JPS6075708A - 内燃機関の吸排気弁駆動装置 - Google Patents

内燃機関の吸排気弁駆動装置

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JPS6075708A
JPS6075708A JP18367583A JP18367583A JPS6075708A JP S6075708 A JPS6075708 A JP S6075708A JP 18367583 A JP18367583 A JP 18367583A JP 18367583 A JP18367583 A JP 18367583A JP S6075708 A JPS6075708 A JP S6075708A
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valve
intake
engine
valve lift
control
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Kazuyuki Miidokoro
三井所 和幸
Seinosuke Hara
誠之助 原
Yasuo Matsumoto
松本 泰郎
Yasuo Yoshikawa
康雄 吉川
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Nissan Motor Co Ltd
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    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L13/00Modifications of valve-gear to facilitate reversing, braking, starting, changing compression ratio, or other specific operations
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L1/00Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
    • F01L1/34Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift
    • F01L1/344Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift changing the angular relationship between crankshaft and camshaft, e.g. using helicoidal gear
    • F01L1/3442Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift changing the angular relationship between crankshaft and camshaft, e.g. using helicoidal gear using hydraulic chambers with variable volume to transmit the rotating force
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D13/00Controlling the engine output power by varying inlet or exhaust valve operating characteristics, e.g. timing
    • F02D13/02Controlling the engine output power by varying inlet or exhaust valve operating characteristics, e.g. timing during engine operation
    • F02D2013/0292Controlling the engine output power by varying inlet or exhaust valve operating characteristics, e.g. timing during engine operation in the start-up phase, e.g. for warming-up cold engine or catalyst

