JPS6069111A - 2−ピリジル基を有する有機重合体 - Google Patents

2−ピリジル基を有する有機重合体

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JPS6069111A
JPS6069111A JP17781483A JP17781483A JPS6069111A JP S6069111 A JPS6069111 A JP S6069111A JP 17781483 A JP17781483 A JP 17781483A JP 17781483 A JP17781483 A JP 17781483A JP S6069111 A JPS6069111 A JP S6069111A
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JP
Japan
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optically active
polymer
methacrylate
organic polymer
diphenyl
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JP17781483A
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Hiraaki Yuuki
結城 平明
Yoshio Okamoto
佳男 岡本
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Daicel Corp
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Daicel Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 不発明は新規な有機重合体及びその共重合体に関するも
のであり、光学分割や溶媒分朧等の分離剤として有効な
ものである。
本発明者等は、先に41iF開昭56−106907号
において、メタクリル酸トリフェニルメチルを構成単位
とする光学活性高分子を開示し、特開昭56−1422
16号において、上記光学活性高分子が光学分割に有効
であることを開示した。さらに特開昭57−15045
2号及び特開昭57−209908号においてメタクリ
ル酸ジフェニル−2−ナフチルメチル及びメタクリル酸
ジフェニル−4−ピリジルメチル、メタクリル酸トリー
論−トリルメチルを構成単位とする光学活性高分子を開
示した□。さらにメタクリル酸ジンエニルー4−ピリジ
ルメチルが光学分割に有効であることを開示したが、こ
の分野の研究をさらに続け、上記とは別種の高分子物質
を得るに到った。さらに本発明の新規な光学活性高分子
物質は光学活性メタクリル酸トリフェニルメチルよりも
耐加水分解性にすぐれ、耐加水分解住処すぐれたメタク
リル酸ジフェニル−4−ピリジルメチルよりも広範囲の
光学異性体の分割に有効であることを見い出したもので
ある。
すなわち1本発明は、下記式で表わされる構成単位を主
体とすることを41il−徴とする有機重合体又はその
共重合体である。
H3 ■ C;0 上記の高分子は(ト)体、8体のほか2セミ体をも含む
ものであり、ラセミ体の場合はこれを(ホ)体及び8体
に分割すると各々が光学活性を有し、分離剤として利用
できる。これらの重合体及び共重合体の中、旋光度が(
ホ)又は(へ)のいずれかで光学活性を有するものが、
優れた性能を有する分離剤として利用できる。特に比旋
光度〔α〕565の絶対値が50°以上、好ましくは1
00°以上である光学活性な高分子物質が、特に優れた
性能を有する分離剤として利用できる。
以上述べた本発明の光学活性な重合体及び共重合体にお
いては、重合体又は共重合体が不斉のコンホメーション
(恐らくは巻き方向が左右の何れか一方に偏つ九らせん
構造)を維持し、その結果重合体分子が分子不斉となっ
ており、それに基づくと考えられる旋光性を示すことで
ある。
このような理由により、本発明の新規高分子物質は、光
学分割剤として有用である。
またこの新規高分子物質は、合成反応中に存在させるこ
とにより不斉合成の場として利用することもできる。
本発明の高分子物質を製造するに用いるモノマーは前述
の主構成単位を形成するメタクリル酸シンエニルー2−
