JPS6072880A - ベンゾフラン誘導体およびその製造法 - Google Patents

ベンゾフラン誘導体およびその製造法

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JPS6072880A
JPS6072880A JP17925083A JP17925083A JPS6072880A JP S6072880 A JPS6072880 A JP S6072880A JP 17925083 A JP17925083 A JP 17925083A JP 17925083 A JP17925083 A JP 17925083A JP S6072880 A JPS6072880 A JP S6072880A
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benzofuran
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aminoco
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chloroethyl
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Michiko Nagahara
永原 美知子
Yoshitaka Takehisa
武久 善孝
Yoshitaka Oishi
義孝 大石
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Kaken Pharmaceutical Co Ltd
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Kaken Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規なベンゾフラン誘導体、さらに詳しくは一
般式(I): (式中、R1はハロゲン原子、R2はハロゲン原子また
は水酸基、nは2または3、R3は、低級アルカノイル
基、ベンゾイル基、低級アルキル基、ベンジル基または
一般式(■): (式中、R,t 、R2、nは前記と同じものを意味し
、置換アミノプロポキシ基はベンゾフラン環の4.5.
6または7位の任意の位置に置換している)で表わされ
る置換ベンゾフラニルカルボニル基を表わし、置換アミ
ノプロポキシ基はベンゾフラン環の4.5.6または7
位の任意の位置に置換している)で示されるベンゾフラ
ン誘導体およびその酸付加塩ならびにそれらの製造法に
関する。
前記一般式(1)におけるR1基およびR2基のハロゲ
ン原子としては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨ
ウ素原子があげられる。またR3基7− のうち低級アルカノイル基としては、アセチル、プロピ
オニル、ブチリルまたはイソブチリル基などが、低級ア
ルキル基としては、炭素数1〜4個を有する直鎖または
分岐鎖アルキル基があげられる。
本発明に含まれるベンゾフラン誘導体(1)の具体的な
化合物としては、たとえば 2−アセチル−7−(3−[ジ(2−クロロエチル)ア
ミノコ−2−ヒドロキシプロポキシ〕ベンゾフラン、 2−アセチル−5−(3−[ジ(2−クロロエチル)ア
ミノコ−2−ヒドロキシプロポキシ]ベンゾフラン、 2−アセチル−7−[3−[ジ(2−クロロエチル)ア
ミノコ−2−クロロプロポキシ〕ベンゾフラン。
2−アセチル−5−(3−[ジ(2−クロロエチル)ア
ミノコ−2−クロロプロポキシ〕ベンゾフラン、 ビス(7−(3−[ジ(2−クロロエチル)アミノ]8
− −2−ヒドロキシプロポキシ〕−2−ベンゾフラニル)
ケトン、 ビス<6− (3−[ジ(2−クロロエチル)アミノコ
−2−ヒドロキシプロポキシ〕−2−ベンゾフラニル)
ケトン、 ビス(7−[3−[ジ(2−クロロエチル)アミノコ−
2−クロロプロポキシ〕−2−ベンゾフラニル)ケトン
、 ビス(7−(3−[ジ(2−クロロプロピル)アミノコ
−2−クロロプロポキシ]−2−ベンゾフラニル)ケト
ン。
ビス(6−(3−[ジ(2−クロエチル)アミノコ−2
−クロロプロポキシ)−2−ベンゾフラニル)ケトン、 2−ベンゾイル−7−(3−[ジ(2−クロロエチル)
アミノコ−2−ヒドロキシプロポキシ)ベンゾフラン 2−ベンゾイル−5−(3−[ジ(2−クロロエチル)
アミノコ−2−クロロプロポキシ〕ペンゾフラン 2−エチル−5−(3−[ジ(2−クロロエチル)アミ
ノコ−2−ヒドロキシプロポキシ]ベンゾフラン 2−エチル−5−[3−[ジ(2−クロロエチル)アミ
ノコ−2−クロロプロポキシ]ベンゾフラン2−ベンジ
ル−7−(3−[ジ(2−クロロエチル)アミノコ−2
−クロロプロポキシ〕ベンゾフラン などのベンゾフラン誘導体およびその酸付加塩があげら
れる。
本発明のベンゾフラン誘導体(1)の酸付加塩としては
塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩、リン酸塩などの無機酸
塩または酢酸塩、コハク酸塩、フマル酸塩、マレイン酸
塩、パラ1−ルエンスルホン酸塩などの有機酸塩があげ
られる。これらの酸付加塩は常法にしたがって、たれえ
ばベンゾフラン誘導体に、エチルエーテル、クロロホル
ム、エタノール、メタノールなどの適当な有機溶媒中で
相当する酸を作用させることによって容易にえられる。
本発明のベンゾフラン誘導体(1)は、一般式(): (式中、nは2または3、R4は低級アルカノイル基、
