JPS607716B2 - 電着塗装方法 - Google Patents

電着塗装方法

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JPS607716B2
JPS607716B2 JP8427378A JP8427378A JPS607716B2 JP S607716 B2 JPS607716 B2 JP S607716B2 JP 8427378 A JP8427378 A JP 8427378A JP 8427378 A JP8427378 A JP 8427378A JP S607716 B2 JPS607716 B2 JP S607716B2
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JP
Japan
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coating
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paint
electrodeposition
weight
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JP8427378A
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JPS5511175A (en
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紳嗣朗 丸橋
薫 筒井
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Kansai Paint Co Ltd
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Kansai Paint Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、被塗物に電着塗料を2回塗り重ねる方法であ
って、詳しくは、まず1層目‘こ高防食の電着塗膜を形
成し禾硬化のままで、かつ、さらに霞着塗装を行なって
も電着塗料が塗装されうる状態でもつて2層目の露着塗
膜を形成し防食性とくに耐糸さび性、耐チツピング性に
すぐれた複層塗膜を形成させる鰭着塗装方法に関するも
のである。
電着塗膜の防食性を向上させる方法として、粉体塗装−
露着塗装の組合せ、雷着塗装を2回組合せる方式等が提
案されいるが、これらは1回目の塗装における未塗装部
分を2回目の露着塗装により選択的に露着塗装するもの
である。
しかし、この場合においても従釆の露着塗料のように上
塗塗面の平滑性に与える影響および電着浴中の浴安定性
を維持するために樹脂分10の重量部に対し防錆顔料を
除く顔料20〜3の重量部、防錆顔料1〜2重量部程度
しか配合できないものを用いる場合は防食性とくに耐糸
さび性の向上が余りすぐれていなし・等の問題が生じて
いる。そこで、本発明者等は、高防食性の配合組成にし
た亀着塗料中でまず1層目の電着塗装を行ない、次いで
電着塗膜が禾硬化のままで通常の顔料濃度の低い電着塗
料を用いて2層目の亀着塗装を行なうことで防食性にす
ぐれかつ上塗塗面への平滑性にも支障がない蟹着塗腰層
を形成しうろことを見し、出した。
即ち、本発明は、導電性粉末を含有し、かつ樹脂分10
山室量部に対し50〜20の重量部の防錆顔料を除く顔
料、5〜2の重量部の防錆顔料を配合し2ぴ0・20V
で1×1ぴ〜1×1び30.伽の範囲の体積固有電気抵
抗値を有する塗膜を形成しうる竜着塗料を被塗物の1層
目に電着塗装した後、未硬化のままで、さらに霞着塗料
を2層目に露着塗装することを特徴とする露着塗装方法
に関するものである。本発明では、1層目の電着塗料か
ら得られる露着塗膜の体積固有電気抵抗値が20℃・2
0Vで1×1び〜1×1び30.伽の範囲にすることを
必須とするが、それには導電性粉末を含有する。
導電性粉末としては、導電怪力ーボンが良く、グラフア
イトを始めとしてアセチレンブラック、オイルファーネ
ス型カーボン等が用いられるが、その他の種類の導電性
