JPS6069643A - 表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、複写機のように、原稿載置部に置いた原稿
を光学的によみ取り処理する装置において、前記原稿載
置部に液晶セルの表示面を対設し該表示面に表示される
出力画像を光学的に読み取り処理できるようにした装置
の表示装置に関するものである。

静電写真プロセスを利用する複写機のように、所定位置
に載置した原稿を光源で照射し、その反射光を、一様に
帯電した光導電層に結像させる工程を有する光学的原稿
読み取り手段は従来から周知である。

またコンピュータ、ワードプロセッサなどのように出力
信号を可視像として表示する手段として液晶表示装置が
すでにひろく用いられている。

第１図は上記のような既知の画像形成手段を結合した装
置の概要を例示するものであって、符号１は公知の静電
写真複写機であってその頂面が原稿載置部４となってお
り、よく知られているように該原稿載置部４に原稿を置
き、カバー２を矢印Ａ方向に回動して原稿を抑圧遮光し
た後公知の仕方で複写作業が行なわれるものとする。

前記カバー２には液晶板のような表示面３が取着してあ
って、この表示面がパーソナルコンピュータとケーブル
６を介して接続してあり、コンピュータ５の出力信号が
液晶表示面３に表示されることになる。したがって表示
面３に表われた処仰情報を、複写作・業の場合と同様に
原稿として用いることによって表示内容のハードコピー
を簡単に得ることができることは容易に理解できるとこ
ろであろう。

表示面３の出力源としてはごコンピュータのみならずた
とえばワードプロセツザなども使用し得ることはもちろ
んである。

また複数のコンピュータを結合して情報の転送などを行
ない得るローカルエリアネットワークシステムを導入し
た場合、事務室間で画像情報を転送して表示面３に表示
させ、必要なもののみを簡単にハードコピー化するこ古
ができ、不使用時には複写機１を一般の文書の複製に利
用できるので全体として情報処理機器システムがコンパ
クトになるのできわめて便利である。

ところが、いつばんに液晶セルに表示された画像には視
角依存性があり、画像をみる光源の位置。

嫉視者が見る方向によって見易くあるいは見にくくなる
ことは従来からよく知られている。

これに一ついて第２八図ないし第２Ｄ図によって、ＴＮ
型液、晶板とＧＨ型液晶板について略述すると、第２Ａ
図の符号３は液晶表示面を示し、その横方向、ＡＡ力方
向おける視角依存性を測定する仕方を示したもので、被
測定個所０点およびこれを含む直線Ａ−Ａ′を含み、表
示面３に直角な平面内において輝度計８を回動させてつ
ントラスト比を測定する。第２Ａ図はその結果を示すグ
ラフであって、実線はＴＮタイプ、破線はＯＨタイプの
液晶表示器のものを夫々示している。第２１″）図は、
前記と同様に、前記Ａ、　Ａ方向と直交する方向（縦方
向）、すなイつち第２Ｃ図ＢＢ方向にみた視角依存性を
示し、この場合には、すくにＴＮ型表示器において大き
な視角依存性が存在することが判る。

このように液晶表示器には、その出力画像が見る方向に
よって濃淡が生ずるので、前述のような複写機などの原
稿押え板に液晶表示面を取着した場合、核表示面に画像
を出力しても見えにくい場合が生ずるおそれがある。

本発明はこのような事態にかんがみてなされたものであ
って、液晶表示面の画像を嫉視するために液晶表示面を
開放したときに画像が見難い場合にはこれを適度に傾け
て嫉視者にとって見易い位置に半固定し得るようにして
前述のような欠点を解消するものである。

第３図は本発明による表示面の変向装置を配した、複写
機とコンピュータを連動した装置を示すものであって、
第１図に示したものと同様に複写機１の、原稿押え板２
の内側に液晶表示面３を取着し、ケーブル６によって、
これをコンピュータ５（！：作動的に連結して、その出
力を前記表示面に表示し、第３図のような位置において
該出力画像を嫉視し得るとともに、この画像を原稿とし
て直ぢにハードコピーを得るように構成したものである
。

このようなものにおいて本発明においては、前述のよう
な液晶表示面の視角依存性に対応するために、表示面３
を取着した原稿押え板２の原稿載置部４に対する開き角
度を種々変改した位置で半固定状態に維持できるように
して、と（に第２Ｃ図、第２Ｄ図において説明したよう
なコントラスト比の偏倚性向を補償し、出力画像を良好
な状態で嫉視できるようにしたものである。

