JPS607099Y2 - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JPS607099Y2
JPS607099Y2 JP1976059874U JP5987476U JPS607099Y2 JP S607099 Y2 JPS607099 Y2 JP S607099Y2 JP 1976059874 U JP1976059874 U JP 1976059874U JP 5987476 U JP5987476 U JP 5987476U JP S607099 Y2 JPS607099 Y2 JP S607099Y2
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card
ball
pachinko machine
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memory
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圭 金森
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株式会社東興商事
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は客のアドレスを記録した磁気カードを装着して
ゲームを行なうパチンコ台を備えたパチンコ機に関し、
パチンコ台の打玉ケースからハンマーの先端に供給する
パチンコ玉を感知し、且つ打工数に相当するパルスを減
算入力させる発射玉検出器を備え、打工数をパチンコ玉
貸数から減算し、これを磁気カードのアドレスに対応し
てメモリ手段の番地内に記録し得る様にしたパチンコ機
を提供しようとするものである。
以下本考案の一実施例を図面に基づいて詳述する。
第1図は連発式パチンコ台1の正面図、第2図はその背
面図であり、パチンコ台1の前面上方域に遊戯盤2を備
え、該盤2の左上方の隅に打玉有対数を表わす表示器3
を設ける。
前記盤2の略中央に入賞表示ランプ4を、またこの周囲
にセーフ孔5・・・を夫々備え、この下部中央にアウト
孔6を開設する。
前記セーフ孔5・・・の背面開口をセーフ玉ケース7で
、また、アウト孔6の背面開口をアウト玉ケース8で夫
々覆い、セーフ玉通路9を介してセーフ玉ケース7を打
玉循環通路10の途中に連通させ、該通路10の上端を
アウト玉ケース8に連結すると共に、パチンコ台1の遊
戯盤2下方の前記に設けた打玉ケース11の傾斜上端に
前記の打玉循環通路10の下端を連結させる。
前記打玉ケース11にはパチンコ玉12・・・ヲlO〜
15個封入させるもので、これらを遊戯盤2内に1個ず
つ打つことによりセーフ玉もしくはアウト玉となって各
ケース7.8及び各通路9,10を通って打玉ケース1
1内に戻る様に構成する。
また前記遊戯盤2内にパチンコ玉12を誘導するレール
13の始端には打玉ケース11の傾斜下端を連結し、こ
のレール13始端にハンマー14の釘頭を臨ませて、パ
チンコ玉12を打撃する力を付与するスプリング15を
ハンマー14に付勢せしめると共に、パチンコ台1の左
下方前面に設けるハンドル16をハンマー14に連結し
、手動にてパチンコ玉12を打つ様に形威する。
前記ハンドル16左方に客のアドレスを記録した磁気カ
ードMを挿入するカード孔17とカード返却スイッチ1
8を有するカードリーダ19を設ける。
前記磁気カードMは台紙上に帯状の磁気記録媒体mを施
したもので、客のアドレスをデジタル信号で磁気記録す
る。
上記表示器3は例えばセブンセグメント形発光ダイオー
ド(LED)を用いており、この裏面に表示回路20を
備え、これと上述のカードリーダ19とを第7図におい
て後に詳述する如く制御ボックス21内で電気接続し、
またセーフ孔5に打玉が入った時に、ランプ4を点灯す
ると同時にベル駆動回路22を介してベル23を鳴らし
て擬音効果を奏する様にこれらをパチンコ台1裏面に配
置する。
又、第3図及び第4図に示す如く上記レール13の途中
にファール玉通路24の上端を連結し、打玉ケース11
の傾斜上端に前記通路24下端を開口させ打玉が途中か
ら戻った際にファウル玉としてケース11に戻る様に構
成する。
前記打玉ケース11傾斜下端の玉送り口28は送り舟2
