JPS607024Y2 - 差込プラグ - Google Patents

差込プラグ

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JPS607024Y2
JPS607024Y2 JP1977070670U JP7067077U JPS607024Y2 JP S607024 Y2 JPS607024 Y2 JP S607024Y2 JP 1977070670 U JP1977070670 U JP 1977070670U JP 7067077 U JP7067077 U JP 7067077U JP S607024 Y2 JPS607024 Y2 JP S607024Y2
Authority
JP
Japan
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sleeve
cord
terminal
base
insertion hole
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977070670U
Other languages
English (en)
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JPS53163693U (ja
Inventor
一二 五十嵐
Original Assignee
平河電線株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 平河電線株式会社 filed Critical 平河電線株式会社
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Publication of JPS607024Y2 publication Critical patent/JPS607024Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はピン端子挿抜時のこじり力によっても保持力が
低下せず、線間短絡等の事故発生を防ぐようにした差込
プラグに関する。
ピン端子操抜時のこじり力によっても保持力が低下しな
いようにした「差込プラグ」として本出願人が先に実願
昭51−11320峰を提案じた。
これは、後述する挿入孔の内径と一致する外径を有した
胴体にストッパーを有し、先端にテーパー状小径部を有
するスリーブ端子と、前記スリーブ端子を挿入する挿入
孔と前記ストッパーと係合して前記スリーブ端子を位置
決めする係合孔とを有するベースとより構成され、前記
ベースの一端からコードにかけて軟質合成樹脂でモール
ド成形されたものである。
第1図を参照すると、この差込プラグが図示されている
即ち、スリーブ端子10とベース20とを有し、ベース
20の一端からコード30にかけて軟質合成樹脂のモー
ルド体40が施されている。
スリーブ端子10は第2図イ。ロ、へに示されているよ
うに、先端のテーパー状小径部11と、胴体12と、コ
ード導体圧着部13とを有し、テーパー状小径部11の
上下には1対のスリット14.15が設けられている。
スリット14の幅はばね性を考慮してスリット15の幅
より大であり、胴体12にはストッパー16が形成され
ている。
第2図二を参照すると、硬質合成樹脂より形成されるベ
ース2′0が図示されており、スリーブ端子10を挿入
する挿入孔21を有し、ソケットピンの入口22と通じ
ている。
挿入孔21とソケットピンの入口22との間にスリーブ
端子10の胴体12の外径と一致する内径を有した部分
23が形成されており、一端に係合孔24が設けられて
いる。
第1図に示される差込プラグは、以上のスリーブ端子1
0とベース20とより構成されており、コード30の導
体31が圧着部13に圧着され、ストッパー16がベー
ス20の係合孔24と係合している。
この差込プラグによれば、スリーブ端子のストッパーが
係合孔と係合し、胴体が挿入孔の内径と一致する嵌合に
よってスリーブ端子が挿入孔内に支持固定され、かつ、
スリーブ端子の先端部は絞り加工によりテーパー状に形
成されて一対のスリットを設けられて挿入孔内で遊弾的
に位置しているため、モールド成形時にスリーブ端子を
芯金ピンに粗雑に押込んでも穴径が変化することもなく
、また、ソケットのピン端子との保持力(ばね性)も極
めて強いものが期待できる。
従って、ピン端子の外径に若干のばらつきがあっても、
テーパ一部の弾性変化によりそれを許容し、こじり挿抜
による先端部の開き等も防止できる。
更に、スリーブ端子はストッパーによってベースに係合
させられているため、モールド成形時のモールド材料の
流れや圧力によって両者の位置関係に変化が生じること
もなく、それによってスリーブ端子の深さ寸法を一定に
維持することができる。
コードの導体とスリーブ端子との接続は、前述の通り、
スリーブ端子の圧着部を介する圧着接続が主流を占めて
いるが、当然、半田付は等も適用できる。
この接続において、コード導体を構成する各導線の素線
の全てが接続される事が理想であるが、場合によっては
、「ひげ」と通称されている接続されない素線が出るこ
ともある。
特に、自動圧着化が最近進んでおり、圧着接続の量産化
の中てこの種の「ひげ」が不完全圧着品として生じ易い
傾向にある。
この「ひげ」が線間の短絡をもたらしたり、プラグ本体
の外部表面に出て感電事故を招く原因になるため、何ら
かの対策が必要になる。
また、差込プラグの通常の使用においても、ソケットに
挿入する時に「こじり」がプラグ本体に加わる。
電子機器の小径化よりソケットの形状が小さくなってお
り、従ってそれと対応するプラグ本体の厚さもそれほど
厚くできない。
そのため、プラグ本体の中間点にその力が加わり、コー
ド導体の接続部に影響を与える。
使用頻度が多くなるにつれてコード導体接続部に加わる
この力によって断線が生じる。
前述の「ひげ」の問題、更には、この断線の問題、何れ
も電気機器に電源を供給する電源コードセットにとって
致命的な欠陥であり、その信頼性を維持するために是非
とも回避することが必要である。
本考案は、上記に鑑みて為されたものでありスリーブ端
子の保持力がピン端子挿抜時のこじり力を受けても低下
せず、かつ、コード導体の短絡、断線事故および「ひげ
」による感電等の事故が発生するのを防ぐため、スリー
ブ端子の胴体外径をベースの挿入孔の内径に一致させ、
ストッパーをベースの係合孔に係合させるとともに先端
のテーパー状小径部を挿入孔内に遊弾的に位置させ、か
つ、コードとスリーブ端子の接続部を外周より包囲する
保護部をベースに設けるようにした差込プラグを提供す
るものである。
以下第3図イ9口を参照して本考案の一実施例を詳細に
説明する。
スリーブ端子10はテーパー状の小径先端部11とスト
