JPS607784Y2 - パツケ−ジ化触媒 - Google Patents
パツケ−ジ化触媒Info
- Publication number
- JPS607784Y2 JPS607784Y2 JP1976066218U JP6621876U JPS607784Y2 JP S607784 Y2 JPS607784 Y2 JP S607784Y2 JP 1976066218 U JP1976066218 U JP 1976066218U JP 6621876 U JP6621876 U JP 6621876U JP S607784 Y2 JPS607784 Y2 JP S607784Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- catalyst
- shaped
- catalysts
- packaged
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、固気接触反応装置用の触媒のパッケージ化に
関するもので、特に大容量の排ガスを対象とし、かつ処
理気体に帯同するばい塵などによる弊害の少ない固気接
触反応装置用の触媒のパッケージ化に関する。
関するもので、特に大容量の排ガスを対象とし、かつ処
理気体に帯同するばい塵などによる弊害の少ない固気接
触反応装置用の触媒のパッケージ化に関する。
従来、平行に多段に設置した構造の板状触媒に、その触
媒に平行に反応ガスが流れるように設置した反応器は、
自動車排ガス浄化用の固気接触装置などの小容量の排ガ
スを対象に開発されてきている。
媒に平行に反応ガスが流れるように設置した反応器は、
自動車排ガス浄化用の固気接触装置などの小容量の排ガ
スを対象に開発されてきている。
このような自動車排ガス用の板状触媒はパッケージ化し
て使用されるものもあるが、処理するガス量も少なく従
って触媒量も少ないため、そのまま大容量の排ガスを処
理する反応器に利用できない。
て使用されるものもあるが、処理するガス量も少なく従
って触媒量も少ないため、そのまま大容量の排ガスを処
理する反応器に利用できない。
本考案者らは、重油ボイラ排ガス、焼結炉排ガスなどの
ようにばい塵、NOxを含有するガスの乾式脱硝を行な
う際に、除塵装置を前置しないで済むような固気接触反
応装置用の触媒パッケージ化について研究を重ねるうち
に、本考案に到達したものである。
ようにばい塵、NOxを含有するガスの乾式脱硝を行な
う際に、除塵装置を前置しないで済むような固気接触反
応装置用の触媒パッケージ化について研究を重ねるうち
に、本考案に到達したものである。
即ち、本考案は、互いに相対する一対の面が触媒板の端
縁を受入れて保持する溝部を所定間隔に平行に配置した
枠体内に、同一寸法の自立する複数の板状触媒を上述の
枠体内の相対する溝部にそう人して互いに板状触媒を平
行に一定間隔に設置することを特徴とするパッケージ化
触媒に関するものである。
縁を受入れて保持する溝部を所定間隔に平行に配置した
枠体内に、同一寸法の自立する複数の板状触媒を上述の
枠体内の相対する溝部にそう人して互いに板状触媒を平
行に一定間隔に設置することを特徴とするパッケージ化
触媒に関するものである。
本考案の一実施例の斜視図である第1図と第1図を真上
から見た第2図を用いて本考案を更に詳しく説明する。
から見た第2図を用いて本考案を更に詳しく説明する。
第1図、第2図において1は同じ大きさのおうとつ状の
鉄板であり、さらに1aはその鉄板のとつ部、1bは本
考案にいう溝部を形成するおう部、ICはとつ部とおう
部の間、2は並立して多数並んだ板状触媒であり、3は
反応ガス入口側通路、4は反応ガス出口側通路、5はガ
スの流れ方向、6は板状触媒の振動および熱ひずみのた
めの緩和材である。
鉄板であり、さらに1aはその鉄板のとつ部、1bは本
考案にいう溝部を形成するおう部、ICはとつ部とおう
部の間、2は並立して多数並んだ板状触媒であり、3は
反応ガス入口側通路、4は反応ガス出口側通路、5はガ
スの流れ方向、6は板状触媒の振動および熱ひずみのた
めの緩和材である。
板状触媒の縦、横の長さは任意に選ばれるが50cm四
方程四方上で板の厚みが3〜20閣のものを、空間の間
隔を5〜3−程度にするのが効果的であるため、1の鉄
板のおう部は5〜25耽、とつ部は5〜30mmである
。
方程四方上で板の厚みが3〜20閣のものを、空間の間
隔を5〜3−程度にするのが効果的であるため、1の鉄
