JPS6076428A - 運転状態警告装置 - Google Patents

運転状態警告装置

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JPS6076428A
JPS6076428A JP18330883A JP18330883A JPS6076428A JP S6076428 A JPS6076428 A JP S6076428A JP 18330883 A JP18330883 A JP 18330883A JP 18330883 A JP18330883 A JP 18330883A JP S6076428 A JPS6076428 A JP S6076428A
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JP
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signal
warning
frequency
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radio waves
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JP18330883A
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English (en)
Inventor
Takeshi Ikeyama
健 池山
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SHIN SANGYO KK
Aisin Corp
Original Assignee
SHIN SANGYO KK
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60QARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
    • B60Q1/00Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
    • B60Q1/26Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to indicate the vehicle, or parts thereof, or to give signals, to other traffic
    • B60Q1/50Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to indicate the vehicle, or parts thereof, or to give signals, to other traffic for indicating other intentions or conditions, e.g. request for waiting or overtaking
    • B60Q1/52Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to indicate the vehicle, or parts thereof, or to give signals, to other traffic for indicating other intentions or conditions, e.g. request for waiting or overtaking for indicating emergencies

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、車輌等において運転者のいねむり運転等の異
常に対し警告を発する運転状態警告装置に関し、特に他
の車輌等に対しても異常を知らせる運転状態警告装置に
関する。
[従来技術] 運転者の疲労によるいねむり運転によって生ずる事故は
非常に多い。そこで、運転者の心拍、皮膚抵抗等が人の
状態、特に通常時と睡眠時とで大きく変化することを利
用して、運転者がいわむり運転をしているかどうかを検
知し、もしいねむり運転をしていれば警報を発するよう
にすることが提案されている。
このようにすると、運転者がいねむりを始めたとたんに
警報が発せられ、短時間で運転者は正常な運転状態に戻
ることができる。しかしながら、この場合でもいねむり
運転を始めてから正常な運転に戻るまでの比較的短い時
間の間に、蛇行したりカーブで直進したりして車輌がセ
ンターライン等をオーバすることが起こりうる。そのよ
うな状態で対向車等があると、正面衝突等の大きな事故
を生ずる危険が大きい。
