JPS607743B2 - ジヤカ−ドレ−ス地およびその編成方法 - Google Patents
ジヤカ−ドレ−ス地およびその編成方法Info
- Publication number
- JPS607743B2 JPS607743B2 JP8327179A JP8327179A JPS607743B2 JP S607743 B2 JPS607743 B2 JP S607743B2 JP 8327179 A JP8327179 A JP 8327179A JP 8327179 A JP8327179 A JP 8327179A JP S607743 B2 JPS607743 B2 JP S607743B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pattern
- knitting
- guide
- lace fabric
- jacquard
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Knitting Of Fabric (AREA)
- Knitting Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はジャカードレース地およびその編成方法に関す
る。
る。
従来、ラッシェル機によるレース地の編成は、柄糸を通
糸するための柄ガイドバーを数十枚装備してなるマルチ
ガイドバーラッシェル機によるものか、あるいは折曲可
能なフランチンガィドに柄糸を通糸し、ドロツパーの前
記フランチンガィド間への落下によって柄糸の走りを制
御することによるものとがある。
糸するための柄ガイドバーを数十枚装備してなるマルチ
ガイドバーラッシェル機によるものか、あるいは折曲可
能なフランチンガィドに柄糸を通糸し、ドロツパーの前
記フランチンガィド間への落下によって柄糸の走りを制
御することによるものとがある。
前記のマルチガイドバーラッシェル機によるものは、編
成機構上、ガイドバーは６の女程度が限度で、これ以上
は設置困難であるので、おのずとその柄範囲は限定され
たものになるのに対し、ジャカードラツシェル機による
ものは無限の柄出しが可能であり、又反対にジャカード
ラッシェル機によるものは、各緑ウェール個々に割り当
てられた柄糸により柄の部分部分を分担して、結果とし
て柄を構成することになるので、マルチガイドバーラツ
シェル機のように柄の輪郭に沿って輪郭糸を走らせるこ
とは不可能であり、又マルチガイドバーラツシェル機に
おいては、太番手の輪郭糸がレース地中で連続して走行
しているので、柄は連結していることが前提であり飛び
柄については柄形成上不可能であった。
成機構上、ガイドバーは６の女程度が限度で、これ以上
は設置困難であるので、おのずとその柄範囲は限定され
たものになるのに対し、ジャカードラツシェル機による
ものは無限の柄出しが可能であり、又反対にジャカード
ラッシェル機によるものは、各緑ウェール個々に割り当
てられた柄糸により柄の部分部分を分担して、結果とし
て柄を構成することになるので、マルチガイドバーラツ
シェル機のように柄の輪郭に沿って輪郭糸を走らせるこ
とは不可能であり、又マルチガイドバーラツシェル機に
おいては、太番手の輪郭糸がレース地中で連続して走行
しているので、柄は連結していることが前提であり飛び
柄については柄形成上不可能であった。
以上のようにマルチガイドバーラッシェル機とジャカー
ドラッシェル機とでは各々、長所、欠点があった。
ドラッシェル機とでは各々、長所、欠点があった。
本発明は上記両ラッシェル機により編成される編地の欠
点を解消するとともに、両方の長所を共有するレース地
とその編成方法を提供せんとするものである。
点を解消するとともに、両方の長所を共有するレース地
とその編成方法を提供せんとするものである。
次に本発明を図示に基づいて詳しく説明すると、第１図
は本発明によるジャカードレース地の編成に使用するジ
ャカードラッシェル機の編成菱部の概略側面図であって
、１は緑針、２，３はゥェール形成し、該ゥェールを相
互に連結するための編目形成糸と挿入糸を通糸するため
の総詰めのガイドを有するガイドバーであり、４はフロ
ント柄糸を通糸するためのフランチンガィドであり、編
