JPS607234B2 - 時計用文字板の製造方法 - Google Patents
時計用文字板の製造方法Info
- Publication number
- JPS607234B2 JPS607234B2 JP9640476A JP9640476A JPS607234B2 JP S607234 B2 JPS607234 B2 JP S607234B2 JP 9640476 A JP9640476 A JP 9640476A JP 9640476 A JP9640476 A JP 9640476A JP S607234 B2 JPS607234 B2 JP S607234B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- manufacturing
- dial
- mold
- pattern
- patterns
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は硬質金属の亀鋳型を用いて、文字板をェンボシ
ングしてなる時計用文字板の製造方法に関するものであ
る。
ングしてなる時計用文字板の製造方法に関するものであ
る。
従来は第1図及び第2図に示すような方法で文字板に模
様を付け、製造していた。第1図の方法は、文字板1上
面に紙、布、鋼球、金属線、ガラス片等の模様部材2を
戦直し、この模様部材2を介して上型3と下型4とで文
字板1に圧力を加え、文字板1面に模様を形成させてい
た。このため、紙、布などの天然部材を用いる場合、天
然生地特有の繊細でソフトな模様が出ない反面、ムラの
ある模様が出やすかつた。その上、転写出来る模様部材
2に制限が有り、作業性も悪く、同一の模様が出来ない
欠点があった。第2図の方法は、文字板1上面に銅合金
製のブラシ5にて模様を付けるもので、模様の種類も制
限されかつ作業性も悪く、その上、多くの機械装置が必
要となる欠点があった。本発明は上記のような欠点を除
き、高品質模様を有する時計用文字板の製造方法を提供
するものである。
様を付け、製造していた。第1図の方法は、文字板1上
面に紙、布、鋼球、金属線、ガラス片等の模様部材2を
戦直し、この模様部材2を介して上型3と下型4とで文
字板1に圧力を加え、文字板1面に模様を形成させてい
た。このため、紙、布などの天然部材を用いる場合、天
然生地特有の繊細でソフトな模様が出ない反面、ムラの
ある模様が出やすかつた。その上、転写出来る模様部材
2に制限が有り、作業性も悪く、同一の模様が出来ない
欠点があった。第2図の方法は、文字板1上面に銅合金
製のブラシ5にて模様を付けるもので、模様の種類も制
限されかつ作業性も悪く、その上、多くの機械装置が必
要となる欠点があった。本発明は上記のような欠点を除
き、高品質模様を有する時計用文字板の製造方法を提供
するものである。
本発明に係る製造方法を、以下図面を参照にして説明す
る。
る。
第3図は、露銭用母型を製作する工程を示すもので、下
台15の上に、木材、紙、皮革など天然素材14を乗せ
る。
台15の上に、木材、紙、皮革など天然素材14を乗せ
る。
次に必要とするパターンの大きさに応じてガラスリング
12を選び、これを天然生地14の上に戦直し、ガラス
リング12と天然素材14との隙間を粘土13でシーリ
ングする。ここにおいて粘土13は硬化性樹脂11を流
し込んだ時に天然素材14とガラスリング12の隙間よ
り硬化性樹脂11が流れ出るのを防ぐためのものである
。
12を選び、これを天然生地14の上に戦直し、ガラス
リング12と天然素材14との隙間を粘土13でシーリ
ングする。ここにおいて粘土13は硬化性樹脂11を流
し込んだ時に天然素材14とガラスリング12の隙間よ
り硬化性樹脂11が流れ出るのを防ぐためのものである
。
次いでガラスリング12内へ硬化性樹脂11を流し込み
模様取りをする。次に第4図は雷鋳型18を製作する工
程を示すもので硬化性樹脂11の表面に導亀性を持たせ
るために蒸着か無電解〆ッキにより導亀層17を形成し
、これを母型16として電鏡法によりNi,Cr等の硬
質金属を母型16の表面に析出させ、露鋳型18を製作
する。
模様取りをする。次に第4図は雷鋳型18を製作する工
程を示すもので硬化性樹脂11の表面に導亀性を持たせ
るために蒸着か無電解〆ッキにより導亀層17を形成し
、これを母型16として電鏡法によりNi,Cr等の硬
質金属を母型16の表面に析出させ、露鋳型18を製作
する。
第5図は文字板21の表面に模様を形成する工程を示す
もので露鋳型18を必要とするパターンの形状に切削し
、上型19の中に模様電鋳型18を後剤20で固着する
。
もので露鋳型18を必要とするパターンの形状に切削し
、上型19の中に模様電鋳型18を後剤20で固着する
。
