JP3640481B2 - 居眠り運転防止装置の生理状態検出センサの外し忘れ防止装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、居眠り運転防止装置のうち運転者が装着する生理状態検出センサの外し忘れを防止する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、居眠り運転防止装置として、運転者の皮膚電位を皮膚電位検出手段が検出し、判断手段が皮膚電位の急激な変化であるSPR(Skin Potential Response)の発生頻度及び皮膚電位の低下度に基づいて運転者が過度な緊張状態であるか覚醒度低下状態であるかを判断し、この判断手段により運転者が過度な緊張状態或いは覚醒度低下状態であると判断されたときに燃料噴射制御ユニットが車両の速度制御を行い、更にこの速度制御に応じて表示ユニットが運転者にメッセージを表示するように構成された車両用安全装置が開示されている(特開平5−24460)。上記皮膚電位検出手段は運転者の生理状態を検出する生理状態検出センサであり、運転者の指に装着される第1電極と、手首に装着される第2電極と、これらの電極により測定された微弱な皮膚電位信号を増幅して無線により判断手段の受信ユニットに送信する送信ユニットとを有する。また判断手段及び表示ユニットは車室に設けられる。
この車両用安全装置では、運転者の生理状態に基づいて車両の運行を制御することにより、車両運転時の危険な状態を未然に防ぐことができるようになっている。
【0003】
一方、運転者の目に電磁波を送波しかつ目からの上記電磁波の反射波を受波する送受波手段が少なくとも2個設けられ、上記少なくとも2個の送受波手段から送波される電磁波の少なくともいずれかを目の白目の部分で反射させ、これらの反射波に基づいてまぶたの開閉状態を検出し、この検出出力に基づいて制御回路が運転者の覚醒度を演算し運転者の覚醒度が低下したと判断したときに運転者に覚醒度低下を報知するように構成された居眠り運転防止装置が開示されている(特開昭62−1643)。上記送受波手段は運転者の生理状態を検出する生理状態検出センサであり、眼鏡の一対のフレームの底部にそれぞれ取付けられる。また制御回路はボックスに収納されて、眼鏡の一対の蔓のうちの一方に取付けられる。
この居眠り運転防止装置では、運転者がルームミラーやフェンダミラー等を見るために眼球を動かして電磁波の一部が黒目の部分で反射されても、これをまぶたが閉じたときと誤って検出することを防止できる。この結果、運転者の覚醒度が低下したことを常に正確に検出することができるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の車両用安全装置や居眠り運転防止装置では、運転者が皮膚電位検出手段や送受信手段等の生理状態検出センサを装着したまま車両から離れ、これらのセンサを車外に置き忘れて紛失する恐れがあった。
本発明の目的は、運転者が生理状態検出センサを装着したまま車両から離れるのを防止できる、居眠り運転防止装置の生理状態検出センサの外し忘れ防止装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、図1に示すように、車両の運転者が装着し運転者の生理状態を検出しかつこの検出した生理状態を発信する第1発信器11aが内蔵された生理状態検出センサ11と、車室に設けられ第1発信器11aの発信信号を受信する第1受信器12aが内蔵されかつ第1受信器12aの受信信号に基づいて運転者の覚醒度を演算しこの覚醒度を運転者に報知する覚醒度モニタ12とを備えた居眠り運転防止装置の改良である。
その特徴ある構成は、覚醒度モニタ12に内蔵された第2発信器12bと、センサ11に内蔵され第2発信器12bの発信信号を受信する第2受信器11bと、センサ11に内蔵され第2受信器11bの受信信号に基づいて運転者に警報を発する外し忘れ警報手段11hと、車室に設けられ運転者から外されたセンサ11を載せるフック14と、フック14に設けられセンサ11がフック14に載っているか否かを検出するフックスイッチ18と、車両のエンジンの始動停止時に開閉するキースイッチ20と、パーキングブレーキが作動しているか否かを検出するパーキングスイッチ22と、車両の運転席側のドアの開閉を検出するドアスイッチ23と、フックスイッチ18、キースイッチ20、パーキングスイッチ22及びドアスイッチ23の各検出出力に基づいて第2発信器12bを制御する制御回路25とを備えたところにある。
【0006】
この請求項1に係る居眠り運転防止装置の生理状態検出センサの外し忘れ防止装置では、運転者が車両を駐車して車両から離れるときには、パーキングブレーキを作動させ、エンジンを停止し、更にドアを開く。このとき運転者が生理状態検出センサ11を装着したままであると、制御回路25がフックスイッチ18、キースイッチ20、パーキングスイッチ22及びドアスイッチ23の各検出出力に基づいて覚醒度モニタ12内の第2発信器12bを作動させる。この結果、第2発信器12bが発信した信号を生理状態検出センサ11内の第2受信器11bが受信し、この受信信号に基づいて外し忘れ警報手段11hが運転者に警報を発するので、運転者はセンサ11を装着したままであることに気付く。
【0007】
請求項2に係る発明は、図5及び図6に示すように、車両の運転者が装着し運転者の生理状態を検出しかつこの検出した生理状態を発信する第1発信器11aが内蔵された生理状態検出センサ51と、車室に設けられ第1発信器11aの発信信号を受信する第1受信器12aが内蔵されかつ第1受信器12aの受信信号に基づいて運転者の覚醒度を演算しこの覚醒度を運転者に報知する覚醒度モニタ52とを備えた居眠り運転防止装置の改良である。