5のパチンコ玉送り溝26に臨ませである。
前記の送り溝26はL形で、この斜面にパチンコ玉受は
窪27を形成腰この上方に送り口28を閉鎖する停止弁
29を連設する。
前記送り舟25はその中間を枢支軸30に回転可能に軸
支していて他端に重錘いわゆる分銅31を固定させてお
り、前記の送り溝26によってパチンコ玉12を1個ず
つ送る様に構成する。
前記レール13の始端に待機玉用樋32の傾斜下端を開
放させ、該樋32の傾斜上端を前記送り溝26の下降位
置に臨ませると共に、この送り溝26と樋32との間に
パチンコ玉12の流下を阻止するストッパ33を突没自
在する。
該ストッパ33は流下制御アーム34の一端に形威した
もので、このアーム34の中間を枢支軸35に軸支する
と共に、この他端に重錘36を固着する。
前記アーム34のストッパ33近傍に長孔37を開設し
、L形の停止アーム38の短尺杆39先端に設けるピン
40を長孔37に嵌挿させると共に、前記アーム38の
L形中間を枢支軸41に軸支させ、アーム38の長尺杆
42を下方に延長させ、前記ストッパ33によってパチ
ンコ玉12の流下を阻止する状態の時に長尺杆42下端
が案内板43内に移動する様に形成腰前記の枢支軸30
,35,41を同一の基板44に固定させ、パチンコ玉
12の整流器を構成する。
前記案内板43内に移動した長尺杆42に係脱させる鉤
棒45に連結したソレノイド46を設け、該ソレノイド
46によって停止アーム38の揺動を制御し、ストッパ
33によるパチンコ玉12の流下阻止をコントロールす
る様に配設したものである。
上述のセーフ玉通路9、ファール玉通路24および待機
玉用樋32にパチンコ玉12の通過を検知する検出器4
7.48.49を夫々設ける。
各検出器47.48.49は通路両側対向位置に設けた
発光要素例えばランプと受光要素例えば光導電素子(c
ds)と、パルス発生器(図示せず)とによって形威し
、ハンドル16による打玉、セーフ玉およびファール玉
を検知してこれらを後述する可逆カウンタで以て加減算
することにより打玉有効数を計算し、これを表示器3に
表示せしめるものである。
又、第5図はカード販売装置いわゆる玉貸機50を示し
、コイン投入口51、コイン返却ボタン52、コイン返
却孔53、玉貸数表示器3″およびカードリーダ19″
を備えており、投入するコイン数に応じて玉貸数を加算
してこれを表示器3″で表示するもので、前記カードリ
ーダ19“はカード挿入孔54およびカード返却スイッ
チ55を有する。
更に第6図はカード読取装置いわゆるパチンコ玉精算器
56を示し、打玉有効数を表示する表示器3′と、カー
ドリーダ19′とを備え、カードMに記録しているアド
レスを読取って、後に詳述するメモリからの玉数に相当
する景品と交換するもので、前記カードリーグ19′は
カード挿入孔57およびカード返却スイッチ58を有す
る。
尚、上記の各カードリーグ19,19’、19“はカー
ドMを往復移送するモータと、カードMの移動時にこの
帯状の磁気記録媒体mのアドレスを読み取る再生回路と
を有する公知のものである。
またパチンコ台1・・・を多数配列させ、これらと共に
カード販売装置つまり玉貸機50および精算用のカード
読取装置56を後述する集中制御装置59に電気接続し
、この集中制御装置59によって総括的にコントロール
並びに集計させる手段と、1台のパチンコ台1毎にコン
トロールする手段とを選択的に用いることができる。
また、先に述べた表示器3としては発光ダイオードの他
に液晶表示装置等の他のディスプレイ手段を用いて構成
してもよいことは云うまでもない。
第7図は上記構成の電子回路をブロックダイヤグラムに
よって示すもので、全体のシステムは大別してパチンコ
台1と、集中制御装置59と、精算用のカード読取装置
56と、カード販売装置50と、電源装置60との5つ
の装置から回路構成されており、同図においては図示を
簡略化するために1台のパチンコ台1が示しである。
また、集中制御装置59、カード読取装置56およびカ
ード販売装置50は所謂集中管理システムの一環として
配置されている。
まず、パチンコ台1について説明すると、61はデジタ
ル信号を計数する可逆カウンタで、加算端子62、減算
端子63およびプリセット端子64を有していて、加算
端子62にはセーフ玉検出器47およびファウル玉検出