針１による編針列に対して導糸片４ａ，４ｂが前後に配
列され、しかも各導糸片４ａ，４ｂが交互に配設されて
おり、５はバック柄糸を通糸するたのフランチンガィド
であり、同じ〈編針１による編針列に対して導糸片５ａ
， ５ｂが前後に配列され、各導糸片５ａ，５ｂが交互
に配設されてなる。
は本発明によるジャカードレース地の編成に使用するジ
ャカードラッシェル機の編成菱部の概略側面図であって
、１は緑針、２，３はゥェール形成し、該ゥェールを相
互に連結するための編目形成糸と挿入糸を通糸するため
の総詰めのガイドを有するガイドバーであり、４はフロ
ント柄糸を通糸するためのフランチンガィドであり、編
針１による編針列に対して導糸片４ａ，４ｂが前後に配
列され、しかも各導糸片４ａ，４ｂが交互に配設されて
おり、５はバック柄糸を通糸するたのフランチンガィド
であり、同じ〈編針１による編針列に対して導糸片５ａ
， ５ｂが前後に配列され、各導糸片５ａ，５ｂが交互
に配設されてなる。
６はフロントフランチンガィドを制御するためのドロッ
パー、７はフランチンガィド５を制御するためのドロッ
パーであり、８は落下板である。
パー、７はフランチンガィド５を制御するためのドロッ
パーであり、８は落下板である。
次に本発明のジャカードレース地およびその編成方法に
ついて説明すると、第２図は本発明の実施例ジャカード
レース地の部分拡大図であり、９は緑目形成糸であって
地ガイドバー３に通糸し、毎コース鎖綿を形成してなり
、１川まフロント柄糸であってフランチンガイド４に通
糸してなり、１１はバック柄糸であってフランチンガィ
ド５に通糸してなる。Ａは柄部分であり、Ｂは非柄部分
であって、柄部分Ａの外側には隣接するゥェールが部分
的に基布上で畝状に盛り上げられてなる個所とフロント
柄糸１０とバック柄糸１１の複合個所の組み合わせによ
り形成されている輪郭部分Ｃを設けたものである。輪郭
部分Ｃが鎖縞によるウェール方向に存在する場合は、数
コースにわたり隣接する鎖縞ウェールをバック柄糸１１
により絞って両ウェールを引き寄せ、更にフロント柄糸
１０によって畝状に盛り上げるようにする。
ついて説明すると、第２図は本発明の実施例ジャカード
レース地の部分拡大図であり、９は緑目形成糸であって
地ガイドバー３に通糸し、毎コース鎖綿を形成してなり
、１川まフロント柄糸であってフランチンガイド４に通
糸してなり、１１はバック柄糸であってフランチンガィ
ド５に通糸してなる。Ａは柄部分であり、Ｂは非柄部分
であって、柄部分Ａの外側には隣接するゥェールが部分
的に基布上で畝状に盛り上げられてなる個所とフロント
柄糸１０とバック柄糸１１の複合個所の組み合わせによ
り形成されている輪郭部分Ｃを設けたものである。輪郭
部分Ｃが鎖縞によるウェール方向に存在する場合は、数
コースにわたり隣接する鎖縞ウェールをバック柄糸１１
により絞って両ウェールを引き寄せ、更にフロント柄糸
１０によって畝状に盛り上げるようにする。
更に鎖ゥェールに対し斜方向に存在する場合は、該当す
る１〜数コース分に相当するバック柄糸１１の各ゲージ
担当糸によって段階的に絞って、同機にフロント柄糸に
よって畝状に盛り上げる。
る１〜数コース分に相当するバック柄糸１１の各ゲージ
担当糸によって段階的に絞って、同機にフロント柄糸に
よって畝状に盛り上げる。
又ゥェールとほぼ直角方向に輪郭部分Ｃが存在する場合
は、フロント柄糸１０とバック柄糸１１を互いに複数ウ
ェール作用させることによって柄糸用互を重合させ、前
記畝状個所と該重合個所による連続帯として形成する。
は、フロント柄糸１０とバック柄糸１１を互いに複数ウ
ェール作用させることによって柄糸用互を重合させ、前
記畝状個所と該重合個所による連続帯として形成する。
なお、輪郭部分Ｃ以外の部分でバック柄糸１１は単一ウ
ェールに絡ませるもので、ウェールは互いに引き寄せら
れず、一定のゲージ間隔を保持して形成される。なお適
宜ネットを構成する場合は、偶数列と寄数列の導糸片５
ａ， ５ｂに通糸したバック柄糸１１を数コース隣接ウ
ェールに作用させ、ネットの大きさに合わせて作用する
部分をずらして、所望のネットを編成する柄部分Ａにお
いては周知の平編による柄出し方法により、厚地部分ａ
，、薄地部分ａ２および、穴地部分ａ３の基本編をフロ
