JPS6068856A - 容器内圧の増加防止方法 - Google Patents
容器内圧の増加防止方法Info
- Publication number
- JPS6068856A JPS6068856A JP58176417A JP17641783A JPS6068856A JP S6068856 A JPS6068856 A JP S6068856A JP 58176417 A JP58176417 A JP 58176417A JP 17641783 A JP17641783 A JP 17641783A JP S6068856 A JPS6068856 A JP S6068856A
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- JP
- Japan
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- container
- internal pressure
- increase
- space
- aqueous solution
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は容器内圧の増加防止方法に関する。
水溶液あるいは酪農専用消毒剤等の動物薬用水溶液に炭
酸水素ナトリウムが配合される機会は多い。
酸水素ナトリウムが配合される機会は多い。
特に殺菌消毒を目的として陽イオン性界面活性剤。
すなわち逆性石ケンを配合した水溶液におjlては炭酸
水素ナトリウムが主として配される。炭酸水素ナトリウ
ムは水溶液のpHを生理的pHに緩衝する上で特に便利
なのである。緩衝剤としてはポリリン酸ナトリウム、ト
リポリリン酸ナトリウムなどのリン酸系化合物あるいは
、硅酸塩類、クエン酸ナトリウム、グリコン酸ナトリウ
ム等があるが。
水素ナトリウムが主として配される。炭酸水素ナトリウ
ムは水溶液のpHを生理的pHに緩衝する上で特に便利
なのである。緩衝剤としてはポリリン酸ナトリウム、ト
リポリリン酸ナトリウムなどのリン酸系化合物あるいは
、硅酸塩類、クエン酸ナトリウム、グリコン酸ナトリウ
ム等があるが。
リン酸系化合物は水質汚染が起こりやすく、硅酸塩類は
溶解性が低く、グルコン酸ナトリウム、クエン酸す)I
Jウムは経時的に変色するほか7希釈 1した場合にお
ける緩衝能が劣っている等の理由により、使用されない
かあるいは使用されても実用的ではない。炭酸水素ナト
リウムはこうした難点を持たないので、上記医薬用ある
いは動物薬用の水溶液に実用的に、かつ便利に使用され
る。
溶解性が低く、グルコン酸ナトリウム、クエン酸す)I
Jウムは経時的に変色するほか7希釈 1した場合にお
ける緩衝能が劣っている等の理由により、使用されない
かあるいは使用されても実用的ではない。炭酸水素ナト
リウムはこうした難点を持たないので、上記医薬用ある
いは動物薬用の水溶液に実用的に、かつ便利に使用され
る。
しかしながら、炭酸ナトリウム水溶液が加温にるところ
であり、従って、炭酸水素ナトリウムが配合された水溶
液を容器に充填密閉した場合において、容器が外部より
加温されたときには9発生した二酸化炭素ガスにより容
器内圧が増加する危険がある。例えば圧力により変形し
やすいプラスチック容器においては内圧増加により膨張
、変形。
であり、従って、炭酸水素ナトリウムが配合された水溶
液を容器に充填密閉した場合において、容器が外部より
加温されたときには9発生した二酸化炭素ガスにより容
器内圧が増加する危険がある。例えば圧力により変形し
やすいプラスチック容器においては内圧増加により膨張
、変形。
破損の危険があり、またガラス容器、ブリキ容器におい
ては内圧増加により開封時に内容液が飛沫する危険があ
る。
ては内圧増加により開封時に内容液が飛沫する危険があ
る。
本発明者はこの危険を解消するために炭酸水素ナトリウ
ムが配合された水溶液を充填した容器の容器内圧の増加
を防止することを目的として検討をおこない、その結果
、容器空間の一部を二酸化炭素ガスによって置換するこ
とにより、該目的が達成されることを知り本発明を完成
した。
ムが配合された水溶液を充填した容器の容器内圧の増加
を防止することを目的として検討をおこない、その結果
、容器空間の一部を二酸化炭素ガスによって置換するこ
とにより、該目的が達成されることを知り本発明を完成
した。
れぞれ市販のものを使用すればよい。二酸化炭素ガスが
容器空間を占める置換率は大きければ大きい程有効であ
り、特に限定はされないが、後記実験例に示されるとお
り、40%に達すると内圧は無視できるほどに小さくな
り、40%以上である必要はな(なる。
容器空間を占める置換率は大きければ大きい程有効であ
り、特に限定はされないが、後記実験例に示されるとお
り、40%に達すると内圧は無視できるほどに小さくな
り、40%以上である必要はな(なる。