器48が、減算端子63には発射玉検出器49が、プリ
セット端子64にはNOT回路等によって構成したイン
バータ65を介してデータバス66がそれぞれ接続され
ている。
また、該可逆カウンタ61は出力端子67、充填端子6
8及び表示端子69をも有していて、出力端子67は複
数のNANDゲートをもったゲート回路70を介してデ
ータバス66に接続され、表示端子69は発光ダイオー
ド(LED)などで構成した表示器3に接続されている
充填端子68にパルスが印加されると、後述するように
データバス66を通じてその台の使用客の購入した工数
に相当する入力データがプリセットされる。
セーフ玉検出器47、ファウル玉検出器48及び発射玉
検出器49は、構成の説明において既に述べたものであ
って、客がパチンコ台12をはじくごとに発射玉検出器
49からパルスが発生され、このパルスをカウンタ61
に送って、1カウント減算される。
また、客のはじいた玉がセーフであれば、それを検出器
47が感知して、1個の当り玉に対して出される工数た
とえば比例のパルスを発生し、このパルスが可逆カウン
タ61の加算端子62に加わって例えば15カウント加
算される。
さらに、客のはじいた玉がファウルであれば、それを検
出器48が感知して、1カウント加算される。
そして、このカウンタ61の計数値は常時表示部3によ
って表示され客にわかるようになっている。
19はカードリーグで、カード読取回路71と、複数の
NANDゲートを有するゲート回路72とフリップフロ
ップ73.74とをもっている。
而して、磁気記録手段によってアドレスの記録された磁
気カードMを客がパチンコ台1のカード孔17に挿入す
るとカード読取回路71はその客のアドレスを読取る。
すなわち、磁気カードMに予め記録した客のアドレスを
カード読取回路71に内臓させた磁気ヘッド(図示せず
)で読み取り、この読み取ったアドレスを前記回路71
中に一時記憶させておくことができるようになっている
また、フリップフロップ74はカードMの挿入および抜
取りのいずれによってもセラ]・されて出力パルスを発
生するものであり、他方、フリップフロップ73はカー
ド抜取時のみセットされて出力パルスを発生する。
このようにしてカードMの挿入時には、フリップフロッ
プ74のみ出力パルスを発生して読出指令を与え、抜取
時にはフリップフロップ73.74から共に出力パルス
が発生されて書込指令を与える。
75はマトリクス回路で、この回路75はパチンコ台走
査ライン76に一方の入力端子を接続した複数の排他的
論理和回路(図示せず)と、これら各論理和回路のすべ
ての出力が加わる1個のNORゲート(図示せず)とか
ら回路構成されている。
そして前記の排他的論理和回路の各々の他方の入力端子
にはパチンコ台に特有のデジタル信号“°1゛“0+t
の組合せよりなる指定符号が加えられている。
ここで、台走査ライン76は後述する集中制御装置59
によって店内のすべてのパチンコ台を次々に走査してい
るものであって、台走査ライン76上の入力符号の組合
せが上記指定符号に一致すると、マトリクス回路75中
の各排他的論理和回路の出力が全てローレベルとなり、
この結果同回路75中のNORゲート出力はハイレベル
となる。
また、逆に指定符号と台走査ライン76上の入力符号の
組合せが1つでも異なっていると、排他的論理和回路の
出力がハイレベルとなり、この結果NORゲートの出力
はローレベルとなる。
このNORゲートの出力すなわちマトリクス回路75の
出力は前記ゲート回路72、アンドゲート77.78お
よび2つのNANDゲートを有するゲート回路79の入
力の各1つに結合されている。
ゲート回路72はマトリクス回路75のハイレベル出力
を受けてカード読取回路71に一時記憶されている客の
アドレスをアドレスバス80上に送り出す。
アンドゲート77.78は可逆カウンタ61の制御用ゲ
ートで各フリップフロップ73.74によってオンオフ
制御される。
アンドゲート77は、マトリクス回路75中のNORゲ
ートおよびフリップフロップ74に直接接続され、フリ
ップフロップ73にはインバータ81を介して接続され
ているので、一方のフリップフロップ73がローレベル
、他方のフリップフロップ74がハイレベルで且つマト
リクス回路75の出力がハイレベルの時だけ出力にハイ
レベル信号を発生する。
