JPS5822577B2 - ジヤカ−ドレ−スの編成方法 - Google Patents
ジヤカ−ドレ−スの編成方法Info
- Publication number
- JPS5822577B2 JPS5822577B2 JP51064254A JP6425476A JPS5822577B2 JP S5822577 B2 JPS5822577 B2 JP S5822577B2 JP 51064254 A JP51064254 A JP 51064254A JP 6425476 A JP6425476 A JP 6425476A JP S5822577 B2 JPS5822577 B2 JP S5822577B2
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- JP
- Japan
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- knitting
- pattern
- wales
- knitted
- yarn
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- Expired
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- Knitting Of Fabric (AREA)
- Knitting Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はジャカードレースにおいて従来にない斬新かつ
明瞭な柄を現出させんがための編成方法に関する。
明瞭な柄を現出させんがための編成方法に関する。
従来ジャカードレースの柄出しの一方法として、柄糸に
よる厚地、薄地、大地の3種類の組み合わせにより柄を
現出させる方法がある。
よる厚地、薄地、大地の3種類の組み合わせにより柄を
現出させる方法がある。
即ち、ジャカードガイドバーに設置されたフランチンガ
イドに柄糸を通糸し、隣接の編みウエール間を往復させ
てなる2ゲージ挿入により薄地を形成し、又フランチン
ガイド間に落下してフランチンガイドを折曲させること
により作用するニードル本数を変えて柄制御を行なうド
ロッパー杆により、フランチンガイドのラッピングを更
に1ゲージ多く行なわせて厚地を形成させ、又lゲージ
減するようにして大地を形成するものであり、落F板等
の手段をつかった浮柄及び使用しない沈み柄がある。
イドに柄糸を通糸し、隣接の編みウエール間を往復させ
てなる2ゲージ挿入により薄地を形成し、又フランチン
ガイド間に落下してフランチンガイドを折曲させること
により作用するニードル本数を変えて柄制御を行なうド
ロッパー杆により、フランチンガイドのラッピングを更
に1ゲージ多く行なわせて厚地を形成させ、又lゲージ
減するようにして大地を形成するものであり、落F板等
の手段をつかった浮柄及び使用しない沈み柄がある。
しかしこの方法によれば柄糸は必らず鎖編に毎コース作
用することになるので、鎖編ウエール間に柄糸を挿入す
るかあるいは柄糸が鎖編に絡みついてなるかの組み合わ
せで表現され、柄糸の走行方向はほぼ鎖編ウエールに対
して直角に走行することになる。
用することになるので、鎖編ウエール間に柄糸を挿入す
るかあるいは柄糸が鎖編に絡みついてなるかの組み合わ
せで表現され、柄糸の走行方向はほぼ鎖編ウエールに対
して直角に走行することになる。
よって柄を表現する場合は柄の内部を埋めるための振り
糸としてしか使えなし・ので、ラッシェルレースにおけ
る輪郭糸の走行のような斜方向の動きはできなかったた
めに、柄によって輪郭のほしく・部分では柄糸を縁どり
して使用できなかった。
糸としてしか使えなし・ので、ラッシェルレースにおけ
る輪郭糸の走行のような斜方向の動きはできなかったた
めに、柄によって輪郭のほしく・部分では柄糸を縁どり
して使用できなかった。
本発明はこのような従来の欠点を解消して、柄糸の走行
が鎖糸等による編みウエールに対して斜方向にも可能に
なる編成方法を実現させたものである。
が鎖糸等による編みウエールに対して斜方向にも可能に
なる編成方法を実現させたものである。
次に本発明の編成方法を図示に従い詳しく行なう。
最初に柄糸を斜方向に走らせるための具体的な編成方法
について説明すると、第1図は本編成を行うためのジャ
カード経編機の編成要部のガイドバー配列図であり、ま
ず機械前方から1がグランドガイドバーであり、次にジ
ャカードガイドバー2が配列されてなり、これに複数の
フランチンガイド3が取り付けられている。
について説明すると、第1図は本編成を行うためのジャ
カード経編機の編成要部のガイドバー配列図であり、ま
ず機械前方から1がグランドガイドバーであり、次にジ
ャカードガイドバー2が配列されてなり、これに複数の
フランチンガイド3が取り付けられている。
又4はドロッパーバーであってドロッパー杆5がフラン
チンガイド3の間隙に落下可能に設置されている。
チンガイド3の間隙に落下可能に設置されている。
その背後に更にドロッパー杆6がドロッパーバー7に落
T’i’iT能に設置されており、このドロッパー杆6
により制御されるジャカードガイドバー8がその背後に
苛烈され、これにフランチンガイド9が複数個取り付け
られている。
T’i’iT能に設置されており、このドロッパー杆6
により制御されるジャカードガイドバー8がその背後に
