JPS60781Y2 - 焼菓子用敷紙 - Google Patents
焼菓子用敷紙Info
- Publication number
- JPS60781Y2 JPS60781Y2 JP3307282U JP3307282U JPS60781Y2 JP S60781 Y2 JPS60781 Y2 JP S60781Y2 JP 3307282 U JP3307282 U JP 3307282U JP 3307282 U JP3307282 U JP 3307282U JP S60781 Y2 JPS60781 Y2 JP S60781Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- release agent
- baked confectionery
- mold
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は焼菓子用敷紙に係り、更に詳述すれば離型性
がよく、かつ敷紙型の底形が容易な焼菓子用敷紙に関す
るものである。
がよく、かつ敷紙型の底形が容易な焼菓子用敷紙に関す
るものである。
焼菓子の焦げ付きを防止するための敷紙としては、一般
に模造紙、グラシン紙の一面に剥離性をよくするために
例えばシリコーン樹脂をコートした後、この紙を必要な
形に切抜いて紙型の内面に当る面を適度に潤水し雄、雌
型を用いて加熱加圧して例えばカップ状の型を形成して
いた。
に模造紙、グラシン紙の一面に剥離性をよくするために
例えばシリコーン樹脂をコートした後、この紙を必要な
形に切抜いて紙型の内面に当る面を適度に潤水し雄、雌
型を用いて加熱加圧して例えばカップ状の型を形成して
いた。
しかしこの場合、焼き上った菓子との剥離性をよくする
ために型の内側になる部分にシリコーン樹脂をコートし
であるため、加工時水を付けてもシリコーン樹脂の撥水
性のため潤水し得ず、型から取出すと紙の復元力のため
にひだが伸びてしまいカップの形をなさなくなってしま
っていた。
ために型の内側になる部分にシリコーン樹脂をコートし
であるため、加工時水を付けてもシリコーン樹脂の撥水
性のため潤水し得ず、型から取出すと紙の復元力のため
にひだが伸びてしまいカップの形をなさなくなってしま
っていた。
従来は保形性の悪さを防ぐために、紙のシリコーン樹脂
コートを施してないカップの表側に当る面に一枚毎に水
を打ち、その水が揮散しないように長時間漏れ布等で覆
ってようやく成形している。
コートを施してないカップの表側に当る面に一枚毎に水
を打ち、その水が揮散しないように長時間漏れ布等で覆
ってようやく成形している。
したがって、長時間と多大の手間の割合には良品を得に
くいと云う欠点があった。
くいと云う欠点があった。
この考案は上述した剥離性をよくするために紙表にシリ
コーン樹脂コートを施すことによる潤水性が得られない
ことに起因する欠点を除去することを目的とするもので
その特徴とするところは、紙葉の一面に合成樹脂等から
なる剥離剤を微細な面積で塗布厚みを異ならせて前記紙
葉の一面が表出しないように塗工し剥離剤の薄い被着面
からの潤水性をそこなわないようにした保形性ならびに
剥離剤を兼ね備えてなる焼菓子用敷紙を提供するもので
ある。
コーン樹脂コートを施すことによる潤水性が得られない
ことに起因する欠点を除去することを目的とするもので
その特徴とするところは、紙葉の一面に合成樹脂等から
なる剥離剤を微細な面積で塗布厚みを異ならせて前記紙
葉の一面が表出しないように塗工し剥離剤の薄い被着面
からの潤水性をそこなわないようにした保形性ならびに
剥離剤を兼ね備えてなる焼菓子用敷紙を提供するもので
ある。
以下この考案の一実施例を図について詳細に説明する。
第１図はこの考案の紙型に用いる敷紙で、模造紙、グラ
シン紙等の紙葉２の一面に例えば剥離剤としてシリコン
樹脂を微細な面積で前記紙葉の一面が表出しない程度の
極薄部４を第２図に示すように設けた剥離剤３を塗工し
たものである。
シン紙等の紙葉２の一面に例えば剥離剤としてシリコン
樹脂を微細な面積で前記紙葉の一面が表出しない程度の
極薄部４を第２図に示すように設けた剥離剤３を塗工し
たものである。
この敷紙を用い例えばカップを形成するに必要な形に切
断したあと、従来と同様カップの内側となる面すなわち
剥離剤３を塗工した面を潤水して型で加熱加圧して第３
図に示すようにコツプ形の敷紙ケース５を形成する。
