JPS6079948A - 樹脂−金属積層体 - Google Patents

樹脂−金属積層体

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JPS6079948A
JPS6079948A JP18835483A JP18835483A JPS6079948A JP S6079948 A JPS6079948 A JP S6079948A JP 18835483 A JP18835483 A JP 18835483A JP 18835483 A JP18835483 A JP 18835483A JP S6079948 A JPS6079948 A JP S6079948A
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真守 浮田
安村 均
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Idemitsu Petrochemical Co Ltd
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Idemitsu Petrochemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は樹脂−金属積層体に関し、詳しくは短時間接着
性が良好で、しかも樹脂組成物層を介して両性層に金属
層を積層したサンドインチ構造のものとした場合に樹脂
の収縮による吸込みの解消された樹脂−金属積層体に関
する。
従来より、金属保護の目的等でポリオレフィンを鉄、ア
ルミニウム等の金属と積層したものが広く用いられてい
る。しかし、一般にポリオレフィンは無極性であるため
、金属に対する接着性が極めて悪く、例えばサンドイン
チ構造の積層体にはポリプロピレン系接着材が用いられ
ているが、接着強度が充分でなかったり、あるいは接着
に長時間を要するなど必ずしも実用上満足すべきもので
はなかった。
しかも、一般にこれら樹脂−金属積層体は全屈面に塗装
を施すことが多く、塗装は190”C〜200℃の温度
で30分前後で行なっている。したがって、このように
サンドイッチ構造の積層体に塗装を施す場合に樹脂の収
縮による吸込みが大きいという欠点があった。
本発明者らは上記従来の欠点を解消すべく鋭意研究を重
ね、その結果特定の樹脂組成物を用いると短時間接着性
が良好であって、しかもサンドイッチ構造の積層体とし
た場合に従来の鋼板単板の焼付塗装ラインのような高温
下においても樹脂の収縮量が少ないことを見出し、本発
明を完成するに到った。
すなわち本発明は、(2)メルトインデックスが0.0
1〜4g710分であるプ鴛ピレンーエチレンブロック
共重合体99.5〜50重量部および不飽和カルボン酸
あるいはその誘導体で変性されたポリプロピレン0.1
〜50重量部からなり、そのメルトインデックスが0.
05〜5g710分である樹脂組成物層と(ロ)金属層
よりなる樹脂−金属積層体を提供するものである。
本発明において(4)樹脂組成物層(以下、A層という
。)はメルトインデックス(MI 、)が0.01〜4
g/10分であるプUピレンーエチレンブロック共重合
体99.5〜50重量部と不飽和カルボン酸あるいはそ
の誘導体で変性されたポリプロピレン0.1〜50重量
部からなるものである。
プロピレンーエチレンブ日ツク共重合体は、グoピレン
を主成分とするエチレンとの共重合体であって、エチレ
ン含量が0.01〜25重量%、好ましくは帆1〜10
重量%のものである。またMIは0.01〜49710
分、好ましくは0.2〜1.5り710分である。ここ
でMIがこの範囲外のものであると、■サンドイッチ構
造の積層体とした場合に樹脂の吸込量が大きくなるとと
もに■接着強度が低下するので好ましくない。
次に、不飽和カルボン酸またはその誘導体で変性された
ポリプロピレンとは、プロピレン単独重合体の他、プロ
ピレンを主成分とするプロピレン−エチレンブロック共
重合体、プロピレン−エチレンランダム共重合体などエ
チレンとの共重合体やブテン−1,ヘキセン−1などと
の共重合体あるいはこれらの混合物に対し、不飽和カル
ボン酸あるいはその誘導体を単独で、若しくは適宜に組
合せて付加せしめて一部あるいは全部を変性したポリオ
レフィンを意味する。ここでポリプロピレンの変性に用
いる不飽和カルボン酸としてはアクリル酸、メタアクリ
ル酸、マレイン酸、イタコン酸、フマル酸、クロトン酸
、シトラコン酸、ソルビン酸、メサコン酸、アンゲリカ
酸等がある。また、その誘導体としては酸無水物、エス
テル、アミド、イミド、金属塩などがあり、例えば無水
マレイン酸、無水イタコン酸、無水シトラコン酸。
アクリル酸メチル、メタアクリル酸メチル、アクリル酸
エチル、アクリル酸ブチル、マレイン酸モノエチルエス
テル、アクリルアミド、マレイン酸モノアミド、マレイ
ミド、N−ブチルマレイミド。
アクリル酸ナトリウム、メタアクリル酸ナトリウムなど
を挙げることができる。
これらの不飽和カルボン酸あるいはその誘導体によって
ポリプロピレンを変性する方法は特に制限されず、溶融
法、溶液法等の公知方法を任意に適用することができる
。不飽和カルボン酸あるいはその誘導体はポリプロピレ
ンに対してo、o o 1〜15重量%、好ましくは0
.01〜6重景%重量せしめる。ここで付加量がo、o
 o i重量%以下であると接着性が低下し、また15
重量%を超えると黄変するので好ましくない。
また、この不飽和カルボン酸あるいはその誘導体で変性
されたポリプロピレン(以下、変性ポリプロピレンとい
う。)のXIは通常80〜1009/1o分である。
と変性ポリプロピレンの配合割合については、前者99
.5〜50重量部に対して後者0.1〜50重量部、好
ましくは前者95〜85里量部に対して後者5〜15重
量部とすべきである。後者が50重量部を超えると、得
られる組成物にポリプロピレンの特性が失なわれ、0.
1重量部未満であると、接着力の低下を来たす。
上記2成分を混練することにより回層の樹脂組成物が得
られる。この樹脂組成物のMIは0.05〜s9/lo