ベンゾイル基、低級アルキル基、ベンジル基または一般
式(■): δ (式中nは2または3を表わし、置換アミノプロポキシ
基はベンゾフラン環の4.5.6または7位の任意の位
置に置換している)で表わされる置換ベンゾフラニルカ
ルボニル基を表わし、置換アミノプロポキシ基はベンゾ
フラン環の4.5.6または7位の任意の位置に置換し
ている)で示されるベンゾフラン誘導体をパラトルエン
スルホニルクロリド、塩化チオニル、四塩化炭素−トリ
−11= フェニルホスフィン、五塩化リンなどのハロゲン化剤で
ハロゲン化することにより容易に製造される。すなわち
前記ベンゾフラン誘導体(m)をパラトルエンスルホニ
ルクロリド、塩化チオニル、五塩化リンまたは四塩化炭
素−1−リフェニルホスフィンなどと、適当な溶媒を用
いてもよく、10℃〜還流下、30分〜3時間反応させ
ることによって好適に実施される。用いる溶媒としては
、ベンゼン、トルエン、キシレン、ジメチルホルムアミ
ドまたは四塩化炭素などが好ましいものとしてあげられ
る。
また上記反応の原料化合物であるベンゾフラン誘導体(
III)もまた新規化合物であるが、そのうち一般式(
■): (式中、nは2または3、R5は低級アルカノイル基、
ベンゾイル基、低級アルキル基、ベンジ12− ル基を表わし、置換アミノプロポキシ基はベンゾフラン
環の4.5.6または7位の任意の位置に置換している
)で示されるベンゾフラン誘導体(V)は、特公昭50
−20063号記載の式(■)=(式中、R5は前記と
同じものを意味する)で示されるエポキシプロポキシベ
ンゾフラン化合物(Vl)をエタノール、イソプロピル
アルコール、n−ブタノールなどの適当な極性溶媒中で
、ジェタノールアミンまたはジー2−プロパツールアミ
ンなどの適当なアミンと還流下に数時間反応させること
により容易にえられる。
また、原料化合物であるベンゾフラン誘導体(m)のう
ち一般式(■): (式中、nは2または3、置換アミノプロポキシ基はベ
ンゾフラン環の4.5.6または7位の任意の位置に置
換している)で示されるベンゾフラン誘導体(■)は、
式(■): (式中、R8は低級アルキル基を表わす)で示されるサ
リチルアルデヒド(■)と1,3−ジクロロアセトンと
を適当な溶媒、たとえばジオキサン、アセトン、水など
の溶媒中で適当な脱酸剤、たとえば水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム、炭酸カリウムなどの存在下で反応させ
ると式(IX) :(式中、R6は前記と同じものを意
味する)で15− 示されるベンゾフラン化合物(IK)かえられ、次に、
このベンゾフラン誘導体(IN)をベンゼン、クロロベ
ンゼン、ジクロロベンゼン、酢酸、メタノ−、エタノー
ルなどの適当な溶媒中で酸触媒の存在下に室温ないし還
流下に数時間加熱すると、式(X): で示されるベンゾフラン化合物(X)かえられ1、次に
このベンゾフラン誘導体(X)を過剰のエビクロロヒド
リンと塩酸ピペリジン存在下に数時間還流することによ
り式(XI): で示されるベンゾフラン化合物(XI)かえられ、次に
このベンゾフラン化合物(XI)をエタノール、イソプ
ロピルアルコール、n−ブタノールなどの適当な極性溶
媒中でジェタノールアミンまたはジー2−プロパツール
アミンなどの適当なアミンと還流下に数時間反応させる
ことにより容易にえられる。
本発明のベンゾフラン誘導体(1)およびその酸付加塩
はすべて新規化合物であってそれ自身すぐれた薬理作用
を有し、医薬としれ有用である。
すなわちベンゾフラン誘導体(1)およびその酸付加塩
は抗腫瘍活性を有し、癌の予防および治療に有効である
次に参考例、実施例、試験例をあげて本発明を説明する
参考例1 2−アセチル−7−[3−、[ジ(2−ヒドロキシエチ
ル)アミノコ−2−ヒドロキシプロポキシ]ベンゾフラ
ンおよびその塩酸塩の製造2−アセチル−7−(2,3
−エポキシプロポキシ)ベンゾフラン0.9g(0,0
04モル)、ジェタノールアミン0.5g(0,004
8モル)およびn−プロパノ−16− ル101TIQti−混合し、還流下にて1時間反応す
る。
冷却後n−プロパツールを減圧除去すると黄色の油状物
の2−アセチル−7−[3−[ジ(2−ヒドロキシエチ
ル)アミノコ−2−ヒドロキシプロポキシ〕ベンゾフラ
ン1.0gをえた。これをエタノールにとかし、希塩酸
を適当量加えて、濃縮し、えられた残渣の沈殿物をエタ
ノールから再結晶すると融点113〜115°Cの黄色
結晶の2−アセチル−7−[3−[ジ(2−ヒドロキシ
エチル)アミノコ−2−ヒドロキシプロポキシ〕ベンゾ
フランの塩酸塩1.2gをえた。
IR(にBr) : cm−’ =3300.2900
,2500.16g0,1560゜1.180,1,1
00.106O NM106ON溶液):δ= 2.50(311,s)
 、3.60〜3.80(6H,m) 、4.10−4
.30(6H,m) 、4.50〜C80(IH,m)
 、6.90−7.30(3H,m) 、7.40(I
H,s)参考例2 2−アセチル−5−[3−[ジ(2−ヒドロキシエチル
)アミノコ−2−ヒドロキシプロポキシ]ベンゾフラン
およびその塩酸塩の製造2−アセチル−7−(2,3−
エポキシプロポキシ)ベンゾフランに代えて2−アセチ
ル−5−(2,3−エポキシプロポキシ)ベンゾフラン
を用いたほかは参考例1と同様にして、油状物質の2−
アセチル−5−(3−[ジ(2−ヒドロキシエチル)ア
ミノコ−2−ヒドロキシプロポキシ]ベンゾフラン0.
