JPS5928068Y2 - ジヤカ−ドレ−ス地 - Google Patents
ジヤカ−ドレ−ス地Info
- Publication number
- JPS5928068Y2 JPS5928068Y2 JP10605580U JP10605580U JPS5928068Y2 JP S5928068 Y2 JPS5928068 Y2 JP S5928068Y2 JP 10605580 U JP10605580 U JP 10605580U JP 10605580 U JP10605580 U JP 10605580U JP S5928068 Y2 JPS5928068 Y2 JP S5928068Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pattern
- yarn
- forming
- stitch
- jacquard
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Knitting Of Fabric (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はカーテン、壁装材等に用途をもつジャカードレ
ース地に関する。
ース地に関する。
従来、カーテン、壁装材等に用途をもつレース地は通常
鎖編に対して挿入糸を連結編成してなるか、複数の編目
形成糸相互による編集畑に対し、模様糸を前記編素地上
に振り糸として編込み柄構□成を行なっている。
鎖編に対して挿入糸を連結編成してなるか、複数の編目
形成糸相互による編集畑に対し、模様糸を前記編素地上
に振り糸として編込み柄構□成を行なっている。
又編集畑の風合を変える目的でリングヤーン、ループヤ
ーン等の意匠撚糸を経方向あるいは緯方向に直線状に挿
入するなどしており、上記二つの手法を混在させたもの
が提案されているが、意匠撚糸はコスト的に高く模様糸
による柄構成に対し、単なる編集畑の変化をもたらす効
果をもつにすぎなかった。
ーン等の意匠撚糸を経方向あるいは緯方向に直線状に挿
入するなどしており、上記二つの手法を混在させたもの
が提案されているが、意匠撚糸はコスト的に高く模様糸
による柄構成に対し、単なる編集畑の変化をもたらす効
果をもつにすぎなかった。
そこで本考案者は、上記レース地の欠点を解消するとと
もに、全く斬新な風合を有するレース地を提供するため
に考案するに至ったものである。
もに、全く斬新な風合を有するレース地を提供するため
に考案するに至ったものである。
次に本考案を実施例図示に従い詳しく説明すると、第１
図は本考案に係わるジャカードレース地の一実施例を示
す平面図であり、１は編集畑を含む弁柄構成部分であり
、２，３は模様糸４によるループ効果を編素地上に表現
した地柄構成部分であり、５，６は模様糸４によるジャ
カード柄構成を行なった部分であり、本考案のジャカー
ドレース地は上記各部分の組み合わせによりなるもので
ある。
図は本考案に係わるジャカードレース地の一実施例を示
す平面図であり、１は編集畑を含む弁柄構成部分であり
、２，３は模様糸４によるループ効果を編素地上に表現
した地柄構成部分であり、５，６は模様糸４によるジャ
カード柄構成を行なった部分であり、本考案のジャカー
ドレース地は上記各部分の組み合わせによりなるもので
ある。
次に各部分の構成について説明すると、第２図は編集畑
の拡大図であり、７は編目形成糸であり鎖編を編成して
なり、該編目形成糸７によるウエールを挿入糸８が３ウ
工−ル間にわたって挿入状で連結している。
の拡大図であり、７は編目形成糸であり鎖編を編成して
なり、該編目形成糸７によるウエールを挿入糸８が３ウ
工−ル間にわたって挿入状で連結している。
なお、本実施例以外の編集畑を用いてももちろんよく、
例えば図示しないがＩＸＩと１×２組織のように複数の
編目形成糸相互によりウエールを構成することにより編
集畑の形成を行なってもよい。
例えば図示しないがＩＸＩと１×２組織のように複数の
編目形成糸相互によりウエールを構成することにより編
集畑の形成を行なってもよい。
第３図は地柄構成部分３の組織の拡大図であり、第４図
は地柄構成部分２の組織であり、いずれも挿入糸８は省
略している。
は地柄構成部分２の組織であり、いずれも挿入糸８は省
略している。
第３図において模様糸４はジャカード制御されており、
４ａは編目形成糸７によるウエールにからみついた挿入
部分であり、４ｂは編目形成糸７と一体にループ形成し
た部分で、ニードルループ部分であり挿入部分４ａから
ニードルループ部分４ｂに転するときにおいて、ニード
ルループ部分４ｂの片側部分ではウエールに押さえ込ま
れず浮いた状態となっており、模様糸の張力、給糸量の
調整によりリング糸調のパイルとして形成され、挿入部
分４ａは直線状に伸長され編み込まれる。
４ａは編目形成糸７によるウエールにからみついた挿入
部分であり、４ｂは編目形成糸７と一体にループ形成し
た部分で、ニードルループ部分であり挿入部分４ａから
ニードルループ部分４ｂに転するときにおいて、ニード
ルループ部分４ｂの片側部分ではウエールに押さえ込ま
れず浮いた状態となっており、模様糸の張力、給糸量の
調整によりリング糸調のパイルとして形成され、挿入部
分４ａは直線状に伸長され編み込まれる。
又第４図に示すのは地柄構成部分２の組織の拡大図であ
り、挿入部分４ａに対し第３図のニードルループ部分４
ｂ、即ち左側より右側に編目形成を行なっている部分と
、右側より左側に編目形成を行なっているニードルルー
プ部分４ｃの２種類のパイルからなり、ニードルループ
部分４ｂのパイル傾斜方向とニードルループ部分４ｃの
パイル傾斜方向は相反対方向となっており、編素地上で
規則的あるいは不規則的にウエール上に配置することに
より、リング糸挿入調の斬新な外観が得られる。
り、挿入部分４ａに対し第３図のニードルループ部分４
ｂ、即ち左側より右側に編目形成を行なっている部分と
、右側より左側に編目形成を行なっているニードルルー
プ部分４ｃの２種類のパイルからなり、ニードルループ