カーボンでも何等差支えない。導電性カーボンの粒度に
関しては、通の顔料濃度の低い電着塗料に用いられる粒
度の範囲であればよく、また、霜着塗料中における導電
性カーボンの分散性を改善するため界面活性剤の使用も
可能である。ここでいう、体積固有電気抵抗値は、AS
TM−D−257一61に準じ20つ○、20Vで標準
暁付条件で硬化させた膜厚約25仏の蟹着塗膜について
測定した値である。上記範囲の体積固有電気抵抗値を得
るさめの、導電性粉末の配合量は、アセチレンブラック
、グラフアィト及びカーボンブラックを例にとると、霞
着塗料中の樹脂分10の重量部に対して4〜40重量部
が適当である。
これは、通常着色を目的として電着塗料中に添加される
ようりも遥かに大きいものであり、かかる顔料の添加と
はその目的ならびにその配合量において本質的に相違す
るものである。また、上言己の電着塗料には、亀着塗膜
の防食性を大中に向上せしめるために電着塗料中の樹脂
分10の重量部に対し50〜20の重量部の防錆顔料を
除く顔料、5〜2の重量部の防錆顔料を加えることを必
須とする。
このような顔料とは、雷着塗料に通常配合される着色顔
料、防錆顔料、体質顔料等を包含するものであって「若
干の例を挙げれば、弁柄、酸化チタン等の着色顔料、炭
酸カルシウム、バリタ等の体質顔料があげられ、防錆顔
料としてはジンククロメート、ストロンチウムクロメー
タ等が挙げられる。このように顔料濃度の高い露着塗料
であるのでその霞着塗膜の防食性は従来の通常の顔料濃
度の低い霞着塗料に比し格段にすぐれ、顔料濃度の高い
溶剤型下塗塗料や粉末塗料とかわらない性能を示す。
なお、上記の電着塗料としては、カチオン型電着塗料お
よびアニオン型電着塗料のいずれにも用いることがきる
上述のように、1層目‘こ供する雷着塗料は、耐糸さび
性、耐チツピング性等の防食性に特にすぐれるものであ
り、かつ導電性粉末を含有せしめて雷着塗膜の体積固有
電気抵抗値を通常の露着塗膜の値よりも低く規制するこ
とで、電着塗膜の形成を阻害しない範囲で、2層目の雷
着塗装が行なえるようにしたものであり、乾燥膜厚とし
ては5〜10ム程度の薄膜を形成せしめるのが良い。
これは、通常の霞着膜厚位つけるとと塗面の不均一が箸
るしくなりすぎ、末硬化のままで、さらに通常の顔料濃
度の低い亀着塗料を用いて3層目の電着塗装しても実用
上支障のない仕上り塗腹を得ることが困難であるためで
ある。1層目の露着塗料を、通常の電着条件で被塗物に
電着塗装し、これを水洗した後末硬化のままの塗膜上に
、さらに1層目に用いた電着塗料と同じ種類のアニオン
型あるいはカチオン型のものを用い通常の軍着条件で2
層目に電着塗装する。
この場合2層目の露着塗料は、通常の霞着塗料の塗料配
合組成と同じものを用いる。例をあげれば、1層目の電
着塗料において、導電性粉末を除いた顔料濃度の低い通
常の露着塗料である。1層目の電着塗腰が比較的薄膜で
かつ体積固有電気抵抗値が特定の範囲にあるので通常の
電着条件で2層目の蚤着塗装を行ない10〜30仏の亀
着塗腰が形成でき、塗膜の均一性及び平滑性さらにつき
まわり性の点でいずれも実用上問題がない。
本方法は、2コード2べーク方式ではなく2コート1べ
ーク方式であるため電着塗膜層間の防錆力不足は生ぜず
、榎層電着塗膜により総合的に防食性を大中に向上させ
ることができる。
本発明によ電着塗装を行なった後、必要に応じ中塗塗料
、上塗塗料を適宜塗り重ねることができる。
本発明に係る電着塗装方法によれば、防食性(殊に耐糸
さび性、耐チッピング性)を著しく向上せしめるため、
自動車、家庭電器等の工業塗装分野で広く応用すること
ができる。
以下、本発明を実施例および比較例を挙げて説明する。
なお、%、部はそれぞれ重量%、重量部を示す。実施例
1 樹脂塩基価80のェポキシ系ポリアミノ樹脂(関西ペイ
ント会社製、ェレクロンNo.9000ベースレジン相
等品)をエチレングリコ−ルモノェチルェーテル及びS
ec−ブタノールの混合物に溶解し、酢酸により中和当
量0.7で水溶化したワニスの固形分10碇部‘こ対し
、弁柄10戊部、ストロンチウムクロメート1碇都、ジ
ークラィト5部、導電性カーボンペースト※6の郡を配
合し、ベブルミルで4親時間均一に分散しカチオン型電