9gをえた。
IR(Nacl板サンドインチ) : am−’ :=
3400゜3000〜2850,1685,1560,
1155,1080.1040上でえられた油状物質に
塩酸ガス飽和エタノール溶液を加え、しばらく室温で反
応後、エーテルを加えると沈殿が析出し、融点98〜1
00℃、分解点140〜142℃の2−アセチル−5−
(3−[ジ(2−ヒドロキシエチル)アミノコ−2−ヒ
ドロキシプロポキシ]ベンゾフランの塩酸塩1.0gを
えた。
IR(KBr) : cm−’ =3300.3000
−2850.2700−2500゜1680、1560
.1205.11.55,1070.1050参考例3 ビス(7−[3−[ジ(2−ヒドロキシエチル)アミノ
コ−2−ヒドロキシプロポキシ]−2−ベンゾフラニル
)ケトンおよびその塩酸塩の製造 (1)3−メトキシサリチルアルデヒド3.4.(0,
022モル)をジオキサン]、5n+Qに溶解し、これ
に室温、撹拌下に水酸化ナトリウムl g(0,025
モル)を加え、徐々に加温して75℃で20〜30分間
反応し、ついで1.3−ジクロロアセトン1..3g(
0,010モル)を少量ずつ加えさらに80℃で30分
間反応した。反応液を冷却したのち水200m Qを加
え、生じた沈殿を濾取、乾燥し、ついでエタノール1.
OO+nQから再結晶して融点143〜144℃の黄褐
色針状晶のビス(7−メドキシー2−ベンゾフラニル)
ケトン1.Ogをえた。
元素分析値:C,PH7りOr として計算値: C7
0,80114,38 実測値: C7]、、09 H4,09(2)上記(1
)でえられたビス(7−メトキシ−2−ペンゾフラニル
)ケトン7.5g(0,023モル)とクロロベンゼン
60m Qを混合し、これに室温、撹拌下に無水塩化ア
ルミニウム9.3g(0,069モル)を少量ずつ加え
た。反応液はただちに赤色の粘稠な液と19− なった。ついで徐々に加温し100℃で1時間反応する
と赤褐色の沈殿が析出した。反応終了後反応物を水中に
注ぎ析出した沈殿を濾取、乾燥し、ついでエタノールか
ら再結晶すると分解点268〜269℃の黄色結晶状の
ビス(7−ヒドロキシ−2−ベンゾフラニル)ケトン5
.7gかえられた。
元素分析値: Ct7HtoOr’ El z、0 と
して計算値: C65,39H3,89 実測値: C65,17H3,94 元素分析値” Ct7”toOfとして計算値: C6
9,39113,43 実測値S C69,51,H3,21 (110℃で7時間乾燥) (3)上記(2)でえられたビス(7−ヒドロキシ−2
−ベンゾフラニル)ケトン4 g(0,014モル)と
エピクロルヒドリン200m Qとを混合し、塩酸ピペ
リジン0.2gを加えて還流下に6時間反応し、冷却後
、過剰のエピクロルヒドリンを除去し、残渣をクロロホ
ルムとエタノール混液から再結晶すると融点144〜1
46.5℃のビス[7−(2,3−エポキシプロポ20
− キシ)−2−ベンゾフラニルコケトン2gをえた。
IR(KBr) : cm−1=3100.2950,
1645,1575,1280゜55 M5 : m/e=406(M+)、320,294(
4)上記(3)でえられたビス[7−(2,3−エポキ
シプロポキシ)2−ベンゾフラニルコケトン0.8g(
0,002モル)、ジェタノールアミン0.5g(0,
0048モル)およびn−プロパツール10m12を混
合し、還流下にて2時間反応する。冷却後n−プロパツ
ールを減圧除去すると黄色の油状物質のビス(7−〔3
−[ジ(2−ヒドロキシエチル)アミノコ−2−ヒドロ
キシプロポキシ〕−2−ベンゾフラニル)ケトン1.0
gをえた。この黄色油状物質に塩酸ガス飽和のエタノー
ル溶液約20m Qを加えると沈殿物が析出し、これを
濾取後、メタノールから再結晶すると融点130〜13
2℃のビス(7−(3−[ジ(2−ヒドロキシエチル)
アミノコ−2−ヒドロキシプロポキシ]−2−ベンゾフ
ラニル)ケトンの2塩酸塩160gをえた。
IR(KBr) : cm−’ = 3300.290
0.2500.1620.1560]]70.月00,
1010 6ON (D 20溶液):δ=3.40〜4.00(
16tl、m)。
4.00〜4.30(8H,m)。
4.20〜4.60(28,m)。
6.30〜6.90(6H,m)。
7.00 (211,s) 参考例4 ビス(7−(3−[ジ(2−ヒドロキシプロピル)アミ
ノコ−2−ヒドロキシプロポキシ]−2−ベンゾフラニ
ル)ケトンの製造 ジェタノールアミンに代えて、ジー2−プロパツールア
ミンを用いたほかは参考例3の(4)と同様にして、ビ
ス(7−(3−[ジ(2−ヒドロキシプロピル)アミノ
コ−2−ヒドロキシプロポキシ]−2−ベンゾフラニル
)ケトンをメタノールとエーテル混液から再結晶し、融
点119〜121℃で1.2gえた。
IR(KBr) : cm−’ =3400.3000
〜21150,1640,15701170.11.0
0,1055 参考例5 ビス(6−(3−[ジ(2−ヒドロキシエチル)アミノ