部分４ｂのパイル傾斜方向とニードルループ部分４ｃの
パイル傾斜方向は相反対方向となっており、編素地上で
規則的あるいは不規則的にウエール上に配置することに
より、リング糸挿入調の斬新な外観が得られる。
第５図はジャカード柄構成部分６の組織の拡大図であり
、一点鎖線で区画される部分は模様糸４のニードルルー
プをウエール上に柄構成に従って連続して形成したもの
で、この場合模様糸４により編素地が被覆された状態と
なり内部でのパイル形成はなされない。
、一点鎖線で区画される部分は模様糸４のニードルルー
プをウエール上に柄構成に従って連続して形成したもの
で、この場合模様糸４により編素地が被覆された状態と
なり内部でのパイル形成はなされない。
更に第６図はジャカード柄構成部分５の組織拡大図であ
り、９は模様糸４とは別途ジャカード制御される模様糸
であり、模様糸４に対し、異種、異色か又は同種で模様
糸４より細デニールのものである。
り、９は模様糸４とは別途ジャカード制御される模様糸
であり、模様糸４に対し、異種、異色か又は同種で模様
糸４より細デニールのものである。
模様糸４がいわゆる輪郭を構成し、模様糸９により内部
を埋める構成としている。
を埋める構成としている。
以上の実施例レース地においては模様糸を２種類使用し
ているが、模様糸４を単一の糸条により構成し、第３図
、第４図、第５図に示す各態様を組み合わせることによ
って、斬新な外観を呈するジャカードレース地を構成す
ることもできる。
ているが、模様糸４を単一の糸条により構成し、第３図
、第４図、第５図に示す各態様を組み合わせることによ
って、斬新な外観を呈するジャカードレース地を構成す
ることもできる。
以上のように本考案は、編目形成糸と挿入糸によるか、
あるいは複数の編目形成糸相互により形成してなる編素
地を構成するウエールに対し挿入状に絡み付いてなるか
、あるいは編目形成糸と一体に編目形成してなる模様を
有し、該模様糸が前記編素地上の適宜コースで前記いず
れかの態様を示した状態で柄構成しているので、従来の
柄表現とは異なる斬新かつ優美な外観となるとともに、
通常の模様糸によりループヤーン、リングヤーン等の意
匠撚糸調の柄効果が得られ、カーテン、壁装材その他事
方面に用途をもつジャカードレース地となる。
あるいは複数の編目形成糸相互により形成してなる編素
地を構成するウエールに対し挿入状に絡み付いてなるか
、あるいは編目形成糸と一体に編目形成してなる模様を
有し、該模様糸が前記編素地上の適宜コースで前記いず
れかの態様を示した状態で柄構成しているので、従来の
柄表現とは異なる斬新かつ優美な外観となるとともに、
通常の模様糸によりループヤーン、リングヤーン等の意
匠撚糸調の柄効果が得られ、カーテン、壁装材その他事
方面に用途をもつジャカードレース地となる。
第１図は本考案に係わるジャカードレース地の一実施例
を示す平面図であり、第２図は編素地の組織拡大図であ
り、第３図、第４図は地柄構成部分の組織拡大図であり
、第５図、第６図はジャカード柄構成部分の組織拡大図
である。 図中、１・・・・・・弁柄構成部分、２，３・・・・・
・地柄構成部分、４・・・・・・模様糸、５，６・・・
・・・ジャカード柄構成部分、７・・・・・・編目形成
糸、８・・・・・・挿入糸、９・・・・・・模様糸。
を示す平面図であり、第２図は編素地の組織拡大図であ
り、第３図、第４図は地柄構成部分の組織拡大図であり
、第５図、第６図はジャカード柄構成部分の組織拡大図
である。 図中、１・・・・・・弁柄構成部分、２，３・・・・・
・地柄構成部分、４・・・・・・模様糸、５，６・・・
・・・ジャカード柄構成部分、７・・・・・・編目形成
糸、８・・・・・・挿入糸、９・・・・・・模様糸。
Claims (1)
- 編目形成糸と挿入糸によるか、あるいは複数の編目形成
糸相互により形成してなる編集畑を構成するウエールに
対し挿入状に絡み付いてなるか、あるいは編目形成糸と
一体に編目形成してなる複数又は１種のジャカード制御
された模様糸を有し、該模様糸が前記編集畑の同一ウエ
ール上の適宜コースで前記いずれかの態様を示した状態
で柄構成されていることを特徴とするジャカードレース
地。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10605580U JPS5928068Y2 (ja) | 1980-07-25 | 1980-07-25 | ジヤカ−ドレ−ス地 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10605580U JPS5928068Y2 (ja) | 1980-07-25 | 1980-07-25 | ジヤカ−ドレ−ス地 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5734595U JPS5734595U (ja) | 1982-02-23 |
| JPS5928068Y2 true JPS5928068Y2 (ja) | 1984-08-14 |
Family
ID=29467409
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10605580U Expired JPS5928068Y2 (ja) | 1980-07-25 | 1980-07-25 | ジヤカ−ドレ−ス地 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5928068Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-07-25 JP JP10605580U patent/JPS5928068Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5734595U (ja) | 1982-02-23 |
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