JPS607222Y2 - ラジエ−タ−の防塵装置 - Google Patents

ラジエ−タ−の防塵装置

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Publication number
JPS607222Y2
JPS607222Y2 JP13780379U JP13780379U JPS607222Y2 JP S607222 Y2 JPS607222 Y2 JP S607222Y2 JP 13780379 U JP13780379 U JP 13780379U JP 13780379 U JP13780379 U JP 13780379U JP S607222 Y2 JPS607222 Y2 JP S607222Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bonnet
radiator
sealing material
bracket
seal plate
Prior art date
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Expired
Application number
JP13780379U
Other languages
English (en)
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JPS5654625U (ja
Inventor
卓治 田中
Original Assignee
ヤンマーディーゼル株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by ヤンマーディーゼル株式会社 filed Critical ヤンマーディーゼル株式会社
Priority to JP13780379U priority Critical patent/JPS607222Y2/ja
Publication of JPS5654625U publication Critical patent/JPS5654625U/ja
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は主として農用トラクタのように、わらくずやご
み、虫等を巻き上げながら作業を行うトラクタに適した
ラジェーターの防塵装置に関する。
一般に農用トラクタのボンネットは前端に外気導入用の
フロントグリルを備え、ボンネット内にはフロントグリ
ルよりやや後方に進行方向と直角な姿勢でラジェーター
が、又ラジェーターの前方下部にバッテリーがれぞれ配
置される。
そしてボンネット開閉時にバッテリー等との干渉を避け
るためある程度の隙間が必要であるため、ボンネット前
方下部に開閉用の左右方向の支軸を持つ構造では上記隙
間を完全にシールしているものはなく、このためタイヤ
や作業機等によって巻き上げられたわらくずやごみ、虫
等がボンネット内部に侵入し、ラジェータースクリーン
やラジェーターのコアに詰り、オーバーヒートを起し易
い欠点があった。
本考案はボンネット下方からのわらくず、ごみ、虫等の
侵入を防止してラジェータースクリーン及びラジェータ
ーコアの目詰りによるオーバーし−トを防止しようとす
るもので、次に図面により説明する。
第1図は本考案を適用した農用トラクタの前端部の一部
縦断左側面略図で、第1図の左方はトラクタの前方を示
している。
ボンネット1は前端下部に箱形断面のクロスメンバ2を
一体に備え、クロスメンバ2の左右両端部に固着したヒ
ンジブラケット3は左右方向(第1図の紙面と直角方向
)のヒンジピン4を介してブラケット5に接続し、ブラ
ケット5はトラクタのフレームを兼ねるフロントアクス
ルブラケット6にボルト7で固定されている。
従ってボンネット1は図示されていないロック機構を外
すことによりピン4を支点として矢印A方向に開放し、
ブラケット6上に装着したバッテリー8、ラジェーター
9、エアークリーナー10、エンジン(図示せず)等を
点検整備のために露出することができる。
11はボンネット1の前端に固着したフロントグリルで
、ヘッドランプ12を装着するための枠体から成るアッ
パパネル13と、広い面積のスクリーンから戒るロアパ
ネル14に分かれており、エアークリーナー10等を収
容した室15の前端部をほぼ完全に覆い、アッパパネル
13とその上下のボンネット1、ロアパネル14の継目
にはウレタンフオームのように充分な伸縮性及びシール
性を有するシール材16が取り付けてあり、又ヘッドラ
ンプ12の外周に設けた外向きフランジ17にゴム状弾
性体の筒状フード18を嵌め、このフード18の先端リ
ップ19をアッパパネル13のテーパ状外筒面20に弾
性的に嵌め、シール性を確保すると共に、ヘッドランプ
12の焦点調節を可能にしている。
22はシールプレートで、第1図に示す断面形状のもの
が左右方向に延びてボンネット1の左右の壁に接続し、
前端下縁はクロスメンバ2の前面に密着してボルトによ
り固定され、ロアパネル14との間に縮設したシール材
(ウレタンフオーム)23と協働して室15の底板を形
成している。
シールプレート22の後縁がシール材24を介して圧接
するように、ラジェーターブラケット25の前面には棚
状のシールプレート26が設けてあり、シール材24は
例えばシールプレート22の下面に接着される。
シールプレート22が広い面積に渡りシール材24を介
してシールプレート26に着座できるように、シールプ
レート26の前方突出量(L)は比較的大きく決定され
ているが、ボンネット1を矢印A方向に開放してバッテ
リー8を露出した時、ラジェーターブラケット25側に
残されたシールプレート26がバッテリー8に対する整
備性を損なわない程度に寸法りが定められている。
ラジェーター9はラジェーターブラケット25に設けた
窓孔内に装着されて、ラジェーター9の周囲のシール性
は確保されているが、ラジェーターブラケット25とボ
ンネット1の間には従来から一般に隙間があり、本考案
においてはその隙間を左右両側のサイドシール材28と
上端部のアッパシール材29により塞いでいる。
サイドシール材28はボンネット1の内面に固着したサ
イドシールプレート30の後面に張付けてあり、ボンネ
ット1を第1図の如く閉じた時サードシール材28がラ
ジェーターブラケット25の左右周縁に圧接するように
なっている。