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は内燃機間の吸排気弁g動装誼に関する。
従来の内燃機関の吸排気弁駆動装置は、主として高速時
の出力性能を重視して設計され、従って吸排気弁のバル
ブリフトおよびバルブ圀閉時期があらゆる機関運転条件
で一定になる。機関がまだ燃焼していない始動時に於い
ても、金(同様である。(山海党発行自動車工業会書第
4エンジンβ照のこと) しかしながら、かかる従来の吸排気弁駆動装置にあって
は、例えば−20℃以下の様な低温での機関始動時には
、燃料霧化の悪化、バッテリ性能の低下あるいは潤滑油
粘度の上昇などによるクランキング回転数の低下によっ
て、機関始動が困!iiAになるという問題点があった
この発明はかかる従来の問題点に着目してなされたもの
で、低温時に於ける機関始動性能を良好にすることを目
的とする。
そして、この目的達成のため、この発明は、バルブリフ
ト制御可能な内燃機関の吸排気弁駆動装置に於いて、機
関始動クランキング状態を検出する機関始動検出手段と
、この機関始動検出手段からの入力を受けて、機関始動
クランキング時にバルブリフトiを可変制御範囲の最小
側に抑えるバルブリフト制御手段とを備えた構成とした
のである。
以下に、この発明の実施例を図面について具体的に説明
する。
第1図は吸排気弁駆動装置の断面図、第2図はバルブリ
フト制御装置の系統図である。同図に於いて、11は機
関回転に同期して回転するパルプ駆動カム、12はこの
パルプ駆動カム11の動きを吸排気弁13に伝達するロ
ッカアームを示し、上記ロッカアーム12は、略”り″
の字状に溝曲形成されて、その略中央部に支持’l”J
114が回転自在に嵌挿されており、一端12aが上記
パルプ駆動カム11に、かつ他端12bがパルプステム
15のステムエンド15aに夫々当接するように配設さ
れているとともに、特にその背面16は連続した所定の
緩やかな凸曲面に形成されている。17は上記ロッカア
ーム12を支点支持するための直線的支持面18を有す
るレバーであって、このレバー17は、パルプステム1
5の略延長線上に固設されたシャフト19に偏心カラー
20を介して回動可能に支持されているもので、上記ロ
ッカアームエ2の背面16に近接して配設され、支持面
18に凸曲面をなす上記ロッカアーム12の背面16が
支点接触するよプに構成されている。尚、上記偏心カラ
ー20は、パルプステム15の熱膨張等に対処すべく設
けられるパルプクリアランスCを所定値に調整するため
のものであり、ボルト21によって適宜な回転位置でレ
バー17に固定されている。また上記レバー17の自由
端部の両側面には、一対の平行なガイド部22aとスプ
リング保持部22bとを有するロッカガイド22がボル
ト23を介して固設されており、上記ロッカアーム支持
軸14の矩形に形成された両端部が上記ガイド部り2a
内に上下スライド可能に嵌入されているとともに、この
支持軸14両端部と上記スプリング保持部22bとの間
にコイルスプリング24が圧縮状態で配設されている。
次に、25は上記レバー170ノくルプステムの軸方向
に対する傾斜角θLを規制する制御カムであって、この
制御カム25としては例えば図示のように制御シャフト
26に固設された偏心カムが用いられ、上記コイルスプ
リング24の付勢反力等により上方へ回動しようとする
レバー17の自由端側の背面に当接して、そのカムリフ
ト量に応じてレバー17を位置決めする。そして、上記
制御シャフト26の端部には、シャフト駆動装置27が
設けられている。シャフト駆動装置の詳細を図示したの
が第2図で、上記駆動装置としては、例えば揺動杉油圧
モータ2Bが用いられる。油圧モ −−タ28はシャフ
ト26に固設されたベーン部29とブラケット3oによ
り図外のシリンダヘッドに固設されるハウジング部31
から構成されている。
さらに制御ユニット32は機関の吸入空気量信号、回転
速度信号、機関温度信号等の機関のパラメータを示す信
号に基づいてオイルポンプ33、オイルパン34に連な
る電磁弁35を制御して上記油圧モータ2Bを動作させ
、上記制御カム25を機関運転条件に応じて回転位置決
めする栴成となっている。なお、吸排気弁のバルブリフ
トは、例えば最大約10mmから最小約0.5 mmま
で制御できる設計となっている。
上記制御ユニット32には観閲始動検出手段の電気回路
41が接続されている。この壁間始動検出手段は従来の
スタータモータの始動装置と同様のものである。42は
スタータスイッチ、43はスタータスイッチ42を介し
てバッテリ44に直列接続されたプランジャ保持用の電
磁コイル、45゜46はスタータスイッチ42を介して
バッテリ44に接続された電磁コイルコdよびスタータ