その特徴ある構成は、車室に設けられ運転者に警報を発する外し忘れ警報手段61と、車室に設けられ運転者から外されたセンサ51を載せるフック14と、フック14に設けられセンサ11がフック14に載っているか否かを検出するフックスイッチ18と、車両のエンジンの始動停止時に開閉するキースイッチ20と、パーキングブレーキが作動しているか否かを検出するパーキングスイッチ22と、フックスイッチ18、キースイッチ20及びパーキングスイッチ22の各検出出力に基づいて外し忘れ警報手段61を制御する制御回路65とを備えたところにある。
【0008】
この請求項2に係る居眠り運転防止装置の生理状態検出センサの外し忘れ防止装置では、運転者が車両を駐車して車両から離れるときには、パーキングブレーキを作動させ、エンジンを停止する。このとき運転者が生理状態検出センサ51を装着したままであると、制御回路65がフックスイッチ18、キースイッチ20及びパーキングスイッチ22の各検出出力に基づいて外し忘れ警報手段61を作動させる。この結果、外し忘れ警報手段61が運転者に警報を発するので、運転者はセンサ51を装着したままであることに気付く。
【0009】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を図面に基づいて詳しく説明する。
図1〜図4に示すように、居眠り運転防止装置は車両の運転者の生理状態を検出しかつこの検出した生理状態を発信する第1発信器11aが内蔵された生理状態検出センサ11と、第1発信器11aの発信信号を受信する第1受信器12aが内蔵されかつ第1受信器12aの受信信号に基づいて運転者の覚醒度を演算しこの覚醒度を運転者に報知する覚醒度モニタ12とを備える。センサ11は運転者が手首に装着する腕時計タイプであり、センサ本体11cとバンド11dとを有する(図2及び図4)。センサ本体11cには上記第1発信器11a(図1)が内蔵され、バンド11dのうち運転者の手首に接する面には生理状態検出部11e(図1)が取付けられる。生理状態検出部11eは一対の電極(図示せず)を有し、これらの電極間で運転者の心拍数が計測される。この生理状態検出部11eは増幅回路(図示せず)を介して第1発信器11aに電気的に接続される(図1)。
【0010】
モニタ12は上記第1受信器12aと、制御入力に第1受信器12aの受信信号が接続された処理回路12cと、処理回路12cの制御出力に増幅回路(図示せず)を介して接続された覚醒度報知手段12dとを有する(図1)。処理回路12cにはメモリ(図示せず)が接続される。このメモリには運転者の覚醒しているときの心拍数の下限、即ち運転者が居眠りし始める直前の心拍数が記憶される。また覚醒度報知手段12dはこの実施の形態では処理回路12cが第1受信器12aの受信した運転者の心拍数とメモリに記憶された心拍数とを比較し、運転者の心拍数がメモリに記憶された心拍数未満になったときに、運転者に音声にて居眠りしそうであると注意を促すスピーカである。
【0011】
一方、モニタ12には第2発信器12bが内蔵され、センサ本体11cには第2発信器12bの発信信号を受信する第2受信器11bが内蔵される(図1)。第2受信器11bの検出出力はメインスイッチ11fを介して処理回路11gの制御入力に接続され、処理回路11gの制御出力は増幅回路(図示せず)を介して外し忘れ警報手段11hに接続される。上記メインスイッチ11f、処理回路11g及び外し忘れ警報手段11hはセンサ本体11cに内蔵される。処理回路11gは第2受信器11bの検出出力に基づいて所定時間だけ警報手段11hを作動させるように構成され、この警報手段11hはこの実施の形態ではアラーム音を発するブザーである。メインスイッチ11fは本発明のセンサ11の外し忘れ防止装置をオンオフするための電源スイッチであるとともに、作動した外し忘れ警報手段11hを一時的に停止させるリセットスイッチでもある。
【0012】
例えば、メインスイッチ11fをセンサ本体11cの側面から突出する操作部11iに図示しないが機械的に接続し、この操作部11iを正転又は逆転するとメインスイッチ11fがオン又はオフして本発明のセンサ11の外し忘れ防止装置を作動又は不作動状態にする電源スイッチとして機能し、メインスイッチ11fがオンした状態で操作部11iをセンサ本体11c内に押込んで離すとメインスイッチ11fが一旦オフして再びオンするリセットスイッチとして機能する。メインスイッチ11fをリセットスイッチとして使用する、即ち操作部11iを一旦押込んで離した場合、処理回路11gはメインスイッチ11fが一時的にオフになったことを検出して警報手段11hを停止し、所定時間が経過しても第2受信器11bが第2発信器12bの発信信号を受信しているときに再び警報手段11hを作動させるように構成される。
【0013】
車室のインストルメントパネル13の前面には上記センサ11を載せるフック14が取付けられる(図2〜図4)。フック14はインストルメントパネル13の開口部13aに係止具15a,15bを介して係止する基部15と、基部15の下端に連設され水平方向に延びかつセンサ11が載る水平部16と、水平部16の先端に連設され鉛直上方に延びる立上がり部17とを有する(図2及び図3)。水平部16にはフックスイッチ18が設けられる。フックスイッチ18は水平部16に埋設されたケース18aと、このケース18aに出没可能に設けられケース18a上面から上方に突出する可動片18bとを有する。フックスイッチ18は水平部16にセンサ11を載せて可動片18bがケース18aに没入したときにオフし、水平部16からセンサ11を外して可動片18bが突出したときにオンするように構成される(図1〜図3)。