ピリジルメチルを必須として他の種々の共重合モノマー
を含む。この必須モノマーは公知の製造方法にて容易に
得られるものであり、例えば、メタクリル酸り胃ライド
とジフェニル(2−ピリジル)カルビノールのHa 塩
とをテトラヒドロフラン中で反応させることKより得ら
れる。該ジフェニル(2−ピリジル)カルビノールはピ
コリン酸とベンゾフェノンをp−ジメチン中で窒素気流
下遮光状態で還流させ脱炭酸を行なうことにより得られ
る。
詳細な反応は、M、 R* F、 AaMorth、 
R,P、 Daffern*D、L、Hammiok、
J、Oham、Soo、、80 ?(1959)K記載
されている。
本発明の共重合体を得るに使用する七ツマ−は上記の必
須モノマーの他にコモノマーとして、メタクリル酸トリ
フェニルメチルやN、N−ジ置換アクリルアミドを任意
の割合にコモノマーとして混合できる。その他のコモノ
マーとして、共重合可能な七ツマ−を光学活、性を損な
わない範囲で含んでも良い。この場合、共重合可能なモ
ノマーとしては、スチレン紡導体、共役ジエン類、メタ
クリル酸エステル、メタクリロニトリルなどが例示でき
る。もちろん、共重合体としては、ブロック共重合体、
グラフト共重合体でも良い。これらはそれ自身のみでは
光学活性なポリマーを構成しえないモノマーであるが、
本発明のコポリマーの一要員としてもその光学活性を損
なうことはない。
上記のモノマー、又はモノマー混合体を重合することに
よって1本発明の高分子物質を製造することがで館る。
重合方法としては2セミ体を得る場合、並びに光学的に
活性なポリマー、すなわち旋光度が(ホ)体又は(へ)
体のいずれかを得る方法がある。
2セよ体を得る場合は、一般的なイオン重合法やラジカ
ル重合法で得られるが、例えば溶剤としてトルエン%T
HFなどを用い、アルキルリチウムを触媒として、−9
8〜+6DCの温度条件でイオン重合を行なう・ 一方本発明の光学活性な新規高分子物質を得るためのイ
オン重合法は、重合開始剤として光学活性なアニオン触
媒を用いる。
ここでいう光学活性なアニオン触媒とは、光学活性な有
機化合物のアルカリ金属化合物及び有機アルカリ金属化
合物とこれに配位しうる光学活性な有機化合物からなる
錯体である。
上記の光学活性な有機化合物のアルカリ金属化合物の好
ましい例としてはリチウA(RJ又は(87−N−(1
−フェニルエチル)アニリトカある。
リチウム(R)−M−(1−フェニルエチル)アニリド
は、(RJ−IJ−(1−フェニルエチルンアエリンと
n −BuLi との反応で合成した。又その鏡像体も
使用可能である。
例えば、重合開始剤として、(RJ−N−(1−フェニ
ルエチル)アニリドを用いるときは、溶媒としてはベン
ゼン、トルエンやテトラヒト四7ラン(THF)、ジオ
キサン、ジメトキシエタン、ジエチルエーテル、ピリジ
ン、テトラヒト四ビラン、ジメチルスルホキシド(DM
80)、DMFなどが使用できる。
又、別の光学活性なアニオン触媒として有機アルカリ金
属化合物とこれ纜配位しうる光学活性な有機化合物から
なる錯体がある。具体的に例示すると(へ)−スパルテ
ィンーn −BuLi、 H−6−ニチルスパルテイン
ー〇 −BuLi、(ト)−6−ペンジルスパルテイン
ーn −BuLi Nヒθ−ジヒドロスパルティンーn
 −BuLi 等の(ホ)又は(へ)−スパルティン又
はその誘導体とアルキルリチウムとの錯体がある。その
他のアルキルリチウムとしては、例えばt−ブチルリチ
ウムや1,1−シンエニルヘキシルリチウム、フルオレ
ニルリチウム等である。さらに、 I41iA昭57−
056909号に記載の光学活性な重合用触媒も使用で
きる。
有機アルカリ金属化合物と、これに配位し5る光学活性
な有機化合物とは、型温で混合して錯体′fr:―製し
得る。
さらに1次のようなものも例示できる。即ちスチレン誘
導体、メタクリル酸エステル類のりピングポリマーとH
又は(ト)スパルテインおよびその誘導体から得られる
錯体などがある。
重合は、溶媒中で実施される。醪媒は、モノマー及びポ
リマーを少(なくとも低重合体の間は溶解するものであ
ればいかなるものでも良いが、アニオン重合および光学
活性な重合を妨害するものは勿論使用できない。
光学活性なアニオン触媒として有機アルカリ金属化合物
とこれに配位しうる光学活性な有機化合物からなる錯体
を用いる場合にはベンゼン、トルエン、ジオキサン、ジ