換言すると、アンドゲート77はカードMが挿入される
読出指令時にハイレベル信号を出力する。
他方、アンドゲート78は各フリップフロップ73.7
4およびマトリクス回路75の出力がすべてハイレベル
のときだけ出力にハイレベル信号を発生する。
換言すると、アンドゲート78は磁気カードMを抜取っ
た書込指令時にハイレベル信号を出力する。
先に述べたゲート回路79は後述する集中制御装置59
を制御するめのもので、このゲート回路79中の一方の
NANDゲート(図示せず)はフリップフロップ73お
よびマトリクス回路75の出力カ共にハイレベルのとき
にローレベル出力を、ゲート回路79中の他方のNAN
Dゲート(図示せず)はフリップフロップ74およびマ
トリクス回路75の出力カ共にハイレベルのときローレ
ベル出力を制御バス82に送出するものである。
前記アンドゲート78の出力端は複数のNANDゲート
をもったゲート回路70の入力に結線して、該回路70
中の各NANDゲート出力が共にハイレベルのとき、す
なわちカードMを抜取った書込時に可逆カウンタ61の
計数値を前記データバス66上に送り出すものである。
先に述べたベル駆動回路22およびランプ4はセーフ玉
検出器47の出力段に接続してあり、該検出器47の出
力を受けてベル23および入賞表示用ランプ4を作動さ
せるものである。
前記可逆カウンタ61の出力端子67には零検出回路8
3と終了検出回路84とが接続されていて、これら各回
路83.84の出力段にはソレノイド駆動回路85を介
して前記ソレノイド46が結線されている。
そして前記回路83には表示器86が接続されており、
この表示器86によって零表示を可視的に表示し得るよ
うになっている。
また、終了検出回路84は表示器3て表示される打玉数
の合計を積算して該合計が一定数になると出力するレジ
スタ機能を有するものでその出力段には終了を表示する
表示器87が接続されている。
さらに、セーフ玉検出器47、ファウル玉検出器48お
よび発射玉検出器49にはこれら各検出器47〜49の
故障等を感知する非常検知器88が設けてあって、前記
各検出器47〜49の故障等を検知すると共に、客の不
正行為を感知し得るようになっている。
なお、この検知器88に警報手段を付加してもよいこと
は勿論である。
つぎに、集中制御装置59について説明すると、89は
例えば半導体メモリ・コアメモリ等からなるランダムア
クセスメモリで、メモリ制御端子90.91、データ出
力端子92、データ入力端子93およびアドレス入力端
子94を有する。
ここで一方のメモリ制御端子90は書込読出制御端子で
、制御バス82よりインバータ95を介して該端子90
にハイレベル信号が加わるときのみ、メモリ89は読出
または書込可能な状態となる。
他方のメモリ制御端子91は読出または書込の一方を指
定する端子で、制御バス82よりインバータ95を介し
て端子91にハイレベルが加わると書込を指定し、ロー
レベルが加わると読出しを指定する。
換言すると、各端子90.91が夫々ハイレベルおよび
ローレベルのときは、メモリ89が読出可能となり、夫
々ハイレベル及びハイレベルのときはメモリ89が書込
可能となる。
そして、メモリ89のデータ出力端子92は複数のNA
NDゲートをもったゲート回路96の入力に結合され、
これらNANDゲートの他方の入力には制御バス82が
直接接続され、また、ゲート回路96の出力は夫々デー
タバス66に接続されていて、メモリ89の読出可能時
にはゲート回路96が開いて、メモリ89のデータ出力
端子92がデータバス66に接続されるものである。
また、前記集中制御装置59はパチンコ台走査部97を
装備している。
これは、集中制御装置59がすべてのパチンコ台を同時
に処理できないので、それら台の中から次々に1台づつ
選んで行き、選ばれた台との間でデータのやり取りを行
なうために設けたものである。
而して、台走査部97は発振器98およびその出力を計
数する純2集カウンタ99からなり、発振器98は常時
所定周波数のパルスを発生し得るとともに、必要に応じ
てその出力をオンオフできるようなものである。
カウンタ99は常時発振器98からのパルスを計数して
その出力線つまり台走査ライン76上に計数値を2集散
にて送出する。
たとえば台走査ライン76上の数値は、0000→00
01→0010→0011のように絶えず変化して行く