アッパシール材29はボンネット1の頂壁下面に張付け
てあり、これもボンネット1を第1図の如く閉じた時ラ
ジェーターブラケット25の上部周縁に圧接してラジェ
ーターブラケット25とボンネット1の間の隙間を埋め
る。
左右のサイドシール材28の下端部はシールプレート2
2の下面に張付けたシール材24に対し部分24aで連
続している。
なお第1図において32はラジェータースクリーン、3
3はボンネット1の左右側壁に設けたルーバ、34はバ
ッテリー8のキャップ、35はエアークリーナー10の
吸込口、36は吸気ダクトで、ダクト36はラジェータ
ーブラケット25に明けた孔37を通してブラケット背
後のエンジンに接続される。
ボンネット1のロック機構を外し、ボンネット1をピン
4を支点として矢印入方向に開放すると、シールプレー
ト22に張付けたシール材24は棚状のシールプレート
26から離れ、又ボンネット内面のサイドシールプレー
ト30に張付けたサイドシール材28はラジェーターブ
ラケット25の前面の左右周縁から離れ、又ボンネット
1の頂壁内面に張付けたアッパシール材29はラジェー
ターブラケット25の前面上縁部から離れ、バッテリー
8、ラジェーター9、エアークリーナー10等を残して
ボンネット1と共に前方へ移動する。
ボンネット1を閉じる場合は上記動作の逆となり、シー
ル材24,28.29が室15の下側の後側を完全にシ
ールする。
トラクタの運転中にフロントアクスルブラケット6の下
方の前輪タイヤや作業機がわらくずやごみ、虫等を巻上
げた時、わらくず等は下方から室15内へ侵入しないた
めラジェータースクリーン32やラジェーター9のコア
が詰る恐れはなく、オーバーヒートを防止することがで
きる。
なお本考案を具体化する時シール材24をシールプレー
ト26側に張付けてシールプレート22を圧接するよう
にしても良く、又同様にサイドシール材28をラジェー
ターブラケット25の前面に張付けてサイドシールプレ
ート30を圧接するようにしても良い。
アッパシール材29についても同様であるが、ボンネッ
ト1の内面形状が複雑な場合は図示の実施例の如くボン
ネット1側にアッパシール材29を取り付けた方が作業
性、シール性の両面において有利である。
以上説明したように本考案は前方下部に開閉用の左右方
向の支軸4をもつボンネット1と、ボンネット閉塞時に
ボンネット1がシール材を介し当接してラジェーター9
の前後の室を区画するラジェーターブラケット25とを
備え、ボンネット1の左右の壁をつなぎホンネットの前
室15の底板を兼ねるシールプレート22の後端部下面
と、ラジェーターブラケット25から前方へ張り出され
た別の棚状シールプレート26の上面の間に伸縮自在な
シール材24を介装し、ボンネット側シールプレート2
2の前端縁とフロントグリル11下縁部の間にシール材
23を介装してボンネット1の下方からボンネット前室
15へ流入するごみ等を完全に遮断するようにしたこと
を特徴としている。
即ち本考案においてはボンネット1の左右の壁をつなぐ
ように取り付けられたシールプレート22と、ラジェー
ターブラケット25から前方へ張出されたシールプレー
ト26との間に伸縮自在のシール材24を配置したので
、ボンネット1の下方から流入するわらくずやごみ、虫
等を完全に遮断することができ、ラジェータースクリー
ン32やコアの詰りとそれによるオーバーヒートを確実
に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用した農用トラクタの一部縦断左側
面略図、第2図は第1図の■−■断面略図である。 1・・・・・・ボンネット、4・・・・・・ピン(支i
M)、22・・・・・・シールプレート、24・・・・
・・シール材、25−−−−−−ラジェーターブラケッ
ト、26・・・・・・シールプレート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前方下部に開閉用の左右方向の支軸4をもつボンネット
    1と、ボンネット閉塞時にボンネット1がシール材を介
    し当接してラジェーター9の前後の室を区画するラジェ
    ーターブラケット25とを備え、ボンネット1の左右の
    壁をつなぎボンネットの前室15の底板を兼ねるシール
    プレート22の後端部下面と、ラジェーターブラケット
    25から前方へ張り出された別の棚状シールプレート2
    6の上面の間に伸縮自在なシール材24を介装し、ボン
    ネット側シールプレート22の前端縁とフロントグリル
    11下縁部の間にシール材23を介装してボンネット1
    の下方からボンネット前室15へ流入するごみ等を完全
    に遮断するようにしたことを特徴とするラジェーターの
    防塵装置。
JP13780379U 1979-10-03 1979-10-03 ラジエ−タ−の防塵装置 Expired JPS607222Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13780379U JPS607222Y2 (ja) 1979-10-03 1979-10-03 ラジエ−タ−の防塵装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13780379U JPS607222Y2 (ja) 1979-10-03 1979-10-03 ラジエ−タ−の防塵装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5654625U JPS5654625U (ja) 1981-05-13
JPS607222Y2 true JPS607222Y2 (ja) 1985-03-11

Family

ID=29369215

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13780379U Expired JPS607222Y2 (ja) 1979-10-03 1979-10-03 ラジエ−タ−の防塵装置

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JPS5654625U (ja) 1981-05-13

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