エチルエーテル、ヘキサン−ベンゼン混合物、ヘキサン
−トルエン混合物などは使用できるが、T)IPは使用
できない。
重合温度は、−98°〜+60C1好ましくは、−78
°〜+40Cである。
本発明の新規高分子物質は、リビング重合のため、反応
終了後、アルコール等で末端封鎖することが好ましい。
光学活性なアニオン触媒を用いて合成したポリマーは、
旋光度が通常の測定法で測定して(ト)又はHのいずれ
かを示すものである。分離剤として使用される上記光学
活性ポリマーは、比旋光度〔α〕365の絶対値が50
°以上、好ましくは1000以上であり、さらに好まし
くは〔α〕365の絶対値が200°以上である光学活
性ポリマーである。又重合度は、ゲル・パーミェーショ
ン・り四マドグラム法(epo法〕で測定した値で5以
上である。
可溶性重合体については、@接GPO法で測定すること
ができるが、不溶性電合体については、該重合体を加水
分解してポリメタクリル酸となし、これをさらにメチル
エステル化して、ポリメタクリル酸メチルに変換して測
定する。
尚本発明に係わる光学活性な高分子物質は、ラセミ体を
本発明の新規高分子物質を用いて光学分割して製造する
ことができる。この場合有利なことは反対側の光学活性
を有する高分子物質を製造できることである。例えば、
特開昭56−142216号に記載したような方法で、
光学活性なメタクリル酸トリフェニルメチルエステルで
ラセミ体を分離することもできる。
本発明の光学活性ポリマーを分離剤として使用するには
特開昭56−142216号に記載のようにそのまま粉
砕分級して使用することもできるし、特開昭57−15
0452号に記載のように、本発明の光学活性な高分子
電合体を過当な担体に保持させ、その分離効果を上げる
方法でも使用できる。
用いられ得る固定相担体又は保持体としては、本発明の
尚分子物Xt−コーティングできる充填剤であればいか
なるものでも良い。
充填剤として例示するならば、シリカゲル、アルミナ、
ガラスピーズなどの無機系充填剤、ポリスチレン、ボリ
アイド、ポリアクリレートなどの高分子物質からなる有
慎系吸着用光積剤などがある。
とnらの固定相担体については、必要に応じて前もって
、前処理することもできる。前処理としては、シラン処
理などがある。
固定相保持体に本発明の高分子物質を含ませる方法とし
ては、?l!I埋的に被覆する方法又は化学的に結合さ
せる方法などもある。
仮構方法としては例えば侍られた高分子物質を溶媒に溶
解し、これを固定相保持体に加えて、溶媒を留去、乾燥
させる方法がある。
又、同定相光穢剤の存在下に厘合反応を行なうこともで
きる。
なお、固定相保持体としては、該高分子物質を変質させ
ないものを選ぶことが好ましい。又1、t1m当な空隙
をもつものが好ましい。
]題定相担体へ該高分子物質を含ませる電としては、0
.01〜100嵐−%が適当である。
本発明の実施に当って好ましい固定相担体としては、全
多孔性微粒子充填剤が液体クロマトグラフ分析に用いら
れる。全多孔性微粒子としては、平均粒子径が1μI1
1〜5mであり、平均細孔直径が100〜50000A
のものである。
本発明の有儀亘合体又はその共重合体を主たる袷成要索
とする分離剤は溶媒に可溶でこの分離剤で光学分割し得
るものであれば広範な種類の光年異性体について光学分
割でき、腸・肪族、脂環族或は芳香族の炭化水素、/%
ログン化物。
アルコール、アルデヒド、ケトン、カルボン酸、アミン
、エーテル、エステル、アミド、ニトリルなどが含まれ
る。
又、光学分割の効率を向上させるため、必要に応じてラ
セミ体をエステル化、アセタール化、アシル化などの様
な前処理することも好ましい。
本発明の光学分割法の実施に当たっては液体クロマトグ
ラフィーのための過当な俗媒を選定することが必要であ
る。即ち、ラセミ体の溶媒であり、且つ分離能の優れた
溶媒が必要である。
以下本発明を本発明に用いる光学活性な新規尚分子物質
の合成例、実施例及びこれを用いた本発明の光学分割法
の実施例についてB!i?、#Jするが、本発明はこれ
らの例によって制限されるものではない。
尚、合成例及び実施例中の測定は以下の装置及び方法を
用いて行なった。
(1)NMRスペクトル及びIRスペクトルの測定 NMR測定は、CD01!、中35Cで日本電子表NM
R、Speotrometer JNM−MH−too
cを用いて行い、IR測測定、日本分光i MODI!