板のおう部は5〜25耽、とつ部は5〜30mmである
。
次に、第2図、第3図、第4図を使って、板状触媒の耐
振性および耐熱性を考慮した反応器内の板状触媒支持部
を説明する。
振性および耐熱性を考慮した反応器内の板状触媒支持部
を説明する。
第3図、第4図はともに第2図の板状触媒支持部での断
面(破線1d)の図である。
面(破線1d)の図である。
第3図では、巾5crrL以下の弾力性のある鋼を波状
にしたもの7をおう部の両側の10の部分に波状の鋼量
の最短距離が触媒の厚さより2vrtn程度短い巾にな
るように固定し、鋼の弾力性で触媒をはさむ。
にしたもの7をおう部の両側の10の部分に波状の鋼量
の最短距離が触媒の厚さより2vrtn程度短い巾にな
るように固定し、鋼の弾力性で触媒をはさむ。
このようにすると振動に対して触媒が保護され、高温(
360℃付近)のガスが流れた時も、熱による触媒のひ
ずみを緩和できる。
360℃付近)のガスが流れた時も、熱による触媒のひ
ずみを緩和できる。
第4図は、波状の弾力鋼の代りに、バネ8を緩和材とし
て採用したものである。
て採用したものである。
第5図に示すように、波形板状触媒にも同様に適用でき
る。
る。
そして、このようなおうとつ状鉄板に適当な枚数を並べ
た触媒板群を1ブロツクとしてパッケージ化し、上下左
右に多段に重ねるのを特徴としている。
た触媒板群を1ブロツクとしてパッケージ化し、上下左
右に多段に重ねるのを特徴としている。
第6図に、煙道ダクト10にパッケージ化触媒を収納し
た乾式排煙脱硝装置への適用例を示す。
た乾式排煙脱硝装置への適用例を示す。
なお、−例として板状触媒が金属以外の材質でできてい
る場合は、反応器内の板状触媒支持部と板状触媒との摩
擦及びボイラ排ガス中に含まれるダストによる板状触媒
の摩耗を防ぐために、第7図のように巾11aが5cr
It以下のコの字型の金わく11を、第8図に示すよう
に板状触媒の四隅に付けておく必要がある。
る場合は、反応器内の板状触媒支持部と板状触媒との摩
擦及びボイラ排ガス中に含まれるダストによる板状触媒
の摩耗を防ぐために、第7図のように巾11aが5cr
It以下のコの字型の金わく11を、第8図に示すよう
に板状触媒の四隅に付けておく必要がある。
本考案の構造のパッケージ化触媒を用いることにより、
次のような効果が奏せられる。
次のような効果が奏せられる。
1 板状触媒を多数並べる反応器において、パッケージ
化が可能になった。
化が可能になった。
2 パッケージ化された触媒ブロックを直方体とすれば
、上下左右に重ねられ、大容量の排ガスの処理が可能に
なった。
、上下左右に重ねられ、大容量の排ガスの処理が可能に
なった。
3 パッケージ化により輸送、装置組立が容易になった
。
。
4 板状触媒の振動及び熱ひずみに対して、触媒を保護
できる。
できる。
5 触媒の取り換えが容易である。
6 パッケージ化触媒により、煙道ダクトを固気接触反
応装置として使用できる。
応装置として使用できる。
7 排ガス中に含まれるダストによる板状触媒の摩耗を
防ぐことができる。
防ぐことができる。
第1図は、本考案の固気接触反応装置用のパッケージ化
を示す斜視図である。 第2図は、第1図を反応ガス入口側通路から見た図であ
り、第3図と第4図は第2図の板状触媒支持部での断面
(破線1d)の図である。 第5図は、波形板状触媒を本考案に適用した図である。 第6図は、煙道ダクトにパッケージ化触媒を収納した乾
式排煙脱硝装置への適用例を示す。 第7図は、コの字型金わくを、第8図はコの字型金わく
を板状触媒にとりつけた場合を示す。 記号の説明、1・・・・・・同じ大きさのおうとつ状の
鉄板、1a・・・とつ部、1b・・・・・・おう部、I
C・・・・・・とつ部とおう部の間、1d・・・・・・
第2図の板状触媒支持部の断面、2・・・・・・並立し
て多数並んだ板状触媒(波形板状触媒)、3・・・・・
・反応ガス入口側通路、4・・・・・・反応ガス出口側
通路、5・・・・・・ガスの流れ方向、6・・・・・・
板状触媒の振動および熱ひずみのための緩和材、7・・
・・・・弾力性のある鋼を波状にしたもの、訃・・・・
・バネ、10・・・・・・煙道ダクト、11・・・・・
・コの字型金わく、11a・・・・・・コの字型金わく
の巾。
を示す斜視図である。 第2図は、第1図を反応ガス入口側通路から見た図であ
り、第3図と第4図は第2図の板状触媒支持部での断面
