繭(メル
ク社製);展凹溶峰:a)クロロホμムーメタノールー
水(6:4:l)。
b) n−ブタノ−μ−酢酢酸氷水4:X:5、上層)
においてRf (ji a)で0.35. b)で0.
30を示す。
TL(、上1%硫Hセy +7 ム−1096N、酸水
溶液を噴Eし、加熱すると赤褐色を呈する。
マロニIV−ギンセッサイドRd 1) mp 15B 〜161 Cである。
2) 〔< + 16−4°(Q = 0.50. f
i IXノーiv)ノ旋光性を有する。
3) cs、■−4021・2H200分子組成を有す
る。
4)赤外線吸収スベク)/しく I(Br、σ)は33
63(ブロード) 、2925. lフ3B、10’/
4 (ブロード〕に特有の吸収極大を有す。
5) 21Onnlより長波長には紫外線吸収を示さな
い。
6)二次イオン質景分析スベク) /I’ (SIMS
、キセノン陰イオン、グリセロ−μ マトリックス)は
m/z 1055に分子イオンにナトリウムの付加した
ピークが己められる。
・1)臭いはなく、無色の微細結晶(エタノールから結
晶化)で6る。
8)メタノール、水、ピリジン、ジメテμスμホキサイ
ド、エタノ−μに可溶、クロロホルム。
酢酸エチμ、アセトン、ニーデル、四塩化灰素、ベンゼ
ン、ヘキサンに不溶である。
9)薄層クロマトグラフィー(TLC,担体;プレコー
ドシリカゲ/l/ 60 F254プレート+ 0.2
5劇(メルク社製)、展開溶g:a)クロロホμムーメ
タノーμ−水(6:4:l)、1))n−プタノーμ−
酢酸一水(4:l:5.上層)〕にオイてRf @a)
で0.45. b)で0.35を示す0 TLO上196硫酸セリウム−1096Flt酸水溶液
f、噴霧し、加熱すると赤褐色を呈する。
学tiR造の検討(各化合物は後記の式(n)及び(T
fl)で表される) マロニル−ギンセッサイド Rb夏(1)iアルカリ加
水分解すると、ギンセッサイドR1)1およびマロン酸
が得られる。lをジアゾメタンでメチル化すると、マロ
二〜−ギンセッサイドRb、メチルエステyv (1a
) (mp 178〜182℃(エタノールから結晶化
、熊色欲趙結晶)、〔α)’、: +9B°(C=、=
OB6.メクノーμ) + CsgHg602s・3l
−i20.赤外線吸収スペクト/L/ (KBr、 r
yn ) : 3402. 2926゜1フ37. x
o7z )が得られる。
1aをβ−グリコシダーゼ〔アーモンドから分m(シグ
マ社製)〕で酵素分解すると、マロニμ−ギンセノザイ
ドRdメチルエステ/L’ (4a) (mp182〜
183℃(エタノールから結晶化、無色微細結晶)、〔
α堀+20.8°(0: 189.メタノ−μ)。
C,2EムeOxl−2H20、赤外線吸収スペクト/
I/ (I(Br。
cs ) : 3390. 2933. 1744. 