【0014】
またバッテリ19にはキースイッチ20を介してイグニッションコイル等の負荷21が電気的に接続され(図1)、キースイッチ20をオンするとイグニッションコイル等が作動してエンジン(図示せず)が始動し、オフするとエンジンが停止するように構成される。上記バッテリ19にはパーキングスイッチ22、ドアスイッチ23、フックスイッチ18及び第2発信器12bとが直列に接続される。上記回路とこの回路に電気的に接続された電磁リレー24により制御回路25が構成される。電磁リレー24はノーマルクローズのリレーであり、キースイッチ20と負荷21との間に接続されたコイル部24aと、ドアスイッチ23とフックスイッチ18との間に接続されたスイッチ部24bとを有する。またパーキングスイッチ22はパーキングレバー(図示せず)に設けられ、パーキングレバーを引いてパーキングブレーキ(図示せず)が作動状態のときにオンし、パーキングレバーを戻してパーキングブレーキが不作動状態のときにオフするように構成される。ドアスイッチ23は運転席側のドア(図示せず)に設けられ、ドアを開いたときにオンし、ドアを閉じたときにオフするように構成される。
【0015】
なお、この実施の形態では生理状態検出センサの生理状態検出部にて運転者の心拍数を計測したが、生理状態検出部にて運転者の皮膚電位を計測してもよい。この場合、覚醒度モニタは運転者の皮膚電位の上下により運転者の覚醒度を判断する。
また、この実施の形態では生理状態検出センサが運転者が手首に装着する腕時計タイプであったが、眼鏡タイプの生理状態検出センサでもよい。この場合、生理状態検出センサは運転者の目に電磁波を送波しかつ目からの上記電磁波の反射波を受波する2個又は3個以上の送受波手段であり、これらの送受波手段から送波される電磁波が目の白目で反射する反射波レベルと目の黒目又はまぶたで反射する反射波レベルとの相違によりまぶたの開閉状態、即ち覚醒度を検出するように構成される。
更に、この実施の形態では外し忘れ警報手段がブザーであったが、運転者に警報を発することができればランプ又はその他の警報手段でもよい。
【0016】
このように構成された居眠り運転防止装置の生理状態検出センサの外し忘れ防止装置の動作を説明する。
運転者がメインスイッチ11fをオンした状態で生理状態検出センサ11を手首に装着して車両を運転した後、食事又は休憩等のために駐車場等に駐車して車両から離れるときには、先ずパーキングレバーを引いてパーキングブレーキを作動させる。このときパーキングスイッチ22はオンする。次にキースイッチ20をオフしてエンジンを停止すると、電磁リレー24のコイル部24aに電流が流れなくなってスイッチ部24bが閉じる。更に運転者が車外に出るためにドアを開くと、ドアスイッチ23がオンする。このとき運転者がセンサ11を手首に装着したままであるので、フックスイッチ18がオンした状態を保ち、第2発信器12bに電流が流れ、第2発信器12bが信号を発信する。この結果、第2受信器11bが第2発信器12bの発信信号を受信し、処理回路11gは第2受信器11bの受信した受信信号に基づいて外し忘れ警報手段11hを作動させ、この警報手段11hがアラーム音を発するので、運転者はセンサ11を装着したままであることに気付く。
【0017】
警報手段11hが作動したことに気付いた運転者はセンサ本体11cの操作部11iを1度押込んで離す、即ちセンサ11の外し忘れ防止装置をリセットする。このリセット操作により処理回路11gは警報手段11hを所定時間だけ停止させるので、アラーム音は鳴り止む。運転者がセンサ11を手首から外してフック14に載せると、フックスイッチ18がオフするので、第2発信器12bに電流が流れなくなり、第2発信器12bは信号を発信しなくなる。この結果、第2受信器11bも上記発信信号を受信しなくなるので、処理回路11gはリセットしてから所定時間経過しても警報手段11hを再び作動させることはない。このように運転者がセンサ11を装着したまま車両から離れようとすると警報を発するので、センサ11の車外への持ち出しを未然に防止でき、これによりセンサ11の車外での紛失を防止できる。またセンサ11は常にフック14に載せられるので、センサ11の車室内での紛失も防止できる。
【0018】
図5〜図7は本発明の第2の実施の形態を示す。図5〜図7において図1〜図4と同一符号は同一部品を示す。
この実施の形態では、外し忘れ警報手段61がブザー61a及びランプ61bであり、ブザー61a及びランプ61bは車室のインストルメントパネル13に設けられる(図5及び図7)。バッテリ19には上記第1の実施の形態と同様にキースイッチ20及び電磁リレー24のコイル部24aを介してイグニッションコイル等の負荷21が電気的に接続される(図5)。このバッテリ19にはパーキングスイッチ22、電磁リレー24のスイッチ部24b、フックスイッチ18、ブザー61a及びランプ61bが直列に接続される。上記回路により警報手段61を制御する制御回路65が構成される。また生理状態検出センサ51はセンサ本体11cとバンド11dとを有し(図7)、センサ本体11cには生理状態検出部11eと、この検出部11eの検出した生理状態を発信する第1発信器11aとが内蔵される(図6)。覚醒度モニタ52には第1発信器11aが発信した発信信号を受信する第1受信器12aと、制御入力に第1受信器12aの受信信号が接続された処理回路12cと、処理回路12cの制御出力に増幅回路(図示せず)を介して接続された覚醒度報知手段12dとが内蔵される(図6)。