この種の装置で異常時に車輌後部のハザードランプを点
灯して後続の車輌に危険を知らせるようにしたものがあ
るが、これにおいても側方や前方の車輌は異常を知るこ
とができないし、仮に前方にも特別な警告用ランプを設
けたとしても、カーブでは光が届かないので対向車は警
告を知ることができない。
[目的] 本発明は、運転者の体調を検知して、いねむり等の危険
があれば、警報を発するとともに当該車輌の近傍に存在
する全ての車輌の運転者に危険を知らせることを目的と
する。
[構成] 上記目的を達成するため、本発明においては危険を検知
すると警告信号を電波として発信し、周囲の車輌に備え
た無線受信器に警告信号を送る。
電波であれば、特別な指向性を持たせない限り、1つの
発信器で前後左右いずれの方向にも信号が伝わるし、カ
ーブのような見通し範囲外でも反射。
回折により信号は届く。
本発明の1つの好ましい態様においては、信号発信装置
が出力する電波の周波数を所定範囲内で走査させる。こ
れによれば、走査周波数範囲をカーラジオの受信可能周
波数に設定することにより、カーラジオを警報受信器と
して代用しうるので特別な受信装置を設ける必要がない
。つまり、カーラジオで所定の放送を受信している場合
に、走査周波数がカーラジオの受信周波数と一致したと
きに警報信号が放送の信号に重畳して受信されることに
なる。警報信号に特徴をもたせることにより放送と警報
信号とを識別しうる。
また本発明の1つの好ましい態様においては、警報信号
を受信するための専用受信器を設ける。これによれば、
受信電波が微弱な場合でも警報信号=3− を受信して確実に識別できる(つまり、遠くから警報を
キャッチできる)し、警報電波受信時の警告動作を任意
に変更できる。
[実施例] 以下、図面に参照して本発明の一実施例を説明する。
第1図に、本発明の車上心拍計を備えた車輌の運転席近
傍を示す。第1図を参照して説明する。
ステアリングホイール4の中央部には、心拍測定結果の
表示を指示する表示スイッチSWt、警報出力をキャン
セルするキャンセルスイッチSW2゜心拍に応じた表示
を行なう発光ダイオードLED等が備わっている。ステ
アリングホイール4の左方に2つのブラウン管表示装[
CRTlおよびCRT2が備わっている。ドライバ1が
指に装着しているのが心拍検出器2であり、これと心拍
計本体とを接続するコード3は、長さに少し余裕を持た
せて、ドライバ1の腕に沿わせるように配置しである。
このコード3は、ドライバ1の服にクリップ5で固定し
である。
4− 第2a図、第2b図および第2c図に、心拍検出器2の
構成を示す。この心拍検出器2は、プラスチック製の基
板2a、ゴム2b、保持用綿テープ2c、発光ダイオー
ドLD、フォトトランジスタPTおよびコード2dでな
っている。綿テープ2cの一端が基板2aに固着されて
おり、第2b図に示すように指の爪la側に基板2aを
乗せ、綿テープ2cを指に巻いてその他端を一端と係合
して固定するようになっている。ゴム2bは、センサが
外からの光を透過しないように、また爪からの不要な散
乱光の影響を受けないように、黒色のものを使用してい
る。
基板2aおよびゴム2bは爪1aの形状に合わせた曲面
に形成しである。爪1aと、ゴム2b、発光ダイオード
LDおよびフォトトランジスタPTとが密着するように
、発光ダイオードLDおよびフォトトランジスタPTは
、ゴム2bに埋め込んで、ゴム2bの表面と発光ダイオ
ードLDおよびフォトトランジスタPTの先端とが一致
するようにしである。またLDおよびPTの光軸が、爪
1aと垂直になるようにL DおよびPTを配置しであ
る。
人の指は比較的柔かいので、指で物(たとえばステアリ
ングホイール)を握る場合には握る部分の形状が変化す
る。したがって、血液による光の反射を検知する心拍検
出では指に力が加わったりすると、血管とセンサとの位
置がずれて検出出力に誤りを生ずる。しかしながら第2
c図に示すように、爪側にセンサ部分を付加する場合、
一般に人の指の爪側には大きな力は加わらないし、しか
も爪は比較的硬いので、ゴム2bと爪1aとが密着して
いれば、よほどのことがない限り検出の誤りは生じない
第3a図および第3b図に、運転状態警告装置の概略構
成を示す。まず第3a図を参照すると、この実施例では
制御装置としてマイクロコンピュータCPUを用いてい
る。表示スイッチSWIおよびキャンセルスイッチSW
2は、インバータ等を介してCPUの入力ポートに接続
しである。八〇Cは、4つの入力チャンネルを有するア
ナログ/デジタル変換器であり、各々の入力チャンネル
1.2.3および4には、それぞれ可変抵抗器VR1t
 V R,2+心拍検出回路、および車速検出回路が接
続されている。VRIは、後述する心拍周期の変動量(
分散)の基準値を設定するものであり、VR2は、心拍
数の基準値を設定するものである。