コ−2−ヒドロキシプロポキシ]−2−ベンゾフラニル
)ケトンの製造 3−メトキシサリチルアルデヒドに代えて4−メトキシ
サリチルアルデヒドを用いたほかは参考例3と同様にし
てそれぞれ (1)ビス(6−メドキシー2−ベンゾフラニル)ケト
ン 黄褐色結晶、融点 191〜193℃ 元素分析値:C1り0.yo、として 計算値: C70,80H4,38 実測値: C70,89H4,旧 (2)ビス(6−ヒドロキシ−2−ベンゾフラニル)ケ
トン 黄色結晶状、融点 256〜258℃ 元素分析値: C,741,、O,・1/211.0 
として計算値: C67,55)13.33 実測値: C67,36H3,56 (3)ビス[6−(2,3−エポキシプロポキシ)−2
−ベンゾフラニルコケトン 23− 黄色結晶状、融点193〜195℃ IR(KBr) : cm−’ =3000.2950
,1630,1560,1270゜850゜ MS : m/e =406(M ) 、350,29
4(4)ビス(6−(3−[ジ(2−ヒドロキシエチル
)アミノコ−2−ヒドロキシプロポキシ〕−2−ベンゾ
フラニル)ケトン 黄色粉末状、融点87〜90℃ IR(KBr) : cm−’ =3400.2050
〜2850,1630,1560゜1165.11.1
0.1030 をえた。
参考例6 2−エチル−5−(3−[ジー(2−ヒドロキシエチル
)アミノコ−2−ヒドロキシプロポキシ]ベンゾフラン
およびその塩酸塩の製造2−アセチル−7−(2,3−
エポキシプロポキシ)ベンゾフランに代えて、2−エチ
ル−5−(2,3−エポキシプロポキシ)ベンゾフラン
を用いたほかは参考例1と同様にして淡黄色の油状物質
の2−エチル−5−(3−[ジ(2−ヒドロキシエチル
)=24− アミノコ−2−ヒドロキシプロポキシ〕ベンゾフラン1
.Ogをえた。
IR(NaCQ板サンドインチ) : am−1=34
50〜3250゜3000〜2800.1630〜16
]0,1470,1190,1120,1.035上で
えられた油状物質に塩酸ガス飽和エタノール溶液を加え
、しばらく室温で反応後、エーテルを加えると沈殿物が
析出し、白色粉末状の融点99〜101℃の2−エチル
−5−(3−[ジー(2−ヒドロキシエチル)アミノコ
−2−ヒドロキシプロポキシ〕ベンゾフランの塩酸塩0
.8gをえた。
IR(KBr) : cm−’ =3350−3200
.3000〜2850゜2600〜2450,1610
.1470,1190,11.25.10105ON 
(CD 30D溶液):δ= ] 、 25 (31(
、t) 。
2.65(2H,q)、3.2(1−3,50(6H,
m)。
3.70〜3.93(6H,m) 、4.10−4.3
5(IH,m)。
6.05(111,s)。
6.45(1B、d、d、J= 3.0.llz、J=
 9.0Hz) 。
6.70(IH,d、J=3.0Hz)。
6.94(IH,d、J=9.0l−1z)実施例1 2−アセチル−7−[3−[ジ(2−クロロエチル)ア
ミノコ−2−ヒドロキシプロポキシ〕ベンゾフランおよ
びその塩酸塩の製造 参考例1でえられた2−アセチル−7−[3−[ジ(2
−ヒドロキシエチル)アミノコ−2−ヒドロキシプロポ
キシ〕ベンゾフラン0.55g(0,00164モル)
をジメチルホルムアミド5mflに溶解後、パラトルエ
ンスルホニルクロリド0.625g(0,00328モ
ル)を加えて、60〜65℃で2時間反応後、ジメチル
ホルムアミドを減圧下に除去し残渣をベンゼン約50m
 Qに溶解し、希アルカリ水溶液で洗浄し、水洗後、脱
水濃縮すると黄色の油状物質の2−アセチル−7−[3
−[ジ(2−クロロエチル)アミノコ−2−ヒドロキシ
プロポキシ]ベンゾフランかえられ、それに塩酸ガス飽
和エタノール溶液を加え、冷却すると黄色結晶状、融点
182〜184℃の2−アセチル−7−(3−[ジ(2
−クロロエチル)アミノコ−2−ヒドロキシプロポキシ
]ベンゾフラン塩酸塩0.5gをえた。
IR(KBr) : cm−’ =3200.2950
,2600,1675,1560゜11B5,1100
,1060.73ONMR(11MsO溶液):δ= 
2.60 (3H、s) 。
3.40〜3.80(6H,m) 。
3.90−4.40(611,m)。
4.30〜4.50(Ill、m)。
7.00〜7.40(3H,m)。
7.80 (IILs) 実施例2 2−アセチル−7−[3−[ジ(2−クロロエチル)ア
ミノコ−2−クロロプロポキシ]ベンゾフランおよびそ
の塩酸塩の製造 参考例1でえられた2−アセチル−7−(3−[ジ(2
−ヒドロキシエチル)アミノコ−2−ヒドロキシプロポ
キシ〕ベンゾフラン1.25g(0,0037モル)を
無水四塩化炭素50m Qと無水ジメチルホルムアミド
10mQとの混液にとかし、トリフェニルホスフィン3
.2g(0,0122モル)を室温下に加え、さらに室
温で3時間反応後、酢酸エチル30m Qを加え濾過し
て不溶物を除き、濾液を水洗、乾燥後、濃縮すると沈殿