これらの数値は各々のパチンコ台番号に相当するもので
ある。
而して台走査ライン76を介して2進カウンタ99の出
力が各パチンコ台のマトリクス回路に送られ、そこでそ
の台の指定番号と比較されて、一致したときマトリクス
回路中のNORゲートがハイレベル出力を発生する。
そして、カード処理の要求が出た台に合致したとき、例
えば発振器98をオフとしカウンタ99を停止するなど
の手段でもって常時動作している走査を一旦停止腰その
カード処理を行なうものである。
なお、当該台について処理が終了すると各フリップフロ
ップ73.74はリセットされるようになっている。
再び、ランダムアクセスメモリ89について述べると、
これは例えば1日に来店が予想される客数分の記録能力
をもつもので、アドレスバス80よりインバータ100
を介してそのアドレス入力端子94に客のアドレス符号
が加わると、メモリ89内の対応する番地(客番号)が
選択されるようになっている。
そして、その際、メモリ89が書込可能な状態にあると
きは、データバス66よリインバータ101を通って来
たデータが上記選択された番地内に記憶され、逆に、読
出状態にあるときは、上記選択された番地内に記憶され
ているデータが読出されて、データ出力端子92からゲ
ート96を通ってデータバス66上に送出されるもので
ある。
前記のランダムアクセスメモリ89のデータ出力端子9
2には玉貸数合計回路102及び精算数合計回路103
が、またこれら各回路102,103の出力段には集計
メモリ104が夫々接続されていて、前記回路102で
以て玉貸数の総合計を、また回路103で以て精算数い
わゆる払戻数の総合計を、さらに集計メモリ104でも
ってこれらの各総合計を加減算した数値、要するに売上
げ数を記憶するようになっている。
ここで、前記の各回路102,103および集計メモリ
/104に夫々表示手段を付加して、前記の各数値を可
視表示してもよいことは勿論である。
また、前記集計メモリ104等にペンレコーダ等の記録
装置を付加してもよいことは云うまでもない。
つぎに、カード読取装置56について説明する。
ナオ、この装置56において先のパチンコ台1と同一の
部分には同一の符号にダッシュ1′ヨをつけて示しであ
る。
但しパチンコ台1における可逆カウンタ61の代りに一
時記憶装置105を設けである。
そして、ここでは工数計数値データの1書込ヨは必要な
いので、各ゲート77’、79′とインバータ81′は
、カードが挿入される読出時のみ、制御動作を行なうよ
うに接続されている。
而して係員が客から受取ったカードMをカードリーグ1
9′に入れると、パチンコ台1について説明したのと同
様にしてその客の最終結果のデータが集中制御装置59
から読み出されてデータバス66を介して一時記憶装置
105に記憶され、表示部3′に表示される。
その他の構成および動作はパチンコ台1と同様であるの
で、その説明を省略する。
つぎに、カード販売装置50について説明する。
ナオ、この装置50において先のパチンコ台1と同一の
部分には同一符号にツーダッシュ1″ヨをつけて示しで
ある。
但し、パチンコ台1における可逆カウンタ61に代えて
申込玉数セット装置106を配置し、これにコイン感知
器107を接続した点がパチンコ台1と異っている。
また、ここでは玉数計数値データの読出は必要ないので
、書込時のみ制御動作を行うように接続されている。
而して来店した客がカード販売装置50の投入口51に
貨弊いわゆるコインを投入すると、この客に対して渡そ
うとするカードMに記録されたアドレスがカード読取回
路71“で読取られて、メモリ89内のこのアドレスに
対応した番地を選択し、その番地に、投入された硬貨の
金額に相当する工数が前記メモリ89に書込まれる。
この書込が終るとカードMは販売装置50から排出され
る。
その他の動作は、パチンコ台1について説明したのと同
様である。
カード読取装置56およびカード販売装置50モマたパ
チンコ台1と同様に各バス66.80゜82および台走
査ライン76を介して集中制御装置59と接続されてい
る。
なお、各パチンコ台1、カード読取装置56およびカー
ド販売装置50は各ラインおよびバスに所謂ワイヤード
OR接続がなされている。
このワイヤードOR接続は負論理ORであるので、バス
、ラインのデータを入力する場合には、これを反転して