分、好ましくは0.5〜3g/10分である。
ここでXIがこの範囲外であると、短時間接着性が低下
し、またサンドイッチ構造の積層体とした場合に樹脂の
収縮による吸込み量が大きくなるので好ましくない。な
お混線は常法により行なえばよく、例えば押出機、パン
バリーミキザーなどを用いて行なうことができる。
さらに、本発明の(6)層の樹脂組成物においては上記
2成分の他に、第3成分として低密度ポリエチレン、高
密度ポリエチレン、エチレンープロピニル共重合体など
を加えることができる。この第3成分は、上記2成分よ
りなる樹脂組成物100重量部に対して40重量部まで
加えることができる。第3成分を配合することにより、
得られる樹脂−金属積層体のT剥離強度を向上させるこ
とができる。なお、この第3成分を配合する場合、(2
)層の樹脂組成物のMIが上記の範囲内となるようKす
ることが必要である。
次に、ψ)金属層(以下、■)層という。)としてはア
ルミニウム、鉄、トタン、ブリキ、銅、ステンレス鋼な
ど種々のものを用いることができ、これらは未加工の板
状体であってもよく、またアルミニウム箔のような加工
品であってもよい。なお、ω層の樹脂組成物層を介して
両性層にω)層の金属層を積層したサンドインチ構造の
ものとする場合は、■)層に用いる金属は同一のもので
あってもよく、また異なったものであってもよい。
本発明の樹脂−金属積層体は、上記(4)層および03
)層を積層することにより得られるが、積層に際して接
着剤などの使用を必要とせず、公知の方法によりプレス
や加熱ロールを用いて(6)層と(4)層を熱圧着すれ
ばよい。
このようにして得られる本発明の樹脂−金F4積層体は
短時間接着性が良好である。しかも、サンドイッチ構造
の積層体とした場合に従来の銅板単板の焼付塗装ライン
のような高温下においても樹脂の収縮による吸込みが小
さいため、塗装性にもすぐれたものである。
したがって、本発明の樹脂−金属積層体は自動車、建材
等各種の分野に有効に利用することができる。
次に、本発明を実施例により詳しく説明する。
製造例(変性ポリプロピレンの製造) ポリプロピレン(プロピレンーエチレンランダムコホリ
マー、エチレン含N 3 mai1%、XI47g71
0分、密度0.919/ctrt” ) 100重量部
、無水マレイン酸10重量部およびジクミルパーオキサ
イド2重量部をキシレン600重量部に添加し120℃
で60分間攪拌、溶解し、140℃で90分間攪拌しな
がら反応させた。次いで、反応物を大量のアセトン中に
入れ、反応生成物を沈澱させ、乾燥することによって白
色粉状の無水マレイン酸変性ポリプロピレンを得た。な
お、無水マレイン酸付加量は6重量%(酸化測定法)で
あり、XIは90g/10分であった。
実施例1〜5および比較例1〜3 ポリプロピレン、上記製造例で得られた変性ポリプロピ
レンおよび第3成分の種類と組成を第1表に示したよう
に種々変え、押出機により190°Cで溶融押出しベレ
ットを得た。このペレットを190℃で圧縮成形し、厚
さ300μのシートおよび厚さ500μのシートをそれ
ぞれ成形した。
上記の厚さ300μのシートを厚さ80μの鋼板および
厚さ80μのアルミニウム板とそれぞれ重ね合せ、温度
200℃、圧力1 kg7cm”で1秒間加熱圧着して
樹脂−金属積層体を得た。この積層体のT剥離強度を第
1表に示す。
また、上記の厚さ500μのシートの両側に厚さ300
μの鋼板を重ね合せ、200℃で5分間シート/鋼板よ
りなるサンドイッチ構造を有する樹脂−金属積層体を得
た。得られた積層体を14αX14cIILの正方形状
に切断し、190℃で30分間オーブン中で加熱した。
放冷後、樹脂の収縮量をノギスで測定した。結果を第1
表に示す。
*1 プロピレン−エチレンブロック共重合体(エチレ
ン含量3重量%、MI 1.1/10分、密度0.90
9/cc )*2 プロピレン単独重合体(MIo、5
り/10分、密度0.91g/cc) 本3 グロピレンーエチレンブロック共重合体(エチレ
ン含量5重ffi%、 MI (1710分、密度0 
、909 /cc )本番 エチレン酢酸ビニル共重合
体(酢酸ビニル含量4重片%、 MI O,4g710
分、密度0.9397cc )*5 高密度ポリエチレ
ン(MI 0.1591x o分、密度0.959/l
A) *6 低密度ポリエチレン(MI O,:l/10分、
密度0.929 /cc ) 特許出願人 出光石油化学株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、囚メルトインデックスが0.01〜49710分で
    あるプロピレンーエチレンブ四ツク共重合体99.5〜
    50重量部および不飽和カルボン酸あるいはその誘導体
    で変性されたポリプロピレン0.1〜50重量部からな
    り、そのメルトインデックスが0.05〜5g/10分
    である樹脂組成物層と(2)金属層よりなる樹脂−金属
    積層体。
JP18835483A 1983-10-11 1983-10-11 樹脂−金属積層体 Granted JPS6079948A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57197156A (en) * 1981-05-29 1982-12-03 Dainichi Nippon Cables Ltd Composite material
JPS5814742A (ja) * 1981-07-18 1983-01-27 出光興産株式会社 積層体

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57197156A (en) * 1981-05-29 1982-12-03 Dainichi Nippon Cables Ltd Composite material
JPS5814742A (ja) * 1981-07-18 1983-01-27 出光興産株式会社 積層体

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