(破線1d)の図である。 第5図は、波形板状触媒を本考案に適用した図である。 第6図は、煙道ダクトにパッケージ化触媒を収納した乾
式排煙脱硝装置への適用例を示す。 第7図は、コの字型金わくを、第8図はコの字型金わく
を板状触媒にとりつけた場合を示す。 記号の説明、1・・・・・・同じ大きさのおうとつ状の
鉄板、1a・・・とつ部、1b・・・・・・おう部、I
C・・・・・・とつ部とおう部の間、1d・・・・・・
第2図の板状触媒支持部の断面、2・・・・・・並立し
て多数並んだ板状触媒(波形板状触媒)、3・・・・・
・反応ガス入口側通路、4・・・・・・反応ガス出口側
通路、5・・・・・・ガスの流れ方向、6・・・・・・
板状触媒の振動および熱ひずみのための緩和材、7・・
・・・・弾力性のある鋼を波状にしたもの、訃・・・・
・バネ、10・・・・・・煙道ダクト、11・・・・・
・コの字型金わく、11a・・・・・・コの字型金わく
の巾。
Claims (1)
- 矩形の板状触媒で、その四辺に金枠を付したものの端縁
を受は入れて保持する溝部を、所定間隔に保って平行に
設けた枠板を対向して配設した枠体内に、複数枚の前記
板状触媒を、その端縁を弾力体を介して保持して配設し
てなる、前記板状触媒の表面に対してガス流が実質的に
平行に流れるよう、煙道内に配置するためのパッケージ
化触媒。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976066218U JPS607784Y2 (ja) | 1976-05-24 | 1976-05-24 | パツケ−ジ化触媒 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976066218U JPS607784Y2 (ja) | 1976-05-24 | 1976-05-24 | パツケ−ジ化触媒 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52156744U JPS52156744U (ja) | 1977-11-28 |
JPS607784Y2 true JPS607784Y2 (ja) | 1985-03-16 |
Family
ID=28531911
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1976066218U Expired JPS607784Y2 (ja) | 1976-05-24 | 1976-05-24 | パツケ−ジ化触媒 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS607784Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012228657A (ja) * | 2011-04-26 | 2012-11-22 | Babcock Hitachi Kk | 触媒構造体及びその清掃方法並びに板状触媒の製造方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5046560A (ja) * | 1973-07-05 | 1975-04-25 | ||
JPS515261A (ja) * | 1974-07-03 | 1976-01-16 | Nippon Steel Corp |
-
1976
- 1976-05-24 JP JP1976066218U patent/JPS607784Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5046560A (ja) * | 1973-07-05 | 1975-04-25 | ||
JPS515261A (ja) * | 1974-07-03 | 1976-01-16 | Nippon Steel Corp |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012228657A (ja) * | 2011-04-26 | 2012-11-22 | Babcock Hitachi Kk | 触媒構造体及びその清掃方法並びに板状触媒の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52156744U (ja) | 1977-11-28 |
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