【0019】
このように構成された居眠り運転防止装置の生理状態検出センサの外し忘れ防止装置の動作を説明する。
運転者が生理状態検出センサ11を装着したまま、パーキングレバーを引いてパーキングブレーキを作動させると、パーキングスイッチ22がオンし、キースイッチ20をオフしてエンジンを停止すると、電磁リレー24のコイル部24aに電流が流れなくなってスイッチ部24bが閉じる。このとき運転者はセンサ11を手首に装着したままであるので、フックスイッチ18がオンした状態を保つ。この結果、ブザー61a及びランプ61bに電流が流れ、ブザー61aが鳴ってランプ61bが点灯又は点滅するので、運転者はセンサ11を装着したままであることに気付く。運転者がセンサ11をフック14に載せると、フックスイッチ18がオフになり、ブザー61a及びランプ61bに電流が流れなくなるので、ブザー61aは停止し、ランプ61bは消灯する。
【0020】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、覚醒度モニタに第2発信器を内蔵し、生理状態検出センサに第2発信器の発信信号を受信する第2受信器とこの第2受信器の受信信号に基づいて運転者に警報を発する外し忘れ警報手段とを内蔵し、車室にセンサを載せるフックを設け、フックスイッチ、キースイッチ、パーキングスイッチ及びドアスイッチの各検出出力に基づいて制御回路が第2発信器を制御するように構成したので、運転者が生理状態検出センサを装着したまま車両から離れようとすると、制御回路がフックスイッチ、キースイッチ、パーキングスイッチ及びドアスイッチの各検出出力に基づいて第2発信器を作動させる。この結果、第2発信器が発信した信号をセンサ内の第2受信器が受信し、この受信信号に基づいて外し忘れ警報手段が運転者に警報を発するので、運転者はセンサを装着したままであることに気付く。従って、運転者はセンサをフックに載せるので、運転者が生理状態検出センサを装着したまま車両から離れるのを防止できる。
【0021】
また車室に運転者に警報を発する外し忘れ警報手段を設け、車室にセンサを載せるフックを設け、フックスイッチ、キースイッチ及びパーキングスイッチの各検出出力に基づいて制御回路が外し忘れ警報手段を制御するように構成すれば、運転者が生理状態検出センサを装着したまま車両から離れようとすると、制御回路がフックスイッチ、キースイッチ及びパーキングスイッチの各検出出力に基づいて外し忘れ警報手段を作動させる。この結果、外し忘れ警報手段が運転者に警報を発するので、運転者はセンサを装着したままであることに気付く。従って、上記と同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1実施形態の生理状態検出センサの外し忘れ防止装置の制御回路を含む居眠り運転防止装置の構成図。
【図2】図4のA−A線断面図。
【図3】その生理状態検出センサを外した状態を示す図2に対応する断面図。
【図4】その生理状態検出センサをフックに載せた状態を示すインストルメントパネルの斜視図。
【図5】本発明の第2実施形態を示す居眠り運転防止装置の生理状態検出センサの外し忘れ防止装置の制御回路図。
【図6】その居眠り運転防止装置の生理状態検出センサと覚醒度モニタの構成図。
【図7】その生理状態検出センサをフックに載せた状態を示すインストルメントパネルの斜視図。
【符号の説明】
11,51 生理状態検出センサ
11a 第1発信器
11b 第2受信器
11h,61 外し忘れ警報手段
12,52 覚醒度モニタ
12a 第1受信器
12b 第2発信器
14 フック
18 フックスイッチ
20 キースイッチ
22 パーキングスイッチ
23 ドアスイッチ
25,65 制御回路
【発明の属する技術分野】
本発明は、居眠り運転防止装置のうち運転者が装着する生理状態検出センサの外し忘れを防止する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、居眠り運転防止装置として、運転者の皮膚電位を皮膚電位検出手段が検出し、判断手段が皮膚電位の急激な変化であるSPR(Skin Potential Response)の発生頻度及び皮膚電位の低下度に基づいて運転者が過度な緊張状態であるか覚醒度低下状態であるかを判断し、この判断手段により運転者が過度な緊張状態或いは覚醒度低下状態であると判断されたときに燃料噴射制御ユニットが車両の速度制御を行い、更にこの速度制御に応じて表示ユニットが運転者にメッセージを表示するように構成された車両用安全装置が開示されている(特開平5−24460)。上記皮膚電位検出手段は運転者の生理状態を検出する生理状態検出センサであり、運転者の指に装着される第1電極と、手首に装着される第2電極と、これらの電極により測定された微弱な皮膚電位信号を増幅して無線により判断手段の受信ユニットに送信する送信ユニットとを有する。また判断手段及び表示ユニットは車室に設けられる。
この車両用安全装置では、運転者の生理状態に基づいて車両の運行を制御することにより、車両運転時の危険な状態を未然に防ぐことができるようになっている。
【0003】
