JPS607538Y2 - 電動伸縮形アンテナ装置 - Google Patents

電動伸縮形アンテナ装置

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JPS607538Y2
JPS607538Y2 JP14688078U JP14688078U JPS607538Y2 JP S607538 Y2 JPS607538 Y2 JP S607538Y2 JP 14688078 U JP14688078 U JP 14688078U JP 14688078 U JP14688078 U JP 14688078U JP S607538 Y2 JPS607538 Y2 JP S607538Y2
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antenna element
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JP14688078U
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JPS5564105U (ja
Inventor
次郎 原田
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原田工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自動車等に装備するのに適した電動伸縮形ア
ンテナ装置に係り、特にアンテナ素子が伸長限界あるい
は縮小限界に達したときに電動機構を自動的に停止させ
るリミットスイッチ機構の改良に関するものである。
電動伸縮形アンテナ装置におけるリミットスイッチ機構
としてアンテナ素子を伸縮動作させる電動機構に歩進機
構を連動させ、この歩進機構がアンテナ素子の伸長限界
または縮小限界に相当する限界点を越える位置まで動作
したときリミットスイッチを開放させるように構成され
たものがある。
上記のものはアンテナ素子を完全伸長させる場合および
完全縮小させる場合においては格別問題を生じない。
しかしアンテナ素子を途まで動作させた状態から縮小す
る場合や、途中まで縮小動作させた状態から伸長させる
場合において問題が生じる。
すなわち、AM波やFM波の放送電波を受信するアンテ
ナでは、その地域における電界強度や周囲条件の如何に
より必らずしもアンテナ素子を完全伸長状態とせず受信
する場合がある。
このような場合においてアンテナ素子を途中まで伸長さ
せて使用に供したのち、アンテナ素子を自動的に縮小さ
せようとすると、アンテナ素子が完全に縮小状態となら
ないことが起る。
この原因はアンテナ素子を途中まで伸長させた場合にお
いては、電動機構に連動する歩進機構がアンテナ素子の
伸長度にほぼ等しい位置までしか動作せず、完全伸長度
に比べ十分余裕をもった位置まで歩進動作しない為であ
る。
なお上記の余裕分すなわちアンテナ素子が伸長完了した
状態から歩進機構がさらに動作してリミットスイッチが
開き電動機構への給電が断たれるまでの期間は、周知の
如く電動機構に介在しているクラッチが働き駆動源側と
アンテナ素子側(負荷側)とは切離される。
ところで前述のようにアンテナ素子の伸長度に対する歩
進機構の動作位置に余裕がない場合においては、電動機
構の動作量とアンテナ素子の伸長度ならびに歩進機構の
動作量との間にバラツキやズレが全く存在しない場合を
除き、前述のようにアンテナ素子の縮小が不完全なもの
になることが予想されるであろう。
しかるに電動機構と歩進機構との結合関係をみると、一
般には最大限歩進機構の1ステップ分だけのズレがあり
、しかも電動機構の停止状態により上記ズレにはバラツ
キがある。
したがって途中まで伸長動作させたアンテナ素子を縮小
させると、縮小完了前にリミットスイッチが開いてしま
い縮小不完全な状態を呈することになるのである。
なお自動車に装備される電動伸縮形アンテナ装置の中に
は、自動車のイグニションスイッチを切った際、アンテ
ナ素子縮小用のスイッチを格別に操作しなくとも自動的
にアンテナ素子が縮小するように工夫されたものがある
が、このようなアンテナ装置においても前述のような縮
小不完全な状態となることが当然あり得る。
このため洗車時においてアンテナ素子の折損事故等を引
起こすおそれがあった。
この考案はこのような事情を考慮してなされたもので、
その目的は歩進機構をリミットスイッチ機構の一構成要
素としている自動停止手段をもった電動式の伸縮形アン
テナ装置において、たとえアンテナ素子を途中まで伸長
させた状態から縮小動作させるような場合であっても、
またアンテナ素子を途中まで縮小させた状態から伸長さ
せるような場合であってもアンテナ素子を完全に縮小あ
るいは伸長状態となし得る構成簡単で安価に製作できる
電動伸縮形アンテナ装置を提供することにある。
以下この考案の詳細を図面に示す実施例によって明らか
にする。
第1図はこの考案の一実施例を示す概略的構成図である
この第1図において1は複数本の異径導電パイプを互い