ッパー16を有する胴体12とコード導体圧着接続部1
3とを有し、ベース20の所定の位置に挿入されている
テーパー状の小径部11に設けられる1対のスリットは
第2図に示されたように設けられるが、第3図イでは、
図示上観察することができない。
ベース20は熱可塑性の硬質合成樹脂より製造されてお
り、スリーブ端子10を挿入する挿入孔21とソケット
ピン用の入口22と胴体12の外径と一致する内径を有
する部分23とストッパー16と係合する係合孔24と
コード30の導体31および圧着接続部13の部分を保
護する保護部25とを有している。
ベース20は第3図口にも示されるように、各挿入孔2
1は相互に独立しており、その間に打抜き孔26を有し
ている。
ベース20の段部からコード30にかけて熱可塑性軟質
合成樹脂製のモールド体40が施されており、モールド
体40はコード30を保護する補強アーマ部41を有し
ている。
その製造においては、コード30の導体31が露出され
てスリーブ端子10の接続部13に圧接される。
コード付きスリーブ端子10はベース20と適合させら
れ、芯金基盤の芯金ピンに挿入される。
その状態で所定の圧力を有するモールド材料が注入され
、モールド体40の形全が行われる。
モールド体40はベース20の挿入孔24を介してその
内部まで侵入するが、スリーブ端子10の胴体12の外
径が部分23の内径と一致しているため、両者の間隙に
まで入り込むことはない。
また、ベース20の打抜き孔26にも入り込み、ベース
20とモールド体40との機械的係合度が強化される。
以上の構成において、ベース20の保護部25がコード
30の一端にまで伸長して形成されているため、コード
導体31および圧着接続部13の部分に「ひげ」を通称
される接続洩れの素線が発生しても、その保護部25が
隔壁となって線間短絡を発生したり、その「ひげ」がプ
ラグ本体の表面に露出したりする事故を有効に防止する
ことができる。
また、長年使用しても、コード導体31およびその接続
部13に加わる力が保護部25の存在によって緩和され
るため断線等といった事故の発生をも防止し得る。
当然なことながら、第1図および第2図に示された差込
プラグの利点をそのまま維持することができるので、実
願昭51−11320労で開示提案された差込プラグを
効果的に改善することが可能になる。
以上説明した通り、本考案による差込プラグによれは、
スリーブ端子の胴体外径をベースの挿入孔の内径に一致
させ、ストッパーをベースの係合孔に係合させるととも
に一対のスリットを有した先端のテーパー状小径部を挿
入孔内に遊弾的に位置させ、かつ、コードとスリーブ端
子の接続部を外周より包囲する保護部をベースを設ける
ようにしたため、スリーブ端子の保持力がピン端子挿抜
時のこじり力を受けても低下せず、かつ、コード導体の
短絡、断線事故、および「ひげ」による感電等の事故を
防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案が改善する以前の差込プラグを示す一部
断面説明図である。 第2図イル二は第1図で使用されたスリーブ端子とベー
スを示し、第2図イはスリーブ端子の側面図、第2図口
は第2図イにおけるA−A’断面図、第2図ハはスリー
ブ端子の平面図であり、第2図二はベースの断面図であ
る。 第3図イ9口は本考案の一実施例を示す説明図であり、
第3図イは差込プラグの一部断面説明図であり、第3図
口は第3図イにおけるA−A’断面におけるベースの断
面図である。 符号の説明、10・・・・・・スリーブ端子、11・・
・・・・テーパー状小径部、12・・・・・・胴体、1
3・・・・・・コード導体接続部、14,15・・・・
・・スリット、16・・・・・・ストッパー、20・・
・・・・ベース、21・・・・・・挿入孔、22・・・
・・・ピン入口、23・・・・・・胴体保合部、24・
・・・・・係合孔、25・・・・・・保護部、26・・
・・・・打抜き孔、30・・・・・・コード、31・・
・・・・コード導体、40・・・・・・モールド体、4
1・・・・・・補強アーマ一部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 コードに接続され、ストッパーを有する胴体および該胴
    体の先端に位置し、一対のスリットを有したテーパー状
    小径部を有するスリーブ端子と、前記スリーブ端子の前
    記胴体の外径と一致した内径を有し、ストッパー係合孔
    を備えたスリーブ端子挿入孔、および前記スリーブ端子
    とコードの接続部を外周より包囲する保護部を有し熱可
    塑性硬質合成樹脂より形成されたベースと、該ベースの
    一端からコードにかけて施された熱可塑性軟質合成樹脂
    より形成されたモールド体より構成され、 前記スリーブ端子が、前記ストッパーと前記ストッパー
    係合孔との係合および前記胴体と前記スリーブ端子挿入
    孔の一致した内外径に基く両者の嵌合によって該スリー
    ブ端子挿入孔内に支持固定され、前記テーパー状小径部
    が該スリ一部端子挿入孔内壁と間隙を有して遊弾的に位
    置する構成を有することを特徴とする差込プラグ。
JP1977070670U 1977-05-31 1977-05-31 差込プラグ Expired JPS607024Y2 (ja)

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JP1977070670U JPS607024Y2 (ja) 1977-05-31 1977-05-31 差込プラグ

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JPS53163693U JPS53163693U (ja) 1978-12-21
JPS607024Y2 true JPS607024Y2 (ja) 1985-03-07

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ID=28980693

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5013186B2 (ja) * 1972-05-29 1975-05-17

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4976288U (ja) * 1972-10-20 1974-07-02
JPS526070Y2 (ja) * 1973-05-31 1977-02-08
JPS50103191U (ja) * 1974-01-29 1975-08-26

Patent Citations (1)

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