警報出力用のブザーBZおよび音声合成装置VGUは、
CPUの出力ボートに接続しである。SPはスピーカで
ある。ブラウン管表示装置CRT 1およびCRTの表
示制御を行なうビデオメモリ、VRAM]およびVRA
M2が、それぞれマイクロコンピュータCPUと接続さ
れている。
前記心拍検出器2の発光ダイオードLDには、1.5K
l(zの信号を出力する発振回路08C1が接続されて
いる。フォトトランジスタPTの出力は、増幅回路AM
PI、フィルタFLIおよび検波回路DTIを介して、
アナログ/デジタル変換器ADCの入力チャンネル3に
接続されている。フィルタFLIは1.5KHz以上の
信号成分を除去する=7− ローパスフィルタである。表示用の発光ダイオードLE
Dは、増幅器AMP2を介して検波器DT1の出力端に
接続されている。車速検出回路は、車輌のスピードメー
タケーブルに接続された回転する永久磁石とそれに近接
配置されたリードスイッチでなる車速センサSEVとそ
の出力端に接続したF/V (周波数/電圧)変換器F
VIでなっている。
第3b図に示す回路はいねむり運転時の警報信号を電波
として出力するための回路である。第3b図を参照する
と、この回路にはD/A (デジタル/アナログ)変換
器DAI、V/F (電圧/周波数)変換器VFI、増
幅器AMPI、変調回路MOD、可変ゲイン増幅器PG
A、高周波電力増幅器RFA、警報信号発生器WSG、
増幅器AMP4等でなっている。
D/A変換器DAIには、CPUから周波数設定信号(
デジタル信号)が印加される。この実施例では、ラジオ
の中波放送の周波数範囲すなわち約540〜1600K
Hzの範囲の電波を発射でき8− るように、D/A変換器DAIに最小値を印加するとき
540 K Hz、最大値を印加するとき1600KH
zの高周波信号を、それぞれV/F変換器VFIが出力
する。つまり、V/F変換器VF1の出力端に搬送波信
号が得られる。この搬送波信号は緩衝器として動作する
増幅器AMP3を介して変調回路MODに印加される。
この例では、警報信萼発生器WSGは方形波信号を出力
する発振回路08C4とホワイトノイズを発生するノイ
ズ発生9NSGとでなっている。つまり、送信電波の周
波数を走査するので実際にカーラジオで警報が受信され
る時間が短く、しかもこれが放送の信号に重畳して現わ
れるので、これと警報とが識別し易いように、高調波を
多く含む方形波と様々な周波数の信号を含むホワイトノ
イズとを重畳した信号を警報信号とした。方形波信号と
ホワイトノイズは、低周波増幅器AMP4で加算され、
増幅されて変調回路MODに印加される。変調回路MO
Dでは、この警報信号によって搬送波が振幅変調を受け
、この変調された信号が可変ゲイン増幅器PGAに印加
される。
可変ゲイン増幅器PGAは、増幅度が外部からのデジタ
ル信号によって設定できる高周波増幅器である。ここで
は、増幅度を設定するデジタル信号をマイクロコンピュ
ータCPUが供給する。可変ゲイン増幅@PGAの出力
信号(変調波)は、高周波電力増幅器RFAで増幅され
、送信アンテナTANから電波として放射される。高周
波電力増幅器RFAの電源供給端子と装置の電源ライン
Vbとの間には、リレーRL2を介挿しである。リレー
RL2を駆動するリレードライバDV2の制御入力端子
には、CPUから警報0N10FF信号が印加される。
リレーRL2がオンすると電力増幅器RFAに電力が供
給されて電波(すなわち警報信号)が発射され、RL2
がオフすると電波は停止する。
なお、第3a図に示すイグニッシゴンキースイッチIG
Sと図示しないイグニッションコイルとの間にはメイン
リレーR,L1を介挿しである。したがって、リレーR
LIがオフの間はエンジンは始動しない。
第3c図に、第2a図のビデオメモリVRAM1の構成
を示す。なおビデオメモリVRAM2もVRAMI、と
同様の構成になっている。第3c図を参照して説明する
。メモリRAMには、ブラウン管上に表示する各々の画
素に対応する、明/暗データが格納される。メモリRA
Mのアドレスラインは、マルチプレクサMXに接続して
あり、MXの入力A、Bに印加されるアドレスカウンタ
COのカウント値、CPUの出力アドレスのいずれかに
応じたメモリアドレスが選択される。
この選択は、マイクロコンピュータCPUが行ない、メ
モリRAMにデータを書き込む場合あるいはRAMから
データを読み出す場合には、MXの入力Bを指定して、
CPUがアドレスを指定する。
それ以外のときには、メモリRAMのアドレスは、アド
レスカウンタCOのカウント値で指定される。
アドレスカウンタCOは、発振器08C3からの、画素
数に対応するパルス信号により、常時カウントを行なっ
ている。また、アドレスカウンタCO11− の出力端には同期信号発生回路100が接続されており
