JPS6078004A - アイスバ−ン舗装体の施工方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、アイスバーンのごとく路面をすべりやすい構
造にするために、コンクリート材料にポリッシングしや
すい石灰岩粗骨材を用い、打設時にコテ仕上げにて表面
を平滑にし、さちＫＷ面のプリージング材および若干の
凹凸を研摩機で除去し、より一層平滑にした表面の上面
に浸透性を有する合成樹脂材を塗布接着せしめ、超すべ
り性、耐薬品性、耐水性、耐油性にすぐれた舗装体を得
ることを目的としたものである。

従来、道路舗装は、自動車交通の増加、あるいは高速化
に対して、交通安全対策上、舗装路面のすべり摩耗抵抗
を高めた構造とするため、舗装の材料や配合について研
究、検討されて飲だ。

従って、路面のすべり摩擦抵抗についての研究は多く、
機関では数多く行なわれて伴だが、いかにすべらない舗
装表面を作るかについてであり、アイスバーンや圧雪状
態のごとく本来の舗装路面と全く異なったすべりゃすい
舗装路面の研究はほとんどなされていながった。

積雪寒冷地のごとく、舗装路面に積雪があったり、表面
が凍結する地域にあっては走行上雪氷路面は非常に危険
であり、従来、舗装路面対策として、除雪、融雪、さら
には耐摩耗材（砂。

チップ等）の散布等の工法が採用されており、タイヤの
問題からはタイヤチェーンやスパイクタイヤ等を使用し
て対処してきた。

しかしながら、スパイクタイヤの使用は舗装路面の摩耗
を激しくし、路面の破損のみならずその補修費や交通安
全性および春先の路面塵埃等大きな社会問題となってき
ている。

現在、この対策として、舗装材料や配合の検討のみなら
ずタイヤの研究開発の両面から検討されている・ また、欧米各国においても過去において同様な経過をた
どり、舗装の摩耗が深刻な問題となり、交通安全上異論
があるものの、スノ（イクタイヤの規制や禁止する国が
大半を占るようになった、このようなことから、我国に
おいてもスノ（イクタイヤの規制や禁止がさけばれるよ
うになり、今後、道路技術者としてはこの対処方法につ
いて考えておかねばならず、ドライバーの側に立った研
究開発が必要になってきた。

運転技術からのアプローチとして、今後ドライバーの氷
上運転ｎ習やスキッド訓練学校での練習が必要になって
くると考えられ、道路技術者としては、アイスバーンの
ごとき雪氷路面の再現が必要になって穴だ。

そこで本発明は、従来の舗装路面とは全く異なったすべ
りやすい舗装路面構造とすることを目的としたもので、
先ず七メントコンクリート舗装に用いられるコンクリー
トに、粗骨材材料として鉱物質骨材の中でもＰ　ＩＥ　
Ｖ　（Ｐｏ１ｉｅｈｅｄ　８ｔｏｎ−θＶａｌｕｅ　’
）の小きい石灰岩骨材を配合し、打設時には表面がより
平滑になるよう圧するため、表面仕上げは、コンクリー
トの表面水がｔｃ　＜　ｔｘっだ段階で金ゴテによって
仕上げる。金ゴテ仕上げをすることにより、表面は平滑
になり、通常のセメントコンクリートより路面のすべり
は良好となる。さらＫ、−週間養生後、研摩石あるいは
研摩機によって、表面にあるセメントモルタル中のブリ
ージングを取除くとともに、仕上げ暗中じた若干の凹凸
を修正し、さらに平滑にする、この平ＷｆＭ面の上面に
浸ｉ秀件の合成樹脂を塗布接着することにより上面にあ
る厚みをもたせた平滑な塗層シつくるので、コンクリー
トと塗層が真に一体的なものとなった惜造となる。

従って、舗装路面がアイスバーンのごとく超すべり性の
み１．ｃらず、高い接着力と強固な結合力によって防水
性を与え、上層の効果で自動車のオイルもれに対して本
耐油的、耐薬品的となった、耐久性の高い路面が得られ
る。