着塗料(1)を得た。
この塗料に脱イオン水を加え、固形分を14%に調整し
、被塗物であるリン酸亜鉛処理鋼板(約150×90×
0.8側、日本パーカライジング会社製ボンテラィト#
37処理鋼板)を陰極とし、欲温30℃、電圧150V
で49砂間通電し露着塗装を行なった。このものを取り
出し、シャワー状の水洗を美施し、未硬化のままで、上
述の樹脂を用いたワニスの固形分10礎部‘こ弁柄20
部、タルク5部を配合し、ベブルミルで2独時間分散し
たカチオン型電着塗料m)を固形分12%に調整した露
着浴中で格溢30oo、電圧160Vで8分間通電し露
着塗装を行なった。塗装板を直ちに水道水でシャワー状
に水洗し、ついで180ooで30分間焼付けて試験片
を作成した。試験片の膜厚と防食性、塗面状態等を表1
に示す。※カーボンペーストの配合組成 アミノェポキシ樹脂バインダー 14$部(特開
昭49−48731号の実施例1のバインダー)鱗片状
黒鉛 10礎都(中越黒鉛
会社製グラフアィト)氷酢酸
6.2エチルグリコール
200449.2上記の配合をべプルミルで4餌時間
分散して導電性カーボンペーストを作成した。
なお、試験結果から、2回の亀着塗装を行なうことで塗
面の平滑性も実用性に支障がなく防食性にすぐれたもの
を得ることができた。
なお、1回の雷着塗装で比較のため暁付けたものはやは
り塗面状態は不良であった。但し、膜厚は5〜8仏程度
しか霞着塗装されていない。実施例 2 樹脂酸価100のポリブタジェン(関西ペイント会社製
、ヱレクロンNo.6500ベースレジン相等品)をト
リェチルアミン0.55当量中和のワニスの樹脂分10
庇都‘こ対し、チタン白2$都、バリタ5$部、スト。
ンチウムクロメータ1庇都、カーボンブラック5部を添
加し、ボールミルで2岬時間分散し、アニオン型電着塗
料(1)を得た。この塗料に脱イオン水を加え固形分を
15%に調整し、リン酸亜鉛処理鋼板(約150×90
×0.8側、日本パーカーラィジング会社製ポンデラィ
ト#9114処理鋼板)を陽極とし、格温30qo、電
圧150Vで、39秒間通電し軍着塗装を行なった。
このものを取り出し、シャワー状の水洗を実施し、未硬
化のま)で、上述の樹脂ワニス100部に対し、チタン
白2礎部、バリタ15部、ストロンチウムクロメート0
.3部、カーボン0.5部を加えポールミルで2脚持間
分散したアニオン型電着塗だ山D)を固形分12%に調
整した露着浴中で浴温30℃、電圧200Vで2分間通
電し露着塗装を行なった。塗装板を直ちに水道水でシャ
ワー状に水洗し、ついで18000で3び分間燐付けて
、試験片を作成した。試験片の膜厚と防食性、塗面状態
等を表1に示す。比較例実施例1においてカチオン型電
着塗半枇O)を固形分12℃に調整した竜着浴中で俗温
30℃、電圧160Vで3分間通電し亀着塗装のみを行
なったものを比較例とした。
その結果は表1に示す。表1注1)糸さび抵抗性 ASTM−D2803−69T糸さび試験に準拠する。
注2)耐塩水噴霧性JISZ2371塩水噴霧試験Kよ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 導電性粉末を含有し、かつ樹脂分100重量部に対
    し50〜200重量部の防錆顔料を除く顔料、5〜20
    重量部の防錆顔料を配合し20℃・20Vで1×10^
    7〜1×10^1^3Ω.cmの範囲の体積固有電気抵
    抗値を有する塗膜を形成しうる電着塗料を被塗物の1層
    目に電着塗装した後、未硬化のままで、さらに電着塗料
    を2層目に電着塗装することを特徴とする電着塗装方法
JP8427378A 1978-07-11 1978-07-11 電着塗装方法 Expired JPS607716B2 (ja)

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DE69222269T2 (de) * 1991-12-04 1998-02-12 Canon Kk Führungsglied und Gerät, das dieses verwendet
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