JPS6079444A - ガ−ベジ・コレクシヨン処理方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の技術分野） 本発明は、ガーベジ・コレクション処理方式、特に記憶
領域における未使用セルを回収する際に、可変長セルの
圧縮と線型化をあわせて行なうガーベジ９コレクシヨン
を高速に行なうガーベジ・コレクション処理方式に関す
るものであるＯ（技術の背景と問題点） ガーベジ・コレクション（くず集め）には２つの記憶領
域をもうけ、使用中のセルのみを他方の記憶領域に複写
することにより行なう方式（以下コピー法という）があ
る０ 従来のコピー法によれば、第１の領域のだ一ヘジ・コレ
クションを実行するために第２の領域をもうけ、第１の
領域の有意なセル（αｃｔｉνｇｃｔｌＬ）／ を取シ出して第″２の領域の所定アドレスから順次複写
する。そして複写する際に例えば２つのポインタＢとＳ
をもうけ、１つのポインタＢを用いである特定のセルか
ら複写可能なセルまで第１の領域の有意なセルを第２の
領域に順次複写を実行し、複写を実行することができな
くなった場合、他のポインタＳを用いて第２の領域に複
写されている有効グラフの分゛岐先のアドレスを取り出
すとともに複写後の新たな所定のポインタに書き換える
処理が行なわれていた。そして前記処理を繰シ返し実行
してＩインタＢとＳとが等しくなったときにガーベジ・
コレクションは終了する。

このため、２つのポインタＢとＳを用いたコピー法では
、前記ポインタＢとＳとによって指示される２種のアド
レスを用いて両者のアドレスが等しくなるまで実行する
ことによシ、第１の領域の有意なセルを第２の領域に圧
縮するとともに線型化する。従って、第２の領域内で、
ポインタＢによって指示されるアドレスとポインタＳに
よって指示されるアドレスとを行きつ戻９つアクセスし
ながらガーベジ・コレクションのための処理が実行され
るため、例えばディスク装置の異なるトラックにポイン
タＢによって指示されるアドレスとポインタＳによって
指示されるアドレスとが存在する場合には、トラック切
替操作を必要とし、ガーベジ・コレクションの処理速度
が低下してしまうという問題があった。

（発明の目的と構成） 本発明の目的は、ＡｉＪ記問題点を解決することにアシ
、ガーベジ・コレクションすべき第１の領域の有意なセ
ルを第２の領域に複写した後、第２の記憶領域に複写し
たセルを順次シーケンシャルにアクセスしてポインタの
書き換えを行なうことによシ、従来の第２の領域に複写
したセルのアクセスを行きつ戻９つ行なうことを排除し
て、高速にガーベジ・コレクションを実行することにあ
る。

そのため、本発明のガーベジ・コレクション処理方式は
、第１の領域から有意なセルを検出する有意セル検出部
と、該有意セル検出部により検出されたセルの内容ヲ第
２の領域に圧縮および線型化を行なって複写する複写部
と、該複写部によって複写する際に該複写先のアドレス
情報を第１の領域の複写元のセルに記憶させるアドレス
情報記憶部と、前記複写部によって複写した第２の領域
のセルの内容を読み出して、該読み出した各セルの夫々
の内容に対応する第１の領域のアドレスによシ指定され
る　前記複写元のセルから読み出された前記複写先のア
ドレス情報に書き換えるポインタ書換部とを備えたこと
を特徴としている。

（発明の実施例） 以下図面を参照しつつ本発明の詳細な説明する。

第１図はガーベジ・コレクションを説明する説明図、第
２図は従来のガーベジ・コレクション例、第３図は本発
明の１実施例、第４図は第３図図示本発明の１実施例の
構成ブロック図を示す０図中、１１ハモジユール１１１
２はモジュール２．１３はモジュール３を表わす。

第１図において、図示領域ｌは使用中の記憶領域であっ
て、リストにおけるセルｌ、セル２、セル３が夫々矢印
で示され木構造に従って処理されるべき状態を表わすも
のである。該領域１には未使用の図示“空き″の部分が
存在し、領域ｌを有効に活用したい場合に、領域ｌ内の
有意なセル（ａｃｔｉｖｅ　ｃｅｌｌ　）であるセル１
、セル２、セル３のみを他の領域、例えば異なるページ
である領域２に図示のように順次セル１′、セル２′、
セル３′として圧縮、線型化して複写するとともに、該
セル内の各ポインタの内容の書き換えを行なっている。