一方、運転者の目に電磁波を送波しかつ目からの上記電磁波の反射波を受波する送受波手段が少なくとも2個設けられ、上記少なくとも2個の送受波手段から送波される電磁波の少なくともいずれかを目の白目の部分で反射させ、これらの反射波に基づいてまぶたの開閉状態を検出し、この検出出力に基づいて制御回路が運転者の覚醒度を演算し運転者の覚醒度が低下したと判断したときに運転者に覚醒度低下を報知するように構成された居眠り運転防止装置が開示されている(特開昭62−1643)。上記送受波手段は運転者の生理状態を検出する生理状態検出センサであり、眼鏡の一対のフレームの底部にそれぞれ取付けられる。また制御回路はボックスに収納されて、眼鏡の一対の蔓のうちの一方に取付けられる。
この居眠り運転防止装置では、運転者がルームミラーやフェンダミラー等を見るために眼球を動かして電磁波の一部が黒目の部分で反射されても、これをまぶたが閉じたときと誤って検出することを防止できる。この結果、運転者の覚醒度が低下したことを常に正確に検出することができるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の車両用安全装置や居眠り運転防止装置では、運転者が皮膚電位検出手段や送受信手段等の生理状態検出センサを装着したまま車両から離れ、これらのセンサを車外に置き忘れて紛失する恐れがあった。
本発明の目的は、運転者が生理状態検出センサを装着したまま車両から離れるのを防止できる、居眠り運転防止装置の生理状態検出センサの外し忘れ防止装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、図1に示すように、車両の運転者が装着し運転者の生理状態を検出しかつこの検出した生理状態を発信する第1発信器11aが内蔵された生理状態検出センサ11と、車室に設けられ第1発信器11aの発信信号を受信する第1受信器12aが内蔵されかつ第1受信器12aの受信信号に基づいて運転者の覚醒度を演算しこの覚醒度を運転者に報知する覚醒度モニタ12とを備えた居眠り運転防止装置の改良である。
その特徴ある構成は、覚醒度モニタ12に内蔵された第2発信器12bと、センサ11に内蔵され第2発信器12bの発信信号を受信する第2受信器11bと、センサ11に内蔵され第2受信器11bの受信信号に基づいて運転者に警報を発する外し忘れ警報手段11hと、車室に設けられ運転者から外されたセンサ11を載せるフック14と、フック14に設けられセンサ11がフック14に載っているか否かを検出するフックスイッチ18と、車両のエンジンの始動停止時に開閉するキースイッチ20と、パーキングブレーキが作動しているか否かを検出するパーキングスイッチ22と、車両の運転席側のドアの開閉を検出するドアスイッチ23と、フックスイッチ18、キースイッチ20、パーキングスイッチ22及びドアスイッチ23の各検出出力に基づいて第2発信器12bを制御する制御回路25とを備えたところにある。
【0006】
この請求項1に係る居眠り運転防止装置の生理状態検出センサの外し忘れ防止装置では、運転者が車両を駐車して車両から離れるときには、パーキングブレーキを作動させ、エンジンを停止し、更にドアを開く。このとき運転者が生理状態検出センサ11を装着したままであると、制御回路25がフックスイッチ18、キースイッチ20、パーキングスイッチ22及びドアスイッチ23の各検出出力に基づいて覚醒度モニタ12内の第2発信器12bを作動させる。この結果、第2発信器12bが発信した信号を生理状態検出センサ11内の第2受信器11bが受信し、この受信信号に基づいて外し忘れ警報手段11hが運転者に警報を発するので、運転者はセンサ11を装着したままであることに気付く。
【0007】
請求項2に係る発明は、図5及び図6に示すように、車両の運転者が装着し運転者の生理状態を検出しかつこの検出した生理状態を発信する第1発信器11aが内蔵された生理状態検出センサ51と、車室に設けられ第1発信器11aの発信信号を受信する第1受信器12aが内蔵されかつ第1受信器12aの受信信号に基づいて運転者の覚醒度を演算しこの覚醒度を運転者に報知する覚醒度モニタ52とを備えた居眠り運転防止装置の改良である。
その特徴ある構成は、車室に設けられ運転者に警報を発する外し忘れ警報手段61と、車室に設けられ運転者から外されたセンサ51を載せるフック14と、フック14に設けられセンサ11がフック14に載っているか否かを検出するフックスイッチ18と、車両のエンジンの始動停止時に開閉するキースイッチ20と、パーキングブレーキが作動しているか否かを検出するパーキングスイッチ22と、フックスイッチ18、キースイッチ20及びパーキングスイッチ22の各検出出力に基づいて外し忘れ警報手段61を制御する制御回路65とを備えたところにある。
【0008】
この請求項2に係る居眠り運転防止装置の生理状態検出センサの外し忘れ防止装置では、運転者が車両を駐車して車両から離れるときには、パーキングブレーキを作動させ、エンジンを停止する。このとき運転者が生理状態検出センサ51を装着したままであると、制御回路65がフックスイッチ18、キースイッチ20及びパーキングスイッチ22の各検出出力に基づいて外し忘れ警報手段61を作動させる。この結果、外し忘れ警報手段61が運転者に警報を発するので、運転者はセンサ51を装着したままであることに気付く。
【0009】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を図面に基づいて詳しく説明する。
