JPS607483Y2 - 電子ビ−ム露光装置 - Google Patents

電子ビ−ム露光装置

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JPS607483Y2
JPS607483Y2 JP1976040218U JP4021876U JPS607483Y2 JP S607483 Y2 JPS607483 Y2 JP S607483Y2 JP 1976040218 U JP1976040218 U JP 1976040218U JP 4021876 U JP4021876 U JP 4021876U JP S607483 Y2 JPS607483 Y2 JP S607483Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electron beam
detector
sample stage
measured point
half mirror
Prior art date
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Expired
Application number
JP1976040218U
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English (en)
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JPS52131964U (ja
Inventor
洋 安田
憲一 川島
Original Assignee
富士通株式会社
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Publication date
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Publication of JPS52131964U publication Critical patent/JPS52131964U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は試料台の回転ずれを補正し得る電子ビーム露光
装置に関し、とくに試料台の位置を複数のレーザー干渉
計で測定し、試料台の回転を検出して露光データを補正
する電子ビーム露光装置に関する。
半導体素子の超小形化、高密度化の波は目覚しく、近年
パターン幅1〔μm〕のものが要求されるようになって
いる。
この半導体のウェハーのレジストを露光してパターンを
形成するため、従来の如く波長の長い光を用いるホトプ
ロセス技術に代り、波長の短い電子ビームを用いる電子
ビーム露光技術が脚光をあびている。
この種の電子ビーム露光技術を利用した電子ビーム露光
装置では、ウェハーまたはガラス基板上にパターンを露
光する際に電子ビームの走査領域が一般に小さいため、
試料台を移動して露光する方法が採用されている。
そして露光のための位置合せはウェハーの数個所のマー
クを検出して行ない、試料台の位置をレーザー干渉計で
測定し、露光データを補正して露光するものであった。
しかしながら、試料台の移動は通常サーボモータ等によ
りX、Y方向に移動させるものであるが、試料台をガイ
ドする溝のすき間等によるガタがあり、移動に際し試料
台がわずかに回転してしまう。
この回転角はきわめて微少であり、その精度は±3μm
/1−程度であるので、 (イ)従来のシステムにおけるごと<、電子ビームの偏
向巾が250μm程度である小領域の電子ビーム露光の
場合には、たとえ試料台がわずかに回転したとしても、
電子ビームの位置精度は±題とならなかった。
しかるに製造コスト低減のため、電子ビームの偏向巾を
1own程度にして、一度に大領域の電子ビーム露光を
行うシステムでは、同じ試料台の回転角に対し、電子ビ
ーム mとなり、1 〔μm〕程度のパターンを描くような精
度においては無視し得ない。
また、(ロ)従来大領域の電子ビーム露光を行う場合、
ウェハの数カ所例えば4隅のマークからの反射電子信号
を検出することにより回転角を求めていた。
しかるに当発明者等の大領域でかつステージ連続移動露
光を目的とするシステムでは、(イ)で通常問題となら
ないステージ回転角は、是非とも補正せねばならない量
となり、(ロ)の方法は不連続的にしか可能でないため
、時間的に連続して回転角を求めることはできないとい
う欠点を有していた。
本考案は、上述の点にかんがみてなされたもので、その
目的は、試料台の微小回転角を検出し、露光データを補
正し、電子ビームの偏向巾が1−程度の大領域でかつス
テージ連続移動露光を行なうことのできる電子ビーム露
光装置を提供することである。
その目的を遠戚せしめるため、本考案の電子ビーム露光
装置は、電子ビーム露光部1の基準位置をハーフミラ−
74を介して検出する検出器72と、被露光体が塔載さ
れた試料台13と、上記試料台を移動させる移動手段1
4と、制御信号により電子ビームを制御して被露光体に
照射する電子ビーム露光部10,11.12と、該試料
台13の第1の被測定点の前面に直列に第1のハーフミ
ラ−74aと第1の検出器72aとを有するとともに第
2の被測定点の前面に直列に第2のハーフミラ−74b
と第2の検出器?2bとを有し、レーザー光源71から
のレーザー光を上記第1のハーフミラ−74aおよび第
1の被測定点から反射させて上記第1の検出器72aに
入力させるとともに該レーザー光を上記第2のハーフミ
ラ−74bおよび第2の被測定点から反射させて上記第
2の検出器72bに入力させるようにしたレーザー干渉
計と、上記第1の検出器72aにより得られた上記第1
の被測定点と第1のハーフミラ−74a間の距離X□と
、上記第2の検出器?2bにより得られた上記第2の被
測定点と第2のハーフミラ−74b間の距離拘と、上記
第1の被測定点と第2の被測定点間の間隔りとから試料
台の回転角θ光データを補正して前記制御信号を偏向電
極12に発生する電子ビーム制御部とを備えたことを特
徴とするもので、以下、実施例について詳細に説明する
第1図は、本考案の一実施例のブロック図、第2図は本
考案に係る電子ビーム露光装置の要部平面図である。
図において、1は電子ビーム露光部を示し、電子銃10
、ブランキング電極11、偏向電極12、試料台13、
サーボモータ14からなり、2は露光データを記憶する
メモリ、3はコンピュータ、4は試料台の位置座標レジ
スタ、5は露光データレジスタ、6は演算回路、7はレ
ーザー干渉計であり、レーザー光源71.検出器72.
ハーフミラ−73,74からなる。