lo’i’7 )が得られる。
4aを7μ力リ加水分解するとギンセッサイド■および
マロン酸が得られる。
また、laを4096計酸水溶液と75℃、3時間加ロ
スると、マロ二μmギンセッサイドRg3メテルエヌテ
μ(5a、 20 (R+ S)混合物〕が得られた。
5aをアルカリ加水分解すると、ギンセッサイド[63
(20(R,S)混合物〕およびマロン酸が得られる。
一以上の検剖の結果および1υ;、 4a、58.の炭
素13杭磁気共鳴スペク)/L’等の物理データの考察
から1はギンセッサイドRblの3位に結合したオリゴ
拮〔β−D−グルコピラノシ/L/(1→2)−β−D
−ゲルコピ2ノシμ〕における一級水酸基のいずれかに
、マロン酸の結合した栂造を有することが!I’ll明
した。
5aにおける1個の一級水酸基をp−アニシルクロロジ
フエニμメタンーピリジンで処理し5bに導く。5bを
アルカリ加水分mして脱マロニル化後、ヨク化メチルー
ジメチ〃スμホキサイド−水氷化ナトリウムでメチル化
して5Cを得る。5Cを996塩化水素−乾燥メタノ−
μでメタノリシスすると、メチル化糖として、メチμ2
.3.4.6−チトラーO−メチμグpコビンノサイド
およびメチ/L’ −3,4−ジーO−メチμグpコピ
2ノサイドが検出同定されたことから、 5a、5b、
50におけるマロニル基は6“位であることが!111
明した。
以上、得られた知見を総合することによって、マロ二μ
mギンセッサイドnb1の化学構造は1式%式% マロ二μmギンセッサイドR1)2(2)をアルカリ加
水分解すると、ギンセッサイドRb2およびマロン酸が
得られる。2をジアゾメタンでメチド化すルト、マロニ
ル−ギンセッサイドF(b2メチμエヌテ/l/ (2
a) (mp l’79〜182℃、(エタノールから
結晶化、無色微細結晶〕、〔α:)、、 +112°(
c−1b9.メタノ−” ) + C57E(9402
5・2工(20,赤外線吸収スペクト/I/(KBr、
 (!P1) 、 3382. 2940. l’73
910フ4〕が得られた。また鴎を酢酸部分加水分解す
ると、マロ二μmギンセッサイドRg3メチルエフ、 
−rlL/ (5a) (20(R,S) if1合物
〕が得られることおよび2aの炭素コ3杭磁気共鳴ヌベ
クトル停の物理データの考n7から、マロ二μmギンセ
ッサイドRb2は2式で現わさオしることが’i’ll
明した。
マロ二μmギンセノザイド Rc(3)をアルカリ論水
分解すると、ギンセッサイドRc J’y”+よびマロ
ン酸が得られる。3をジアゾメタンでメチド化すルト、
マロ二μmギンセッサイドRcメチ/l/エステ/I/
 (3F3.) (mp 15〜1イ’C,(xグツ−
μから結晶化、無水微細結晶)、〔α〕℃+1.6°(
C−1po。
メタノ−” ) + C57HC57H!l ・2FI
20 、赤外線吸収スペクトIV (KBr、 cm 
) : 3392. 2945. 1736. 107
1:)が得られた。3aを酢酸部分加水分解すると、マ
ロニル−ギンセッサイド Rg3 メチμエステlしく
5a) C20(R,s)混合物〕が得られることおよ
び3aの炭素13核磁気共鳴スペクトル停の物理データ
の考察から、マロニ、lレーギンセノサイドRcの化学
構造は3式で現わされることが11J明した。
マロ二μmギンセッサイドRd、(a)をジアゾメタン
でメチル化すると、マi二〜−ギンセッサイドR’t)
、メチμエヌテ/L/(la)″ff:fiン素分解し
て得られ、すでに構造の明らかとなっている竹が得られ
たことから、その化学構造が’I’lJ明した。
なお上記参考例に記載の化合物1υ7. 2a、3D、
4a、5a、5’b及び5Cは下記式(n)及び(Uで
表される。
1:R2−ρ−D−グ/I/コピラノシtv 、 I(
3= l11a : Jλ2−ρ−J) −り7+/ 
:yビ’j / ’y zL/、 工<’ = CH3
2: 112−α−1」−アノピノピラノシlし、R3
==H2o、 : R2−α−L−アシビノビノノシル
、 R′= C[T33:R2−α−I」−アラビノフ
ラノシル、Iり3−支(:%:R”=a−L−7;yα
−7:y) シw、 R3= CH34、: H2= 
R3= 丁I、4a:I72: H、R’ : C11
3す」−り1 5(3: R’ = 四4Tr、R’ = 116= 
Cfl3 。
pf−’:” 、’ 代理人 弁理士 野河信太だ、・ −7′1.〆、1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 H 〔式中R1はβ−D−グμコピ2ノシIv(1−6)−
    β−D−グ〃コピ2ノシ/L/基、α−L−ア2ビノピ
    2ノシA/(1→6)−β−D−グμコピ2ノシμ基、
    α−L−ア2ピノフラッジ/L/(1→6〕−β−D−
    グルコピ2ノシp基又はβ−D−グμコビラノシμ基〕 で表される化合物。 2、オタネニンジン(ハナツクヌ ギンゼング シーニ
    ー メイヤー)又紘その頬紅植物の根部、地上部、もし
    くはその乾燥物、又は根部切片の組織培養物を脱脂しな
    いか又は通常の脂溶性有機溶媒を用いて脱脂後、水、低
    級アpコー/+/類又は含水低級7μコーpで抽出し、
    得られた抽出物1水と脂肪族エーテμ及び/又は脂肪族
    中級アル′コールによって分配抽出し、得られた水移行
    部を分R1精製処理に何して式(夏): 〔式中R’はβ−D−ゲルコピ2ノシA/(1−6)−
    β−D−グμコピ2ノシ/I/基、α−L−アラビノピ
    2ノシル(1→6)−β−D−グμコピ2ノシp基、α
    −L−アラビノフラッジ!v(1→6)−β−D−グμ
    コピ2ノシμ基又はβ−D−グpコピラノシ〜基〕 で表される化合物又はその混合物を得ることを特徴とす
    るサポニンの単離法。