これにより領域ｌ内の有意なセルは全て領域２に順次圧
縮、線型化されて複写される０従って領域２の空き部分
は１箇所に集まシ、結果として未使用の部分の回収、即
ちガーベジ・コレクションが行なわれることになる０ 第２図は従来のＩ−ベジ・コレクション例を示し、領域
１内のセルエないしセル４を領域２の１箇所に１とめて
順次複写するとともに各セル内のポインタの内容を書き
改めて、結果として領域ｌ内の未使用である“空き″部
分を回収するガーベジ・コレクションを実行する処理状
態を示している０ 第２図（イ）は領域ｌ内の有意なセル１１セル２、セル
３を領域２の空き部分のアドレスを指示するポインタＢ
　（ＢＩ＋　Ｂｔ、・・・）を用いて、領域２に複写す
る状態を示している。領域ｌ内のアドレスＸに格納され
ている有意なセルｌを取シ出してポインタＢによって指
示された領域２内のアドレスＸ′に複写するとともに、
領域ｌ内のアドレスＸに格納されているセルエのｃａｒ
に複写先のアドレスＸ′を図示の如く記憶させておく。

そして、ポインタＢの内容を次に複写すべきアドレスＡ
′にセットする。

同様にして、領域ｌ内のアドレスＸに格納されているｃ
ａｒのポインタで示されるアドレスＡに格納されている
セル２、およびアドレスＡに格納されているｃａｒのポ
インタで示されるアドレスＢに格納されているセル３を
領域２のアトｖ　スＡ’およびアドレスＢ′に夫々複写
するとともにセル２およびセル３に複写先のアドレスＡ
′およびＢ′を図示ＣＤ如く記憶させておく。以上の処
理を終了した時点でポインタＢは図示Ｂ、の位置のアド
レスを示す。

このように領域ｌ内のセルエないしセル３を領域２に複
写すると、セル３は根であって、これ以上複写をするこ
とはできない。

このため第２図（ロ）に示すように、領域２内の複写を
開始したアドレスの値が初期値として格納されているも
う一つのポインタｓ（ｓ＋、ｓ：、・・・）によって指
示されるアドレスＸ′の内容を読み出し、該読み出した
内容（ＡおよびＣ）で指示される領域ｌ内のアドレスに
格納されている複写先のアドレス（Ａ′およびＣ′）を
夫々読み出して、号？インタＳによって指示されるアド
レスＫに夫々図示の如く格納する。ポインタＳは次のア
ドレスにセットされる０そして、前記第２図（イ）およ
び第２図（ロ）の処理を繰ｐ返し実行し、ポインタＢと
ポインタＳとの内容が一致したときに一連のが−ベジ・
コレクションは終了する。このため、ポイレタＢとポイ
ンタＳとによって指示されるアドレス間を行きっ戻９つ
して一連のガーベジ・コレクションカ実行される。従っ
て、例えばディスク装置において両ポインタで指示され
るアドレスが異なったトラックのアドレスとなる場合に
は、第２図（イ）図示の複写処理と第２図（ロ）図示の
セルのポインタ書き換え処理とを実行する毎にトラック
切シ換えを行なわなければならず、一連のガーベジ・コ
レクションの高速化を妨げてしまうという問題があった
〇そこで本発明では、前記問題点を解決するために、従
来の第２図（イ）図示の複写処理と第２図（ロ）図示の
セルのポインタ書き換え処理とを交互に実行するのでは
なくて、まず領域ｌ内の有意なセルを領域２内の所定位
置に圧縮、線型化した一連の複写処理を順次シーケンシ
ャルに実行した後（・やスｌ）、次に領域２内に複写さ
れたセルのポインタ書き換え処理を順次シーケンシャル
に実行する（パス２）こととしている。以下説明する。

第３図（イ）には、ガーベジ・コレクションすべき領域
ｌ内のセルｌないしセル４が領域２内に夫々順次複写さ
れる実施例が示されている。

まず、領域１内のアドレスＸに格納されている有意なセ
ル１の内容を読み出して領域２内のアドレスＸ′に複写
するとともに、該複写先のアドレスＸ′を領域ｌ内の前
記セルｌのｃａｒに記憶しておく。

次に、領域１内のセルｌのｃａｒに格納されているアド
レスＡによって指示されるセル２の内容を読み出して領
域２内のアドレスＡ′に複写するとともに該複写先のア
ドレスＡ′を領域１内の前記セル２のｃａｒに記憶して
おく。同様にして領域ｌ内のセル３の内容を読み出して
領域２内のアドレスＢ′に複写するとともに複写先のア
ドレスＢ′を領域１内のセル３のｃａｒに記憶しておく
。領域１のセル３は根であるため、領域ｌ内の前記セル
１の内容を領域２に複写した際にセル１のｃｄｒの内容
“Ｃ″をスタックしておいたのを読み出して、領域ｌ内
のアドレスＣに格納されているセル４の内容を領域２の
アドレスＣ′に複写する。以下同様にして順次領域１の
内容を領域２に順次複写するとともに、複写先のアドレ
スを複写元に記憶しておく。このように各セルの分枝光
のアドレスをスタックに格納することにより、領域１の
有意なセルの内容が領域２には第３図（イ）図示の如く
、順次シーケンシャルに複写される（図示パスｌ）。

