JPS6070241A - 下水道管渠布設工法 - Google Patents

下水道管渠布設工法

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Publication number
JPS6070241A
JPS6070241A JP58176510A JP17651083A JPS6070241A JP S6070241 A JPS6070241 A JP S6070241A JP 58176510 A JP58176510 A JP 58176510A JP 17651083 A JP17651083 A JP 17651083A JP S6070241 A JPS6070241 A JP S6070241A
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JP
Japan
Prior art keywords
soil
water
pipe
construction
manhole
Prior art date
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Pending
Application number
JP58176510A
Other languages
English (en)
Inventor
清 高瀬
行雄 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOMURO KK
Original Assignee
KOMURO KK
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Publication date
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Publication of JPS6070241A publication Critical patent/JPS6070241A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、改良された下水道管渠布設工法に関するもの
である。
下水道管渠施工上の最大の問題点は、管継ぎ宇部あるい
は人孔部よりの地下水の浸入および下水の浸出である。
統+tiによれば、不明水の浸入は、晴天時平均月光水
量の30%を越える多量にのほるとされ、下水道の維持
管理にM吸な影響を与えるので、その防止は下水道関係
者共通の課題となっている。
現在、下水管渠(下水管および人孔)布設後の埋め戻し
工法としては、山砂による水締め工法が一般的であり、
また粘土および現場上による埋め戻しも行なわれている
。これらの工法によれば、管底部にまで埋め戻し材が完
全に充填されることは期待出来ず管の下部に空間が生ず
るため、また、掘削時の山囲い材として布設した鋼矢板
を埋め戻し後に引き抜く作業において振動を加えるため
、更には、該鋼矢板を引き抜いたあとに埋め戻し材と地
山との間に空間ができるため、埋め戻し材の荷重(活荷
重)が管体にかかり、管の破損および管のあばれ現象が
かこり、継手部分にすき間ができる。また、軟弱地盤に
下水道管および人孔を布設した場合には、長期にわたる
不等沈下によって管継手部にすき間ができ、浸入浸出水
発生の原因となる。特に、管体に比び人孔のM31が犬
であるため、人孔沈下量が犬となり、人孔と管体との継
手部分にズレが生ずる。また、人孔の沈下を防ぐために
人孔下部のみに基礎工事を行なうと、周囲の地盤が沈下
した場合に人孔がつき上げられる結果となり、同様に管
体と人孔との継手部分にズレが生ずる。このような不等
沈下は、微弱地震によっても促進される。更に、埋め戻
し材に遮水性がないために、ズした部分より地下水の浸
入および下水の浸出がおこる。
JLJr<して、たとえ管体および人孔の継手部分を完
全に施工しても、埋め戻し時および長期施用中に管渠の
変形がおこり、浸入浸出水を発生させることになる。
本発明は、従来工法における前記の諸問題を解消する工
法として、掘削時に発生する現場上に土壌硬化材を加え
比較的多量の水で混練して流動性を犬とした泥漿を用い
て埋め戻しをすることを特徴とする下水管渠布設工法を
提供する。
本発明において使用される泥漿は流動性が犬であるため
管底部の空間をも完全に満たし、土と土壌硬化材と水と
の混線物(泥漿)が人孔をも含めて管渠全体を覆う。以
後、時間の経過と共に土壌硬化材が反応して泥漿が硬化
し、下水道管渠の囲りに強固9な遮水層および支持層を
形成する。
本発明工法における土と土壌硬化材との配合割合は、土
壌硬化材の同化能、土の粒度分布、含有有機物の質およ
び量等により異なり、土と土壌硬化材と水との混練物の
硬化体の材令28日における圧縮強度が10〜30にり
/cny1透水係数(八−r)が10−6〜l0−8(
7)7秒となるようにすることが好ましい。土壌硬化材
の土に対する配合割合を増し、硬化体強度を増加させる
と、クラックの入る危険が生じ、硬化体比重が増し、地
山とのなじみが悪くなるので、好ましくない。まだ、配
合割合を減じ、硬化体強度を減すると、遮水性および支
持力が共に低くなり、本発明工法の意味がなくなる。
水の添加量は、土の含水率、粒度分布および土壌硬化材
の配合量により異なるので、あらかじめガラス板上に内
径5nr+、長さ1OCrnの円筒(例えば、内径50
 mmの塩化ビニール製水道管を100Y+nlの長さ
に切ったもの)を立て、混練物を一杯に満たした後、円
筒をすばやく引き上げ、ガラス板上に円形に広がった混
線物の最大径とそれに直角な方向の径とを測定し、その
〒均値が200〜700 mrn好ましくは300〜5
00 wa+となるように添加水量を決定する。これ以
上に添加水量を増すと、流動性は良くなるが、硬化体の
強度および透水係数を悪化させ、また極端に増加した場
合には、固液分離をおこすので、好ましくない二また、
離別水量を減すると、流動性が悪化し、管底部まで混線
物が充填できなくなるので、好ましくない。
本発明工法に用いる土壌硬化材は、比較的少量の土に対
する添加によって所定の強度および遮水性を発現するも
のであればよく、例えば秩父セメント社製の「ツルフィ
ックス」、三菱鉱業セメント社製の「°スタビライト」
、住友セメント社製の「タフロック」、大阪セメント社
製の「ノ’:SC」、日本セメント社製の「アサツクリ
ーンセット」などが適当である。
なお、現場の土が極端に被硬化性が急く、所定の強度を
出すために多量の土壌硬化材を必要とする場合には、砂
を土に添加して土の粒度分布を変えることによって強度
発現を良くするか、丑だ現場上以外の土を用いても良い