次にこの動作について説明する。
メモリ2内の露光データがコンピュータ3に順次読出さ
れ、ブランキングデータはブランキング電極11へ、位
置データはレジスタ5へ送られる。
そして、レーザー干渉計7は電子ビーム露光部1の基準
位置をハーフミラ−73を介して検出器72で測定する
とともに、試料台13の位置をハーフミラ−74を介し
て検出器72で検出し、基準位置に対する位置偏差信号
を発生する。
すなわち、レーザー干渉計は、移動する被測定体に設け
た反射鏡からの反射ビームと固定鏡からの反射ビームと
の位相差により距離を測定するものである。
詳しくは産報社出版電子科学シリーズ32 ’レーザー
とその応用ヨ(島津偏愛著、1960年lO月1日発行
)第134頁〜第140頁に記載されている。
この位置偏差信号はレジスタ4に送られ、演算回路6は
この位置偏差信号により位置データを補正するように演
算し、この演算結果を偏向電極12の偏向信号とする。
このようにして、電子銃10からの電子ビームにより試
料台13のウェハー上のレジストの1フイールドにパタ
ーンが露光される。
そして、次のフィールドを露光する際には、コンピュー
タ3によりサーボモータ14に指令を与え、サーボモー
タ14の回転により試料台13を移動させる。
このとき前述の如く試料台13が微小角θだけ回転する
このため、本考案では、第2図に示す如く試料台13の
2個所の距離を測定するため、2つのハーフミラ−74
a、 74 bおよび検出器72a。
72bを設け、微小回転角θをも測定しようとするもの
である。
すなわち、レーザー光源71からのレーザー光を更に2
分割し、試料台の2点の距離X1.x2を測定腰測定点
間の間隔りとによりにより微小角θを求める。
検出器72a、72bの距離信号をレジスタ4に蓄積し
、演算回路6にて設定値りと距離X1.X2からθを求
め、距離X1または島とθとにより露光データを補正し
て偏向信号を作成する。
このように本考案によれば、試料台の移動時に生じる試
料台の微小回転が検出でき、しかも従来備えられている
レーザー干渉計を用いて微小回転角の検出が可能となる
ため、回転補正が簡単な機構により可能となる。
なお、前述の実施例では、試料台の2点を測定するよう
にしたが、2点に限らず複数点測定すれば−そう精度が
向上し、またレーザー光源を各々別々に設けてもよく、
さらにXまたはY方向の回転のみならず両方向の回転を
検出するようにしてもよいことはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例のブロック図、第2図はその
要部平面図である。 図において、1は電子ビーム露光部、2はメモリ、3は
コンピュータ、4および5はレジスタ、6は演算回路、
7はレーザー干渉計、13は試料台、71はレーザー光
源、? 2 a、 72 bは検出器、74 a、
74 bはハーフミラ−である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 電子ビーム露光部1の基準位置をハーフミラ−74を介
    して検出する検出器72と、被露光体が塔載された試料
    台13と、上記試料台を移動させる移動手段14と、制
    御信号により電子ビームを制御して被露光体に照射する
    電子ビーム露光部10.11.12と、該試料台13の
    第1の被測定点の前面に直列に第1のハーフミラ−74
    1と第1の検出器72aとを有するとともに第2の被測
    定点の前面に直列に第2のハーフミラ−74bと第2の
    検出器72bとを有し、レーザー光源71からのレーザ
    ー光を上記第1のハーフミラ−74aおよび第1の被測
    定点から反射させて上記第1の検出器?2aに入力させ
    るとともに該レーザー光を上記第2のハーフミラ−74
    bおよび第2の被測定点から反射させて上記第2の検出
    器72bに入力させるようにしたレーザー干渉計と、上
    記第1の検出器72aにより得られた上記第1の被測定
    点と第1のハーフミラ−74a間の距離X1と、上記第
    2の検出器72bにより得られた上記第2の被測定点と
    第2のハーフミラ−74b間の距離式と、上記第1の被
    測定点と第2の被測定−乙二コ督 点間の間隔りとから試料台の回転角θ−1を求め上記距
    離および回転角をもとに露光データを補正して前記制御
    信号を偏向電極12に発生する電子ビーム制御部とを備
    えたことを特徴とする電子ビーム露光装置。
JP1976040218U 1976-03-31 1976-03-31 電子ビ−ム露光装置 Expired JPS607483Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976040218U JPS607483Y2 (ja) 1976-03-31 1976-03-31 電子ビ−ム露光装置

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JP1976040218U JPS607483Y2 (ja) 1976-03-31 1976-03-31 電子ビ−ム露光装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS52131964U JPS52131964U (ja) 1977-10-06
JPS607483Y2 true JPS607483Y2 (ja) 1985-03-13

Family

ID=28499372

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1976040218U Expired JPS607483Y2 (ja) 1976-03-31 1976-03-31 電子ビ−ム露光装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4714769U (ja) * 1971-03-19 1972-10-20

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4714769U (ja) * 1971-03-19 1972-10-20

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Publication number Publication date
JPS52131964U (ja) 1977-10-06

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