正論理に変換する必要がある。
随所にインバータが挿入されているのはこのためである
また、これらバス、ラインに出力が接続されているゲー
トはオープンコレクタ型のものである。
つぎに電源装置60について説明すると、この装置60
は前記の各装置1,50,56,59に電源を供給する
ためのもので、AC電源回路108と、フリップフロッ
プ等からなるゲート109と、停電補償用のバッテリ1
10とからなり、常態時においてはAC電源108から
各装置1,50.56,59に通電すると共に、ゲート
109を介してバッテリ110に充電し、停電時におい
ては充電した電力をゲート109を介して各装置1.5
0,56,59に非常供給すべく回路構成されている。
つぎに上述した各装置1,50,56,59の作動を総
合的に説明する。
来店した客は、まずカード販売装置50に硬貨を投入し
てアドレスの記録されたカードMを受取る。
この間に集中制御装置59のメモリ89には上述の如く
アドレスで指定された番地に投入金額相当の工数が書込
まれる。
そこで客はカードMを持って任意のパチンコ台1に行き
、カードリーダ19にこれを挿入すると、フリップフロ
ップ74がセットされてハイレベル信号を出力する。
なお、このとき、他方のフリップフロップ73はセット
されずローレベル状態である。
台走査部97は常に全ての台を高速走査しているので、
この台が走査されると各ゲート72.7?、78.79
が開く。
ゲート回路72が開くとカードリーダ19で読取られた
アドレスはアドレスバス80を経てメモリ89に入り、
ゲート回路79が開くとフリップフロップ73のローレ
ベル信号およびフリップフロップ74のハイレベル信号
が夫々メモリ89の制御端子90.91に入り、メモリ
89を読出状態にセットする。
フリップフロップ73がローレベルのときは制御バス8
2のうち端子91側のバスがハイレベルになるので、ゲ
ート回路96も開き、このときフリップフロップ74の
ハイレベル出力が可逆カウンタ61の充填端子68に加
わる結果、メモリ89から読出された投入金額相当の玉
数データがデータバス66を介して可逆カウンタ61の
プリセット端子64に入り、可逆カウンタ61はこの玉
数値にプリセットされる。
同時に該カウンタ61の計数値は表示器3によって客に
可視表示される。
走査部97がこの台を走査し終わると、その終了パルス
(たとえばマトリクス75中のNORゲート出力の立下
りを微分して得られる)によって各フリップフロップ7
3゜74はリセットされて共にローレベルとなる。
そこで客はゲームを行い、その都度可逆カウンタ61は
加算または減算を繰返す。
そして、可逆カウンタ61にプリセットされた玉数値が
零になった場合には、これを零検出回路83が感知して
表示器86で以て零表示を行なうと共に駆動回路85を
介してソレノイド46が駆動し停止アーム38における
長尺杆42の動きを鎖掟するのでゲームの継続操作は阻
止される。
また、可逆カウンタ61にプリセットされた玉数値が加
減算の繰返しの結果、終了値たとえば’ 3000Jに
なった場合には、これを終了検出回路84が感知して表
示器87で以て終了表示を行なうと共に、前記と同様に
して駆動回路85を介してソレノイド46を作動せしめ
て停止アーム38における長尺杆42をロックするので
、ゲームの継続操作は阻止される。
一方、表示器3による表示数が零と終了数との中間の数
値にある時、客がその台でのゲームを終了(中止)した
いときには、第1図に示すカード返却スイッチ18を押
してカードMを抜取る。
するとフリップフロップ73.74はともにノ)イレベ
ルにセットされる。
カード読取回路71は、カードMを抜取ってもその読取
られたアドレスを一時記憶保持し得る構成のものである
そして走査パルス(マトリクス回路75の出力)が到来
すると、各ゲート72.77.78.79が開く。
ゲート回路72が開くとアドレスをメモリ89に送り、
ゲート回路79が開くと各フリップフロップ73.74
のハイレベル出力を制御端子90,91に送り、メモリ
89を書込状態となし、ゲート78が開くと、そのハイ
レベル出力がゲート回路70を開き、かくして可逆カウ
ンタ61の現在値がデータバス66を経てメモリ89の
対応する番地内に書込まれる。
なお、このときゲート回路96は端子91側の制御バス