次に、本発明工法を実施例によって具体的に説明する。
実施例1 図に示すように、土中に1350 mm幅(α)でシー
トパイル(」)を2列に杓入れた後、シートパイル間の
土を1500 mmの深さくb)で取り除き、掘削溝底
に30cm×30αX 100 cmのコンクリート製
ブロック(3)を設置した後、JISA5303に規定
する内径600mmのB型コンクリート管(2)および
人孔(図示を省略)を設置し7だ。図において、(4)
はクサビである。
掘削した現場上1000 K7を1−の強制攪拌ミキサ
ーに投入し、300149の秩父セメント社製の土壌硬
化材「フィルフィックス」および400tの水を加え、
3分間混綽した後、本混線物をコンクリート圧送ポンプ
を用いて下水道管渠と掘削溝の空間に投入した。この操
作をくり返して、掘削溝底より1200wの高さくC)
9空間(5)を、本混線物により完全に充jjli l
、た。
本混練物の流動性は、前記流動性試験法によると、42
0wnであった。
また、本混線物を径5cm、長さ10−の円筒形モール
ドに充填し、材令28日後の一軸圧縮強度をJ I 、
5−A1216に準じそ測定したところ、26 K97
 cn!であった。更に、本混線物を径10cm。
長さ10口の円筒形モールドに充填し、材令28日後の
本硬化体の透水試験をJIS−A1218に準じて行っ
たところ、透水係数(K r ) t:1: 2 X1
0’−7cJn/秒であった。
なお、本現場土の性状は、次の通りであった。
砂分:3Z3% 最大粒径: 2.000 mmpH:
5.91 シルト分:3]、3%比重二259 強熱減
量: 26. O係粘土分:36.4% 含水比:92
3%単位体積・重量:1.63 混線物が十分な強度の硬化体(5)を形成したのち、シ
ートパイル(1)を地上へ引き抜き、残された空隙を砂
で埋め、硬化体(5)の上面上の空間に現場上を埋め戻
すことにより、目的とする下水道管渠が達成された。
実施例2 図に示すように、土中に1850 mm幅(α)でノー
トパイル(1)を2列に打ち込んだ後、シートツクイル
間の土を2000 mmの深さくb)で取り除き、掘削
溝底に30 cm X 30 Cn1l 00 cmの
コンクリート製ブロック(3)を設置した後、JISA
5303に規定する内径10001F、JlOII形コ
ンクリート管(2)および人孔(図示を省略)を設置し
た。図において、(4)(はクサビである。
掘削l〜だ現場上10001<9を1771”の強制攪
拌ミキサーに投入し、35 (l Iceの三菱鉱業セ
メント社製の土壌硬化月1スタビライト」および420
tの水を加え、3分間混練した後、本混練物をコンクI
J −ト圧送ポンシフ用いて下水道管渠と掘削屑の空間
に投入した。この操作を行うにあたり、充填の完全を期
するた1め、木製の棒により管底部および人孔周辺の混
線物に振動を与え、細部に1で混練物が行き渡るように
した。この操作をくり返して、掘削溝底より1700 
rt+mの高さくC)の空間(5)を、本混線物により
完全に充9i l、だ。
本混線物の流動性は、前記流動性試験法によると、34
0咽であった。
また、本混練物金径5cnl、長さl Octrrの円
筒形モールドに充填し、材令28日後の一11’lll
圧縮強度をJIS−A1216に準じて測定したところ
、18Kr/crIであった。更に、本混練物を径10
 cnI、長さ10 anの円筒形モールドに充’!M
 L、/、利金28日後の本硬化体の透水試験をJIS
AL 218に準じて行ったところ、透水係数(Kr 
)ば6×107”an/秒であった。
なお、本現場土の性状は、次の通りであった。
砂分:4.2チ 最大粒径: o、 t o s朧p#
:5.27 シルト分:61.Oφ比重:2.149 
強熱減量: 26.6チ粘土分34.8% 含水比:1
09.2%単位体積重量:1.45 混線物が十分な強度の硬化体(5)を形成したのち、シ
ート・ぞイル(1)を地上へ引き抜き、残された空隙を
セメントモルタルで埋め、硬化体(5)の上面上の空間
に’fJlS土を埋め戻すことにより、目的とする下水
道管渠が造成された。
【図面の簡単な説明】
添付図面は、本発明]二法を例示的に説明する断面図で
4うる。 図において、■はシートパイル、2はコンクリート管、
3はコンクリ−1・製ブロック、4はクサビ、5は埋め
戻された泥漿の硬化体であり、α2、bおよびCは寸法
を衣わす記号である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 掘割時に発生する現場上に土壌硬化材を添加し水で混練
    して得られる流動性の泥漿を用いて埋め戻しを行なうこ
    とを特徴とする下水道管渠布設工法。
JP58176510A 1983-09-26 1983-09-26 下水道管渠布設工法 Pending JPS6070241A (ja)

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JP58176510A JPS6070241A (ja) 1983-09-26 1983-09-26 下水道管渠布設工法

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JP58176510A JPS6070241A (ja) 1983-09-26 1983-09-26 下水道管渠布設工法

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0415381A (ja) * 1990-05-09 1992-01-20 Kubota Corp 管床の形成方法
JPH0439482A (ja) * 1990-06-05 1992-02-10 Kubota Corp 管路の沈下防止工法
JPH0674365A (ja) * 1992-08-28 1994-03-15 Aron Kasei Co Ltd 配管溝における砂充填方法

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JPS54104603A (en) * 1978-02-03 1979-08-17 Nippon Pressed Concrete Kk Method of burying construction of pipe
JPS5595734A (en) * 1979-01-12 1980-07-21 Yoshiro Wakimura Burying method of underground pipe

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