、この回路がC○のカウント値に応じて、所定タイミン
グで垂直同期信号および水平同期信号を発生する。
メモリRAMの複数ビットでなるデータラインには、シ
フトレジスタSRが接続されており、SRのシリアル出
力端は信号合成回路110に接続されている。またこの
データラインには、双方向バッファBF2を介してCP
Uのデータラインが接続されている。
ブラウン管上の所定画素を明るく表示する場合、その画
素に対応するRAMアドレスに、所定ビットをII I
 IIにしたデータをCPUから書き込む。この場合、
マルチプレクサMXのB入力を指定し、双方向バッファ
BF2のCPU側を入力に、RAM側を出力に指定し、
CPUのアドレスラインおよびデータラインに所定のデ
ータをセットして、メモリRAMに書き込み指定信号を
印加する。これが終了した後、次の書き込みを行なうま
では、MXを入力Aに指定し、双方向バッファBP2の
一12= RAM側はハイインピーダンスに設定する。
この状態で、所定タイミング毎に同期信号が生成される
とともに、それに合わせてRAMのアドレスが順次選択
される。表示データを書き込んである所定アドレスが指
定されると、シフトレジスタSRに画素データを含む複
数ビットのデータがセットされ、画素位置に対応する所
定クロック分だけ遅れて、所定画素の「明」を示すデー
タが信号合成回路110に印加される。このようにして
1表示画面上の全画素のデータに対応するシリアルデー
タが連続的に出力され、この像データと同期信号とが1
10で合成されてコンポジット信号となり、これがブラ
ウン管表示装置(モニタテレビ)に印加される。
第4a図および第4b図に、第3a図に示すマイクロコ
ンピュータCPUの概略動作を示す。第4a図に示すの
がメインルーチンであり、第4b図に示すタイマ割込は
CPUの内部タイマによって発生する定期割込に対する
処理である。
まず第4a図を参照して説明する。イグニッシゴンキー
スイッチIGSがオンして装置の電源がオンすると、ま
ず出力ボート・、メモリ等を初期状態に設定する。次い
でA/D変換器ADCのチャンネル3の信号を監視し、
所定の変化があるかどうか、すなわち心拍検出器2がド
ライバの指等に装着されたかどうかをチェックする。こ
の例では。
心拍検出器2が装着されないとメインリレーRLlをオ
フにしてイグニッシゴンコイルの通電を禁止し、運転で
きないようにしている。心拍検出器2が装着されたらメ
インリレーRLIをオンして運転可とする。
次にA/D変換器ADCの入力チャンネル1および2の
レベルを読み取って、設定された心拍参照値および分散
参照値をそれぞれメモリMHおよびVHに格納する。
次の第1表に、一般的な心拍数の平均値1/Lおよび心
拍周期のばらつきΔLと、人の肉体および精神の状態と
の関係の概略を示す。
第 1 表 一般に、車輌を運転する場合には、肉体的にはリラック
スしており、精神的には緊張状態にある。
ところが、疲労等のために居眠運転をする場合には、精
神的な緊張状態がなくなり、心拍は睡眠時の状態になる
。つまり、第1表を参照すると、車輌を運転しながら居
眠を始める場合には、心拍周期のばらつきが急激に大き
くなる。
そこで実施例では、心拍数の参照値MHおよび心拍周期
ばらつきの参照値VHを設定して、心拍数が参照値MH
よりも小さく、しかも心拍周期のばらつきが参照値VH
よりも大きくなる場合に、いねむり状態と判別して警報
を発する。いねむり状態を検出すると、まず音声合成装
置VGUに所定=15− の警告音声の発生を指示し、次いで周囲の車輌に危険を
報知する電波発信の処理を行なう。
ドライバがいねむり運転をした場合の危険な領域すなわ
ち当該車輌からの距離範囲は、その車輌の車速に応じて
変化するので、この例では車速に応じて警告電波の出力
電力を設定している。つまり、車速センサSEVの出力
する信号の周波数をF/V変換器FVIで電圧に変換し
、それをA/D変換器ADCでデジタル量として読取り
、その読取った値に応じて警報出力電力設定信号を出力
する。
これによって可変ゲイン増幅器PGAの増幅度が変化し
、電波の強度が設定される。車輌が低速で走行する場合
には出力される警報電波は比較的近くの車輌までしか届
かないが、高速走行時には遠くの車輌でも警報をキャッ
チできるように強い電波が出力される。
発信する電波の周波数はまず540 K Hzに初期設
定される。そして比較的短い時間の間に微小ステップず
つ(例えば3KHz毎)更新され、上限値すなわち16
00KHzになると再度周波数を16− 初期値540KHzに戻してこの動作を繰り返す。
したがって、発信する電波は540KHz〜1600K
Hzの間で実質上連続的に変化するから、その近傍に位
置する車輌がどの周波数でカーラジオを受信している場
合でも、警報電波がそれに受信される。この場合、警報