JP19014983A 1983-10-11 1983-10-11 新規サポニン物質とその単離法 Pending JPS6081199A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19014983A JPS6081199A (ja) 1983-10-11 1983-10-11 新規サポニン物質とその単離法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19014983A JPS6081199A (ja) 1983-10-11 1983-10-11 新規サポニン物質とその単離法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6081199A true JPS6081199A (ja) 1985-05-09

Family

ID=16253225

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19014983A Pending JPS6081199A (ja) 1983-10-11 1983-10-11 新規サポニン物質とその単離法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6081199A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006113495A2 (en) * 2005-04-15 2006-10-26 Hui-Ling Chen Dicarboxylic acid ester derivatives of ginsenoside, pharmaceutical preparations containing the same, and preparation thereof
CN1295505C (zh) * 2004-08-27 2007-01-17 广州中一药业有限公司 胃乃安胶囊的质量控制方法
WO2020056735A1 (zh) * 2018-09-21 2020-03-26 吉林加一健康产业股份有限公司 提高产物中丙二酰基人参皂苷含量的方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1295505C (zh) * 2004-08-27 2007-01-17 广州中一药业有限公司 胃乃安胶囊的质量控制方法
WO2006113495A2 (en) * 2005-04-15 2006-10-26 Hui-Ling Chen Dicarboxylic acid ester derivatives of ginsenoside, pharmaceutical preparations containing the same, and preparation thereof
WO2006113495A3 (en) * 2005-04-15 2007-06-07 Hui-Ling Chen Dicarboxylic acid ester derivatives of ginsenoside, pharmaceutical preparations containing the same, and preparation thereof
WO2020056735A1 (zh) * 2018-09-21 2020-03-26 吉林加一健康产业股份有限公司 提高产物中丙二酰基人参皂苷含量的方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2564889C (en) A process for preparation of timosaponin b ii
CN112300242B (zh) 一种呋甾皂苷类化合物单体的制备方法
Huang et al. Triterpenoid saponins from Ardisia mamillata
Rothman et al. Steroidal Sapogenins. III. Structure of Steroidal Saponins2
CN107325140B (zh) 一种从青竹标中分离纯化的色原酮苷类化合物及提取方法
JPH0248533A (ja) ノブドウ根抽出物よりなる肝疾患治療剤
CN112209986B (zh) 一种甾体类化合物、制备方法及应用
JPS6081199A (ja) 新規サポニン物質とその単離法
Wu et al. Chemical constituents with antihyperlipidemic activities from Desmodium triquetrum
Nyandat et al. The 7, 7 ″-β-diglucoside of (2S, 3R)-chamaejasmin from Ormocarpum kirkii
Saadi et al. Iridoids from Plantago media
Oztunc et al. Four new triterpene saponins from Cephalaria speciosa and their potent cytotoxic and immunomodulatory activities
CN102942455A (zh) 一种从桑枝中提取氧化芪三酚的方法
KR0179415B1 (ko) 신규 사포닌 성분 및 그 분리방법
US2552896A (en) Methanol extraction of cascara sagrada bark
KR100444394B1 (ko) 사포닌고함유인삼추출물제조방법
JPS59190956A (ja) ロカグラマイド化合物
JPH0365359B2 (ja)
JPS58150584A (ja) クワノン化合物
CN103483410B (zh) 一种文冠果壳苷的制备方法
CN114644676B (zh) 一种从救必应中分离丝瓜甙c的方法
JPH01246299A (ja) エルゴステロール誘導体およびその製法
Vishwakarma NEW ANTIBACTERIAL TRITERPENOID SAPONIN FROM STEMS OF CASSIA ABSUS LINN.
Pawar et al. New dammarane triterpenoidal saponins from Bacopa monniera
CN104829675B (zh) 一种化合物及晶型及其制备方法与用途