モータで、この電磁コイル45の付勢によってプランジ
ャ47を吸引し、バッテリ44にスタータモータ46を
直結するメインスイッチ48を閉じる様になっている。
また、スタータスイッチ42と電磁コイル43との接続
中点Sがリード綜によって制御ユニット32に接続され
ている。
この機開始ah検出手段では、スタータスイッチ42を
閉じることにより、両電磁コイル4へ45に電流が流れ
、プランジャ47が吸引されるとともに、この吸引位置
が保持される。また、同時にスタータモータ46にはバ
ッテリ44からメインスイッチ48を介して電流が流れ
込み、トルクが発生シてアーマチュアを回転させろ。こ
のとき、フランシャ47の吸引によってシフトレバ−4
9かり1かれ、これによりピニオンギヤがリングギヤ(
図示しない)に噛み合わせられて、スタータモータの強
力なトルクで機関を回転付勢する。なお、メインスイッ
チ48の閉成により電磁コイル45は短絡されるので、
この後は電磁コイル43の吸引力でプランジャ47を保
持する。次に、スタータスイッチ42を切ると電磁コイ
ル43か消勢され、プランジャ47はリターンスプリン
グ(図示しない)によって元の位置に戻り、メインスイ
ッチ48も開かれる。
また、上記スタータスイッチ42の閉成時に、上記8点
の電位が0ボルトからバッテリ44の端子′1ヒ圧まで
上昇し、この電圧が機関始動クランキング時の検出信号
として制御ユニット32に入力される様になっている。
次に第3図および第4図を参照して、その作用を説明す
る。
先ず機関運転条件に応じて制御カム25によるレバー1
7の押し下げが大きい場合を第3図に示す。第3図(a
)はロッカアーム12の一端12aが当接するバルブg
Nbカム110ベースサークル時を示しており、この状
態ではロッカアーム12の他端12b近傍を支点Aとし
てロッカアーム12がレバー17に支点接触し、(さら
に詳細に言えば、前述した如く所定のパルプクリアラン
スが必要であるため厳密にはこの状態では両者間に微小
間隙Cが有る)従って吸排気弁13にはコイルスプリン
グ24によるロッカアーム12の押圧がかかるだけで、
この抑圧は開弁圧に比べ極めて小さいので吸排気弁13
は全U】状態にあるとともに、ロッカアーム12とレバ
ー】7とのなす角(θL−0R)は小さい。
ここでθBはロッカアーム12の他端12bの中央部と
支持軸14の中心を結ぶ直線がパルプステムの軸方向に
対する傾斜角である。
この状態からパルプ駆動カム11のリフトが開始すると
、ロッカアーム12はその支点Aを該アーム120頂点
近傍まで徐々に右方に移iQI]させながら支持軸14
を中心として反時計方向に回動する。これにより、吸排
気弁13はパルプ駆動カム11の立上がり、立下がりと
略同−のタイミングで開閉され、その最大リフト厘りは
第3図(b)のように犬となる。尚、ここでロッカアー
ム12の背面16はレバー17の支持部18に対して、
その411対的ブよイけりが、!舐めて少い状態で転動
する。特にロッカアーム12のバルブ側一端12bから
支持@14にいたる背面16のプロフィルは吸排気弁1
3の立上がり時、着座時の緩衝機能が得られるように緩
かな曲綜で形成されている。
次に制御カム25によるレバー17の押し下げ力1小さ
い場合を第4図に示す。第4図(a)は第3図(a)と
同じくバルブ駆jbカム11のペースサークル時を示し
ており、この状態ではパルプ側一端12b近傍を支点A
としてロッカアーム12がレバー17に支点接触し、吸
排気弁13はコイルスプリング24によるロッカアーム
12のJ’F圧がかかるだけで、この抑圧は開弁圧に比
べ極めて小さいので吸排気弁13は全開状態にあるが、
特にレバー17が第3図の場合に比較して上方に大きく
回B、ij しているため、ロッカアーム12とレバー
17の1よす角(θL−θR)は大きい。
この状態からパルプ駆動カム11のリフトが開始すると
、ロッカアーム12は反時計方向に回動するが、レバー
17とのなす角が大きいためリフト量が小さい時はバル
ブ側一端12b近傍をそのまま支点Aとして回動するだ
けで吸排気弁13は開弁しない。従って、開弁タイミン
グがバルブ駆動カム11の立上がりより一定期間遅れ、
かつ同様に閉弁タイミングがカム11の立下がりより一
定期間早まる。また、第4図(b)に示すようにパルプ
駆動カム11のピークリフト時に得られる最大リフト漿
りも小となる。尚、極端な場合、バルブ駆動カム11の
リフトに拘らず、バルブリフトな0とすることも可能で
ある。
第5図は、このように制御カム25による押し下げ」栓
が犬の場合(I)と小の場合(II)とで得られるバル
ブリフトQj性の一例を示している。
この様に、本装置によれば、吸排気弁13の開閉時期お
