JPS6075012A - 通気性シ−ト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動車等の車両用シート、詳しくは暖房又は冷
房を目的とする通気性シートに関するものである。

従来、この種のシー１へは表皮部材（ａ′）、発泡材製
のクッション部材（ｂ′）に、上下方向に貞通する通気
孔（イ′）を開孔し、この通気孔（イ′）が、着座時に
おいて圧潰されて通気性が１０なわないように、表皮部
材（ａ′）側の通気孔（イ′）口縁に鳩目状の硬質部材
製キャップを設けたり、或いは第１図に示す如く、通気
孔（イ′）の内周壁に硬質部材製の筒体（１０）を設け
ている。従って、表皮部材（ａ′）の表面に通気孔（イ
′）が露出するため、シートの美観を損うばかりか、通
気孔（イ′）に設けた硬質部材製のキャップ、筒体（１
０）にＪ：り異物感が生じ座り心地が極めて悪い不具合
があった。図中（１１）　（１１）・・・は送気管を示
す。

本発明は斯る事情に鑑みてなされたものであり、前記通
気孔を表皮部材の表面まで貴通さｕｌその通気孔に、圧
潰防止用部材を１することなく、通気性を保持しＢつシ
ートにおＶ」る身体接触部全体から、温風又は冷態が送
風される通気性シー１〜を提供することを１］的どりる
ｂのである。

以上の目的を達成するための本発明の基本的椙成は通気
性且つ伸縮性を有する表皮部材と、多数の通気孔を有す
るクッション部材との間に送風拡散用の空間部を設け、
多数の通気孔より送風される温風又は冷風が、送風拡散
用の空間部を介して、クッション部材の表面を被包する
表皮部材全体より放出するようにしたものである。従っ
て、表皮部材とクッション部材との間に空間部が生じる
ようにクッション部材は、その表面にお（プる外周部を
隆起状に形成して、着座する部分が凹窪部になるように
し、また表皮部材は凹窪部のクッション部材表面にシー
トの所定の表面形状を形成するように部分的に止着する
。依って、従来品の如き、表皮部材に通気孔が開孔され
ていないため、シートの美観を損うことがないし、また
硬質部材製のキャップ、筒体など装着する必要性がない
ため、異物感も生じない。更に、多数の通気孔より送風
されるｉＭ　Ｊｕｌ又（ま冷Ｂ１は送風拡散用の空間部
を介して表皮部材の全体から放出されるため、通気孔よ
り局部的に放出される従来品に比べ、快適に使用し１す
る。

以下、図面（第２図乃至第４図）について、本発明の一
実施例を説明する。

第２図は本発明に係るシートを示し、（、Ａ）はシート
クッション、（Ａ′）はシートバック、（ａ　）は表皮
部材を示し、この表皮部材＜ａ）はメリヤス地、ウィリ
ーナイロン地などの伸縮性、且つ通気性を有づる布地で
、その外周縁の端末はフレーム（ｄ　）　（ｄ　）に接
着等で止着され、クッション部材（ｂ）の表面において
は、吊ボタン（１）（１”Ｉによってクッション部材（
ｂ）に固定される。

クッション部材（ｂ）は独立気泡のウレタンフオームな
ど非通気性部材で、シー１〜クツシヨン（Ａ＞の場合に
おいてはその表面にお（〕る左右側部及び前部にまたシ
ー１〜バツク（Ａ′）の場合には左右側部及び上部に、
隆起部（旧）（ｂｌ）・・・を設りて、着座者の身体が
当接を呈する部分が凹窪部になるように形成され、この
凹窪部（ｂｌ）に多数の通気孔（イ）〈イ）・・・が開
孔されている。従って、凹窪部（ｂｌ）と、この凹窪部
（ｂｌ）を表皮部Ｕ（ａ’）との間には空間部が生じ、
この空間部を送風拡散用の空間部（ロ）とＪる。クッシ
ョン部材（Ａ＞はフレーム（ｄ）（ｄ’）に張架したバ
ネ材（３）（３）上に載置される。シートクッション（
Ａ）を構成するフレーム（ｄ　）は受皿状に形成され、
その底部に送風孔（ｄｌ）が開穿され、送風装置の送気
管（Ｃ）が接続されている。またシートバック〈Ａ′）
にｄ３いてはフレーム（ｄ′）の裏側に送風装置から発
生ずる温風又は冷風がバックパネル（５）より外部に漏
出しないように遮断暮（／１）が設けてあり、この遮断
幕（４）内に送気管（Ｃ）が配設されている。図中（ｅ
）（Ｃ）はシー１〜アジヤスタを示す。

温風又は冷風を送風ザる送風装置は車内を加温、冷７Ｊ
１するエアコンを利用し、その適宜位置にバルブが設【
ノである。

斯して、送風装置より送気管（Ｃ）を通してクッション
部材（ｂ）の底部に向けて温風又は冷風を送風づ′るど
、送風拡散用の空間部（ロ）（ロ）内に送風されて、ク
ッション部材（ｂ）の凹窪部（ｂｌ）に対応する表皮部
材（ａ　）の全面より、温風又は冷風が外部に放散され
、着外者の身体を加温又は冷却する。

本発明は叙上の如く構成したから、従来品に比べ以下の
効果を有する。

■　温風又は冷風の送風拡散用の空間部を介して表皮部
材の全面より放出されるため、従来品に比べ優れた冷、
暖房効果が得られる。

■　シートの表面に、通気孔が露出しないため、従来品
の如き、シー（−の外観を損うことがない。

■　従来品のように硬質部（Ａ【゛通気孔の圧油を防止
する必要がないため、表皮部材、クッション部材の成形
性が向上り−るし、また異物感も生じない。

■　クッション部材に通気孔を設りたので、クッション
部材自体のｖＪ質に通気性を有づるものを使用覆る必要
がない。従って１感触が良く耐久性、成形性の良いウへ
タンフォー八など使用することができ、シーミル性能の
向上を図れることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来品を示す縦断面図、第２図乃至第４図は本
発明品を示し、第２図はその斜視図、第３図はＸ−Ｘ線
に沿える縦断面図、第４図はＹ−Ｙ線に沿える縦断面図
である。図中（ａ　）は表皮部拐、（ｂ）はクッション
部材、（イ）は通気孔（ロ）は送風拡散用の空間部を夫
々示す。 特許出願人　立川スプリング株式 手続補正書 １．事件の表示 ２、発明の名称 通気性シート ３、補正をする者 事イ！１との関係　！ＩＯ￥１　出　願　人氏名く名称
）　立川スプリング株式会社４、代理人 １１［（和　年　月　日 ６、補正の対象 特許請求の範囲 多数の通気孔を有するクッション部材、このクッション
部材の表面を被包する通気性月つ伸縮性を有りる表皮部
材、前記クッション部材の通気孔より表皮部材に向けて
設【Ｊた渇風装首とからなり、前記クッション部材の表
面と表皮部材との間に、送風拡散用の空間部を設りてな
ることを特徴とする通気性シート。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 多数の通気孔を有するクッション部材、このクッション
   部材の表面を被包する通気性且つ伸縮性を有する表皮部
   材、前記通気孔より表皮部材に向けて温風装置とからな
   り、前記クッション部材の表面と表皮部材どの間に、送
   風拡散用の空間部を設けてなることを特徴とする通気性
   シート。