次に本発明に用いる材料の特徴について述べる、 使用するコンクリート版のコンクリートは、材令２８日
においてＪＩＳＡ１１０６（コンクリートの曲げ強度試
験方法）によってめた曲げ強度が４５５νとなるよう配
合する。コンクリートに用いるセメントは、ポルトラン
ドセメント、高炉セメント、ミリカセメント、フライア
ッシュセメント等を用い、混和剤は土木学会規準（ＡＥ
剤規格）および（減水剤規格）Ｉｃ適合するもの、コン
クリート用水は、コンクリートの品質に影響を及ぼす物
質の有害量を含んでいないもの、鉱物ｆｑ骨材のうち細
骨材はコンクリートに適した粒度で、ごみ、どろ、有機
物などの有害物を含んでいない天燃砂または砕砂、粗骨
材は、造岩鉱物が均一な組織の石灰岩で粗骨材の有機物
含有量の限度がセメントコンクリート舗装要綱に示す規
蜂内のもので寒冷地の凍結融解作用に対する抵抗性（Ｊ
工８　Ａ　１１２２　安定性試験１２チ以下）を有する
ものである。

上記のととく粗骨材は積雪寒冷地でのコンクリートが耐
久的であＡための必要売件で骨材もまた温度湿度の変化
に対して安定であると同時に、凍結融解作用に対しても
耐久的ではならない。また、石灰岩のごとき均一組織を
もつ鉱物質骨材は、鉱物の硬さがかなりの範囲にわたっ
て一様であるので、表面研摩が容易で、かつ平滑な面か
えられ、すべりやすい路面を形成する。

上面に用いる合成樹脂は、アクリル樹脂のごと＜　Ｍ　
Ｍ　Ａ　オ、Ｊ：　Ｕ　Ｍ　Ｍ　Ａ系モノマーにポリマ
ー、テステル類、反応促進剤などを混合し組成したもの
で、塗布接着後はコンクリート中に漫透し、かつ接着す
る材料である。従来、凧なる路面に合成樹脂やブローン
系アスファルトをある厚さで塗布してすべりやすくする
方法は公知であるが、かかる方法のものは、路面上に塗
布された状態であり、経年変化によって上層が老化、劣
化してくると、雨水が上、下層に漫透し自動車の衝撃で
上層が刺離飛散し実用性に乏しい欠点があったが、本発
明は上層の合成樹脂がコンクリート中に漫透しコンクリ
ートと一体化し仲間になるため、雨水の浸透をはげみ凍
結融ｗ１等の気象作用に対しても長期的に安定状態とな
り、コンクリート自体の老化、劣化および風化を防ぐ効
果があり、長期間超すべり性を有するのが特徴である。

実施例 衷−１Ｋ示す配合のコンクリートを練り、打設し平たん
Ｋし表面水がなくなった段階で金ゴテによって平滑な表
面にし、−：ｗ間湿潤養生後研［７石で式らに平滑にと
ぎだし、前面を乾燥状ｑ―にし上面忙二液性のアクリル
樹晰シ匣さ０・４への厚さで塗布接着し、ポータプル誉
スターですべり抵抗値（ＢＰＮ爪位）を１定した結果、
アイスバーン上での最も低いすべり抵抗値ＢＰＮ＝１０
前後と同等な値が得られ、本発明アイスバーン舗装体が
得られた。

表−１配合表 表−２ＢＰＮｎ測定帖要（湿潤状態）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 舗装コンクリート用材料に、ポリッシングしやすい石灰
   岩のとと會鉱物質骨材を用い、打設時に金ゴテで平滑に
   表面仕上はシ行い、硬化後さらに表面のプリージング、
   若干の凹凸なｉＦ？！し、より一層平Ｗ＃にし、その上
   面妊没透性を有するアクリル樹脂のとと母合成樹脂を塗
   布接着せしめ、コンクリートの一体化をすると共に、上
   面に所望する厚さの平滑な表面を形成することを特徴と
   するアイスバーン舗装体の施工方法。