電波は放送電波に重畳して受信されることになるが、危
険な領域に存在する車輌では、十分な電界強度で警報電
波が受信されるし、警報信号は様々な周波数成分を含む
特徴のある信号であるから、この警報を受信した場合に
は直ちにこれを近傍の車輌からの警告であると識別しう
る。
いねむりをしたドライバがそれに気づいてキャンセルス
イッチSW2を操作すると、ステップS19に進んで自
軍の警報音声出力を停止するとともに、警報電波の出力
を停止する。
次に、心拍周期のばらつきすなわち分散と、心拍数との
検出動作について説明する。この例ではタイマ割込は2
m5ec毎おきに発生する。タイマ割込が発生すると、
ますカウンタNの内容を+1する。次いでA/D変換器
ADCでチャンネル3の心拍信号をサンプリングし、信
号のピークかどうかを判別する。この判別は、前回サン
プリングしたデータをレジスタR2に格納しておき、そ
れを今回サンプリングしたデータ(レジスタR1の内容
)と比較する。
旧データ〉新データであれば、信号の傾きが負であるか
ら、それをピークと判別しうる。但し実際には、心拍信
号の中で最も大きな変化を示すR波を検出してからこの
判別を行なう。心拍信号の傾きが所定以上になったら、
すなわち新データー旧データ〉所定値となる状態が所定
回数継続したら、R波の到来と判定しうる。
タイマ割込では、ピークでなければステップS35で今
回のサンプリングデータをレジスタR1に格納してピー
クでないことを所定のフラグにセットしてメインルーチ
ンに戻り、ピークを検出したら、カウンタNの値をレジ
スタMlに格納し、Nの値をクリアし、ピークを検出し
たことを所定のフラグにセットしてメインルーチンに戻
る。したかって、レジスタNは心拍信号のピークでクリ
アされて割込がかかる毎にカウントアツプするので、ピ
ークを検出した時点では前回のピークがら今回のピーク
までの時間すなわち心拍の1周期に対応するデータが格
納されている。ピークを検出する毎に、この周期データ
が、ステップS33でレジスタM1に格納される。
メインルーチンでは、ステップS7で所定のフラグをチ
ェックして、ピークを検出したがどうかを監視する。ピ
ークを検出したら、心拍数および心拍の分散を演算し、
その結果をそれぞれ参照値MHおよびVHと比較する。
分散を演算するには多数のデータを必要とするので、こ
の例では過去32回分の心拍周期データをレジスタMn
(Ml。
M2.M3・・・M m )に格納しておき、これらの
データを読んで分散値を演算する。
すなわち、測定を開始してから32回ピークを検出する
と、ステップS22を31回実行しているのでレジスタ
M1には最新のデータそして各レジスタM2〜Mmには
過去31回分のデータが残っ=19− ていることになる。したがって、レジスタMnの内容を
見れば、最新の32回分のサンプリングデータが得られ
る。
レジスタMnの内容をSとすると、分散値は次式により
めることができる。
分散値=82の平均値−(Sの平均値)2分散値は、ス
テップS21で演算し、結果はレジスタVに格納される
心拍数は、32個の周期データをステップ820で平均
して、その平均周期データの逆数をめることで得ている
。心拍数のデータはレジスタMxに格納される。
次にもう1つの実施例を説明する。第5a図に示す電気
回路は、第3b図に示す回路と同様な警報電波を発信す
るためのものである。この実施例の電気回路本体は、第
3a図に示す回路の周波数設定信号を省略したものと同
一である。つまり、この実施例では警報電波の周波数を
固定して専用の受信器で警報を受信するようになってい
る。受信器の構成は第5b図に示す。
20− 第5a図および第5b図を参照して説明する。警報信号
発生器WSGは、この例では2つの正弦波発振器08C
Bおよび08CCの信号を合成(重畳)して生成してい
る。OS C,Bの発振周波数F1は5(lOHz、0
5CCの発振周波数F2は750 Hzにしである。受
信器は、通常の受信器と同様に受信アンテナRAM、高
周波増幅器AMP11、局部発振器08CD2周波数変
換器CNV。
中間周波増幅器AMP12.検波器DET、低周波増幅
器PA、スピーカSP等を備えている。検波器DETの
出力端には、警報信号を識別するためのバンドパスフィ
ルタBPFIおよびBPF2が接続しである。゛ BPFIは発信器側の発振回路08CBが出力する周波
数Fl(500Hz)のみを通過させBPF2はosc
cが出力する周波数F2 (750H2)のみを通過さ
せる。これらのフィルタBPFlおよびBPF2の出力
端には、それぞれアナログ比較器CPIおよびCF2が
接続してあり、それらの出力端がアンドゲートANIの
入力端に接続しである。
したがって、警報電波を受信してフィルタBPF1およ
びBPF2の出力端に所定レベルが現われるとアンドゲ
ートANIの出力端が高レベルHに設定される。ANI