に摺動自在に接続した伸縮形ロッドアンテナ素子である
このアンテナ素子1はモータ2およびこのモータにより
正逆回転駆動される回転ドラム3およびこのドラムに巻
込まれたり巻戻されたりすることによって上記アンテナ
素子1の伸縮操作を行なうワイヤ(図示してない)等か
らなる電動機構4によって伸長動作または縮小動作する
ものとなっている。
上記電動機構4における回転ギアの一つたとえばモータ
軸に設けであるウオームギアと噛合しているホイール5
の一側面には第1の駆動子としての突起6と第2の駆動
子としての突起7とが同ホイール5の軸心から異なる距
離で且つ所定角度θだけずれた位置に設けである。
なお上記突起6,7については後で詳しく述べる。
第1図中記号8は歩進機構である。
この機構8は、周面に複数個の突起を有する第1の回転
体9と、この回転体9の一つの突起に対し所定の圧力で
一部を係合させている押圧バネとを主要部として構成さ
れている。
なお記号11は上記第1の回転体9と一体的に結合され
ている第2の回転体であり、記号12は上記第2の回転
体11に対しクラッチ13を介して結合された第3の回
転体である。
上記第1の回転体9は前記第1の駆動子である突起6に
よって周面の突起が一方へ押しやられることにより回動
する。
また第2の回転体11は前記第2の駆動子である突起7
によって周面に設けである突起が一方へ押しやられるこ
とにより回動するものとなっている。
第2図は前記歩進機構8の第1、第2、第3の回転体9
,11.12等の構造をより詳しく示した平面的略図で
ある。
第2図において明らかなように第1の回転体9はその周
面に複数個の突起9a〜9gを有している。
また第2の回転体11はその周面に単一の突起11aを
有している。
さらに第3の回転体12はその周面に単一の突起12a
を有している。
なお第3の回転体12は突起12aが回転角Rの範囲内
だけ移動可能な如く回動範囲を制限されている。
また回動限界点においてリミットスイッチ14の接点を
開くように設けられている。
第3図は前記第1、第2の駆動子としての突起6.7の
構造をより詳しく示した側面図である。
第3図から明らかなように突起6は単なる柱状をなすも
ので、ホイール5の一側面に突設されている。
突起7は基端をピン7aによってホイール5の一側面に
軸支されている。
そしてスプリング7bによって常時はホイール5の一側
面に図のように起立しており、外力が加わると矢印で示
すようにホイール5の一側面に設けた凹部7c内に倒伏
するものとなっている。
したがって上記第2の駆動子としての突起7はホイール
が一方に回転するときは前記第2の回転体11における
突起11aに引掛る状態を呈するが他方に回転するとき
は上記突起11aに引掛らないものとなる。
第4図は前記電動機構4におけるモータ2を正逆回転さ
せてアンテナ素子1の伸縮動作を行なわせるための電気
回路である。
第4図において、20は負極を接地された直流電源であ
る。
この電源20には自動車のイグニッションスイッチ21
、ダイオード22を介してリレー23の庫イル23Cが
接続されている。
記号24は手動操作スイッチである。
このスイッチ24は二組の切換接点25および26を有
しており、これらの切換接点25.26が連動するもの
となっている。
なお上記接点25.26は中立位置で一方の切換接点2
5a、26bが共通接点25 C,26cにそれぞれ接
続されており、UP側位置で接点25aと25c1およ
び26aと2601がそれぞれ接続され、DN側位置で
接点25bと25c1接点26bと26c1がそれぞれ
接続されるものとなついる。
接点25a、26bは接地されている。モータ2は例え
ばフェライトモータであり電機子への流入電流の極性に
より正または逆回転するものである。
しかしてこのモータ2は前記操作スイッチ24および前
記リレー23の常開接点23aを介し、さらにイグニシ
ョンスイッチ21を介して前記電源20に接続されてい
ると共に、他方においてリミットスイッチ14、リレー
23の常閉接点23b1スイツチ24の一部を介して電
源20に接続されている。
次に動作を説明する。
イグニションスイッチ21が閉じられている状態におい
て操作スイッチ24をUP側に操作すると、二組の接点
25.26の各共通接点25 C,26cが第4図中上
方へ切換わる。
そうすると、電源20の正極〜イグニションスイッチ2
1〜接点26a〜接点26c〜モータ2〜リレー接点2
3a〜接点25c〜25a〜アースなる経路に電流が流
れモータ2は正回転をはじめる。
その結果第5図Bに示すようにアンテナ素子1は伸長し
ていく。
またホイール5の回転に伴い第1、第2の駆動子として
の突起6,7は第5図Cのように回転していく。
突起6が歩進機構8の第1の回転体9の一つの突起に衝
接する位置にくると、第1の回転体9はlステップ回動
する。
突起6が360°回転すると再び第1の回転体9は1ス
テップ回動する。
ところで、上記突起6が360°回転する前に第2の駆
動子である突起7が第2の回転体11の突起11aに衝