図1〜図4に示すように、居眠り運転防止装置は車両の運転者の生理状態を検出しかつこの検出した生理状態を発信する第1発信器11aが内蔵された生理状態検出センサ11と、第1発信器11aの発信信号を受信する第1受信器12aが内蔵されかつ第1受信器12aの受信信号に基づいて運転者の覚醒度を演算しこの覚醒度を運転者に報知する覚醒度モニタ12とを備える。センサ11は運転者が手首に装着する腕時計タイプであり、センサ本体11cとバンド11dとを有する(図2及び図4)。センサ本体11cには上記第1発信器11a(図1)が内蔵され、バンド11dのうち運転者の手首に接する面には生理状態検出部11e(図1)が取付けられる。生理状態検出部11eは一対の電極(図示せず)を有し、これらの電極間で運転者の心拍数が計測される。この生理状態検出部11eは増幅回路(図示せず)を介して第1発信器11aに電気的に接続される(図1)。
【0010】
モニタ12は上記第1受信器12aと、制御入力に第1受信器12aの受信信号が接続された処理回路12cと、処理回路12cの制御出力に増幅回路(図示せず)を介して接続された覚醒度報知手段12dとを有する(図1)。処理回路12cにはメモリ(図示せず)が接続される。このメモリには運転者の覚醒しているときの心拍数の下限、即ち運転者が居眠りし始める直前の心拍数が記憶される。また覚醒度報知手段12dはこの実施の形態では処理回路12cが第1受信器12aの受信した運転者の心拍数とメモリに記憶された心拍数とを比較し、運転者の心拍数がメモリに記憶された心拍数未満になったときに、運転者に音声にて居眠りしそうであると注意を促すスピーカである。
【0011】
一方、モニタ12には第2発信器12bが内蔵され、センサ本体11cには第2発信器12bの発信信号を受信する第2受信器11bが内蔵される(図1)。第2受信器11bの検出出力はメインスイッチ11fを介して処理回路11gの制御入力に接続され、処理回路11gの制御出力は増幅回路(図示せず)を介して外し忘れ警報手段11hに接続される。上記メインスイッチ11f、処理回路11g及び外し忘れ警報手段11hはセンサ本体11cに内蔵される。処理回路11gは第2受信器11bの検出出力に基づいて所定時間だけ警報手段11hを作動させるように構成され、この警報手段11hはこの実施の形態ではアラーム音を発するブザーである。メインスイッチ11fは本発明のセンサ11の外し忘れ防止装置をオンオフするための電源スイッチであるとともに、作動した外し忘れ警報手段11hを一時的に停止させるリセットスイッチでもある。
【0012】
例えば、メインスイッチ11fをセンサ本体11cの側面から突出する操作部11iに図示しないが機械的に接続し、この操作部11iを正転又は逆転するとメインスイッチ11fがオン又はオフして本発明のセンサ11の外し忘れ防止装置を作動又は不作動状態にする電源スイッチとして機能し、メインスイッチ11fがオンした状態で操作部11iをセンサ本体11c内に押込んで離すとメインスイッチ11fが一旦オフして再びオンするリセットスイッチとして機能する。メインスイッチ11fをリセットスイッチとして使用する、即ち操作部11iを一旦押込んで離した場合、処理回路11gはメインスイッチ11fが一時的にオフになったことを検出して警報手段11hを停止し、所定時間が経過しても第2受信器11bが第2発信器12bの発信信号を受信しているときに再び警報手段11hを作動させるように構成される。
【0013】
車室のインストルメントパネル13の前面には上記センサ11を載せるフック14が取付けられる(図2〜図4)。フック14はインストルメントパネル13の開口部13aに係止具15a,15bを介して係止する基部15と、基部15の下端に連設され水平方向に延びかつセンサ11が載る水平部16と、水平部16の先端に連設され鉛直上方に延びる立上がり部17とを有する(図2及び図3)。水平部16にはフックスイッチ18が設けられる。フックスイッチ18は水平部16に埋設されたケース18aと、このケース18aに出没可能に設けられケース18a上面から上方に突出する可動片18bとを有する。フックスイッチ18は水平部16にセンサ11を載せて可動片18bがケース18aに没入したときにオフし、水平部16からセンサ11を外して可動片18bが突出したときにオンするように構成される(図1〜図3)。
【0014】
またバッテリ19にはキースイッチ20を介してイグニッションコイル等の負荷21が電気的に接続され(図1)、キースイッチ20をオンするとイグニッションコイル等が作動してエンジン(図示せず)が始動し、オフするとエンジンが停止するように構成される。上記バッテリ19にはパーキングスイッチ22、ドアスイッチ23、フックスイッチ18及び第2発信器12bとが直列に接続される。上記回路とこの回路に電気的に接続された電磁リレー24により制御回路25が構成される。電磁リレー24はノーマルクローズのリレーであり、キースイッチ20と負荷21との間に接続されたコイル部24aと、ドアスイッチ23とフックスイッチ18との間に接続されたスイッチ部24bとを有する。またパーキングスイッチ22はパーキングレバー(図示せず)に設けられ、パーキングレバーを引いてパーキングブレーキ(図示せず)が作動状態のときにオンし、パーキングレバーを戻してパーキングブレーキが不作動状態のときにオフするように構成される。ドアスイッチ23は運転席側のドア(図示せず)に設けられ、ドアを開いたときにオンし、ドアを閉じたときにオフするように構成される。
【0015】
なお、この実施の形態では生理状態検出センサの生理状態検出部にて運転者の心拍数を計測したが、生理状態検出部にて運転者の皮膚電位を計測してもよい。この場合、覚醒度モニタは運転者の皮膚電位の上下により運転者の覚醒度を判断する。