物かえられる。これを薄層クロマト27− グラフィー板(メルク社製)を用いて精製すると淡黄色
粉末状の2−アセチル−7−[3−[ジ(2−クロロエ
チル)アミノコ−2−クロロプロポキシ]ベンゾフラン
0.4gをえた。
NMR(CDCQ 3溶液):δ=2.60 (3H,
s)。
2.81)−3,80(12H,m) 。
4.15〜4.60(18,m)。
7.00〜7.40(3H,m)。
7.50 (IH,s) 次に、この2−アセチル−7−[3−[ジ(2−クロロ
エチル)アミノコ−2−クロロプロポキシ]ベンゾフラ
ンを塩酸ガス飽和エタノール溶液に溶解し、乾燥エーテ
ルを加えると沈殿物かえられ、メタノールとエーテルと
の混液から再結晶すると融点167〜169℃の黄色粉
末状の2−アセチル−7−[3−[ジ(2−クロロエチ
ル)アミノコ−2−クロロプロポキシ]ベンゾフラン塩
酸塩0.4gをえた。
TR(KBr) : cm−1= 3050−2900
.2550−2400゜16B0.1560.695 28一 実施例3 2−アセチル−5−[3−[ジ(2−クロロエチル)ア
ミノコ−2−ヒドロキシプロポキシ]ベンゾフランおよ
びその塩酸塩の製造 2−アセチル−7−[3−[ジ(2−ヒドロキシエチル
)アミノコ−2−ヒドロキシプロポキシ]ベンゾフラン
に代えて参考例2でえられた2−アセチル−5−[3−
[ジ(2−ヒドロキシエチル)アミノコ−2−ヒドロキ
シプロポキシ]ベンゾフランを用いたほかは実施例1と
同様にして油状物質の2−アセチル−5−(3−[ジ(
2−クロロエチル)アミノコ−2−ヒドロキシプロポキ
シ〕ベンゾフラン0.5gをえた。この油状物質に塩酸
ガス飽和エタノール溶液を加え室温でしばらく反応後、
無水エーテルを加えると沈殿物が析出し、融点56〜5
8℃の2−アセチル−5−(3−[ジ(2−クロロエチ
ル)アミノコ−2−ヒドロキシプロポキシ〕ベンゾフラ
ンの塩酸塩0.5gをえた。
IR(KBr) : cm−’ =3400.3050
−2900.2600−2400゜1685、1560
.1210.1,160.1035.685NMR(C
D 30D溶液):δ=2.50(3H,s)。
3.40〜4,1o(12o、m)。
4.22〜4.55(1,H,m)。
7.02(IH,d、d、J=8.0)。
7.10(IH,d、J=2.0)。
7.38(IH,d、J=8.0)。
7.45(IH,s) 実施例4 2−アセチル−5−[:3− [ジ(2−クロロエチル
)アミノコ−2−クロロプロポキシ〕ベンゾフランおよ
びその塩酸塩の製造 2−アセチル−7−(3−[ニジ(2−ヒドロキシエチ
ル)アミノコ−2−ヒドロキシプロポキシ〕ベンゾフラ
ンに代えて参考例2でえられた2−アセチル−5−(3
−[ジ(2−ヒドロキシエチル)アミノコ−2−ヒドロ
キシプロポキシ〕ベンゾフランを用いたほかは実施例2
と同様にして黄色油状物質の2−アセチル−5−(3−
[ジ(2−クロロエチル)アミノコ−2−クロロプロポ
キシ〕ベンゾフランをえ、これを塩酸ガス飽和エタノー
ル溶液にとかし、乾燥エーテルを加えて析出する沈殿物
を濾取し、メタノールとエーテルの混液から再結晶する
と融点68〜70℃の黄色粉末状の2−アセチル−5−
[3−[ジ(2−クロロエチル)アミノコ−2−クロロ
プロポキシ]ベンゾフラン塩酸塩をえた。
TR(KRr) : cm−’ =3050−2850
.2600−2400゜1.680.1570.695 NMR(DMSO溶液):δ=2.60 (3tl、s
)。
3.10〜4.05(1211,m)。
4.25〜4.65(11(、m)。
7.00(1)1.d、d、J = 8.0) 。
7.05(1)1.d、、]=2.0)。
7.30(1)1.d、J=8.0) 7.40(1)1.s) 実施例5 ビス(7−(3〜[ジ(2−クロロエチル)アミノコ−
2−ヒドロキシプロポキシ〕−2−ベンゾフラニル)ケ
トンおよびその塩酸塩の製造参考例3でえられたビス(
7−(3−[ジ(2−31= 一ヒドロキシエチル)アミン]−2−ヒドロキシプロポ
キシ〕−2−ベンゾフラニル)ケトン0.5g(0,0
008モル)をジメチルホルムアミド5mMにとかし、
パラトルエンスルホニルクロリド0.625g(0,0
0328モル)を加え、60〜65℃で2時間反応後、
ジメチルホルムアミドを減圧下に除去すると黄色の油状
物質のビス(7−C3−[ジ(2−クロロエチル)アミ
ノコ−2−ヒドロキシプロポキシ〕−2−ベンゾフラニ
ル)ケトン0.4gをえた。次に、この黄色油状物質を
塩酸ガス飽和エタノール溶液に溶解し、乾燥エーテルを
加えると沈殿物かえられ、メタノールとエーテル混液か
ら再結晶すると分解点69〜71℃のビス(7−[3−
[ジ(2−クロロエチル)アミノコ−2−ヒドロキシプ
ロポキシ]−2−ベンゾフラニル)ケトンの2塩酸塩0
゜4gをえた。
IR(KBr) : cm” =3350.2950,
2550,1630,1560゜11?0,1100,
1030.725NMR(CD300溶液):δ二3.