LI R−S Speotrophotometerを
用いて行った。
(2)ポリマーの重合度 ポリマーの重合度および分子蓋分布は、8hodex 
A 80 Mカラム2本を装着した日本分光[FLo−
AIO型高速液体り四マドグラフを用い、THFを溶離
液として、ポリメタクリル酸ジフェニル(2−ビリジ々
)メチルをポリメタクリル酸メチルに誘導して、GPO
測定を行なって算出した。
ポリメタクリル酸ジフェニル(2−ピリジル)メチルを
ポリメタクリル酸メチルに誘導する方法としては例えば
25−のナスフラスコにメタクリル酸ジフェニル(2−
ピリジルメチル)200ダを入れ、これにメタノール1
5dと濃塩酸およそ1−を加え、12時間還流を行う。
溶媒を留去した後水を加えてよくかきまぜ、不溶部を遠
心分離によって単離し、真空加熱乾燥する。次に、この
ポリマーを25−のナスフラスコに入れ、乾燥ベンゼン
10mを加える。これに、ジアゾメタンのエーテル溶液
を窒素の気泡が出なくなるまで加えポリメタクリル域メ
チルとする。溶媒を留去した後、ポリマーを再び少量の
ベンゼンに溶解させ、凍結乾燥を行う。約6ow9(中
100%)のポリメタクリル酸メチルが得られる。
(3)旋光度の測定 ポリマーの旋光度は、日本分光製り工P−181型デジ
タル旋光計を用い、25℃で測定した。
合成例1 2tの丸底フラスコに、ピコリン酸119f(0,96
8mol )とベンゾフェノ7715f、それにp−シ
メン700−を入れ、窒素気流下遮光状態で6時間還流
を行う。約150℃で002が発生し、これが2〜3時
間続く。還流終了後、反応混合物を室温に戻し1反応液
を3M塩酸水溶液で4回抽出する。次に、水層に、4N
水酸化す) IJウム水溶液を強アルカリ性になるまで
加える。ここで、ジフェニル(2−ピリジル)カルビノ
ールが析出してくるが、ベンゼンで抽出し、このベンゼ
ン層を濃縮乾燥することによって、ジフェニル(2−ピ
リジル)カルビノール粗結晶44t(収率18チ)が得
られる。精製はメタノールで再結晶して行った。融点は
106〜107Cであった。
合成例2 乾燥窒素気流下で加熱乾燥した1!の三ツ口7ツスコに
、合成例1のアルコール40 #(0,151mol 
)と、窒素下LiAl!l(4t−加えて蒸留精製した
T)Ir2O3−を入れ、攪拌機と適下冒−トを取り付
ける。溶液をOCに冷却したのち、攪拌しながら水素化
ナトリウム(Oll 5uspension。
Q−&*60%含有) 5,841 (Haft o、
a、0.16mol含有)t−少しずつ加える。2時間
攪拌したのち、メタクリル酸クロリド15.51Ll(
0,16mol )をTHF5011LIK溶解させた
もの′t−t−滴下トート20分かけて滴下する。滴下
終了後、反応液を分液ロートに移し、これに飽和炭酸ナ
トリウム水溶液とエーテルを入れ、数回抽出を行う。エ
ーテル層をMgSO4で乾燥したのち、溶媒を留去して
粗メタクリル醒ジフェニル〔2−ピリシル〕メチル48
.9(96%)を得た。モノマーの同定は元素分析、X
RスペクトルおよびNMRスペクトルにより行った。′
N製は、エーテルで数回再結晶して行い、その融点は1
28〜129Cで、再結晶収率は75%であった。
元素分析の結果を下に示す。
実測値 0 : 80.54%、 H: 5.81%、
N:4,30%針算値 0 : 80,22%、 H:
 5.81%、 N : 4.25%実施例1〜6 合成例2で得られたモノマーの重合を行なった。重合の
試薬としては以下の方法でN製したものを用いた。
■ α、α′−7ゾビスインプチiニトリル(AIB)
i)市販品(牛丼、GR)をそのままトルエン溶液にし
て用いた。
■ n−ブチルリチウム(BuLi) アルゴン気流下でn−プチルクlリドと金属リチウムを
n−へブタン中で反応させ1iIl製したものを用いた
◎ ■ N、w’−ジフェニルエチレンジアミンのモノリチ
ウムアンド(DPEDA−Li) 市販品(牛丼、gp)のN、N’−ジフェニルエチレン
ジアミンをヘキサンより再結晶し、重合直前にこれのト
ルエン溶液に室温で当量のBuLi のへブタン溶液を
加えて合成した。
■ も−(へ)−スパルテイン(sp)市販品(81部
MA 社)のL−(へ)−スパルテインを0&H2で乾
燥後蒸留精製し、トルエン溶液として自製したものを用
いた。
■ (RlR) −H−2,5−ジメトキシ−1,4−
ビス(ジメチルアミノ)ブタン(DDB)市販品(Al
drioh社)のDDBを0aH2で乾燥後蒸留精製し
、トルエン溶液として自製したものを用いた。
重合は乾燥窒素気流下でアンプル型重合管にモノマー1