82がローレベルであるから閉じている。
この台の走査が終了すると、その終了パルスにより各フ
リップフロップ73゜74、カード読取回路71および
可逆カウンタ61の全てがリセットされる。
(なおリセット回路は図示を省略しである。
)客がこの台1でのゲームを中止して抜取ったカードM
を持って別の台へ行き、その台のカードリーグに挿入す
ると、それ迄メモリ89のそのアドレスに対応する番地
に記憶されていた工数データが読取られて、その台の可
逆カウンタに玉数データがセットされ、しかも、該数が
可視表示されるので、以下同様にしてゲームを行なうこ
とができる。
そして、その台よりカードを抜取ると、その時の最終値
がメモリ89に送られて、この最終値が書込まれる。
最後に、客はカードMを持って精算用のカード読取装置
56へ行き、そのカードリーグ19′にカードリーグ1
9′にカードMを挿入すると、その最終結果が集中制御
装置59から読み出されて一時記憶装置105に記憶さ
れるとともに、表示部3′に可視表示されるので、係員
はそれをみて工数に相当する賞品と取換える。
一時記憶装置105はその後、カードの抜取に連動して
、あるいは別途手動操作によってリセットされる。
なお、このカードMを抜取らず、そのまま廃棄してもよ
いが、係員が抜取って再び使用するような場合には、こ
の抜取操作によってメモリ89が書込状態にならないよ
うに、例えばフリップフロップ73′を取り外すか、不
作動となるようにしておく。
以上詳述したように、本考案はセーフ孔5・・・及びア
ウト孔6の各裏面にセーフ玉ケース7及びアウト玉ケー
ス8を夫々設け、かつ各ケース7.8を連通させる打玉
ケース11にファウル玉通路24を連結して、遊戯盤2
内に打ち込まれたパチンコ玉をその自重落下で以て打玉
ケース11に自然に還元させるようにしたから、従来の
パチンコ機の如く還元機や賞球玉タンクおよびアウト玉
タンクを設ける必要がなく、パチンコ台1の機械的構成
いわゆるメカニズムを簡単にして、そのコストの低減を
図ることができ、しかも、客のアドレスを記録した磁気
カードMを挿入して、このアドレスを読取るカードリー
グ19と、該アドレスに対応した工数データをプリセッ
トするメモリ手段89と、打玉の得失態様に応じて玉数
値を加減算する計数手段61とを具備させたものである
から、前記ハンマー14によるパチンコ玉の動き即ち得
失をデジタル信号に変換して計数記憶させ、この計数値
を磁気カードMのアドレスと反応したメモリ89の当該
番地内に順次記憶させて周知のパチンコ機と同様にゲー
ムを行なうことができ、しかも、その取扱いが容易であ
るパチンコ機を提供することができるものである。
また、実施例に示す如く可逆カウンタ61と集中制御装
置59とを分離し、カウンタ61は各々のパチンコ台1
に付属させる一方、集中制御装置59は集中管理システ
ムの一環として配設し、該装置59内のメモリ89によ
る記憶容量を客数に対応させると、可逆カウンタ61の
個数を増加することなく、それよりも遥かに多い客数を
まかなうことができるものである。
そのうえ、磁気カードMには消去の必要性がない客のア
ドレスのみを磁気記録し、玉数データは前記メモリ89
のアドレスに相当する番地内に記録するものであるから
、店内の全てのパチンコ台1におけるカードリーダ19
には消去ヘッドを装備する必要がなく、消去不良や残留
磁界による誤動作の懸念は全くありえない。
しかも、本考案は前記打玉ケース11内からノ\ンマー
14の先端へ導びかれる打玉を感知して計数手段におけ
る玉数値を1カウント減算せしめるパルス信号を発生す
る発射玉検出器49を備え、打玉数をパチンコ玉貸数か
ら減算し、これを磁気カードMのアドレスに対応したメ
モリ手段の番地内に記録し得る様にしたものであるから
、客が打玉をはじく以前に1個づつ確実に減算記憶させ
ることができ、ゲームの進行を円滑に行なうことができ
る。
さらに本考案は、従来の数字式パチンコ機にみられるよ
うなスイッチ操作を要することなく、パチンコ玉12を
打ち出すことができるので、連発操作が可能であり、こ
の結果、遊戯の面白味が半減することなく、従前のパチ
ンコ機と同様にゲームを楽しむことができる。
また、従来の数字式パチンコ機にみられるような無駄な
カードを多数使用することがないので経済的であると共
に、誤動作や故障等がほとんど生じないパチンコ機を提