35〜4.35(24H,m) 。
4.40〜4.80(2f(、m)。
32− 6.80−7.30(6H,m)。
7.70 (28,s) 実施例6 ビス(6−[3−[ジー(2−クロロエチル)アミノコ
−2−ヒドロキシプロポキシ〕−2−ベンゾフラニル)
ケトンパラトルエンスルホン酸塩および塩酸塩の製造 参考例5でえられたビス(6−[3−[ジー(2−ヒド
ロキシエチル)アミノコ−2−ヒドロキシプロポキシ〕
−2−ベンゾフラニル)ケトン0゜55g(0,000
89モル)をジメチルホルムアミド5m<+にとかし、
パラトルエンスルホニルクロリド0.689g(0,0
036モル)を加え、60〜65℃で2時間、反応後、
ジメチルホルムアミドを減圧下に除去し、残渣にアセト
ンを加えると結晶が析出し、これをアセトンから再結晶
すると分解点116〜118℃のビス(6−(3−[ジ
ー(2−クロロエチル)アミノコ−2−ヒドロキシプロ
ポキシ]−2−ベンゾフラニル)ケトンパラトルエンス
ルホン酸塩0.35gをえた。
IR(KRr) : cm−1=3300.3150.
3050−3000゜2700〜2500,1630,
1,560,1165.+125.1035.685次
に」二記のビス(6−[3−[ジー(2−クロロエチル
)アミノコ−2−ヒドロキシプロポキシ]−2−ベンゾ
フラニル)ケトンパラ1−ルエンスルホン酸塩0.3g
を塩酸ガス飽和のメタノール溶液にとかし、無水エーテ
ルを加えると沈殿物が析出し、メタノールとエーテル混
液から再結晶すると分解点120〜122℃のビス(6
−(3−[ジー(2−クロロエチル)アミノコ−2−ヒ
ドロキシプロポキシ]−2−ベンゾフラニル)ケトンの
2塩酸塩0゜2gをえた。
IR(KBr) : c[Il−’ 〜3300.30
00〜2900.2700−2500゜1630’、 
1560.1,170.1110.1040.68ON
MR(DMSO溶液):δ=3.35〜4.35(24
H,m) 。
4.40〜4.70(2r+、m)。
7.08(2H,d、d、J=8.0)。
7.43(2H,d、J=2.0)。
7.80(2H,d、J=8.0)。
8.15(2H,S) 実施例7 ビス(7−(3−[ジー(2−クロロエチル)アミノコ
−2−クロロプロポキシ]−2−ベンゾフラニル)ケト
ン塩酸塩の製造 塩化チオニル0.76g (0,0064モル)とベン
ゼン6mQとを混合し、2〜5℃位に冷却しながら、参
考例3でえられたビス(7−(3−[ジ(2−ヒドロキ
シエチル)アミノコ−2−ヒドロキシプロポキシ]−2
−ベンゾフラニル)ケトン0.5g(0,0008モル
)を少しづつ加え、滴下俊速流下に2時間反応する。冷
却後析出した沈殿物を濾取し、メタノールとエーテル混
液から再結晶すると分解点62〜64℃のビス(7−(
3−[ジ(2−クロロエチル)アミノコ−2−クロロプ
ロポキシ]−2−ベンゾフラニル)ケトン2塩酸塩0.
55gをえた。
IR(KBr) : cm−1=2950.2500.
+630.1560,1,170゜1100.725 NMR(CD300溶液):δ=3.50−4.30(
20H,m)。
4.30〜4.70(411,m)。
4.70〜5.10(2H,m)。
6.70〜7.40(611,m)。
35− 7.65 (2H,s) 実施例8 ビス(7−(3−[ジ(2−クロロプロピル)アミノコ
−2−クロロプロポキシ]−2−ベンゾフラニル)ケト
ン塩酸塩の製造 ビス(7−[3−[ジー(2−ヒドロキシエチル)アミ
ノコ−2−ヒドロキシプロポキシ〕−2−ベンゾフラニ
ル)ケトンに代えて、参考例4でえられたビス(7−(
3−[ジ(2−ヒドロキシプロピル)アミノコ−2−ヒ
ドロキシプロポキシ〕−2−ベンゾフラニル)ケトンを
用いたほかは実施例7と同様にして、融点80〜83℃
、分解点109〜111℃のビス(7−(3−[ジ(2
−クロロプロピル)アミノコ−2−クロロプロポキシ〕
−2−ベンゾフラニル)ケトンの2塩酸塩0.45gを
えた。
IR(にBr) : cm−’ = 3000〜290
0.2500〜2300゜1645.1570,117
0,1100.73ONMR(DMSO溶液):δ=1
.30−1.60(12H,m)。
2.7(1〜4.60(22H,m) 。
7.10〜7.55(6H,l11)。
36− 8.10 (21+、s) 実施例9 ビス(6−(3−[ジ(2−クロロエチル)アミノコ−
2−クロロプロポキシ]−2−ベンゾフラニル)ケトン
の製造 参考例5でえられたビス(6−(3−[ジー(2−ヒド
ロキシエチル)アミノコ−2−ヒドロキシプロポキシ]
−2−ベンゾフラニル)ケトン0.5 g (0,00
08モル)を塩化チオニル2.5m(+、と還流下に1
時間反応し、過剰の塩化チオニルを減圧下に除去し、残
渣をシルカゲルプレート(メルク製5717)により、
ベンゼン:エタノール:アンモニア水(28%)=8 
: 2 :0.3で展開し、Rf値0.89の部分をメ
タノールで抽出すると分解点135〜138°Cのビス
(6−(3−[ジ(2−クロロエチル)アミノコ−2−
クロロプロポキシ]−2−ベンゾフラニル)ケトン0.