部に対し乾燥トルエン20部を入れトルエン溶液とし、
これを所定の温度にしたのち、触媒を加えて行った。不
斉重合における触媒は使用直前にトルエン中室温で有機
アルカリ金属と不斉配位子とを1 : 1.2の割合で
混合して自製した。ポリマーは少量のメタノールで重合
を停止した後重合溶媒の15〜20倍麓のメタン−ルに
沈殿させ遠心分離によって単離した。
表1にメタクリル酸ジフェニル(2−ピリジル)メチル
の血合結果を示した。
実施例7 実施例4で得られたポリマーをTHF可溶部と不溶部に
分け、THF可溶部のポリマー(〔α〕ズス、−410
°)のGPO測定を行ない、分取して旋光度を測定した
結果を第1図に示した。
第1図中の比旋光度は0HO1!3− )リンロロエタ
ノール混合溶媒(混合比9:1)で測定したものである
実施例8 実施例7と同様にしてポリマーをapoで分取し、比旋
光度〔α〕因ス、+296°、〔α〕i”、5−590
゜のポリメタクリル酸ジフェニル(2−ピリジル)メチ
ルを得た。
20口〃aのナスフラスコに20.9のシリカゲル(メ
ルク社、Liohrosphar 81 4000 )
を入れ、これを1000で5時間真空乾燥して活性化を
行った。温度t−車室温戻してから、窒素下で、精製ト
ルエン120mA!、)リエチルアミン4mA!、ジフ
ェニルジク00シラ74Nをこの順に添加した。還流を
4時間行い一晩放置した。
反応混合物をメタノール600−中に注ぎ入れたのち、
シリカゲルをr別した。十分な量のメタノールで洗浄を
行った。このシリカゲルを2時間室温で真空乾燥したも
のを担体として用いた。先に得られた〔α)iHs+2
96°のポリマー660vyt−OHOl、 −10%
トリフl:2t2!タノール12−に溶解させ、この溶
液を50mのナスフラスコに入れた5Iのジンエニルジ
ク0I27ラン処理を旋したシリカゲルに加えた。次に
、溶媒を留去し、50分間真空乾燥を行った。さらに5
0Cで、1時間真空乾燥を行った。このようにして、ポ
リマーがコーティングされたシリカゲルを充填剤に用い
た(充填剤A)。
〔α)565−590°のポリマー660inyt−テ
トラヒト四フラン151に溶解させて〔α)鱈、+29
6゜のポリマーと同様にしてコーティングし充填剤とし
た(充填剤B)。
充填剤A及びBを各々内径0.46cm長さ25mのカ
ラムにスラリー法でバッキングし、カラム人1カラムB
とした。カラAA及びカラムBで稙々の2セミ体を光学
分割した結果を表2に示した。尚メタノールを溶媒に用
いてアセトンのカラムA及びカラムBに対する段数は各
々6700段、6000段であった。
−24− 比較例1 ポリメタクリル酸ジフェニル(4−ピリジル)メチル(
〔α)L”°)を実施例8と同様にしてコーティングを
行ない、同じ条件で分割を行なったが、1の化合物は分
割することができ九が、2〜5の化合物ではピークの分
離は見うれなかった。
比較例2 ポリメタクリル酸トリフェニルメチルを実施例8と同様
にして同じ条件で分割を行ない、3力月使用した結果若
干のカラムの劣化が見られたが、力2ムA及びカラムB
はほとんど劣化しなかった。
【図面の簡単な説明】
第1図はポリメタクリル酸ジフェニル(2−ピリジル)
メチルのCkpoチャートである。 出願人代理人 古 谷 馨 第 1 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 下記式で表わされる構成単位を主体とすることを
    特徴とする有機重合体又はその共重合体。 OH。 C=O 2、比旋光度が(ホ)又はHのいずれかで光学活性を有
    する特許請求の範H第1項に記載の有機重合体又はその
    共重合体。
JP17781483A 1983-09-26 1983-09-26 2−ピリジル基を有する有機重合体 Pending JPS6069111A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6232107A (ja) * 1985-08-05 1987-02-12 Daicel Chem Ind Ltd 光学活性な有機重合体の製造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57209908A (en) * 1981-06-19 1982-12-23 Daicel Chem Ind Ltd Organic polymer

Patent Citations (1)

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