苛烈され、これにフランチンガイド9が複数個取り付け
られている。
更に最後部にはグランドガイドバー1と共同して基布を
形成するためのグランドガイドバーio、1iが配備さ
れており、ニードル12にて編成を行なうものである。
形成するためのグランドガイドバーio、1iが配備さ
れており、ニードル12にて編成を行なうものである。
第2図はフランチンガイドバー2とドロンパーパー4の
ラッピング線図及びフランチンガイド3の柄糸13の具
体的な動きを示した編成のラッピング相互関係図である
。
ラッピング線図及びフランチンガイド3の柄糸13の具
体的な動きを示した編成のラッピング相互関係図である
。
A、Bは編成コースであって各コースは6等分され、6
個のチェーンの動きにてグランドガイドバー1及びドロ
ッパーバー4は制御されている。
個のチェーンの動きにてグランドガイドバー1及びドロ
ッパーバー4は制御されている。
このドロッパーバー4に具備されたドロッパー杆50作
用、不作用によりフランチンガイド3が折曲されるか、
或いはそのままの状態でニードル12に作用してラッピ
ングを行なうわけである。
用、不作用によりフランチンガイド3が折曲されるか、
或いはそのままの状態でニードル12に作用してラッピ
ングを行なうわけである。
第2図右部に示す13は柄糸であって、この場合はドロ
ッパー杆5は全コースにわたって不作用であり、鎖糸1
4に絡みつくように挿入される。
ッパー杆5は全コースにわたって不作用であり、鎖糸1
4に絡みつくように挿入される。
1ごはBコースの部分でドロッパー杆5が作用した場合
であり、柄糸1′gは1ゲ一ジ分ラッピングを行ない2
針間の挿入糸となる。
であり、柄糸1′gは1ゲ一ジ分ラッピングを行ない2
針間の挿入糸となる。
13′は全コースにてドロッパー杆5が作用することに
よって、柄糸1護溝接の鎖糸14に移行して】針量の挿
入糸となる。
よって、柄糸1護溝接の鎖糸14に移行して】針量の挿
入糸となる。
又13”’はAコースのみでドロッパー杆5を作用させ
たものであり、この場合柄糸13″′は鎖状には関与す
ることなく編みウエール間に遊離することになる。
たものであり、この場合柄糸13″′は鎖状には関与す
ることなく編みウエール間に遊離することになる。
以上のべてきた本編成方法の原理に基づき次に具体的な
柄の構成について説明すると、第3図はグランドガイド
バー1により形成された鎖糸14(直線で略示する)に
対し柄糸13により柄構成されたものであり、これは前
記したジャカードガイドバーを1枚つかったもので、フ
ランチンガイドバーの奇数列に通糸された柄糸13aは
鎖糸14からなる編つエールに絡まるコースと、2針間
挿入された部分とでポイント柄を構成し、これに対して
偶数列に通糸された柄糸13bがポイント柄を連結する
ために鎖糸14からなる編つエール間を斜方向に走行さ
せたものであり、即ち柄糸13を編みウエールに絡ませ
、続けて編つエールに関与させずに編みウエール間に遊
離させて次に隣接編みウエールに絡ませ、更に編みウエ
ールに復帰させるように編成するものである。
柄の構成について説明すると、第3図はグランドガイド
バー1により形成された鎖糸14(直線で略示する)に
対し柄糸13により柄構成されたものであり、これは前
記したジャカードガイドバーを1枚つかったもので、フ
ランチンガイドバーの奇数列に通糸された柄糸13aは
鎖糸14からなる編つエールに絡まるコースと、2針間
挿入された部分とでポイント柄を構成し、これに対して
偶数列に通糸された柄糸13bがポイント柄を連結する
ために鎖糸14からなる編つエール間を斜方向に走行さ
せたものであり、即ち柄糸13を編みウエールに絡ませ
、続けて編つエールに関与させずに編みウエール間に遊
離させて次に隣接編みウエールに絡ませ、更に編みウエ
ールに復帰させるように編成するものである。
この他に全ての柄糸を斜方向に走行させ、互いに交叉状
態にして線形柄も構成可能である。
態にして線形柄も構成可能である。
又第4図に示した柄分解図はジャカードガイドバー2枚
を使用したものであって、柄糸13′はフランチンガイ
ド9に通糸を行ない柄の内部を埋める編みウエール間の
振り糸を編成し、これに対し柄糸13″をフランチンガ
イド3に連続して通糸を行ない、振り糸に対して輪郭糸
として用い輪郭挿入部分のみ鎖糸14間を斜方向にそれ
ぞれ分担して走行させ縁どりを形成し、その他の部分は
鎖糸14に絡みついてなる。
を使用したものであって、柄糸13′はフランチンガイ
ド9に通糸を行ない柄の内部を埋める編みウエール間の
振り糸を編成し、これに対し柄糸13″をフランチンガ
イド3に連続して通糸を行ない、振り糸に対して輪郭糸
として用い輪郭挿入部分のみ鎖糸14間を斜方向にそれ
ぞれ分担して走行させ縁どりを形成し、その他の部分は
鎖糸14に絡みついてなる。
但し振り糸の端が連続しているときは、隔コース鎖糸1
4からなる編みウエールに絡ませその他の部分は浮かせ
る状態にしておく。
4からなる編みウエールに絡ませその他の部分は浮かせ
る状態にしておく。
即ち柄糸13″を編みウエールに絡ませ、続けて編みウ
エールに関与させずに編みウエール間に遊離させ再び編
みウエールに絡ませるように編成するものである。
エールに関与させずに編みウエール間に遊離させ再び編
みウエールに絡ませるように編成するものである。
以上のように本発明の編成方法によれば、ジャカードの