断したあと、従来と同様カップの内側となる面すなわち
剥離剤３を塗工した面を潤水して型で加熱加圧して第３
図に示すようにコツプ形の敷紙ケース５を形成する。
したがって、剥離剤３の極薄部４より紙葉２に水が滲潤
し、これにより通常の紙（剥離剤を全く塗工してない紙
）と同様に容易に熱圧成形により敷紙型５が出来る。
し、これにより通常の紙（剥離剤を全く塗工してない紙
）と同様に容易に熱圧成形により敷紙型５が出来る。
尚この剥離剤の極薄部４の面積が標準厚さ部分の面積に
比し十分大きくかつ極薄部の面積が微小であれば焼菓子
地がこの極薄部には付着および焦げ着くことはない。
比し十分大きくかつ極薄部の面積が微小であれば焼菓子
地がこの極薄部には付着および焦げ着くことはない。
更にこの剥離剤の塗工は線状の他にドツト状でも規則正
しい幾可学的な模様でも同等の効果がある。
しい幾可学的な模様でも同等の効果がある。
なお、第４図は変形例を示し極薄部４を除く剥離剤部分
を山形３ａとしたものである。
を山形３ａとしたものである。
以上述べたようにこの考案は紙葉の一面に合成樹脂等か
らなる剥離剤を微細な面積て塗布厚みを異ならせて前記
紙葉の一面が表出しないように塗工し剥離剤の薄い被着
面からの温水性をそこなわないようにしたので焼菓子に
対する離型性を損わずに敷紙型の成型時に紙葉に対し水
の滲潤が可能で保形性の強い敷紙型が容易に得られる等
の効果を有する。
らなる剥離剤を微細な面積て塗布厚みを異ならせて前記
紙葉の一面が表出しないように塗工し剥離剤の薄い被着
面からの温水性をそこなわないようにしたので焼菓子に
対する離型性を損わずに敷紙型の成型時に紙葉に対し水
の滲潤が可能で保形性の強い敷紙型が容易に得られる等
の効果を有する。
図はこの考案の一実施例を例すもので、第１図は加工用
の敷紙の拡大平面図、第２図は敷紙の一部拡犬断面図、
第３図はこの敷紙で作られた焼菓子用敷紙型の斜視図、
第４図は変形例を示す拡大断面図である。 １・・・・・・敷紙、２・・・・・・紙葉、３・・・・
・・剥離剤、４・・・・・・剥離剤極薄部、５・・・・
・・カップ。
の敷紙の拡大平面図、第２図は敷紙の一部拡犬断面図、
第３図はこの敷紙で作られた焼菓子用敷紙型の斜視図、
第４図は変形例を示す拡大断面図である。 １・・・・・・敷紙、２・・・・・・紙葉、３・・・・
・・剥離剤、４・・・・・・剥離剤極薄部、５・・・・
・・カップ。
Claims (1)
- 紙葉の一面に合成樹脂等からなる剥離剤を微細な面積で
塗布厚みを異ならせて前記紙葉の一面が表出しないよう
に塗工し、剥離剤の薄い被着面からの潤水性を害わない
ようにしたことを特徴とする焼菓子用敷紙。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3307282U JPS60781Y2 (ja) | 1982-03-09 | 1982-03-09 | 焼菓子用敷紙 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3307282U JPS60781Y2 (ja) | 1982-03-09 | 1982-03-09 | 焼菓子用敷紙 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58135284U JPS58135284U (ja) | 1983-09-12 |
| JPS60781Y2 true JPS60781Y2 (ja) | 1985-01-10 |
Family
ID=30044640
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3307282U Expired JPS60781Y2 (ja) | 1982-03-09 | 1982-03-09 | 焼菓子用敷紙 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60781Y2 (ja) |
-
1982
- 1982-03-09 JP JP3307282U patent/JPS60781Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58135284U (ja) | 1983-09-12 |
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