また、この実施の形態では生理状態検出センサが運転者が手首に装着する腕時計タイプであったが、眼鏡タイプの生理状態検出センサでもよい。この場合、生理状態検出センサは運転者の目に電磁波を送波しかつ目からの上記電磁波の反射波を受波する2個又は3個以上の送受波手段であり、これらの送受波手段から送波される電磁波が目の白目で反射する反射波レベルと目の黒目又はまぶたで反射する反射波レベルとの相違によりまぶたの開閉状態、即ち覚醒度を検出するように構成される。
更に、この実施の形態では外し忘れ警報手段がブザーであったが、運転者に警報を発することができればランプ又はその他の警報手段でもよい。
【0016】
このように構成された居眠り運転防止装置の生理状態検出センサの外し忘れ防止装置の動作を説明する。
運転者がメインスイッチ11fをオンした状態で生理状態検出センサ11を手首に装着して車両を運転した後、食事又は休憩等のために駐車場等に駐車して車両から離れるときには、先ずパーキングレバーを引いてパーキングブレーキを作動させる。このときパーキングスイッチ22はオンする。次にキースイッチ20をオフしてエンジンを停止すると、電磁リレー24のコイル部24aに電流が流れなくなってスイッチ部24bが閉じる。更に運転者が車外に出るためにドアを開くと、ドアスイッチ23がオンする。このとき運転者がセンサ11を手首に装着したままであるので、フックスイッチ18がオンした状態を保ち、第2発信器12bに電流が流れ、第2発信器12bが信号を発信する。この結果、第2受信器11bが第2発信器12bの発信信号を受信し、処理回路11gは第2受信器11bの受信した受信信号に基づいて外し忘れ警報手段11hを作動させ、この警報手段11hがアラーム音を発するので、運転者はセンサ11を装着したままであることに気付く。
【0017】
警報手段11hが作動したことに気付いた運転者はセンサ本体11cの操作部11iを1度押込んで離す、即ちセンサ11の外し忘れ防止装置をリセットする。このリセット操作により処理回路11gは警報手段11hを所定時間だけ停止させるので、アラーム音は鳴り止む。運転者がセンサ11を手首から外してフック14に載せると、フックスイッチ18がオフするので、第2発信器12bに電流が流れなくなり、第2発信器12bは信号を発信しなくなる。この結果、第2受信器11bも上記発信信号を受信しなくなるので、処理回路11gはリセットしてから所定時間経過しても警報手段11hを再び作動させることはない。このように運転者がセンサ11を装着したまま車両から離れようとすると警報を発するので、センサ11の車外への持ち出しを未然に防止でき、これによりセンサ11の車外での紛失を防止できる。またセンサ11は常にフック14に載せられるので、センサ11の車室内での紛失も防止できる。
【0018】
図5〜図7は本発明の第2の実施の形態を示す。図5〜図7において図1〜図4と同一符号は同一部品を示す。
この実施の形態では、外し忘れ警報手段61がブザー61a及びランプ61bであり、ブザー61a及びランプ61bは車室のインストルメントパネル13に設けられる(図5及び図7)。バッテリ19には上記第1の実施の形態と同様にキースイッチ20及び電磁リレー24のコイル部24aを介してイグニッションコイル等の負荷21が電気的に接続される(図5)。このバッテリ19にはパーキングスイッチ22、電磁リレー24のスイッチ部24b、フックスイッチ18、ブザー61a及びランプ61bが直列に接続される。上記回路により警報手段61を制御する制御回路65が構成される。また生理状態検出センサ51はセンサ本体11cとバンド11dとを有し(図7)、センサ本体11cには生理状態検出部11eと、この検出部11eの検出した生理状態を発信する第1発信器11aとが内蔵される(図6)。覚醒度モニタ52には第1発信器11aが発信した発信信号を受信する第1受信器12aと、制御入力に第1受信器12aの受信信号が接続された処理回路12cと、処理回路12cの制御出力に増幅回路(図示せず)を介して接続された覚醒度報知手段12dとが内蔵される(図6)。
【0019】
このように構成された居眠り運転防止装置の生理状態検出センサの外し忘れ防止装置の動作を説明する。
運転者が生理状態検出センサ11を装着したまま、パーキングレバーを引いてパーキングブレーキを作動させると、パーキングスイッチ22がオンし、キースイッチ20をオフしてエンジンを停止すると、電磁リレー24のコイル部24aに電流が流れなくなってスイッチ部24bが閉じる。このとき運転者はセンサ11を手首に装着したままであるので、フックスイッチ18がオンした状態を保つ。この結果、ブザー61a及びランプ61bに電流が流れ、ブザー61aが鳴ってランプ61bが点灯又は点滅するので、運転者はセンサ11を装着したままであることに気付く。運転者がセンサ11をフック14に載せると、フックスイッチ18がオフになり、ブザー61a及びランプ61bに電流が流れなくなるので、ブザー61aは停止し、ランプ61bは消灯する。