よび弁リフ) ffLを機関運転条件に応じて可変制御
できるのであるが、特に、低温での機関始動クランギ、
ング時に於し・では、スタータスイッチ42の閉成によ
り8点に得られる電圧に基づいて、制御ユニット32が
切換パルプ35の〜b作をホールドさせ、オイ)Dボン
ダ33から油圧モータ28へのオイル供給を遮断させる
とともに、油圧モータ28内のオイルが切換パルプ35
を介してオイルパン34にドレンされる。このため、パ
ルプスプリングおよびコイルスプリング240反力を受
けて、制御カム25によるレバー17の押し下げが、第
4図(aL (b)に示す様に小さくなり、パルプIy
、動カム11の最大リフト時のバルプリフトも小さくな
る。ところで、機関始動クランキング時には、吸気弁の
バルブリフトを小さくすると、これを原因として、次の
3つの理由により機関始動性能が向上する。
(1)吸入行程に於いて吸気弁傘部を通過する吸気流速
が増大し、これによって燃料が微粒化し、燃料と空気の
混合状態が改善される。
(2)本実施例のように、バルブリフトとパルプ開閉時
期がともに変化する機措では、吸気弁のバルブリフトが
小さくなるにしたがって、吸気弁の閉時期が吸入下死点
に近づき、圧縮行程の実質的な圧縮比が増大し、点火時
の吸気圧縮温度が上昇し、点火しやすい状態となる。
(3)吸気弁リフトが小さくなることにより、吸気側動
弁部の駆動に費されるパルプ駆動カム11の駆動損失が
小さくなり、実質的圧縮比が増大する割りには、始動時
のクランキング回@数が増加する。
ところで、上記理由(2)については、吸気弁のバルブ
リフトか非常に小さくなって吸気弁開閉時期が吸入下死
点よりも早くなった場合には、逆に実質的な圧縮比が減
少してしまう。しがし、理由(1)。
(3)の効果が非常に大ぎいため、たとえ吸気弁閉時期
が吸入下死点より前になっても、吸気弁リフトを減少さ
せていけば、さらに始動性能を向上させることができる
尤も、吸気弁リフトがあまりにも小さくなり過ぎると、
始動時の機関の摩擦力に打ち勝つ燃発カを得るに必要な
吸気がチョークされて供給されなくなる。即ち、吸気弁
傘部に於ける吸気の流入速度が音速に達し、吸入空気量
が制限されるチョーク状態となる。したがって本実施例
では0.5 in程度を最小バルブリフトとしているが
、それ以下のような極小のバルブリフトでは始動性能が
悪化する。
結局、吸気がチョークしない範囲では始動時の吸気弁り
7トは小さげれば小さいほど良好な始動性能を得ること
ができ、チョーク状態となるバルブリフト範囲の5ち、
上限のバルブリフトに於いて最も良好な始動性能を得る
ことができる。
第6図は以上の内容をグラフにしたもので、吸排気弁リ
フトに対し完爆に至るまでの時間を示しである。
次に、排気弁についても、次の4山によりバルブリフト
を小さくすることにより、始動性能を向上させることが
できる。
先ず、吸気弁について理由(3)の中で述べたように、
駆動JA失の減少によってクランキング回転数が増加す
る。また、吸気弁の小さいバルブリフトと組み合わせる
と、クランキング時のポンプ仕事を減少させることがで
きる。第7図にはバルブリフトがパルプ開閉時期ととも
に変化する動弁系に於いて、吸排気弁ともにバルブリフ
トを小さくした際のクランキング時の筒内容積と筒内圧
力の関係を、゛いわゆるP−■線図で示しである。これ
によれば、領域Aは通常の第8図(a)のパルプタイミ
ングでのポンプ仕事Paを示し、領域Bは吸排気弁のバ
ルブリフトを小さくして、tg8図(b)のパルプタイ
ミングとした場合のポンプ仕事pbを示す。ポンプ仕事
PbはPaに対し吸入下死点と排気上死点ff近で減少
しており、ポンプ仕事が低減できれば、当然クランキン
グ回転数を増加させることが可能である。
なお、排気弁に於いても、あまりにバルブリフトを小さ
くしすぎると、始9動性能を損ねる。
即ち、あまりに小さいバルブリフトのために、たとえ初
爆したとしても、vト気がjノ「気弁でチョークして排
出することが困難となり、次のサイクルで新気を吸入で
きなくなる。初爆まではバルブリフトが小さくても、初
爆直後の排気行程からは排気に十分なバルブリフトが必
要となるが、初爆の前後で急激にバルブリフトを変化さ
せるのは非常に困難である。従って、第6図に示すよう
な特性は排気弁についても当てはまり、排気が排気弁傘
部でチョークしない限り、バルブリフトは小さいほど始
動性能が向上するものである。
そして吸排気弁のバルブリフトを機関始動クランキング
中に最小にする手段として、バルブリフトを制御するア
クチュエータすなわちこの実施例でを、よ油圧モータ2
8による制御力の増大とともに、吸排気弁のバルブリフ