3gをえた。
IR(KBr) : cm”” 〜3000〜2850
,1630,1,560,1160゜1115.735 実施例10 2−エチル−5−(3−[ジ(2−クロロエチル)アミ
ノコ−2−ヒドロキシプロポキシ〕ベンゾフランおよび
その塩酸塩の製造 2−アセチル−7−(3−[ジ(2−ヒドロキシエチル
)アミノコ−2−ヒドロキシプロポキシ〕ベンゾフラン
に代えて参考例6でえられた2−エチル−5−(3−[
ジ(2−ヒドロキシエチル)アミノコ−2−ヒドロキシ
プロポキシ]ベンゾフランを用いたほかは実施例1と同
様にして淡黄色油状物質の2−エチル−5−(3−[ジ
(2−クロロエチル)アミノコ−2−ヒドロキシプロポ
キシ〕ベンゾフランをえた。
IR(NaCQ板サンドインチ) : cm−’ =3
500〜3400゜3100〜2850.1620〜1
6]、0.1480〜1470゜1190.1125,
1,040,720この油状物質に塩酸ガス飽和エタノ
ールを加え室温でしばらく反応後、無水エーテルを加え
ると淡黄色の油状物質の2−エチル−5−[3−[ジ(
2−クロロエチル)アミノコ−2−ヒドロキシプロポキ
シ]ベンゾフランの塩酸塩をえた。
IR(NaCQ枝すンドインチ) : cm−1=34
00−3200゜3050〜2850.2600〜24
00,1620,1470,1190゜1120.10
40.72O NMR(CD300溶液):δ=1.20(3H,t)
、2.61(211,q)。
3.33−4.08(121(、m)、4.1.0〜4
.40(IH,m)。
6.10(IH,s)、6.55(IH,d、d、、I
=3.0.、I=9.0)。
6.75(IH,d、J=3.0) 、6.95(IH
,d、J=9.0)実施例11 2−エチル−5−(3−[ジ(2−クロロエチル)アミ
ノコ−2−クロロプロポキシ〕ベンゾフランおよびその
塩酸塩の製造 ビス(7−(3−[ジ(2−ヒドロキシエチル)アミノ
コ−2−ヒドロキシプロポキシ]−2−ベンゾフラニル
)ケトンに代えて参考例6でえられた2−エチル−5−
(3−[ジ(2−ヒドロキシエチル)アミノコ−2−ヒ
ドロキシプロポキシ]ベンゾフランを用いたほかは実施
例7と同様にして1.5時間反応後濃縮し、残渣をベン
ゼンに溶かし、ベンゼン層を希アルカリ洗浄し、水洗し
、脱水後、濃縮すると黄色の油状物質の2−エチル39
− −5− (3−[ジ(2−クロロエチル)アミノコ−2
−グロロプロボキシ〕ベンゾフランかえられた。
IR(NaCQ枝すンドインチ) : cm” = 3
100〜2850゜1620〜1610.1480〜1
460,1190,1035.735この油状物質に塩
酸ガス飽和エタノール溶液を加え室温でしばらく反応後
、無水エーテルを加えると淡黄色の油状物質の2−エチ
ル−5−(3−[ジー(2−クロロエチル)アミノコ−
2−クロロプロポキシ〕ベンゾフランの塩酸塩をえた。
IR(NaCfl板サンドインチ) : cm−’ =
3100〜2850゜2550〜2400.1610.