ント柄糸により形成するとともに、前述のバック柄糸１
１によるネット組織も併用することができ、又地柄用と
して輪郭部分Ｃ以下の柄部分で単独に用いることもでき
る。
ェールに絡ませるもので、ウェールは互いに引き寄せら
れず、一定のゲージ間隔を保持して形成される。なお適
宜ネットを構成する場合は、偶数列と寄数列の導糸片５
ａ， ５ｂに通糸したバック柄糸１１を数コース隣接ウ
ェールに作用させ、ネットの大きさに合わせて作用する
部分をずらして、所望のネットを編成する柄部分Ａにお
いては周知の平編による柄出し方法により、厚地部分ａ
，、薄地部分ａ２および、穴地部分ａ３の基本編をフロ
ント柄糸により形成するとともに、前述のバック柄糸１
１によるネット組織も併用することができ、又地柄用と
して輪郭部分Ｃ以下の柄部分で単独に用いることもでき
る。
第３図は本発明による編成方法を用いて得られた実施例
ジャカードレース地の平面図であり、細幅レース地とし
て編成したものであって、図中Ｄはガイドバー２に一幅
分に１本宛通糸した柄糸で構成してなるビコット部分で
、Ｂ，はバック柄糸１１によるネット組織部分である。
ジャカードレース地の平面図であり、細幅レース地とし
て編成したものであって、図中Ｄはガイドバー２に一幅
分に１本宛通糸した柄糸で構成してなるビコット部分で
、Ｂ，はバック柄糸１１によるネット組織部分である。
なお、本実施例のジャカードレース地はフランチンガィ
ドが２列装備されているジャカードラッシェル機により
編成を実施したものであるが、前記ラツシェル機以外に
単列のフランチンガィドで、同一ゲージ間に２列の導糸
片を設けてなるオフセットジャカードと称すラッシェル
機によっても編成を実施することができる。以上のよう
に本発明は、異種又は異色の２種類の柄糸を使用し、フ
ロントフランチンガィドおよびバックフランチンガィド
に各々柄糸を別個に通糸し柄構成を行ない、かつ前記柄
の輪郭部分に相当するコースにおいて、関連の隣接する
鎖編ゥェールを絞ってレース地の基布上で畝状に盛り上
げるように編成することによって、使用する柄糸の太さ
以上の輪郭部分を表現できるので縁取り効果を一層高め
ることができ、これが故柄部分を明瞭にすることができ
るとともに飛び柄を構成することも可能となり、従来の
ジャカードレース地になかった斬新な外観を呈するジャ
カードレース地を提供することができるので、レース業
界に新風を吹き込むことができる優れた画期的効果を奏
する発明である。
ドが２列装備されているジャカードラッシェル機により
編成を実施したものであるが、前記ラツシェル機以外に
単列のフランチンガィドで、同一ゲージ間に２列の導糸
片を設けてなるオフセットジャカードと称すラッシェル
機によっても編成を実施することができる。以上のよう
に本発明は、異種又は異色の２種類の柄糸を使用し、フ
ロントフランチンガィドおよびバックフランチンガィド
に各々柄糸を別個に通糸し柄構成を行ない、かつ前記柄
の輪郭部分に相当するコースにおいて、関連の隣接する
鎖編ゥェールを絞ってレース地の基布上で畝状に盛り上
げるように編成することによって、使用する柄糸の太さ
以上の輪郭部分を表現できるので縁取り効果を一層高め
ることができ、これが故柄部分を明瞭にすることができ
るとともに飛び柄を構成することも可能となり、従来の
ジャカードレース地になかった斬新な外観を呈するジャ
カードレース地を提供することができるので、レース業
界に新風を吹き込むことができる優れた画期的効果を奏
する発明である。
第１図は本発明によるジャカードレース地の編成に使用
するジャカードラッシェル機の編成要部の概略側面図で
あり、第２図は本発明の実施例ジャカードレース地の部
分拡大図であり、第３図は本発明の実施例ジャカードレ
ース地の平面図である。 図中、１・・・・・・緑針、２，３・・・・・・ガイド
バー、４……フロントフランチンガィド、４ａ，４ｂ…
…導糸片、５・・・・・・バックフランチンガイド、５
ａ，５ｂ・・・・・・導糸片、６，７・・・・・・ドロ
ッパ−、８…・・・落下板、９・…・・編目形成糸、１
０・・…・フロント柄糸、１１・・・・・・バック柄糸
、Ａ・・・・・・柄部分、Ｂ・・・・・・非柄部分、Ｃ
・・・・・・輪郭部分、ａ．・・・・・・厚地部分、ａ