【0020】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、覚醒度モニタに第2発信器を内蔵し、生理状態検出センサに第2発信器の発信信号を受信する第2受信器とこの第2受信器の受信信号に基づいて運転者に警報を発する外し忘れ警報手段とを内蔵し、車室にセンサを載せるフックを設け、フックスイッチ、キースイッチ、パーキングスイッチ及びドアスイッチの各検出出力に基づいて制御回路が第2発信器を制御するように構成したので、運転者が生理状態検出センサを装着したまま車両から離れようとすると、制御回路がフックスイッチ、キースイッチ、パーキングスイッチ及びドアスイッチの各検出出力に基づいて第2発信器を作動させる。この結果、第2発信器が発信した信号をセンサ内の第2受信器が受信し、この受信信号に基づいて外し忘れ警報手段が運転者に警報を発するので、運転者はセンサを装着したままであることに気付く。従って、運転者はセンサをフックに載せるので、運転者が生理状態検出センサを装着したまま車両から離れるのを防止できる。
【0021】
また車室に運転者に警報を発する外し忘れ警報手段を設け、車室にセンサを載せるフックを設け、フックスイッチ、キースイッチ及びパーキングスイッチの各検出出力に基づいて制御回路が外し忘れ警報手段を制御するように構成すれば、運転者が生理状態検出センサを装着したまま車両から離れようとすると、制御回路がフックスイッチ、キースイッチ及びパーキングスイッチの各検出出力に基づいて外し忘れ警報手段を作動させる。この結果、外し忘れ警報手段が運転者に警報を発するので、運転者はセンサを装着したままであることに気付く。従って、上記と同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1実施形態の生理状態検出センサの外し忘れ防止装置の制御回路を含む居眠り運転防止装置の構成図。
【図2】図4のA−A線断面図。
【図3】その生理状態検出センサを外した状態を示す図2に対応する断面図。
【図4】その生理状態検出センサをフックに載せた状態を示すインストルメントパネルの斜視図。
【図5】本発明の第2実施形態を示す居眠り運転防止装置の生理状態検出センサの外し忘れ防止装置の制御回路図。
【図6】その居眠り運転防止装置の生理状態検出センサと覚醒度モニタの構成図。
【図7】その生理状態検出センサをフックに載せた状態を示すインストルメントパネルの斜視図。
【符号の説明】
11,51 生理状態検出センサ
11a 第1発信器
11b 第2受信器
11h,61 外し忘れ警報手段
12,52 覚醒度モニタ
12a 第1受信器
12b 第2発信器
14 フック
18 フックスイッチ
20 キースイッチ
22 パーキングスイッチ
23 ドアスイッチ
25,65 制御回路
Claims (2)
- 車両の運転者が装着し前記運転者の生理状態を検出しかつ前記検出した生理状態を発信する第1発信器(11a)が内蔵された生理状態検出センサ(11)と、車室に設けられ前記第1発信器(11a)の発信信号を受信する第1受信器(12a)が内蔵されかつ前記第1受信器(12a)の受信信号に基づいて前記運転者の覚醒度を演算しこの覚醒度を前記運転者に報知する覚醒度モニタ(12)とを備えた居眠り運転防止装置において、
前記覚醒度モニタ(12)に内蔵された第2発信器(12b)と、
前記センサ(11)に内蔵され前記第2発信器(12b)の発信信号を受信する第2受信器(11b)と、
前記センサ(11)に内蔵され前記第2受信器(11b)の受信信号に基づいて前記運転者に警報を発する外し忘れ警報手段(11h)と、
前記車室に設けられ前記運転者から外されたセンサ(11)を載せるフック(14)と、
前記フック(14)に設けられ前記センサ(11)が前記フック(14)に載っているか否かを検出するフックスイッチ(18)と、
前記車両のエンジンの始動停止時に開閉するキースイッチ(20)と、
パーキングブレーキが作動しているか否かを検出するパーキングスイッチ(22)と、
前記車両の運転席側のドアの開閉を検出するドアスイッチ(23)と、
前記フックスイッチ(18)、前記キースイッチ(20)、前記パーキングスイッチ(22)及び前記ドアスイッチ(23)の各検出出力に基づいて前記第2発信器(12b)を制御する制御回路(25)と
を備えたことを特徴とする居眠り運転防止装置の生理状態検出センサの外し忘れ防止装置。 - 車両の運転者が装着し前記運転者の生理状態を検出しかつ前記検出した生理状態を発信する第1発信器(11a)が内蔵された生理状態検出センサ(51)と、車室に設けられ前記第1発信器(11a)の発信信号を受信する第1受信器(12a)が内蔵されかつ前記第1受信器(12a)の受信信号に基づいて前記運転者の覚醒度を演算しこの覚醒度を前記運転者に報知する覚醒度モニタ(52)とを備えた居眠り運転防止装置において、
前記車室に設けられ前記運転者に警報を発する外し忘れ警報手段(61)と、
前記車室に設けられ前記運転者から外されたセンサ(11)を載せるフック(14)と、
前記フック(14)に設けられ前記センサ(51)が前記フック(14)に載っているか否かを検出するフックスイッチ(18)と、
前記車両のエンジンの始動停止時に開閉するキースイッチ(20)と、
パーキングブレーキが作動しているか否かを検出するパーキングスイッチ(22)と、
前記フックスイッチ(18)、前記キースイッチ(20)及び前記パーキングスイッチ(22)の各検出出力に基づいて前記外し忘れ警報手段(61)を制御する制御回路(65)と
を備えたことを特徴とする居眠り運転防止装置の生理状態検出センサの外し忘れ防止装置。
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| JP27458896A JP3640481B2 (ja) | 1996-10-17 | 1996-10-17 | 居眠り運転防止装置の生理状態検出センサの外し忘れ防止装置 |
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