トが増大するバルブリフト制御機構に対し、機関始動ク
ランキング時に上記制御力を作用させプよいようにする
ことが最も簡単であり、バッテリ電圧が低く、大きな制
御力が得られない機関始動状態では特に有効である。こ
のため、この実施例では第2図について既に述べた様に
、始動クランキング状態を、スターティングスィッチ4
2閉成時の8点電圧によって検知し、これに基づいて制
御ユニット32が切換パルプへの48号供給な連断する
よ5に作用させているのである。
なお、各実施例では、可変バルブリフト機前に於いて、
バルブリフトおよびバルブ開閉時期がともに変化する場
合について説明したのであるが、第9図に示す様にパル
プ開閉時期が殆んど変わらないで、バルブリフトのみが
変化する可変バルブリフト機構に於い℃も、上述の効果
が得られる。
また、この実施例のように、機関始動クランキング時に
バルブリフトを制御範囲の下限にする必要はな(、上限
よりも小さければ、それ相応の効″ 果か得られるもの
である。
なお、機関始動時を検知する手段として既述のスターテ
ィングスイッチを用いた回路のほか、例えば、機関回転
数を感知して、通當のフィトリング回転数とクランキン
グ回転数の間の回転BNを判定基準とし、機関回転数が
Nより小さければ始動時ど判定し、この判定結果に基づ
いて制御ユニット32をして油圧モータ28を上記同様
に制御できる。また、始動クランキング中のバッテリ電
圧が大きく低下することを検知して、油圧モータ28を
同様に制(I+11することもできる。
PJlO図は他の実施例を示す。これは本出願人が既に
提案した吸排気弁駆動装瞳に於いて、(歳開始動時に吸
排ス弁のバルブリフトがその1ilJ〆■π四の下限に
7よるようにしたものである。これについて説明すると
、51は)溝間回転に同期して回転するバルブ駆動カム
、52は吸排気弁、53はバルブスプリング、54はシ
リンダヘッド15にボルト56にて固層されたブラケッ
トを示している。
57は一端57aがパルプ駆動カム51に、他端57b
がパルプステム52aのステムエンド52bに夫々当接
するとともに、略中央に回動自在に挿通された支持軸5
8を有し、かつ背面59が所定のプロフィルに湾曲形成
されたロッカアーム、60は上記ロッカアーム57のR
面59に略沿って配設され、該背面59が支点接触する
ロッカアーム支持面61を備えたレバーであって、この
レバー60は、その略中央部両側に二股状のロッカガイ
ド部62を有し、該ロッカガイドg63に上記ロッカア
ーム57の支持軸58が摺動可能に嵌合しているととも
に、上記支持軸58とレバー60との間には、レバー6
0をブラケット54側に付勢するためのコイルスプリン
グ63が圧縮配設されている。また上記レバー60は、
そのパルプ側の一端60aが上記ブラケット5′4先端
縁のアジャストスクリュー64に当接支持されていると
ともに、カム側の一端60bが、上記ブラケット54に
埋設した油圧アクチュエータ65に支持されており、こ
の油圧アクチュエータ65の伸縮によって上記レバー6
0の傾斜が制御される構成となっている。
上記油圧アクチュエータ65は、ブラケット54内のオ
イルギヤラリ66から尋人される機関運転条件に応じた
制御油圧によって全長が伸縮変化するものであって、ブ
ラケット54に凹設したシリンダバレル67内に摺動自
在に低装された有底円筒状の外筒部68と、この外筒部
6B内に4’D動自在に配設されかつ内部にオイルギヤ
ラリ66と常時連通した油溜室69を有する内筒部70
と、両者間に圧縮配設されて外筒部68を突出方間に付
勢するコイルスプリング71とから大略構成されており
、上記外筒部5B内に上記内筒部70により油圧室62
が区画形成されているとともに、この油圧室72が逆止
弁73を介して上記油溜室69に連通している。そして
上記外筒部68の頂部に半球状のピボット部68aが形
成されており、該ピボット部68aが上記レバー60の
−rJ60bに揺動可能に嵌合している。一方、75は
オイルポンプ、76はこのオイルボングア5に連通する
油路で、この油路76の途中にオイルギヤラリ66に通
じる分岐油路77が連結されている。また、油路76端
はソレノイドパルプ78を介してオイルパン79に連通
している。このソレノイドパルプ80は、ソレノイド8
1を付勢しないとき、スプリング82の反力によって、
パルプ83&バルブシートに圧接させ、油路76端を塞
ぐようになっている。このソレノイド81は(溝間開始
1寺のみ付勢される様になっている。また、ロッカアー
ム57およびレバー60に斥力を与えているコイルスプ
リング63のばね力は、油趙室69に油圧が作用してい
ない場合には、コイルスプリング71に打ち勝って、油