原稿押え板２は複写機本体に対してヒンジ結合されてお
り、本発明による押え板半固定手段はヒンジの存在する
側に配されていて、以下第４図。

第５図によってその構成について説明する。

第４図は本発明の実施例を示し、第３図鎖線Ｔ・に囲ま
れた範囲の部分を示す拡大側面図である。

複写機本体１に開閉自在に接続された、液晶表示面：３
をそなえた原稿押え板２の、本体への接続部側の少なく
とも一方の端部には凸状の角度調整部材９が一体的に形
成されており、その外周適所に複数個（図示の実施例に
おいては３個）の溝９３１゜９ｂ、９ｃが形成しである
。

原稿押え板２の、複写体本体に近い側の縁部には長溝２
ｂが形成されており、この長溝の下端開口部近傍には、
側面からみてほぼ３角形状をなしており、そのひとつの
頂点の位置において前記長溝内適所に枢着１０ａされて
いる係合駒１０が揺動自在に配しである。

前記長溝２ｂ内には操作ｉ１２が摺動自在に装着されて
おり、この操作杆に取着した棒体１１の先端が前記係合
駒１０に接続されさらに、はね１３の作用によって圧接
されて、これによって係合駒１０は同図実線の位置に回
動せしめられて角度調整部材９の溝９ａ等のうちのいづ
れかに係合し、押え板２および表示面３をそれに見合う
位置に半固定する。前記操作杆１２は、第３図に示すよ
うに押え板２の側方に突出して操作者が操作することが
できるから、た吉えば第４図々示のように、係合駒１０
が溝９１′）に嵌入している場合、押え板２をさらに時
計方向に回動させるには、操作杆１２を引きあげて係合
駒１０を第４図点線の位置まで回動させて係合駒さ溝の
保合を断って押え板を回動させた後、係合駒を他の溝へ
嵌挿させればよい。

また押え板２を第４図反時計方向に回動させる場合には
、押え板をそのまま回動させれは、係合駒ＩＯは、はね
１３の作用に抗して同図点線方向に回動して角度調整部
材の溝から脱出して、自由に回動させることができる。

なお第４図に符号２ａで示す部分にはその先端に屈曲部
２Ｃをもうけ、押え板２が時計方向に回動じたときに該
屈曲部が本体１の適所に係止して押え板２のそれ以上の
回動を阻止するためのスト第５図は本発明の他の実施態
様を示すもので、第４図のものと同様の部分を表わして
おり、対応する個所には同一の符号を付して示しである
。

図から判るように長溝２ｂ内には、はね１５によ゛つて
外方に突出傾向をそなえた係合駒１４が装着されており
、その先端突部が角度調整部材９にもうけた溝９ａ、９
ｂ等のうちのひとつに嵌入して押え板２をこれに対応す
る位置に保持しでいる。

押え板２を図示時計方向ないし半時針方向に回動ずれば
、ばね１５の作用に抗して係合駒１４が溝９３等から脱
出し、押え板２の回動角度に応する位置の溝にふたたび
嵌入して押え板を当該位置に保持することになる。押え
板２１１表面３等を含む回動部分が比較的軽量の場合に
はこのような構成としてもよい。

本発明は、以上説明したような構成をそなえているから
、前述のように液晶表示面の大きい視角依存性を有する
方向にあわせてこれを取着しまた押え板２の角度調節方
向とを一致させることにょって、操作者はつねにもつと
もコントラスト比の大きい位置で、鮮明な画像を嫉視す
ることができるので操作が楽になり疲労も少ない装置が
得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は複写機などや独立した画像形成装置六コンピュ
ータ等を作動的に接続した装置とを示す斜視図、 第２Ａ図ないし第２Ｄ図は液晶表示面のコントラスト特
性を示す説明図、 第３図は、第１図の装置に本発明を適用した実施例を示
す斜視図、 第４図、第５図は本発明の実施例を示す要部の拡大斜面
図である。 １・・・複写機、２・・・原稿押え板、３・・・液晶表
示面、４・・・原稿載置部、５・・・コンピュータ、１
０．１４・・・係合駒、１１・・・棒体、１２・・・操
作杆、１３．１５・・ばね。 特許出願人　キャノン株式会社 代理人　弁理士　入　江　界１、．゛゛ゝ。 第１図 第２Ａ図 第２８図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 原稿を光学的に読み取り処理する装置の原稿載置部に、
   現消自在の画像を表示する表示面を原稿とし得るように
   配したものにおいて、該表示面の原稿載置部に対する角
   度を複数の位置で各独立に保持し得る手段をもうけた表
   示装置。