1470.1195,1045.74ONMR(CD3
0D溶液):δ=1.25(3H,t)、2.60(2
H,q)。
3.20−4.20(12H,+n) 、4.30−4
.57(II、m) 。
6.05(LH,s)、6.50(In、d、d、J=
3.0.J=9.0)。
6.70(111,d、、l=3.0)、6.95(I
H,d、J=9.0)試験例 抗腫瘍試験 (実験系)CDF1マウス(1群6匹)の腹腔内にP3
88マウス白血病細胞をlXl0’個/マウス移植した
のち、1日目と5日目に供試化合物を腹腔内40− 投与した。
(判定)無処置群の生存日数に対する投与群の生存日数
の比(T/C%)が120%以上の場合有効(P)とし
た。無処置群の生存日数は約10日であった。
(結果) えられた結果を次表に示す。
特許出願人科研製薬株式会社 −43−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1一般式(I): (式中R1はハロゲン原子、R2はハロゲン原子または
    水酸基、nは2または3、R3は、低級アルカノイル基
    、ベンゾイル基、低級アルキル基、ベンジル基または一
    般式(■): (式中R1,R2,nは前記と同じものを意味し、置換
    アミノプロポキシ基はベンゾフラン環の4.5.6また
    は7位の任意の位置に置換してい ゛る)で表わされる
    置換ベンゾフラニルカルボニル基を表わし、置換アミノ
    プロポキシ基はベンゾフラン環の4.5.6または7位
    の任意の位置に置換している)で示されるベンゾフラン
    誘導体およびその酸付加塩 2一般式(T)においてR1が塩素原子、R2が水酸基
    、R3がアセチル基、nが2である特許請求の範囲第1
    項記載のベンゾフラン誘導体およびその酸付加塩 32−アセチル−7−[3−[ジ(2−クロロエチル)
    アミノコ−2−ヒドロキシプロポキシ〕ベンゾフランで
    ある特許請求の範囲第2項記載のベンゾフラン誘導体お
    よびその酸付加塩42−アセチル−5−(3−[ジ(2
    −クロロエチル)アミノコ−2−ヒドロキシプロポキシ
    〕ベンゾフランである特許請求の範囲第2項記載のベン
    ゾフラン誘導体およびその酸付加塩5一般式(1)にお
    いてR1およびR2がともに塩素原子、R3がアセチル
    基、nが2である特許請求の範囲第1項記載のベンゾフ
    ラン誘導体およびその酸付加塩 62−アセチル−7−[3−[ジ(2−クロロエチル)
    アミノコ−2−クロロプロポキシ]ベンゾフランである
    特許請求の範囲第5項記載のベンゾフラン誘導体および
    その酸付加塩 72−アセチル−5−(3−[ジ(2−クロロエチル)
    アミノコ−2−クロロプロポキシ]ベンゾフランである
    特許請求の範囲第5項記載のベンゾフラン誘導体および
    その酸付加塩 8一般式(1)において、R1が塩素原子、R2が水酸
    基、nが2、R3が一般式(■)=(式中、R1,R2
    、nは前記と同じものを意味する)で表わされる置換ベ
    ンゾフラニルカルボニル基である特許請求の範囲第1項
    記載のベンゾフラン誘導体およびその酸イ」加塩 9 ビス(7−(3−[ジ(2−クロロエチル)アミノ
    コ−2−ヒドロキシプロポキシ〕−2−ベンゾフラニル
    )ケl−ンである特許請求の範囲第8項記載のベンゾフ
    ラン誘導体およびその酸イ」加塩lOビス(6−[3−
    [ジ(2−クロロエチル)アミノコ−2−ヒドロキシプ
    ロポキシ〕−2−ベンゾフラニル)ケトンである特許請
    求の範囲第8項記載のベンゾフラン誘導体およびその酸
    付加塩11 一般式(I)において、R3およびR2が
    ともに塩素原子、nが2または3、R3が一般式(): (式中、R1、R−2、nは前記と同じものを意味する
    )で表わされる置換ベンゾフラニルカルボニル基である
    特許請求の範囲第1項記載のベンゾフラン誘導体および
    その酸付加塩 3− 12 ビス(7−[3−[ジ(2−クロロエチル)アミ
    ノコ−2−クロロプロポキシ]−2−ベンゾフラニル)
    ケトンである特許請求の範囲第11項記載のベンゾフラ
    ン誘導体およびその酸付加塩13 ビス(7−(3−[
    ジ(2−クロロプロピル)アミノコ−2−クロロプロポ
    キシ〕−2−ベンゾフラニル)ケトンである特許請求の
    範囲第11項記載のベンゾフラン誘導体およびその酸付
    加塩14 ビス(6−[3−[ジ(2−クロロエチル)
    アミノコ−2−クロロプロポキシ〕−2−ベンゾフラニ
    ル)ケトンである特許請求の範囲第11項記載のベンゾ
    フラン誘導体およびその酸付加塩15 一般式(■): (式中、nは2または3、R4は低級アルカノイル基、
    ベンゾイル基、低級アルキル基、ベンジル基または一般
    式(■): 4− δ (式中、nは前記と同じものを意味し、置換アミノプロ
    ポキシ基はベンゾフラン環の4.5.6または7位の任
    意の位置に置換している)で表わされる置換ベンゾフラ
    ニルカルボニル基を表わし、置換アミノプロポキシ基は
    ベンゾフラン環の4.5.6または7位の任意の位置に
    置換している)で示されるベンゾフラン誘導体をハロゲ
    ン化剤でハロゲン化することを特徴とする一般式(■)
    :(式中、R1はハロゲン原子、R2はハロゲン原子ま
    たは水酸基、nは2または3およびR3は低級アルカノ
    イル基、ベンゾイル基、低級アルキル基、ベンジル基ま
    たは一般式(■):リ (式中、R1、R2,nは前記と同じものを意味し、置
    換アミノプロポキシ基はベンゾフラン環の4.5.6ま
    たは7位の任意の位置に置換している)で表わされる置
    換ベンゾフラニルカルボニル基を表わし、置換アミノプ
    ロポキシ基はベンゾフラン環の4.5.6または7位の
    任意の位置に置換している)で示されるベンゾフラン誘
    導体およびその酸付加塩の製造法
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WO2003072561A1 (en) * 2002-02-22 2003-09-04 Bayer Pharmaceuticals Corporation Benzofuran and benzothiophene derivatives useful in the treatment of hyper-proliferative disorders

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