圧アクチュエータが最も短く収梠している。
かかる装置に於いては、先ず、オイルギヤラリ26から
油圧アクチュエータ25に供給される制御油圧が低い場
合には、コイルスプリング23のイ1]ω力によって油
圧アクチュエータ25の全長は短かくなり、一端20a
をアジャストスクリュー24に支持されたレバー20は
比較1」9上方に揺動し、パルプ駆動カム110ベース
サークル時において、ロッカアーム17の背面19とレ
バー20のロッカアーム支持面21とは離間した状態に
ある。従って、この状態からパルプ駆動カム11のリフ
トが開始すると、第5図の■に示す如く、開弁タイミン
グがパルプ駆動カム11の立上がりより一定期間遅れ、
かつ同様に開弁タイミングがパルプ駆動カム11の立下
がりより−に期間早まり、バルブ駆動カム11のピーク
リフト時に得られる最大リット世も小となる。
ここで、上記ロッカアーム17のリフトに伴いレバー2
0には時計方向への回動力か作用するが油圧アクチュエ
ータ25において、逆上弁330作用によって油圧室3
2内の油圧が保持されるため、油圧アクチュエータ25
の全長は殆ど変化せず、レバー20の1頃余Fはそのま
まに保たれるのである。
次に機関運転条件に応じて油圧アクチュエータ25に供
給される制御油圧が高くなると、パルプスプリング13
0反力がレバー20に作用しない期間つまりパルプ駆動
カム110ベースザークルにロッカアームエフが当接し
ている期間において、上記制御油圧とコイルスプリング
31との合力が、コイルスプリング230反力と釣合5
点まで外筒部28が突出する。そのためレバー20は反
時計方向に揺動し、ロッカアーム17の背面19とレバ
ー20のロッカアーム支持面21とは近接した状態とな
る。従って、この状態からパルプ駆!1.iIlカム1
1のリフトが開始すると、吸排気弁12は第5図のIに
示す如(、パルプ駆動カム11の立上がり、立下がりと
略同−のタイミングで開閉され、かつその最大リフト量
も大となる。また、このリフトの間、逆上弁330作用
によってレバー20の傾斜が保持されるのは前述した通
りである。
尚、油圧アクチュエータ25においては、バルブ駆動カ
ム11の一回のリフト毎に、油圧室32のオイルがシリ
ンダバレル27との隙間等から若干リークし、かつリフ
ト終了時に油溜室29から油圧室32に必要量のオイル
が補充されるため、常に制御油圧に応じた全長が得られ
るのである。そして機関始動時には、図示しない制御ユ
ニットの出力により、バルブリフト制御手段としてのソ
レノイドパルプ800ソレノイド81が付勢され、これ
によって、パルプ83′?ニスプリング820反力に抗
して冊かせる。このため、オイルポンプ75からの吐出
油はオイルキャラリ66および油圧菟72には作用しな
いで、オイルパン79にドレンされる。この結果、コイ
ルスプリング63のばね力によって、油圧アクチュエー
タ65が最も短い状態に収縮される。従って、バルブリ
フトが最小になる。
また、他の実施例として、上記シリンダバレル67内の
外筒部28の外側に、コントロールラックに噛合して回
転する制御スリーブを設け、この制御スリーブに設けた
、円周方向に幅が要化する略三角形の油圧供給通路を上
記オイルキャラリ66に連通させたものがある。これは
外筒部68の突出に対して、先端側の上記油圧供給通路
端縁が外筒部68の油孔68aと連通可能限界となり、
コントロールラツ°りにより規制される制御スリーブの
回転位置に応じて、上記油圧供給通路から油溜室69に
流れる油量を制御し、これにより、外筒部28の突出可
能ストロークを変化する様にしている。
第11図はその制御スリーブを回転制御するコントロー
ルラック910制御装置である。この制御装置では、吸
入負圧、エンジン回転数、冷却水温等の各種のデータ9
2に基づいて、演算回路93および制御値決定出力変換
回路94により機関運転状態に応じた制御目標信号が出
力され、更に比較回路95により、その制御目標信号と
変換器96を介した変位検出器97からの検出信号とか
比較され、両者の偏差に応じた信号が偏差検出回路98
より出力される。そしてこの偏差信号によ一ノ、出力回
路99を介してリニアモータなどのアクチュエータ10
0がFJJ、!li!Jされ、コントロールラック91
の進退位置な制御する。このため、上記制御スリーブの
回転量すなわち上記油圧供給通路の油孔68aに対する
開口量が調節され、機関運転状態に応じた外筒部68の
突出量を得る。この場合に於いて、コントロールラック
91の端部と機関本体101との間には斥力を与えるス
プリング102が介装され、コントロールラック91が
スプリング102によって常にバルブリフトを小さくす