次に、ウレタンゴム22の入った下型23との間に文字
板21を挿入しェンボシングにて文字板21の表面に模
様付けを行ない時計用文字板を完成する。以上のように
、本発明に係る製造方法は、天然生地模様や、銅合金製
のブラシによる模様など、総ての模様を硬質金属電鋳型
に転写し、これをヱンポス加工法により文字板表面に模
様を形成し、文字板を製造する方法であるため、繊細で
ソフトな模様を有する文字板をきわめて安価につくるこ
とができる。
板21を挿入しェンボシングにて文字板21の表面に模
様付けを行ない時計用文字板を完成する。以上のように
、本発明に係る製造方法は、天然生地模様や、銅合金製
のブラシによる模様など、総ての模様を硬質金属電鋳型
に転写し、これをヱンポス加工法により文字板表面に模
様を形成し、文字板を製造する方法であるため、繊細で
ソフトな模様を有する文字板をきわめて安価につくるこ
とができる。
特に、従来、天然生地を文字板の表面模様として利用で
きなかったが、本発明の方法によれば、天然生地をその
ままの質感を保持した状態で文字板表面に形成すること
ができる、など実用上多大な効果を有するものである。
きなかったが、本発明の方法によれば、天然生地をその
ままの質感を保持した状態で文字板表面に形成すること
ができる、など実用上多大な効果を有するものである。
第1図及び第2図は従釆の文字板の製造方法を説明する
工程図、第3図〜第5図は本発明による文字板の製造方
法を説明する工程図である。 16・・・・・・母型、17・・・…導電層、18・・
・・・・電鋳型、19・・・…上型、21・・…・文字
板、22・…・・ウレタンゴム、23・・・・・・下型
。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図
工程図、第3図〜第5図は本発明による文字板の製造方
法を説明する工程図である。 16・・・・・・母型、17・・・…導電層、18・・
・・・・電鋳型、19・・・…上型、21・・…・文字
板、22・…・・ウレタンゴム、23・・・・・・下型
。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 表面に凹凸模様を有する素材の前記模様を電鋳法に
より硬質金属の電鋳型に転写し、この電鋳型を用いて文
字板をエンボシングしたことを特徴とする時計用文字板
の製造方法。 2 素材が木材、皮革、和紙などの天然物であることを
特徴とする特許請求の範囲第1項記載の時計用文字板の
製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9640476A JPS607234B2 (ja) | 1976-08-12 | 1976-08-12 | 時計用文字板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9640476A JPS607234B2 (ja) | 1976-08-12 | 1976-08-12 | 時計用文字板の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5321963A JPS5321963A (en) | 1978-02-28 |
JPS607234B2 true JPS607234B2 (ja) | 1985-02-22 |
Family
ID=14164014
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9640476A Expired JPS607234B2 (ja) | 1976-08-12 | 1976-08-12 | 時計用文字板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS607234B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4393501A (en) * | 1981-02-26 | 1983-07-12 | General Electric Company | Line protocol for communication system |
JPS5989051A (ja) * | 1982-11-11 | 1984-05-23 | Fujitsu Ltd | デ−タの直列転送方式 |
-
1976
- 1976-08-12 JP JP9640476A patent/JPS607234B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5321963A (en) | 1978-02-28 |
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