の出力端がHになると、アンドゲートAN2が開いて低
周波発振器08CEからの発声指示信号が音声合成装置
VGUに印加される。低周波発振器08CEは数秒の周
期でパルス信号を発生し、警報音声の出力を繰り返し指
示する。音声合成装置VGUの出力する音声信号は、増
幅器PAで増幅され、スピーカSPから出力される。つ
まり、警報電波を受信すると、その受信器からは受信し
た信号(周期数F1とF2の正弦波を合成したもの)と
警報音声とが出力される。
またその場合、トランジスタQBがオンして発光ダイオ
ードLEDが点灯する。放送や雑音電波等を受信した場
合、復調信号に周波数F1およびF2の成分が共に所定
レベル含まれる可能性は低いので、誤った警報を発する
危険は皆無である。
なお、第3a図および第3b図に示す実施例では発信周
波数の走査をマイクロコンピュータCPUで行なってい
るが、例えば第3b図のDAIに変えて鋸歯状波を出力
する発振器を用いても同様に周波数を走査することがで
きる。また、実施例では反射型光学検出器を指に装着す
るように構成した心拍検出器を用いたが、この種の心拍
検出器は例えば耳に装着してもよいし、またドライバの
両手の間の電位差を検出する複数の電極をステアリング
ホイールに装着する構成の心拍検出器を用いてもよい。
更に、上記実施例では過去32回分の周期データ読み出
して計算により分散値をめるようにしているが、各心拍
毎に心拍の周期を測定しながらその前後の周期の差をめ
て、その差の所定時間内の最大値を分散値として検出す
るようにしてもよしAo なお、第5a図および第5b図に示す実施例では警報信
号を単一のものとしたが、デジタルコードを伝送して複
数の種類の警報を伝送できるようにし、例えば危険の程
度に応じて警報の種類を変更23− するように構成してもよい。また、送信側の警報を単一
とする場合でも、受信側では受信した警報電波の電界強
度に応じて警報の種類を変更するようにしてもよい。
[効果] 以上説明したように、本発明によればいねむりをしたド
ライバのみならず、その近傍に存在する車輌のドライバ
にも警告が発せられるので、いねむり運転による交通事
故の生ずる可能性が小さくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例の警告装置を搭載した自動車の運転席
近傍を示す正面図である。 第2a図、第2b図および第2C図は、それぞれ心拍検
出器2を示す平面図、平面図および断面図である。 第3a図および第3b図は第1図の自動車に搭載した警
告装置の構成を示すブロック図、第3C図は第3a図の
ビデオRAMの構成を示すブロック図である。 =24= 第4a図および第4b図は、第3a図に示すマイクロコ
ンピュータCPUの概略動作を示すフローチャートであ
る。 第5a図および、第5b図は他の実施例の構成の一部を
示すブロック図である。 1:ドライバ 2:心拍検出器(運転状態検出手段) 3:コード 4ニステアリングホイール swi :表示スイッチ SW2 :キャンセルスイッチ RDO:カーラジオ CPU:マイクロコンピュータ(電子制御手段)WSG
:警報信号発生器 IGS:イグニッションキースイッチ BT:バッテリー FLI:ローパスフィルタ DTI:検波器 LD:発光ダイオードPT:フォトト
ランジスタ SEV:車速検出器 TAN:送信アンテナRAN :
受信アンテナ 特許出願人 アイシン精機株式会社 他1名27− 196− 章28図 東2b図 107− 第2c図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)運転者の体の状態に応じた電気信号を出力する少
    なくとも1つの運転状態検出手段;電波を受信する信号
    受信手段; 少なくとも前記信号、受信手段の受信周波数の電波を発
    信する信号発信手段;および運転状態検出手段が所定の
    信号を出力すると前記信号発信手段を付勢する電子制御
    手段;を備える運転状態警告装置。
  2. (2)信号発信手段は5発信する電波の周波数を所定範
    囲内で走査する走査回路を備える、前記特許請求の範囲
    第(1)項記載の運転状態警告装置。
  3. (3)信号発信手段が発信する電波の周波数と信号受信
    手段が受信する電波の周波数とを実質上同一とし両者を
    固定値とした、前記特許請求の範囲第(1)項記載の運
    転状態警告装置。
  4. (4)電子制御手段は、車輌の速度を検出し、それに応
    じて信号発信手段の発信出力の大きさを設定する、前記
    特許請求の範囲第(1)項、第(2)項又は第(3)項
    記載の運転状態警告装置。
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