炭酸水素ナトリウムの濃度は水溶液の用途および必要な
緩衝能に応じて自由に適宜定められ9本発明を限定する
ものではない。
緩衝能に応じて自由に適宜定められ9本発明を限定する
ものではない。
本発明に係る水溶液は医薬用、動物薬用であり。
特に殺菌消毒の目的で陽イオン性界面活性剤が配合され
る場合に有効であるが、これに限定されない。また本発
明に係る容器は医薬用、動物薬用の゛ 水溶液が充填さ
れる容器一般であり、特にプラスデック容器の場合に有
効であるが、これに限定されない。
る場合に有効であるが、これに限定されない。また本発
明に係る容器は医薬用、動物薬用の゛ 水溶液が充填さ
れる容器一般であり、特にプラスデック容器の場合に有
効であるが、これに限定されない。
まず所定容器に本発明に係る水溶液を充填し。
次に二酸化炭素ガスを空間部分に注入し、直ちに密閉す
ればよい。
ればよい。
次に本発明の効果を実験例をもって説明する。
実験例1
3%炭酸水素ナトリウム水溶液400 aLを内容積7
00 rnlバイアル瓶へ充填し、その空間を炭酸ガス
濃度5%、10%、 1596.20凱25%、30%
、35%。
00 rnlバイアル瓶へ充填し、その空間を炭酸ガス
濃度5%、10%、 1596.20凱25%、30%
、35%。
409L6になる様に巖酸ガス置換した後、ゴム栓打栓
。
。
アルミキャップ捲線した。これを45℃恒温室にて10
日間保存した後、圧力ゲージで)くイアル空間の圧力を
測定しその結果を第1表に示した。
日間保存した後、圧力ゲージで)くイアル空間の圧力を
測定しその結果を第1表に示した。
第1表
実験例2
容量23Lの高密度ポリエチレン容器(最低肉厚1.5
間取上2重量1.5ky以上)に18L充填し、その空
間を炭酸ガス濃度、15%、20%+ 25LX)、
30%になる様に置換した。
間取上2重量1.5ky以上)に18L充填し、その空
間を炭酸ガス濃度、15%、20%+ 25LX)、
30%になる様に置換した。
これを45℃の恒温室にて10日間保存した後、容器の
縦および横の長さ、すなわち図1に示されるAおよびB
の長さをパスで測定し、膨張増加した長さをめて第2表
に示した。
縦および横の長さ、すなわち図1に示されるAおよびB
の長さをパスで測定し、膨張増加した長さをめて第2表
に示した。
第2表
以下に記載する実施例をもって本発明をさらIこ具体的
に説明する。
に説明する。
実施例1
メチルドデシルペンチルトリメチル
アンモニウムクロライドとメチルド
デシルキシリレンビストリメチルア
ールエーテル 10部
炭酸水素ナトリウム 25部
を精製水にて溶解し全量23Lのポリエチレン容器に1
8L充填し、その空間を炭酸ガスで3096置換する。
8L充填し、その空間を炭酸ガスで3096置換する。
実施例2
ジメチルベンジルアルキルアンモニ
ウムクロライド
(アルキルは炭素数8〜18) 10部炭酸水素ナトリ
ウム 30部 精製水にて溶解し全m23Lのポリエチレン容器に18
1充填し、その空間を炭酸ガスで2096置換する。
ウム 30部 精製水にて溶解し全m23Lのポリエチレン容器に18
1充填し、その空間を炭酸ガスで2096置換する。
図1は実験例2に記載の図1に相当し、高密度ポリエチ
レン容器の上面図÷+−81価−INを表わす図面であ
る。 特許出願人 工−ザイ株式金社
レン容器の上面図÷+−81価−INを表わす図面であ
る。 特許出願人 工−ザイ株式金社
Claims (2)
- (1)炭酸水素ナトリウムが配合された医薬用あるいは
動物薬用水溶液を容器に充填するにあたり、当該容器の
空間の一部を二酸化炭素によって置換することを特徴と
する容器内圧の増加防止方法 - (2)容器がプラスチック容器である特許請求の範囲第
1項記載の容器内圧の増加防止方法(3)空間の一部が
5〜40%である特許請求の範囲第1項または第2項記
載の容器内圧の増加防止方法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58176417A JPS6068856A (ja) | 1983-09-26 | 1983-09-26 | 容器内圧の増加防止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58176417A JPS6068856A (ja) | 1983-09-26 | 1983-09-26 | 容器内圧の増加防止方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6068856A true JPS6068856A (ja) | 1985-04-19 |
JPH0456626B2 JPH0456626B2 (ja) | 1992-09-09 |
Family
ID=16013324