柄糸を編みウエールより任意のコース間連続して遊離さ
せることができるために、複数コースずれた状態で柄糸
の斜方向走行が可能となり、柄糸同士の交叉が行なえる
ために線形柄の構成が可能となるほか、ダブルジャカー
ドガイドゝ゛バーを使用することにより振り柄に対する
輪郭糸として編成可能となり、従来のジャカードレース
地にない斬新かつ明瞭な柄を現出できるなどの画期的な
柄効果を得ることができるものである。
柄糸を編みウエールより任意のコース間連続して遊離さ
せることができるために、複数コースずれた状態で柄糸
の斜方向走行が可能となり、柄糸同士の交叉が行なえる
ために線形柄の構成が可能となるほか、ダブルジャカー
ドガイドゝ゛バーを使用することにより振り柄に対する
輪郭糸として編成可能となり、従来のジャカードレース
地にない斬新かつ明瞭な柄を現出できるなどの画期的な
柄効果を得ることができるものである。
第1図は本発明の編成を行なうためのジャカード経編機
の編成要部のガイドバー配列図であり、第2図は第1図
におけるフランチンガイドとドロッパー杆のラッピング
相互関係図であり、第3図は本発明の編成方法により柄
構成した分解図の一例であり、第4図は本発明の編成方
法により柄構成した別の分解図の例である。 図中、1・・・・・・グランドガイドバー、2,8・・
・・・・ジャカードガイドバー、3,9・−・・・・フ
ランチンガイド、13,13’、13!/、13”’・
・・・・・柄糸、14・・・・・・銀糸である。
の編成要部のガイドバー配列図であり、第2図は第1図
におけるフランチンガイドとドロッパー杆のラッピング
相互関係図であり、第3図は本発明の編成方法により柄
構成した分解図の一例であり、第4図は本発明の編成方
法により柄構成した別の分解図の例である。 図中、1・・・・・・グランドガイドバー、2,8・・
・・・・ジャカードガイドバー、3,9・−・・・・フ
ランチンガイド、13,13’、13!/、13”’・
・・・・・柄糸、14・・・・・・銀糸である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ドロツバ−バーのラッピング及びドロッパー杆の作
用、不作用により制御されるフランチンガイドに通糸し
た柄糸な編みウエール間に遊離した部分と、編みウエー
ルに絡みつ(・た部分との組み合わせにより柄構成する
ことを特徴とするジャカードレースの編成方法。 2 柄糸な編みウエールに絡ませ、続けて編みウエール
に関与させずに編みウエール間に遊離させて次に隣接組
ウエールに絡ませ、更に編みウエール間に遊離させて後
、元の編みウエールに復帰させてなるように編成する特
許請求の範囲第1項記載のジャカードレースの編成方法
。 3 柄糸を編みウエールに絡ませ、続けて編みつエール
に関与させずに編みウエール間に遊離させ再び編みウエ
ールに絡ませてなるように編成する特許請求の範囲第1
項記載のジャカードレースの編成方法。 4 柄糸を編みウエール間の振り糸に対して輪郭糸とし
て用い、編みウエール間で各フランチンに通糸された柄
糸をそれぞれ分担して縁どりを形成するように編成する
特許請求の範囲第1項記載のジャカードレースの編成方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51064254A JPS5822577B2 (ja) | 1976-06-02 | 1976-06-02 | ジヤカ−ドレ−スの編成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51064254A JPS5822577B2 (ja) | 1976-06-02 | 1976-06-02 | ジヤカ−ドレ−スの編成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52148255A JPS52148255A (en) | 1977-12-09 |
JPS5822577B2 true JPS5822577B2 (ja) | 1983-05-10 |
Family
ID=13252842
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51064254A Expired JPS5822577B2 (ja) | 1976-06-02 | 1976-06-02 | ジヤカ−ドレ−スの編成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5822577B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS626583U (ja) * | 1985-06-26 | 1987-01-16 |
-
1976
- 1976-06-02 JP JP51064254A patent/JPS5822577B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS626583U (ja) * | 1985-06-26 | 1987-01-16 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52148255A (en) | 1977-12-09 |
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