を・・・・・薄地部分、ａ３・・・・・・穴地部分。 炎ノ図 衆２図 界３図
するジャカードラッシェル機の編成要部の概略側面図で
あり、第２図は本発明の実施例ジャカードレース地の部
分拡大図であり、第３図は本発明の実施例ジャカードレ
ース地の平面図である。 図中、１・・・・・・緑針、２，３・・・・・・ガイド
バー、４……フロントフランチンガィド、４ａ，４ｂ…
…導糸片、５・・・・・・バックフランチンガイド、５
ａ，５ｂ・・・・・・導糸片、６，７・・・・・・ドロ
ッパ−、８…・・・落下板、９・…・・編目形成糸、１
０・・…・フロント柄糸、１１・・・・・・バック柄糸
、Ａ・・・・・・柄部分、Ｂ・・・・・・非柄部分、Ｃ
・・・・・・輪郭部分、ａ．・・・・・・厚地部分、ａ
を・・・・・薄地部分、ａ３・・・・・・穴地部分。 炎ノ図 衆２図 界３図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 異種又は異色の２種類の柄糸が、複数の鎖状ウエー
ルに絡みついて柄構成してなるジヤカードレース地にお
いて、柄部分の輪郭が前記２種類の柄糸により隣接する
鎖状ウエールが部分的に絞られて柄糸と一体的に基布上
で畝状に盛り上げられてなる個所と、２種類の柄糸の重
合個所の連続帯により形成されていることを特徴とする
ジヤカードレース地。 ２ 異種又は異色の柄糸をフロントフランチンガイドお
よびバツクフランチンガイドに通糸してなり、フロント
フランチンガイドに通糸してなるフロント柄糸および、
バツクフランチンガイドに通糸してなるバツク柄糸によ
り柄構成を行なうジヤカードレース地の編成方法におい
て、柄の輪郭部分に相当する編コースにおいて、フロン
ト柄糸およびバツク柄糸により隣接ウエール間で横振り
をして両ウエールを絞って編成を行なうことを特徴とす
るジヤカードレース地の編成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8327179A JPS607743B2 (ja) | 1979-06-30 | 1979-06-30 | ジヤカ−ドレ−ス地およびその編成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8327179A JPS607743B2 (ja) | 1979-06-30 | 1979-06-30 | ジヤカ−ドレ−ス地およびその編成方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS569452A JPS569452A (en) | 1981-01-30 |
| JPS607743B2 true JPS607743B2 (ja) | 1985-02-26 |
Family
ID=13797684
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8327179A Expired JPS607743B2 (ja) | 1979-06-30 | 1979-06-30 | ジヤカ−ドレ−ス地およびその編成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS607743B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11925316B2 (en) | 2017-09-27 | 2024-03-12 | Fujifilm Corporation | Endoscope |
-
1979
- 1979-06-30 JP JP8327179A patent/JPS607743B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11925316B2 (en) | 2017-09-27 | 2024-03-12 | Fujifilm Corporation | Endoscope |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS569452A (en) | 1981-01-30 |
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