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58176417A Granted JPS6068856A (ja) | 1983-09-26 | 1983-09-26 | 容器内圧の増加防止方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6068856A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62194861A (ja) * | 1986-02-20 | 1987-08-27 | ロ−ト製薬株式会社 | 液状医薬品包装体 |
JPH0549675A (ja) * | 1991-08-28 | 1993-03-02 | Fuso Yakuhin Kogyo Kk | 重炭酸塩化合物含有薬液保存用の包装体 |
WO1994016663A1 (en) * | 1993-01-22 | 1994-08-04 | Otsuka Pharmaceutical Factory, Inc. | Bicarbonate-containing powdered medicine storage container and method of stabilizing the same medicine |
JPH06339512A (ja) * | 1994-04-25 | 1994-12-13 | Fuso Yakuhin Kogyo Kk | 炭酸ガス発生型脱酸素剤の新規な用途 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56166853A (en) * | 1980-05-26 | 1981-12-22 | Nikkiso Co Ltd | Method of preserving and using bicarbonate undiluted solution |
JPS5810058A (ja) * | 1981-07-10 | 1983-01-20 | 日機装株式会社 | 透析液貯槽 |
-
1983
- 1983-09-26 JP JP58176417A patent/JPS6068856A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56166853A (en) * | 1980-05-26 | 1981-12-22 | Nikkiso Co Ltd | Method of preserving and using bicarbonate undiluted solution |
JPS5810058A (ja) * | 1981-07-10 | 1983-01-20 | 日機装株式会社 | 透析液貯槽 |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62194861A (ja) * | 1986-02-20 | 1987-08-27 | ロ−ト製薬株式会社 | 液状医薬品包装体 |
JPH0632649B2 (ja) * | 1986-02-20 | 1994-05-02 | ロ−ト製薬株式会社 | 液状医薬品包装体 |
JPH0549675A (ja) * | 1991-08-28 | 1993-03-02 | Fuso Yakuhin Kogyo Kk | 重炭酸塩化合物含有薬液保存用の包装体 |
JP2505329B2 (ja) * | 1991-08-28 | 1996-06-05 | 扶桑薬品工業株式会社 | 重炭酸塩化合物含有薬液保存用の包装体 |
WO1994016663A1 (en) * | 1993-01-22 | 1994-08-04 | Otsuka Pharmaceutical Factory, Inc. | Bicarbonate-containing powdered medicine storage container and method of stabilizing the same medicine |
KR100294526B1 (ko) * | 1993-01-22 | 2001-09-17 | 오츠까 요시미쯔 | 중탄산염함유분말약제수용용기및약제의안정화방법 |
JPH06339512A (ja) * | 1994-04-25 | 1994-12-13 | Fuso Yakuhin Kogyo Kk | 炭酸ガス発生型脱酸素剤の新規な用途 |
JP2527532B2 (ja) * | 1994-04-25 | 1996-08-28 | 扶桑薬品工業株式会社 | 炭酸ガス発生型脱酸素剤の新規な用途 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0456626B2 (ja) | 1992-09-09 |
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