供することができるものである。
しかも、前記発射玉検出器49は打玉がノ1ンマー14
の先端に至る以前の待機玉用樋32に設けたものである
から、打玉が発射玉検出器49を通過する時は、ゆっく
りと−個づつ通過するので確実に減算処理することがで
きるものである。
因に、ハンマー14ではじいた後の打玉を前記発射検出
器49で検出して減算処理すべく構成すると、打玉が該
検出器49を通過するスピードが極めて速くなるので、
該検出器49は待機玉用樋32に設けて、確実な減算処
理を行なうものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図はパチン
コ台の正面図、第2図は同背面図、第3図はその部分拡
大平面図、第4図は同部分拡大背面図、第5図はカード
販売装置いわゆる玉貸機の正面図、第6図はカード読取
装置いわゆる精算機の正面図、第7図はパチンコ機の電
子回路を示すブロックダイヤグラムである。 1・・・・・・パチンコ台、2・・・・・・遊戯盤、5
・・・・・・セーフ孔、6・・・・・・アウト孔、7・
・・・・・セーフ玉ケース、訃・・・・・アウト玉ケー
ス、12・・・・・・打玉循環通路、11・・・・・・
打玉ケース、12・・・・・・パチンコ玉、14・・・
・・・ハンマー、16・・・・・・ハンドル、19・・
・・・・カードリーダ、24・・・・・・ファウル玉通
路、49・・・・・・発射玉検出器、61・・・・・・
可逆カウンタ、89・・・・・・ランダムアクセメモリ
、M・・・・・・磁気カード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 打玉の得失態様に応じて玉数値を加減算する可逆カウン
    タ61並びに客のアドレスを磁気記録した磁気カードM
    を挿入してこのアドレスを読み取るカードリーダ19を
    備えたパチンコ台1と、カードリーダ19“を備えたカ
    ード販売装置50と、カードリーダ19′を備えたカー
    ド読取装置56と、前記アドレスに対応した工数データ
    をプリセットするメモリ89を備えた集中制御装置59
    とからなるパチンコ機であって、前記磁気カードMには
    消去の必要性がない客のアドレスのみを磁気記録し、工
    数データは前記メモリ89のアドレスに相当する番地内
    に記録すべく構成し、前記パチンコ台1および前記各装
    置50.56.59をデータバス66、台走査ライン7
    6、アドレスバス80および制御バス82で互いに接続
    すると共に、前記パチンコ台1には打玉ケース11内の
    打玉ヲ打撃するハンマー14と、このハンマー14に連
    動させたハンドル16と、セーフ玉通路9と、ファール
    玉通路24と、待機玉用樋32とを設け、これらの各通
    路9,24および樋32にパチンコ玉12の通過を検知
    する検出器47,48.49を設けて、各検出器47.
    48.49を前記可逆カウンタ61に接続する一方、前
    記パチンコ台1、カード販売装置50およびカード読取
    装置56にのみ磁気カードMの挿入孔17,54.57
    を形成し、さらに発射玉検出器49を打玉がハンマー1
    4先端に至る以前の待機玉用樋32に配設して、打玉が
    ハンマー14ではじかれる以前に1個づつ減算すべく構
    成したパチンコ機。
JP1976059874U 1976-05-11 1976-05-11 パチンコ機 Expired JPS607099Y2 (ja)

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JPS52151869U JPS52151869U (ja) 1977-11-17
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50152799A (ja) * 1974-03-28 1975-12-09

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS50152799A (ja) * 1974-03-28 1975-12-09

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