る方向に付勢されている。
従って、イ辰開始動時には、アクチュエータ1’00に
は信号か入力されず、このため、アクチュエータ100
はコントロールラック91に何らの制御力を作用させず
、スプリング1020作用によってコントロールラック
91は一端部に堰する。これにより、制御スリーブによ
り油孔68aの開口度を大きく絞って、油tamer9
の油圧上昇を抑え、従って、コイルスプリング63の斥
力によって、ロッカアーム57の背面とレバー60のロ
ッカアーム・支持部59とは離間し、バルブリフトが最
小となる。この実施例に於いても、バルブリフトを最メ
トに制御することによって、上記箇条書きした各効果が
得られ、42を開始動が円滑化するのである。
以上、説明してさた様に、この発明によれば、機関始動
時に吸排気弁のバルブリフトを小さく制御する動弁系と
したため、始動クンンキング時間を短に11でき、寒冷
地の特別なパンテリやスタータモータをLf準仕4J 
K直換することができ椋準仕様にあっても、より小形の
機関始動装置で、十分/A始動性能が得ることができる
Gの効果が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は不発明の吸排気弁駆動装置の一実施例を示す断
面図、第2図は同じくバルブリフト制御卸装置の02明
図、第3図(aL (b)および第4図(a)、 (b
)は第1図に於ける吸排気弁、駆’j)9装置の作動前
後に亘る状態を示すitノr面図、第5図はバルブリフ
ト特性図、第6図は児爆時間特性図、第7図は筒内圧力
特性図、2158図(a)、 (b)は通常のパルプタ
イミングダイヤグラム:1dよびこの考案の実施例のパ
ルプタイミングダイヤグラム、第9図はクジンク角一定
でバルブリフトのみが変化する11b弁系のバルブリフ
ト特性図、第10図は他の実施例の1析面図、第11図
はさらに他の実施例の:1ilJ御スリーブ1駆動用f
lilJ何回路図である。 工2・・・ロッカアーム、13・・・吸排気弁、17・
・・レノ<−−2Fl・・・l:、114Ij+41人
ワQ−、、J:n、−1+++−pLll−11御手段
としての油圧モータ、33・・・オイルポンプ、41・
・・機関始動検出回路、42・・・機関始動検出手段と
してスターティングスイッチ、52・・・吸排気弁、5
7・・・ロツカア−11,60・・・レバー、63゜7
1・・・コイルスプリング、6B・・・外筒部、69・
・・油溜m、7s・・・オイルポンプ、80・・・バル
ブIJ 7ト制御手段としてのソレノイドバルブ、10
2・・・機関始動検出手段としてのスプリング。 外2名 第3図(a) 第5図 クランク角 第4図(b) 1m リフト時 一菌巧各種 第8図 第9図 クラレフ肉 第10図 1: 1; し末、9

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. バルブリフトが制御可能な内燃機関の吸排気弁駆動装置
    に於いて、機関始動クランキング状態を検出する機関始
    動検出手段と、この機関始動検出手段からの入力を受け
    て、機関始動クランキング時にバルブリフト景を可変制
    御範囲の最小側に抑えるバルブリフト制御手段とを備え
    たことを特徴とする内燃機関の吸排気弁駆動装置。
JP18367583A 1983-09-30 1983-09-30 内燃機関の吸排気弁駆動装置 Granted JPS6075708A (ja)

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JPS6075708A true JPS6075708A (ja) 1985-04-30
JPH0338404B2 JPH0338404B2 (ja) 1991-06-10

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ID=16139953

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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KR100546467B1 (ko) * 1998-07-20 2006-01-26 하콘 스베레 페더슨 유압 베인 모터 및 유압 베인 모터를 포함하는 유압 시스템

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JPH0338404B2 (ja) 1991-06-10

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