第３図（ロ）には、領域２内に複写された各セルのポイ
ンタの書き換えの実施例が示されている。

第３図（ロ）に示すように、領域２内のアドレスＸに複
写されたセル１′の内容が読み出され、該セル１′のＣ
ＣＬｒの内容“Ａ′およびｃｄｒの内容“Ｃ″によって
指示される領ｙｔ内の夫々のアドレスＡおよびアドレス
Ｃに記憶されている複写先のアドレスを読み出す。該読
み出した夫々の複写先のアドレスは領域２内の前記セル
１′のｃａｒおよびｃｄｒに夫々書き込まれる。

同様にして、領域２内のアドレスＡ’、Ｂ’、Ｃ’。

・・・に複写されたセル２Ｚ　３Ｚ　４Ｚ・・・の内容
が順次シーケンシャルに読み出され、夫々複写先のアド
レスに書き換えられる。このようにして、領域２内の各
セル、２２ｒ、３ｔ、・・・が順次読み出されて、複写
先の新たなポインタの内容に順次シーケンシャルに書き
改められる（図示・ぐス２）。

第４図において、領域ｌはガーベジ・コレクションを行
なう記憶領域を意味し、領域２はガーベジ・コレクショ
ンを行なうための補助記憶領域を意味する。

図示１１はモジュール１であって、第３図（イ）図示複
写処理を実行するものである。

■は未複写セル検出であって、領域ｌ内の未腹写の有意
なセルを検出する状態を示し、ＹＥＳの場合には■の処
理を行ない、ＮＯの場合には終了する。

■は領域１から領域２へ複写することであって、処理（
ｉ）によって横用された未複写の有意なセルの内容を領
域２の所定アドレスに圧縮、線型化して順次シーケンシ
ャルに複写する状態を示す。

■は複写先のアドレスを複写元セルに記憶させることで
あシ、記憶させた後に■の処理を行なう。

図示ルはモジュール２であって、第３図（ロ）図示ポイ
ンタの１き換え処理を実行するものである。

■は領域２のポインタ取９出し有無判断であって、処理
（２）によって複写された領域の有無を判断する状態を
示し、ＹＥＳの場合には■の処理を行ない、ＮＯの場合
には終了する。

■は複写元から複写先のアドレスを取９出すことを示し
、処理（２）によって被写された領域２から読み出した
ポインタの内容によって指示される領域ｌ内のアドレス
（複写元）に記憶されている複写先のアドレスを読み出
す状態を示す。

■はポインタの内容を複写先のアドレスに変更すること
であって、処理■によって読み出された複写先のアドレ
スを夫々のポインタに書き込む状態を示す。これにより
領域２内の各セルのポインタは複写先のアドレスに書き
換えられることになる０ 図示１３はモジュール３であって、領域２の内容を領域
ｌに移すためのものである。

■は領域２から領域ｌへの移動の有無の判断を示し、Ｙ
ＥＳの場合には■の処理を行ない、ＮＯの場合には終了
する。

■は移動を示し、領域２の内容を領域ｌに移す状態を示
す。

（発明の効果） 以上説明した如く、本発明によれば、ガーベジ・コレク
ションを行なうべき領域ｌから有意なセルの内容を領域
２に圧縮・線型化して順次シーケンシャルに被写しつつ
領域１の複写元に領域２の複写先のアドレス清報の記憶
を行なった後、複写した領域２の内容を順次シーケンシ
ャルに読み出してポインタの内容を複写先の内容に書き
換えているため、従来の如く領域２をランダムにアクセ
スすることがなく、ガーベジ・コレクションヲ高速に処
理することが可能となる。特に仮想記憶システムあるい
はディスク装置などを用いた場合には、ページあるいは
トラックの切換などを行なうのに長時間を必要とするた
め、該啄−ノあるいはトラックの切換の境界を行きつ戻
９つアクセスする従来の方式に比し、本発明はシーケン
シャルに処理を実行するために極めて高速に一連のガー
ベジ・コレクション処理を実行することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はガーベジ・コレクションを説明する説明図、第
２図は従来のガーベジ・コレクション例、第３図は本発
明の１実施例、第４図は第３図図示本発明の１実施例の
構成ブロック図を示す。 図中、１１はモジュール１１１２はモジュール２．１３
はモジュール３を表わす。 特許出願人　富士通株式会社 代理人弁理士　長谷用　文廣　（外１名）某　１　図 第２図 （イノ 第３図 Ｃイノ ＃　４　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 第１の領域から有意なセルを検出する有意セル検出部と
   、該有意セル検出部によｐ検出されたセルの内容を第２
   の領域に圧縮および線型化を行なって複写する複写部と
   、該複写部によって複写する際に該複写先のアドレス情
   報を第１の領域の複写元のセルに記憶させるアドレス情
   報記憶部と、前記複写部によって複写した第２の領域の
   セルの内容を読み出して、該読み出した各セルの夫々の
   内容に対応する第１の領域のアドレスによυ指定される
   前記複写元のセルから読み出された前記複写先のアドレ
   ス情報に書き換えるポインタ書換部とを備えたことを特
   徴とするガーベジ・コレクション処理方式。