接すると、第2の回転体11が1ステップ分回動するこ
とになる。
この回動は即第1の回転体9の回動でもある。
したがって歩進機構8の動作としては第5図りの記号X
で示すように、最初の歩進動作時において2ステップ動
作する。
以后は突起6による歩進動作が繰返えされる。
第3の回転体12が第2図の矢印Mで示すように回転し
限界点に達すると、この第3の回転体12は回動を停止
する。
アンテナ素子1が伸長限界に達したのち操作スイッチ2
4を中立位置に戻せばモータ2は電源を断たれ第5図A
のように停止する。
操作スイッチ24をDN側に操作すると、共通接点25
c、26Cは第4図中下方へ切換るので、モータ2には
前述の場合とは逆向きの電流が流れる。
したがってアンテナ素子1は下降はじめ歩進機構8は前
述の場合とは反対方向へ歩進動作する。
このときは第2の駆動子としての突起7は第2の回転体
11の突起11aに衝接しても倒伏状態となるので、歩
進機構8は第1の駆動子としての突起6にのみより、歩
進動作する。
したがって歩進機構8は歩進動作が通常より1ステップ
多くなされた時点色にて停る。
第5図中破線Vはアンテナ素子1を途中まで伸長させた
ときの動作曲線である。
この場合も前述した場合と同様に伸長時における歩進動
作が1ステップ増し、縮小時には通常にステップダウン
するので、時点tbにて歩進動作が終了する。
イグニションスイッチ21を切って自動的に縮小動作さ
せる場合にはリミットスイッチ14が第5図のta、
tbで開くことになる。
したがってアンテナ素子1は完全に縮小状態となる。
この点、従来のものでは第5図中破線Wで示す如くなる
ので、リミットスイッチ14が開放する時点tcでは末
だアンテナ素子1がGなる長さだけ縮小せずに残存して
しまうことになる。
なお、この考案は上述した実施例に限定されるものでは
なく本考案の要旨を逸脱しない範囲で変形実施可能であ
る。
たとえばリミットスイッチを伸長限界にて作動させるよ
うにしたものにも適用可能である腰革2の駆動子による
ステップを複数個所で行なわせてもよいし、突起7の機
能を一方へ移動するときのみ有効となす手段としては、
突起7が一方にのみ回動し、逆方向には回動しないよう
に構成してもよい。
以上説明したようにこの考案によれば、第2の駆動子に
より歩進機構が往動時のステップ量が増すで、復動時に
はアンテナ素子1の伸長または縮小動作力浣了したのち
にリミットスイッチが作動するように制御できる。
したがってたとえアンテナ素子を途中まで伸長動作させ
たのち縮小させる場合等においてもアンテナ素子を確実
に縮小させ得るものであり、構成も第2の駆動子等の付
加だけでよく、簡単であると共に安価に製作できる利点
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図はこの考案の一実施例を示す図で第1図
は概略的構成図、第2図は歩進機構等の構成を示す図、
第3図は第1、第2の駆動子を示す図、第4図は電動機
構制御用の電気回路を示す図、第5図は動作説明用の波
形図である。 1・・・・・・伸縮形ロッドアンテナ素子、4・・・・
・・電動機構、6・・・・・・突起(第1の駆動子)、
7・・・・・・突起(第2の駆動子)訃・・・・・歩進
機構、14・・・・・・リミットスイッチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 伸縮形アンテナ素子と、このアンテナ素子を伸縮動作さ
    せる電動機構と、この電動機構に連動し上記アンテナ素
    子の伸長動作中には第1の領域を一方向へ複数回通過し
    上記アンテナ素子の縮小動作中には上記第1の領域を他
    方向へ複数回通過する第1の駆動子と、この第1の駆動
    子が上記第1の領域を通過する毎に歩進動作する歩進機
    構と、この歩進機構が前記アンテナ素子の伸長限界また
    は縮小限界に相当する限界点を越える位置まで動作した
    とき前記電動機構への電力供給を断つリミットスイッチ
    と、前記電動機構に連動して前記アンテナ素子の伸長動
    作時および縮小動作時において第2の領域を通過する第
    2の駆動子と、この第2の駆動子が上記第2の領域を前
    記アンテナ素子伸長時において通過したとき前記歩進機
    構を前記第1の駆動子による歩進動作を妨げずに少なく
    とも1回同一方向へ歩進動作させる手段とを具備してな
    る電動伸縮形アンテナ装置。
JP14688078U 1978-10-25 1978-10-25 電動伸縮形アンテナ装置 Expired JPS607538Y2 (ja)

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JPS5564105U JPS5564105U (ja) 1980-05-01
JPS607538Y2 true JPS607538Y2 (ja) 1985-03-14

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